パクパク日記5年2月3週
お天気は冷え冷え、カラダも、またもやイタイタになっちゃいました
2月14日(月) 晴れ 世にいうバレンタインデー
朝 家食 「みち子がお届けする若狭の浜焼き鯛寿司 840円、南高梅入りワカメスープ、「オーヴォン
ビュータン」のケーキ
昨夜とっておいた浜焼き鯛寿司を食べる。うーん、美味しいけど、やっぱり焼き鯖に比べるとお上品過
ぎるっていうかね。テレビをつけるとバレンタインデーと騒いでいた。対岸の火事のような気分だなぁ。
昼 ホテルニューオータニ お別れの会の食事:烏骨鶏のスープ麺、点心、クラシカルポークカツサンド
フライドポテト添え、バラエティ特製カレー(チキン)、「久兵衛」の握り鮨、ウーロン茶、コーヒー
今は無くなってしまった小平の隣家・K野さんのお兄さんのお別れの会に出席。場所はホテルニューオ
ータニである。いつの頃か、社葬などはホテルで行われることもある。何度か出たことがあるが、バブ
ルがハジケテから社長就任とか何十周年パーティとか、法人需要が落ち込んだままだし、次の主力商
品である結婚披露宴も海外やレストランウェディングなどと激しい競争しているらしいし。それなら、お
別れの会や法事はニューマーケットということなのだろうか。ホテルの周辺が渋滞になってしまったの
ほどの出席者で、二千人以上の参列者がいたのではないか。元首相の弔辞もあり、盛大なお別れの
会であった。お清めの間にどうぞ、と案内された大きな部屋では、ズラリと屋台や料理の台が並び、ボ
ーっとして食べているとお別れの会と忘れてしまう程。未亡人となられた道子さんが活躍したらしく、豪
華な上にセンスの光る料理が並んで選択するのに嬉しく迷う。月曜日の昼から豪華なランチとなった。
夜 四谷4丁目 「金吹」 お任せコース(水菜の梅和え、トンブリ豆腐、手羽先味噌スープ、カツオの
ニンニク醤油漬け、牛肉サイコロステーキ)、漬物盛り合わせ、ハートランドビール、凍結酒 7700円
今日の夜は、銀座のおでん屋にお招きいただいていた。ところが、ご招待主がインフルエンザで倒れら
れ、延期となった。会社でも復帰する人達がいれば、寝込み始めた人もあり、とうとう入院者も出てしま
った。重用案件が続く今、どんなことがあっても風邪やインフルエンザは跳ね返してみせると緊張感を
高めておるのだよ。「ヤマイは気から」という言葉だけでは頑張れないが、それでも緊張感がある方が、
ないよりずっと何とかなるような気もする。「金吹」の匠ちゃん、野田君と中学の生徒会で一緒だった?
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2月 15日(火) 晴れ 暖かー
朝のおめざ 埼玉「大吾」の爾出久良 、日本茶
K岩ママから頂いた「大吾」の爾出久良は日持ちしないというので会社にも持って行った。朝、最後の1
個を食べる。このお菓子は何とも言えずお上品で美味しいおすえ。持てば全部自分で食べたのだが。
昼 九段南 「中国料理 優優」 黒胡麻坦々麺 780円、半ライス 50円
九段南キンペンも12時過ぎに行くと人気店はどこも行列だ。初めての中華店に行く。看板に「大好評
黒胡麻坦々麺 いい汁かけます」とある。いい汁か。黒胡麻のいい汁ってどんなんだろ、ともう一度看
板を見直すと「いい汗かけます」。私は黒胡麻、虎スミは白胡麻の坦々麺を注文。フツーの味だったよ。
お昼のお茶 九段南 「詩」 コーヒー 450円
夜―1 麻布十番 「小やなぎ」 ふぐコース(煮凝り、ふぐ刺し、ふぐの空揚げ、白子焼、ふぐちり鍋、
特製雑炊、梅干、みかん)、ビール、ヒレ酒
たった一日なのに起こることが多々あり、夕方にはヘトヘトになる。カラダより、心がクタクタである。今
日ご一緒する方々はご丈夫なのか、風邪など引かれなかったようで、予定通り麻布十番でふぐのコー
スを頂く。亡くなった母の旧姓は「小柳」で「おやなぎ」と読むが、このお店は「こやなぎ」と読むのだとか。
ご招待者のKさんが一番気に入っていらっしゃるお店で、料理は本格的なのに家庭的な雰囲気が居
心地を良くしている。ふぐの皮で固めた煮凝りは濃厚。ふぐ刺しも噛み出がある。焼き白子の大きいこ
と!!「白子の会」の旬の部が終わり、今シーズンの白子を食べ納めした気分だったが得しちゃったよ。
最後のふぐ雑炊の作り方が独得だった。とにかく、よく煮る。スープが無くなる程よく煮て、かき回す。雑
炊というより、おじやのカンジになったところで、ようやく「食べて良し」のお許しが出る。あぁ、うまー!!
夜―2 麻布十番 「バー GATE」 タンカレートニック×3杯、乾きもの
「小やなぎ」も「幸村」もごくご近所だが、そのまた近くに、「バーGATE」がある。愛想が良いとは言えな
いご主人がやっておられるがここで楽しい夜の続きを。クタクタの心も、笑う度に癒えてやー楽しいね。
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2月 16日(水) 明け方強い地震 終日冷たい雨
昼 会社にて 中華テキトー弁当、ジャワティー
そそくさとヒルメシ
午前5時ちょっと前、大きく揺れた。地震だ。23階の我が家は大きく揺れて、ベッドで寝ていたのに酔っ
てしまう程だった。震度は3か?4か?東京直下型地震なんてのが来たら、ホントに怖いと思う。朝から
冷たい雨が降っている。心の中にも雨が降っている。時間が無いので、ちゃちゃっとお弁当を食べる。
夜 荒木町 「おく谷」 付き出し:肉入りきんぴら、空豆 500円、まぐろシューマイ 380円、カレー
大根 500円、ゴーヤーチャンプルー 600円、おしんこ(サービス)、生ビール 550円×2、冷酒
「久保田 千寿」 730円×2 @5380円
夜代々木で整体治療を受ける。身心ともに疲れいるので痛い治療はカンベンして貰った。午後8時か。
真っ直ぐ帰る手もあるが、ちょこっとだけでも美味しいものを食べたい。久々に「おく谷」に行く。いくつか
の料理と共にカレー大根を注文。何かの雑誌で読んだのだが、ここのご主人は以前カレー専門店にい
らしたらしい。小料理屋さんで出すカレー惣菜としては、抜群に旨い。ほっこりして気持ちを切り替える。
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2月 17日(木) 晴れ 今日は3月並の暖かさ
昼 会社にて 「シェ・カザマ」のカツサンドと卵・ポテトサンド 760円、ジュワティ 100円
今日もそそくさと
2日続けてのそそくさランチである。昨日と違って、今日はお天気がよいから外に出たいんだけどなー。
以前は「シェ・カザマ」のカツサンドを食べていたが、栄養的に偏るかと最近はカツも入れたミックスサン
ド。今日の具には茹で卵でなく、卵焼きが入っていた。銀座のバー「まり花」の卵サンドを思い出した。
夜 銀座 「スランジーバ」 乾きモノ、4種の胡麻豆腐、自家製レバー&チーズトースト、イカのスパゲ
ッティトマトソース、生ビール×2、ジントニック 2杯 @1万700円
昼のサンドイッチで、銀座を思い出したからというわけではないが、ホントに久しぶりに「スランジーバ」
でバー飯をすることに。この店のご主人とは古いつきあいだ。昔、あるクラブに何度か行っていた。ママ
は偶然私と同じ年で、所謂「銀座のクラブのママ」というカンジの女性ではなかった。その店のチーフを
されていたのが、今の「スランジーバ」のご主人である。やがて、ママは留学する!と宣言し、猛勉強の
末アメリカに渡った。銀座中がビックリした出来事だった。その後、私は「スランジーバ」に通っている。
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2月 18日(金) 曇り 夜半から雨
昼 三番町 「開華亭」 モヤシそば 650円、サービス餃子(2個) 150円
Y田K子さんとランチ。「何がいい?」と聞くと「麺好き、ご飯好き、炭水化物が大好き。おかずの多い店
はイヤじゃ」と仰る。ならば何でもテンコ盛りの「開華亭」。が、肉野菜炒めの量が多過ぎるとご不満だ。
お昼のお茶 九段南 「店の名前は忘れました」 ロングブラック 2杯
夜―1 巣鴨・地蔵通り 「加瀬政」 真鱈のじゃっぱ鍋コース(前菜5種、肉じゃが、真鱈の昆布〆、
真鱈のじゃっぱ鍋:アラ、切り身、白子、肝、豆腐、椎茸、野菜、雑炊、デザート) 5250円、ビー
ル、冷酒 「杉玉」 @9千円
雨の中、タクシーを急がせる。「巣鴨、とげ抜き地蔵近くの商店街に急げー!!!」。仕事がいろいろた
て込んで、出るのが30分遅くなってしまった。今晩は「麻の会」の痺れない部、つまり「非麻の会」であ
る。当初、高円寺の店に行く予定だったのだが、事情があって急遽「加瀬政」に変更となる。目当ては、
毎日青森から空輸されるという真鱈である。鱈・・・。みなさん、鱈を食べて美味しいと思ったことありま
すか?料理自慢の母が作る冬の料理の中で、「鱈ちり鍋」は一番苦手なメニューだった。一度も美味し
いと思ったことがない。輸送技術のレベルが低かった時代、北アルプスの麓の町で美味しい状態の鱈
を入手するのは困難だったということだ。しかし、子供心に「鱈はマズイ」とすり込まれてしまったのも事
実。だが大人になってから、青森で食べたじゃっぱ汁の旨さは、今でも記憶に残る。ポルトガルでは、
バカリャウと呼ばれる鱈をクリスマスイブに食べると言うではないか。「鱈はマズイ」のではなく、「美味し
い鱈を知らない」のではないか。メンバー5人のうち、3人は私と似たり寄ったりの経験しか持ち合わせ
ていない。ドドンと出て来たじゃっぱ鍋の皿。10キロ程の鱈を送って貰っているそうだが、アラ、切り身、
白子、肝がドッサリと盛り込まれている。先ずはアラ。身がハラリと骨から外れ、しっとりと旨い。次は胆。
鱈の肝なんて食べたことないぞ。臓物の臭みもあるが、不思議な旨味がある。白子は旨いに決まって
いる。鱈の身は、今まで感じていたパサパサ感ゼロ、しっとりヌメッとして美味しい。そうか、鱈はこんな
に美味しいものだったのか!濃厚な出汁で作った雑炊は、鱈が凝縮されていて美味。畏れ入りました。
夜―2 巣鴨・地蔵通り 「昔の唄の店」 ウィスキー水割り、ロック @2500円
こんなに美味しい鱈も、11月から2月までの短い期間しか食べられないのだと帰り際ご主人に教えら
れた。さて、これからどうしようか。「加瀬政」の隣に、「昔の唄の店」があった。せっかく地蔵通りに来た
のだもの、入ろうよ。店の看板に「5時間歌っても2千円」の文字が。入ってみると、お婆ちゃま方は姿を
なく貸し切り。テーブルにお菓子やおせんべいと共に、お茶茶碗が揃えてあって、お婆ちゃま方は食べ
て、歌って、お茶飲んでゆっくりされるのだそうですよ。昔昔の唄を思い出し思い出し唄いましたです。
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2月 19日(土) 雪のち雨
朝 無し!イデデデ・・・・・
遅い昼 イデデデ、カユカユカユ・・・・・
家食 薬飲むためだけの食事 「キューピー」のチーズとコーンの寒天麺
ダイエット目的じゃありません。薬飲むためにね。
またもや、朝方からカラダに異変を感じる。先月1月23日に持病である腸閉塞が起こったばかりだが、
未だ1ヶ月も経っていないのに、あの痛みが来ている。その上、胃まで痛い。胃痛なぞ、一度も経験し
たことが無いので焦る。そこに蕁麻疹の痒みまで出て手の施しようが無い。強烈な吐き気、胃痛、腸の
痙攣、下痢、全身の痒み・・・・。もう地獄のようだ。そうこうしているうちに、かかり付けの医者の診療時
間も過ぎてしまった。今日は歌舞伎座の夜の部に行く予定だったが、それどころではない。グルジー!
夜 家食 ビョーニン味噌雑炊、白桃のゼリー
寝ているうちに、痒みと胃の痛みは薄らいだ。腸閉塞の痛みが残る。夜9時頃、何か食べなくてはとビ
ョーニン味噌雑炊を作る。病人食と言いながら、これ大好物なのにちっとも旨くない。あぁ痛い。無酒日
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2月 20日(日) 曇り
朝 家食 ビョーニン梅干きしめん、ミックスヨーグルトゼリー
梅干よ、効けー!!
そろそろと目を開ける。痛みは?うーん未だ痛いぞ。腸閉塞は19年苦しんで来た持病だが、1ヶ月もし
ないのに次の発作が来るなんてことは初めてだ。過労、ストレス大敵なのだが、とにかく昨今はストレス
だらけなので、それが原因なのだろうか。梅干はお腹にいいんだと気休めだけどきしめんにのっけた。
昼 無し! 未だイテテテ・・
夜 家食 早く治れよ味噌雑炊、ミックスフルーツゼリー
今週4回目の雑炊だ。火曜日と金曜日のは、ふぐ雑炊と真鱈雑炊でこの上なく美味しかったが、昨日と
今日はビョーキのための止むに止まれぬ雑炊。健康な時はとっても美味しいんだけど、この2日間、食
事の時だけヨロヨロと起き出すだけでずっと唸って寝ていたから旨くは思えないんだろうなぁ。 無酒日
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【今週の振り返り】
そんなことで、寝ていた2日分も含めてここまでは書きましたが、振り返りはお休みさせてください。「筆
者病気のため休載」は一度やってみたかっただけなのに、こんなに早く二度目になるとは。トホホです。
ホントにスンマセン。要は、こういう状態にならないようにするには、どうするか、であります。と言いな
がら、どうすればいいんだ・・・・・・・。
で? どーするンニャ?