パクパク日記 3年10月 3週

            秋深み 馬肥えりせば 我も肥ゆ 体重計の 針振れるまで

 ロイヤル・マイル 大雨後の夕陽

10月 13日 (月) 曇り 午後大雨 夕方は晴れ 暑いぞー

朝 家食 京都「はれま」のちりめん山椒を山盛り載せた十穀ご飯、厚焼卵、ほうれん草の胡麻和え、

      きんぴらごぼう、ヘルシア茶

  

結局3連休は全部天気が悪かった。どこにも出掛けなくて良かった。洗濯をしたものの、午後になった

ら大雨。3つの区境に住んでいるので、何区のサイレンかわからなかったが、警報が鳴る。神田川が異

常に増水したのだ。見に行った。凄いぞ!いつもなら川底にチョロチョロ流れているだけなのに、5メー

トル近いU字溝いっぱいに凄まじい濁流がゴーゴーと。家にカメラを取りに行って撮影した。氾濫する

のだろうか。が、やがて雲は勢い良く南東に流され、信じられないような青空になった。それにしても、

この暑さは何だ!28度?思わず冷房を入れてしまった。調子が出て来たVちゃんで、空の写真撮影。

夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「カフェ・コルベイユ」 お勧めコース料理(オードブル:豚肉の

        ゼリー寄せ 生野菜添え、野菜たっぷりの田舎風スープ、今朝届いた鯛のオリーブ焼、牛フィレ肉

        の網焼き マデラソース、ライス、デザート盛り合わせ:ムースとココナッツシャーベット、ローズヒッ

        プティー 3500円+200円(ハーブティに替えたので200円+れすよー)

  

  

3週間ぶりにヘルスクラブに行く。千メートル走って歩いて、百メートル泳いだ。腰に来た。恐る恐る体

重計に乗ってみると、あらら、増えていないわ。「ベトナム太り」なんて無かったんだ。出掛ける前から太

っていたんだった。アハハハハ。ベトナム料理はやっぱり太らないんだな。何だが嬉しくなって「コルベ

イユ」でコース料理を食べてしまって台無しだね。総カロリーは恐ろしいが、洋食もいいなぁ。  無酒日

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10月 14日 (火) お昼過ぎからずっと雨

昼 麹町「鳥笑」 勝つ丼(スープ、小皿2、漬物付き) 1000

  

会議があるので、朝早めに出社。予定時間より早く終了したので、昼過ぎに会社を出る。今晩はアメリ

カンフットボールのリーグ戦4戦目だ。3戦目はベトナム旅行中にあって帰りの飛行機でこわごわ新聞

を見ると大勝していた。最近出来たという「鳥笑」で勝つ丼を食べよう。この店、鶏肉は秋田比内鶏、お

でんには鱧の摺り身を入れ、塩は○○、じゃがいもは××・・・と食材や調味料は全国の逸品を取り寄

せたんだぞ!という大きな掲示があるのだが、味はフツーなのよね。旨くもなく、さりとて不味くも無い。

夕方の軽食 麹町「シェ・カザマ」の勝ってねサンド3切れ 800円+税

  

雨の中を銀座へ。映画『名もなきアフリカの地で』を観る。シュテファニー・ツヴァイクの自伝的原作を映

画化したもので、アカデミー賞の最優秀外国語映画賞を受賞している。ナチスの迫害を逃れるため、ア

フリカ・ケニアの奥地に移住したドイツ系ユダヤ人一家が主人公だ。農場管理人に雇われた弁護士の

父親、上流階級の生活を忘れられない母親、繊細な6歳の娘レギーナ。乾ききった広大な地で、この親

子は生きていけるのか、順応できるのか。それがねぇ、この3人はいろんな体験をしながらアフリカに溶

け込んでいくのであります。レギーナの愛くるしさ、一家の料理人オアウの聡明さ。骨太の映画のおか

げで、2時間半私もアフリカにいた。映画館移動して2本目は『ジョニー・イングリッシュ』。Mrビーンで

お馴染みのローワン・アトキンソンが大好き。とにかく英国的ギャグが可笑しく、ずっと笑い続けて観る。

映画の中に出てくるロンドンの鮨屋で「ウニ」と嫌われた食べ物は何だろう。カタチが全く違うし、謎だ。

本日の勝つモノの第2弾は、麹町「シェ・カザマ」のカツサンド。あの故白州正子さんも大好物で、入院

先から取り寄せたという逸話もあると聞く。電話で予約して熱々を買ったのに、持ち歩いているうちに冷

たくなる。当然だな。でも冷めても美味しいのよね。「勝ってね」と願いながら、映画館で3切れ食べる。

夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 シェフサラダ(ハーフ)、麹町「シェ・カザ

     マ」の勝 ったねサンド2切れ、ギネスビール、ジントニック×2、カクテル「ロイヤル・マイル」

  

試合は今日も緊迫した内容だったが、27−14で逃げ切った。相手チームを率いるのは、昨年まで13

年間我がチームを育てて来たD.Sヘッドコーチ。東京ドームのオーロラビジョンにディビッドの顔が何度

も写しだされるのでやりにくい。もう10時で雨も降っているから「セラーバー」へ。夕方残しておいた「シ

ェ・カザマ」のカツサンド2切れを持ち込みで食べさせて貰う。「勝ったね」サンドである。1日3回カツ!

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10月 15日(水) 晴れ

昼 高田馬場 「カオタイ」 ランチヴュッフェ(イエロー、グリーン、レッドカレー)、幅広麺の焼きそば、

     レ モングラスと鶏肉のサラダ、カリフラワーの炒め物、野菜炒め、大根スープ、タピオカとココナッツ

        のデザート 870

  

  

「カオタイ」のランチヴュッフェは本当に旨い。カレーが3種類揃っていて、どれも特徴を主張して実に旨

い。これに、野菜たっぷりの料理やスープ、デザートまで付いて870円は申し訳ない程。英語圏の外国

人客が多い。昼グチャグチャ喋ってないで、食べたらとっとと帰んな!店の人は日本人に似ているが店

名の通り「顔はタイ」。ベトナム料理も洋食も旨いが、タイ料理もいいねぇ。甘くて、酸っぱくて、辛くてさ。

午後のお茶 東銀座「YOU」 コーヒー  460

  

歌舞伎座の2軒晴海寄りの店。ここはオムライスが有名で雑誌にも何度も取り上げられた。客が頼む

食べ物は、ほとんどこのオムライス。食べたいが昼食べ過ぎでお腹が空かない。ミルクは生クリーム。

夜  四谷「金吹」  お任せセット(イカの塩辛、ピーナッツ豆腐、モツ汁、イナダの刺身、鶏と野菜のス

           ープ煮)、漬物盛り合わせ、ビール、凍結酒

  

  

歌舞伎座夜の公演。毎月行っていたが、9月だけお休みしただけで、とても久し振りに思える。演目は

『祇園祭礼信仰記』、『於染久松色読販・おそめひさまつうきなのよみうり』。後者人気で補助席まで出

て場内満員だ。午後4時半幕が上がる。浄瑠璃の三味線と太夫が演奏を開始。金閣寺のセットには、

「国崩し」と異名を取る大悪党の松永大膳(松本幸四郎)がデンと座っている。さて、台詞を、というとこ

ろに、グラーッと大きく歌舞伎座が揺れた。地震。1866席+アルファの客は「キャー!」「えーー!」

「やだーー!」と一斉にドヨメク。私もハッとしたが、太夫や幸四郎がどう振る舞うかに関心があってジッ

ーと見ていた。心の中では「あっ、地震だ、どうしよう」と思っていた筈だが、表面は慌てず騒がず、冷静

にその場をやり過ごし、揺れが小さくなったところで、何もなかったように芝居を始めたのでありまする

よ。サスガ「国崩し」の巨悪だ。震度4だったことを後で知った。雪姫を演じた雀右衛門が初々しい。さ

て、お待ちかね『於染久松色読販』。玉三郎がお染の七役として、油屋娘お染、丁稚の久松、許嫁の

お光、奥女中の竹川、芸者小糸、土手のお六、後家貞昌の七役を早替りで演じる。早替わりといえば、

市川猿之助の当り役で『伊達の十役』を何度も見ているので、びっくりすることも無いが、演じる方は大

変だ。玉三郎は、若い頃名古屋で昼夜同じ演目だったので1日に70回も着替えたんですってさ。早替

わりがウリになるので、1つ1つの役をじっくり表現する間が無いが、土手のお六だけは性格が浮き彫

りになって良かった。猿之助の弟、段四郎が良い味を出した。四谷の金吹に行く。主人の匠ちゃんの奥

さんは昨日が予定日だったけど、未だらしい。8月に結婚したのに早いねぇ。凍結酒を飲み過ぎちゃっ

た。Vちゃんは、かなりの撮影上手だが、暗い所でノーフラッシュは不得意らしい。電話があり、Pちゃん

の入院治療費用は税別で2万6200円だと。レンズ交換らしい。Pちゃんが健康になるならならいい。

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10月 16日(木) 晴れ

昼 早稲田・チヂミ専門店「あーこりゃこりゃ」 野菜チヂミ 480円、三色ナムル 350円、コムタン

      スー プ 270

  

    ほんとチッチャナ店

いつの間にか、こんな店が出来ていた。「コーリア」をモジッタのだろうが、何と言う店名をつけるのだろ

う。センスを疑う。この店に限らず、信じられない店名があって、店主の趣味の悪さを露呈している。店

名は悪いが味は良い。特にコムタンスープは旨い。ベトナムも洋食もタイも良いけど韓国料理もいい。

午後のお茶 早稲田「モズバーガー」 モスシェイクS 180円、コーヒー 150円 +税

夜 新宿・伊勢丹 「北京かおや」 彩り野菜のピータン豆腐 680円、黒胡麻坦坦麺+北京ダッグ2巻

   1400円、果肉入りマンゴープリン 400円、ジャスミン茶

  

  

どうして店名が「かおや」なのだろう。北京ダッグは「北京烤鴨」と書くが、「烤鴨」を中国語読みすると[

[kao ya]と読むんですって。つまり「かおや」。店の人に聞いて学んだ。ということは「北京烤鴨」の専門

店。今日は専門店づいている。麺類やご飯類には「北京烤鴨」2巻がつくセットがある。黒胡麻坦坦麺

は、食べ始めは辛くもないし、たいした味ではなかったが、食べ進むうちに、辛さをジワーッと感じて来

る。なかなか深い味ですなぁ。大新聞のOBが店内に響き渡る大声でしゃべりまくる。自慢話と悪口ば

かり。せっかく良い店なのに。ベトナムも洋食もタイも韓国料理も良いけど中国料理もいいね。無酒日

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10月 17日(金) 晴れ

昼 高田馬場 「パティオ」 インドカリー(ミートボール入り)ランチセット(サラダ、コーヒーつき) 900

  

今日は忙しい。午前中ヘルスクラブのプールに行き、高田馬場で昼食。渋谷のNPOで常任理事会を3

時間やって、代々木に移動。その後、上野池之端に行く、というキチキチコースだ。馬場の街を歩いて

いて、外に出しているランチメニューの1つにインドカレーの文字を見つける。こうゆう時の私の視力は

凄い。洋食ランチ、パスタ、サンドイッチなどの料理名の1つなのに見つけるんである。炒めた玉葱がた

っぷり入っているらしく、旨味と同時に甘味が強い。それに各種スパイスが入ったカレーだった。気の良

いお母さんが、カレーを撮影する私にいろいろと質問される。昼食を摂るにはほっこりする店であった。

月曜日、体重が増えていないとヌカ喜びしていたら、今日しっかり太っていた。うーん、マズイなぁ・・。

夜―1 上野池之端 「鳥栄」 コース(高菜漬け、東京軍鶏の胸肉、腿肉、レバー、モツ、脾臓、心

        臓、-焼き豆腐とネギ、スープ、軍鶏のタタキ(つくね)×2、雑炊と漬け物)、ビール、冷酒:白鶴

       大吟醸   @1万700円

  

  

  

  

前回「鳥栄」に行ったのは5月21日。また来たい!と思った。この店の予約方法は、奇数月の1日から、

次の奇数と偶数の予約を受け付ける。つまり、7月1日に9月と10月分の予約が開始されたのだ。7月

1日に予約して、ようやく今夜来ることが出来たというワケ。そんな長い時間経ったら忘れてしまう客もい

るでしょ?大丈夫、「鳥栄」さんは、予約の前日確認の電話を入れて下さるのですよ。今日は食いしん坊

T、K介、R子の4人で食い気満々のメンツ。食いしん坊Tなぞ、ここ数日鳥断ちまでして臨んでいる。

「完全公平」を旨とし、鍋に入れる鶏肉は必ず4の倍数にするよう取り決めた。それでも、そっちが大き

いの、これは小さいのと大騒ぎ。鳥栄のお母さんに笑われた。東京・青梅で生産される東京軍鶏。

備長炭で温められた極上のスープで熱を通した鶏を、醤油と山椒をかけたたっぷりの大根おろしで食

すと、しみじみ旨い!サッパリしているのに深い味。次がタタキ。世間はツクネと言うが、ここではタタキ

と言う。全卵とネギを混ぜて叩いて叩いて作るのでタタキ。大好きなので、始めから「お替り」を注文して

おいた。これを食べたら「量が少ない!物足りない!」と叫んでいた男2人も、この頃には満足げ。その

上、白いご飯に最高のスープをかけて何杯も食べるのだから。次の予約はどうするか、早速検討する。

夜―2 湯島「EST!」 ジンフィズ、ドライマテx−ニ、ジントニック、ピーナッツ、海苔せんべい

  

素人が歌手になれるマイクのある「ド・レ・ミ・ファ」に電話するが一杯だと言う。それじゃ、最近息子達の

店ばかり行っているのでオヤジさんの店に行こう。ピーナッツがやけに旨い。あぁ、湯島はいいねぇ。

夜―3 湯島「Z何とかというカラオケ」 ジントニック

カクテルを3杯飲んで電話しても「ド・レ・ミ・ファ」は混んだままだと言う。先々週は、3人でずっと貸し切

りだったのに。じゃ、カラオケボックスでいいや、とチラシ配りのお兄さんに着いて店に行った。そういえ

ば、今日大リーグア・リーグの最終戦。ヘルスクラブと自宅で時々試合を見たが、家を出た時は8回裏

に替わるところで、レッドソックスがヤンキースに5−2で勝っていた。95%レッドソックスの勝ち、残り

5%ヤンキースに逆転の機会ありと予想して出かけたのだ。代々木で夕刊を見ると、なんとヤンキース

が延長11回でサヨナラ勝ちしたことを知る。びっくり!深夜帰宅してNHKのダイジェスト版を最後まで。

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10月 18日(土) 晴れのち雨

昼 山吹町 「マラバール山吹町店 カレーバイキング(豆カレー、茄子と魚のカレー、チキンカレー、

     本 日の日替わりスープカレー、チキンハイダラード:チキンの激辛カレー)、ご飯、ナン、玉葱の薬味

         900円、ラッシー 300

  

向島「波むら」のお姉さんから「山吹町に辛いカレー屋がある」という話を何度か聞いた。昼過ぎから雨

が落ちて来たが、行ってみよう。昼はバイキングとアラカルトがあるが、900円のバイキングは残すと罰

金で100円追加となる。カレーは5種類。一番奥にあるチキンハイダラードには、注意書きがあり「激辛

です。このカレーが、食べ残しで一番多いのでお気をつけください」とある。他のカレーは中辛なのでス

イスイ食べるが、チキンハイダラードはムッチャ辛い!!!辛いというより、苦くて痛い。生涯食べた一

番辛いものは、渋谷ガーナ料理「オスン」のペッパースープ、四谷「辣辛房」の激辛チャーハンだったが

これは3位に相当する。残して100円払っても良いのだが、それでは「カレーの女王夢子」(いつ即位し

たん?)としての名折れじゃ。辛くないスープカレーと交互に食べてようやく完食。カレー女王苦労する。

午後のお茶 早稲田西鶴巻 「喫茶 リッチ」 ココア(クリーム抜き) 450円+税

あまりに刺激が強かったので、口の中に中和剤が欲しい。早大通りをぶらぶら歩いていると、小奇麗な

喫茶店があった。天井が高く、清々しい空間。生クリームを抜いたホットココアを飲んだら、ほっとした。

夜 早稲田「モスバーガー」 ビーフシチューセット(ビーフシシュー、パン) 680円、ミネラル野菜サラ

        ダ、250円、オニオンリング 200円、コーンスープ 150円+税=1344

  

モスバーガーが売り出した「匠味」というバカ高いハンバーガーを食べようと思ったら、売り切れだった。

午後3時からの販売で、1日10食限定なのでなかなかありつけない。それじゃ、ディナーメニューのビ

ーフシチューでも食べっか。ふーん、意外とイケルなぁ。日本シリーズ第1戦。王監督も星野監督も共に

夫人を無くしている。それはそうと野村監督も今度中日監督になる落合氏も、どうして顔の大きいコワイ

女性と結婚するのだろーか。嫁の言いなりになるのが楽チンなのだろーか。疑問ついでに言えば、大

リーグのア・リーグとナ・リーグの決勝対決がどうして「ワールドシリーズ」になるのだろーか。勝てば、

アメリカンチャンピオンの筈なのに、なぜ突然世界一になるのだろーか。ダイエーさよなら勝ち。無酒日

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10月 19日(日) 晴れ

朝 家食  タップリいくらとちりめん山椒ご飯、五目ひじき、小松菜のおひたし、ヘルシア茶

  

いくらはR子ママが醤油漬けにしてくださった。ちりめん山椒は京都「はれま」のもの。新潟の米と北海

道、京都が合体して旨い朝食となった。天気が良いので朝から洗濯。ワールドシリーズの第1戦開始。

昼 早稲田・鶴巻町 「アジアン・ダイニング・カフェ」 PM2時−3時限定サービスプレート(ご飯、

      エス ックサラダ、鯖の燻製、自家製コンビーフ、小さなフォー、デザート) 560円 お替りプレート・

      小さなフォー +100円、アイスコーヒー +100円、愛玉(オーギョーチー) 380

  

  

松井は3本ヒットを打ったがヤンキース負け。昼過ぎプールに行く。今週3回目でイバリたいところだが

今月3回目でもあるし、大きなことは言えない。早稲田大学のホームカミングデーとかで、大隈庭園に

爺さん達がゴマンといる。その流れでリーガロイヤルホテルにも続々と人が入ってくる。「ほう、こんなホ

テルがいつ出来たんじゃ!?」10年前だよ。「アジアン・ダイニング・カフェ」 は昨年2月に出来た店だ

が、行くのは初めて。中華、インドネシアを中心にアジアン無国籍料理と謳っている。2時までのランチ

は終わっていたが、お得なプレートがあった。100円でお替りできるというのでフォーを頼んだが、何せ

小さくてさ。愛玉は、台湾独得の植物のゼリーだよ。散歩しながらの帰り道、またもや猫10匹に遭う。

夜 家食 丹波の黒さや(丹波黒大豆のえだまめ)、ヘルシア茶

  

友人が丹波黒大豆のえだまめを送ってくれた。枝つきである。丹波黒豆といえば、おせち料理の黒豆

では最高級品だ。完熟して黒豆になる以前の青いサヤの枝豆なのである。高級品だからハサミで1つ

1つ丁寧に取る。大鍋で茹でて塩を振り温かいうちに食べる。食べる。黒豆の山が無くなった。無酒日

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【今週の振り返り】

鈴○博○が結婚してからもうかなり経っているが、今週遅ればせながら結婚祝いを送った。トップアス

リート同士の結婚だが、夫婦の共通の趣味は小鳥を飼うこと。十数羽飼っているという。2人とも海外

に仕事に出た時は、数が多いので2つに分け、神戸のご主人の実家と自分の千葉の実家に預けるら

しい。何にしても、生き物と一緒に暮らすということは大変だ。私の次兄も、子供の頃から鳥を飼ってい

た。新潟にいたころは、迷いこんできた山ガラとヒワ。長野県に移ってから、セキセイインコ、十姉妹、そ

してこれも迷い込んで来た雲雀がいた。野生の鳥なのに、すっかりなれて、時々家の中に放していたこ

ともある。雲雀は、垂直に飛べる。古い大きな家だったが、垂直に飛べばトーゼン天井にぶつかる。何

度も頭をぶつける雲雀を見て、大笑いしていた。この倶楽部の読者は、何となく感じておられると思う

が、私はずっと猫好きである。最初に飼ったのは、茶トラのミー子。余りなつかないうちに、猫イラズを

食べた鼠を食べて死んでしまった。次に貰ったのがメイ子である。5月1日のメーデーに生まれたという

ので、メイ子と名付けた。この猫は、独立心強く、狩りも上手、頭が良く、愛想の良い猫だった。長野県

から東京の世田谷、そして小平と3つの家で家族と一緒に暮した。世田谷の家では、中学に通う私を送

って来る。200メートル位のところでメイ子は座る。かなり歩き後ろを振り向くと、小さくなったメイ子がま

だそこに座っている姿を確認できるのだ。帰り道は何本もあった。友人とおしゃべりしながら、毎日違う

道を通って帰って来た。しかし、どの道を歩いて来ようと、メイ子は家から100メートル位のところに待

ち伏せしている。近所の家の門柱や塀の上で「ニャーお帰りー」と鳴くのだ。スマシタ顔で、偶然ここに

いたのよ、という風情だが、その実彼女はあっちの道、こっちの道を行ったり来たりして私を待っていた

に違いない。メイ子が危篤になった時、私は彼女のカラダをさすっていた。ほんの5分程離れた隙に、

メイ子は姿を消した。歩くのもやっとだったのに、それから1週間探しに探しても、メイ子は見つからな

かった。彼女の死体を見つけることが恐かったが、それでも必死で探した。1週間泣いていた。以来、

犬は2匹飼ったが、猫は飼っていない。その代わり、毎週のように街の猫達の写真を撮って、メイ子を

偲んでいる。

          「ボクを飼う気ニャイ?」  「ニャイ」

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