パクパク日記4年1月1週
風邪癒えて 新しき年 迎えなん
12月 29日(月) 晴れ
朝 家食 「ローソン」のコシヒカリおにぎり(うなぎまぶし) 160円、「丸美屋」坦々春雨スープ、「谷井
農園」極熟みかん
ピリ辛胡麻味のスープ
うーむ、「丸美屋」の坦々春雨スープは、なかなかアナドレン。練り胡麻の風味に辛味もほどほどだし。
昼 新宿 「王ろじ」 とん丼(カツカレー丼) 950円、とん汁(王ろじ風) 400円
カツのアルプスのようでおある
創業大正10年の老舗のトンカツ屋「王ろじ」。店名の由来は「路地の王様」なんですってよ。ここはトン
カツでも有名だが、立派なトンカツが乗っかったカツカレー「とん丼」の方が知られているかも。「新宿中
村屋」のインドカリーを食べるつもりだったが、方針変更した。小さめの丼に、辛くないカレーのルーが
かかり、その上に大きめのトンカツが3切れ立てかけるように鎮座まします。トンカツには、ちょっとソー
スもかかっていて。これは箸で食べるのか、スプーンか。両方使う。とん汁は具が少なく変わっている。
午後のお茶 新宿 「ドトール」 マドレーヌ 130円、コーヒー
「さくらや」でお風呂テレビを買った。実はこの2週間、我が家のテレビはNHKしか映らなくなってしまっ
たのだ。テレビと言えば、ずっとNHKの放送ばかり。如何にNHKが「番宣」(自社番組の宣伝)をゴッチ
ョリやっているか、わかったぞ。紅白歌合戦なんて、もう15回は見てしまった気分。引越し先では大き
なテレビを既に発注している。3ヶ月だけ使うテレビは何が良いか考えた結果、お風呂テレビにしたの
だ。これなら新居でも使えるしね。自分でセットしてテレビが映った時は、思わず拍手してしまったよん。
夜 家食 「アールエフ1」のトマトと海老のサラダ、田舎風野菜サラダ、「アンデルセン」の胡桃パン、
ブ
ブルーチーズパンが旨い!
ほうほう、民放ではこんな放送をしておったのだねぇ。CMを超新鮮な気持ちで見ている夢子であった。
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12月 30日(火) 晴れ
昼 阿佐ヶ谷・スターロード 「田舎うどん 和」 餅入りうどん 770円、野菜天麩羅 650円
中央線沿線には面白い街が多い。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺・・・・・。今日はそ
の中の阿佐ヶ谷に来た。映画を観るためにね。旨そうな店が並ぶ商店街で、私の目を引き付けたのは
「平打ちうどん」の看板。麺に弱いが、とにかく、それが平べったいというだけで「すべてを許す」気分に
なってしまう人間である。今日もカレーうどんに目を吸い寄せられるが、それでは進歩がない。餅入りの
力うどんなど、一度も食べたことが無いのに、今日に限って頼んだのは何故だろう。うどんに餅、それ
にサービスということでご飯もついて来た。「うどん、餅、ご飯」の炭水化物攻めである。でも旨かった。
午後のお茶 阿佐ヶ谷・スターロード 「プチ」 コーヒー 400円
お年寄りの溜まり場プチ
何の映画を観に来たか。「冬の日」である。松尾芭蕉の七部集の一つである連句「冬の日」を、世界の
35人のアニメーション作家が、1句ごとに作品を作った集大成。都内でたった1軒上映している「ラピュ
タ阿佐ヶ谷」という映画館は、凡そ40人の極小映画館であるが、既に23人の観客が座っていた。ロシ
アのユーリー・ノルシュテインが、発句「狂句木枯らしの身は竹斎に似たるかな」(芭蕉)を描けば、脇句
「誰そやとばしる笠の山茶花」(野水)を川本喜八郎が引き継ぐという具合である。私は、もちろん連句
興味で観に来たのだが、他の20数人の方々は、アニメーション興味なのだろうか。帰りに寄った古ぼ
けた喫茶店「プチ」はお年寄りが経営されていたが、客も全員お年寄りの店であった。不思議な空間。
午後のお茶―2 中野 「ドトールコーヒー」 コーヒー 180円
中野で大昔よく行ったクラッシック喫茶店を探す。健在ではあったが正月明けまで休みだ。今年文芸
ベスト1と言われる『博士が愛した数式』をS一から「読め!」と命令されたので読む。面白い作品だ。
夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「セラーバー」 イタリア産プロシュートとピクルス 1000円、
ステーキサンド 2000円、オレンジピールのチョコレート、ギネスビール、デュベル、グレンリベット
2杯、ジントニック 2杯、ラ・フランスのカクテル
ヘルスクラブに行くが、お風呂に入っただけ。未だ咳込むからプールは不安。以前よくしていたように、
ヘルスクラブからのエレベーターを降りた所にある「セラーバー」に吸い込まれる。ブロックで仕入れた
プロシュートを是非食べよ!と勧められる。そんなに一杯切ってくれなくても良いのにさ。塩気が強いの
で、ついお酒もガブガブ飲んでしまった。ま、今年最後だしいいか。「セラーバー」は元旦休業する由。
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12月 31日(水) 晴れ
昼 丸の内ビルディング 「カサブランカ・シルク」 ランチAコース(前菜:いろいろな豆を入れた山
芋の
の衣
ハノイ
、ロー
紅虎餃子の際コーポ−レーションが経営しているベトナムフレンチの店である。ランチは2300円のAコ
ースと3500円のBコースのみ。ベトナムは数十年間フランスに統治されていたから、今も美味しいフラ
ンス料理の店があるのは確かだ。しかし、メニューを見るとベトナム料理としか思えない。何故「ベトナ
ムフレンチ」の店というのだろう。しかも、店の名前に、どうしてモロッコのカサブランカがついているの
だろうか。そうゆうコムズカシイことは美味しければどーでもヨロシイのだが、そうでも無いので考えた。
午後のお茶 東京駅の何とかというコーヒーショップ コーヒー 350円
午後1時40分の新幹線に乗るのに、11時に家を出て来てしまった。とにかくお腹が空いて「昼メシを
早く食べたい!」その一心で家を出てしまったのだ。空腹は理性を失わせる。トーゼン時間は余る・・・。
午後のおやつ 軽井沢万平ホテル「テラス」 松の実のタルト 650円、信州白桃のジュース 700円
雪の残る景色を眺めながら
軽井沢は寒かろうと、モコモコに着込んで来た。ところが、今年の軽井沢の大晦日はちっとも寒くない。
拍子抜けである。ジョン・レノンが愛した「テラス」には、ストーブが焚かれて暖かい。外の景色は、12月
20日、21日で数十センチ降ったという雪が未だ残っている。うむ、今年最後の夕陽だ。感慨深いねぇ
夜―1 軽井沢万平ホテル「メインダイニング」 神戸牛ステーキコース(初めの一皿:茄子とズッキ
ーニ
油ソ
1200
軽井沢万平ホテルは創業110年。現存する一番古いアルプス館とメインダイニングは、昭和11年に完
成した大ベテランの建物である。天井が高く、広々とした空間は華やかな晩餐会会場に相応しい。その
「メインダイニング」のディナーは、午後6時からと7時40分の2回制。お腹が空いているので6時から
の席を予約。今年最後のディナーだし、フンパツして神戸牛のステーキにしよう。牛肉の旨さを味わうな
ら山葵醤油で食べるのが一番だな。豊科にある大王わさび農園の生山葵がてんこ盛りででて来た。た
っぷりと山葵と醤油をつけてパクリ。モグモグ、ニチャニチャ、ゴックン。旨いなぁ。牛肉の旨味が、噛め
ば噛む程出て来て、実に旨い!!大変な一年を過ごして来た自分に「お疲れさま」のご馳走であった。
夜―2 軽井沢万平ホテル「バー」 ジントニック 2杯、マルガリータ @1000円です
居心地の良いバーです
このホテルのレストランも「禁煙」が難だ。食後のお茶も断わって、隣のバーに駆け込む。あらら?デザ
ートをバーに持ち込んでいる客もいるじゃないか。ズルイよー。その手あったね。私もこれからやるか。
夜―3 軽井沢万平ホテルの自室で 年越し蕎麦
紅白歌合戦は白組圧勝
9時半、ホテルの全客室に年越し蕎麦が配られる。どの位の蕎麦の量か、わざわざフロントに聞きに行
ったら、「気持ちですので、ほんの2口か3口です」とのことだった。4口はあった。美味しくて嬉しい。曙
は1ラウンドでボブ・サップにボコボコにされた。余りにもあっけなく終わってしまった。マッサージを頼み、
今年の疲れを取る。白組がぶっちぎりで勝利した紅白歌合戦の最後だけ見て12時前に寝てしまった。
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2004年になりました
1月 1日(木) 晴れ (軽井沢は) 穏やかな暖かさです
朝 軽井沢万平ホテル 「割烹 熊魚庵」 元旦の膳(お屠蘇、おせち料理:数の子・金粉入り黒豆・
栗
人
2700円+サ+税
新年が明けた。成人してから、その年中に寝るなんてことは初めてだったが、早寝したお陰でエラク早
く目が覚めた。しかし、元旦の今日の朝食は、午前8時半からと決まっている。お腹がグーグー鳴って
いる。10分前にお店の前に立って待つ。ロビーは、新年らしい飾り付けがなされ、華やかな気分だ。ミ
ニおせちとのことだったが、食べ甲斐のある量。雑煮も、鴨肉を葛叩きにしてあって味わい深い。国内
にいて、自分で作る「越後雑煮」以外を食べるのは2回目だ。ホテルで過ごすお正月というのいいねぇ。
午前のお茶 旧軽井沢銀座 「ダ・ヴィンチ」 コーヒー 500円+税
10時前から、ホテルの正面玄関前で餅搗き大会が始まった。ずっと待っていれば、搗き立ての餅を食
べられるのだが、お腹いっぱいだから散歩に出かける。道はところどころ凍っているから足元から目を
離せないが、空気が適当に冷たくて気持ち良い。旧軽井沢銀座は存外人出が多く、店も開いている。
お昼 旧軽井沢銀座 「餃子会館」 たんめん 800円、焼き餃子 550円 +税
今日の昼メシ選びは大失敗。細い路地の中華屋に旨い店があったりするじゃない?などと微かに期待
して入ったが、単に路地にあるだけの店だった。たんめんは油まみれで、餃子はニンニクが生っぽい。
午後のお茶 旧軽井沢銀座ロータリー 「珈琲歌劇」 プレミアムブレンドコーヒー 800円+税
昼メシで失敗したので、気分を直さないと。それなら軽井沢で一番お気に入りの「珈琲歌劇」に行こう。
何でも高い軽井沢でも、800円というのもビックリだが、ここのプレミアムブレンドコーヒーは2杯半は入
っているから、高いと感じない。この店のインテリアは素晴らしい。1月の平日と2月中は休業とか。天
気が良いので、見晴台で浅間山を拝み、熊野皇神社で初詣をしようとタクシーに乗った。ところが、山
に登りかけたところで早くも大渋滞。タクシーの運転手さんは「2時間かかっても良いですか?」と言う。
ヤです、という訳でホテルの近くの諏訪神社でお参りをすることにした。ここもお参りするには行列だ。
午後のおやつ 軽井沢万平ホテルの自室で 大塚 「なべ家」のフルーツケーキ、緑茶
自室に帰って、持参したオヤツを食べる。昨7月先輩方が催してくださった「なべ家」の卒業宴会でお土
産にフルーツケーキを頂いた。3ヶ月以上経ってから食べた方が味がしっとりして美味しいと栞に書い
てあったので、今まで大切に保存していた。物持ちの良い私である。ウーム、凄く濃厚なケーキだなぁ。
夜 軽井沢万平ホテル「バー」 (メインダイニングからの出前) フレッシュフォアグラのポワレと季節の
温野菜 ハーフサイズ 2000円、とうもろこしのクリームスープ 900円、軽井沢の清流で育てた
虹鱒のムニエル 万平風 ハーフサイズ 1800円、骨付き子羊のロース肉のロースト ガーリック
パセリ風味 ハーフサイズ2000円、トマトサラダ ハーフサイズ500円、生ビール、ジントニック2
杯、マルガリータ、グレンリベット ビールは@700円、他は@1000円
昨夜、デザートをバーで食べている人を見て悔しがった私だが、何と今夜は最初からバーにいる。デザ
ートが良いなら、料理全部をメインダイニングから出前して貰えばイイジャン、ってことでいろいろ頼み
ましたですよ。大半のメニューにはハーフサイズがあるから、何品も頼めて嬉しい。万平風の虹鱒のム
ニエルは、頭から尻尾まで柔らかく食べられる。子羊も旨いなぁ。煙草を吸い、酒をグビグビ飲みながら、
メインダイニングのお料理を食べられるなんて、シアワセ者だ。部屋に帰って「筋肉バトル スポーツマ
ンbPは誰だ」を見ると、何と我がチームの恒平が出ているではないか。過去も奈知、堀江が出たこと
はあるが、初出場の恒平がエラク頑張った。あと1センチで1位逃した。パチパチパチ。11時半就寝。
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1月 2日(金) 晴れ(軽井沢も東京も)
朝 軽井沢万平ホテル「メインダイニング」 サラダ朝食(グレープフルーツジュース・ヨーグルトとハチミ
ツ、採り立て野菜のサラダ、全粒パンのトースト、ジャム:グーズベリー・ブルーベリー・りんご、コー
ヒー 2000円+サ+税
寝てから6時間経った5時半にキッチリ目が覚める。早過ぎると、もう1回寝たら8時半だった。昨夜見
た夢が初夢となるらしいが、どうもうバーゲンの夢だったような・・・・。メインダイニングでサラダ朝食。肉
類や卵が無い分、ヘルシーな朝食に思える。ここのジャムの中ではグーズベリーがお気に入りです。
昼 旧軽井沢銀座ロータリー 「川上庵」 天せいろ蕎麦 並 1700円+お替りせいろ 500円+税
11時にチェックアウトしてから、昨日大渋滞で諦めた見晴台にバスで行く。冬場は休みなのだが、正月
4日間だけ運行している。熊野神社でお参り。昨日元旦は午前中聖パウロカソリック教会に、午後諏訪
神社も行った。神頼みばかりだね。旧軽銀座入り口のロータリーに、変わった蕎麦屋がある。広々とし
た店内はフローリング床、ジャズが流れる。従業員は、カフェバー風の恰好。麻布の「川上庵」の出店ら
しい。天麩羅に頭付きのデカイ海老が2本付くと「上」で1900円だそうだ。並でいい。その代わり、お替
りせいろも頼む。蕎麦はコシもあるのだが、それ程旨く思えない。天ツユは蕎麦汁と別にして欲しいよ。
午後のお茶 軽井沢駅前「軽井沢館」 軽井沢ブレンドコーヒー 500円+税
楽しかった年末年始の軽井沢もオシマイ。駅前喫茶店でお茶を飲んでいると、駅の向うの山で小さいも
のがたくさん動いている。蚤か?あらまぁ、スキーヤーであったよ。軽井沢プリンススキー場であった。
夜 家食 「おぎのや」の峠の釜飯 900円、ヘルシア茶
峠の釜飯をじっくり見渡す。栗の甘露煮と杏、鶉の卵は色取り良く目を引くが、おかずには向かない。
甘辛く煮た鶏肉と椎茸が主役に見えて、実は牛蒡のささがきが良い仕事をしているのだ。忘れてならな
いのは、別の容器に入った漬物の中の山葵漬け。私は牛蒡と山葵漬けに助演賞を上げたい。夕食後、
ドカンと来ていた年賀状を読み始める。また子供が出来た?あら、別れちゃったんだ、彼も転職したん
ですか、彼女は相変わらず元気ね・・・・。懐かしい名前の近況を読んでいたら真夜中になった。無酒日
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1月 3日(土) 晴れ
朝 家食 高崎の「だるま弁当」 900円、「谷井農園」の極熟みかん、ヘルシア茶
具は全部丸い
昨夜に続いて駅弁の食事。だるま弁当をじっくり見渡す。鶏肉、椎茸、筍、山菜、山牛蒡の味噌漬けな
ど地味系オカズが並ぶ。ホント地味だなぁ。おっ、栗の甘露煮だけが僅かに明るい黄色ね。そんな地味
だらけのだるま弁当一家の中で、堂々としているのは、2つのコンニャクだ。出身地群馬の誇りを一身
に引き受けた感じで、食べてみれば歯応えもスゴイぞ。「田舎もんで悪かったなぁ」とスゴンでいるようで
もある。年末ジャンボ宝くじの元旦の朝刊で当りを調べる。今度こそ3億円当たれよ!ウーム、今回も
ダメかぁ。しかしだ、1万円の年末ラッキー賞というのが2枚も当っていた。おまけに3千円も。ということ
は、30枚3万円買って13枚が当りで獲得賞金は2万6千円。得もしなかったが損も少ない。小幸運。
昼 椿山荘 「天ぷら 尚庵」 筍菜うどんセット(先付け:温泉卵、天ぷら:こんにゃく・ベビーコーン・
シ
+税
今年は神頼みばかりだす。自宅裏の氷川神社にも初詣。猫達がポカポカ陽気の中でのんびり寝てい
る。先週日曜日食べ損なった「尚庵」に行く。椿山荘の広い庭内には、離れ屋、蕎麦の「無茶庵」などと
共に天ぷらとうどんの「尚庵」がある。天ぷら定食もあるけど、うどんが付くのは筍菜うどんセットだけ。
それにする。天ぷらはちょっとだけだし、10%のサービス料も取られるけど、たっぷりの薬味がついた
コシの強いうどん、デザートまでついて1200円はお得。昨日の軽井沢の蕎麦より、随分得した気分。
夜 銀座松屋 「タント・マリー」 タントコース(柔らか牛タンのサラダ仕立て ピクルスソース、パン
とバ
ース、コーヒー) 2800円+税
悩んだ挙句ライスボウルは東京ドームに行かず、テレビ観戦とする。昨年、学生チャンピオンの立命館
パンサーズに負けた我がチームの借りを返してくれー!とオンワード・オークスを応援したが、パンサ
ーズ強し。オンスカは何度もターンオーバーを喫し、負けた。気分直しに銀座に行く。あれこれ要らない
ものまで買って「タント・マリー」で夕食。自慢のカマンベール・チーズは売り切れだった。残念。無酒日
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1月 4日(日) 晴れ 午後曇りがち
朝 家食 「日本プレタマンジェ」のサンドイッチ(スモークチキンとチーズ、アボガドとロマーノ&ルッコ
ラ)
@290円、ヘルシア茶
9日間の年末年始休暇の最終日。休みって、どうしてアッという間に過ぎてしまうのだろうね。張り切っ
て早起きするつもりが、2度寝して起きたら10時前だった。盛大に洗濯。このサンドイッチ旨いのかぁ?
昼 抜き!!!
この休みにしなければならない雑事に追われる。ダラシナイ私だがやる時はやるんだかんね。偉い!
夜 早稲田 「亀吉寿司」 つまみ:スミイカ・新子、鯛のづけ、沢庵、鯛のお吸い物、鮨(ハダガリ巻、穴
子)、ビール、冷酒
午後ヘルスクラブに行く。「初泳ぎ」である。長い間○○肩で困ったが、痛みもほとんど無くなり、1年数
ヶ月ぶりに泳ぐ。久々だから5百メートル背泳をしてから水中歩行に移る。体重が何故か1キロ減って
いた。ギョエー!!本能に任せて食べたいだけ、食べていたのにねぇ。にがりの効果?エッヘヘへへ。
子だくさんOさんと亀吉寿司で待ち合せ。以前はよく話し合っていたのに、最近は忙しくて久々だった。
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【今週の振り返り】
新しい年、明けました。おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今回の年越しは、軽井沢で過ごした。子供の頃から、大晦日や正月は家族全員が自宅に揃うもの、と
思い込んで来た。年末の30日、31日は家族総出で大掃除をした。畳を剥いで庭に運び、パンパンと
棒で叩いて日に当てる。その間に畳を敷いてあった下の新聞を取り替えるのだが、1年前の新聞を読
み耽って座り込む長兄は毎年叱られていた。新しい新聞を敷き詰めて、DDTを巻く。薬臭くて思わず、
口と鼻を塞いだ。窓ガラスは、外組と内組が組んで拭く。今のようにガラス磨きの洗剤など無いから、お
互いハァーっと息を吹き掛け水分を補ってカラ拭きする。ガラスの向こうで次兄がおかしな表情を作っ
て私を笑わせる。「ガラスの隅っこもちゃんと拭くのよ!」と、台所でおせち料理を作っていた母が声を
かける。子供にとって、大掃除の一番の楽しみは、障子貼りであった。貼るのは難しいのでやらせては
貰えない。その代わり、破る役を仰せつかる。いつもなら障子や唐紙を破りでもしたら大目玉を喰らう
が、この時ばかりは大いに破って良いのである。拳を作って、エイッと破ってみたり、指で小さな穴を開
けては向こう側を眺めたり、破壊の楽しみを味わった。最後の掃除が終わったところで、広い庭の真中
で不用なものを燃やした。冬の空に昇って行く煙が、その年の最後の夕方に似合った。入浴を済ませ
て、大晦日の膳に着く。「今年一年お世話になりました。来年もよろしく」と、未だ素面の父が照れながら
言って全員が小さな杯で乾杯する。大晦日は楽しい夜だった。
年が明けての正月は一転地獄のような日々だった。新潟にいる頃は、社宅だけで街が出来ているよう
な立地だったから、おせち料理と雑煮を食べ終わる頃には、最初の年始の客が訪れる。その後もどん
どんと客は続き、全員が家に上がりこんで飲み始めるのだ。8畳の座敷に、足の踏み場も無い程の客、
客、客。母はたった1人で接待に追われた。燗酒も間に合わないので、ヤカンに日本酒を入れてお燗を
していた程である。一番長っ尻の客は、元旦から3日まで、我が家の座敷で飲んでは寝ていた。子供は
役に立たないばかりか邪魔である。10円握らされて、外で遊んでいらっしゃいと追い出される。雪深い
新潟の奥地である。外は吹雪いているのだ。友達なんか誰もいない。みんな暖かい家で炬燵にもぐり
こんでいるらしい。アテもなく雪道を歩いては転んで、時間を潰すのが小さい頃の正月だった。
年末の大掃除も全くせず、大晦日にはホテルに行く。素敵なダイニングでご馳走を食べて、酒を飲み、
ホテルの差し入れの年越し蕎麦を食べて大晦日を過ごす。元旦には、割烹の席でお屠蘇、おせち、お
雑煮を食べる。餅つきを見物して、華やかな新年らしい飾り付けのロビーで駅伝を見ている私。親子3
代揃ってホテルで過ごす客を見て、羨ましい思いが全く無い訳ではない。だが、1人気ままな自分もま
たいいじゃないか、と正直思う。静かな、静かな正月を迎えて、上機嫌な夢子であった。
この1年、こんな穏やかな日々であるといいニャア