パクパク日記2年12月3週

        ♪もーいくつ寝るとお正月♪ あぁ忙しい!!

     

12月16日(月)  晴れ

昼 新橋「PADDOG」 野菜サンド、ツナサンド 各100円、コーヒー 200円

   

忙しくて昼メシ食べる暇なく別のビルで午後1時からの会議が始まってしまった。空腹で議題

が頭に入らん。3時前にようやく、新橋の地下でありつく。但し夜のメニューを考えると軽く

しておこ。1つ100円のサンドイッチは、その場でパンを切って作ってくれるのでうまいのだ。

夜−1 浅草「田佐久」 煮こごり、かわはぎの肝醤油刺身、あんこうの肝塩焼き、あんこう

     の肝鍋、漬物、雑炊、ビール、あんこうの骨酒、冷酒

   

      煮こごりもうまい            たっぷりの肝醤油をつけた食べるかわはぎの刺身

   

       あんこうの肝の塩焼              味わい深い骨酒       肝は予め出汁に溶かしてある

   

    やがてグツグツと鍋が煮えてくる           皮のゼラチンもうまいぞ!

   

       具を全部食べ終わったら、ご飯を投入 卵を流しいれて涙ものの雑炊の完成!

「舌腹会」の望年会。7人のメンバーのうち、1人は仕事、もう1人は腹痛でダウンしてドタ

キャン。「田佐久」の肝鍋は1年ぶりだ。たっぷり肝が入ったかわはぎの肝醤油は、淡白の魚に

濃厚な肝がまとわりついて実にうまい。あんこうの肝の塩焼きは、ちょっと肝の生臭みを残し

ているが、これも良い。そしてお約束の肝鍋。肝は既にどーーーさり出汁に溶かされ、たっぷ

り張られた乳白色の出汁には肝の赤い脂が浮いている。食べるぞーー!あんこうの皮とかゼラ

チン質のとこがうまいねぇ。おいおい、美味しいからってスープをたくさん飲んじゃあかんよ。

雑炊の量が減っちゃうから。そしてその雑炊のうまさ!ねっとり濃厚。あんこうの骨酒も旨い。

夜―2 浅草「某所」 ジントニック

男性会員は尿酸値とか血糖値、持病の痔病を心配しながら、肝鍋を食べた。女性軍は健康体。

3人が残って、摂取した熱量の放出を行う。こう言っては何だが、私も含めて全員とても上手

で、歌っていると楽しい。声帯、腹筋使いまくって、肝の脂は流れたハズだ(と勝手に解釈)。

                 ____________________

12月17日(火) 曇り

昼 銀座「梅林」 特製ヒレ勝つ丼 1890円

   

今晩は大事な大事な東京スーパーボウル。社会人アメフットの決勝戦がある。4人で「梅林」

に乗り込み、勝つ丼では一番高い特製ヒレ勝つ丼を食べる。決勝まで来るのに、一体何回勝つ

モノを食べただろう。勝ち続けるためには痩せたい!なんて言ってはいられないのだ。必勝!

夜 早稲田リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 ステキーキサンド 2000円、生ハムと

    ルッコラのパルメジャーの風味、ギネス、デュベル、○ガリータ

   

  

試合は、東京ドームで午後7時から始まったが、気がついたら10時半だった。負けたチーム

側のスタンドは既にも抜けのカラで、買ったチームのスタンドは未だ大勢のファンが残って、

選手達の胴上げを拍手しながら見守っている。力は僅かな差でも、勝つことと負けることの結

果の差はとんでもなく大きい。いつもジャイアンツの選手達が座るベンチに腰掛けて遠目に選

手達を見つめている。「胴上げは、1月3日真の日本一になるまでお預け」と考えながら。そう、

勝ったのですよ。優勝ですよ。3度目の社会人日本一ですよ!! このベンチには、先ほどま

でボブサップや曙関が座っていた。思わぬ素晴らしいゲストが来たこととギリギリの試合だっ

たこともあって、ドームは盛り上がりに盛り上った。3年準決勝で敗退して来たから、今日の

勝利は心底嬉しい。緊張の糸が切れた途端、空腹を思い出した。今晩は祝勝の宴には行くまい。

それは1月3日の楽しみにしよう。バーでビールを飲んだだけで酔う。○ガリータを飲んで祝!

                  ____________________

12月18日(水)  曇り

昼 銀座「維新號」 焼売÷2、青のり海老炒飯 スープ付き 1600円、レイシ

  

今日も忙しく昼は2時過ぎ。チームの監督兼GMと打ち合わせをしながら遅い昼飯。年末年始

の休みが入るから、ライスボウルの準備の期間は極めて少ない。だが、嬉しい多忙だ。久々に

注文した青のり海老炒飯の青のりの量がやけに多いなぁ。これはついて来るスープが目当て。

夜−1 四谷・杉大門通リ「おちあい」 お任せコース(醤油豆、和え物、刺身盛り合わせ、

      和風蟹シュウマイ、揚げ銀杏、手羽先、芋鍋、うどん、りんご)、ビール、冷酒

   

   

次兄夫婦とおちあいで。兄嫁と酒席で一緒なのは、25年ぶりかしら。彼女は飲まないし。彼

等の長女が、来月留学先のパリを引き払うので、その前に夫婦でフランスに行くのだとか。冬

のパリは寒いけど、親娘3人でフランスの旅をするらしい。隣のテーブルには食いしん坊Tが

アマチュアオーケストラのお仲間と宴会をしている。同じ日に予約しちゃったんだよね。

夜―2 四谷・荒木町「ワインライト」  松の実のバター炒り、ジントニック

         ______________________

12月19日(木) 曇り時々雨

昼 銀座「かめや」 かき揚げわかめそば ネギ抜き 450円、稲荷寿し 100円

   

ランチに使える時間は10分! 今週は忙しくてこんなのばっかだ。会社の側に評判の良い立

ち食い蕎麦屋があったなぁ、と思い出し「かめや」に行く。蕎麦は茹で立て、天麩羅も揚げ立

て。まずまずのコシが蕎麦にはあるし、かき揚げもサクサク。5分で食べて勝どきに向かう。

夜 六本木「某」 牛肉の大和煮、ミーとコロッケと生野菜、大根サラダ、水餃子、湯豆腐、

    皿うどん、親子丼、ビール、ジントニック、ラムロック

   

   

   

雨の中を汐留のシオサイトに向かい、劇団四季シアターの「海」で「マンマミーア」を見る。

全館禁煙、2階席は恐ろしく角度の急な階段だ。スエーデンのグループ「ABBA」のヒット

ソングを挿入歌にオリジナルのストーリーが展開される。四季の舞台を見るのは実は初めてだ

が、女性陣がなかなか達者だ。終演後、六本木のある店に連れて行って貰ったが、どの料理も

美味しくて空っぽの胃が喜ぶ。特に水餃子、皿うどん、親子丼は絶品だった。皿うどんを徹底

的にかき混ぜて食べる方法も初めて知った。BACARDIリザーブのラム酒が香り高くて旨い。

酔っ払って帰宅したら、ゆうべの優勝のお祝いに真紅のバラの花束が届けられていた。嬉しい。

         ______________________

12月20日(金) 晴れ

昼 麹町「登龍」 四川皇麺(たんたん麺)アイスクリーム付き 1600円、春巻2本 600円

   

   

午前中またもやドジをした。「先天性ドジ症候群」なのか、私は!気を取り直して「登龍」へ。

高い店なのに、どうして行列する程混むのだろう。15分程待って、大好きな相席となったが、

別々の客5人全員がたんたん麺を頼むので、見る楽しみが少ない。別の料理を頼んでくれい。

午後のお茶 四谷3丁目「ドトール」 カフェラテ(L) 310円

夜 西新宿「つるだ」 お通し(う巻、子持ちヤリイカ、おくらと山芋和え)、刺身盛り合わせ、

    うなぎの肝焼き、うなぎの天麩羅、大きなカマスの焼きもの、うなぎ白焼き、鰻重(薄め)、

    肝吸い、漬物、ビール、白ワイン、赤ワイン、日本酒、ジントニック

   

   

   

   

   

クリスマスと忘年会を兼ねた今晩の宴会の掟は2つ。これぞ!という酒を全員が持参して全部

飲む。オークションの品物を持参せよ。今週は目が回る忙しさだったから、オークション品を

家中探すような時間が無い。そのへんにあるものにしたのがいけなかった。集まった各界の方々

は、ちょーレアものをお持ちでありました。小さなうなぎ屋さんだが、名物の女将さんが烈し

く陽気に経営されている。「飲みたい酒は自分で持って来るのよ」という具合で、持ち込み料も

無し。その代わり女将さんとお酒を一緒に飲む。料理はどれも美味しい。うなぎの天麩羅なん

て手があったんだねぇ。脂っこく無くて旨い!オークションは盛況で最高額6万円台の商品も。

オークション売上げの半額を店の支払いに回したが、余った程だ。深夜まで大いに盛り上った。

        ______________________

12月21日(土) 大雨で寒い

朝 家食 鹿児島「揚立屋」のさつま揚げ(ごぼう、さつま芋、チーズ、レンコン、棒天)小

    国町の柚子胡椒と大根おろし添え、豆腐のとろとろリゾット、海藻サラダ

   

朝から冷たい雨が降っている。J子さんがクリスマスプレゼントということで、鹿児島のさつ

ま揚げを送ってくれた。中身がいろいろで楽しい。コンビニサラダも皿に盛ると立派になる。

昼 家食「鼎泰豊」ディンタイフォンの肉饅、あん饅、胡麻饅、千草28とメグスリの木茶

   

玄関ホールのダンボール箱の山が限界となり、まとめて潰す。潰している時に叉新しい荷物が

届いて、溜め息をつく。「鼎泰豊」ディンタイフォンは、汐留のシオシティに入って大人気らし

いが、先日行った香港でも、長蛇の列が出来ていた。胡麻饅がトロリとしていてうまい。

夜 日比谷・日比谷シャンテ「ひつじや」 カレーセット(サラダ、フィッシュスープカレー

    (大辛)、ナン、サフランライス)880円、チキンティカ 500円、ラッシー 300円

   

   

珍しく休日出勤してちょっと仕事を片つけてから日生劇場に行く。松本幸四郎が主宰する「梨

苑座」公演で演目は「新・夢の仲蔵」。幸四郎が初代・中村仲蔵、息子の染五郎が、五代目の市

川團十郎。面白いのは、幸四郎、染五郎親子の祖先である四代松本幸四郎を坂東弥十郎が演じ

ている。梨園の名家に生まれた五代目市川團十郎と大部屋役者から看板役者に這い上がった仲

蔵の対比がテーマである。江戸時代の歌舞伎役者の話で、楽屋が主な舞台だが、劇中歌舞伎と

して「仮名手本忠臣蔵」の五段目、「京鹿子娘道成寺」、「蘭平物狂」、「関の扉」などが演じられ

る。若い女性客が異様に多かったから、染五郎ファンが圧倒的に多いようだ。今晩は無酒日の

予定なので、小S子さんとインド料理屋に行く。値段のわりに味もまぁまぁである。      無酒日

        ______________________

12月22日(日) 曇り 夕刻小雨  今日は冬至

朝 家食 家食「鼎泰豊」ディンタイフォンの肉饅、あん饅、胡麻饅、ワカメスープ、和歌山

    「谷井農園」極熟みかん

   

「谷井農園」極熟みかんは、木になったまま完全に熟させるから味が濃くてうまい。

昼兼夜 O家のホームパーティ(リッツのオードブル、サラダ、チキンとチーズのテリーヌ、

  ナポリタン、チーズ揚げ、チキンと玉ネギのマスタード煮、ブイヤベース、自家製たこ

  焼き、海底深層水

   

   

   

O家は子だくさんだ。長男、長女、次女、三女、次男の5人。その一家が渋谷区の富ヶ谷に家

を新築された。決して広くは無い土地に地下1階、4階建ての家。くまなく拝見させて頂いた

が、工夫に工夫を重ねて有効に使われていた。奥様のお料理では、チキンと玉ネギのマスター

ド煮がとても良い味だった。たこ焼きは関西出身のご主人が腕を振るう。関西ではたこ焼きを

おかずにご飯を食べる家が多いのか少ないかが話題になった。関西の皆さん、どうでっか?

ゲストの1人のご主人がノーベル賞の授賞式に行かれたとかで、田中さんの奥様が200個買わ

れたというノーベル博物館で売っているあのチョコレートを見せて頂いた。ふーんこれかぁ。無酒日

             

【今週の振り返り】

土曜日の日生劇場「新・夢の仲蔵」の観劇で、今年の観劇・コンサート鑑賞回数は47回とな

った。ほぼ毎週行っていることになる。多いなぁとは思っていたが、そこまで行ったか。とい

うことは、劇場、コンサートホールに行く機会が多い。好きな劇場、そうでない所といろいろ

あるが、2つ大きな不満がある。先ずはトイレ。どこに行っても圧倒的に女性客が多い。休憩

時間になると、女性トイレの前は長蛇の列をなし、食事時間を無駄にすることもある。劇場を

設計する時、男女のトイレの数を熟慮して作っているのだろうが、実態は全くそぐわないもの

だ。客の数が多い上に、女性はトイレでの滞在時間が男性より長い。しかも歌舞伎座や新橋演

舞場はお年寄りが多いから、トイレが近いのよね。劇場・ホール関係者のみなさーん、女性ト

イレの増設を切にお願いしまーーーす。もう1つは、座席のピッチが狭いこと。開演前、休憩

時間時に、列の端っこ以外の席になると「申し訳ありません、前を失礼しますよ」と大きなカ

ラダを小さくしながら卑屈な気持ちで通して貰う。これが実にイヤだ。休憩時間には、トイレ

も行きたい、煙草も吸いたい。なのに端っこの客はナゼか動こうとしない。要らぬジレンマに

襲われる。この2つの不満に対処するため、席を選べる歌舞伎座や新橋演舞場のチケットを取

る時は、一番前の席か通路隣端っこの席を取るようにしている。(通路際の席は飛行機の座席も

同じ)そのために売り出し初日の午前10時から、携帯電話を押しまくって涙ぐましい努力を

せなあかんのや。その点、新国立劇場はピッチが広くて、そんな心配をしないで済む。最後に

もう1つ。劇場・ホールの周囲には、終わってから1杯飲んだり食事する店が少ない。あって

も閉店時間が早くて使えない。東京文化会館のコンサートの後は、常にこの問題で頭を悩ませ

る。楽しいハズのエンターテイメント鑑賞なのに、通い続けると、いろんな不満が出て来るも

んですなぁ。

       こんどニャ、オペラか歌舞伎に連れてってよ!

     バックナンバーのトップへ   夢子倶楽部のトップに戻る