パクパク日記4年1月5週
2月 4日立春。暦だけは春近し。夢子は中華三昧だす。
1月 26日(月) 晴れ
昼 四谷3丁目 「メーヤウ村」 ランチセット(カオパット:タイ風チャーハン、クィンティア:スープ
ビーフ
メーヤウ村はタイの北にあるらしい
ややこしい銀行の手続きを12月から1日延ばしにして来たが、そろそろやらないとマズイ。今日の午前
中それをやることにした。りそな銀行は、窓口の営業時間を延長するようだが、勤め人にとって午後3
時までの営業時間はホント困るよねー。しかも支店の統廃合とかで、窓口は大混雑でエラク待たされる
しさ。久々のメーヤウ村も昼ドキは近所の勤め人がドッと押し寄せ大盛況。美味しくて感じ良いからね。
夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 スモークサーモンとセロリのサラダ、魚介
類の
オレ
忙しいとか、膝が痛いとか、寒いとか、ヘルスクラブに行かない理由を挙げているうちに、1月ももう下
旬。今年になってから1度しか行っていないのだ。イカンよねー。今夜はカタイ決心。800メートルで止
めたが、プールで運動してホッとした。ヘルスクラブから専用のエレベータで下りて来ると、そこに「セラ
ーバー」の入り口があるのが困る。ここを素通りするのが実に難しい。魚中心の料理をペコペコのお腹
に詰め込む。酒も十分に飲んだ、という頃「若手バーテンダーのカクテル作品を試飲してください」って
ことになって、更に2杯。感想を言ってネーミングを一緒に考える。あれ?バーでも仕事してるみたい。
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1月 27日(火) 晴れ
昼 九段南 「天麩羅 も ゝ瀬」 穴子天ばら丼(味噌汁、漬物付き) 1200円
オリジナル丼だね
会議があって、7時45分に出社した。朝が早いと朝食抜きはツライ。昼前にはメマイをする程空腹だ。
靖国通りを挟んで、靖国神社南門前のビル地階に天麩羅屋がある。穴子天ばら丼という珍しいものが
あったので頼んでみた。四角いお重のご飯の上に、胡麻とたっぷりの海苔、そこに一口サイズにカット
し天つゆをくぐらせた穴子の天麩羅を載せて、てっぺんにこれまたたっぷりの青紫蘇を盛る。なるほど。
夜―1 四谷 「麻辣房」 コース(冷菜盛り合わせ、卵白とシラスのスープ、ニラ饅頭、鉄貼餃子、
海
ビ
あー、腹いっぱい!
27日となると、何が新年じゃい!と感じだが一応12名で新年宴会。「2時間飲み放題、みな元を取る
のだよ」と飲み始めたが、半数は茶なんぞ飲んでいる。飲み放題になんかすることは無かったなぁ。こ
の店「辣辛房」という店だったのに、いつの間にか店名が変わっていた。聞けば、一昨年の9月際コー
ポレーションから離れ、それを機に店名を変えたそう。シェフ達は残ったので激辛の希望も可能とか。
夜―2 四谷 「英国居酒屋 ザ・ライジング・サン」 ジントニック
英国居酒屋というので、立ち飲みで常温のビールでも飲むのかと思ったが、普通だった。外人客多し。
夜―3 四谷 「YOTSUYA BAR」 ジントニック、ボーモアロック×2杯
もう1軒というが当てもない。歩いていて、何となく感じが良さげなドアを押した。比較的新しそうな店な
のに、よく「YOTSUYA BAR」なんて名前が残っていたね、と驚く。狭いし、トイレは外から回らねばな
らないが、照明が暗いせいか妙に落ち着く店だ。シングルモルトをちびちび飲む。S口さん多いに語る。
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1月 28日(水) 晴れ
昼 九段南 「みさき」 寒ぶり照り焼き定食 950円、冷奴 100円
寒ぶりは旨い!
今日のお昼は魚定食にしよっかなぁ。早飯をした甲斐あり、魚の選択肢はたくさんあった。鯖塩もいい
なぁ、銀タラもいいなぁ、でも、今の時期だけだから寒ぶりにしよう。大きな切り身で食べ甲斐があるぞ。
夜―1 新橋 「上海家庭料理 謝謝」 お任せコース(前菜:干し豆腐・ピーナッツの甘酢漬け・大
豆も
手羽
海老
今月初め、Sプーからメールが来た。去年の11月○○日に私が「謝謝」で食べたメニューと同じものを
どうしても食べたい!と。勝手に誰か誘って食べればいいじゃんねぇ。でも一緒じゃないとイヤだという
ので、今日の夜を5人で予約していた。「あの日と同じメニューでね」ということで。ところが、全員揃った
ところでわかったことは、Sブーは今日までガマンできずに、先週4人で同じメニューを既に食べてしま
ったということだ。何というヤツ!ということで、彼女は先週と同じものを食べることになったが、こちらは
久々だからいい。揚げ香味野菜と海老は冬場の料理なので、今しか食べることが出来ない。海老を拾
って食べ、残った揚げ香味野菜にスープを注ぎ、ラーメンを入れて2度楽しむ。あぁ、うまっかー!!
夜―2 新橋 「バーアナハイム」 ジントニック 3杯
5人のうち3人は先週オペレッタを見た仲間だ。残り2人のうち1人もオペレッタ好き。ということになれ
ば、食事の後半から話題はオペレッタになるのは自然の流れか。『メリー・ウィドウ』を自分達で演じたら
どうゆうキャストにするか。主役のソプラノ・ハンナ役は誰がやるのだ。そういえば、S一が「俺がやりた
いのはハンナだけだ」と言っていたことを思い出した。ハンナ=S一なら、ダニロは誰? 夜は更ける。
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1月 29日(木) 晴れ
昼 九段南 「蕎麦 田毎」 盛り蕎麦 550円、カレー南蛮蕎麦 750円
昨夜2時頃寝たのに、5時半に目が覚めた。今日も朝から会議で、7時40分には会社に行ったよん。
このところ毎日のように昼メシドキは九段南あたりをウロウロしている。「食の孤島」だと嘆いていたが、
足をちょっと伸ばせばなかなか良い店もあるじゃないか。先週行った「さくらさくら」は、12時2分前には
既に行列が出来ていて諦めた。日本蕎麦屋にしたらフツーの味だった。2つ食べることは無かったな。
夜 四谷 「リトル・インディア」 グリーンサラダ 500円、サグ・スープ(ほうれん草のスープ)350円、
オリジナルブレンドカレー(マカニ:トマトソース)のルー+野菜の具+辛口) 1100円、ガーリック
ナン 350円、ラッシー 500円
H社のOさんが、随分前に「四谷駅の近くに旨いカレー屋がありますよ」と教えてくれたのをしっかり憶
えていて、会社の帰りに行った。愛想の良いインド人のおじさんがいる。舌の肥えている(舌に限らない
が・・・・)Oさんの紹介ならと期待した。ほうれん草スープのサグ・スープ旨いねぇ。しかも安いし。カレー
もルーと具と辛さを組み合わせで決められて良いわ。ガーリックナンは「オールドバサール」と比べると
上品だが、これまた香ばしくていい。カレーは単純に「辛くね」と注文したが、エラク辛くて汗をかく。 帰
宅して電話を貰った。新居の内装のために頑張ってくれたI田さんが入院された由。半年間ああでも
ない、こうでもないと時には喧嘩しながらも苦労を共にして来たI田さん。2ヶ月後の完成を控えて、い
よいよという時に、だ。新居引越しの不安もあるがI田さんが心配。早く良くなって下さいねー。無酒日
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1月 30日(金) 曇り後晴れ
昼 九段南・一口坂 「らいむらいと」 オリジナルハンバーグ定食(サラダ、ライス、お茶付き) 1180円
ハンバーグも旨い、ご飯も旨い!
私の頭の中には脳の代わりに挽肉が詰っているのではないか、と思うことがある。何となくだが。今日
は頭の中の挽肉が呼んでいる。挽肉料理・・・・ハンバーグだな。若手Uクンが教えてくれて店第3弾、
一口坂近くの「らいむらいと」に行く。1時半を過ぎているのに、お客でいっぱい。ステーキ丼や牛肉のタ
タキ丼もあるが、やっぱオリジナル・ハンバーグでしょ。ふんふん、一番少ないのが200グラムで沢山
お金を払えば、でかいハンバーグを食べることができるのね。私は食が細いので200グラムにした。ハ
ンバーグも美味しかったが、ご飯の美味しいこと!最初はご飯の量が多過ぎるから残そうと思っていた
のに、あまり美味しいので全部食べてしまった。帰り道、私の前を歩いているのは、寺ちゃんではない
か。声を掛けたが、気付かずにさっさと歩いて行ってしまう。どんどん小さくなる彼の後ろ姿を追って歩
いるうちに、道に迷った。皇居のお堀が見える。あら?ここはどこ?オロオロと会社を探すこと5分。ラン
チに出て迷子になってミーティングに遅れちゃぁ、シャレになんないよ。汗かいて、会社に辿り着いた。
夜―1 赤坂 「四川飯店」 「麻の会」のための本格四川料理スペシャルコース(四冷碟:田うなぎ・
まこも茸・牛ビール煮・きゅうりの四川前菜、霸王田鶏:カエルの麻辣炒め、干編鱔絲:細切り田う
なぎとセロリの麻辣炒め、麻辣鮮魚:揚げ蒸しした赤ハタの麻辣仕立て、鮮椒里柳:豚ヒレ肉の麻
辣炒め、峨嵋鶏翅:手羽先と野菜の唐辛子煮、(四川炒飯)、泡蘿夢魚翅湯:フカヒレのスープ、宗
甜心:白餡とピーナッツ餡のデザート、(愛玉凍)、ビール、紹興酒:台湾辛口老酒5年×2本、大
老酒5年、(大陸老酒8年) ( )内はサービスして頂いた @1万2500円
前菜の四冷碟から麻辛の世界は始まった。まこも茸の麻辛和えも旨いねぇ 天朝椒の山からカエルを探すの大変
細切り田うなぎとセロリの麻辣炒め この唐辛子の山を見よ!麻辣鮮魚:揚げ蒸しした赤ハタの麻辣仕立て
鮮椒里柳:豚ヒレ肉の麻辣炒め 生の枝付き山椒は爽やかなシビレ 人参の彫り物も素晴らしいぞ
峨嵋鶏翅:手羽先と野菜の唐辛子煮 前菜についていた大根の彫り物 四川漬物をいれた四川炒飯でホッとする
泡蘿夢魚翅湯:フカヒレのスープ 宗甜心:白餡とピーナッツ餡のデザート サービスで頂いた愛玉凍
辛・ラー・辛いだけでは物足りず、麻・マー・中国山椒の痺れも楽しもう、と結成されたのだが「麻の会」
である。余りの過激さに新規入会希望ゼロ、退会も認めないのでメンバーは不動の4人である。今日の
舞台は赤坂「四川飯店」。そう、あの鉄人の陳健一さんの店であるよ。日本人に受け入れられる四川料
理を完成した父君・陳健民さんが最初に開いた店は、大昔西新橋の田村町にあった。「同發」と並んで
ランチによく行った。本場と同じ麻辛料理を出すと、客は怒って帰ってしまうような日本では、日本人の
嗜好にあった味にせざるを得ない。普段の「四川飯店」は、そうゆう料理が大半を占める。しかしだ、わ
れわれ「麻の会」としては、調理場に四川料理の特級調理師がいらっしゃるのにモッタイナイと思うので
ある。そこで幹事は「新橋の「趙楊」の常連である。麻の会という麻辛を楽しむ会である。どんなに麻辛
でも、絶対怒らない。存分に本場四川の料理を作ってちょ」とお願いして予約したのであーる。「麻の会
様御席」用に手書きのメニューを見る。おぉ、期待できるぞ、楽しみだぞ。前菜からしてスゴイ。しっかり
麻辣だ。カエル料理が出て来て笑った。一緒に炒めて香りを出した天朝椒がこれでもか、と盛られ、カ
エルちゃんがどこに隠れているのかわからない位なのだよ。痺れるーー!その驚きは、麻辣鮮魚:揚
げ蒸しした赤ハタの麻辣仕立てで最高潮に。大きな高級魚・赤ハタが膨大な唐辛子の微塵切りの下に
全部隠れてしまってるよ。食いしん坊Tは「赤ハタかぁ。そういえば『赤旗』最近見ませんねぇ」なんて話
し出した。食べた瞬間「白旗挙げます」とも言った。ちょっと頭がヤラレタようだ。鮮椒里柳には、挙げた
新鮮な山椒が枝つきのまま入っているではないか。贅沢あるよ。一般家庭では、山椒の乾燥した花椒
(フォアジャ)しか手に入らないからね。「怒り葡萄」に見える枝付き山椒を食べると、びっくりする程美味
しい。痺れるけど。しかし、どの料理も見た目程の辛さではなく、しっかりと旨味が感じられる。麻で、辛
で、しかも旨くなくては四川料理ではない。今夜はサイコーである。いつか四川省に行こう、という話も
出ては消えているが、これなら行く必要はないわなぁ。四川省が飛んで来てくれたのだから。千代田区
平河町字四川省に来ればいいんだ。これを見て「俺も、私も」と思った方、予約時に森本副支配人に
「夢子と同じメニューを」と言ってくださいね。一般の方には勧めません。「四川飯店」の底力を見た夜。
夜―2 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 マルガリータ、ジントニック ベネディク
ティ
食べ過ぎてすっかり無口になった食いしん坊Tは、明日オーケストラの本番ということで、汗で髪がび
っしょり濡れてしまったK介と帰って行った。余力のある2人でバーへ行く。四川料理も底が深いなぁ。
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1月 31日(土) 快晴
昼 都電早稲田キンペン 「がんこ総本家」 土曜スペシャル 伊勢海老スープ塩ラーメン(中) 800円
毎週土曜日はスペシャルの日、毎月第一土曜日はハイクラススペシャルの日。前回は、ハイクラスの
土曜日で、やっぱり伊勢海老スープの味噌ラーメンだったなぁ。2月6日のハイクラスは、ワニとリブだ
よと予告が出ていた。今日は塩と醤油の2種あり、麺の中(普段は+100円)がサービス。塩の中にし
た。注文するとすぐ出て来てアッという間に食べてしまうから滞在は10分。一条家元は今日も上機嫌。
夜 早稲田 「モスバーガー」 北のコロッケフォカッチャ 270円、セットMミニサラダとクラムチャウ
ダ
昼ラーメンを食べてから、余りにお天気が良いので散歩に出掛けた。新江戸川公園の紅梅は盛りを過
ぎ、追いかけるように白梅がちらほらほころび出していた。帰宅してパクパク日記を作っていたら、もの
凄い睡魔に襲われ、30分昼寝してしまった。今週は睡眠時間が少なかったからね。引越しのための大
掃除は今日から始める予定だったが、何もしないまま夜になる。モスバーガーでカンタン夕食。クラム
チャウダーは大の好物だ。アメリカのように、ボウルサイズで食べたい!そうゆう商品を作って欲しいと
「モスバーガー」の社長に手紙を書こうと真剣に思ったことがある。同社の経営陣にゴタゴタがあったこ
とを新聞で知って、ボウルサイズ商品の嘆願は、その時止めたのだったっけ。お替り断念した。無酒日
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2月 1日(日) 晴れ
朝 家食 ミニ三色弁当、「丸美屋」のスープ米麺、「ヤマザキ」の北海道チーズ蒸しケーキ半分、ヘル
シア茶
昨夜11時半に寝た。今朝早く目が覚めたが、「日曜日だから」ともう1回寝たら10時だった。年を取っ
たら長い時間は眠れなくなると聞いていたのに、10時間半も寝てしまった。身体年齢は若いということ
か?「丸美屋」のスープ米麺は旨いなぁ。スープ春雨系は100カロリー台だが、これは200を超えちゃう。
美味しいから良いことにする。街猫にあげようと買った蒸しパン。猫がいなかったので自分で食べる。
夜 早稲田・大隈商店通り 「メンソーレ・沖縄食堂」 ゴーヤーチャンプルー 600円、手打ち沖縄
そば
この店は2度目だ。もっと量が多ければなぁ、というのが感想だった。手打ち沖縄そばは、きしめんより
厚い幅広のビラビラ麺。もっと量が多ければいいのになぁ。隣に深窓の令嬢のような男子学生が食事
していた。しきりに鼻を啜る以外、全く音を立てない。右手で料理をほんのちょっとつまむんで口に運ぶ
間、左手はモノが落ちた時に対処するべく10センチ下を並行に移動する。ゴーヤーやモヤシを噛む音
も全くさせない。しきりに鼻をすするだけ。彼が帰る時、店の人と話していた。インフルエンザの治りか
けなんだって。ゲー−!インフルエンザ?やだよ、沖縄食堂で移ってしまうなんてさ。クワバラ。無酒日
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【今週の振り返り】
今までの人生で、一番怠惰に過ごしたのは大学4年の後半だった。成績は「可」だったが、一応卒論も
提出し終わり、大学は当時学生紛争の真っ只中でロックアウトされていた。就職も先輩のいる出版社
にもぐりこむことが決まったので、時々バイトしたり、友人と遊ぶ以外やることは無かった。本や雑誌を
読んだり、音楽を聴いたりしているうちに夜は更けて、朝方ベッドに入る。父や兄2人も会社に行き、母
が家事に忙しく働く中、私はグーグー寝ていた。目が覚めるのは昼過ぎ。寝ぼけた顔で新聞を読んで、
その日1回目の食事をする。午後もテレビをボーっと見たり、ゴロゴロしているうちに夜が来る。毎日そ
んな繰り返しだった。
4月1日に入社し、新入社員になった私の生活は当たり前だが、一変する。朝は5時台に起きて朝食を
摂り、父と一緒に一番バスに乗るのだ。それが毎日、毎日。早朝何の会話もなく、バス停に向う父と娘。
飲んだくれの父を憎みさえしていた娘は、何十年も父がこうして働いていたのだ、ということに初めて気
がついて、ちょっとだけ感謝する気持ちが湧いたのもそんな朝だった。働くこととは、まず早起きするこ
とだった。怠惰な生活を送っていた人間には、ツライことだった。半年で次の会社に転職したが、朝早く
出社する習慣は続いた。9時始業でも、7時50分には新橋にある会社に到着。30人分の机を拭き終
わっても、未だ誰も来ない。ならば、と会社の近くの喫茶店でモーニングサービスを食べながら、スポー
ツ新聞の競馬欄を読んでいた。
転職して5年も経つ頃には、管理職になってしまい、深夜まで働く日が続く。朝起きるのが一苦労だっ
た。母が私を起こしに何度2階まで上がって来たことか。新入社員時代の5時台が、6時になり、6時半、
ついには7時頃起きるようになる。母が亡くなって、起こし役がいなくなると、時々寝坊した。8時を指す
時計を見て、飛び起きた。8時に起きるような人間になってしまったことに、罪悪感があった。
小平から早稲田に引っ越したこと、会社がフレックスタイム制になったことで、早起きの苦しみから解放
された。ここ十年、8時に起きればたいていの日は何とかなる生活だった。罪悪感の「8時」が標準起床
時間になったのだ。8時に起きればいいと思うと、遅くまで飲んでいても良いことになる。それで、つい2
軒目、3軒目ってことになってしまう。しかし。2ヶ月前からフルタイム労働になって「8時からの会議」と
いうのが結構あってオロオロしている。起きる時間に、会議が始まっちゃうのである。AYや虎スミにモ
ーニングコールを保険の意味でお願いして凌いでいるが、キンチョーするよねー。飲み過ぎで寝過ごし
たらマズイという恐怖があって、前の夜の酒もセーブしがちだ。何?呑兵衛にはそれくらいでいいの
だ? うーん、反論はできない。あぁ、眠いぞー。
今日は会議もニャイからずっと寝ていましたー