パクパク日記354

              ラーメンと豚肉とバー通いの5

              

5月19日(月) 雨 夕刻には止む

昼 銀座・タイ料理「レモングラス」 タイ風カレーそば(ご飯、デザートつき) 1050

   

パクパク日記は毎週日曜日の夕食を終えて、その分を収録してから更新作業に入る。日曜日の夜は

出かけないようにしているから、普段更新を終えるのは午後9時から10時にかけて。然るに、昨日は

朝からアメフットの試合、午後から大相撲、終わって両国のちゃんこ料理屋と出ずっぱりであった。「ち

ょっと飲んで早めに帰って、しっかり更新」の方針は、酒が入ると忘れてしまい、店の看板時間まで飲

み続けて帰宅した時はベロンベロン。それでもやった。1行書いてはコックリ、写真1点貼り付けてはウ

ツラ。目はカスムし、頭は混乱。あぁ疲れた、とちょっと寄りかかった・・・。ハッと気がついた時は午

3時半だった。それから更新したのでありまするよ、ハイ。朝から雨。そんな時は大好物を食べよ。

「レモングラス」のタイ風カレーそばは、ココナッチミルクが入ったちょっと辛いスープ、鶏挽肉ともやし、

ニラを炒めてトロミをつけた具、透明感のある平なフォーに煮た麺で構成された大好きな味。ご飯は今

まで普通の日本米だったが、良い香りのするタイ米に代わっていた。香りは良いけど、ちょっと苦手。

夜 新橋・新橋駅前ビル1階「本陣房」 枝豆 700円、ゆば豆腐 600円、季節の野菜天盛り せいろ

  1500

   

   

用事を済ませると午後9時を過ぎていた。銀座で飲む店ならいくらでも思いつく。しかし昨夜のこともあ

るし、今晩酒は飲まないことにしている。蕎麦屋でメニューを検討。酒の肴がズラリ。何を頼んでもお酒

を飲みたい。が、枝豆とゆば豆腐をお茶飲んで食べた。酒!と言いそうになるのに我慢するケナゲナ

夢子なのだ。天麩羅はアスパラ、カボチャ、茗荷、シシ唐、隠元、椎茸など8種。細いせいろで。無酒日

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5月20日(火) 曇り 午後から雨 夕方はどしゃ降り

昼 銀座「喜多方ラーメン 板内」 喜多方ネギらーめん 650円、一口餃子 180

   

昼休み時間を中心に2時間仕事に集中した。落ち着きの無い人間には珍しいことだ。1時半。空腹で

ある。同じガード下の「謝謝」より有楽町寄りのガード下にある「板内」。以前は同じ喜多方ラーメンの

「蔵」であったが、数年前「板内」に代わった。麺は平打ちの縮れ麺だから基本的には好みだが、今日

は茹で過ぎ。一口餃子は安くて良いがニンニクの味が立ち過ぎているように思うのであるよ。うん。

夜―1 門前仲町「深川志づ香」 お任せ料理(タコのトマトソースサラダ、お造り盛り合わせ:カツ

    オとヒラマサ、穴子の白焼き、加茂茄子の揚げ煮、若鮎の天麩羅 蓼おろし添え、鱒の蕗味噌がけ、

    稲 庭うどん 胡麻ダレ味、ビール、冷酒(飛呂喜)

   

   タコが柔らかいこと!ソースはトマト味       カツオが旨いね

   

  ふっくらと焼かれた穴子には煮きり醤油が  ボリュームある加茂茄子の揚げ煮   若鮎がとにかく旨い!

   

   若鮎の天麩羅は蓼オロシで    苦味のある蕗味噌が良い味で       胡麻ダレだがサッパリ

渋谷のNPOで常任理事会を終えて門前仲町に急ぐ。東西線の電車の中で桑ちゃんとバッタリ会った。

駅を出ると土砂降りで雷もピカピカ。今晩は東北から4年振りに帰って来たMMちゃんの会。他の人が

何も言わないのに「僕が東京に帰って来た祝賀会を!」と本人に強要されてしまった。5人のうち2

は、近くに住む。「近くにこんな良い店があるとは知らなかった」と大喜びされた。穴子の白焼きと若鮎

の天麩羅がことに評判が良い。I親ビンは別格として、他の4人はもうクサレ縁である。MMとは28年?

夜―2 門前仲町「MARY’s CLUB ジントニック×3

I親ビンを送ってから4人で飲む。岐阜出身の熊ちゃんが、郡上八幡の盆踊りの歌を歌ってくれた。

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521日(水9 久し振りの五月晴れ

昼 麹町・ダイヤモンドホテル東京「金剛飯店」  五目焼そば コーヒー付き 1800

   

オススメは、五目焼そばとネギそば、お粥セットだと言う。うーん。悩んで五目焼そばにした。ボリューム

がある。隣に運ばれたネギそばも、ネギとチャーシューが辛みそで和えられ別盛りで旨そうであった。

夜―1 上野池之端「鳥栄」 おまかせコース 高菜漬け、東京軍鶏のおまかせコース(東京軍鶏の精

   肉とレバー(白レバー入り)、焼き豆腐とネギ、スープ、軍鶏のタタキ(つくね)×2、雑炊と漬け

   物)、ビール、冷酒

 

この店は昔から憧れであった。いつか来たいと思っていた。グルマンTさんにご招待頂いた。キャッホ

ー!2階の小さな座敷3つほどしか収容できないから、なかなか予約が取れない。奇数月の1日から、

次の奇数と偶数の予約を受け付ける。東京・青梅で生産される東京軍鶏を使っている。よくおこされた

備長炭がどんと運ばれ、スープの入った鍋がかけられる。ちょいと味醂を入れて煮立ったら,軍鶏の肉

とレバー、白レバーを投入し、火が通ったら大根おろしと醤油で食べる。サッパリとした味。次がタタキ。

普通はツクネと言うが、鳥栄ではとにかく全卵とネギを混ぜて叩いて叩いて作るのでタタキと言うのだと

か。これを適量掬って鍋に入れるのだが、何ともやさしい味で・・・・・。もちろんお替りをした。最後

は雑 炊だが、白飯を茶碗にヨソイ、軍鶏からたっぷり出たスープをかけて食べる。うーん、旨い!お替り!

夜―2 湯島 「EST!」 ジントニック、ドライマティーニ、ワイルドターキー

   

池之端から湯島に向かってぶらぶら歩く。このへんも情緒があって良いねぇ。この界隈で名バーなら「E

ST!」だろうと細い路地に入る。運良く座ることが出来た。こじんまりしているが良い店。飲み過ぎた。

夜―3  湯島 「スコッチバー ノア」 枝豆、モスコミュール

「この近くに面白いバーがあってね」と話したことから「じゃ、そこも行こう!」と。ヒック!でありまする。

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5月22日(木) 晴れ 蒸し暑い

朝 本郷「一幸庵」 わらび餅

大好物の「一幸庵」のわらび餅を頂いた。あの「練りに練って練り倒して」作るわらび餅である。作る立

場から「すぐ食べて。無理ならその日に食べて」と栞に書いてあるので昨夜遅くに2つ食べてしまった。

昼 馬場口「婆婆」  やわらかとろ煮ラーメン 950

   

いつもバスで前を通って「婆婆」なんていう店の名前をどうしてつけたのだろう、と思っていた。朝のう

ち高田馬場でいろいろ用事があり、早めの昼食。店名の謎は店内に入ってすぐわかった。貿易の仕事

をかつてやっていた店主が、取引先の家でご馳走になった時、楊婆婆(ヤンバーバー)が作ってくれる

湯麺の味が忘れられず、ラーメン屋さんになった。キッカケを作ってくれた楊婆婆に敬意を表して「婆

婆」と命名した由。トンポウロウはトロトロ。スープは旨かったか?それがよく味がわからなかったのだ。

午後の会議中に、何か襟元がゴソゴソしてヘンだなぁと思ったら、シャツを前後逆に着ていたのだ。い

つだったか自分の履いている靴を見ると、右が黒で左が茶だった。高校時代の冬、今日は暖かいと思

ったら、スカートを2枚履いていることに気がついた。ま、わりとこうゆうことはよくあることです。

夜―1 舟町・杉大門通り「三櫂屋」 豚しゃぶ入りお任せコース(そら豆、おぼろ豆腐、ヒラマサ刺身、

   ハタハタ焼、焼岩海苔、マグロの巨大カマ焼、普通のトマト、豚しゃぶ鍋、佐平次うどん)、生ビー

   ル×2、冷酒(小鼓、大七)

   

   

   

「三櫂屋」(さかいや)の豚しゃぶ入りお任せコースは量が多いと聞いて、食いしん坊Tはおやつのカレ

ーもガマンして楽しみにして来た。豚しゃぶまでの料理もいろいろあったが、料理の最後に巨大なマグ

ロのカマ焼がドカンと置かれた。次は楽しみな豚しゃぶ。豚は群馬県の老夫婦が育てている黒豚で、生

産量が少ないことから、特別なブランド名などないそうだ。細く切られたネギと一緒にサッと湯に通して

食べるとかなり旨い。良い豚肉だなぁと実感する。その後のうどんは、たっぷり豚の旨味が出たスープ

に入れて食べるのかと思いきや、スダチと生醤油で食べる。何だかもったいないよ。食いしん坊TもK介

も「もっと食べたい!もの足り無い!」と騒ぐ。「腹八分目じゃ」と返す夢子。期待し過ぎたからかもね。

夜―2 荒木町「よつやこくている」 ジントニック×3

「よつやこくている」はツマミメニューも充実。ナポリタンもあるから食べたら?と勧めたが要らないって。

夜―3 四谷「某」 胡麻がけピーナッツ豆腐、鶏の煎り煮、凍結酒

   

1人で「ちょっと1杯」のつもりで「某」に行ったが、楽しくて2時間もいた。匠ちゃん、おめでとう!

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5月23日(金) 曇り

朝 家食 豆腐サラダ、豆乳パン、タンドリーチキン、もやし味噌小ラーメン

   

こういうカンタン食事はしないようにしたい、と思っているのだが。どーもイケマセンなぁ。

昼 早稲田「うだつ食堂」 徳島肉ラーメン(大) 800円、地鶏卵半熟のせ 100

   

この食堂は自動発券機で食券を買う。青ネギラーメンを買ったつもりだったのに、ラーメンにはネギちょ

っとで肉が多い。間違えて隣のボタンを押し「肉ラーメン」を買ってしまったらしい。昨日から豚続きなの

に、豚バラ肉の甘辛煮がたっぷり乗っかっている。うーー。並も大盛りも特大盛りも同じ値段ですよ。

夜 渋谷「COLEGIO」 コレヒヨ チーズ盛り合わせ、ボイルウィンナー、豆腐ピザ、ギネスビール、

   ンフィズ×2杯、ジントニック

   

   

夜「シアターコクーン」に野田秀樹の「オイル」を見に行った。野田秀樹地図第九回公演である。大きな

劇場ではないものの、立ち見を含めて満員。チケットもすぐ売り切れてしまったらしいから、大変な人気

なのだ。松たかこ、藤原竜也、小林聡美、片桐はいり、橋本じゅん、野田秀樹・・。1時間50分ぶっ続

けで休憩無し。中盤は私が、後半は小S子さんが熟睡した。大声を張り上げ、早口でハイテンションに

語られる台詞は、3割は聞き取れない。理解できない。話は時間的経過が錯綜して、更に理解出来な

い。野田芝居は、初めてだが、熱心なファンの方々は一度見ただけで全部わかるのだろうか。「寝てち

ゃあ、わかるわけもあるまい?」と言われれば「おっしゃる通り」。でも、難解さを克服すべく集中して凝

視し、それでもわからないから疲れて、ついウトウトしてしまう。ワケわからないオバサン達は遠慮しろ

よ!はい、これからは行きません。小S子さんは、明日山に行くので朝早い。それではバーでちょっと飲

み喰いいたしませう。豆腐ピザは、豆腐グラタンとした方が良いように思うが、まァ旨い。マスターに「年

配の女性2人組なんて珍しい」と言われて気分を害す。そうだよ!「オイル」もわからない年配だよ!!

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5月24日(土) 曇り

朝 家食 国技館の焼き鳥を使った焼き鳥丼、モヤシと豆腐の味噌汁、IM母上特製イカナゴのクギ煮

   

国技館の焼き鳥が旨いとことは結構知られている。日曜日に貰った焼き鳥は箱ごと冷凍しておいた。ご

飯にタレを掛け回し海苔をビッシリ敷き詰めた上に温めた焼き鳥を乗せる。黒七味と粉山椒をかけて。

おやつ 「サーティー」の生チョコレート、「僕のお茶」深蒸し茶「薫風」

   

朝から重労働中である。汗びっしょりだ。昼も食べずに。ちょっと休憩して甘いものでもね。いそがしい。

夜 家食 豆腐の中華とろとろリゾット、国技館の焼き鳥、銀タラの味噌漬け焼、野菜サラダ、モヤシと

  豆腐の味噌汁

   

   

8時過ぎにようやく終わった。正確に言えば全部終わってはいないが、今日はここまで。重労働者に

は、たっぷりの食事が必要だ。豆腐の中華とろとろリゾットも味噌汁もお替り。食べ過ぎたぜ。無酒日

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5月25日(日) 曇り

朝 早稲田「モスバーガー」 ロースガツバーガー 300円、オニオンリング 150円、サラダ

  (小)200円、アイスティー 150

   

アメフットチームのE主将の父君が一昨日亡くなった。会社を経営され、岐阜県にお住まいだ

ったにも関わらず、毎試合のように応援に来て下さった。ライスボウルでお会いしたし、信じら

れない思い。合掌。その父君のためにも、今日のパールボウル準決勝には是非とも勝ちたいとこ

ろだ。しかし、現状のチーム力では仕上がりの早い相手が有利か?カツバーガー食べて勝利を!

遅い昼 池袋・サンシャイン地下「トプカベスカ」 ムルギー(チキン)カレー 880円、大根

   サラダ 250円、ラッシー 350

    だから、サンプルです

試合が始まった。やはり、相手の方がグイグイと押している。これでは惨敗も・・・と最悪のこ

とも頭をカスメル。しかし、守備が驚異の頑張りを見せ、前半終わったところで7−3でリード。

後半逆転され、再びひっくり返し、残り僅かのところで同点に追いつかれてタイブレークの延長

戦。あぁ、心臓に悪い。結果は、我がチームが6点取って勝利した。E主将の父君が応援して

くれたのかもしれない。午後4時、遅い昼を池袋で取った。「撮影はお断りしています。どうし

ても、ということなら店先のサンプルを撮って」。2年半、撮影を拒否された店は6店。うち4

店がカレー屋である。カレー屋さんって写真キライなのかぁ? 辛くてわりと旨かったのにな。

夕方のお茶 池袋「リブロカフェ」 ダージリンティ 420

   

夜 家食 「寿がきや」の味噌煮込みうどん ネギと卵入り、クエン酸

   

帰りに猫をいっぱい激写して来た。勝利の祝いは猫、ということにして夜は粗食なんさ。無酒日

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【今週の振り返り】

土曜日の日経新聞を読んで、ついニンマリした。「この言葉、よろしかったでしょうか 新・丁寧語で摩擦 

ロイヤルでは禁止」という見出しがついている。いつだったか、私がこの欄でヘンな言葉はヤメマショ

ウ、と書いた趣旨と同じ内容だ。ファミレスの「ロイヤルホスト」では、今年の1月から5つの禁止語と正

しい言い方の通達を出したと言う。快哉であるぞ。「こちらケチャップになります」→「お待たせしました。

ケチャップでございます」、「1000円からお預かりします」→「1000円、お預かりします」、「お

タバコ 、お吸いになられますか」→「おタバコは吸われますか」、「山田様でございますね」→「山田

様でいら っしゃいますね」、「以上でよろしかったでしょうか」→「以上でよろしいですか」。日経新聞は

「新・丁寧 語」と表現しているが、ロイヤルは「非常識用語の撲滅」としているようだ。パチパチパチ。も

っとやれ! 「新・丁寧語」は、「ファミ・コン言葉」か「バイト語」と呼ばれると言う。正しい丁寧語を知

らない若者が、 ファミレスやコンビニでバイトする時、仕事仲間から聞いて正しいと思い込んで広がったの

ではないか、 とNHK放送文化研究所は分析しているらしいよ。

しかしだ、そのNHKを見ていても、不愉快な思いはしょっちゅうしている。特に料理番組はヒドイ。「は

い、ここで材料のイカを油通ししてあげましょう。次に野菜は湯通ししてあげましょう。そして鍋でサッと

合わせて炒めてあげたら、素早くお皿にのせてあげましょう」。どうしてイカや野菜に○○してあげる、な

んて言う必要があるのか。材料にそんなに情愛を注ぐのか? 逆に見下して言うのか? 有名なオペ ラと同

じ名前のレストランのWオーナーシェフなどはあげるオンパレードで聞き苦しい。フジテレビの郁 恵ちゃん

と井森の料理番組に出て来るシェフにも使う人が多い。そういえば、昔通っていたスポーツジ ムのインスト

ラクターもそうだった。「はい、右腕を左手で掴んで、しっかり伸ばしてあげましょう。首を十 分に回して

柔らかくしてあげましょう・・・」、伸ばしましょう、柔らかくしましょう、って何で言わないんだ?

そんなヘンな言葉づかいしていると、もう行ってあげないからね。

          眠いから撮らせてあげニャイ。言葉のつかい方正しい?

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