パクパク日記2年8月2週
子供にも学生にも勤め人にも夏休みはマッコト良かねぇ
8月12日（月）晴れのち曇り
朝 家食 カルツォーネ、紫芋パイ、りんご朝食ヨーグルト
またもや旅支度をしなければならないので、朝メシはカンタンに。洗濯物乾いたかなぁ。
昼 フォーシーズンズホテル「釣魚台 養源斎」 養源斎プライベートランチブッフェ「溢香
満福」 5000円 蒸し鶏四川風ソース、酸辣湯、広東ダッグ、アスパラ煮込み蟹入り餡か
け、坦々麺、翠玉烏龍茶
翠玉烏龍茶の飲み方：急須の上から湯を浴びせ温める。右の器に先ず入れ、左に移して飲む。右の器は残り香を楽しむ。
蒸し鶏四川風ソース
広東ダッグの食べ方は北京ダッグと同じ
酸辣湯
アスパラ煮込み蟹入り餡かけ 坦々麺
今日から自宅裏のフォーシーズンズホテルに滞在。未だチェックインもしていないうちにお昼
をご馳走になった。ブッフェは料理の価値が下がるようで苦手だが、8月平日にだけやっている
養源斎プライベートランチブッフェは、約４０種のアラカルト料理から好きなものを何度でも
注文出来るという結構な仕組み。5千円である。中国の迎賓館にあたる釣魚台養源斎が海外で初
めて出した店がここ。広東ダッグは中国語では「琵琶鴨」という料理名らしいが、皮だけの北
京ダッグに対して蒸した鶏を肉ごと使う。坦々麺は、冬菜の酢っぱさが特徴。ご馳走様でした。
夕方のおやつ 差し入れのゼリー「花火」
花火に見えます？
ランチの次はアメニティのプレゼント。嬉しいねぇ。派手なゼリーと思ったら花火なんだって。
夜−１ フォーシーズンズホテル「日本料理 みゆき」 胡麻豆腐ずんだ掛け、茶豆、フカヒ
レスープ蟹入り、城下カレイ、季節の炊き合わせ（蛸、銀鱈、里芋、カボチャ、オクラ）、
鰻ざく酢、生ビール２、菊姫山廃仕込み720ミリリットル
フォーシーズンズホテルでは、「みゆき」でアラカルトのお料理をコースのようにして貰って食
べるのが好き。胡麻豆腐にかけたずんだは茶豆かしら。茶豆はうまい。これに枝豆の流し汁を
頼むと豆だらけなのでフカヒレ汁にした。炊き合わせの蛸が実にやわらかくプロの腕を感じる。
夜―２ フォーシーズンズホテル「ル ジャルダン」 ジントニック
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8月１３日（火）晴れ
朝 フォーシーズンズホテル「日本料理 みゆき」 和定食「潮騒」（フレッシュジュース、焼
魚、卵焼、牛肉じゃが煮、汲み出し豆腐、サヤ隠元のお浸し、ゲソと山葵、香の物、海苔、
常備菜（えびすめ・梅干し・山葵海苔）、ご飯、味噌汁
日本あちこちのホテルで和定食を食べる。今まで食べた中では「みゆき」のそれが一番うまい
と思う。神戸北野ホテルの「世界一の朝食」に対して「日本一の和定食」。朝だからと手抜き
料理を並べる店は困るね。ここは板前さんが朝からしっかり仕事をしている。常備菜の山葵
海苔が大好き。数年前まで金山寺味噌だったが人気が無かったので登場したのが山葵海苔。し
っかり残っていて安心した。もちろん全部食べる。肉じゃがの牛肉が大きくて贅沢。ご飯も味
噌汁もお替り自由なのだが、初めてお替わりしなかった。実は二日酔いなのだ。トホホ。
昼 椿山荘「そば処 無茶庵」 二八そば 800円 大盛り＋400円、穴子の一本揚げ 500円、
胡麻アイスクリーム 500円
椿山荘の庭園の裏門に当る「冠木門」を入って左手に「十割そば」の幟がはためき、坂を登っ
ていくとそば茶屋の「無茶庵」がある。散歩に訪れる度に食事ドキで無いことを残念に思って
いた。ならば同じ敷地内に滞在している今日の昼に行こう。幟にある十割そばは、限定20人前
で先着順なのだそうだ。それならそう書けばいいのに。大盛り400円は高いと思ったらせいろ
が2枚なのだった。そばツユが薄くて何だか頼りない。1枚にしておけば良かったか。
夜―１ フォーシーズンズホテル「イタリアンレストラン イルテアトロ」 小菜、ポテトカ
ップに入ったミックスグリーンサラダ 香り高いサワードレッシング 2200円、焼茄子の
ピューレ グリーンオニオンとアカエイのダンプリングと共に 2300円、車海老とラデッ
キオのクリーミーなリゾット 2800円、ほうれん草とチーズを入れたポテトのカネロニ
トマトのフォンデュ 2500円、パン、プチケーキ、ペパーミントティ、ティオペペ、GAJA
バルバレスコ1998など赤ワイン2杯
パリ留学から一時帰国して論文をフランス語で書く姪の姉は8日で30歳、10月初旬に結婚す
るその妹は明後日入籍するのだとか。お祝いに2人をディナーに招待。今年の1月からイタリ
アレストランは「ビーチェ」から「イルテアトロ」になった。店が変わってから初めてだった
ので興味津々だったが、シェフが以前と同じということで変化はわからない。ベジタリアンで
も無いのに今晩は魚も肉も止めてベジタリアンメインディッシュにする。だから私だけ4品。
夜―２ フォーシーズンズホテル「バー ル マーキー」 ギネス、マルガリータ
お腹がいっぱい過ぎると酒も飲めない。それでいいんだよね、ゆうべのこともあるし。
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8月14日（水）晴れ
朝 フォーシーズンズホテル「日本料理 みゆき」 和定食「潮騒」（フレッシュジュース、焼
魚、卵焼、牛タンと茄子の煮物、茹でキャベツとチキンの梅和え、大根さっと煮柚子風味、
葉唐辛子おろし、香の物、海苔、常備菜（えびすめ・梅干し・山葵海苔）、ご飯、味噌汁
食事前に持って来てくれるジュースは以前オレンジであったが、今は３つのジュースから選択
できる。オレンジとグレープフルーツ、そして今日のジュース。昨日はマンゴウジュース、今
日はマンゴウとバナナのミックスジュースだった。朝のサービスは午前１０時までなのに、家
族連れが多いせいか、１０時前後にお客がぞろぞろ。今日も海苔山葵が美味しくて全部食べる。
昨夜節制したせいで二日酔いではないので、ご飯も味噌汁もちゃんとお替りした。
朝のお茶 フォーシーズンズホテル 「ル ジャルダン」 フレッシュハーブティー 1200円
このホテルに泊まる楽しみの１つは「ル ジャルダン」のフレッシュハーブティーを飲むこと。
午前中の静かな空間で蜂蜜付きのこのお茶を飲むと、頭はすっきり、豊かな気分になれる。
午後のおやつ 小金井「不二家」 宇治金時氷 650円
チェックアウトして冠木門を出ると、3分で家に着いた。ゆっくりする間も無く叉出かける。
お盆だけ帰る小平の家。留守番を担当してくれる仏様を労い、お線香を上げる。ボロ家だなぁ。
夜―１ 国立「深水」 前菜（竹輪ときのこ煮、きゅうり、かき揚げ）、そば味噌、桂川の稚鮎、
秋刀魚と鯒の刺身、焼茄子、生ビール２、雪弥比古 峰乃白梅（新潟・西蒲原郡）２、ジ
ントニック
一昨日還暦を迎えたOさんの祝い。霞を食って生きているのでは、と噂されたOさんだが、最
近は芋焼酎に凝っているのだとか。騙され一口飲まされてしまい慌てた。焼酎は本当に苦手だ。
夜―２ 中野「山頭火」 ラーメン、サービスおにぎり
タブー中のタブー「深夜のラーメン喰い」。明日から例の特別食にする予定なので、厳しいイマ
シメを一時的に忘れることに。酔った時しか食べたことが無いが、何故この店が人気なのだろ。
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8月１５日（木） 晴れ
朝 家食 茹で卵、トースト、牛乳
夏休み中の今日から3日間、例の特別メニューを実行する予定だった。朝起きてツラツラ考え
急遽中止！ やっぱり夏休みは嬉しい期間なのだからツライことはすべきでないというのが私
が出した結論。意志薄弱とも取れる。止めるなら、ゆうべラーメンを食べたのは詐欺的行為か。
午後のおやつ 早稲田「モスバーガー」 杏仁涼果200円、スティックケーキ（ベイクドチー
ズ）150円、コーヒー150円
中止ならば、どっさりと食料を買い込まねば。一番暑い3時頃買い物に行ったついでにおやつ。
夜 家食 シギ茄子、もずく酢、ネギ納豆、時鮭、トマトのピリ辛スープ、ご飯
普通食にはするものの、何となく地味な料理を作った夢子。後ろめたいのでしょうか。無酒日
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8月１６日（金） 夜中雷ゴロゴロ 晴れたり曇ったり
朝 家食 豆腐のとろとろリゾット、しぎ茄子の残り、キュウリとトマト
既に定番となったとろとろリゾット。何も考えなくても手が勝手に動いてうまいリゾット完成。
友人がもめん豆腐で作ってみたらまずかったと言っていた。そう、これは絹ごしでないとね。
おやつ 「キハチ」の黒胡麻と蜂蜜のアイスクリーム
夜 家食 ゴーヤーチャンプルー、茄子とがんもどきの煮物、銀鱈の粕漬け焼、土佐山村の梅
のカリカリ漬け、大根とゴーヤーの味噌汁、ご飯
真夏になるとゴーヤーを食べたくなる。店先でゴーヤーの品定めをしていると、店のお兄ちゃ
んが「売っていてこんなこと言うの何なんですけど、私はゴーヤーが苦手でしてね、その苦さ
がどうもね」それに対して「大丈夫よ、今若いからで、年とればこの苦味がうまいと感じるよ
うになるから」と答えた私であった。豚肉やポークランチョンミートを入れるものもあるが、
私はもめん豆腐とモヤシ、ゴーヤー、卵だけで作る。土佐山のカリカリ漬けもいい。 無酒日
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８月１７日（土）曇り 東京は３０度を切った わーい！ え？ 明日台風来るの？
朝 家食 ゴーヤーチャンプルー、茄子とがんもどきの煮物、生姜の味噌漬け、ワカメスープ、
ご飯
おやつ「キハチ」のみかんと蜂蜜のアイスクリーム
夜−１ 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 冷製カッペリーニの和風生梅ソ
ース、マルガリータピッツァ、おかき、野菜スティック、ギネス、デュベル、オリジナル
カクテル（１シェスタデピーチ ２北国の雫 私が命名）、ジントニック
夏休み後半、ヘルスクラブに行こうと毎日思うのだが足が向かない。運動＆無酒日の計画だが、
運動のためには無酒日を取り下げることに決めたらようやく行く気になった。終わったらうま
い酒を飲めると思うと、1200メートルの水中歩行も頑張っちゃう。ご褒美は大事だ。ストイッ
クに弱いしさ。この日はオリジナルカクテル合戦で、勝手に私がカクテルの名前をつける。今
月の料理の１つ、冷製カッペリーニの和風生梅ソースを未だ食べていない。どんな料理と聞く
と「冷したぬきうどんに似ています」。そんなバカな、と思って食べてみたら、その通りだった。
夜―２ 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「コルベイユ」オリジナルカクテル（マレーシア）
あぁ飲み過ぎたぁ、と「セラーバー」を出たのに玄関脇にある「コルベイユ」の前を通りかか
ったら、Ａさんと目が合っちゃった。「じゃ1杯だけ」ということで・・・・。 ご褒美が過ぎる。
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8月１８日（日） 夏休み最後の日なのに雨
朝 家食 玉葱のゴーヤーの炒め物、きゅうりのサラダ、ワカメスープ、トースト
おやつ 「キバチ」のバニラアイスクリーム
夜 家食 カツオのナマリ醤油味ポン酢おろし和え、きゅうりとコーンのサラダ、ネギ納豆、
銀鮭の粕漬け焼、しし唐の油炒め、ご飯
カツオのナマリ醤油味はＫ岩さんから高知空港でお土産に頂いた。ただスライスすれば食べら
れる。たっぷりと大根をおろして、やはり高知の馬路村のポン酢をかけて食べたらムッチャう
ま。あとは冷蔵庫の整理のような料理になった。明日から仕事なのに上の奥歯が痛む。無酒日
【今週の振り返り】
一年で一番嬉しい日は「明日から夏休み」の日ではないか。逆に一番寂しいのは「今日で夏休
みはオシマイ」の日。信州で過した小学生時代の夏休みは短かった。お盆を過ぎると新学期が
始まった。夏休み最後の8月16日、毎年母は木崎湖に子供3人を連れて行った。信州には秋が
もうそこまで来ていて水が冷たく長くは泳いでいられない。兄の唇が紫色に震えていたのを覚
えている。高校時代は秋の文化祭の準備に追われた。高校生のためのオペラの練習だ。アルト
は主役になれないという定めを悔しいと思った。大学1年の夏休みは7月1日から始まった。
その日から海辺の旅館に住み込み女中のアルバイトに就いた。学費を稼ぐために、朝6時から
夜12時まで４０日間休み無しで働いた。その金でギタークラブの合宿に行った。アルバイトは
毎年続いたが、3年の時は10日の地方公演に出掛け、別府で解散した後、九州一周の貧乏旅行
もした。働き出してから数年は、たった3日の夏休みをただただウトウトして過した。それ程
疲れていた。しかし4年目の夏休み、初めての海外旅行でハワイに行った。大事なことは夏に
起こった。何かあった夏休みも何もなかった夏休みも懐かしい思い出になった。人生にとって
夏休みの存在は貴重だ。で、今年の夏休み？ うん、とっても楽しい11日間でありました。
ハヘハヘ アヂアヂ 私らずっと夏休みニャァ