パクパク日記4年10月1週
秋の長雨、地震、デッカイ台風22号、そして火災警報が鳴って・・・・・
東京オリンピックから40年
10月 4日(月) 雨 一日中冷たい雨
朝 家食 じゃこ天入り讃岐うどん、若狭浜焼き鯖寿司、パイナップルとメロン、コーヒー
ゆうべの夕食とほとんど同じメニュー。じゃこ天入り讃岐うどん、若狭浜焼き鯖寿司は結局食べきれず
に、週を超えて持ち越したカッコウ。週初めというに昨日に続いて雨降り。気温もぐっと下がって寒い。
昼 家食 「メリッサ」のチーズブレッドのチーズトースト、「旭松」の台湾ビーフンスープ、パイナップルと
メロン
朝早くご飯を食べたのは良いが、どうも熱っぽい。お腹の具合も悪い。寝込む程ではないが先週から
何となく体調が悪い。今日は会議が延期になったこともあり、午前中ゆっくりさせて貰う。昼飯も外で食
べる気にならず、家食。こんなにささやかなランチで夕方まで持つのか?「旭松」のスープアジア巡りは
台湾風白湯ビーフン。ビーフンは春雨のごとく細く頼りない。「丸美屋」ビーフンはしっかりしているが。
夜−1 千代田区 イタリアン「某」 気まぐれサラダ、生ハムと無花果、グリーンアスパラのチーズ焼
き、スパゲティウニソース、牛フィレペッパーソース、シーフードリゾット、バゲット、無花果のシャーベッ
ト、白ワイン、赤ワイン
こんなに近くに、こんなに美味しいイタリアンがあるのを知らなんだ。しかも車で何度も何度も前を通っ
ていたのに知らなんだ。私も長く知らなかったので、店の名前は教えない。ふふふ。「敷居の高い店」と
聞いたが、入り口が地面よりちょっと下がっているので実際の敷居は低い。メニューは大学ノートを破
った紙にボールペンで記されている。3人なので前菜を3種頼むとシェアされて3種類食べることが出
来た。気まぐれサラダ、ボーノ。生ハムと無花果、旨い。グリーンアスパラのチーズ焼き、ボーニッシモ。
ソースをパンで拭って食べる。スパゲティウニソースはパスタがアルデンテでウニソースの具合が良く
てデリシャス。牛フィレペッパーソースは1人前食べたが、肉もペッパーソースもスンバラシイ!ブラボ
ー!もちろんパンでソースを拭って皿をピッカピカにする。忘れた頃に出されたシーフードリゾットは、米
の歯応えありちょっとピリ辛で美味なり。3つのテーブルしかないが、ご主人ひとりで奮闘。ご馳走様。
夜―2 荒木町 「花霞」 ボンベイサファイアトニック 3杯
この店も我が家からすぐ近くなのに、ビルの上にあるので気がつかなんだ。K社のピュアSさんの行き
つけの店ということで連れて来て頂いた。1日3試合投げ続ける中年野球小僧Mさんは水を飲み続け。
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10月 5日(火) 激しい雨
昼 九段南 「味香村」 赤魚鯛と大根の煮込み定食(3品小皿、味噌汁、ご飯、ヤクルトサービス)
900円
今日も激しい雨が降っている。私が道後温泉でお湯に浸かっている頃、東京は降っていたらしいから、
これで3日連続の雨降り。春と秋の中でも、寒くも暑くもない日々は数少ない。今がそんな季節なのに
と雨空を見上げる目つきは憎々しくなるぞ。こんな日はアッタカイものが食べたい。湯気が立ち上る肉
豆腐とか。「味香村」に行くと今日の煮物メニューは赤魚鯛と大根の煮込み定食だった。仕方ないなぁ。
夜―1 赤坂プリンスホテル パーティにて ウーロン茶2杯 1万円
バレーボールの三○裕子さんの社長就任パーティに行った。選手としても大活躍されたが、その後の
三○さんの活動も、私なんぞコウベをタレルばかりの八面六臂ぶり。そして今年の6月から会社の社
長に招聘されてしまったんだからスゴイじゃあーりませんか。各界の500人の客が詰めかけ、大盛況。
夜―2 荒木町 「仙水」 お通し:いくらの醤油漬け、もみイカ 900円、造り盛り合わせ:カツオ・甘海
老・平貝 4500円、手造り豆腐なめこダレ 1300円、比内地鶏焼き 2000円、イサキの天麩羅
と海老芋の唐揚げ 2600円、くえの酒蒸しスープ仕立て 2500円、稲庭うどん 胡麻だれ汁、生
ビール、冷酒 @1万400円
パーティは6時開宴ということだったが、乾杯をしたのは1時間を過ぎた7時だった。受付けでバッタリ
会った食いしん坊Tと無徳弁護士N先生、そして私は空腹で倒れそう。パーティでは落ち着いて食べら
れないだろうと判断し、タクシーに乗る。目的地は、杉大門通りの外苑東通りに近い「仙水」。3匹の餓
鬼のように「仙水」のお上品な料理をガツガツと食べた。内臓ごと乾燥したもみイカ、手造り豆腐なめこ
ダレ、くえの酒蒸しスープ仕立てが特に評判が良かった。くえの季節なんだよなぁ。ここで3人、解散。
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10月 6日(水) 4日ぶりの晴天 午後11時40分関東地方に地震
朝 家食 「メリッサ」のチーズブレッドチーズトースト、「丸美屋」のさっぱり海鮮ビーフンスープ
これはアッサリ味です
天気予報によれば、今日まで雨ということだったが、起きてみると目が沁みるような青空だった。西方
向に、丹沢の山々と富士山がくっきりと見える。ヤッパ晴れがいいのう。6時に起きて、朝食を済ます。
昼 九段南 「さくらさくら」 一の膳定食 1470円
青島から客人あり、「さくらさくら」に行く。いつもの虎スミと私へのお約束「何も言わなくてもご飯の大盛
り」が、S口さんにも出され、彼は目をしろくろさせていた。オトコの意地で完食。付き合せてごめんね。
夜 新橋 「刀削緬荘」 ニガウリのネギソース和え 720円、まーらー刀削緬 790円
中華緬の普通でない作り方の一つ刀削緬。捏ねた粉をぶっとい大根のようなカタチにして刀で削って
いく。ササガキ牛蒡の親玉のようなやり方だ。緬はぶ厚くて歯応えがかなりある。大分名物だんご汁の
手造りだんごのようでもあるし、山梨のホウトウのようでもある。粉の味をしっかり味わうにはカッコウの
緬である。これが真っ赤ッカな麻辣マーラーのスープに沈んでいる。帰宅して夕刊を読んでいるところ
に、グラッと来た。この地震はデカソーだぞ。書斎の方で本が落ちる音がする。開けっ放しのドアが激し
く動き、壁の絵もガタガタ。ヒエッー!怖いぞぉ。茨城が震源地。震度4以上あったような気がするよ。
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10月 7日(木) 晴れ
朝 家食 「メリッサ」のチーズブレッドチーズトースト、沖縄のシークアーサー、「旭松」のスープアジア
巡り タイ風トムヤンクン クイッティアオ
昨日に続いて6時起床。今日だけは晴れてね、とずーーっと願っていた甲斐あり、晴れている。よし!
ここのところ朝食は「メリッサ」のチーズブレッドチーズトーストばかりだった。チーズを練りこんだパン生
地、パンの山の部分にもチーズ。焼くとこのチーズが溶けて香ばしい。トーストしたアッチチのチーズブ
レッドにチーズを挟む。挟んだチーズがトロッと溶けて、あぁ何とも旨い!でも「メリッサ」のチーズブレッ
ドはこれでオシマイ。また仕入れてこなくっちゃ。「旭松」のスープアジア巡りは3種類目のタイ風トムヤ
ンクン クイッティアオ。フォー、ビーフン、クイッティアオと食べて来たが、どうも緬もスープも完成度が
ねぇ。企画はバッチリなだけに惜しいなぁ。今日は仕事でとっても緊張し、かつ楽しみな出来事がある。
昼 麹町 「五味屋」 刺し身定食 1300円
朝9時からの会議が終ると、先客万来。お祝いの数々を頂き恐縮する。その合い間にササッとランチ。
この定食は刺し身ももちろん旨いが小皿にのって出て来る生海苔が目当て。ご飯はいつも通りお替り。
夜のパーティ 「和光」のドデカイケーキの一部、ウーロン茶
午後から都内を廻る。新宿、池袋、銀座・・・。ガンバッテいるメンバーに声を掛けたり、ご挨拶したり。夜
8時半過ぎから続々とみんなが戻って来た。大きな特製ケーキに蝋燭を立てて誕生を祝う。乾きモノと
ビールだけだが、一日奮闘した興奮が会場に充満している。入って来る成績も良いものでホッとした。
夜 四谷三丁目 「木屋」 野菜天丼とうどんのセット 940円
10時半パーティはお開きとなる。ケーキを一切れ食べただけだから、祝杯を上げて美味しいものを食
べに行きたいところだが、疲れて酒も飲みたくない。自宅近くの「木屋」でうどんの定食ものに。無酒日
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10月 8日(金) 雨
朝 家食 ハムと卵・レタスのサンドイッチ、「ポッカ」のクラムチャウダースープ、沖縄のシークアーサー、コーヒー
秋の晴天はたったの2日で終わり、今日はまた雨。しかも海上にはきわめて強い台風22号がこちらをめ
がけ進んでいるらしい。チェッ。コンビニのサンドイッチを食べる。やっぱり自分のトーストの方が旨いなぁ。
昼 一番町 「手打ち蕎麦 吉田」 野菜天丼+鴨カレー蕎麦 1575円、大盛り+210円
今日の蕎麦はちょっと茹で過ぎ?
朝一で病院に行くと、受付けに入れないほどの混み具合。明日台風が上陸する可能性が高いこと、月
曜日が連休とあって、みんな今日の朝のうちに病院に行こうと思ったらしい。随分待たされたから、午
前中の会議にギリギリ間に合った。「吉田」の鴨カレー蕎麦は久々。ここのカレー出汁が旨い。そのへ
んの蕎麦屋だと出汁とカレー粉と片栗粉しか感じないが、「吉田」のそれは複雑なスパイスが入ってい
るかのような味わいで実に旨い。銀座の「いけたに」のカレー南蛮蕎麦と並んでGOOD評価をしよう。
お昼のお茶 一番町 「ヴェローチェ」 ブレンドコーヒー 160円
夜―1 銀座・交詢ビル 「赤坂璃宮」 ご招待のコース(乳豚とクラゲの盛り合わせ、伊勢海老
のし
ターソース
子など、ムツと
赤ワイン 3杯
結構なコースでございました
銀座の名物ビルの一つだった交詢ビルが老朽化のため立て替えられ、この10月1日にオープンした。
5階建てのお洒落なビルである。さて、今日は5階に銀座支店を設けた「赤坂璃宮」にお招き頂いた。
正確に言えばお招き頂いた方にお招き頂いた。8年前赤坂の「赤坂璃宮」は、総料理長が周富徳氏か
ら譚彦彬氏に交代したのだが、その時のお披露目パーティにもお招き頂いた。開宴に先立ちご挨拶が
あったが、銀座進出は譚彦彬総料理長の夢だったそう。ふーん。そういえば、4階には「麻の会」でお馴
染みの「趙楊」も新橋から引っ越して来た。趙楊さんも銀座に店を出したかったんだね、きっと。前菜に
出された乳豚がスバラシイ。未だ母乳を呑んでいるような赤ちゃん豚を食べてしまうのは申し訳ないが
皮がスバラシイ。昔「食は広州にあり」の広州で子豚の丸焼きを食べたことがあるが、皮下脂肪がクド
クて旨くなかった。しかし、この乳豚の皮は極めて薄くパリっと音が出る程で脂身もなくて旨いぞ。伊勢
海老のしゃぶしゃぶ ネギソースと特上フカヒレの醤油煮込みは上品な旨さ。乳バトの丸揚げは、デッ
キに飛んで来るハトを毎朝追い払っているせいか、楽しめなかった。アハハ。アワビのオイスターソー
ス煮はオーソドックスな贅沢さ、揚げ豆腐にかかった特製スパイスは洋風の味付けである。ムツと雪菜
と唐辛子のせ蒸しご飯は、ビビンバのように全部ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるがこれはピリッとしていて
イケルねぇ。胡麻プリンはちょっと甘過ぎか。ご招待だからって酒をこんなに飲んでゴメン。ご馳走さま。
夜―2 「BAR SIMIZU」 タンカレージントニック 3杯
ソニービルの裏手にあるビルの中。扉を開けると、意外にも長いカウンターのバーでびっくり。知る人ぞ
知る老舗のバーだそうで開店は1967年とか。早く帰ろうね、と言いながらアッコちゃんと3杯飲んだ。
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10月 9日(土) きわめて大型の台風22号上陸 暴風雨
朝 家食 香川 「宮武讃岐製麺所」の讃岐カレーうどん
野菜をたくさん入れて
台風は着々とこちらをめがけている。上陸すると東日本では最大級の台風だ、なんてテレビでいい続
けるので、私も台風対策を講じる。スカイデッキの椅子を室内に避難させ、テーブルはベンチと紐で括
る。傘をさしての作業だったが、ビショ濡れになっちまった。濡れた服はそのまま洗濯。先週松山に行っ
た時空港でカレーうどんの袋を見つけた。昔懐かしい味とあった。即買った。食べてみたら普通だった。
昼 四谷4丁目 「ハイチ 四谷店」 コーンスープ 210円、ハイチ名物ドライカレーセット(ハイチコー
ヒー付き) 850円+100円
雨風がヒドクならないうちに買い物に行こう。ついでに昼飯を食べよう。「ハイチ」のドライカレーは美味
しいが余りに量が少ない。で、大盛りにしたら、今度は多過ぎる。ちょうど良いってのが無いのか?大
盛りを頼んで残すバカがいる、にならないために意地で食べた。カレーを食べているうちに、雨は一層
激しくなった。「浅野屋」、「丸正」で買い物しているうちに更に激しくなった。重たい荷物持って濡れ鼠。
夕方のおやつ 松山 山田屋まんじゅう、新潟 「味のれん本舗」のおせんべい、緑茶
松山にはお菓子が多い。どれを買って良いのか迷う。お店の人に「地元の人が一番好きなお菓子はど
れ?」と小さな声で聞くと、やっぱり小さな声で「山田屋まんじゅう」と教えてくれた。ひと口で食べられる
小さいまんじゅうで、皮はあるか無いかわからない程薄い。まるでコシ餡だけを丸めてあるのかと思う。
新潟の「味のれん本舗」が、この10月から商品をリニューアルした。お得意さんには、いつくかの種類
を無料で送ってくれるところがいいね。ほうほう、これは新商品ね。これは改良商品?いいじゃないの。
夜 八宝菜風野菜の中華煮込み、鯖の生姜煮、もずく酢、ウナギの炊き込みおこわ、キャベツとヤマブ
シ茸と豆腐の味噌汁
東京は午後5時半くらいから激しい雨。窓だらけの部屋に住んでいるから、雨が窓ガラスに叩き付けら
れる音でウルサイ程だ。6時過ぎからは風が強くなって来た。空をみると、猛烈な勢いで雲が南の方向
に流れて行く。早く行っちゃえ!その時、突然警報がマンションに鳴り響く。「火事です!近所で火災が
発生したようです。落ち着いて避難して下さい!ウーウーウー。火事です!近所で火災が発生したよう
で・・・」。何ということだ。台風が通過している時に火事なんて!えー、落ち着いてはいるけど、こうゆう
時何を持って避難すればいいの?ムチャクチャなカッコウで、一応避難。こうゆう時エレベータは乗っち
ゃあイケナイんだよね。でも火事が近所ならいいか。1階ごとに住人が乗り込んで来て「こんな時火事
なんてねぇ」と不安と不満の声声。1階のロビーには既に大勢の住人が集まり「このマンションの地下で
ボヤが出たっていう警報だったらしいけど、誤報みたい」と話している。管理人が「誤報でした、すみま
せん」と謝る。ま、無事で良かった。しかし台風の際中にホントに火事になったらどこに避難するんだ!
外は暴風雨なのに。後刻、地下の機械室に水が入って火災報知機が誤作動したと原因がわかったが
困ったことに水が止まってしまった。夕食ドキなのに。外に食べに行こうかとも思うが、今日は珍しくどっ
さり食材を買って来てしまった。待つこと2時間半。9時にやっと水が出る。大急ぎで夕食をこさえたが、
食べ出したのは10時半。八宝菜に入れる豚肉を買い忘れたので、代わりにアサリを入れる。 無酒日
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10月 10日(日) 曇り
朝 八宝菜風野菜の中華煮込み、鯖の生姜煮、もずく酢、ウナギの炊き込みおこわ、キャベツとヤマブ
シ茸と豆腐の味噌汁
台風一過、スバラシイ秋の晴天になるハズだったが・・・・朝7時に起きると曇っている。台風は怖いし、
迷惑センバンだが、翌日のうって変わった晴天だけは楽しみ。それが無いって踏んだり蹴ったりじゃん。
昨夜とおんなじメニュー。でも器は全部変えた。器が変わると味も変わるような気がする。朝から満腹。
昼 家食 「浅野屋」のパンに「ハイチ」のドライカレーのせ、「もずくセンター」のもずくスープ、沖縄のシ
ークアーサー
このカリカリがたまらん
朝9時半、作業の方々がみえる。人に頼むのは気恥ずかしいが、ピッカピカになったんだから結構です。
夜−1 四谷三丁目 「韓国家庭料理DADA」 キムチ盛り合わせ 700円、ナムル盛り合わせ 700
円、韓国焼き海苔 400円、水餃子 600円、どんぐりチヂミ 1000円、チャプチェ 800円、イカポ
ックン 1000円、豆腐チゲ鍋)(大) 1700円、生ビール 400円×2、冷酒 300ml 1000円×2
6人で@3100円
40年前の今日、何があったか知る人がどんどん少なくなっている。NHKの実況アナウンサーが、「本
日は雲ひとつ無く晴れ渡り、これぞまさしくオリンピック晴れといいましょうか・・・」と絶叫していた。東京
オリンピックの開会式。今から思えば稚拙な演出ではあったが、当時の日本人はそれにタマゲタ。本日
東京オリンピック記念のイベント試合が国立競技場で行われた。40周年記念ハンガリー選抜VS日本
選抜。40年前の聖火が灯る会場で、東京大会で優勝したハンガリーチームを迎えての試合である。日
本のユニホームは当時を再現。国歌斉唱は東京オリンピック年に生まれた中西圭三氏であった。前半
日本1点、後半直後にハンガリー1点をかえす。試合終了間際にハンガリーが追加点を得て、ハンガリ
ーの勝利。何だか狐につままれたような試合だった。6名は負けたのに「DADA」で意気軒昂宴会だ。
夜―2 四谷三丁目 「カラオケ アゼリア」 ジントニック 3杯 6人で@3000円
MMサッカー小僧は会社での出し物のために数ヶ月特訓したのだとか。それが10月1日に終わって
ほっとしつつ、サッカー観戦組にどうして披露したいらしい。特訓の成果を見
行く。バンプの歌に合わせて、へー、結構やるじゃん。冬しばり、夏しばり、愛・恋しばりで盛り上がる。
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【今週の振り返り】
まず、たくさんの方々から誕生日のお祝いメッセージを頂きましたことに、この場を借りて厚く御礼申し
上げます。張り切ろうにも、カラダがハチキレそうでとにかく重いのですが、何とか4年目頑張ろうと思
います。
映画やテレビを見て人は感動し、私もガンバロー!なんて思うことがある。本や雑誌を読んで人は登場
人物にいたく引きつけられ、私もそんな生き方をしたいなんて思うことがある。コンサート、舞台やスポ
ーツを見て人は、私もあんな歌手、役者、ヒーローになりたいなんて夢見ることがある。美術館や展覧
会に行って人は感じ入り、私もこんな作品を作ってみたいなんて思うことがある。俳優が好き、監督が
好き、物語が好き、作家が好き、歌手が好き、演出家が好き、選手が好き、チームが好き、画家が好
き・・・・・たくさんの「好き」が、人をエンターテイメント、スポーツ、芸術、文化の世界に向かわせる。感動
した後は、自分のダラシナイ日常を密かに恥じて、それが一瞬であっても克己心が芽生える。子供だっ
たら、将来のなりたい職業に繋がる憧れに転化することも多い。日経新聞の土曜版に「なりたかった職
業」の男女別ベスト10が発表されていた。女性の1位は教師、男性の1位はパイロットだった。
○7歳になった私もせっせと出かけて、いろんなものを見ている。涙をジュルジュル流し、大口開けて笑
い、手が痛くなる程拍手し、声が嗄れる程応援もする。楽しい一日だったな、と毎回のように思う。ただ
それだけ。克己心なし、反省なし、憧れなし、よし!私もガンバルぞなし。それじゃあマズインデナイカ
イ?と北海道ナマリで自らに問うても、無いものはナイのである。これが年を取るということだろうか。何
せ初めて初老ってのをやっているので、よくわからないのだ。感動する心は十二分にある。どーというこ
とはないテレビを見ていてもよく涙が溢れる。え?年寄りは涙腺が脆い?ま、そうゆうこともあるでしょう。
感動はするが、それが自分の思想や生活を変える程のものにはならない、ということだ。ある意味では
己が出来てしまって他のものを受け入れる余力がない、とも言える。出来てしまった己がどんな未熟で
あってもである。このままでいると、人間としての成長が止まってしまう、という焦りらしきものが無い訳
ではない。世界に名を為した人が「ようやく基本がわかって来ました」なんてインタビューに答えている
ではないか。80歳を超えてもコツコツと学んでいる人がいるではないか。あのイチローは、またもや国
民栄誉賞を断ったというではないか。森光子さんは、80超えても舞台ででんぐり返りをやっているでは
ないか。夢子さん、あんたのように何でもかんでも中途半端な人間が、○7歳になったくらいで、成長し
ようって気持ちを失ってしまったらダメでないかい? はい、おっしゃる通りで。
昔一緒に働いた人が、別の世界で必死でガンバッテおられる姿を、連日のようにテレビのニュースや新
聞で拝見する。タイヘンだなぁ、と思ってはいる。自分もやらなくっちゃ、には繋がらないが。かと思えば
失脚した別の人のニュースもある。ふーん、と思うだけ。
○7歳をスタートするにあたり、このままじゃアカンよ、という思いを頭のどこかに置いて、ヨタヨタ行こう
と思うとります。ほな、どなたさんも、よろしゅーに。
己に克つ、をやンニャくっちゃねー