パクパク日記484

             メダル獲得ギネスと寝不足のアテネオリンピック終わる

        

8月 23日(月) 曇り時々雨

昼 九段南 「らいむらいと」 100%ビーフハンバーグ(250グラム)、サラダ、ライス、コーヒー付き 

1380

  

あれだけ続いた暑さも一段落。やれやれ。これだけ涼しいと、ちと遠い「らいむらいと」まで歩く元気が

出る。この店を「ランチbP」と考えている虎スミは私に釣られてハンバーグを250グラムにした。旨い!

夜 舟町 「京坂屋」 お任せコース(冷製洋風茶わん蒸し、茶豆、モロヘイアと鶏肉のお浸し、海老

       焼 売、フォアグラ大根、キャベツと茄子のそぼろかけ、ブリのトマト煮、カレーうどん、生ビール、冷

       酒  「立山」×3杯 @5500

  

  

    このコースが3千円!!

結局1年間なーーにも稼ぐことが無かった個人会社だが、1年経てば決算をしなければならない。1

も稼ぎが無いと思ったら、資本金の利子が12円あったってさ。ガハハハ。そんな決算でも手間は一緒

なので打ち合わせを終えてから税理士先生と打ち上げに行く。キップのいい女将が切り盛りする「京坂

屋」。皆さんこの料理数のコースが3千円ぽっきりですよ。家庭料理っぽいところもいいね。お疲れ様。

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8月 24日(火) 晴れ ちょっとだけ暑い

朝 家食 「浅野屋」のオニオンブレッド、きな粉と擂り胡麻入りヨーグルト、「丸美屋」の坦々春雨スープ

    旨いが太りそう・・・・もう太っている

「浅野屋」のオニオンブレッドは豪華だ。パンを切った断面を見ると、ハムと玉葱、そしてチーズがたっ

ぷり入っている。太りそうだが旨い。「丸美屋」はビーフンだけでなく春雨のスープも作っているのだよ。

昼 九段南 「味香村」 ネギトロ丼(小皿3品、味噌汁、ヤクルト:サービス) 1000

    丼はワシワシと食べるべし

朝たっぷり食べたはずなのに、異様な空腹。腹側と背中側がくっつきそうだ。こんな時は決まって「味香

村」だ。いつもすぐ入れるのに今日は異様に混んでいる。異様ばっかだなぁ。食べたかったソースカツ

丼売り切れ。チェッ。じゃ、ネギトロ丼だな。壮年男子の肉体労働者のようで、ふと不安を感じることも。

お昼のお茶 九段南 「詩」 アイスコーヒー 450

夜―1 平河町・都市センターホテル 会議のお弁当

  

今晩も、7時から夜の10時まで会議ダス。場所が同じだから、弁当もいつもと同じダス。味も同じダス。

夜―2 四谷3丁目 「バー RR ミックスナッツ、チリコンカンのブルスケッタ(サービス)、ハイネケン

の生ビール、タンカレージントニック、ボンベイサファイアトニック ×3杯  4300

    初めて行くバーって、ちょっとドキドキ

会議終了後真っ直ぐ帰ろうと1人でタクシーに乗った。タクシーを降りた。そこでフト「バーに行くか」とい

う考えが頭に浮かんだ。カウンターでちょっと1杯ならいいか。ところがカウンターは満席で、テーブル

席に座ったのである。暫くすると、カウンターの中からご主人がいらして2人でおしゃべり。1ヶ月前に店

名もそのまま居抜きで経営が変わったのだとか。気が付くと1時を回っていた。安いしたくさん飲める。

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8月 25日(水) 朝雨 曇り後晴れ

昼 赤坂見附 「うまや」 市川猿之助の楽屋弁当定食(アペリティフの白ワイン、盛り合わせ弁当、

       お 碗、杏仁豆腐 1300円 生卵とミネラルウォーターはサービス

  

  

市川團十郎が息子の海老蔵の襲名披露公演中に、急性白血病で入院して歌舞伎ファンを心配させた。

驚異の回復で10月には舞台に復帰すると聞いて安堵する。昨年秋倒れた猿之助丈は、演出はされて

いるものの、舞台には未だ立たれていない。ファンとしては復帰が待ち遠しい。ここ赤坂は、銀座、西麻

布にある「うまや」中では最初に出来た。猿之助の祖父・猿翁の住居跡で、彼がプロデュースした店で

ある。1日十食限定で市川猿之助の楽屋弁当定食がある。彼の楽屋に届ける楽屋弁当をアレンジした

内容で、たくさんの料理が少しずつ盛り付けられている。どれも薄味だ。ご飯は、白飯と麦ご飯を選べ

お替り自由。生卵とミネラルウォーターはご自由にどうぞ、太っ腹。もちろんご飯お替りし、卵も食べる。

夜 四谷 「すし匠」 お任せ(ワカメ、海ぶどう、アサリ、ウニ、星カレイ(エンガワ付き)、秋刀魚、青

      銀 杏、新子握り、茹で立て佐島の蛸、マテ貝、戻りカツオ、炙りトリ貝、ひと口松茸土瓶蒸し、マグ

      ロ のヅケ、イクラ、蒸しアワビ、イワシ、水茄子、えぼ鯛の握りなど、生ビール、冷酒 「田酒」、「飛

     露 喜」など

  

      

   

 

O修平さんから、今晩の店案内のファックスが届いた。「はなやよへい すし匠」とあり、最初はチェーン

店かと思った。全然違いました。全国あちこちから旬の素材を調達し、鮨屋としての「仕事」を丁寧に施

す。お任せすると、手の込んだ料理や鮨をちょっとずつ延々と出して下さる。こうゆう店っていいなぁ。ち

ょっとずつたくさん、これがいい。20品ほど出たところで「さて、お好みで何を握りましょう」ということに

なるのだ。と、と、ところがもうお腹一杯でグヤジーぞ。珍しいエボ鯛の握り1つが精一杯。ご馳走様。

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8月 26日(木) 曇り

昼 九段南 「もゝ瀬」 穴子バラ揚げ丼 1200

    ご飯大盛りでーす

またもや空腹で目が回りそうだ。今日は天麩羅屋の「もゝ瀬」に行こう。天麩羅定食の場合、ご飯はお

替り自由。丼ものの場合は、注文の際「大盛り」と言え、と張り紙にある。もちろん「大盛り!」と言う。大

盛りご飯の上に、たっぷりの炒り胡麻と焼き海苔。サクサクの穴子の天麩羅を載せて丼汁を回しかけ

る。最後のこれまたたっぷりと大葉を天盛り。サクサクしっとり穴子が旨い。天汁の沁みたご飯が旨い。

午後のお茶 九段南 店名忘れちゃった アイスコーヒー 362

夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「セラーバー」 タラモサラダ 600円、ムサカ 1680円、

      イェミ スタ 1380円、デュベル 1000円、タンカレージントニック 1050円 ×2杯、フレッシュパッ

      ション フルーツのカクテル 1800円 @9988

  

    満腹マチガイ無しのムサカ

カタイ決意でヘルスクラブに行く。7月13日に来て以来だから、43日ぶり。もちろん今月は初めてだ。

もっともプールだけなら、夏休み中にフォーシーズンズホテルで2度行ったが。1100メートルの運動を

済ませると、税金を納めたような気持ちになる。さてと「セラーバー」。オリンピックにあやかって、ホテル

のレストランではギリシャフェアを開催している。こんな時でも無いとギリシャ料理は食べないので、裏メ

ニューも含めて全部ギリシャで統一。ポテトとタラコを混ぜたタラモサラダはポピュラーだが、トマトをくり

抜いて、野菜やライスを詰めたイェミスタは初めて。ムサカは一番有名な料理だが、この夜出て来た皿

は凄かった。デカイ!茄子とじゃが芋と挽肉、ヨーグルトソース、生クリームが器いっぱいに溢れそうだ。

食べても食べてもムサカ。しかし旨いから完食したぞ。1時間の運動がパーになってしまった。あぁ・・。 

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8月 27日(金) 曇り時々小雨 台風16号がやって来る

朝 家食 リーガロイヤルホテル東京「メリッサ」の衝撃のメロンパンとピロシキ、もずくスープ、コーヒー

  

もずくが好きだ。夏場になっての家食でもずくは欠かさない。もずく酢に飽きたらず、今朝はもずくスー

プである。「もずくセンター」と言うところが作っているこのもずくスープ。ムム侮れん。ムッチャ旨いぞ。

昼 九段南 「東風汁緬本店」 芝麻坦々緬(細緬) 800円、ご飯 50円、杏仁豆腐 50円、コー

      ヒー サービス

  

1週間前のルール破りを深く反省して、今日はご飯をつけただけで大盛りはヤメタ。順法精神が大事。

夜 家食 白ぶなシメジとオクラのヌルヌル讃岐うどん、長ネギのかき揚げ、稲荷寿司、もずく酢、「たむ

らや」の生姜の味噌漬け

  

いろんな店に行くプランもあったが、すべて却下して家食。キノコは昨今栽培物ばかりだが、その中心

的商品のぶなシメジの白というのが出回り始めた。茶色のより小ぶり。これとネギ、オクラをたっぷり讃

岐うどんに入れたらヌルヌルになって塗り箸では食べずらい。オリンピックもいよいよ終盤だな。無酒日

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8月 28日(土) 曇ったり降ったり 10月中旬並の気温

朝 家食 「メリッサ」のイングリッシュ・マフィン、白ぶなシメジとオクラのヌルヌル讃岐うどん、もずく酢、

アプリコットジャム、きな粉と擂り胡麻をかけたヨーグルト

    昨夜のうどんに卵を

アテネオリンピックも残り少なくなった。昨夜遅くまでシンクロの決勝を見ていたので眠い。やっぱりロシ

アには勝てないなぁ。ジャパネスクのテーマはもういいんじゃないか。今日からちょいと出かけるのでし

っかり腹ごしらえ。掃除し洗濯して荷造りして、と。台風が来るからデカイ傘を持って行った方がいい。

昼 伊豆高原 「ガラムマサラ」 キノコのカレーと飲み物セット(発芽玄米の冷製スープ、キノコカレ

       ー、 フローズンヨーグルト) ご飯大盛り 1350円+100

  

  

あの記録的な暑さがウソのように今日は十月中旬並の気温だ。久々に踊り子号に乗って伊豆高原へ。

2年続けて「日本の奇祭」を訪ねた不美子の会も、企画者の夢子多忙につき本年は温泉旅となった。R

子が今日の昼飯候補店を5、6店リストアップしてくれていた。小S子さんとジックリ車内で検討した結

果、カレーとなる。駅からクルマで5分程上った「ガラムマサラ」は、オシャレな店だった。スパイシーカレ

ーの店と看板にあったが、辛くは無い。たくさんの炒め玉葱とスパイスを感じた後、ジワリと来る辛さ。

夜 浮山温泉郷 「坐漁荘」 夕食セット(食前酒:やまもも酒、先附:メロンの釜盛り プロシュート 

      ブラ ンデーゼリー掛け、前菜:蓮根寿司・合鴨・帆立貝のホヤの塩辛和え、碗盛:金箔枝豆炒り

      葛水仙  進上包み 早松茸、お造り盛り合わせ、中皿:河豚白子 ホワイトセロリ 平貝 無花果 

      南瓜クリ ーム、蓋物:豚の角煮 新じゃが芋白玉包み 鼈甲餡、冷物:雲丹豆腐 冬瓜ゾーメン 

      フカヒレ、 進鉢:水茄子とベーコンチーズ掛け、留鉢:海ソーメン、飯器:鱧雑炊、香の物、水菓子:

      マンゴー・ 青梅ムース・西瓜・バニラアイス、ビール、冷酒

  

  

  

  

今日の宿は、浮山温泉郷の中にある「坐漁荘」である。天気が悪いので、部屋から海と大島は見えず。

大風呂2つ、露天風呂が4つあり、一日おきに男女用が入れ替わる。つまり1日で入ることが出来る風

呂は3つ。風呂のハシゴをしているうちに、すっかり空腹になった。この宿の料理長さんは「どっさり」が

お好きらしく、どの料理もたっぷり。7品目の雲丹豆腐を完食できたのは、大S子と私だけ。あぁ、満腹。  

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8月 29日(日) 台風16号の影響で大雨 今日も寒い!

朝 浮山温泉郷 「坐漁荘」 朝食セット(オレンジジュース、キンキの一夜干し、汲み上げ豆腐、出汁

      巻 卵と大根おろし、サラダ、青菜のお浸し、南高梅、貝の佃煮、刺し身おぼろ昆布のせ、漬物、シッタ

カの味噌汁、ご飯など)

  

昨夜マッサージをして貰ってから、1人ですぐ寝てしまった。10時半だった。熟睡して目が覚めると4時

半。ま、もちょっとウトウトしていようか。6時過ぎには置き出して、今日の女性用風呂2つに入る。台風

が九州に近づいていて、風雨が激しい。8時ちょうどに、豪華な朝ご飯が並んだ。オカズが多いからご

飯が進み過ぎて困る。大S子は3杯食べた。私は2杯。でも、しったか貝の味噌汁が旨くて3杯食べる。

昼 一碧湖 「オーベルジュル・タン」 5千円のランチコース(鯵の自家製スモークと野菜のテリーヌ

      仕 立て、枝豆の冷製ポタージュスープ コンソメジュレ、太刀魚のロースト プロヴァンス風、仔牛の

ポワレ マディラソース、3種のパン、デザートの盛り合わせ、プティフールとコーヒー) 5千円+

10%+税

  

  

激しい雨の中を「池田20世紀美術館」に向う。9月末までピカソ展をやっている。見応えのある美術館

だ。2軒隣の 「オーベルジュ ル・タン」のランチを予約していた。5千円のコースを頼んであったが、そ

の品数の多さと美味しさに一同歓喜。魚や肉も美味しいが、付け合せの野菜の甘いこと!枝豆の冷製

ポタージュスープも3杯は食べたかった。温いパンが3種類。次は宿泊して晩、朝、昼と食べてみたい。

午後のお茶 伊東駅前「店名は忘れた」 アイスコーヒー 380

夜 家食 駅弁(こゆるぎ茶飯弁当) 710円、伊東 「臼井商店」の小魚の一夜干し、「イワシタ」の新

生姜、めかぶスープ

    この干物の旨さは特筆もの

楽しかった温泉旅。午後6時前に東京駅で解散した。伊東駅近くの干物屋さん「臼井商店」でサービス

で頂いた小魚の一夜干し、焼いてみたらバカうま。駅弁は山葵漬け以外どうと言うことは無い。無酒日

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【今週の振り返り】

よく昼に行く「東風汁緬本店」でのある日のこと。注文を済ませて、先に店に来た斜め前の若い女性を

何となく見た。彼女の注文は、虎スミも頼んだ平日のみ数量限定の人気メニュー「アサリと牛蒡のスパ

イシー緬」で、丼が彼女の前に置かれた。殻つきのアサリをつまんで1つ食べる。中華緬を2回啜る。

そこで彼女の携帯電話が鳴る。私は食事中に携帯が鳴ったら「今、食事中なので後でこちらからかけ

直します」とマチガイなく言う。増してや中華緬を食べているのだから。ところが。彼女はかかって来た

電話とガップリ4つに組み合った。食事を中段して延々と話し始めた。やがて、私と虎スミの注文品が

来た。私は芝麻坦々緬を啜り、ご飯をバクリと食べ、スープを飲む。また緬をズルズルっと啜る。ゴクゴ

クとスープを飲む。虎スミの皿にもアサリの殻がどんどん増えて行く。彼女は未だ喋っている。時折、箸

で緬をかき回したりしているが、放っておかた緬はどんどんスープを吸って増殖している。太くなってい

く。どんなに旨い料理を食べていても、家族が急病だとか、仕事で大失敗したとか、就職試験の結果を

伝える電話とか、関係が切れかかっている男からのヨリを戻そう電話だったら、そっちを優先するだろう。

しかし、彼女は「・・・・ってことは、あの子は自己チューってことだけなのよ、そうなのよね・・・・・あぁ、そ

うそう、そういえばねぇ・・・・・・」なんて、ツマンナイ話をしている。ただのお喋りである。そんな話をする

ために、せっかく目の前にあるアサリと牛蒡のスパイシー緬をムダにすんのか?おい!電話ヤメロ!

自分の食事をしていていも、それが気になって仕方ない。席を立ってツカツカと喋り続ける彼女の後ろ

に回ってポカリと頭をブッテやろうか、とも思った。もちろん、やらなかったけど。私達2人は緬もご飯を

食べ終わり、杏仁豆腐も、サービスのコーヒーさえ飲み終わったが、アイツは未だクダラン話をしている。

そんな他人のことなんてどーでもいーじゃん、と思うとするがヤッパリ許せん。その時、彼女は何の前

触れもなく、そして電話を中断することなく、立ち上がって店を出て行った。店のスタッフに一言の詫び

もなく。ほとんど食べられることなく放置されたアサリと牛蒡のスパイシー緬の丼。店のスタッフが片づ

けた。料理人はそっくり残された丼を見て心を痛めるだろうな。彼女が座っていた席に、外国人の男性

客が座った。「限定のアサリと牛蒡のスパイシー緬未だある?」と流暢な日本語で聞く。「あと1人前だ

けならありますよ」と店は答えた。良かった、アイツがムダにしたアサリのお陰で、彼が食べられなかっ

たら気の毒だった。彼女のような人間とは、決して友達にも同僚にもなりたくない。

週末一緒に温泉旅を楽しんだ不美子の会のメンバー。小S子さんは小柄で食が細い。食べたくてもたく

さんは食べられない。残すのがイヤだから食べられない分は、大柄でキャパシティーの多い大S子さん

に食べて貰う。大S子さんもたくさん食べたいから都合がいい。2人で丁度2人前になる。小S子さんは

真面目な顔で「大S子さん、いつも私が食べられない分を食べて下さってありがとう」とお礼を言う。友

人達は食べ物を大事にするし、感謝の気持ちを知っている。かくありたし、なのであーる。

             キャットフード残してごめんニャさい

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