パクパク日記53月2週

        平穏な1週間を過ごすことができました。何よりのことです。

      

3月 7日(月) 晴れ

昼 一番町 「手打ち蕎麦 吉田」 鴨カレー蕎麦(大盛) 1500円+200円+税=1780

    旨いが高い!

K川君と「吉田」に蕎麦を食べに行く。お節介だから彼に野菜天蕎麦を勧め私は鴨カレー。ただでさえ

1575円もするので大盛りにすると1800円近い。鴨は要らんから、もっと安いカレー蕎麦を作ってよーー。

昼のお茶 一番町 「相模屋」 コーヒー 200円

夜―1 銀座 「小料理 こぶし」 付きだし小芋とこんにゃく、きんぴら、鱈の白子ポン酢、隠元の

   お浸 し、揚げ出汁豆腐、ぬた、焼き茄子、揚げ銀杏、石焼牛肉、若竹煮、寄せ鍋、生ビール、日

   本酒  「蔵」北海道、「底ぬけ」

  

  

  

  

以前は銀座7丁目のビルにもいたから、この道は毎日のように通っていた。でも、ビルの4階にこんな

「おばんざい」のような(但し高級)料理をメニューに並べた店があるのは知らなかった。K桐さんとお会

いするのは、いったい何年ぶりだろう。先輩のM石さんともメールのやり取りだけでご無沙汰だった。し

かし、短めの挨拶を終えた途端楽しい会話が始まり、それはずっと続いたのであります。女将さんのお

姉さまが嫁がれている酒造屋さんの酒「蔵」を飲む。ふーむ、なかなか。1人前頼んだ寄せ鍋も旨い。

夜―2 銀座 「バーリトルインディア」 オニオンスープ、野菜スティック、ジントニック

話も雰囲気も盛り上がって、2軒目のバー。銀座のバーなら任せてくださいよ、と「リトルインディア」へ。

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3月 8日(火) 晴れ ポッカポカで春のよう

昼 新橋 「鳥割烹 末げん」 かま定食 1050

  

次に「末げん」に来ることがあったら、その時は必ず竜田揚げ定食を食べようと思っていた。末げんの

竜田揚げは、鳥のメンチカツのようなのだ。しかし、店に入って靴を脱ぐ頃には、かま定食の程良く汁の

しみたご飯に惹かれて、いつものように、かま定食を注文。え?写真のかま定食の丼は異様に盛りが

いい?大盛りとしか思えない?なんでわかるの・・・・・。はい、大盛りでございます。+105円でございま

す。しかし、ご飯の盛りが多過ぎて残してしまいました。「大盛りを頼んで残すバカがいる」の夢子です。

夜 家食 ミニメンチトースト、ミックスビーンズと野菜のスープ、流し寄せ豆腐、フレッシュブルーベリー

とアロエヨーグルト

  

    カラダにも目にも良い食事ダス

私が家で作る料理って、意外と低カロリーなものが多いと思いませんか?そうなんです、肉もの、油も

のは極力作らないんですわ。今晩の食卓も、ミニメンチカツを除けば、野菜、大豆類、炭水化物、乳製

品、果物だけ。私はこうゆう食事を「ジジババ食」と呼んでいる。数年前から夜になるとカスミ目がちだっ

たが、ブルーベリーのサプリメントを飲み始めたらピタッと良くなった。ブルーベリー様様である。無酒日

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3月 9日(水) 晴れ 今日も東京はポカポカ でも北日本は嵐だったの?

昼 三番町 「リコルディ」 パスタランチ(ボンゴレ・ビアンコ 大盛り、フォカッチャ、コーヒー) 900円、

デザート:カタルーニャ風プリン 300円

  

昨日に引き続き、今日もあったかでございます。でも、また寒の戻りってヤツがあって、だんだんホンモ

ノの春になって行くんでしょうなぁ。U井君に教えて貰った「リコルディ」に虎スミと。まずまずのランチ。

夜―1 四谷・しんみち通り「エル・アルボル」 チョリソ、アボガド・ディップ、アサリ、メキシカンピッ

   ツァ、 メキシカンスープ、牛タン、チリコンカン、チーズ・ディップ、タコアラスなど、ビール(ドスエ・キ

   ス、ジ ントニック、赤ワイン) @6000円

  

  

  

「辛い会」の例会。例会と言っても何と1年ぶりである。かつては頻度多く開催していたのだが、会員

がいろんな会社に散らばったからかメッキリ回数が減った。T腰カイチョーの意欲が低下しているので

はないか、というスルドイ指摘もある・・・。その上、今日になって「インフルエンザだということが判明し

ました」とT腰カイチョーから欠席の連絡があった由。そういえば、1年前の会でも、カイチョーはインフ

ルエンザでドタキャン欠席したではないか。それはともかく、今日はメキシカンである。ちょっと日本ナイ

ズされ過ぎかとも思うが、食べやすい。この夜の話題は「玄関の戸」。これだけのテーマで3時間も笑い

続けたのである。中でも「マキちゃんの啄木鳥事件」話に涙を流すメンバーも。被害者A先生も登場。

夜―2 四谷 「ザ・ライジングサン」 タンカレージントニック 2杯

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3月 10日(木) 曇り 東京大空襲から60年(だそうだ)

朝 三栄町 「ドトール」 コーヒー 180円

会社に9時半に着きたいのなら、9時15分に出ても間に合う。しかし、今日は早く家を出る。銀行で税

金を払うため。不動産取得税。これを払うのは3回目だが、いつもヘンだと感じている。家を売った人は

金が入る(逆ザヤで損するケースもいっぱいあるけど)から税金払えと言われても仕方ないか、と思う。

でも、家買った人は大金叩いていて、ローンも始まるし、何かとタイヘンなんである。「国としては大した

ことは出来ませんが、これからの返済等の苦労を鑑み、些少ですが○○円をお受け取りください。家取

得のお祝いというか、励まし金というか・・・・」。これが無理なら、せめて「今年の税金、ちょっとまけて上

げます」。これがフツーだろ?なのに、現実は「1回だけだけど、ドーンと税金かけちゃうからな」である。

昼 九段南 「みさき」 鯖塩定食 800円、納豆 100円

  

焼き魚の種類がたくさんある店である。オヤジ系だから鯖は一番に売り切れる。昼ドキどっと押し寄せ

る客を素早く捌くために、店では予め魚を焼いておく。注文が来る、サッと出す、という仕組みだ。鯖塩

を頼むと、焼いてあった分は売り切れ。「焼き待ちしますかぁ?」と聞かれる。つまり、これから鯖を焼く

が時間がかかる、どうする?という意味らしい。待っても鯖です!「はい、鯖2チョー、焼き待ちでーす」

店の人だけの隠語の「焼き待ち」なんて言葉を客にそのまま言うなよ、って。だけど焼き立ては旨いぞ。

昼のお茶 「詩」 コーヒー 450円

「詩」は高齢のおバーちゃんが1人で切り盛りしている。最近、店が閉まっていて心配していたが、今日

は開いていた。右腕の痛みで全く動かなかったそうだ。サイフォンで煎れるコーヒー。静かな店である。

夜 家食 アンコールきしめん(油揚げ、長ネギ、絹さや、梅干し、卵、万能ネギ入り)、お魚ハンバーグ、

   キャベツの千切り、「和久伝」のシジミの雨煮、プチトマト、もずく酢

  

    きしめん熱がトマラナイ

今日はいくつか予定があったが、結果的にはまっすぐ帰って来た。先週から具合は良いが、油断する

と怖い。平日の疲れを溜めないことも大事だしね。ビョーニン食で何回か作ったきしめん。これが最近

いつも頭の中にこびりついている。あぁ、自分で作るきしめんが食べたい!と何度も思っているんさ。唐

津で作った「お魚ハンバーグ」というものを食べてみた。うーん、これはハンバーグではないな、カタチ

はともあれさつま揚げの味だ。「和久伝」のシジミの雨煮は生姜の香りが仄かにして上品です。無酒日

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3月 11日(金) 雨

朝 家食 アンコールきしめん、お魚ハンバーグトーストサンド

昼 九段南 「東風汁緬屋本店」 蝦仁雲呑麺(塩味・細麺) 800円、青ネギトッピング+100円、

  杏仁 豆腐 50円、コーヒー(サービス)

  

照るテル坊主のようなカタチの海老のワンタンが入ったメニュー。塩味と醤油味がある。塩味美味し。

夜 舟町・杉大門通り 「割烹 おちあい」 お任せコース(数の子豆、鱈の白子ポン酢、刺し身盛り

   合わ せ、鶏の手羽先、鯛の煮付け、海鼠酢、芋鍋、青菜漬け、雑炊)、ビール、冷酒

  

  

  

今朝K坂ママが会社で「昨夜おちあいのお座敷をお借りして打ち上げをやらせて頂きました。今度行

かれる時に、ご主人によろしくお伝えください」と言いに来た。別に私がオーナーでもあるまいし、いちい

ち報告なんか要らんよ。でも、その時は「あぁそう、今晩行くのよ」と答えた。4人で座敷を半分借りたが

M本君が痛風成り立てで、酒はダメです、プリン体ダメです、と頑な。足の指の痛さが随分堪えているら

しい。気の毒に。今晩のテーマは「臭いの研究」。ナゼかこれですっかり盛り上がったのでございます。

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3月 12日(土) 晴れたり曇ったり

朝 家食 屋久島のタンカン

    あ、あ、甘い・・・・

さて、土曜日の目覚めはどうか・・・。おっ!今週も大丈夫のようだ。何とかこのまま体調を維持したい。

2月初め懐かしい再会を果たした聡子ちゃんがタンカンをたくさん送ってくれた。鹿児島の桜島で初め

て食べた時、その甘さにギョーテンした。タンカンを覚えるのに「日銀短観」と言い換えたら、ホント忘れ

なかったレス。屋久島で作られた低農薬タンカンで、自然な甘味が口に心地良い。幾つでも食べたい。

昼 四谷3丁目 「妻家房」 チヂミ・石焼ホリデーランチセット(パチヂミ(小)、石焼ビビンパ(小)、

   白菜 キムチ、スープ、梨ジュース) 1870円 

  

一昨日木曜日の夜早く帰宅したので、「どっちの料理ショー」をチラチラと観た。ピッツァとチヂミの対決

だった。予想通りピッツァが5対2で勝った。「妻家房」のパチヂミを初めて食べた時、あまりの美味しさ

にカンドーした。2度目もカンドーは薄れなかった。しかし、昨今はあんまり。旨いけど、あのカンドーは

無いんだなぁ。多店舗化で味が落ちたのか、私の舌(カラダでないぞ!)が肥えたのか。両方だろうね。

この店、平日ランチは800円前後だが、休日のランチは、1600円台、1800円台でガゼン高くなる。この

セットの飲み物は、梨ジュースの他に生ビール、ウーロン茶からも選択可。梨ジュースは、梨そのもの。

夜 四谷3丁目 「タイ食堂 メーヤウ村」 トムヤムクン 840円、アサリ炒め 735円、生春巻 

  525円 トートマン・プラー(魚の摺り身揚げ) 630円、渡り蟹のカレー炒め 945円、東北タイの鶏ミ

  ンチサ ラダ 735円、鮮魚のペッサー鍋 1260円、パッタイ(タイ炒めビーフン) 735円、カーウパ

  ット(タイ チャーハン) 735円、生ビール、スミノフドライライムテースト  @3700円

  

  

  

夕方から駒場エミナースに合唱のコンサートを聴きに行く。アマチュア合唱団ながら、なかなかの力が

ある。場内には懐かしい顔がたくさんあり、いろんな方から声を掛けられた。終わってから一緒に行っ

A先生&マキコと3人で食事に行く。え?四谷3丁目でご飯?食事の後私の家で「冬ソナ」観たいか

ら?というご希望があり「メーヤウ村」に向かったのでございます。パクパク日記では以前ランチとして

度々登場していた「メーヤウ村」だが、いざ近所になるとあまり行っていなかった。2人はどれを食べて

も「旨い!」を連発。ならば、といっぱい注文して、マンプクになったのでございます。吉野家がああいう

状態の今、「安い、うまい、早い」は「メーヤウ村」のためにある言葉のようでございます。もちろん、その

後は、夢子シアターで韓流ドラマの鑑賞会となりました。「冬ソナ」は1話だけにして「美しき日々」もね。

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3月 13日(日) 晴れ

朝 家食 栄養万点中華風春雨スープ(ミックスビーンズ、「ポレポレファーム」の胡麻ソーセージ、緑豆

   春雨、ミニトマト、白シメジ、ちんげん菜)、くるみパンのチーズトースト、屋久島のタンカン

  

昨日は昼韓国、夜タイの料理だった。そういえば、水曜日は昼イタリア、夜メキシコだったな。中華っぽ

さが無いじゃないか。ということで、朝から中華チキンスープを作ることに。緑豆春雨とちんげん菜だけ

なら立派な中華風スープになったんだけど、ミックスビーンズや胡麻ソーセージ、トマトなど入れてしまう

と、もう何料理かわからんね。でもとても美味しいスープに仕上がった。これだけで数日暮らせる栄養。

昼 無し!

苦手なことはたくさんあるが、その1つが「開封」。郵便物、メール便、ダイレクトメール、宅配便でさえ開

けるのがメンドーなショーモナイ人間なんですわ。昼飯も取らずに、ハサミ片手にせっせと開ける。封を

開ける。安いじゃん!と思ったバーゲンは1月末に終わっていた。惹かれた公演は昨日最終日だった。

夜 家食 寄せ豆腐(万能ネギ、生姜)、もずく酢、栄養万点中華風春雨スープ(ミックスビーンズ、「ポ

  レポレファーム」の胡麻ソーセージ、緑豆春雨、ミニトマト、白シメジ、絹さや)、ライ麦パン、フレッ シュ

  ブルーベリーと豆乳ヨーグルト

  

  

「満腹よりこれ位空腹なんがいいんだ!」と強がったが、暗くなる頃には目が回る。スープは今朝作った

から温めればいい。他はチャチャチャと10分で食卓が整う。最近メニューが固定化されてるな。無酒日

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【今週の振り返り】

土曜日の夜、混声合唱団のコンサートに行った。合唱団が結成された時、「是非参加して下さい」と誘

われたが、カラオケで誤魔化している自分の歌唱力に自信が持てず、躊躇してそのままになった。スタ

ートしたばかりの頃は部員が少なくて苦労していたが、数年後には大会に出場して賞も取る程の力を

付けて行く彼らを眩しく見ていた。毎年3月に行われる定期演奏会は、いつも仕事や結婚式と重なって

聞きに行くことが出来なかった。初めて行ったのが一昨年。評判は聞いていたが、そのステージを初め

て聞いて、ここまで実力をつけていたのかと感動と同時に驚きを覚えた。昨年は多忙で欠席。そして今

年の演奏会は11回目となる。

1部は「春のメドレー」。「春が来た」から始まって、「おぼろ月夜」や「花」まで春の曲が続く。子供の頃歌

った曲、小学校の高学年、中学、高校と合唱部だったから、全部知っている曲だ。一緒に歌いたくて仕

方がない。2部は、シューベルトの「ミサ曲第2番」。ソプラノ・ソロに若林三千代さん、エレクトーン伴奏

に前田勝則さんを迎えての堂々とした舞台に圧倒される。ラテン語の歌詞、全員暗譜である!!!3

部は「Love Songs」。7曲のラブソングの中に、かつて好きだった「Mr.Lonely」が入っていて、懐かしい

ことこの上ない。そして4部は「木下牧子の世界」。アカペラ・コーラスの魅力をたっぷり感じられる舞台

だ。「おんがく」、「ロマンチストの豚」、「44わのべにすずめ」、「いっしょに」、「鴎」の5曲。「44わのべに

すずめ」は、ダニエル・ハルムズ原詩・羽仁協子さん訳の詩を木下牧子が作曲した作品。歌詞も曲も楽

しめる素晴らしい演奏だ。そして、4曲目の「いっしょに」を聞いているうちに、いつの間にか胸が熱くな

っていた。

           「いっしょに」  くどうなおこ詩

           ここで やすんでいきませんか

           すこし おはなししませんか

           きのうみた ゆめのはなしや

           あしたの おてんきのこと

           かぜの はしるすがたや

           ひかりの こぼれぐあいについて

           そして

           あなたが どこからきて

           どこにいくのか なども・・・・

           ゆっくり ゆっくり うなづきあって

           しばらくいっしょに すごしませんか

なんて優しい詩なのだろう。なんて心に響くメロディーなのだろう。なんて気持ちを落ち着かせる歌声な

のだろう。人間が取り戻したい世界は、この詩の世界ではないか。帰って行きたい世界は、これではな

いか。素直な気持ちを平易な言葉で綴っている「いっしょに」の詩が、人間ってこうゆうものだったよね、

人生はこんな風に過ごしたいよね、こんな社会になったら救われるね、と雄弁に語っている。目に熱い

ものがこみ上げて来た。この曲に出会えたコンサートに感謝したい。混声合唱団の皆さん、ありがとう。

   3部はドレスアップして「Love Songs」

            猫はいつだって、そうゆう心境なんだニャア

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