決勝の新横浜 パクパク日記2年6月4週
熱狂と失意と感動の1カ月終わる。次は4年後かぁ。ふぅ。
決勝の新横浜
準決勝
6月２４日（月） 曇り
昼 新橋「海宴」 海鮮丼（上）小鉢、サラダ、香の物、しじみ汁つき 2000円
メニューの海鮮丼（上）の欄に「ガン予防のブロッコリースプライト入りサラダ付き サルフ
ォフェインが効く！ 肝臓・ダイエットにも効くしじみ汁使用」とあった。いくら健康ブーム
とはいえ、鮨を主体とした和食の店に似合わない言葉だなぁ、と思った。味はフツー。
夜−１ 銀座「福臨門酒家 東京店」 特別コース料理（前菜三種盛り合わせ、白キクラゲと
鶏肉・燕の巣のスープ、アスパラと帆立貝柱炒め、椎茸・紅棗・スッポンの蒸し物、
車海老の京芋揚げ、精進野菜と海鼠の煮込み 野菜添え、蓮の葉蒸し炒飯、マンゴプ
リン、中華菓子、ビール、紹興酒 コース料理は1万5千円
この時期恒例の歓送迎会、その１。そんな時だけ、この超高級中華料理店に来る。帆立貝柱が、
ほのかな香りと味つけで美味しかった。中華でのスッポンは初めてだが、高度のワザを感じる。
開店数年に比べて味が落ちたと言われる同店だが、食材と調理法はサスガとも思う。
夜―２ 銀座「バー モンド」 ジントニック、ドライマティーニ、枝つき干し葡萄
9時から飲み始め「未だ早い時間でうれしいねぇ」と喜んでいたら、気がついた時は1時だった。
神様は酔っ払いから時を盗むと信じているが、この日もそうだった、としか思えない。
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6月２５日（火） 雨
昼 銀座「はしご」 激辛だんだん麺 800円 茹で卵 100円
「一番辛くね」と注文。色はドス赤黒くて如何にも辛そうなのだが、ちーっとも辛くないので
あります。だんだん麺中辛、だんだん麺マイルドなんて食べる人の気がしれないと思ったら、
周囲の人がジーっと私の姿を見ていた。向こうの方が「信じられない」と思っていたみたい。
夜 早稲田・都バス車庫前「亀吉寿司」 墨烏賊、トリ貝、鰹たたき、ハダガリ巻、ブラジル
とトルコの国旗鮨、穴子、ビール、冷酒
感心にもプールに行く。8時過ぎにはプールから人が消えた。私も急いで亀吉寿司に行く。今日
の夕食はテレビが無い店じゃないと。韓国のツキもここまでだった。日本で行われるもう１つ
の準決勝の組み合わせを考えて、国旗鮨を作って貰った。カタチは似ていないけど雰囲気ね。
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6月２６日（水）雨
昼 新橋「焼売 太楼」 特別炒飯 2,450円
月曜日２つ、昨日１つ、そして午前中１つ終わった。何が？総会。何でそんなに総会にたくさ
ん出るのかって？ 断っておきますが、私は総会屋さんではありませんよ。やれやれと「焼売
太楼」の特別炒飯にありつく。揚げたプリップリの海老、蟹肉がたっぷり入っている。900円
の玉子炒飯も十分に美味しいので、特別炒飯を注文するには特別の勇気がいる。だから特別？
夜 埼玉スタジアム カツサンド 380円、玄米茶 170円
スタジアムに行く時は、開門時間に行くことをムネとしているが、今日は午後6時過ぎまで会
議があって、走っていくも、自分の席に辿り着いたのは試合開始7分前だった。汗びっしょり。
スタジアムの9割がブラジル応援という中で、1人トルコの勝利を念じながら、勝つモノを食
べる。ブラジル！（トルコ！）ブラジル！（トルコ！）ブラジル！（トルコ！）・・・・。カッ
コ内のトルコ！は私だけの声です。前半、イングランドＧＫシーマン似のトルコＧＫリュシュ
トゥの神がかった好セーブの連続に涙が出そうだった。しかし激しいチャージで彼が倒れてか
ら、勝利の神様がブラジルに移ってしまった。トルコ残念。と言いながらリバウドも好きな夢
子ではある。決勝はドイツとブラジルかぁ。近所に着いた時は既に12時１０分。バーもやって
いないので無酒日となった。お腹が空いて、タブーなのに寝る前焼菓子を１つ食べてしまった。
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6月27日（木） 雨
昼 銀座「レモングラス」 タイ風ラーメンセット 大盛り ご飯、マンゴプリン 1300円
今日のお昼はどうしてもレモングラスのタイ風ラーメンが食べたい！ しかも大盛りを食べた
い！と朝から思っていたので実行。大盛り厳禁なんだけどいいや。写真ではわからないかもし
れないが、大盛りは洗面器大なのである。しかし麺を全部食べた後、スープにご飯を投入して
カンタンタイ風リゾットにするお気に入りの食べ方は出来なかった。麺を食べ切れなかった。
ご飯も1口だけしか。夕方まで満腹で気持ちが悪かった。胃が小さくなってしまったのだぁ！
夜−１ 銀座「マノアール ダスティン」 コース料理（オリーブ、アミューズグール突き出し料理3品
（チーズを練りこんだシュー、豚肉ソーセージとリンゴ煮、鶉の卵焼）、鮮魚のマリネと
グリーンアスパラ、スズキのパイ包み焼き オランデーズソース、仔羊のロースト白ア
スパラガスとラタトイユ添え、パン、フランス産フロマージュ盛り合わせ、ブラマンジ
ェとヴァニラアイスクリーム、ミントティ、シャンパン、ビール、白ワイン、赤ワイン
歓送迎会、その２。どの料理もオーソドックスではあるが、うまい。スズキを包んださくさく
したパイ皮、仔羊に添えられたじゃが芋、フロマージュが中でも特に美味しかった。
夜―２ 銀座「？」 赤ワイン
もう入り乱れて何だかわかりませーん。去る人の３０年間が一度に噴き出したようだった。
夜―３ 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 バースエーレペーレ、ジントニ
ック、オレンジピールチョコ
Ｗ杯も後2試合。寂しさで泣き出しそうなＭさんと、サッカー話をするために「セラーバー」
へ。ここにも同じような状態のＨさんがいるから。「三菱ゴールドサッカーのテーマソングって
さぁ・・・あの番組1週間で2試合しかやらなくて・・・○○大会の準決のシュートは・・・」。
2人のカルトチックな会話が続く。「あと２つ終わったら、4年も待つんだねぇ・・・・・。
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6月２８日（金） 久々の晴れ
昼 東銀座「銀の塔」 おすすめミニセット（グラタン、ミックスシチュー、小鉢4皿、ご飯）
3
3500円
歌舞伎座の裏手にあり、歌舞伎役者も楽屋にしばしば出前を頼むという「銀の塔」のシチュー。
ビーフ、タン、ミックス、野菜の4種類あって2300円。もう１つの名物グラタンは1800円。
ミニグラタンとシチューをセットにしたミニセットは3500円。シチューなのに、レンゲとお箸
で食べるというところが良いでしょ？ 座敷もあるのです。グラタンは海老と椎茸入り。
夕方のお茶 代々木「プロント」 アイスココア 280円
物々交換のためＡＹと待ち合わせ。最近バターも玉子もミルクも入れないパン作りに凝ってい
るのだとか。夢子レシピを参考にして夢子カレーを最初に作ったのは彼女だが、次に特製胡麻
ダレ鮪丼を作りたいと言っていた。カンタンだからやってみて。彼女のダンナは辛いもの苦手。
夜 家食 長崎「平野屋」の鯖鮨と穴子五目巻、大船渡のメカブ、博多「稚加榮」のからしめ
んたい、銀座「大増」の小松菜と油揚げの胡麻和え、焼き茄子、ネギとワカメスープ
新宿伊勢丹に漢方薬の買出しに行ったついでに、産直品やデリカを買う。「平野屋」の鯖鮨は、
昨年長崎・松浦市までわざわざ食べに行った旬鯖の刺身を思い出した。メカブも旨い。無酒日
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6月２９日（土）雨
朝 家食 長崎「平野屋」の穴子五目巻、銀座「大増」のひじき入り高野豆腐、ワケギと浅蜊
のぬた、ネギとワカメスープ
夜 H家の「梅雨を吹っ飛ばせ 激辛パーティ」 生野菜のタイ風サラダ、海老と春雨の生春巻
き、春雨ピリ辛サラダ、揚げ春巻き、カレー４種（タイ風レッドカレー、ほうれん草のカレ
ー、「メーヤウ」の激辛インドチキンカレーとインド野菜カレー）、ご飯と蒸しもち米、さ
くらんぼ、焼きたらば蟹、肉団子とトマトソースのリガトーニ（N氏作）、パン各種（H２氏
夫人作）、ビシソワーズ、チェリモア（ベトナムの桃のデザート）、シャンパン、ビール、白
ワイン、赤ワイン、テキーラ
「メーヤウ」の激辛インドチキンカレー
「メーヤウ」のインド野菜カレー 蒸しもち米（これもうまい！）
肉団子とトマトソースのリガトーニ（N氏作） ビシソワーズ
チェリモア
H家のホームパーティにお招きいただくのは３回目だ。「今回は激辛で攻める」というOK・H
の企画に、私も「メーヤウ」のカレー２種を持って行く。生野菜、生春巻きには３種のソース
が添えられて、甘辛酢っぱいソースが東南アジアのテーストを盛り上げる。近年ぐんと太った
N君と「今日の料理はいくら食べても太る気がしないね」と２人で慰め合ってムシャムシャ食
べる。そのN氏はイタリア料理の大家だが、牛と鶏、ボローニャソーセージ、チーズを入れた
肉団子を揚げて、太いリガトーニと合わせた料理を完成。但しその頃には満腹でグルジー。H
２さんの奥様のパン３種も、しっとりと美味しい。パーティの最中に３位決定戦が始まり、サ
ッカーギライのH２さんは、小さな画面を巨人戦にすると言い張る。試合開始１１秒で応援し
ているトルコが先制点を取ると、小さな窓で高橋がヒットを打ったと言ってH２さんも拍手。
以後サッカーと野球の同時中継で、とっても妙チクリンな観戦となった。ご馳走様でした。
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６月３０日（日）曇り
昼 早稲田「つけ麺大王」 健康飛翠麺たんめん 750円、焼餃子 450円
今晩の大事な試合に備えて午前中プールで軽めの調整。私が備えてどうなるもんでも無いけど
さ。1000メートルのウォーキング＆ラン。ゆうべあんなにご馳走を食べたと言うのに、量たっ
ぷりのタンメンに餃子まで食べてしまった。でも麺は半分残しましたよ。
夜 家食 東京カツサンド 800円、山形のさんらんぼ、コーヒー
今月になって一体何度目のカツサンドだろう。スタジアムで食べるつもりで、東京駅新幹線の
ホームで買ったのに、何故自宅で食べたか？ エーン！ チケット取得でつきにつきまくった
今回のW杯で「罰が当りそうだ」と殊勝に思ったら最後に本当に罰が当ってしまった。持って
いたものはドクロ印だった。4時半にはスタジアムの前にいたんだけどね。帰りの新幹線で試合
は始まったが、前半の29分からテレビで観戦。やっぱりなぁ、ブラジルが勝ったか。試合後の
カーンの表情が印象的だった。仕方ないさと諦めたものの、山形から来たさくらんぼを200個
も食べてしまった。ヤケ喰いか。頂点の1チームの影に世界中の無念がある。 無酒日
梅雨寒や さんじゅういちの 涙かな
あぁ、ここまで来たのに、この先に進むことが出来ない！！！
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【今週の振り返り】
火曜日の朝起きてから、少し二日酔い気味でもありぼんやりしていた。あの電話は誰からだっ
たのだろう。いや、あれは夢だったのだろうか。電話があったのだ。「夢子さん、決勝戦のチケ
ットあるんだけど行きます？」「行くに決まっているじゃん」私はそう答えた。しかし、誰から
だったかどうしても思い出せない。何だかすっきりしないまま出社する。午後メールが来た。「準
決勝のチケットありますが、行かれるのなら正値でお譲りします。カテゴリー１で1枚500ド
ルです」。慌ててメール主のSＰに電話。「あなたゆうべ夜中に電話くれた？ 準決勝でなくて
決勝って言わなかった？」「はぁ？ 電話なんかしていませんよー」。そうか、あれは夢だった
のだ。決勝が準決勝、電話がメールに代わってはいたが、正夢という訳だ。わーい！準決勝に
行けるんだぁ！！！ 宮城スタジアムの雨の敗戦で私の生Ｗ杯は終わったと思っていた。ユニ
フォームやタオルを洗濯したものの、片づける気にならず、帽子や双眼鏡、青いカッパ、デカ
デジカメなどと一緒にバッグに入れていた。そっくり持っていけば良いことになった。予選3
回行かれるだけでもニ十分にシアワセモノだと感謝していたのに、ベスト１６（しかも日本ｖs
トルコ戦）。この1ヶ月、夢を見ていたようだった。そして夢が準決勝に導いてくれた。友人に
その話をすると「そこまでツイているなら、決勝のチケットも絶対来ますよ」と言われた。ま
さかと笑っていたが、金曜日の夕方それが本当になり、ところが当日の会場でポシャッた。ゆ
うべもう1人から「決勝行きますか？」の電話を断ったところに、私のツキも終わったという
ことだ。夢の6月が終わってしまった。明日から、何を楽しみに暮らせばいいのだろう。
やること？ 溜まりに溜まった仕事、お中元の手配、古新聞の片付け、
レンジフードの掃除、バスタブ磨き、冬モノの整理、ストーブの片付け、ゴミ出し・・山ほどあるニャン！！