パクパク日記4年7月3週
今さら梅雨明けした、なんて言われてもねぇ。新潟・日本海側は豪雨続き
7月 12日(月) 晴れ 夕刻小雨
昼 九段南 「味香村」 肉豆腐定食(小皿3品、味噌汁付き) 900円 ヤクルト サービス
ランチメートの虎スミは、最近食欲不振と言う。大盛りやサイドメニューまで食べる気にならない、と言う
のだ。そう言いながらフツーの人位の量はペロリと食べる。盛りの良いことで我々に人気のあった「味
香村」もそんなことで久し振り。彼女は魚定食、私は例によって量がたーーっぷりの肉豆腐を食べた。
昼のお茶 九段南 「詩」 コーヒー 450円
夜 青山 「SUGINOKO」 付き出し2種、レンコン痛め、蛸のカルパッチョ風、カボチャ煮、豚肉の
甘
焼、生ビール、ジントニック @8千円
夜、青山の店でNPO団体の常任理事会が開かれる。もう10年以上ボランティアとして関わっている。
団体も今年から2つに分離されて大変な時期なのだが、私も仕事が忙しくてほとんどお手伝いが出来
ず心が痛む。今日も神戸、軽井沢から来られた方もいらして頭が下がる。軽く食事でもしながら会議を
しましょうということだったが、そのうち食事とお喋りが多くなってしまって。この店に来るのは数年ぶり
だが、青山通りから入ったところで店を探していると、25年前に一緒に働いたO上君が立っていた。「ち
ょうど良いところで会ったわ。SUGINOKOってどこだっけ?」と早速聞いた。「夢子さん、もっと驚いて
くださいよ。東京のこんな小道でバッタリ会ったんですよ。僕はびっくりしているんですよ」「あっそうね」
______________________
7月 13日(火) 晴れ
昼 三番町 「BC*アストリスク」 パスタランチ(サラダ、パン、キノコとガーリックのスパゲッティ)
1300
虎スミは昼休み阪神戦のチケット取り電話をかけまくるというので一人昼飯。キノコが4種入っている。
夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「セラーバー」 オニオングラタンスープ、ネギトロ巻、生
ビー
今月2回目のヘルスクラブ。今年になって7回目だから、これで月1度ペースにようやくなった。以前は
1ヶ月に6,7回は来ていたのにな。今日はビックリすることがあった。カウンターの奥のドアからM輪さ
んがダークタキシード姿で現れたのだ。つまり「セラーバー」のマネージャーに昇進したということ。彼は
このホテルのプロパー社員の中から昇進した「セラーバー」マネージャー第一号である。今はロイヤル
ホテルと合併したが、リーガロイヤルホテル早稲田時代の新入社員なのである。いやいやメデタイね。
_______________________
7月 14日(水) 晴れ 関東地方梅雨明け 38度の猛暑だけど朝晩は涼しい
朝 家食 リーガロイヤルホテル東京「メリッサ」の衝撃のメロンパン他、「ヱスビー」のタイ風グリーンカ
レースープ、「奥中山高原農協」のジャグジーヨーグルト
昨夜リーガロイヤルホテル東京に行った時、ペストリーショップの「メリッサ」が、グルメブティックに生ま
れ変わっていた。ケーキとパンの従来の商品に加え、和洋惣菜が加わった。もともと親会社の大阪・ロ
イヤルホテルは、所謂「ホテ一」の先駆けのようなものだから、こうなっても不思議はないけどね。衝撃
のメロンパンを食べる。人気があるから売り切れが多いのと、人にあげてしまうので食べるのは久々。
昼 四谷アトレ 「TINUN」 フォーガーセット(ミニチャーハン付き) 850円
自分でも、どうしてこんなにベトナム料理が好きになったのかわからない。中でもフォーは頭にコビリつ
いている。四谷駅ビル「アトレ」にアジアンキッチンがあったので覗いてみた。フォーがあった。量が少
ない。これだけなら暴れてしまうところだが、ミニチャーハンがついていたので許す。フォーの味は普通。
夜 四谷3丁目 「韓国家庭料理DADA」 ネギサラダ500円、ナムル盛り合わせ 700円、オイキ
ム
冷酒 1000円×2本
M井ちゃんと「DADA」で待ち合わせた。結構長く一緒に働いた仲間だが、お互い退社して今は同じよ
うな業種にいる。「紫禁城の会」では何度も会っているが、2人で飲むのはホントに久しぶりだ。M井ち
ゃんに酒の味を覚えさせたのも、池波正太郎の世界を教えたのも私だ、という話になって大笑いした。
そういえば、この店で以前会った元スキージャンプ複合の双子は、参議院議員になった方?別の方?
_____________________
7月 15日(木) 晴れ 時々小雨
朝 四谷・杉大門通り 「SUGIDAIMON」 モーニングサービス(茹で卵、トースト、コーヒー) 450円
昼 九段南 「東風汁緬本店」 芝麻坦々緬(大盛り) 800円+100円、白飯 50円、杏仁豆腐 50円
「緬を大盛りにするならご飯は食べるな、ご飯食べたいなら大盛りにするな」というマイ鉄則があるのに
今日はそんなことすっかり忘れて、大盛り+ご飯を頼んでしまった。虎スミは、食欲不振はすぐ治ったも
のの、今度は「ダイエットする!」と言い出して普通盛り、飯ナシである。裏切られた感じでサビシー。
昼のお茶 九段南 「詩」 コーヒー 450円
夜 六本木ヒルズ 「サドレル」 自家製グリッシーニ、自家製パン各種、アミューズ:魚のタルタル
チ
レ
コ
ン:GUADO ALTASSO 1999
先週、社長就任のパーティを開いたばかりのU野君がご馳走してくれると言う。しかも、六本木ヒルズ
の高級イタリアンで。それが分かっていながら、昼メシに大喰いしたことを悔やむ。今年48歳のフラウ
ディオ・サドレル氏がミラノで経営するミシュラン2つ星レストラン「サドレル」の海外出店第1号がこの店。
北イタリア料理を中心にしたヌォーヴァ・クッチーナスタイルとのことだ。同じフロアの反対側には南イタ
リア料理の「レスタジ」もあるそうよ。お客の数よりスタッフの方が多いのではないか、と思わせる程の
陣容で、あれこれサービスに務めてくれる。味が良いことはさることながら、盛り付けがスンバラシク写
真を撮るのが楽しい。残念なことはお腹一杯でチーズもデザートも食べられなかった事。お茶もパス。
______________________
7月 16日(金) 晴れ もちろん今日も暑い
朝 家食 チーズトースト、「クノール」のスープ春雨、みかん
「メリッサ」のパンは旨い
東京はこんなに暑いのに、新潟地方は未だ激しい雨が降っているらしい。親類が多いので心配だ。
昼 一番町 「シェリフ」 豚の生姜焼き定食 900円、アイスコーヒー +150円
味が濃いって、これ
朝から会議続きで、昼メシ時間が45分。1時過ぎだから「シェリフ」も喫煙OK。豚の生姜焼きは、とて
も塩味が濃くてご飯を2杯欲しいほどだ。「ダイエット中」の虎スミは、ご飯は食べて生姜焼きを残した。
夜―1 品川・ザ・ストリングスホテル東京 「CHINA SHADOW」 蟹肉入りコーンスープ
2079円、
牛肉) 3696円、
明日からの3連休を利用して早くも夏休みを取ってハワイに行く人、2度目の結婚式をハワイで挙げる
人、毎年行っているのでやっぱり今年もハワイに行く人などが会社にいて、昼間から皆そわそわ。私は
ハワイには行かないが、代わりに品川に行く。その方が近くていい。交通費も安いし。昨年5月に品川
イーストワンタワーに出来た「ザ・ストリングスホテル東京」に今晩はお泊りだ。昨年まではせっせとホテ
ルに泊まりに来ていたのに最近はさっぱり。プランについていたリフレクソロジーを80分も受けたら、胃
腸の働きが活発になって、グーグーお腹が鳴って恥ずかしい。「万全の空腹」で予約していた中国料理
「CHINA SHADOW」に向かう。だけど中華は1人はやっぱり不利なのよね。小さなポーションを頼
んでも4品がやっと。デザートもパスした。広東を中心に上海、四川料理メニューがミックスされている。
夜―2 品川・ザ・ストリングスホテル東京 「THE DINING」 バーカウンター ジントニック
フュージョンフレンチの「THE DINING」の奥に、小さなバーコーナーがある。「セラーバー」で昔働い
ていたN島さんが働いているというので行ってみたら、今日はお休みだそうだ。あぁ、お腹がいっぱい。
____________________
7月 17日(土) 晴れ アヂアヂアヂ
朝 品川・ザ・ストリングスホテル東京 「THE DINING」 朝食ブッフェ(グレープフルーツジュー
ス、
ト
ル
昨夜11時半に寝てしまったので6時過ぎには目が覚めた。シャワーを浴び髪を洗って、バスローブ姿
で朝刊を読む。これがホテルに泊まる醍醐味よね、と思ったが、引っ越してからは自宅でも同じことをし
ていた。テーブルいっぱいに料理を並べた所にY西R子ちゃんが挨拶に来た。彼女は今このホテルに
職場がある。新入社員の時から逞しい彼女だったが、数年ぶりに会うとすっかり大人になっていた。当
り前か。仕事の話をするR子ちゃんの前で、私はひたすら食べている。飲んでいる。がんばってねー。
昼 品川インターシティ 「土風炉」 梅おろし蕎麦(十割本蕎麦) 780円、ミニネギトロ丼 320円、
名
品川の東口が別世界のように再開発されてから来るのは初めてだ。何となく美味しい店がたくさん出
来たようなイメージだった。昼食はその美味しいどこかの店にしようと最初から計画していた。ところが。
品川イーストワンタワー、更には品川インターシティの大きな2つのビルの飲食店を全部チェックしてガ
ックリ。安っぽいというか、手軽なチェーン店ばかりでわざわざ来て食べるような店は無いのだよ。こん
なことなら、恵比寿とか渋谷、新宿に行った方が良かった。一番マシだと思う店が「土風炉」なのだから。
名古屋コーチンスープはヌルクて旨くない。ネギトロ丼はご飯が温かい。蕎麦は量が少ない。チェッだ。
夜 家食 長崎・天然ぶりのあら煮、茄子とキュウリの即席漬け、冬瓜の味噌汁、「たむらや」の味噌漬
け、沖縄のもずく酢、ご飯、北海道のメロン(大)半分
新居は西側の窓が多い。1日半たっぷり夏の日差しを浴びた自宅はサウナ状態だった。あぁ、焦げる。
今週のパクパク日記を作っていたら、グラリと来た。高層マンションに住んでの一番の恐怖は地震。引
っ越して約100日間は地震がなかった。わぁー揺れるよー。怖いなぁ。しかし、揺れはそこで終わった。
耐震構造だからか、弱い地震だったのか。夕食でも作るか。思いっきり地味な食卓にしよう。子供の頃
なら「ジジババ飯」と言って見向きもしないようなおかず。でも、これが年を取ると旨いんでげす。茄子と
きゅうり、茗荷、大葉、生姜を塩でキュッキュッと揉んで搾った浅漬けは夏のオカズの定番ね。食後に
頂いたバカでかいメロンを食べる。美味しいのでお替りして結局半分も食べてしまったのだよ。無酒日
___________________________
7月 18日(日) 晴れ 暑いに決まってるでしょ
朝 家食 もずく雑炊、長崎・天然ぶりのあら煮、冬瓜の味噌汁、めかぶの酢のもの、「たむらや」の味
噌漬け、北海道のメロン(大)4分の1
3連休2日目の朝今日も6時半に起床した。暑くなりそうだ。7時半には朝食を作る。こんな日は生姜尽
くし、海草偏重のメニューにする。もずく雑炊には生姜の千切りを天盛り、「たむらや」の生姜の味噌
け、あら煮にもたくさん生姜を入れてある。めかぶにも、味噌汁にも生姜の絞り汁。どうだ、これで!
昼 家食 札幌スープカレー ココナッツ風味野菜、サラダ
昼過ぎから出かけることにしていたが、この暑さでメゲル。外出は明日にして大物洗濯とか、中元の礼
状書きでもしていよう。A先生夫妻に頂いた札幌スープカレーが未だある。今日はココナッツ味だったせ
いか、ちょっと甘いのが難。ライスをスープに浸して食べよと説明にはあるが、私はをかけた方が好き。
午後のおやつ 「サドレル」のクッキー、「ゴンドラ」のパウンドケーキ、アップルティー
チョコのクッキーが旨い!
この春襲名した海老蔵の「暫」をテレビで観ているうちに、暫くの間眠ってしまった。昨日も今日も早起
きしたからね。「サドレル」で頂いたクッキー。中にバカ旨いのが2種類あって感動する。また食べたい。
夜 家食 自家製のフォーガー(鶏肉、モヤシ、香菜、ライム)、茄子とピーマンのしぎ煮、栗入り茶巾
鮨、北海道のメロン(大)4分の1
400g入りの乾燥フォー
そんなにフォーが好きなら、自分で作ってお腹いっぱい食べれば?そうね、そうするわ。ということで、
今晩はフォー作り。フォーのトッピングはいろんなものがあるが、代表的なのはガー(鶏肉)とボー(牛
肉)。私は鶏のフォーガーが好き。鶏の皮付き胸肉をコトコト煮てスープを取る。良い味になるかと思い
きや、ちょっと薄い。顆粒状のチキンスープを足したら丁度良いあんばいに。ビーフコンソメを入れたわ
けではないから、白骨温泉に草津温泉を混ぜるのとはちゃいますよ。鶏肉を冷まして細く裂き、少々湯
を通したモヤシと香菜をトッピング。たっぷりスープを張ってライムを絞る。もちろんお替りした。無酒日
______________________
【今週の振り返り】
今週、偶然も含めて以前勤務していたカタナカ会社の仲間に4人も会った。ひらがな会社にもカタカナ
会社から転職して来た人は何人もいるので、彼らを入れればかなりの数だ。パーティなどに行くと、カタ
ナカ会社のOBにゴマンと会う。まるで同窓会のような様相の時もあって。カタカナ会社は、まぁまぁ大
きな会社だが、日本の有数な企業が数万人も従業員数を抱えているのに比べれば、ちっぽけなものだ。
しかし、社会にこんなに大勢若いOBを送り出している企業は他には無いのではないか。この会社では、
かつて700人、800人、1100人といった規模で新入社員を採用して来た。4人に1人が新入社員なん
て時代もあって。これだけの数の新入社員も、数年経つと半分位の人数になってしまう。仕事がキツク
て辞めてしまう、なんてケースも無いわけではないが、辞めることは初めから計画されていたものが多
い。ここで働くことの経験を独立後の仕事に活かす目的だったり、人脈作りのために入社する人もいる
のだ。社内報が毎年新入社員にアンケートを実施すると、「定年までこの会社で働き続けたい」と答え
るのは皆無に近く「機会があれば転職する」と多くの若者が正直に答える。そして現実もその通りにな
るのである。良い条件の職場があれば、どんどん会社を移っていくという中国人の就社意識に似てい
るのかもしれない。ただ、中国と違うのは、例え数年間しか在籍していなくても、この会社で働いたこと
を誇りにし、良くも悪くも会社を愛し、仲間とも長く付き合うところ。働く会社、業種、地域、国が違ってか
らも、連絡を取り合い、仕事で協力したり、仲良く遊んだりする。謂わば、学校のような存在なのかもし
れない。その証拠に、退社する時大部分の人が「卒業」という言葉を使い、同期や職場のOB飲み会は
「同窓会」という名前になるのだ。
どどっと入社して、ガンガン働いて、どんどん辞めて行くから、カタカナ会社で一緒に働いた仲間の数は
半端ではない。道を歩いていても、飲みに行っても、ヒョイとそんな仲間に会う。転職したり、会社を作っ
て社長になった人もたくさんいるが、作家とか、中学の校長とか、作詞家とか全く異なる分野に転身し
た人もいる。4人の子供を産んでモーレツママ奮闘中の人もいれば、何度も結婚したとか、今や悠々自
適とか、それぞれの人生を送っている。生きていくのは大変だけれど、たくさんの仲間がいると思うと、
心強いのも確かである。それにしても不思議な会社だ。
名古屋5月場所は、4場所連続で朝青龍が優勝した。先日深夜の相撲ダイジェストを見ていて、ふと気
がついた。朝青龍、朝赤龍に加えて、黒海、白鵬が幕内に入って、4色が揃った。青、赤、黒、白は、奇
しくも土俵の4隅、青房下、赤房下、黒房下、白房下と同じではないか。この偶然はスンバラシイ。4人
全員が外国人力士。密かに朝赤龍の応援をしているのだが、今場所は腰痛が治って元気いっぱい、2
番感動的な相撲を取った。白鵬は未だ19歳の若者だが、次の大関、いや横綱も彼ではないかと睨ん
でいる。となると、日本の大相撲は「四色時代」を迎えるのかもしれないね。楽しみだなぁ。
「朝茶龍」ってのはダメかニャァ