パクパク日記3年10月4週
♪ 秋の夕日に照る山紅葉 ・・・・・・ 秋を彩るカエデやツタは ♪
10月 20日(月) 晴れ
昼 広尾「筑紫楼」 フカヒレランチセット(フカヒレ、鴨肉の燻製、揚げ春巻、蒸し餃子、海老のマヨネー
ズ揚げ、漬物、スープ、ご飯、バナナのムース) 1200円+税
恵比寿から数分歩いたプライムスクゥエアタワーの広場にある「筑紫楼」。1200円のランチセットは、フ
カヒレも付いて豪華な布陣。こんなにオカズがたくさん付いては、お櫃に入ったご飯何杯食べてしまうの
だろうか心配になる。でも大丈夫。それほどご飯は進まなかった。フカヒレは、焦げ臭いドロドロスープ
でカンドーなし。半分はそのまま、半分ご飯にかけて食べた。揚げ春巻、スープ、デザートは美味しい。
午後のお茶 広尾「Dexoe Dinner」
カプチーノ
ふーん、こういう場所ではランチにワインがついてくるのね。昼からワイン飲んで午後仕事できるの?
夕方のお茶 西麻布「Frends」 霧の紅茶 580円
家具選びに4時間もかかった。床の色、壁の色、カーテンの色を思い浮かべて、この色合いはどうなの
かを考える。地味過ぎても何だし、派手過ぎは論外。うーん美術の授業よりずっと難しかったぞ。西麻
布の喫茶店でご主人とおしゃべりする。星条旗通りを出て左にある店で、楽しい話をたくさん聞いた。
夜―1 六本木「クレードル」 蓮根煮、大根サラダ、ミートコロッケ、水餃子、皿うどん、ビール、ジントニ
ック、ラム酒のロック
星条旗通りの落ち着いたお店だが、お料理は家庭的なものだ。そして旨い。皿うどんは、かき回してか
き回して食べるのよね。ほの暗い店なので、暗め苦手のVちゃん、仕方なくフラッシュを焚いて撮影。
夜―2 六本木「Kie」
カレーひと口、ジントニック
フォークグループの「PPM」のファンであった。その「PPM」の曲をライブで演奏する店ということで連れ
て行って貰った。あいにく演奏は終わったいた。3人で一皿取ったカレーを、ほんの一口食べる。一口。
夜―3 西麻布「かおたんラーメン」 かおたん醤油ラーメン 650円
「タブー中のタブー」「厳禁の上厳禁」を破ってしまったぞ。深夜のラーメン喰い。こんな掟破りは、数年
ぶりだ。星条旗通りを出て来ると、そこに「かおたんラーメン」があるのがイケナイ。タクシーを待つ間、
横目に「かおたんラーメン」が見えてしまうのがイケナイ。イケナイラーメンではあったが、旨かったよ。
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10月 21日(火) 晴れ 夕方から雨と言っていたのに降らなかった
昼 早稲田・大隈商店街「アララ・カララ」 あらから風カレー(野菜 辛口) 780円、コーヒー 450円
学生街の店には珍しいシックな店内である。そこに7、8人の若者が、カメラを覗いたり、照明のテストを
したり、1人の女の子の髪を梳かしたり。学生の映画撮影に店内を貸しているんだって。私がカレーを
食べている横で「ここで寂しそうな、アンニュイの風情を出すのよ。もう、ホント孤独ってカンジで」、「あ
なたはコーヒーを運んで来て、初めて彼女に会うの。そこで一目惚れするのよ。イトオシイという表情で
ね」なんて、監督らしい女性が役者の2人に指示を出す。アマチュア映画とはいえ、私はこんなところで
演技なんか出来ん。役者を志さなくて良かった。あらから風カレー。甘くてちょっと辛くてなかなか良い。
夕方のおやつ 国立劇場にて グレープフルーツのゼリー 140円、ウーロン茶 130円
今年歌舞伎400年。そして市川猿之助襲名40周年。7年ぶりの国立劇場での公演を見る。演目は通
し狂言『競伊勢物語』。「競lで「あでくらべ」と読む。『伊勢物語』と言えば「昔、男ありけり・・・・」ですよ。
但し、今日の主役は在原業平ではない。序幕で皇位を争う惟喬、惟仁の決着をつけようと、相撲大会
が催されるのだが、右近演じる孔雀三郎が、高見盛の気合い入れをして場内を笑わせる。骨寄せ、大
火事の屋台崩し、宙乗りなどの見せ場がたっぷりある一幕に対し、ニ幕目は「春日村」でじっくり芝居を
見せる。主君の危急を救うために我が子を殺すというのは、歌舞伎では結構ある想定なのだが、娘を
殺される老母・小由役の中村東蔵(亡き六代目歌右衛門の弟)が達者に演じる。猿之助劇団では、女
形と言えば笑也、春猿だったが、ここ数年は笑三郎がメキメキと腕を上げて来た。美しいだけでなく、演
技力を要求される役は、ほとんど笑三郎が演じている。大詰では、右近が大活躍で場内を沸かせた。
歌舞伎座(新橋演舞場も含む)などの松竹系の歌舞伎と国立劇場の差もビミョーにある。まず入場料。
一等席の場合、松竹系は1万4700円(税込み)に対し、国立は8280円。筋書き松竹1200円、国立
800円、イヤホンガイドは値段が同じ。国立は遅刻者多く、そして私語交わす客多し。ま、面白かった。
夜 四谷・舟町「季節料理 米」 付き出し:帆立の揚げもの、白海老おろし、自家製焼餃子、ぼたん海
老の刺身、ニラのお浸し卵黄添え、ミニ親子丼ぶりセット、生ビール、冷酒:吉乃川 4合 4500円
M佐ちゃんが、教えてくれた居酒屋「米」にタクシーを飛ばす。「米」と書いて「よね」と読む。米原さんご
夫妻が経営しているから。店内満員で帰ろうかと思ったら、荷物置き場になっている2席しかないカウ
ンター席を何とか整理して座らせてくれた。家庭的な料理が多く、ほっこりする店。複数で来るとお勘定
は2、3千円で済むらしいが「お一人だとどうしても高くなっちゃうのよねー」と済まなそうに女将さんが出
したメモには4500円とあった。私は安いと思っていたから、こちらこそ恐縮する。深夜2時まで営業。
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10月 22日(水) 雨
昼 早稲田 「花月」 坦々麺 700円
昼飯は雨が降っているのでごく近場で済ませる。ダイエットや食餌療法を指導する先生は「たまにはラ
ーメンも結構ですよ。但し、麺だけでスープは決して飲まないこと」なんておっしゃる。でも、坦々麺の場
合、挽肉は下に沈んでしまうから、スープ飲まないなんて出来ないよね。結局、全部飲み干しちゃった。
夜 神楽坂 「リストランテ UA」 プリフィックスコース(アミューズ:イベルコのチョリソ、フォアグラのソ
ティ 無花果のワイン煮添え+500円、カラスミのペペロンチーノスパゲッティ、イサキの網焼き
香味野菜添え、パン、デザート盛り合わせ:フルーツケーキ、パンナコッタ、ティラミスのアイスクリ
ーム、カプチーノ 3800円+パン 200円 +フォアグラの500円 +税 5千円弱
お昼に出社。会社では本日大きな出来事があり、無事スタートしてホッとした雰囲気。夕方、バースディ
割引きという葉書を貰ったので、神楽坂「アグネスホテル」でエステを受ける。いつも自分の顔なんぞ、
鏡でほとんど見ないのだが「美白パックをしたら、びっくりする程お肌が明るくなりましたねぇ」と言われ
て「え?ホント?」。最後に「お化粧をなさらないのは結構ですが、せめて化粧水だけでもつけて下さ
い!」と命令された。そう言われても・・・自信がない。「UA」は「ウーア」と読む。プリフィックスコースと
予約必要のシェフお任せコース。料理もさることながら、良いワインが安く提供される店で、今日の無酒
日が恨めしい。飲んでしまおうかという誘惑もあったが、私は意志が強い。「お水で食べます」。無酒日
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10月 23日(木) 晴れ
昼 軽井沢駅前 「荻野屋 志」 こころざし定食(峠の釜飯、蕎麦、サラダ、小鉢) 1400円
今日の昼飯は軽井沢で食べようか、と早めに家を出る。東京駅から長野新幹線で70分。売ってしまっ
た小平の家に行くより近い。駅の真横に、簡易ながら雰囲気の良い「荻野屋 志」がある。荻野屋とい
えば「峠の釜飯」である。1個900円だが、それに蕎麦や味噌汁をつける定食があった。蕎麦付きにす
る。釜飯の具が旨いんだよね。鶏肉、椎茸、筍、そして牛蒡。鶉の卵と栗と杏が入っているのも嬉しい。
午後のお茶 軽井沢万平ホテル・テラス ジョンがお気に入りだったロイヤルミルクティ 700円
今回は紅葉の撮影が目的だ。丁度1年前も、同じ目的で軽井沢に来たんだっけ。駅前から乗ったタク
シーの運転手さんはとても人柄の良い方で、2時間紅葉の名所を回ってくれた。去年より数日早いらし
く、白糸の滝付近は終わってしまったらしい。別荘地を幾つか回って、三笠通りを登り、湯川に沿って星
野温泉方向に下る。千ヶ滝通リを経て、雲場池、そして万平ホテルへ。今年もなかなか良い写真が撮
ることが出来た。ホテルに着いてみれば、ここも紅葉盛ん。ジョン・レノンが愛したカフェ・テラスで彼の
お気に入りだったロイヤルミルクティを飲む。窓越しの色ついた木々の景色が美しく目が洗われるよう。
夜―1 軽井沢万平ホテル「熊魚庵 たん熊 鉄板焼」 高雄コース(先付け:ちぢみこんにゃくの
白胡
野菜
銀杏
噌汁、
夕食も1年前と同じ店。本館から、ちょっと離れた場所にあるが、外に出るとブルッとする程寒い。今晩
鉄板焼コーナーは私1人の貸し切りだった。撮影する私に「あのー、もしかすると万平ホテルのことをイ
ンターネットで書かれた夢子さんですか? あれを読んでシェフが喜んでおりました」と言われた。お肉
は最初の半分は鉄板で焼き、残りは時間をかけて炭火で焼く。今日も調子に乗って一杯飲んでしまう。
夜―2 軽井沢万平ホテル「バー」 ジントニック×2
1人の人間の行動パターンはほぼ決まっているようだ。飲み過ぎたのに、バーに行くのも1年前と同じ。
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10月 24日(金) スウバラシイ秋晴れ
昼 軽井沢 「榮林」 元祖・酸辣湯麺 1500円+税
ホテルに泊まって朝食をパスするなんて珍しい。理由は「二日酔いによる食欲不振」。それでもリュック
を担いで、軽井沢の街を彷徨っているうちに、食欲も回復。こんな時は、辛いカレーか汁ものの麺が欲
しい。赤坂に本店がある 「榮林」 に行く。元祖・酸辣湯麺とあり、店の説明は「中国の酸辣湯はスープ
ですが、そこに麺を入れたのが、当店が最初なのです」とのことだった。へー、そうなの、元祖なのか。
午後のおやつ 軽井沢 「珈琲歌劇」 プレミアコーヒー 800円、ガトーショコラ 400円+税
余りにお天気が良いので、碓井峠の見晴らし台に行く。270度の大パノラマ。妙義山、八ヶ岳、北アル
プスなどが、遠くに近くに見える。そして浅間山。昨日初冠雪したが、今日の天気で溶けた。峠の中央
には、長野県と群馬県の県境の表示がある。あぁ、気持ち良い。峠を降りて「珈琲歌劇」に行く。ここは
去年も寄って同じものを注文した。安っぽい店も多い軽井沢にあって、どっしりと落ち着いた大人の店。
夜 早稲田 「松下」 お任せコース(京人参のスープ、先付け:カラスミ・銀杏・子持ち鮎・貝柱の和
え物、鹿島の地蛤の天ぷら、〆鯖の燻製、戻りカツオのたたき、湯葉とあん肝ソティ、甘海老、伊
勢海老
お頭 特
茶、デザ
ェリー酒
「松下」のコースは、先ず飲む前菜から始まる。今日は京人参のスープだった。出汁が効いて温かく旨
い。それから「飲み物は?」ということになる。「鯖とカツオはどっちにします?」「両方」。「上海蟹食べま
すか? ウチのは特別ですよ」「食べます」。と勧められたものは全部食べる。数えてみたら17品にも
なってしまった。この店の特徴の1つに、素材を徹底的に使い尽くすという点がある。伊勢海老を葛た
たきにした汁仕立ての後は、海老の頭が焼かれて出て来る。佐島の鯛は、お造りとお頭を焼いてネギ
ソースをかける。最後は食事として鯛茶に。この鯛茶は、胡麻を当って擂った中に鯛の切り身を漬け、
ご飯の上に並べて、山葵、天海苔をのっけたところに、鯛の骨から取った熱々のスープを回しかける。
鯛の皮は焼いて、あられ代わりだからコリコリと旨い。鯛のすべてを食い尽くすとはこういうことだろうか。
食後酒には、ウォッカに紅玉リンゴを下して絞った汁を加えたカクテル。柔らかなピンクのカクテルの名
前をつけてと言われたので「初恋のカクテル」「初恋のリンゴ」ではどうでしょ?今日は2万円を超える。
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10月 25日(土) 晴れ
朝 無し!
昼 無し!!! *サビシーから、軽井沢の紅葉と浅間山の写真でも楽しんでください
午前2時頃から異変を感じる。心臓の動悸が激しく耳鳴りまでする。全然眠れない。もう5時? ちょっ
とウツラウツラしたところで腸の痛みで目が覚めた。あららー、腸の持病ですよ。久々である。腸も痛い
し、軽い蕁麻疹まで。今日は新宿に行くつもりだったが、これでは寝ているしかないだろう。イテテテ。
夜 早稲田 「そば処 薮」 卵とじうどん 700円、グレープフルーツゼリー
夜、むっくりと起き出した。ちっともお腹は空かないが、何か食べないとね。ふらふらしながら、近所の
蕎麦屋でうどん。560カロリー。家でゼリーを食べた。摂取カロリー630カロリー。痩せるかも。無酒日
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10月 26日(日) 晴れ
朝 家食 ハムと卵のサンドイッチ、りんごの朝食ヨーグルト
24時間寝ていたら、全身が痛い。朝6時に起きて洗濯。腸の痛みはだいぶ良くなったが、未だ調子が
悪い。座っているのがツライ。午前中は寝ていようか。こう寝てばかりいると、見る夢のネタも尽きる。
昼 無し!
夜 新宿・伊勢丹 「プチモンド」 親子丼セット(親子丼、茶わん蒸し、うどん、漬物) 1200円+税
具合はよくならないが、Pちゃんを迎えに行かなければならない。一昨日、碓井峠の見晴らし台にいる
時、携帯に電話があり、無事退院して新宿のサクラヤで待っているという。昨日寝ていたし、気持ちは
焦る。レンズを交換し、他のところもいろいろ直して貰って元気なPちゃんを受け取った。「お帰り!Pち
ゃん」。新しいオレンジのケースもフンパツしましょ。ついでに夕食を摂ろうと新宿の街を歩く。トンカツダ
メ、天ぷらダメ、ステーキダメ、ちゃんこ鍋1人では食べられない、もんじゃ焼ダメ、カレーダメ・・・・・・こう
して探すと、お腹が悪い人間に良いような店は無い。仕方なく何でもある「プチモンド」へ。「揚げ玉を外
してね、蕎麦でなくうどんね。冷たいのはダメ、温かいの」などと色々注文して食べ出すが、親子丼には
鶏肉がたっぷり。結局、4分の1食べて残す。1200円だったが、650円分食べたくらいかなぁ。無酒日
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【今週の振り返り】
腸の持病は近年余り出なくはなったが、調べてみると、今年の4月25日以来だった。その時、分析した
結果は(1過労×2心労×3睡眠不足×4多飲過食×5暑さ=持病の腸の癒着→七転八倒の痛み)と
いうものだった。4月の原因は2×3×4だったが、今回は・・・・あららぁ、4の多飲過食のみだわ。過労
もなし、心労もなし、睡眠は十分ではないが不足もなし、それに今は寒いくらいだし。多飲過食だけで持
病が出てしまうのは困りものだが、よーっく考えてみると、非常に長期間多飲過食していたことに気づく。
カタカナ会社を辞めることが公表された6月初旬から、「送別会のようなもの」と「卒業おめでとう祝い
会」が続いた。4ヶ月以上もご馳走を食べて来た。それでも毎日元気にパクパク、グビグビ。それが終
わった頃には、ベトナムでムシャムシャだったしなぁ。胃腸が「そろそろ、私達もイタワッテくださいよー、
もうタマリマへーん」と訴えているようにも思えた。胃腸ストライキ。一昨年、体重の16%を減らす快挙
を遂げて、すっかり気を良くして2回り小さい洋服や水着も買い込んだ。が、それらを着る機会もなく、こ
こ半年の体重は、V字回復中だ。トホホである。このヘンで、食生活を全面的に考え直す時なのかなぁ。
1日3食、規則正しい食事。極端に辛いものなど刺激のある料理は避ける。ご飯は玄米、青汁も毎朝
飲んで、魚、豆類、海草、茸、野菜中心の生活にする。思い切ってベジタリアンになる方法だってある。
もちろん、腹八分目。煙草はすぐヤメ、酒もたしなむ程度に。早寝早起き、朝は1時間のウォーキング
から始まる・・・・・・・。
ダメです。出来そうにありません。そんな生活は夢子じゃありません。どうか、許してちょんまげ。
結論はわかっておったぞニャア