パクパク日記4年12月4週
三太さん、お疲れさまー! 酉助さん、出番ですよー!
12月 20日(月) 曇り
朝 家食 「浅野屋」のレーズンパントースト、チーズ、「丸美屋」のコクあり坦々ビーフンスープ、「谷
井農園」の極熟みかん
やっぱりカップスープは「丸美屋」ですなぁ
久し振りに朝食を食べようと思う。しかも、月曜日に。いろいろ食べ比べてみたけど「丸美屋」が好き。
昼 赤坂・ベルビー赤坂 7階 「赤坂 由 YOSHI」 ネギトロ定食セット(ネギトロ丼、麩のリ蕎麦、
けんちん汁、漬物) 950円
昼ドキの赤坂見附キンペンはどの店も大混雑。こうゆう時の穴場は、近いのに不便なところ。地下鉄駅
ビルのベルビー赤坂は7階、8階のレストラン街へはエレベータを長く待つので客が少ない⇒不便⇒空
いている、という訳で7階に来た。丼ものと麺類がセットになる場合、どちらかがプチサイズになるもの
だが、この店はどっちも普通サイズだ。その上デカイ器にけんちん汁も。このけんちん汁は具が多いの
は結構なのだが、豆腐は1片も入っていない。それでもけんちん汁と言うのだろーか。満腹でぐるじー。
夜 赤坂 「維新号 赤坂店」 (豪華絢爛)コース(前菜いろいろ:厚切りチャーシュー・活渡り蟹の
老酒
北京
紹興酒
本日2度目の赤坂である。「維新号」は、銀座にオフィスがあった時、2軒あるうちの本店によく行ってい
た。お気に入りは、柔らかい五目焼そば、セロリそば、海老と青海苔の焼き飯など。この赤坂店は本店
より数段豪華で、料理もまた豪華絢爛であった。お取引先との忘年会で、大勢がお招き頂いた。前菜
だけでも数種類。中には渡り蟹の老酒漬け、通称酔っ払い蟹やトコブシも。海老の次に出て来たのは、
もう言葉を失う程の巨大なフカヒレの煮込みで、美味しいのはもちろんだが、「バチがあたりそうに申し
訳ない」気持ちで一杯になる。でも、コラーゲンたっぷりで、また美しくなっちまうなぁ。北京ダッグも1匹
丸々供され「ごめんね、でも美味しいよ」と頂く。デザートを食べる頃には溜め息出る程満腹になった。
夜―2未遂 赤坂プリンスホテル 飲まず食わず
Sケンサンバと腹こなしに隣のホテルで1杯やろうと。ホテルのエントランスでバーの場所を聞くと10階
のバーは10時で終わってしまうので、40階に行けと言われる。40階の店に入っていくと「開店時間に
なっていないので、外でお待ちください」と言う。今8時50分だ。そんな時間にオープンしていない店が
あるとは知らなんだ。10分待て?外で待たされているうちに腹が立って、結局帰って来てしまったぞ。
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12月 21日 (火) 晴れ 冬至
朝 三栄町 「ドトール」 コーヒー 180円
今日は冬至である。本格的な冬はこれからだけど、冬至が過ぎれば、徐々にだが日脚が伸びて来る。
冬至の日は、南瓜を食べて柚子湯に入るんだったな。親がいなくなると、そうゆう習慣もなくなってね。
昼 早稲田 「モスバーガー 早稲田店」 コンニャクライスバーガー 田楽味噌味、小サラダ、クラ
ムチ
早稲田方面に急用が出来て昼休みにタクシーで駆けつける。運良く用件は順調に済んだ。ほっ。せっ
かく早稲田に来たのだからランチもここでしよ。「モスバーガー」は引越しの日以来食べていない。店内
はいつの間にか喫煙と禁煙コーナーに分かれていた。テレビコマーシャルで見たコンニャクライスバー
ガーをメインにして、あとは大好きなクラムチャウダーよオニオンリング。コンニャクライスバーガーは
揚げた茄子、隠元に田楽味噌がかかってかなりウマイ。クラムチャウダーを丼サイズで食べてみたい。
夜 舟町 「おちあい」 お任せコース(ふぐの煮こごり、数の子入り醤油豆、とろろ汁、揚げ銀杏、刺
し
漬
先週に続いて「おちあい」。O木君がどうしても行きたいというから。座敷も小上がりもテーブルも満員御
礼で、カウンター席にようやく座る。予約しておいて良かった。先週とメニューは3種類くらいしか変わっ
ていないが、この店の料理は週2、3回食べたとしても不思議と飽きないのだね。珍しく雑炊食べず。
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12月 22日(水) 晴れ
昼 会社にて 「PC*アストリスク」の本日の具を挟んだパニーニ、ツナとハムサンド、キャベツとマスタ
ードのサラダ、水
今日は朝からメッチャ忙しい。8時半には出社しすぐ会議。昼も12時から会議だから、その合い間に虎
スミに買って来てもらったパンを水で流し込む。急いで食事している人多いけど、急ぐメシはいやじゃ。
夜 四谷3丁目 「無門」 付きだし:煮凝り、無門コース(イカの塩辛、刺身盛り合わせ、ブリの塩焼き、
フグの唐揚げ、鹿児島・黒豚のしゃぶしゃぶ、仕舞うどん) 3500円、黒鯛のカブト煮 1400円、生
ビール、冷酒 「醸し人九平次」×3 @7千円
渋谷の出先から急いで帰って、Kさんと6時から打ち合わせ。最近は叱られることもなく、淡々と仕事を
済ませる。それでは、1年間のお疲れを癒すために忘年会やりましょうか。何軒か電話するも、どこも満
員と言われてアセル。先週の金曜日に続いて、祝日前ということで今日も忘年会のピークなんだなぁ。
7月に喝を入れた甲斐があったらしく、Kさんにも春が来そう。黒豚のしゃぶしゃぶの後は、うどんを入
れるのだが、タレはしゃぶしゃぶと同じポン酢。いやいや、豚の旨味がたっぷり出ている鍋のスープを
飲まずにいられよーか。鍋のスープを器に取って塩と胡椒で味付ける。そこにうどんを入れてツルツル
ツル。あぁーウマイッ!!たまらんなぁ。この調子で鍋のスープは2人でほとんど飲み尽くしたのだぁ。
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12月 23日(木・天皇誕生日の祝日) 晴れ
朝 家食 「ポレポレファーム」の胡麻ソーセージ、「浅野屋」のレーズンパン、「楽粋」の極吟温豆腐、
ワ
休日と言うのに早く目が覚める。カーテンを開けると、昇ったばかりの太陽が、東京の街を眩しく照らし
ている光景が拡がっていて、つい「わぁーぉ!」。富士山くっきり、丹沢、多摩丘陵に秩父の山々まで見
渡せて、早起きして得した気分だ。山形の「ポレポレファーム」の胡麻ソーセージを気長にコロコロと空
炒めしていると、プチッと皮が破れて脂がジュワッ。マスタードをたっぷり塗って食べる。手造りの旨さ。
昼 歌舞伎座 「やぐら」 おでん定食 1050円−会員割引10%=900円
おいちゃん、ご飯おくれよー
12月大歌舞伎の昼の部。『八重桐廓噺』を観て昼になった。皆さん、金太郎はどうして生まれて来たか
ご存知?両親の名前は? 父の名は坂田蔵人時行、母は元傾城の荻野屋八重桐。本当かどうかは知
らんけど、この歌舞伎の演目ではそうゆうことだそうです。3階の「おでん処やぐら」でおでん定食。おで
んはまぁいいんだけど、茶飯が少ないのが私にとっては問題だ。隣のおじさん、おでん定食を前にいき
なりお酒のお燗を3本も一度に頼んだ。おでんをつまみに酒をグビグビ飲んでいる。私の茶飯の残りは
少ない。蓋を開けていないおじさんのご飯の器に視線がつい行く。おじさんは未だグビグビ。おでんは
半量無くなった。おじさん、お酒3本飲んで、それからご飯も食べるのか、それともご飯には手をつけな
いで、そっくり残すつもりなのか。休憩時間は30分だから、そうゆっくりもしていられまい。「ご飯食べな
いんですか?食べないなら私食べてもいいですか?」と聞きたくてたまらない。しかし聞けなかった・・。
夕方のおやつ 銀座 「鹿乃子」 杏ヨーグルトみつ豆 1230円+バニラアイスクリーム 150円=
1380円
高いぞ!
『身替座禅』が始まってふと斜め前を見ると、通路の反対側にSイチロー氏が座っていた。彼とは先週2
度も一緒に劇場に行ったのに、今日まで偶然遭ってしまったよ。恐妻家の大名山陰右近に勘九郎、怖
い奥方玉の井に三津五郎がサラリとした可笑しみを見せる。さて、今日のお目当ては昼の部最後の演
目『梅ごよみ』。色男の丹次郎(段治郎)を争う、辰巳芸者の米八(勘九郎)と仇吉(玉三郎)。勘九郎と
玉三郎の組み合わせは、今回の舞台で4回目なので息もぴったり。絵になる場面の連続だ。何でも深
川の辰巳芸者のお姐様方は、男言葉を使ったり、名前も男名をつけたりきっぷの良さが売りだった由。
勘九郎は、来年3月に「勘三郎」を襲名するので、これが「勘九郎」としての最後の舞台になるのだね。
この舞台には段治郎始め、春猿、笑三郎、猿弥など市川猿之助一門の若手が大勢出演していて、思
わず親類の子供の発表会に来たような気分になる。夜の部は、右近や笑也も出ているようで、病に倒
れた師匠中心の公演が出来ない間、彼らがグンと成長して欲しいと念じている。昼隣のおいちゃんに
「ご飯おくれ」と言い出す勇気が無かったので、4時の終演時には空腹になった。またもや「鹿乃子」に
行く。それにしてもアイスクリーム入りのみつ豆がどうして1380円もするのだろう。ヘンだと思わない?
夜 家食 「米子」の鯵寿司、嬉野温泉湯豆腐(豆腐、ネギ、エノキ茸、春菊) 薬味:生姜・万能ネギ、
野菜コロッケ、もずく酢
豆腐が溶けてとろとろ ウマイ!!
帰宅してゴミ捨て作業に没頭する。毎年思うことだが、年末のゴミ収集の最終日って早すぎないか?働
く人間は大掃除など仕事納めが過ぎてから取りかかるものだが、その頃には年内のゴミ収集はとーー
っくにゴミの収集は終わっておる。せっかく大掃除してゴミを纏めたのに年明けの収集日まで出すな!
と言われちゃあ、家の中に置くしかないじゃん。清掃局や焼却所の方々のお休みということもあるのだ
ろうが、何とかモソット遅くしておくれでないかい?「米子」の押し寿司は、鯵より鯖の方が旨い。無酒日
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12月 24日(金) 晴れ
昼 一番町 「ラ・フォーレ」 スパゲティ・アラビアータセット(サラダ、スープ、パスタ 大盛り、ミルクの
ジャラート、コーヒー) 1000円
年内の出社も、今日を入れてあと3日。打ち合わせの用語も「来月」と言うところは「年明けに」と変わ
る。すっかり「ラ・フォーレ」好きになった虎スミとパスタを食べに。先日は、クリームソースの大盛りを食
べて気持ちが悪くなったが、今日はトマトソースだからやっぱり大盛りにしちゃおう。コストファー良し。
夜 銀座 「BAR LUMP」 野菜スティック アンチョビマヨネーズと塩胡椒、フレッシュチーズの盛
り合
@7500円
イブの夜はバー飯だす
午後8時から、東銀座の「東劇」で、シネマ歌舞伎『野田版 鼠小僧』を観る。本公開は年明け1月15日
だが、今晩だけ先行上映ってことで。この芝居は去年の夏歌舞伎座の桟敷席で観た。『研辰の討たれ』
に続く、野田秀樹氏の歌舞伎演出作品。歌舞伎シネマとは舞台公演をHD高性能カメラで撮影し、映
画館スクリーンでデジタル上映するというものだそうで、観ているうちにまるで舞台を観ているような感
覚に陥る。イヤ、舞台も観た人間から言うと、クローズアップされるので役者の表情などはこっちの方が
迫力ある。主役の棺桶屋三太(一応ねずみ小僧)を演じた勘九郎の汗みずくの顔がブルッと震えると汗
がホトバシッて来るかと思う。この芝居、ホントに笑わせる舞台だったのだが、シネマ歌舞伎を観ながら
観客がゲラゲラ、アハハハと笑い続けている。最後の場面で、師走の24日(12月24日)に瀕死の三
太が大江戸八百八町の屋根の上から、大判小判を振りまく。同じ名前の少年サンタへのプレゼントだ
った・・・・というペーソスあるシャレ。三津五郎が演じる大岡越前の守も大いに笑わせる。こりゃ、何度も
観たいわい。また行くわいなぁ。映画が終わったとろこで、何とナマの勘九郎さんが、歌舞伎座の舞台
を終えて駆けつけてくれた。まさに、シネマ歌舞伎を観た人だけのクリスマス・プレゼントであったのだ。
10時20分。今からどこで食べる?中山さんが9ヶ月前に開店した「BAR LUMP」へ行こう。いつも仕
事漬けの淳子さんをちょっとだけ慰労する。彼女は飲まないからペリエ。アンチョビマヨ、チーズ旨し。
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12月 25日(土) 晴れ
朝 家食 嬉野温泉湯豆腐(豆腐、ネギ、エノキ茸、春菊) 薬味:生姜・万能ネギ、「日清食品」のチキ
ンラーメン(玉葱、卵、万能ネギ入り)、静岡青島みかん
賞味期限があるから、嬉野温泉湯豆腐を食べることは決定。じゃ、主食は何にする?普通はご飯だけ
ど、どうしてもインスタントラーメンが食べたい。で、チキンラーメン。どっちも熱いのでタイヘン。フーフー、
あぢぢ、チュルチュル、あぢぢ、だらだら(汗の流れる音だす)・・・・。旨いが、この組合せはどうよ??
「谷井農園」のみかんが残り少なくなったところに、静岡から大きなみかんがやって来た。これもいい。
午後のお茶 早稲田 「モスバーガー」 コーヒー 190円
2日前から右上の奥葉が痛い。ガマンしているうちに、顔の右側全体が腫れて来た。眼まで痛いぞ。こ
れでは年を越せないので乃木坂の歯医者に駆け込む。歯の清掃の徹底、薬飲め、ストレス厳禁、カラ
ダを休めろ、とのご託宣。今日こそヘルスクラブ、と水着を持って来たが、歯医者さんの命令では運動
はよくないわな。お茶飲んだ後は、ヘルスクラブで浪越式指圧をやって貰って、カラダを休めたのだよ。
夜−1 早稲田 「亀吉寿司」 お任せ:つまみ:スミイカ、ゲソ、大トロ、コハダ、海老の踊り、しま鯵
のづ
「鮨屋でクリスマス」。昨年は都合で出来なかったが、6、7年前から、子だくさんO家全員を招いて「亀
吉寿司」でクリスマスをやっている。1回目は、保育園児だった果林ちゃんが小学校5年生、1歳の赤ち
ゃんだった和花ちゃんは一年生である。しかも、その頃は影も形も無かった傑君は3歳でイタズラ盛り。
こうして夫妻に高2から3歳までの5人のお子さんと私で、鮨屋貸し切りとなった。ママのナナコ先生は
「趣味は出産、特技は安産」という方で、お産関連の本も3冊上梓されている。仕事と実生活がピッタリ
合致しているわけですな。最初は、テレビのアニメに夢中で海苔玉と海老くらいしか食べなかった子供
達も、知識や経験も増えて「茹で立ての海老握って」とか「大トロ追加」なんて注文するから、「サンタク
老子」の私としても、嬉しいやね。海老の踊りがお気に入りになった傑君は、どんな大人になるんだろ。
夜―2 「カフェYUMEKO」 クリスマスケーキ、アップルティ
鮨屋の部を終えて、「カフェYUMEKO」に移動。丁度8つ椅子があるから、テーブルについてワイワイ
ガヤガヤと賑やかにクリスマスの夜は更けていったのでございます。大家族は食費がタイヘンですね。
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12月 26日(日) 晴れ
朝 家食 「ポレポレファーム」の胡麻ソーセージのホットドッグ、「丸美屋」のスープビーフン 中華ピリ
辛味、パイナップル、静岡青島みかん
今や、東京でホットドッグというと「ドトール」を思い浮かべる人が多いのではないか。アメリカの元祖フ
ァーストフードだが、「ドトール」のせいで美味しいホットドッグを作る店が少なくなったように思う。学生
時代、大学の近くに女子大生限定の甘味・喫茶があった。「老月」という店だった。この店のホットドッグ
は、焼いたソーセージと程好く炒めた玉葱と、オーブンで焼いたパンに挟んでいた。これが美味しくてね
ぇ。朝、24時間スーパーでキャベツを買って、夢子風ホットドッグを作る。ムシャムシャ、うん、旨いぞ!
昼 四谷3丁目 「三代目 すず吉」 坦々麺セット(半チャーハン、揚げ春巻、玉子と野菜のサラダ、
ラ
旨くも無いが・・・・
四谷3丁目近くに2軒の中華料理屋が隣り合って営業している。1軒は「南昌飯店」で何度か行った。
芸能人が時々来るという噂も聞いたが、取り立てて美味しいわけでも無い。しかし、一応こっちの方が
客は多い。その隣にヒッソリと佇む「三代目 すず吉」。中華居酒屋とあって、朝6時半まで営業してい
るようだ。今までは通り過ぎるだけだったので、昼メシを食べに入ってみた。安い!夜の酒のツマミは
300円から。酒も安いなぁ。坦々麺セットを頼んでみたが、旨くも無いが不味くも無い。でも安くていい。
夜 家食 ポトフ風サラサラシチュー(ポレポレファームのピリ辛ソーセージ、じゃが芋、ニンジン、玉葱、
キャベツ、生椎茸、生姜、ニンニク)、自家製コロッケドッグ、モヤシとニンジン炒め、青島みかん
夕方から年賀状書きを始める。表も裏も印刷だからせめて一行でも手書きメッセージをね。「あ」行から
始めて、200枚書いたのに、未だ「お」だ。こんな調子ではいつ終わることやら。材料があるので、ポトフ
風サラサラシチューを作る。ソーセージから良い味が出て美味しいスープになる。さぁ年賀状。無酒日
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【今年の振り返り】
2004年もあと5日に迫ったところで、今年の振り返りをしよう。昨年の振り返りを読み返してみたら、波
乱万丈の年だったとあった。そうだったね、2003年は。じゃ、今年はどうだったのか。前半の半年は目
が回りそうな日々だった。昨年の12月から始まった新しい仕事。会社にも仕事にも全く慣れていないう
ちに、期末の大ピークを迎えてしまい、頭の中は大パニック。しかも、私的な生活では、オオゴトの大引
越し大会が控えていた。疲れて寝ていたい週末は、早稲田のマンションのゴミ捨てに追われた。台車に
うず高くゴミを積み上げ、ゴミ小屋との間を何度も何度も往復する。捨てても捨てても家の中はちっとも
片付かない。これでは引越しまでに間に合わない。便利屋さんという職業を思い出して、タイマイ13万
円も払って、残りのゴミを片づけて貰った。18年住んだ部屋だが、そのうち10年は「ゴミの中で暮らし
ていた」と言っても過言では無かったのだ。我ながら恥じるより先にアキレタ。そんな騒ぎを経て、引越
しまで1週間という時、突然北京出張と、人間ドッグ検診が入って泣きそうになっちゃったよ。マンション
の引渡し後、4日間に渡る引越し。たくさんの友人が手伝いに来てくれたが、4日目の夜は立っていら
れないくらい疲労困憊した。が、ともかく新居の生活は始まった。
公私共に疲労の多い生活は、不眠をもたらした。風邪は治らん、咳き込むと止まらん、毎日夜中に足
が攣る・・・・・・。そんなことで集中力を欠き、怪我もしたなぁ、何度も。自動皿洗い機の上で、血シブキ
が飛んだこともあった。こう見えて、私はストレスにカラキシ弱いのだ。ストレスが大きく、かつそれが続
くとビョーキになる。蒲柳の性質(たち)なのね。うふふ。新しい家の家電製品が全部新品だったという
のもストレスになった。ボタンを押す度に、「アレー?」「エー、これ何だー?」「ちっともワカラーン」。喋る
機械に奴隷のように使われる日々。でも、家の窓から見える富士山、東京の夜景、大きな空は嬉しい
慰めだった。
担当を持って常勤の仕事につくのは、6年半ぶり。仕事が忙しいから、旅やエンタメ生活もガクンと減っ
た。コンサート・芝居鑑賞などは30回。今年は、バレエ公演が増えたのが特徴か。6回の予定だったが
一度は公演を忘れてしまい、2回は仕事で行けなくなった。劇団「新感線」の公演を全部観たのも今年
のトピックスだ。赤ドクロも青ドクロも面白かったが、『レッツゴー忍法帖』がメッポウ楽しかった。コンサ
ートでは、何と言ってもヨーヨーマとギドン・クレーメルの公演が最高だった。そうそう、「ブラスト」の公演
もとても楽しかったっけ。スポーツ観戦は11回、宿泊回数は30日で、いずれも低調であった。今年泊
まったホテルで印象に残るのは、「雲仙観光ホテル」。ホテル日記も書きたいところだが、時間がね、無
くてね、ゴメンね、そのうち書くからね。
年間4割の日々は酒を飲まない「4割無酒日」は、5日の貯金で悠々クリア。しかし・・・運動が激減しち
ゃって、ヘルスクラブに行ったのは1年でたったの14回。そのせいかどうか、せっかくちょっと痩せ始め
ていた体重が、V字回復しちゃってマズイ状態なのだ。ヒジョーにマズイ。2005年の新しい年に、まず
私が取り組むべきは、体重減運動だな。「Y計画」と名つけようか。それは来年からだから、今年中はう
んと食べてもいいことにしてしまおう。
自分のことばかりグダグダ述べて来たが、日本全体にとっては災害の多い多難な一年であった。亡くな
った方々も、怪我をされた方々も、家や田畑を失った方々もたくさんいらして、忘れられない悲しい一年
として記憶に残るのだろう。来年こそ、世界にも日本にも、心安らかな日々でありますよう。
一年間、「夢子倶楽部」におつきあい頂きましてありがとうございました。何とか来年もガンバロウと思
いますのでお付き合いください。皆様も、良いお年をお迎えくださいますよう。
2004年末 夢子
ホントーに痩せるんだろうニャア え?