パクパク日記4年12月 5週
2005年は終戦から還暦。どうか、良い年でありますように。
元旦の浅間山
12月 27日(月) 晴れ スマトラ島沖大津波の被害広がる
昼 銀座INZ 「ブルドッグ」 野菜ゴロゴロカレー(辛口) フリードリンク 880円
素早いランチはカレーだす
昨日インドネシアのスマトラ島沖であった地震はマグニチュード9,0とか。地震で起った大津波の被害
の状況が徐々に明らかになって来たが、これはトンデモナイ大惨事となるのではないか。年の終わりに
こんなことまで起きてしまった2004年を長い間忘れないだろう。銀座ランチ。素早くランチ。カレーだ。
午後のお茶 銀座 「店名忘れました」 ブルーマンティン 530円
銀座教会で行われた社葬に参列。勤務先の大恩ある方が今月初めに亡くなった。私は直接お会いし
たことが無いのだが、この方がいらっしゃらなければ今日の会社は無いと言うほどお世話になったと何
度も伺った。遺影を拝見しながら、賛美歌を心をこめて歌い、ご冥福を祈る。ありがとうございました。
夜 四谷3丁目 「とき和」 煮物:里芋:がんもどき:大根:椎茸、イカわた焼き、鶏団子鍋、海老水
餃
冬はやっぱり鍋ですなぁ
今日は忙しい1日だった。夜、オーディオ機器の設定変更をして頂いたIケンイチさんと「とき和」で鍋を
囲む。イワシのつみれ汁が売り切れで鶏団子鍋。彼は釧路生まれなので、イカわた焼きが大好物とか。
私もこの店ではイカわた焼きを欠かさない。話題はバレエの話、村下孝蔵の「踊り子」の詩について。
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12月 28日(火) 晴れ
昼 一番町 「きく亭」 天丼定食(冷奴、漬物、味噌汁) 1000円
蕎麦が天丼になっちゃった
職場ランチは、今日が今年最後だ。じゃ、「吉田」の蕎麦ね、と向かうと長蛇の列が出来ていた。誰しも
考えることは同じらしい。「きく亭」ですっぽん雑炊を頼むと、それも売り切れだった。1日10食限定なの
で、どうしても食べたければ予約するのが得策だそうだ。仕方なく天丼。小ぶりな海老5、魚1、しし唐。
昼のお茶 「相模屋」 コーヒー 200円
夜 三番町 「光華亭」 忘年会大皿コース(冷菜盛り合わせ、鶏の香り揚げ、牛肉とフクロ茸と野菜の
うま煮、豚バラブロックの蒸し煮 餡かけ、白身魚のフライ甘酢餡かけ、おこげ、ビール、紹興酒
本年の仕事終了!!でも帰っちゃイケナイの。近所の中華料理屋を借り切って、大忘年会があるので
すよ。去年は途中で失礼したが、十大ニュース発表とか、職場対抗クイズ合戦とかいろいろあるのね。
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12月 29日(水) 朝から大雪
朝 家食 「MIKUNI」のクッキー、コーヒー
いつだったか初めてHDD録画予約をして失敗したが、練習用に「冬のソナタ」完全版の予約をしてみた。
20日から30日まで繰り返せば、何とか覚えられるのではないかと。バッチリよ、うふふ。世のオバサマ
方のヨン様ブームを横目で見ながら特に興味も無かったのだが、せっかく録画できたので、毎日1話を
ここのところ観ている。昨夜は午前1時から2話も観ちゃったから寝坊した。でも休みだからいいよね。
カーテンを開けると、あららー外の世界は「冬ソナ」の世界であったぞ。初雪だねぇ、でも凄い雪だねぇ。
昼 六本木 「中国飯店」 活上海蟹の老酒漬け、フカヒレの姿煮、蒸し上海蟹、酸辣スープ、雪菜と
細
の
大雪模様でもうだいぶ雪が積もっている。昼12時に六本木の「中国飯店」に向かう。今日のお昼は、こ
こでご馳走になるのだよ。この店は、上海蟹を紹介した店としても有名な超高級店だが、年末の今でも
上海蟹はあった。但し、オスね。活上海蟹の老酒漬けと蒸し上海蟹。旨いなぁ!!今年は結局上海に
も香港にも食べに行くことが出来なかったが、今日食べることが出来たのだから良しとしよう。カラダを
温める生姜茶まで旨い。フカヒレの姿煮も贅沢で目が潤んじゃう。麺もチャーハンも食べてご馳走様。
夜 家食 ハムと玉子とグリーンアスパラのトーストサンド、カレーシチュウ、みかん
雪は夕方まで降り続け、マンションの23階の我が家にも雪が積もった。マンションの高層階でもこんな
ことがあるのだ、とちょっとびっくり。昼大ご馳走を頂いたから夕食は粗食にするかんな、と自分に言い
聞かせる。でも、粗食も結構いいんだよね。スマトラ津波の被害者は8万を越えた。やっぱり。無酒日
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12月 30日(木) 晴れ 紀宮様と黒田さん正式婚約発表
朝 家食 「村上PULU2堂」のスープカレー(じゃが芋、ニンジン、椎茸、ピーマン)、「魚三楼」の無花
果の赤ワイン煮、「いわした」のピリ辛らっきょ、みかん
昨日積もる程の雪が降ったが、今朝は日の光が眩しい程の良い天気。真っ白な富士山が美しく、暫し
みとれる。こんな朝はカレーだな。冷凍しておいた札幌の「村上PULU2堂」に野菜をいろいろ入れる。
辛さ調整のスパイスをうっかりドッサリ入れてしまい焦る。食べてみると飛び上がる位辛いよん!!そ
のままの状態が辛さ0、小匙1杯で10番になるのだが、こりゃぁ50番だ!ヒーヒー泣きながら食べた。
屋根に雪が残る家々
昼のお茶 四谷「BECK’S」 ブレンドコーヒー 190円
昼前ゴミ捨て。これにて大掃除完了。え?それで終わっていいの?うん、いいの。続いて、年賀状の束
を投函。これにて年賀状作業完了。全部終わったの?うん、1110枚出し終わった。これで年末作業は
終わりじゃ。四谷駅までぷらぷら歩いて、明日の切符を受け取る。昔は長い列に並んだものだが、昨今
は駅ネットなんてのがあって、予約できるからとても便利だ。毎日通り過ぎるだけの四谷駅でゆっくりコ
ーヒーを飲む。去年の今頃は、毎日出社しなければならない仕事や大引越しを控えて、心には88キロ
ほどの重りがついていたが、今は随分軽くなって32キロ位かな。奮闘した1年として感謝しようと思う。
昼 新宿・伊勢丹会館 「AEN」 あえんランチセット(ミネラルサラダ、黒豚のハンバーグ ポン酢とコ
ロ
そのまま帰宅しても良かったのだが、何となく新宿に行く。理由?毎年年末は新宿に行っていたから。
用はなーーにも無い。映画のDVDを5本買った。今年観たかった映画2本、ふっるーーい映画3本。
昼は伊勢丹会館の4階で。初めて入る店だが、雰囲気良く、玄米やコーヒーもお替り自由とかサービス
がとても良い。これでハンバーグとコロッケが美味しければ文句は無いんだけど・・・・。花買って帰宅。
夜 家食 自家製坦々麺、「柿安ダイニング」のネバネバサラダ、「北島商店」のメンチカツとアスパラ
ごった返す伊勢丹の食品売り場で、行列があった。何の行列かわからぬが、とりあえず並んでみる。西
日暮里商店街の「北島商店」のメンチカツの行列だとわかる。「チョー気持ちいいっ!!」が流行語にな
ったブレストの北島選手のお家だ。金メダルを取ってから、西日暮里のお店には、遠いところからもメン
チカツを求めて長蛇の列が出来ているとテレビでみたことがある。買ってみっか。2個ちょうーだい。こ
の休日は冷凍庫の品々を片づけるつもりである。香港在住のK岩千賀に材料を送って貰って作った
坦々麺の具を冷凍してあった。蘇らせて濃厚なチキンスープを合わせると、またあの旨さが戻って来た。
メンチカツは、挽肉、玉葱にキャベツが入っている。どこのメンチとも違って独得の旨さがある。無酒日
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12月 31日(金) 曇り後雪?
朝 家食 「村上PULU2堂」のキーマスープカレー(茄子、じゃが芋、ニンジン、椎茸、ピーマン)、ご
飯
し
さーて、今日で今年は終わりじゃ。予報では全国的に天気は崩れ雪が降ると言っている。雪の大晦日
か。大騒ぎの年の大晦日らしい。今日のカレーは辛さ20倍位に調整した。これでいい。さて旅支度だ。
昼 東京駅 「東京食堂 Central Mikuni」 あったか鴨南蕎麦セット(鴨南蕎麦、サラダ、フォア
グラ
雪が舞い始める中を東京駅で、かねがね食べたいと思っていた「東京食堂 Central Mikuni」で今
年最後のランチ。そう、三國シェフの店である。大晦日だからあったか鴨南蕎麦セットだね。付け合せに
ついて来たサラダは良いが、フォアグラ入りライスコロッケはトンデモナイシロモノ。蕎麦のつけ合わせ
なのだから一口サイズで良いのにかなり大きくガブリと食べたらまさに焼きおにぎりのようであった。鴨
蕎麦の汁も濃いばかりで旨さを感じない。三國さんはシェフとしては凄いと思うが、多店舗化は失敗?
午後のお茶 軽井沢・軽井沢万平ホテル「カフェテラス」 ロイヤルミルクティ 700円
雪降る東京を後にもっと雪が深い軽井沢へ。マイナス2度だった。雪は降りしきるし、直行したホテルで
過ごすしかない。ジョン・レノンがお気に入りだったロイヤルミルクティ。アチャ、生クリーム苦手だった。
夜―1 軽井沢・軽井沢万平ホテル「ザ・ダイニング」 神戸牛ディナーコース(前菜:海老とチキン
のサ
原野菜
万平110
デザートはバーで
午後6時と7時45分のニ交替のダイニング。後の時間帯を選んでメニューを検討する。選んだのは神
戸牛ディナーコース。あら?去年の大晦日もここで食事をして、同じコースを選んだんでないかい?3
種類から選んだスープも同じ、ステーキのソースも同じや。人間って、1年経っても同じことを考えて同
じような行動をするもんでやんすな。万平ホテルは、今年創業110周年。記念して1100本作られたワ
インの赤は残り40本とか。記念なら1本飲むか。今晩の夕食は美味しい。2004年最後の晩餐である。
夜―2 軽井沢・軽井沢万平ホテル「ザ・バー」 ジントニック 3杯
去年と違うのは、デザートを隣のバーに持って来て貰ったこと。大食堂は、クラッシックで雰囲気満点な
のだが、全面禁煙なのでコースになるとツライ。お茶はパスしてジントニックでババロアを食べるのだ。
夜−3 軽井沢・軽井沢万平ホテル客室にて 年越し蕎麦
10時頃客室全部に年越し蕎麦が配られる。ちょっぴり量だが、これが楽しみでね。ズルズルズルっと。
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2004年
1月 1日(土) 見事な冬晴れ
朝 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「割烹 熊魚庵」 お屠蘇、元旦のお膳(祝い重、鴨雑煮、紅鮭の
塩焼
苔、ご飯、漬物) 3003円
昨夜11時半からマッサージをお願いしいつの間にか寝てしまい、起こされたら年が明けていた。マッサ
ージのオジサンに「明けましておめでとうございます」と言われる。足掛け2年揉んでもらっていたのか。
アハハハ。ホテルの元旦の朝食は8時半から。ロビーでは、樽酒が振舞われ、琴2台の演奏が行われ
ていた。「割烹 熊魚庵」の今年最初の客となる。祝い重と鴨雑煮がつく。京都の店だから、餅は丸餅
だ。ご飯のお替りをしようと思ったところで踏みとどまる。今年は「痩せる!」と決めたんだった。本当?
昼のお茶 軽井沢・軽井沢万平ホテル「カフェテラス」 コーヒー 700円、オマケのみかん
昼食は、U野君の別荘に招かれている。迎えに来てくれたU野夫妻と「カフェテラス」でお茶。正月だか
らみかんのオマケが付いて来た。別荘は雪が積もって今朝から雪掻きで大変だったらしい。さて出発。
長――いお昼 U野家別荘にて おせちあれこれ(和&洋)、キュウリとニンジンのサラダ、鯛一匹の
塩
彼らの別荘は、景色優先で作られたから、道路から急な崖を降りねばならない。雪国育ちの私も、東京
に住んでウン十年経ったので、必死の覚悟で雪の中を転げ落ちるように降りた。しかし、窓から真正面
に見える浅間山を見れば、この立地も納得。夏来た時は樹木の葉陰で見え難かったのだが、青空をバ
ックに真っ白な浅間山が盛大に噴煙を上げている光景は、スンバラシイ!!
和洋のおせちも美味しか
ったが、じっくり焼いた大きな鯛が出て来た時は思わず拍手――。程良く塩味が利き、皮はパリパリ、
中はしっとり。これを白ワインと赤ワインでね。しかも、この別荘には猫ちゃんが3匹もいるんだよ。あぁ、
良い正月だなぁ。残りの鯛の身をほぐして炊きたてのご飯にどっさり。今年食べた最高の料理はこれ。
夜 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「ザ・バー」 海老入りあんかけ汁そば 1890円、春巻(2ヶ)
520円、生ビール、ジントニック 3杯
バーで中華の出前を取る
U家での昼食は、2時前から5時半まで、3時間半以上のスローランチだった。タクシーに揺られてホ
テルに帰るも、酔っ払っている上にお腹いっぱい。このままベッドに倒れ込むと・・・・・午前2時には目
が覚め、空腹で狂う、きっとそうだ。ならば、バーでちょっとツマムか。という訳で、「ザ・バー」の今年最
初の客となった。サンドイッチ位でいいかと思っていたが、だんだん考えが変わり、中華を頼むことに。
ついさっきまでお腹がいっぱいと言っていたのに、春巻と汁そばをペロリと食べてしまいましたですよ。
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1月 2日(日) 今日も晴れ
朝 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「ザ・ダイニング」 ヘルシーブレックファースト(グレープフルーツ
ジュ
ム3
去年の今日も、ここでヘルシーブレックファーストを食べました、はい、進歩ありません。3種あるジャム
をつけて食べる美味しいトーストのお替りはグッと堪えてガマンしました。こんなんで痩せるのだ廊下。
昼 旧軽井沢 「にし川」 天麩羅せいろ蕎麦 1600円
水切りちゃんとしろ!
チェックアウトしてから、そろそろと雪道を歩いて旧軽に行く。一昨日から軽井沢の街を1歩も歩いてい
なかったのだ。踏みしめ、踏みしめ慎重に歩いたら転ばなかった。やっぱり冬場は閉めている店が多い
ね。蕎麦屋の「にし川」。結構前の話だが、ここで盛り蕎麦を食べたら蕎麦を手繰る度に水がポタポタ
落ちた。水切りがちゃんと出来ない蕎麦屋なんてどうよ、とその時は呆れた。しかし、その時たまたまあ
だったのかもしれないと好意的に考え、今日も行ってみた。手繰っても水は垂れない。よしよしと最後ま
で食べた時気がつく。お盆の上は水浸しだった。天麩羅ネタが大きいのと蕎麦の量は多くて良いのに。
夜 家食 「おぎのや」の峠の釜飯、「佃浅」の出汁巻卵・紅白なます・ほうれん草の胡麻和え、「中村
楼」の黒豆、ワカメスープ
帰宅すると郵便受けは年賀状でいっぱいだった。頂いた賀状を読み出して2時間以上になるのに、未
だ半分以上もある。もっとも、読むのに時間がかかると言っても、出すのにかけた時間に比べればほん
のちょっぴりさね。ふと西の空を見ると、美しい夕暮れに富士山のシルエットがクッキリ。ホテルもいい
けど、我が家もいいね。軽井沢帰りの夕食と言えばコレ。日本最古の駅弁屋「おぎのや」の峠の釜飯ズ
ラ。釜飯のことは以前書いたから省略するとして、漬物が旨いだいね。休みもあと1日だなぁ。無酒日
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【今週の振り返り】
「去年今年貫く棒の如きもの」 こぞことしつらぬくぼうのようなもの。はて、誰の句だったか。高浜虚子
か。除夜の鐘鳴り響く中、2004年平成16年が去り、2005年平成17年がやって来た(実際は、マッ
サージを受けて深い眠りについていたんだけどね)。昔は今のように満年齢ではなく数え年齢だったか
ら、人間も馬も猫も犬も新年の到来と共に年を取った。まさに、お年取りだ。大晦日に生まれた赤ちゃ
んも、たった2日で2歳になってしまう。だからか、昔は12月に生まれた子供を、年明けの元旦に生ま
れたことにしてしまう親が多かったそうだ。男の子は子供が十分な大きさになってから学校に入学させ
たかった。「7つ上がり」なんて言葉を親は使っていた。女の子の場合は、なるべく若く見せた方が嫁入
りさせる時有利だと思ったらしい。60歳以上の人にやけに正月生まれが多いのもそのせいなのだと思
う、きっと。
年が新しくなった途端、いつも戸惑うことがある。去年、一昨年、今年、来年の使い分けだ。元旦になっ
た途端、「今年・・・あっ、違った、去年の秋に・・・」と言い換えねばならない。去年の事は一昨年に、来
年のことは今年に。この言い換えの戸惑いは、1月いっぱい続くことになる。西暦と元号の計算方法も
メンドクサイ。昭和の頃は、誰が気づいたのか「25」という数字を使えば、すぐに言い換えが出来た。
昭和の年数に25を足せば、西暦の年になる。西暦年からは当たり前だが、25を引けばいい。最後の
昭和年になった63年は、25を足して1988年。これが便利だったから、平成になって大いに困った。そ
こで私が開発した換算法は、平成を昭和で言うと何年になるのか、という複雑(!)な数式。63+平成
年。これでいい。その方式で言えば、平成17年は昭和80年となる。知らなかった人、便利でしょ?感
心した?しない? あ、そう。
昭和80年。終戦の昭和20年から満60年が経過したことになる。「戦争」と言えば、私達の年代は、
第二次世界大戦、太平洋戦争を指すが、若い人たちにとってはどうなのだろう。随分前の話だが、入社
試験で「戦争はベトナム戦争」と書いた学生がいた。ベトナム戦争が、彼には見聞きした戦争として、一
番鮮烈に残ったのだろう。「帰って来た酔っ払い」で大ヒットを飛ばしたフォーク・クルセイダーズというグ
ループが、「戦争を知らない子供たち」を歌った。しかし、戦後60年経てば「戦争を知らない大人たち」
どころか「戦争を知らない老人たち」の時代に向かっているのだね。それは日本にとっての長い平和を
意味するのだが、世界のあちこちで今も戦火が燃え盛っていることに思いを巡らせれば暗い気持ちに
なる。戦後が「還暦」を迎えたことに感謝しつつ、自分に何が出来るか考えたい。
大晦日から滞在したホテルで、とても可愛いらしいおばあちゃんをお見かけした。小柄でほっそり、白髪
に柔らかな笑顔が眩しい。とても良い人生を送って来られたのだろうな、と周囲に思わせる所作が穏や
かだ。その時思った。「私も、あのおばあちゃんのような年の取り方をしよう!!」。これからの人生は、
あのおばあちゃんのようになること。目標が定まった。メデタシ!!待てよ、小柄は無理でもほっそりす
るにはどうするんだ?
ということで、「夢子倶楽部」本年もよろしくお願いしますだ。
あー、お腹いっぱいだニャア