パクパク日記491

             暑さクン キミ帰ったんでしょ?え?なんで戻って来たの!ったく

 久々の富士山 我が家からの夕焼け

8月 30日(月) 曇り 夜半強い風と雨 台風16号九州・四国に上陸

昼 四谷3丁目 「無門」 せいろ蕎麦とミニ天丼ランチセット 1000

  

このランチセットはいいなぁ。ミニ天丼といえど、大きな海老、南瓜、レンコン、しし唐の天麩羅が乗っ

かって食べ応えがある。蕎麦もとても旨いとは言い難いが、まずまずの出来で昼食としては及第点だ。

夜 四谷 「リトル・インディア」 豆のせんべい、サグスープ(ほうれん草のスープ)367円、

    オニオン・ バジ 420円、カチュバサラダ 525円、バターチキンカレー(辛口)1470円、サブバ

    ジル(数種の 野菜カレー)1365円、ガーリックナン315円、ラッシー525円 @3千円

  

  

8時近くまで会議だった。昼メシを早く食べたので空腹で昏倒しそうだ。何か食べなきゃ、即刻食べな

きゃ、たくさん食べなきゃ、気持ちが焦る。虎スミに「晩メシ即刻食べに行く。行く?」と聞くと、彼女はトイ

レもガマンして「即刻行く」と答えた。10分後には「リトル・インディア」に座っていた。冷静に考えてみる

と、私はインド料理屋では、ほとんど同じ料理を注文していることに気付いた。即ち、サラダ、スープ、玉

葱の揚げ物関連、カレー、ガーリックナン、ラッシー。今日のオーダーも、そのスタンダード基準に則っ

て行われる。カレーは2種頼んで2人でシェアする。サグスープもオニオン・バジも安くて旨い。四谷か

ら歩いて帰ることにした。台風の強風が追い風となって、トットと歩く。10分以内に到着したよ。 無酒日 

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8月 31日(火) 曇り後晴れ 久々に34℃!!!

昼 九段南 「ビストロ マルイチ」 牛肉とじゃが芋の押麦入り煮こみ(サラダ、スープ、パン付き) 

1000円、デザート:桃のパルフェとコーヒー 500

  

毎日昼飯の店を決める時、自分の「気分」を問う。今日はどんなイメージですかい?と自分に問う。水

晶玉は無いが「ツルツル啜っている自分がいます」とか、「鯖を食べている私がいます」なんて像が浮

かぶことが多い。本日は「夜が和食なので、魚を食べている姿はありません。何となく洋食」というお告

げであった。12時ちょっと前に店に入ったのに、最後に座れた客となる。近隣の働く人に混じって、ヒマ

そうな奥さま方のランチグループもいて・・・・。ヒマな方々はこんな「食の孤島」のような店数少ない地域

には「時分ドキ」を外して来て欲しいものである。今日の料理はまずまず、デザートはまずまずだった。

夜 愛住町 「おかもと」 お任せコース(食前酒:酔鯨、前菜:葉月の取り肴 子持ち昆布・椎茸の含め

煮・枝豆・桃の胡麻だれ・トウモロコシ等、お碗:海老真蒸、お造り:カンパチ・白烏賊、焼物:カマス

の塩焼き 酢蓮根、炊き合わせ:南瓜・ほうれん草・冬瓜、酢の物:車海老と帆立貝 黄味酢掛け、

   ご飯:かやくご飯、香の物:白瓜・シバ漬け、果物:マンゴー・巨峰、アイスクリーム、抹茶)、ビール、

   冷酒 「吟醸月の井」(茨城)

  

  

  

  

引っ越し先の近所に「知る人ぞ知る」和食の店があることは知っていた。1階のカウンターに1組、2階

の座敷に1組しか予約を取らないことも聞いていた。だから、お誘いを受けても何となく敷居が高そうで

気が引けていた。でも、やっぱり一度は行きたい。「おかもと」というその和食の店に行きたい。というこ

とで中年野球小僧のMさんに誘われて「おかもと」が実現した。ご主人は「吉兆」にいらした方と言う。

座敷は、堀炬燵式で10人は座れるゆったりした広さ。いきなり前菜の葉月の取り肴がドッカーンと供さ

れる。おいおい、量がたっぷりじゃないか、いいねぇ、とすぐ量の多さに目が行くダメな夢子なのであっ

た。素材の旨さを丁寧に引き出したお料理が次々と出されて嬉しい。最後のかやくの炊き込みご飯は、

この店の名物と聞いていた。美味しくてお替り。「吟醸月の井」というお酒も美味しかったな。ご地層様。

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9月 1日(水) 晴れ 34度!暑いぞー!もうヤメレー 防災の日 浅間山が噴火

朝 家食 「浅野屋」の軽井沢レザン、「丸美屋」の中華味春雨スープ、コーヒー

  

久々に戻って来た暑さにはマイル。もう夏は終ったと思い込んでいたから、一段とシャクに触る。91

日が210日だと思っていたら、それは昨日だったらしい。大正時代のこととはいえ、91日は関東大

震災が起こった日。何となくキンチョーする。軽井沢レザンは、レーズンがごっちょり入っていて旨いよ。

昼 四谷・しんみち通り 「洋食 エリーゼ」 ジャンボメンチカツ定食 950

    メンチから肉汁が・・・

オリンピック選手が続々と帰国し、メダリスト達は連日ひっぱりダコらしい。メダルを3つも取った北島選

手の「北島精肉店」のメンチカツがバカ売れとか。買うには行列に並んで1時間待ち?1日で5千個も

売れたとテレビが伝えていた。それなら、私もメンチカツ食べなくっちゃ。「エリーゼ」では前回牛肉とトマ

ト煮を食べた。バカうまだった。メンチ定食は830円、それに120円足すとジャンボメンチが食べられる。

やっぱ、それだな。ドミグラスソースがかかった一切れを口にすると肉汁がジュワッと。上品なメンチだ。

夜 麻布十番 「中国飯店 富麗華」 お任せコース(前菜:鶏肉・豚肉・クラゲ・きゅうり、海老と野

  菜の うま煮、フカヒレの姿煮、北京ダッグ、ハタの蒸し物、牛肉のオイスターソース煮、空心菜の炒

  め物、点心:大根もち入りとチャーシュー入り、餡かけチャーハン、黒ゴマプリン)、ビール、紹興酒

  

  

  

六本木の中国飯店が経営している豪華な中華店である。上の階は個室がたくさんあり、部屋の作りも

豪華で、料理も豪華。何気無く盛り付けられた前菜の肉を食べても、この店の料理人の腕の確かさを

感じる。海老と野菜のうま煮も涙ものの旨さ。フカヒレの姿煮、北京ダッグ・・・・。中国からのお客さまが

いなければ「マイウー!」と百回叫びたかった。点心の中には大根もちとチャーシュー。隣のKさんが

残すようだったので「チョーダイ」と貰って2個食べた。宝くじで大当たりしたら、週に1度は行きたい!

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9月 2日(木) 曇り 湿気高し

朝 家食 茹で卵、「メリッサ」のイングリッシュマフィン、「丸美屋」のピリ辛坦々スープ米緬、きなこと擂

りゴマ入りヨーグルト、コーヒー

  

今朝は何と6時に起きた。寝不足が続いていたが、ようやくここに来て疲れが取れて来たのだろうか。

「丸美屋」熱が続いている。どういう訳かローソンの一部の店でしか売っていない激辛を入れて、スープ

ビーフン4種、それに春雨の2種入れて6種ある。ビーフンは1170円前後でカロリーも結構ある。

しかし、これにハマルと毎日のように食べたくなる。食品庫に「丸美屋」シリーズがたっぷり無いと不安。

昼 九段南 「手打ち蕎麦 大川や」 夏野菜のとろろぶっかけ蕎麦 1000円、地鶏丼 400

  

午前10時から午後1時まで会議の予定だった。しかし、1145分には終えてしまった。空腹だった

から早めに終えたのではない。終っちゃったのである。蕎麦は旨いが量の少ない「大川や」では、よく考

えてメニュー選びをしなければならない。虎スミは、1400円の天ぷら二色盛りを注文。私は同じ料金で

夏野菜とろろぶっかけ蕎麦と地鶏丼。どう考えても量の面では私が有利。とろろが気管が入って咽ぶ。

昼のお茶 九段南 「詩」 アイスコーヒー 450

夜−1 舟町 「割烹 おちあい」 お任せコース(天狗という枝豆、五目ぜんまい煮、玉子豆腐入り

   冷 製とろろ、刺し身盛り合わせ、揚げ銀杏、蟹焼売、メロウの粕漬け焼、手羽先焼き、焼き茄子、

   芋 鍋)、ビール、冷酒 @5500

  

  

  

YA氏と久々に飲む。私は彼のことを「アッコちゃん」と呼んでいた。他の人は苗字か「アキヒコさん」。な

のに私はアッコちゃんである。思えば失礼した。そのアッコちゃん、いくら4年ぶりとはいえ5回目の「お

ちあい」に迷って辿り着けない。困ったものである。携帯で位置を問うと車力門通りにいた。違うよ、「お

ちあい」は杉大門通りだよ。いろいろあったこの数年のことを話していると、話題は尽きないのである。

夜―2 夢子亭 巨峰のシャーベット、「味のれん」の煎餅各種

10時半過ぎにOKホーリーが乗り込んで来た。研修だったのだとか。彼はカラダがデカク、オマケに態

度もデカイ。しかし性格がいいから許す。大酒飲みで大喰らい。「他人の家の食料を当てにしないで、

たらふく食べて来るよーに!」と厳命してあった。煎餅を一袋ぜんぶ食べて行った。午前1時半閉店。

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9月 3日(金) 曇り 本日も湿度高し! 北オセチアで大事件

朝 家食 茹で卵、「浅野屋」のオニオンブレッド、「丸美屋」のこくうま坦々スープ米緬、コーヒー

  

「浅野屋」のオニオンブレッドには、玉葱とハムの他にチーズがどっさり入っているという話は以前した。

今日食べようと思ったオニオンブレッドは、端っこでチーズがかたまって入っている。オーブントースター

で焼くと、チーズが焦げる匂いがプーんとして食欲をかき立てる。カリッ、ニチャッと朝から旨いのだよ。

昼 九段南 「味香村」 金曜カレー定食(春巻と生野菜付きカレー、3種の小皿、味噌汁) 900円、

    ッチンプリン(サービス)

  

虎スミは、私が会議をしている間に西に旅立った。今日から京都に3泊して、甲子園球場に通うらしい。

もうどう足掻いても阪神優勝の目は無いのだから、消化試合みたいなカッコウなのにな。「味香村」には

金曜日だけのメニュー「金曜カレー」がある。一度食べてみたいと思っていた。生野菜がドッサリとどう

いうことか揚げ春巻が2本のっかっている。カレーは辛く無いので20点減点。ジャガイモが入っていな

いので20点減点。60点だが野菜と春巻があり、全体としてはまずます旨いので10点加点して70点。

夜のお茶 東京文化会館 りんごジュース 300

夜 上野 「れんこん」 冷し茄子の湯葉餡かけ 630円、れんこんの挟み揚げ 530円、れんこんコ

    ッケ 630円、れんこんと帆立貝の蒸し真丈 520円、(蟹みそグラタン 680円)、生ビール×2

   杯、冷酒 「醸し人九平次」 820円、「八海山」 740円×3 @4千円

  

  

今週月曜日、出社してから1週間のスケジュールを確認。ふむふむ、今週はちっと忙しいなぁ。あれ?

昨日日曜日の午後の欄に何か書いてある。「東京文化会館 東京バレエ団公演ガラ 2時半チケット受

け取り、3時開演」・・・・・ガッビーン!!昨日の午後バレエの公演があったんだぁ。まーーったく忘れて

しまって自宅でオリンピック見てたぁ。苦労してやっと買えたチケットだったじゃないかぁ。何で忘れるん

だよー。これはボケの始まりだろうか。もうすぐ朝家を出ても会社の場所が思い出せないなんてことに

なるのだろうか。ここはどこ? 私は誰? なんて?それから2日程落ち込んだ。今晩は日曜見損なっ

た東京バレエ団の『ドン・キホーテ』の公演。しっかり覚えていた。あたり前だ。このバレエ団は1964

結成され今年で40周年を迎えた。その記念の公演である。キトリ:吉岡美佳、バジル:木村和夫、メル

セデス:遠藤千春、エスパーダ:高岸直樹、キューピット:式田明子・・・・。全編、これでもか式の華やか

で楽しい舞台だった。バレエがはねて「れんこん」に行く。居酒屋である。れんこん料理を中心に注文。

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9月 4日(土) 曇り 夕方から強い雷雨 ピカピカッ ドッカーン!

朝 家食 小豆島「うす家」のカレーうどん、もずく酢

  

日本料理鰍フ長崎ちゃんぽんもこの作り方だが10年程前から液体と固体を同時に冷凍する技術が開

発されて、冷凍食品も面白いことになった。この小豆島の「うす家」のカレーうどんも、カチンカチンに凍

ったカレーうどんを鍋に入れて加熱するだけでいい。融けて温まればイッチョウ上がり!わりと旨いぞ。

昼 四谷4丁目 「あらい」 海老フライ・ヒレカツ・キスのフライ盛り合わせ定食 950

  

カレーうどんはすぐ空腹になる。「金吹」の手前にある「あらい」はボリュームたっぷりのとんかつ屋であ

る。たくさんの揚げ物の盛り合わせが売り。私は海老フライとヒレカツにキスのフライの組み合わせを選

択。隣のオジサンは、海老フライを3本選択。デカイ海老フライで豪華そのものだが、あれも950円だ。

衣がサクサク、揚げ油自体も新しくて旨い。山盛りのキャベツも美味しい。地味だが豚汁も良い味だ。

午後のおやつ 四谷3丁目・丸正 「VERDE おこっぺ牛乳ソフトクリームカップサイズ ブルーベリ

ー入り 300円、コーヒー 350

午前中、宅配便がたくさん届く。黒猫は大きな箱を6つ、飛脚はもっとデカイ箱を4つ置いて行った。こ

んなにたくさん誰のプレゼントだろう、と送り状を見ると、全部自分で注文したものだった。土曜日の午

前中指定していた。注文する時は燃えるが品物が来る頃には忘れちまう。午後かけて注文品の整理。

夜 家食 宮崎地鶏の丼、じゃが芋ごろごろ切り干し大根煮、わさびもずく酢、蕪ときゅうりの塩漬け、

   茄子と豆腐の味噌汁、「谷井農園」の巨峰

  

  

夕方食事の支度をしていると、突然外がピカーッと光った。そしてドッカーン、ゴロゴロ。激しく雨も降っ

て来た。このヒカリ方がスゴイ。雷の音もスゴイ。後でテレビのニュースを見たら、渋谷駅前は激しい雨

で冠水していた。今日は家庭的なメニュー。宮崎の地鶏は脂が乗って旨いが、噛み堪えがある。あり過

ぎる。噛んで噛んで、チカレタびー。死語!わさびもずく酢は伊豆で買って来たが、もずくにワサビの茎

が入っているだけで期待した程でもなかった。切り干し大根にはじゃが芋、人参、油揚げ、コンニャクを

入れる。じゃが芋がホクホクでとても美味しい。「谷井農園」の巨峰、甘くてホント旨いですな。 無酒日

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9月 6日(日) 雨

朝 家食 エボ鯛の干物、ネギ納豆、じゃが芋ごろごろ切り干し大根煮、わさびもずく酢、蕪ときゅうりの

塩漬け、茄子と豆腐の味噌汁、ご飯

 

典型的な「ニッポンの朝食」をたまに食べたくなる。その意味で今朝の食卓はそれに近い。魚の干物、

煮物、納豆、漬物、味噌汁、ご飯。いいねぇ、こういうの。エボ鯛は干物の中で一番好き。エボ鯛の開き

でご飯2膳はイケル。納豆だけでもご飯2膳イケル。煮物で2膳、漬物でも1膳・・・・こんな調子では

いったいご飯を何杯食べればいいんだ!私は食べ物に関して溢れる理性があるので2膳で留めた。

昼 無し!

昼から都立青山高校の「外苑祭」に来ている。狭い教室ギューギュー詰めでミュージカルを見ている。

夕方のおやつ 「浅野屋」のクルミパウンドケーキ、ソフト無花果、ピーナッツ、アップルティー

三男の舞台が無事終ったのを見届けたオトボケMM夫妻は、我が家でゆったりとアフタヌーンティを。

夜 四谷3丁目 「妻家房」 キムチ盛り合わせ 1050円、チャプチェ 1050円、パチヂミ 1260円、

サムゲタン 2625円、サンチュムチム 630円、コムタンスープ 1050円、水冷麺 1030円、生

ール 525円、「松竹梅」 525円、赤ワイン 525円、真露ロック @4千円

  

  

オトボケMM夫妻とは、早稲田のマンションで上と下の関係だった。彼らが509号室、私が409号室。

一人暮らしで食べきれない頂きものがあると、上階に駆け上がってお裾分け。食べて頂く、と言った方

が近かった。彼らには3人の息子がいて、一番小さなS也クンは未だ2、3歳だった。そのS也クンの

舞台を話の肴に、酒の肴は「妻家房」の韓国料理で打ち上げ。以前程では無いがパチヂミが旨いね。

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【今週の振り返り】

昨年の93日の「今週の振り返り」に都立青山高校の文化祭「外苑祭」の話を書いた。毎年9月の2

日間に青春のすべてを賭けて繰り広げられる行事「外苑祭」。進学高校なのに、全校21クラスが教室

を小劇場に変えて、演劇やミュージカルの公演を繰り広げる。「外苑祭」は58回目だが、現在のような

スタイルになってから14年になるらしい。たかが高校生の文化祭だろ、学芸会に毛の生えたようなもの

を見てもなぁ、と思う方々もおられるだろうが上演時間は1時間を超える本格的な作品が多いらしい。

昨年、その話をオトボケMMに聞いて行くつもりだったが、彼が私に日程を伝えるのを忘れて見損なっ

た。何時だったか、青山高校のある男子生徒の方からメールを頂いた。検索エンジンで「外苑祭」に触

れた夢子倶楽部を見たらしい。そして彼から「今年は例年より早く9月の1週目にやります」と連絡があ

った。オトボケMMから連絡を貰った頃は、私は開催時期を知っていたのだよ。

今日雨降る中を青山高校に向かった。「外苑祭」に参加したくて青山高校を受験する中学生が多いと

聞いたが、生徒父兄、OB以外にも外来の観客が多い。何でも2日間で6千人を超えるらしいよ。校内

に入ると、21クラスの公演ポスターが目を引く。「ウエストサイドストーリー」、「メリーポピンズ」、「マイ・

フェア・レディ」、「美女と野獣」、「CHICAGO」、「ライオンキング」・・・などブロードウエィミュージカルの

古典もあれば、「阿国」、「李香欄」、「浪人街」、「壁抜け男」、「大江戸ロケット」などという作品もある。

1 4公演、2日で8公演、ダブルキャストでクラス全員の作品という。2日間ですべての公演が終ったと

ところで観客による投票でコンテストの結果が決まるらしい。投票して貰うためには、先ずは自分達の

教室に来てもらわねばならない。そこで高得点を貰いたいのだ。公演の間の休憩時間に到着したら、

廊下、階段で激しい呼び込みのシャワーを浴びた。スゴイ迫力である。3年生の教室には整理券が配

られたり、人気の教室の前には30分前から行列が出来ていた。私は2つ見たが、なかなかの出来で

ある。4歳だったS也クンが、いきなり「CHICAGO」の弁護士Billyで登場したからタマゲタ。歌も演技

も達者で「あのママの後ろに隠れてばかりいたS也クンがこんな風に成長したの?」と感慨も一入。舞

台全体もスンバラシイ出来で、つい引きづり込まれた。

一学期から準備を始めて、夏休み全部を練習に費やした「外苑祭」。今頃かれらは後夜祭をやってい

るのだろう。外苑大賞は、どこのクラスが獲得したのだろうか。賞はともかく、最後の舞台を終えた高校

生が、達成感と安堵で涙を流す姿は、見ていて気持ちが良いものだ。校長先生がパンフレットで書いて

いた。「・・・外苑祭は祭ではない。極めて芸術性の高い青高生の資質を披露する場である」。確かに

ね。彼らは、この経験でグンと成長するに違いない。

   

夢子さん、また彼らのように高校生に戻りたい?

ううん、ヤダヨ。

また大学受験や就職試験をやるなんてマッピラさ!アッハハハ。

            高校時代の思い出はホロ苦いニャア

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