パクパク日記4年2月1週

     寒くても日脚はどんどん伸びている。夢子は疲れてノビている。

    ライトアップされた東京駅

2月 2日(月) 雨(東京も名古屋も大阪も)

昼 名古屋・松坂屋7階 「きしめんのよしだ」 カレー南蛮きしめん 漬物、ご飯付き 840

    具だくさんでうみゃ−

東京はずっと晴天だったのに、今日は雨。カラカラ天気続きに「恵みのオシメリ」なのだが、出張するこ

とになった身にはお生憎様である。名古屋の昼食に何を食べようかと、昨夜「東海ご当地グルメ」の雑

誌を読む耽った。味噌煮込みうどん、カレーうどん、きしめん、ひつまぶし、味噌カツ、台湾ラーメン・・・

・・・・・あぁ、全部食べたーーい!!悩みに悩んだ末、カレーうどんときしめんを両方味わえる「よしだ」

のカレー南蛮きしめんにしただがね。コシもあってカレーも辛味があり、こりゃーうみゃーでいかんわ。

夕方のおやつ 新大阪駅の何とかいう店 コーヒーゼリー 450

     生クリームは食べない

名古屋で仕事をした後「のぞみ」に飛び乗り、大阪に向う。空腹で目が回る。こんな時甘いものええよ。

夜―1 大阪・ホテルアンビエント堂島「蔵人」 大根のハリハリサラダ、牛タンのネギ焼き、鶏つくね、

       ハリサラダ、牛タンのネギ焼き、鶏つくね焼き、ささみ梅肉、男爵芋のチーズ焼き、ソース焼きそば、

 

       生ビール×2杯、冷酒:玉の光(京都)

支社で仕事が終わり飲み出したのは午後9時を回っていた。いろいろと行きたい店、食べたいものも

あったが、腹も減っているし、疲れているので近くの飲み屋に決める。4人でガヤガヤと焼き鳥など。

夜―2 大阪・堂島 「DEWAR HOUSE」 オイルサーディン&リッツ、ジントニック 2杯

      リッツってムッチャ懐かしいやんか

アンビエントホテルの数軒先にこのバーがある。1959年の開店でズシリとした年月の重みを感じるバ

ーである。話題は「日本語」について。その昔、関西支社のある人は、クライアントに挨拶に行き「一糸

乱れぬチームワークでガンバリます」というつもりを「一糸まとわぬチームワークで・・」と言ったそうだ。

夜―3 大阪・ホテルアンビエント堂島 「バー 堂島倶楽部」 マルガリータ、ジントニック

  

今晩泊まるホテルは1年前まで「堂島ホテル」だった。7階のバーはシックで落ち着く。いいバーやね。

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2月 3日(火) 曇り 今日は節分 福はウチ−!鬼はソトー!

朝 新幹線で駅弁 赤飯弁当 1050円、お茶 150円  

   

昨夜酔っ払って部屋に帰ると、スーパーボウルの録画放映の途中だった。私も7年前ニューオリンズ

で開催されたスーパーボウルの観客の1人だった。その時は、パッカーズ対ペイトリオッツ戦だった。

圧倒的な数のパッカーズファンの渦の中で、私は少数派、ペイトリオッツを応援していた。そのペイトリ

オッツは一昨年に続いて今年スーパーボウルに出場を果たした。凄いよねー。もう夜も遅いし、試合の

結果が見えた所で寝ようと思っていたのだが、試合はモツレにモツレて結局最後まで見てしまった。ペ

イトリオッツ辛勝。パチパチパチ。3時過ぎに寝たので6時半の目覚ましは聞こえなかった。走って新幹

線に乗り、駅弁を広げる。何てマズイんだ。鮭や鶏の煮付けはカチコチ。赤飯好きなのに半分残した。

昼 一番町 「カフェ ベローチェ」 玉子サンドイッチ 180円、バナナマフィン 130円、コーヒーL

イズ 190

     

昼から東京でミーティング。駅弁を半分残したけどお昼はちょっとだけ。バナナマフィンでかく残す。

夜―1 四谷・舟町 「おちあい」 お任せコース(醤油豆、海草の中華和え、刺身盛り合わせ、鶏の

手羽先、シシャモとタタミ鰯、イカの唐揚げ、白菜の漬物、芋鍋、雑炊)ビール、冷酒 @6千円

  

  

3末でクボクボが退社すると言う。彼はヨットのW杯に3度も行った。趣味もここまで来るとスゴイよね。

年、私の卒業祝いをしてくれたお礼に今晩彼を励ます会を開いた。何故かアメフットの選手2人がつ

いて来て彼の転身よりアメフット話に終始する。昨年不調だったオフェンスを立て直せ!と詰める私。

夜―2 荒木町 「ワインライト」 ジントニック

選手2人は水を飲んでいる。クボクボと私は酒を飲んでいる。私の説教は深夜まで続いたのである。

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2月 4日(水) 晴れ 立春

昼 九段南 「東風汁緬屋本店」 芝麻坦々緬 800円、二色おにぎり(チャーシュー、ザーサイ) 150

円、杏仁豆腐 +50円、コーヒー(サービス)

  

    そのうち一番辛い緬に挑戦

7時40分出社。8時−9時半会議、9時半−11時半会議、11時半―12時打ち合わせ、12時―12

時半打ち合わせ、12時半―1時半会議。あぁ、やっとメシが食べられるぞ。辛いものが好きだ、と言う

と若手K君が教えてくれた「東風汁緬屋本店」に行く。一番辛いのは大陸風辣緬、二番目に辛いの

は・・とあり、芝麻坦々緬は三番目の辛さらしい。一番目辛いのをを狙いたいが、最近疲れていて自信

がない。芝麻坦々緬にした。練り胡麻が効いたスープと固茹の細緬。量が少ないのでおにぎりを追加

する。疲れたカラダも頭も、食事を摂ると急速に回復する。食事って人間にとってガソリンなんだねー。

夜 渋谷・宮益坂上 「スペイン料理 ラ・プラーヤ」 お任せコース(ネギのクリームスープ、鰊のオレ

ンジマリネ、スペイン産プロシュート、(牡蠣 私は食べなかったけど)、長ネギのカタルーニャ風、

牛肉とひよこ豆の煮込み、イカスミ、イベルコ豚のソテーポテト添え、パイナップルのミントソース

 

デザート、パン)、シャンパン、赤ワイン3本、アブサン

  

  

  

渋谷にオフィスのあるお客様と会食することになった。どこの店が良いか考える。渋谷、渋谷・・・そうい

えば、最近スペイン料理の「ラ・プラーヤ」に行っていないなぁ。あそこは美味しいし、喜んで頂けそう。

決定!ということで久々に「ラ・プラーヤ」へ。この店の魅力は、日本ナイズされた定番のスペイン料理

ではなく、オーナー&シェフの児玉さんがその日、その日の食材をスペイン料理に仕立て上げること。

しかも少量づつたくさんの料理を食べられるのが良いのだよ。気取ってないしね。料理が終わると児玉

さんはドッかと座り込んで、酒や料理について薀蓄話。暗い照明なので写真の出来が悪くてごめん。

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2月 5日(木) 晴れ 夜とっても寒くなった

昼 会社にて 麹町「あさひ」の鯖塩定食をお弁当にして貰った(らしい)、味噌汁、お茶

  

今日のスケジュールは、10時−12時45分会議、1245分―145分会議、1時45分―2時打

ち合わせ、2時―3時会議、3時―4時会議、4時―5時半会議、5時半―6時半会議、というものだっ

た。こんなスケジュールで、いつ食事を摂るか、トイレに行くか、煙草を吸うか・・・・・。食事は1時45分

2時打ち合わせの時、弁当を食べながらということになった。大きな鯖塩をモグモグやりながら「原価

削減というのはね・・・・」とか、煮物をパクリと食べて「単価と総量は・・・」なんて言っても迫力ないなぁ。

夜 東京駅・丸の内ビルディング35階 「マンゴツリー東京」 コース(海老せんべい、グリーンマ

      ンゴ のサラダ仕立て&生春巻、牛アキレス腱のタイ風煮込み、渡り蟹のトムヤムスープ、海老の

      カレ ー炒め&ライス、リブロースのスパイシーチリソテー、センレックナーム、フルーツとココナッツ

      デザ ート、スペシャルデコレーションケーキ)、シャンパン、シーハービール 2本、ジントニック 2杯

  

  

  

かつて私の部下だったメンバーが「カタカナ会社卒業祝いの会」を開いてくれた。本来は先月の23日

の予定だったのだが、どうしても外せない別件が入り、急遽日程変更をお願いしてしまった経緯がある

ので、恐縮しながら東京駅に向った。あの頃、若い制作スタッフだった彼等もコピーライター、デザイナ

ー、作詞家として活躍している。私なんぞ大したことは出来なかったのに、みんな逞しくなって嬉しい。

今日の会場「マンゴーツリー」はバンコックに本店のあるクラッシックなタイ料理の店だが、ロンドンと東

京に支店がある由。料理はあくまでもお上品である。海老のカレー炒め&ライスが旨い。最後に、私の

名前を書いた大きなケーキが花火付きで登場して、嬉しいサプライズ。その上、100本の薔薇の花束

まで頂いてしまったよ。1人ひとりの現況とお祝いの言葉を聞いて、心の中ではホロリとした。感謝!!

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2月 6日(金) 晴れ

昼 一番町 手打ち蕎麦 「一番町 吉田」 野菜天麩羅蕎麦(温) 1300円+大盛り 200

  

1時40分「吉田」に急ぐ。昼営業は2時まで。最近虎スミがここの野菜天にぞっこん惚れ込んでいるら

しい。私も今日こそはと野菜天、しかも大盛りだもんねー。大きな玉葱、海苔巻きこんにゃく、茄子、さ

つま芋、隠元の天麩羅にはカレー塩がついてくる。これをつけると、叉旨いんだ。温かい蕎麦に天麩羅

を乗せると衣の油がつゆに染み出して旨いことはわかっているのだが、ついカレー塩で食べてしまう

のですね。この味タマランなぁ。温かい蕎麦も両国の「ほそ川」ほどではないが、コシを残していいぞ。

夜−1 早稲田・都バス車庫前 「亀吉寿司」 つまみ:スミイカの刺身・ウニ・鯛・こはだ・穴子、大

      正海 老のオドリ、ハダガリ巻、鯵の握り、鯛のお吸い物、おしんこ、ビール、冷酒

  

  

  

年に1度、招かれた人は大喜びし、私は大金を失う日がある。今晩はその日。長年こういうことをやっ

ていると、招かれるメンバーの人柄で会の雰囲気が全く違うことに気がつく。一昨年は招かれたメンバ

ー同士で喧嘩を始めるし、かと思えば、話の輪に全く加わらずヒタスラ鮨を食べていたヤツもいた。数

年前「大トロ、ウニ」と2時間繰返した猛者もいたなぁ。今年は穏やかで話しも弾み、楽しい会だった。

夜―2 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 枝つき干し葡萄、ジントニック 3杯

双子であることを今夜初めて知ったK君は帰り、残りのメンバーでバーへ。枝つき干し葡萄が好評。

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2月 7日(土) 晴れ 後曇り

朝 家食 ベーコンときのこの和風スパゲッティ、「桃屋」のどっさり野菜スープ キムチ味、六本木「ク

      ローバー」のドライケーキ、ヘルシア茶

  

今朝4時に寝たのに8時に飛び起きた。あら?今日は土曜日だ。安心してウトウトした。今週はスケジ

ュールがしんどくてほとほと疲れた。洗濯してから朝ご飯。「桃屋」のスープはキムチ味とあったtが結

構濃厚。今週は名古屋、大阪に行き、山形、中国四川、スペイン、タイと食事でも旅して来た。日本は

いながらにして世界の料理を食べられてええねぇ。「クローバー」のドライケーキはシットリ&カリカリ。

夜 早稲田・大隈商店通り 「食事処 静」 煮魚(赤魚)定食 550円、ほうれん草のお浸し 250円、

納豆 150円、冷奴 150

  

この18年、何百回となく前を通りかかったのに、なぜか一度も入らなかった店の1つが「静」だ。入らな

かった理由はわからない。そして今夜入った理由も自分でわからない。強いて言えば「何となく」か。人

柄の良さそうな老夫婦が営む店の定食は550円。学生街でも安い。小鉢をこんなに取っても1100

の安さである。安い値段に見合う位の味だが、とても嬉しいことがあった。このご夫婦、何と猫ちゃんを

7匹も飼っておられるのである。街猫の母親は乳離れがする頃、勝手に子猫をこの店に連れて来て置

いていく。人の良い夫婦は仕方なく餌を与えて、その繰り返しで7匹になってしまったのだとか。ヤンチ

ャな猫はヤンちゃん、ぶちの柄猫はぶちちゃんとか名付けはいい加減だが、大事に育てられた猫は、

店の隅っこで安心し切って寝ていた。こんなことなら、早くから来れば良かった。来月引っ越すのにね。

夜のおやつ 早稲田 「モスバーガー」 栗と玄米餅のお汁粉 280円、コーヒー 180円+税

  

「静」猫とご夫婦にほっこりして、モスで甘いものを食べた。さぁ家に帰ったら仕事しなくっちゃ。無酒日

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2月 8日(日) 晴れ

朝 家食 ドミグラスバーガーとエッグサンド、大根とちりめんのサラダ、りんごゼリー、贅沢クラムチャ

ウダー、ヘルシア茶

  

作り立てのサンドイッチはそのままで良いが一晩経ってしまったら絶対トーストした方が旨い、と思う。

夜 早稲田 「蕎麦処 薮」 玉子丼定食(味噌汁、漬物、サラダ付き) ご飯半分 700円、中華そば

 500

  

午後は脇目もふらず(ちょっとはふった)、数時間大掃除に取り組んだ。中腰での作業、重いモノの運

搬を続けていたら腰が痛くなった。小学生の頃、近所の農家で田植えや稲刈りをさせて貰った時みた

いな痛さだ。午後7時、今日の分は終わり。やろうと決めたことをすべてやり遂げるって気持ちいいねぇ。

問題は、今日やろうと決めていたことが、とても少ないことだ・・・・・。しかし、あれほどのゴミを棄てたの

に家の中はたいして変化がないじゃないか!!近所の「薮」で夕食。最近週末食は地味だね。無酒日

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【今週の振り返り】

街のコーヒーショップに入ると、若い男女はほとんど冷たい飲み物を飲んでいる。アイスコーヒーとかア

イスカフェラテとか、氷をいっぱい入れたロンググラスで。その昔、アイスコーヒーは季節ものだった。

初夏になると「冷し中華始めました」と同じように「アイスコーヒー始めました」の張り紙を見かけた。朝

早仲間の森松氏はアイスコーヒー好きで、普通の店より1ヶ月早くアイスコーヒーを始める喫茶店に通

っていた。それはともかく、長年、食べ物屋、飲み屋に通った私は密かに客の注文の傾向をウォッチン

グして来た。自称「フード&ドリンク嗜好評論家」である。店に入ると、他のテーブルをジロジロと見る。

どんなものを食べているか、飲んでいるかを観察する。そんな貴重な研究結果を、今日はタダで教え

てしまうのである。ホント貴重な話なんだかんね。(どこが?)例えば、長年通っている店の1つ、ニュー

新橋ビルの「焼売 太楼」でオーダーを頭の中でカウントした結果「1位 焼売定食、2位 卵チャーハ

ン、3位 ラーメン、4位 パイコー緬」であるという結果が判明した。(本当かいな)コーヒーショップの話

を続けると、紅茶を好むのは圧倒的に女性である。男性でも紅茶好きはいるが「男のクセに紅茶かよ」

なんて言われるのが怖いのか「Coffee OR Tea?」と問われると、つい「こ、こ、Coffee Please!」

なんて言ってしまうのだろね。なんで「男のクセに」かはワカランが。因みに元お嬢様の妙齢のご婦人

は「あたくしは、お紅茶ね」と「お」をおつけになるざます。

蕎麦屋に移ろう。中年のおっちゃんは、もう殆どというほど、盛り蕎麦かざる蕎麦である。めったに種モ

ノと言われる温かい汁蕎麦は食べない。奥さんに渡される食費が少ないのか、時間が無いのかは知

らないが、盛り蕎麦をズルズルッと啜って、あっという間にランチは終了。その点、お金持ちのおっちゃ

んは、上天麩羅せいろとか、季節限定の鴨せいろ、高級蕎麦屋なら三色盛りなどを召し上がる。種モノ

を注文する時も、きつねか、力(餅入り)か、カレーに限られる。おかめ蕎麦、鍋焼きうどんなど食べて

いるおっちゃんは見たことがない。そうそう、肝心の蕎麦かうどんかの選択では、男性は圧倒的に蕎麦

である。女性は、うどん好きが多く、種モノ好きなんである。ついでに言えば、きつねかたぬきかは、女

はたぬき好きだね。私はどれも好きなので、盛り蕎麦とカレーうどんと言った注文をするけど。

ラーメン屋である。今や凄いラーメンブームで、人気店は2、3時間待ちなんて店もあって異常な雰囲

気。行列に並んでもラーメン喰いたい!ってのはほとんど若い男性。チラホラいる女性は、カレシがラ

ーメン好きなのでつきあっているに過ぎない。ラーメン専門店に限らず、中華屋に行っても「ラーメン」を

注文するのは殆ど男性だ。中華屋では、年配のおっちゃんも「ラーメン」を選ぶ。若い男は半チャンラー

メンを食べるが、おっちゃんはラーメンだけ。やっぱり小遣いが少ないんだね。中華屋の定食を食べる

のも圧倒的に男が多い。女性は、栄養のバランスを考えるのか、野菜の多いタンメン、もやし蕎麦など

を食べておる。男女カップルの場合、「餃子」と言い出すのは決まって男だ。ま、こういった具合に書い

ているとキリが無いので、今日は第一弾ということでこのへんでヤメル。皆さんも夢子的観察をしてみ

ると、食事以外にもう1つの楽しみが出来ますよ。え? 興味ない? あ、そう。

              そんなタワケ話ニャア、ついていけまへーん

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