パクパク日記4年8月4週
メダル獲得ギネスと寝不足のアテネオリンピック終わる
8月 23日(月) 曇り時々雨
昼 九段南 「らいむらいと」 100%ビーフハンバーグ(250グラム)、サラダ、ライス、コーヒー付き
1380円
あれだけ続いた暑さも一段落。やれやれ。これだけ涼しいと、ちと遠い「らいむらいと」まで歩く元気が
出る。この店を「ランチbP」と考えている虎スミは私に釣られてハンバーグを250グラムにした。旨い!
夜 舟町 「京坂屋」 お任せコース(冷製洋風茶わん蒸し、茶豆、モロヘイアと鶏肉のお浸し、海老
焼
酒
このコースが3千円!!
結局1年間なーーにも稼ぐことが無かった個人会社だが、1年経てば決算をしなければならない。1円
も稼ぎが無いと思ったら、資本金の利子が12円あったってさ。ガハハハ。そんな決算でも手間は一緒
なので打ち合わせを終えてから税理士先生と打ち上げに行く。キップのいい女将が切り盛りする「京坂
屋」。皆さんこの料理数のコースが3千円ぽっきりですよ。家庭料理っぽいところもいいね。お疲れ様。
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8月 24日(火) 晴れ ちょっとだけ暑い
朝 家食 「浅野屋」のオニオンブレッド、きな粉と擂り胡麻入りヨーグルト、「丸美屋」の坦々春雨スープ
旨いが太りそう・・・・もう太っている
「浅野屋」のオニオンブレッドは豪華だ。パンを切った断面を見ると、ハムと玉葱、そしてチーズがたっ
ぷり入っている。太りそうだが旨い。「丸美屋」はビーフンだけでなく春雨のスープも作っているのだよ。
昼 九段南 「味香村」 ネギトロ丼(小皿3品、味噌汁、ヤクルト:サービス) 1000円
丼はワシワシと食べるべし
朝たっぷり食べたはずなのに、異様な空腹。腹側と背中側がくっつきそうだ。こんな時は決まって「味香
村」だ。いつもすぐ入れるのに今日は異様に混んでいる。異様ばっかだなぁ。食べたかったソースカツ
丼売り切れ。チェッ。じゃ、ネギトロ丼だな。壮年男子の肉体労働者のようで、ふと不安を感じることも。
お昼のお茶 九段南 「詩」 アイスコーヒー 450円
夜―1 平河町・都市センターホテル 会議のお弁当
今晩も、7時から夜の10時まで会議ダス。場所が同じだから、弁当もいつもと同じダス。味も同じダス。
夜―2 四谷3丁目 「バー RR」 ミックスナッツ、チリコンカンのブルスケッタ(サービス)、ハイネケン
の生ビール、タンカレージントニック、ボンベイサファイアトニック ×3杯 4300円
初めて行くバーって、ちょっとドキドキ
会議終了後真っ直ぐ帰ろうと1人でタクシーに乗った。タクシーを降りた。そこでフト「バーに行くか」とい
う考えが頭に浮かんだ。カウンターでちょっと1杯ならいいか。ところがカウンターは満席で、テーブル
席に座ったのである。暫くすると、カウンターの中からご主人がいらして2人でおしゃべり。1ヶ月前に店
名もそのまま居抜きで経営が変わったのだとか。気が付くと1時を回っていた。安いしたくさん飲める。
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8月 25日(水) 朝雨 曇り後晴れ
昼 赤坂見附 「うまや」 市川猿之助の楽屋弁当定食(アペリティフの白ワイン、盛り合わせ弁当、
お
市川團十郎が息子の海老蔵の襲名披露公演中に、急性白血病で入院して歌舞伎ファンを心配させた。
驚異の回復で10月には舞台に復帰すると聞いて安堵する。昨年秋倒れた猿之助丈は、演出はされて
いるものの、舞台には未だ立たれていない。ファンとしては復帰が待ち遠しい。ここ赤坂は、銀座、西麻
布にある「うまや」中では最初に出来た。猿之助の祖父・猿翁の住居跡で、彼がプロデュースした店で
ある。1日十食限定で市川猿之助の楽屋弁当定食がある。彼の楽屋に届ける楽屋弁当をアレンジした
内容で、たくさんの料理が少しずつ盛り付けられている。どれも薄味だ。ご飯は、白飯と麦ご飯を選べ
お替り自由。生卵とミネラルウォーターはご自由にどうぞ、太っ腹。もちろんご飯お替りし、卵も食べる。
夜 四谷 「すし匠」 お任せ(ワカメ、海ぶどう、アサリ、ウニ、星カレイ(エンガワ付き)、秋刀魚、青
銀
ロ
露
O修平さんから、今晩の店案内のファックスが届いた。「はなやよへい すし匠」とあり、最初はチェーン
店かと思った。全然違いました。全国あちこちから旬の素材を調達し、鮨屋としての「仕事」を丁寧に施
す。お任せすると、手の込んだ料理や鮨をちょっとずつ延々と出して下さる。こうゆう店っていいなぁ。ち
ょっとずつたくさん、これがいい。20品ほど出たところで「さて、お好みで何を握りましょう」ということに
なるのだ。と、と、ところがもうお腹一杯でグヤジーぞ。珍しいエボ鯛の握り1つが精一杯。ご馳走様。
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8月 26日(木) 曇り
昼 九段南 「もゝ瀬」 穴子バラ揚げ丼 1200円
ご飯大盛りでーす
またもや空腹で目が回りそうだ。今日は天麩羅屋の「もゝ瀬」に行こう。天麩羅定食の場合、ご飯はお
替り自由。丼ものの場合は、注文の際「大盛り」と言え、と張り紙にある。もちろん「大盛り!」と言う。大
盛りご飯の上に、たっぷりの炒り胡麻と焼き海苔。サクサクの穴子の天麩羅を載せて丼汁を回しかけ
る。最後のこれまたたっぷりと大葉を天盛り。サクサクしっとり穴子が旨い。天汁の沁みたご飯が旨い。
午後のお茶 九段南 店名忘れちゃった アイスコーヒー 362円
夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「セラーバー」 タラモサラダ 600円、ムサカ 1680円、
イェミ
ション
満腹マチガイ無しのムサカ
カタイ決意でヘルスクラブに行く。7月13日に来て以来だから、43日ぶり。もちろん今月は初めてだ。
もっともプールだけなら、夏休み中にフォーシーズンズホテルで2度行ったが。1100メートルの運動を
済ませると、税金を納めたような気持ちになる。さてと「セラーバー」。オリンピックにあやかって、ホテル
のレストランではギリシャフェアを開催している。こんな時でも無いとギリシャ料理は食べないので、裏メ
ニューも含めて全部ギリシャで統一。ポテトとタラコを混ぜたタラモサラダはポピュラーだが、トマトをくり
抜いて、野菜やライスを詰めたイェミスタは初めて。ムサカは一番有名な料理だが、この夜出て来た皿
は凄かった。デカイ!茄子とじゃが芋と挽肉、ヨーグルトソース、生クリームが器いっぱいに溢れそうだ。
食べても食べてもムサカ。しかし旨いから完食したぞ。1時間の運動がパーになってしまった。あぁ・・。
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8月 27日(金) 曇り時々小雨 台風16号がやって来る
朝 家食 リーガロイヤルホテル東京「メリッサ」の衝撃のメロンパンとピロシキ、もずくスープ、コーヒー
もずくが好きだ。夏場になっての家食でもずくは欠かさない。もずく酢に飽きたらず、今朝はもずくスー
プである。「もずくセンター」と言うところが作っているこのもずくスープ。ムム侮れん。ムッチャ旨いぞ。
昼 九段南 「東風汁緬本店」 芝麻坦々緬(細緬) 800円、ご飯 50円、杏仁豆腐 50円、コー
ヒー
1週間前のルール破りを深く反省して、今日はご飯をつけただけで大盛りはヤメタ。順法精神が大事。
夜 家食 白ぶなシメジとオクラのヌルヌル讃岐うどん、長ネギのかき揚げ、稲荷寿司、もずく酢、「たむ
らや」の生姜の味噌漬け
いろんな店に行くプランもあったが、すべて却下して家食。キノコは昨今栽培物ばかりだが、その中心
的商品のぶなシメジの白というのが出回り始めた。茶色のより小ぶり。これとネギ、オクラをたっぷり讃
岐うどんに入れたらヌルヌルになって塗り箸では食べずらい。オリンピックもいよいよ終盤だな。無酒日
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8月 28日(土) 曇ったり降ったり 10月中旬並の気温
朝 家食 「メリッサ」のイングリッシュ・マフィン、白ぶなシメジとオクラのヌルヌル讃岐うどん、もずく酢、
アプリコットジャム、きな粉と擂り胡麻をかけたヨーグルト
昨夜のうどんに卵を
アテネオリンピックも残り少なくなった。昨夜遅くまでシンクロの決勝を見ていたので眠い。やっぱりロシ
アには勝てないなぁ。ジャパネスクのテーマはもういいんじゃないか。今日からちょいと出かけるのでし
っかり腹ごしらえ。掃除し洗濯して荷造りして、と。台風が来るからデカイ傘を持って行った方がいい。
昼 伊豆高原 「ガラムマサラ」 キノコのカレーと飲み物セット(発芽玄米の冷製スープ、キノコカレ
ー、
あの記録的な暑さがウソのように今日は十月中旬並の気温だ。久々に踊り子号に乗って伊豆高原へ。
2年続けて「日本の奇祭」を訪ねた不美子の会も、企画者の夢子多忙につき本年は温泉旅となった。R
子が今日の昼飯候補店を5、6店リストアップしてくれていた。小S子さんとジックリ車内で検討した結
果、カレーとなる。駅からクルマで5分程上った「ガラムマサラ」は、オシャレな店だった。スパイシーカレ
ーの店と看板にあったが、辛くは無い。たくさんの炒め玉葱とスパイスを感じた後、ジワリと来る辛さ。
夜 浮山温泉郷 「坐漁荘」 夕食セット(食前酒:やまもも酒、先附:メロンの釜盛り プロシュート
ブラ
葛水仙
南瓜クリ
フカヒレ、
マンゴー・
今日の宿は、浮山温泉郷の中にある「坐漁荘」である。天気が悪いので、部屋から海と大島は見えず。
大風呂2つ、露天風呂が4つあり、一日おきに男女用が入れ替わる。つまり1日で入ることが出来る風
呂は3つ。風呂のハシゴをしているうちに、すっかり空腹になった。この宿の料理長さんは「どっさり」が
お好きらしく、どの料理もたっぷり。7品目の雲丹豆腐を完食できたのは、大S子と私だけ。あぁ、満腹。
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8月 29日(日) 台風16号の影響で大雨 今日も寒い!
朝 浮山温泉郷 「坐漁荘」 朝食セット(オレンジジュース、キンキの一夜干し、汲み上げ豆腐、出汁
巻
カの味噌汁、ご飯など)
昨夜マッサージをして貰ってから、1人ですぐ寝てしまった。10時半だった。熟睡して目が覚めると4時
半。ま、もちょっとウトウトしていようか。6時過ぎには置き出して、今日の女性用風呂2つに入る。台風
が九州に近づいていて、風雨が激しい。8時ちょうどに、豪華な朝ご飯が並んだ。オカズが多いからご
飯が進み過ぎて困る。大S子は3杯食べた。私は2杯。でも、しったか貝の味噌汁が旨くて3杯食べる。
昼 一碧湖 「オーベルジュル・タン」 5千円のランチコース(鯵の自家製スモークと野菜のテリーヌ
仕
ポワレ マディラソース、3種のパン、デザートの盛り合わせ、プティフールとコーヒー) 5千円+
サ10%+税
激しい雨の中を「池田20世紀美術館」に向う。9月末までピカソ展をやっている。見応えのある美術館
だ。2軒隣の 「オーベルジュ ル・タン」のランチを予約していた。5千円のコースを頼んであったが、そ
の品数の多さと美味しさに一同歓喜。魚や肉も美味しいが、付け合せの野菜の甘いこと!枝豆の冷製
ポタージュスープも3杯は食べたかった。温いパンが3種類。次は宿泊して晩、朝、昼と食べてみたい。
午後のお茶 伊東駅前「店名は忘れた」 アイスコーヒー 380円
夜 家食 駅弁(こゆるぎ茶飯弁当) 710円、伊東 「臼井商店」の小魚の一夜干し、「イワシタ」の新
生姜、めかぶスープ
この干物の旨さは特筆もの
楽しかった温泉旅。午後6時前に東京駅で解散した。伊東駅近くの干物屋さん「臼井商店」でサービス
で頂いた小魚の一夜干し、焼いてみたらバカうま。駅弁は山葵漬け以外どうと言うことは無い。無酒日
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【今週の振り返り】
よく昼に行く「東風汁緬本店」でのある日のこと。注文を済ませて、先に店に来た斜め前の若い女性を
何となく見た。彼女の注文は、虎スミも頼んだ平日のみ数量限定の人気メニュー「アサリと牛蒡のスパ
イシー緬」で、丼が彼女の前に置かれた。殻つきのアサリをつまんで1つ食べる。中華緬を2回啜る。
そこで彼女の携帯電話が鳴る。私は食事中に携帯が鳴ったら「今、食事中なので後でこちらからかけ
直します」とマチガイなく言う。増してや中華緬を食べているのだから。ところが。彼女はかかって来た
電話とガップリ4つに組み合った。食事を中段して延々と話し始めた。やがて、私と虎スミの注文品が
来た。私は芝麻坦々緬を啜り、ご飯をバクリと食べ、スープを飲む。また緬をズルズルっと啜る。ゴクゴ
クとスープを飲む。虎スミの皿にもアサリの殻がどんどん増えて行く。彼女は未だ喋っている。時折、箸
で緬をかき回したりしているが、放っておかた緬はどんどんスープを吸って増殖している。太くなってい
く。どんなに旨い料理を食べていても、家族が急病だとか、仕事で大失敗したとか、就職試験の結果を
伝える電話とか、関係が切れかかっている男からのヨリを戻そう電話だったら、そっちを優先するだろう。
しかし、彼女は「・・・・ってことは、あの子は自己チューってことだけなのよ、そうなのよね・・・・・あぁ、そ
うそう、そういえばねぇ・・・・・・」なんて、ツマンナイ話をしている。ただのお喋りである。そんな話をする
ために、せっかく目の前にあるアサリと牛蒡のスパイシー緬をムダにすんのか?おい!電話ヤメロ!
自分の食事をしていていも、それが気になって仕方ない。席を立ってツカツカと喋り続ける彼女の後ろ
に回ってポカリと頭をブッテやろうか、とも思った。もちろん、やらなかったけど。私達2人は緬もご飯を
食べ終わり、杏仁豆腐も、サービスのコーヒーさえ飲み終わったが、アイツは未だクダラン話をしている。
そんな他人のことなんてどーでもいーじゃん、と思うとするがヤッパリ許せん。その時、彼女は何の前
触れもなく、そして電話を中断することなく、立ち上がって店を出て行った。店のスタッフに一言の詫び
もなく。ほとんど食べられることなく放置されたアサリと牛蒡のスパイシー緬の丼。店のスタッフが片づ
けた。料理人はそっくり残された丼を見て心を痛めるだろうな。彼女が座っていた席に、外国人の男性
客が座った。「限定のアサリと牛蒡のスパイシー緬未だある?」と流暢な日本語で聞く。「あと1人前だ
けならありますよ」と店は答えた。良かった、アイツがムダにしたアサリのお陰で、彼が食べられなかっ
たら気の毒だった。彼女のような人間とは、決して友達にも同僚にもなりたくない。
週末一緒に温泉旅を楽しんだ不美子の会のメンバー。小S子さんは小柄で食が細い。食べたくてもたく
さんは食べられない。残すのがイヤだから食べられない分は、大柄でキャパシティーの多い大S子さん
に食べて貰う。大S子さんもたくさん食べたいから都合がいい。2人で丁度2人前になる。小S子さんは
真面目な顔で「大S子さん、いつも私が食べられない分を食べて下さってありがとう」とお礼を言う。友
人達は食べ物を大事にするし、感謝の気持ちを知っている。かくありたし、なのであーる。
キャットフード残してごめんニャさい