パクパク日記2年3月2週

        春のお彼岸にお花見?ご先祖さまも驚くよね

     日向灘の朝陽   

3月11日(月)晴れ 今日もあたたか

昼 新橋「シンガポール海鮮料理」 ナシゴレン 900

     

小舅(小姑はあるけど、小舅って言葉あります?)のような男性から「一日一麺主義者か?」

とか「呆れる麺喰い党」とチェックが入るので、昼に米を食べた。ちょっと辛いナシゴレン。

夜−1 銀座「牛庵」 サラダ、ヒレステーキ250グラム÷3、しゃぶしゃぶ鍋、雑炊、ビー

      ル、赤ワイン

   

  

兄2人と私で珍しい兄妹宴会。後ろを振り向くと、前回一緒にここに来た食いしん坊TK

が、牛肉のタタキ、特選ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きを食べている。舌腹会会員の真骨

頂は、気に入ったらすぐリピート、食べたいものは全部食べる。彼らの食欲に店の人も呆れ顔。

夜―2 銀座「某」 ジントニック

たまには「水入らず」もいいねぇ。クリスマスケーキを争って喧嘩していた兄妹も良い歳だ。

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3月12日(火)晴れ 今日もぽかぽか

昼 銀座「トラットリア VINO VINO」茄子のペペロンチーノ・サラダバー800円、カ

   プチーノ300

   

夜―1 新橋・正宗中国四川料理「趙楊」 お任せコース(五色四川攅盆(きゅうり・腸詰め・

   生海老・黄色のピータン、骨ツキスペアリブ)、酸菜排翅(牡蠣と椎茸・葱・カシューナッツ

   の四川炒め)、回鍋明虷(豚と蝦の四川炒め)、香辣仔鶏(朝天椒の風味で食べる鶏肉のフラ  

   イ)、趙楊茄子(茄子と松の実の餡掛け 海老せんべい)、水煮牛肉、ご飯、汁無し坦々麺、 

   スペシャル陳麻婆豆腐、ご飯、魚翅上湯(フカヒレスープ)、デザート、ビール、紹興酒

  

      五色四川攅盆      酸菜排翅 私は牡蠣を避けて野菜だけ食べた   

香辣仔鶏 赤い唐辛子は朝天椒   趙楊茄子(これだけ辛くない)  四川省で一番人気の水煮牛肉  

汁無し坦々麺 よ〜くかき混ぜて食べる 不思議な味  スペシャル陳麻婆豆腐は麻、麻 ご飯にかけて    

グルマンT氏は、実は辛いもの大好き。舌腹会創設時会員3名も、辛いもの大〜好き。という

ことで、合同宴会と相成った。T氏曰く「本場の四川料理に一番近い味」という同店に「本場

の人と同じ辛さにして下さい」との注文入りでお任せした由。辛い好きでもちょっとビビル。

さてコースが始まった。出て来る料理ごとに、「ほぉ〜」「ふ〜む」と感心しながら赤い息を吐

く。香辣仔鶏にたっぷり入っている大きな唐辛子は「朝天椒」という名前で、丸くて小さいも

のを半分にカットしたのだそうだ。と、何故かお客さんが私達のテーブルに説明に来た。熱狂

的なファンらしい。水煮牛肉は四川で一番人気のある料理とか。最後に追加したスペシャル陳

麻婆豆腐は「辣ラー」の辛さに加えて「麻マー」のシビレが良い。クセになるシビレだ。

夜―2 銀座「バーモンド」ギネス、ジントニック

「麻マー」のシビレは舌の周囲に感じるのだと知った。興奮してマーマー言いながら洋酒を。

夜―3 銀座「寓」ジントニック、ナッツ

「お客さ〜ん、終電車行ってしまいましたよ〜」。「じゃ、ゆっくり飲もう〜」

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3月13日(水)晴れ 

昼 銀座「ラベンダー」 帆立貝のトマトクリームリゾット、サラダ付き 800

    

夜は普通の銀座のカラオケスナックらしい。ここで腕の良い料理人がランチを出しているとゆ

うべ聞いたので早速。ソファに座って食べる帆立貝のトマトクリームリゾット。いい味だ。

夜−1 恵比寿・ウェスティンホテル東京「龍天門」錦繍五拼盆、竹笙鶏絲翅(衣笠茸と鶏肉

  のフカヒレスープ)、玉露炒花枝扇貝(紋甲イカと帆立貝・アスパラガス炒め)、腿茸

  四宝蔬(季節野菜と金華ハムの炒め)、姜冲干爆蝦球(車海老のスパイシー炒め 生姜

  風味)、八珍香炸飯(揚げおにぎりの五目あんかけ)、坦々麺、生菓凍豆腐(フルーツ

  入り杏仁豆腐)、中式甜点心、サッポロ黒ラベル、エビスビール、紹興酒ロック

    

   

    

   

2人のステキな紳士に囲まれて晩餐。昨日の四川料理「趙楊」が、実は繊細な神経を持ち合わ

せたジャジャウマ娘に見えるの対し、今日のウェスティンホテル東京「龍天門」は、見るから

に深窓のお姫さま。隅々まで神経が行き届いていて、あくまでも上品でたおやか。「ジャジャウ

マのワイルドさも魅力なら、透き通るようなお姫さまもいいねぇ」とオヤジのような言いよう。

夜―2 荒木町「ワインライト」 煎った松の実、ジントニック

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3月14日(木)晴れ

昼 水天宮「喜多村」 ひれかつ丼 1350

    

昼過ぎから、監事(!)を務める財団法人の理事会。水天宮近辺には昔ながらのうまい洋食店

があるのは承知しているが、ギリギリで行ったので探す暇もなく「取り敢えずランチ」になっ

てしまった。カツを煮る割下の味がかなり濃い。それでもご飯を半分残した私はエライ。禁煙!

夜−1 辛い会3月例会 新橋・正宗中国四川料理「趙楊」 お任せコース(六色四川攅盆(

     ゅうり・生海老・黄色のピータン、骨付きスペアリブ、豚の耳)、回鍋肉、香辣仔鶏(朝

     天椒の風味で食べる鶏肉のフライ)、趙楊茄子(茄子と松の実の餡掛け 海老せんべい)、

     豆花(四川料理の特別スタイルの辛い豆腐料理)とご飯、汁無し坦々麺、陳麻婆豆腐、

     ご飯、魚翅上湯(フカヒレスープ)、デザート、ビール、紹興酒ロック

   

          これが豆花 ご飯にのせて辛いタレをたっぷりかけて

真面目な「辛い会」の例会。今回は夢子が幹事で店の選定、予約を行った。結果3晩続きの中

華で2日前にも来た趙楊。いいねぇ。一昨日のメニューと同じものもあったが、特別の豆腐料

理を出すと趙先生は自信満々だった。その料理とは、汲み上げ豆腐のような大きなボウル一杯

の豆腐。それを温かいご飯に乗せて、辣にして麻のタレを好みで掛ける。うまい!!何という

上品な辛さだろう。豆花というのだそうだ。初めて食べた。豆花と汁無し坦々麺を堪能したの

に、やっぱり陳麻婆豆腐もね、ということで追加注文してご飯にかけて食べた。久々の「辛さ

の真髄」に会員満足。こんなにうまいのなら、夏の盛りに、特別に辛い「火鍋」の会をやろう

ということで話はまとまった。その時はバスタオル必携。麻はやっぱりクセになる。

夜―2 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 デュベル、ジントニック

「セラーバー」は、閉店間近になっても満員の盛況。店に活気があるのは良いね。帰宅して調

べるとグリーンジャンボ宝クジ2億円は外していた。でも30枚買ったら、3003枚は当然

だけど、3千円1枚、1万円1枚当たった。元は取れた計算だ。そろそろ特等当たらないかなぁ。

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315日(金)朝のうち雨後晴れ 東京は23度 春一番が吹く

朝 家食 マルちゃんのカレーうどん

     

おやつ ウェスティンホテルのクッキー、クローバーのクッキー、千草28

    

先日クッキーを2箱も頂いてしまった。近所のサッチャンにお裾分け。サクサクと美味しい。

夜 家食 ニラ饅頭、RFJのサラダ(ヒジキサラダ、サーモンとポテトのサラダ)、沖縄のもず

   く、チリメン山椒入りうずみ豆腐もどきご飯、りんごのヨーグルト

  

明日から旅に行くので、料理したのはほんのちょっと。あとはデパ地下で調達。   無酒日

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316日(土)晴れ

朝 羽田空港 タイ風激辛イエローカレー 780

    

激辛とあったが、ち〜っとも辛くないカレーであった。唐辛子も食べちゃったけど辛くない。

昼 機内 寿司2個、味噌汁

夜 宮崎・シェラトングランデ・オーシャンリゾート「花洛」 天麩羅コース(先附け、刺身

   盛り合わせ(鮪ヅケ酒盗湯葉和え、アラ、カンパチ、飛び魚)、天麩羅(タラの芽、海老の

   頭と殻、海老、紫蘇巻海老、太刀魚、舞茸、白魚、新牛蒡、きす、玉葱とこごみ、レンコ

   ン、さつま芋)、サラダ、炊き込みご飯、味噌汁、香の物、日向夏みかん、生ビール、綾錦

   生酒

   

     

宮崎シーガイアのホテルオーシャン45は1月に経営がシェラトンに変わった。寿司を食べよ

うと思ったら、寿司処は現在クローズしており、花洛の天麩羅コーナーに同居している由。そ

れなら天麩羅にしてしまおう。最後にさつま芋が出て来て、銀座の「近藤」を思わせる。さっ

くり揚がったうまい天麩羅だった。宮崎にまで来て名物は食べなかったのか? 食べましたよ、

ちょっとだけ。パーティでね。宮崎地鶏の焼き鳥と冷汁。パーティを途中で抜けて天麩羅ダス。

        宮崎名物・冷汁

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317日(日)晴れ 宮崎も鹿児島も暑い!

朝 宮崎・シェラトングランデ・オーシャンリゾート「エル・スール」和洋食ヴュッフェ

     

日の出を見て6時50分には朝ごはん。焼き立てのオムレツを貰ったばっかりに和洋混合。

昼 鹿児島「妙見石原荘」昼のコース(梅酒、胡桃和え、甘鯛の桜蒸し土筆添え、お造り(鯉

と     鱒、筍と若布)、海老と鶏を包んだ百合根真丈の椀物、甘鯛の焼き物とキンカンの蜜煮、

イ     ノシシの香草焼き、野蒜と赤貝・茗荷の酢味噌和え、しめじご飯とジュンサイの味噌汁、

香     の物、フルーツケーキと苺

   

   

    

朝食は6時50分だったのに、昼食が始まったのは午後2時半だった。33人もいるから料理が

出て来るのに時間がかかり、食べ終わったら340分。他のメンバーはお風呂に入って帰って

しまったけど、私はここに泊まる。夕食までにお腹が空くのか心配だ。酒も飲まずに食べた。

夜 鹿児島「妙見石原荘」 夕食のコース 青竹に入れた白酒、先附け(タラの芽の胡桃和え、

   筍の姿焼き、雪ノ下・甘草・ワカサギの天麩羅)、タラバ蟹玉締め川茸餡がけ、阿久根鯛の

   雪掛けと車海老、蕪煮 火取星子、山女魚の山椒味噌焼き、柚子シャーベット、薩摩黒豚

   鍋 自家製柚子味噌添え、マンゴウとじゅんさいの吸う酢のもの、うなぎの蒸し鮨、白魚

   の赤だし、香の物、マンゴムース、エビス生ビール2杯、寒中梅4合

  

  

   

   

渓流沿いの露天風呂を30分だけ借り切って極楽に行き、大浴場で珍しく長湯をしているうちに、

ちゃ〜んとお腹が空いた。昼に比べて夜はぐんと美味しい。筍の姿煮は野趣溢れ、阿久根鯛に

掛けた辛味大根がいい。火取星子とはクチコのこと。薩摩黒豚鍋は自家製の辛い辛い柚子味噌

をつけると堪らなくうまい! 良い出汁も出るしね。昼のしめじご飯もそうだったが、醤油が

甘いせいか、蒸し鮨も少し甘ったるいのだけが難。宿の食事では秀逸。堪能した。

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【今週の振り返り】

長兄が還暦を迎えた。本人も実感がわかないと言っていたが、お兄ちゃんが60歳?毎年の誕生

日はあるものの、人間って20歳の成人式以降、特定の年齢で祝うというのは還暦まで無いの

よね。その間実に40年。祝われる代わりに厄年はある。還暦と言えば、昔は赤いちゃんちゃ

んこを着せられたお爺ちゃんが、子供や孫に囲まれてニコニコ顔でお祝いの写真を撮ったもの

だが、昨今では、そんな爺さん爺さんした人はいない。プレゼントも赤いベストとかマフラー

などになったし。一度還暦になってしまえば、そこからは長寿のお祝いごとが続く。今は他人

ごとだけど、私にだってそのうち還暦は来る。古希も喜寿もね。但し長生きすればだけど。

3ヶ月間で3回目の九州。しかも九州6県全部行ってしまった。九州も県が違うと言葉も気性

も食べ物も違う。九州は良かよ。四国もいいし、東北もいいんだけどね。いやいや、ニッポン

はどこも良い。もっともっとニッポンに行こう!

     「猫にも長寿の祝いあるの?」「知らニャイ zzz・・」

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