夢子|ホテル|フォト|ファイル|

 

温泉民宿  ( かのう )  

立地) 富山県氷見線終点の氷見駅から車で約10分。阿尾(あお)漁港そば。宿からちょっと

      下りるともうそこが阿尾漁港。港にある防波堤から見る、富山湾を隔てた立山連峰の

      景色は息をのむ。

    

                           数年前に泊まった「永芳閣」はすぐ上

部屋) 1人だったので多分一番小さな部屋の「ふじ」の間。人数に合わせて大小色々の大き

       さがあるようだ。部屋の名前は、全室、花の名前。

    

    

畳敷き7畳半の和室。あるものは、座卓とテレビ、金庫という超シンプル。掃除をよくしてあ

って、清潔。冬は寒いので暖房は不可欠。部屋の両隣は壁だから、民宿でありがちな、唐紙の

引き戸を隣の人がガラリと突然開けるというような心配は無い。もちろんドアに鍵もかけられ

る。だから安心。浴衣と厚手の羽織、薄い浴用タオル、歯ブラシ、ティッシュボックスあり。

座卓の上に、ほうじ茶が既に入ったポットと湯のみ茶碗と灰皿。夕食時に茶碗と灰皿は新しい

ものと取り替えてくれる。

トイレと洗面所)1階と2階にあって共同。トイレは男女別で水洗。清潔。

   

温泉) 

1階に男女別の天然温泉がある。ナトリウム・塩化物泉で、美人になる湯だとか。舐めて

みると「しょっぱい〜!」。高温で気持ちが良い。朝も6時から入れるらしい。氷見に

は50〜60軒の民宿があるというが、天然温泉を引いているのは、6軒くらいと聞

く。安くて、温泉にも入ることが出来て良いよね。

   

食事) 

夕食は、客ごとに別の食事室がある。この日も1階の8畳間で頂きました。コース料

理で、最初に並べられた料理以外は、出来たてを運んで来る。イカの数の子和え、帆

立のヒモと春雨胡麻油和え、カニが既に並べられたところで食事開始。ビールは大瓶

600円。そこに刺身盛り合わせ(寒鰤、ヤリイカ、目鯛、かじき、甘海老、鱈の子

つけ)が運ばれて来る。やっぱり寒鰤はうまいねぇ。鱈の子つけとは、このあたりだ

けで食べるらしく、鱈の切り身に鱈子をまぶしたもの。冷酒を頼む。富美菊。ちょっ

と甘いなぁ。700円。揚げたての天麩羅(魚、海老、かぼちゃ、サツマイモ、大葉)

に続いて寒鰤の塩焼。ここでもっと辛口の冷酒をと注文したら「風よ水よ人よ」が来

た。これも700円。アツアツの茶碗蒸し、先ほどから火を入れた帆立と鮭のバター焼、

鱈と氷見うどん鍋にご飯、メロンまで食べてご馳走さま。追加で舟盛りなど色々と注

文出来るのだが、1人なのでこれくらいにて。

   

  

  

朝食は、宿泊客全員、1階大広間で。ゆうべ、この部屋では地元の客らしい十数人が大宴会を

やっていた。泊まらずに宴会だけの客も多いらしい。 午前7時半から。

  

サービス)ご主人の叶夫婦とパートらしいおばさん達で運営している。奥さんは働き者で優し

  くて素朴に親切。田舎の親類を訪ねたような気分になる。

料金)1泊2食つきで8千円。ビール、冷酒2本入れても(税込み)1万500円!

所在地) 〒935-0002 富山県氷見市阿尾2810

     電話:0766-72-2503

行きかた)北陸本線「高岡」から氷見線〜所要時間28分〜終点の氷見駅下車

     駅前からタクシーで「阿尾の民宿叶かのう」と言えばたいがいわかる。タクシー運賃

     1300円位。

夢子の一言)4年半前には、叶の真上にある「永芳閣」に泊まった。見晴らしの良い露天風呂

は最高。部屋も立派だったが、お値段が高い。豪華は要らないから料理本位で安くしたいとい

うなら、ゼッタイここが良い。しかも温泉つきだし。

        ___________________________

     ホテル日記のトップに戻る   夢子倶楽部のトップに戻る