パクパク日記2年2月3週

白梅、紅梅、椿,水仙が咲き、辛夷の蕾も膨らんで

2月18日(月)晴れのち曇り

昼 新橋「タージマハール」 野菜カレー(辛口) サラダつき 780

近所のお気に入りのカレー屋がツブレてしまってがっかりしていた。友人が辛い店を発見した

というので連れて行って貰う。甘口、中辛、辛口の3段階あるのでもちろん辛口。うん、かな

り辛いね。野菜カレーは生卵入りだが、辛さが減るので卵無し。その分の値引きは無かった。

     

夜―1 四谷・杉大門通り「おちあい」 コース(醤油豆、煮物、刺身、カンパチのカマ照り

      焼き、ギンナン、タラ白子ポン酢醤油、手羽先、芋鍋、仕舞いうどん、ビール、冷酒

  

  

大先輩のMさんと作家のSさんと3人。いつも年長の役割だから、年上の方々と飲むとほっと

する。Sさんの食べ物や宿に関してのお話を聞いていると勉強になって楽しい。つい甘えて大

酒を飲み、「よつやこくている」になだれ込む。

夜―2 四谷・杉大門通り「よつやこくている」  ジャーマンポテト、ジントニック

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2月19日(火)晴れ

昼 新橋「江楽」 たんめん 750

   

夜―1 銀座「寓」 レバーペーストと温かいラタトィユ バゲット添え、いろいろ野菜のグ

      リル、鶏肉と牛蒡の八幡巻、ふろふき大根、天麩羅盛り合わせ、牛肉の赤ワイン煮、

      豚肉のソティ、飛び魚の押し鮨、ギネス、ヒューガルデンホワイト、ジントニック

  

   

   

先週に続き、2回目の「地獄めぐり」に行く。きっと2度観たいと思い、苦労してチケットを

取った甲斐があった。今日も1番前の席。どうなるのかわかっているのに、前回よりも笑って

しまった。舞台って、毎回ちょっとづつ違う。それが演じる方も観る方も楽しいのだろうな。

8人中、風邪引きが4人。それでも6人は銀座に反省会という名の飲み会に繰り出した。

夜―2 銀座「フランジェリコ」 グラタン、スーズトニック、ジントニック

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2月20日(水)晴れ

昼 乃木坂「ラ・ターブル」 スープ、サラダ、松の実とバジルのオリーブオイルのリングネ、

バ     バゲット、カプチーノ ランチセット 1260

夜―1 晴海トリトン内「basara HARUMI」 特別コース(小鉢7種(ピータンの裏

 漉し、タラの白子、アワビの肝、海老など)、鶉の真丈清汁仕立て、刺身(平目のエン

 ガワ、鯛、アオリイカ)、赤身と中トロの握り、銀鱈の照り焼き、野菜の炊き合わせ、

 漬物、白魚の卵とじ丼、釜炊きご飯、メロンのジュレ、バサラソフトクリーム、シャ

 ンパン、ワイン3種、冷酒2

   

   

久々の「岩田会」。銀座から晴海トリトンの明かりは見ていたが来たのは初めて。余りに広くて

迷ってうろうろ。赤坂の「basara」には行ったことがあるが、本店格の虎ノ門「青柳」

のお料理は食べたことが無い。いろいろとワガママを言って、特別なコースにして頂いた。刺

身のアオリイカに実に見事な包丁が入っていて噛むのが楽しい。最後のソフトクリームには黒

蜜がしのばせてあり、大変な人気とか。ワインにも合う日本料理でワインの取り揃えも多い。

夜―2 四谷「某」 松の実、ジントニック

      

松の実を煎って、アツアツに塩をパラパラとかけてもの。うまい。今度作ってみようかな。

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221日(木) 晴れ

昼 銀座「江南春」 坦々麺のランチセット 850

     

朝、目黒に告別式に行く。かつての部下だった女性が胃癌で亡くなった。スレンダーで美人だ

った彼女の遺影を見て、昔のことをいろいろ思い出した。佳人薄命とはこのことか。合掌。

夜のことを考え、昼は軽めにと坦々麺を頼んだら、ランチセットとかで、半チャーハンやデザ

ートまでついて来た。チャーハンは半分残す。坦々麺は汁が少ないが辛くて良い。

夜―1 本郷3丁目 そば処「中村屋」 おまかせコース(枝豆、蛤鮨、銀鱈の照り焼き、ワ

    イン(日本酒)によく合うプレート(蛸と帆立、モッツァレラチーズ、生ハム、ひよ

    こまめのトマト煮、生野菜、パンなど)、海葡萄、刺身盛り合わせ(中トロ、赤身、ウ

    ニ、とり貝、赤貝、甘海老、カンパチ)、出来たてチャーシュー、アワビのソティ、鴨

    ネギ、フルーツ(パイン、メロン、苺)、蕎麦2枚 ビール、日本酒おまかせコース(十

    四代出羽三山、十四代双三八反錦(山形)、月の輪(岩手)、十四代双虹(秋田)、出雲富

    士(島根)、雑賀、波瀬正吉 能登流「海運」(石川)、天保正一 喜楽長(滋賀)、石

    田屋(福井)、儀嗜曇(山形)、渡船(茨城)、喜正(東京)、火いら寿 黒龍(福井)、

    侶 義侠(愛知)、初亀(静岡)、磯自慢(静岡)、醴泉(岐阜))全19種 ★儀嗜曇の嗜

    の字は山ヘンです

    海葡萄

   

                 柔らかいチャーシー    絶品!アワビのソティ

   

出ました!中村屋。相当のノンベエでかつ健啖家でも気力体力充実した日でないと中村屋のお

まかせ日本酒とお料理に挑むのはツライ。万全の体制で臨んだ3名は、次から次へと注がれる

幻系の日本酒を飲み干した。昨年の124日は、18種類だったが、今日は19種。十四代双

虹は、実にうまかった。料理も刺身盛り合わせ(そば屋だからそばはいつも出るが)以外は、

料理も全部違う。ワインバーのようなプレートが出て来てびっくり。その心は「良い日本酒は、

ワインみたいだから良いでしょ?」とご主人。沖縄から取り寄せたという「海葡萄」はプチプ

チと弾けて、汐の香りがして何ともうまい。アワビのソティが柔らかく味付けも良くて秀逸。

夜―2 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 枝つき干し葡萄と無花果、ギネス、デュ

    ベル、ジントニック

ノンベエはこれだから困るよね。いったいどの位飲めば気が済むんですかぁ〜?

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222日(金) 曇りのち晴れ

朝 家食 生月島「大氣圏」のあごだしラーメン ふかひれ入り

    

咳込んで目が覚めた。テレビのニュースの声が聞こえる。煌々と電気がついている。ハレレレ、

うたた寝してしまったぁ。ゆうべ帰ってからメールの返事を何通か打って、夢子倶楽部の誤字

を幾つか直したのは覚えているんだけど。うたた寝は実は今週2回目。困ったことだ。鼻が垂

れている。熱もある。ヤバイ。風邪薬を飲むためにラーメンを食べて、寝る。

おやつ 餡だま、千草28  夕方熱が下がった。お腹が空いた。

     

夜 家食 トマトと鰯の激辛カレー、ほうれん草とセロリ・プチトマトのサラダ、らっきょ、

紅生姜、白菜と豆腐の味噌汁

  

大汗かく方が風邪にはいいんだ、ということで激辛カレーを作る。本当は真夏の盛りに完熟ト

マトを山のように入れて作るのだが、今は冬だから生トマトと缶詰のトマトで。水を一滴も入

れずにトマトから出る水分で作る。激辛にしたので、大いに汗をかいた。でもやっぱり、夏の

生の完熟トマトで作る味とは美味さが違うねぇ。カレーの時は必ず味噌汁を飲みたい。味噌汁

は、あごで出汁を取り生月島の麦味噌。朝食べたラーメンもあごだしだが、昨年仕入れて来て

から、我が家ではすっかり定番の出汁と味噌となった。あっさりとしてやさしい味。 無酒日                  

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2月23日(土)晴れ

朝 家食 トマトと鰯の激辛カレー、メカブの酢の物、味噌汁、らっきょ、紅生姜

   

おやつ 豆大福、おせんべい、千草28

      

夜−1 内神田「シャン・ドゥ・ソレイユ」 パーティ料理(ムール貝のアリオリソース、ワ

    カサギの唐揚げ、生ハム、牛肉のビール煮、パスタ、ガーリックトースト、カシスケ

    ーキ、チョコレートケーキ等)、シメイ、白ワイン、赤ワイン

   

長い付き合いの友人の1人はアマチュアの男性コーラス団員である。ということをつい最近知

った。ハハハ。20代から50代の働き盛りの男性がアカペラで歌うと言う。ならば聞きたい、

ということで土曜日の夕方神田に行く。よくお顔を知った某テレビ局のアナウンサー氏も中心

的な団員で、司会も担当。予想していたより、ずっと上手で楽しく聞いた。特に低音パートが

安定していて聞く方も安心する。長く合唱していた私は、ユニゾンから合唱に分かれる時が一

番好き。お店は大好きなベルギービールを十数種類揃えている。これからも来ようっと。

夜―2 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 野菜スティック、デュベル、ジントニ

    ック、ポートワイン「テイラーズ」

    

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2月24日(日) 曇り後晴れ

朝 家食 京都「和久傳」の鯛茶漬け、お揚げさんとこんにゃく・ワカメを炊いたん、ほうれ

ん   草と豆腐の味噌汁

  

先週の鯛茶漬けを半分冷凍しておいた。やっぱり、おいしおすなぁ。茶漬けに味噌汁? 

おやつ 草餅、せんべい、チョコレートクッキー、千草28

      

夜 家食 トマトと鰯の激辛カレー、油揚げとこんにゃく・ワカメの煮物、プチトマトとセロ

  リの胡麻ドレサラダ、メカブの酢の物、味噌汁、らっきょと紅生姜

   

はっきり言って食べ過ぎです!いくらプールに行って来たとはいえ、食べ過ぎです! カレー

の残りは1回分づつ分けて冷凍し、後日の楽しみに。               無酒日

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【今週の振り返り】

週末には、毎日のように甘いものを食べている。しかし甘いものを食べ出したのは、つい数年

前からである。子供時代から甘いものはキライな食べ物に入っていた。世の中全体が未だとて

も貧しくて最中なぞ貴重品の部類だった時代、5歳の私は、お客様が我が家に持って来てくれ

た最中の皮だけを食べて餡子を残して母にキツク叱られたことを覚えている。その頃クリスマ

スケーキはバターケーキで、生クリームなぞ存在も知らなかった。サンタやトナカイ、煙突つ

きの家などのデコレーションのどの部分を食べるかを巡って、毎年兄妹の3人で壮絶な戦いを

した記憶も鮮明だが、食べて美味しいと思ったことは無かった。大酒のみの父親も、甘いもの

は大嫌い。その父が病気で禁酒を申し渡され、年を取ったら急に甘いもの好きになった。結婚

式で貰って来た練り切りには目が無く、大きな鶴や亀をあっという間に平らげるような人にな

ってしまった。娘の私はちょっと軽蔑した目でそんな父を見ていた。そうがどうだ。自分が今

甘いものが好きになっている。加齢によって甘いものを求めるのは骨を形成するホルモンバラ

ンスが崩れることから来る生理現象である、とモノの本で読んで納得したが、どこかに罪悪感

があることは否めない。と言いながら今日も甘いものに手が伸びる。

            何探してんの?」「甘いものダス」

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