パクパク日記4年 94

       「暑さ寒さも彼岸まで」は、「真夏の暑さは彼岸まで」に変更されました。

      

9月 20日(月・祝日) 敬老の日 曇りのち晴れ

朝 家食 「万世」のカツサンド、キャベツと豆腐の味噌汁、パイナップルとU十世紀梨

  

一番町には「シェ・カザマ」というカツサンドの旨い店もあるが、一般に有名なのは「まい泉」と「万世」の

カツサンドだろう。この2つが少なくても東京ではハバを利かせている。私は両方とも好きだが、「まい

泉」のカツサンドはあくまでも上品にしてソフト。カツサンド界の貴婦人という感じか?対して「万世」の

カツはひと口サイズにカットされているが、男性的な力強い印象を受ける。カツサンドの世界も奥が深い。

昼 舟町「フェアファックス」 リゾットセット(有機野菜のサラダ、パン、海老とキノコの和風リゾット、

     お詫 びのデザート:濃厚チーズケーキとカシスシャーベット、コーヒー) 1600

  

  

午後来客の予定であったが、連絡があって延期となる。気が抜けたようでもあり、解放されて嬉しくもあ

る。ならば、ゆっくりランチしに行くか。「フェアファックス」は、カルフォルニア・キュイジーヌとかで、祝日

の今日はブランチメニューであった。リゾットは、海老とキノコの和風リゾットとさつま芋とゴルゴンゾーラ

チーズリゾットの2種。後者を注文した。ちょっと遅れて私の斜め前に座ったお婆さんは海老とキノコの

和風リゾットを注文。やがて皿が運ばれて来たが、リゾットの上には海老が数匹昼寝している。これは

和風リゾットじゃないの?店の人を呼んで聞くと、斜め前のお婆さんのオーダーと取り違えたことが判

明。皿を取り替えようとお婆さんを見ると、彼女はもの凄いスピードで既にさつま芋とゴルゴンゾーラチ

ーズリゾットを食べ始めていた。しかも、お箸で。頼んだものと違うなんて、なーーも気にしない風情で

ある。作り直します、と申し出があったが、まいいわ、と許す心優しい私。彼女がもう少し箸をつけるの

が遅かったらなぁ・・・。平皿に盛られたリゾットをお箸で食べてしまったお婆さんと私に、お詫びらしいデ

カイ皿が出された。こってり濃厚チーズケーキとカシスのシャーベット。お婆さんは、それが間違えたお

詫びのシルシということにも気がつかないようで、凄いスピードで片づけて帰って行った。不思議な人。

夜 家食 「金沢の焼鯖寿司」、五目がんもどきとコンニャク・玉葱の煮物、野菜の四川炒め、キャベツ

と豆腐の味噌汁、プルーンと巨峰とU十世紀梨

  

  

昨夜日曜日の夜食べた「みち子がお届けする若狭浜焼き鯖寿司」の大ヒットに触発されたのだろう、金

沢も負けじと焼き鯖すしを発売している。昨日は若狭、今日は金沢の鯖である。若狭が、鯖と酢飯の間

にガリと椎茸の煮付けを挟んでいるのに対し、金沢は鯖の上に薄い昆布を敷くだけのシンプルさを選

択。悪くはないが、かんどーは薄いかもね。自分で作ったがんもどきの煮物と味噌汁が旨いぞ。無酒日

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9月 21日(火) もう残暑がアッチッチでござる

朝 家食 チーズトースト、五目がんもどきとコンニャク・玉葱の煮物、「もずくセンター」のもずくスープ

  

朝からぐんぐん気温は上がる。気象予報官は「今日が残暑の最後だ、明日から涼しくなる」と言ってい

る。ホントーだろうなぁ?ホントーかぁ?今年は暑さにヘキエキしたせいか、涼しくなるという予報にも懐

疑的になるのだ。「もずくセンター」のもずくスープは、何か旨いよなぁ。酸っぱくて、トロッとしていてね。

昼 九段南 「さくらさくら」 一の膳定食(有機野菜サラダ、汲み上げ豆腐、まぐろと生湯葉の刺し身、

がんもどきと大根の煮物、焼魚ときんぴらごぼう、漬物、味噌汁、大盛りご飯、わらび餅) 1470

  

  

昼のお茶 九段南 「詩」 アイスコーヒー 450円

夜 新宿区大京町 「リストランテ スペッキオ」 5500円のコース:自家製オリーブ漬け、スカンペ

      ティ、コルツェッティのクリームソースに胡桃をかけて、カスラー(豚肉と2種の豆の煮込み ポレン

      タ添 え)、パン2種、ドルチェ、カプチーノ、赤ワイン

  

  

四谷4丁目交差点近く、出版社ポプラ社のビルに「スペッキオ」というお洒落なイタリアンリストランテが

ある。百瀬幸治さんという若きシェフが腕を奮うが、店が新しいから未だあまり知られていない。1、2階

が吹き抜けで気持ちの良い空間。スペッキオとは、イタリア語で「鏡」の意。「鏡よ鏡、世界で一番美しい

のはダレ?」と意地悪な王妃は聞くことになっているが、イタリアでは「スペッキオよスペッキオ、世界で

一番・・・・」と聞くのだろーか。それはともかく、M村ご夫妻にご招待頂き、コース料理を頂く。ご馳走に

なって何ではあるが、コースは5500円、7500円、シェフお任せ1万円の3種のコースとアラカルトが

ある。3人とも小食だから5500円のコース。スカンペティとは、スカンピの小さいのを言うらしい。コルツ

ェッティは、平べったいパスタ生地をコイン型で抜いたもの。パスタはいつも手打ちらしいよ。カスラーは

フレンチにあるカスレと同じ意味のようで、温かい煮込みだ。そう言えば、フランス料理は、メディチ家の

お姫さまがフランスに嫁入りした時、料理人を連れて行って伝わったと言われているね。肩から要らぬ

力を抜いて美味しいイタリアンを作る、という百瀬シェフの思いが伝わるような料理だった。ご馳走様。

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9月 22日(水) 晴れ ナンデ今日も暑いわけ?

朝 家食 トースト、チーズ、プルーンと葡萄、「丸美屋」のこくうま坦々スープ米緬、コーヒー

  

NHKの天気予報で、気象予報士のおじさんが「まずお詫びを申し上げます。残暑は、昨日で終わりと

申し上げましたが、南関東のみなさんには今日もう一日暑さをガマンして・・・・」。ナァーニィー?もう1

日?許せーーーん!!!と怒鳴ったところでしょーがないか、フン。大阪は1年の4分の1が真夏日。

昼 赤坂 「サンレモ」 パスタランチ(サラダ、パン、フィットチーネのキノコクリームソース) 990円、

       大 盛り +100円、アイスコーヒー +210

  

平麺好きだから、フィットチーネを選ぶのはいい。でもパスタ大盛りが+100円だからってどーして大盛

りを頼むの?パンもついているよね?それにその大盛りは2人分あるね?全部食べるわけ?え?気

持ち悪いのにナンデ全部食べるのよ!答えなさいよ!「大盛りを頼んで残すバカがいる」はヤダから。

夜−1 神宮前 「東坡」 じゃが芋とセロリ炒め 1500円、イカと高菜炒め 1500円、冷やし茄子 

1500円、水餃子 1300円、麻婆豆腐 1500円、ライス、ビール、紹興酒 1本 @5千円

  

  

知る人ぞ知るタイプの店である。M佐ちゃんに教えて貰った。「トンポー」と読む。中国の著名な詩人・

蘇東坡、豚肉バラのブロックを蒸し煮した東坡肉(トンポウロー)の流れから命名したのだろうね。小さ

な店で、予約を取っても入れないこともままある、と聞き、開店の6時にタマちゃんに席取りをお願いし

た。道に迷って12分後に着くと、何と懐かしおテイちゃんがいるではないか。嬉しいねぇ。じゃが芋とセ

ロリ炒めはシャキシャキした歯ごたえ、イカと高菜炒めは思いっきり辛く白飯が欲しい。冷やし茄子サラ

ダは胡麻油が確認出来ただけでどうやって作るのか不明だが、やさしい味で実に旨い。名物の1つ、

水餃子は注文を聞いてから皮を伸ばして作り始めるが、予め濃い味付けがされていて茹で立てをその

まま食べる。メニューに「水餃子だけの注文はお断り」とあった。中国人の姉弟で経営しているが、「サ

ービス業?ソレナニ?」という感じでマコトに対応は素っ気ない。さて、いよいよ麻婆豆腐。カウンター越

しに作るのを見ていたら、最後に花椒を「これでもか!これでもか!」と盛大に振り掛け、その上に真っ

赤かなタレをジューッと掛け回していた。恐ろしい光景であった。運ばれて来る間に、既に目が痛い。涙

もこみあげて来る。食べる。ガビーーーン!私は慣れているから「辛くて旨いじゃん」なんて最初は余裕

をかましていたが、タマ、おテイは黙り込んだ。舌と唇が痺れる。麻マーと辣ラーの連合軍が容赦なく攻

撃を仕掛けて来る。鼻水も出そうだよ。完食したものの、タレは残った。「モッタイナイオミヤゲモッテク

ネーラーメンヤサイタマゴゼンブカケルウマイヨ」とビニール袋を持たされた。ホンドーに辛かったっす。

夜―2 喫茶夢子 「京・はやしや」の抹茶ロール、巨峰のシャーベット、アップルティ

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9月 23日(木 秋分の日の祝日) 曇り 涼しくなったが、でも蒸し暑くもある 

朝 家食 「東洋水産」のまるちゃんのカレーうどん(卵、万能ネギ入り)、プルーンと葡萄

  

今週は「尻取り飯」の傾向あり。「スペッキオ」で結構なイタリアンを頂いた翌日のランチはパスタ(しかも

大盛り)を食べた。昨夜は「東坡」で中華料理を食べたから、今朝は汁緬だ。でも、カレーうどんだよん。

午前中のおやつ 松枝 「彩雲堂」の和菓子:朝汐と若草、日本茶

    和菓子は美しくもある

R美香が、松江から和菓子を送ってくれた。松江は、茶道でも知られる松平不昧公のお膝元だから、和

菓子が昔から盛んに作られたのだよ。「不昧公」は<ふまいこう>と読むのであって、決して<まずいこ

う>と読んではイケナイのだよ。松江は家康の孫を初代として10234年も松平家の統治下にあった

が、七代松平治郷のことを「不昧公」と呼んだのだよ。詳しいことは、旅日記の「出雲島根ロマンス」に

書いてあるのだよ。4種の和菓子の中から朝汐と若草を頂いた。甘さが抑えられていて上品なお菓子。

昼 都立大 「モスバーガー」 ロース勝つバーガー、コーンクリームスープ、アイスティ 710

    母さんがいなくても勝つんだよ!

先週、秋のリーグ戦の初戦があったばかりなのに、今日は早くも2戦目。場所は西武ドームで夜6時キ

ックオフだ。しかし、今日は故あって試合には行かない。先週「私は行くことができないが、勝っておくよ

ーに」と言っておいたからだいじょうV。それでも、都立大駅から数分の場所にある「モスバーガー」でチ

ームの勝利を祈って勝つバーガーを食べている。一口食べては「タッチダウンね、完封ね」と願いをこ

めて食べる。8口で食べ終わった。続いてスープをゴクゴクと3口で飲むがその度「タッチダウンね、完

封ね」を繰り返す。合計すると7点×11タッチダウン=77:0? アハハハハ。そうなるといいけどね。

夜 赤坂見附 「ヴェトナム・アリス」 豚肉とキクラゲと人参の揚げ春巻 945円、フォーボー(牛肉のフ

ォー) 840

  

  

目黒パーシモンホールで、男性コーラスグループ「ジョリーラジャース」のコンサートを聞いた。アマチュ

アのグループだが、どうしてどうして、とても上手なコーラス団なのだ。演奏を聞くのは、今日で3回目

だが、1200人収容の大ホールが満員。H社のK井さんが団員のおひとりだが、銀行の支店長や会社

の取締役、某局のアナウンサーなど18名の団員の職業も多彩。早朝のニュースキャスターを務める

方がいつも司会をされる。コーラスとアナウンサーで趣味と特技を活かせるんだね。今日も満足の行く

演奏であった。夕食は、帰途赤坂に寄ってまたもやフォーにした。今日2度目の汁緬である。帰宅して

試合結果をチェックしたら、77:3で大勝していた。完封とはいかなかったようだが。安堵する。 無酒日

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9月 24日(金) 曇り 早朝と夜に小雨降る 一段と涼しくなる

朝 家食 「Pelt@er」のカレーパンとクラッシックドーナッツ、「丸美屋」のスープ米緬

  

起きると暑くない。結構なこと。すると猛烈に空腹をオボエル。なーんて暑い時もオボエテいたけどさ。

昼 一番町 「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」 蟹カレー(中辛)、じゃが芋付き 1250

  

欧州カレーの「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」でカレーを食べると、決まってアサリの大辛を頼んでしまう。

ワンパターンの典型だ。こうゆうことでは頭が固くなっちゃってマズイよね。ということで今日は蟹カレー、

しかも中辛にした。いつも甘口を頼む虎スミも中辛。彼女は辛いヒーと言い、私は辛くないブーと言う。

夜 平河町・都市センターホテル 会議のお弁当

    今日のお弁当はちょっと違った

このホテルでの夜の会議は一体何回目だろう。決まって同じお弁当で飽き飽きしていたが、今日のオカ

ズは随分違った。中身が違えば新鮮味もある。10時半に会議を終え、真っ直ぐ帰宅。エライ。 無酒日

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9月 25日(土) 曇り

朝 家食 赤坂 「Pelt@er」のパン 茹で卵とチーズ、ビシソワーズスープ、プルーンと巨峰と葡萄、

「彩雲堂」の和菓子

  

涼しくなったのはいいが、週末のお天気が悪いとがっかりする。「暑くもなく、寒くもない」という日は一年

でも貴重なのだから、スカッと晴れてくれないかなぁ。涼しくて食欲モリモリなのが困ったことではある。

昼 両国 「ほそ川」 せいろ 900円、牛蒡天かき揚げ温蕎麦 1400

  

今のところ、私が一番美味しいと思う蕎麦屋は「ほそ川」。埼玉の奥から両国に移転してくれて感謝して

いる。「ほそ川」の昼は初めてだが、メニューは昼夜変わりない。牛蒡の天麩羅は香りも味もいいねぇ。

夜―1 両国 「照国」 付きだし、カツオの酒盗、べったら漬け、鯵の味噌たたき、地鶏のつくねの串揚

げ、穴子焼、ちゃんこ鍋、生ビール、冷酒

  

  

大相撲九月場所14日目を溜り席で観る。午後1時半には観始めたが、館内は未だ暗く、力士が撒く

塩も出ていない。以前は午前中の前相撲から観ていたが、ザンギリ頭でカラダもヒョロヒョロの若者か

ら、階級が上がるにつれ徐々にカラダもワザも充実していく様(サマ)を目の当たりにするのが楽しかっ

た。今場所は荒れていて、大関陣は黒星を重ね、横綱・朝青龍も早くも4敗。5連覇は絶望的となった。

それにしても高見盛の人気は大したもので、彼の負け越しに一番ヤキモキしているのは相撲協会だろ

うとね。朝青龍は今日も敗れて、青い座布団が舞った。相撲の後はちゃんこの「照国」に行く。お相撲の

ある土曜日とあって予約客で満員であった。ここのちゃんこは量が多く2人一人前で十分。ご馳走様。

夜―2 四谷3丁目 「バーRR ジントニック 2杯

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9月 26日(日) 一日中小雨

朝 家食 卵トーストサンド、「かずや」の生和菓子(抹茶とねり黒)、「彩雲堂」の若草、日本茶

  

「かずやの煉」という生和菓子を頂いた。古関一哉さんという方が板前修業の傍ら、2年の月日をかけ

て作ったお菓子らしい。当初「抹茶のおとうふ」とネーミングしたらしいよ。売る場所がないということで、

銀座茶屋小路の昼間の時間を借りて販売している。食べてみると、ぷるんとして和風ババロアのよう。

昼 歌舞伎座 「やぐら茶屋」 おでん定食 1200円−会員割引10%=1080

  

昨日はお相撲、今日は歌舞伎。九月大歌舞伎の千秋楽に来ている。33歳の若さで世を去った美貌の

若女方の5世福助70年祭追善興行である。5世福助の息子が中村芝翫、孫が福助と橋之助、勘九郎

は芝翫の娘婿。『一本刀土俵入』は駒形茂兵衛・勘九郎、安孫屋の酌婦・お蔦を福助が演じた。駒形茂

兵衛役は、勘九郎の父親・勘三郎の当り役でもあったが、昭和5911月の舞台を私は観ている。勘

九郎もこれから勘三郎を襲名する予定だが、父君の面影がちょいちょいと重なるね。福助は、お蔦のよ

うなちょっと見アバズレで人の好い女役は上手だ。昼の部最後は『菊香縁羽衣』という、成駒屋と中村

屋一家が勢ぞろいする演目。中村芝翫、長男福助、次男橋之助、福助長男児太郎、橋之助長男国生、

次男宗生、そしてこれが初舞台の三男宣生、娘婿勘九郎、その次男七之助。長男の勘太郎を除く十人

が微笑ましい舞台を勤めた。歌舞伎座に入った途端、某局のアナウンサーを皮切りに、あっちでもこっ

ちでも有名人を見かける。トイレでは、三田寛子さん。3人の息子の舞台で落ち着かないだろうな。「や

ぐら茶屋」のおでん定食は美味しいが、何せ茶飯の量が少な過ぎる。いっつも同じことを言っておるぞ。

夜 家食 国技館の焼き鳥を使った焼き鳥丼、「融合」のおかず詰め合わせ、ワカメと玉葱の味噌汁、

「京・はやしや」の抹茶ロール

  

大相撲は栃洋が敗れたところで魁皇の優勝が決まる。魁皇は朝青龍にも勝って132敗の堂々とし

た成績だった。九州場所もガンバるのだよー。昨日大相撲土産で貰って来た焼き鳥で丼を作る。「山本

屋」の焼き海苔の上にアチチの焼き鳥の串5本載せ、そこにタレと山椒をかける。たくさんのおかずを

詰め合わせたアイデアは良い。が、味がね。甘くて濃すぎる。抹茶ロールは食べ切れなかった。無酒日

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【今週の振り返り】

今週は短いような長いような面白い1週間だった。週末の2日も入れて、休日が4日。会社には3

行ったに過ぎない。学校や会社が休みになるのだから、タイガイの人はこの1週間を楽しんだと思う。

しかし、いつか1週間のリズムという話を書いたが、こうゆう週はそれが崩れておかしかった。

              火 水  金 土 日

月曜日は日曜日だった。前週の金、土、日と金沢で遊んで来たから、祝日の月曜日は日曜日のように

洗濯やら掃除をかためてこなす。夕方「ささえさん」を見なくても、あーあ、という気分になった。火曜日

は月曜日であった。「また5日働くのね・・・・・・・おっ!明日1日働けば、明後日休みだぁ!」。水曜日は

金曜日だった。「♪明日は嬉しい祝日だぁ ♪」。木曜日は、日曜日だった。「今日は楽しかったけど、ま

た明日は仕事だー。明日は忙しいんだよなー、ガクッ!!」。金曜日は月曜日だった。「また新しい週か

ぁ・・・・・イヤイヤ、今日は金曜日だぞい。今日1日働くと、週末なんだなー、ヒッヒッヒ」。という具合に、

気持ちの上での月曜日が2回、金曜日が2回、日曜日は3回あったのだ。それは、まぁ錯覚だからどう

でも良いのだが、気持ちの上での日曜日の夜、ハッとすることが3回あった。「宿題やったんだっけ」。

宿題など無くなって、もう何十年にもなるのに、いまだに宿題忘れ恐怖心が残っている。子供の頃から

イヤなことを後回しにする性格だったから、お昼で土曜日の授業が終わると日曜夜まで目いっぱい遊

んで暮らした。夕飯を食べ、お風呂から上がるといよいよ宿題をしなければならない。毎日宿題はある

ものの、週末にはドッサリと課せられる。教科書やノートを広げると、もう眠くて仕方がない。全部やり切

ったり、途中で寝てしまったり、時には宿題のことなどすっかり忘れて寝てしまうことも。普通の1週間が

こうだから、夏休みや冬休みの「宿題溜め癖」は習慣になっていた。夏休みの最後の日、親にも手伝っ

て貰って泣き顔で宿題をした。毎年毎年ね。

働き始めてからも宿題があった。原稿書きという宿題。ただでさえ忙しい日々だったのに、新聞社や雑

誌社から原稿を頼まれることが多かった。「ゼッタイ、イヤです!!」と毎回断ってはいたが、「締め切り

まで未だ1ヶ月ありますよ。何とかなりますって」とか「たった400字で5枚ですから、サササーッと書け

ますよ」などと甘い言葉を重ねられるうちに、「じゃ、今回だけ」なんて引き受けてしまう私。バッカだなぁ。

締め切りまで1ヶ月あるということは、1ヶ月頼まれたことを忘れるから、やっぱり書くのは最後の1日な

のだ。何も書いていない原稿用紙を前に、日曜日の夜ウンウンと唸る。なんで引き受けたの!と自分を

責めるのも習慣だった。午前2時か3時に悩んだわりにはヤッツケの原稿を書いて、倒れるように寝込

んだものだ。怠け者のクセに気にヤムタイプ。私のような性格の人間は、原稿など引き受けちゃあアカ

ン。命を縮めるけんのう。もうすぐ誕生日を迎えるが、宿題と締め切りの恐怖から完全に脱せられるの

はいつなんだろう。老人ホームで、「あっ宿題!」なんて言うのイヤだけんのう。

              あっ、猫ハイスクールの宿題あったニャ!

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