パクパク日記53月3週

       日本で35年ぶりの万博、「愛・地球博」は3月 25日開幕でーす!

      

3月 14日(月) 晴れ

昼 神楽坂 「Le Loisir」 冷製フォアグラとサラダ、北海道産真鱈ソティ ケッパーソース、タルトとフ

ロマージュのムース添え、コーヒー 3500

  

  

神楽坂の月曜日ランチにはご注意!今や観光客が押し寄せる神楽坂にとって週末は大事な営業日。

で、月曜日を定休日にする店が多いのだそうな。博物館、美術館、床屋さんみたいだね。横メシは余り

詳しくないのだが 「Le Loisir」は一時とても人気店だったらしい。ま、この日も早い時間からお客さん

が押し寄せていたが。サラダや料理の野菜がとても美味しい。思わぬことにご馳走になってしまった。

夜 荒木町 「ます味」 お任せコース(前菜盛り合わせ、穴子の薄造りと穴子の梅肉和え、鯛の白

      子焼、穴子を包んだ竹の子真丈のとろみ汁、桜塩漬け葉でくるんだ穴子の天麩羅、酢のもの、穴

      子を載 せた半田温素麺、漬物、デザート:不思議ミルク苺、生ビール、冷酒「立山」 @1万3千円

  

  

  

是非連れて行って、というポチと美紀お姫さまの要望で「ます味」を予約。何度食べても、嬉しい驚きの

ある料理を工夫して作ってくださる。今日のびっくりは、まず鯛の白子。白子の会のカイチョーをやって

いる位だから大の白子好きだが真鯛の白子は初。香ばしくて実に旨い。普段は鯛の白子は誰が食べ

ているんだろう、という疑問がワイタ。マカナイで食べてしまうのかなぁ。ご主人に聞いたところ、20匹

仕入れて白子のあったのは3匹とか。貴重なんだな。穴子を桜餅をくるむ桜の葉の塩漬けで巻いた天

麩羅。桜の香りが仄かにして季節感に溢れる。次の酢の物が絶品だった。穴子、京にんじん、ウド、キ

ュウリを梅酢で和えてある。こってりしたそれまでの胃の中も口も、この1品ですっきり。2人は「これでリ

セットされたので、あと倍食べられる」なんて仰ってね。ご飯ものは、穴子をたっぷり載せた温かい半田

素麺であった。そして、最後の驚きは、ミルクをかけた苺。レモンを絞ると乳化してミルクがたちまちトロ

トロに。何だかマジックデザートのようで、楽しんで頂いた。こんなに美味しいと酒もすすんで困ります。

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3月 15日(火) 曇り

昼 銀座・コリドー街 「古希園」 あつあつランチコース(小籠包、高菜と豚肉の汁そば、杏仁豆腐)

    900

  

読者の方から、銀座に美味しい小籠包を食べさせる店が出来ましたよ、とメールを頂いてから数ヶ月経

ってしまった。一度夜覗いてみたのだが、金曜日の夜で満席だった。小籠包好きだが、香港の「上海一

品香菜館」で食べた小籠包以上のものに出会ったことが無い。確かに「古希園」の小籠包は旨いなぁ。

但し汁緬の方は変わり過ぎていて私の口にはどうも合わない。その代わり杏仁豆腐はなかなか良い。

夜―1 京橋 パーティにて サンドイッチ(小)2ヶ、海鮮グラタン 二口、フライドポテト、ウーロン茶

  

アメフットチームの納会。昨年の11月末負けてシーズンは終わってしまったので、随分遅い納会であ

る。メインスポンサーの新社屋にお招き頂いてのパーティ。大男揃いだからとご用意頂いた料理は凄い

量だった。私?話に忙しくて、ほんのひと口ふた口頂いただけですのよ。あとはウーロン茶。ほっほほ。

夜―2 舟町 「BAR 無々」 お通し、温泉卵とほうれん草のシーザーズサラダ 620円、ギネスビ

       ー ル、タンカレートニック @3020

  

やっぱり、ひと口ふた口では今晩持ちそうも無いか。ウーロン茶だけでも寂しいしなぁ。ということで、

「無々」に行く。「無々」と書いて「ムブ」と読むのだそうな。ちょっと奥まった地下にあるバーだが思いの

外女性同士客が多い。フードメニューも結構あってバー飯にするには便利そう。これからも来ようっと。

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3月 16日(水)  晴れ

昼 九段南 「味香村」 ソースカツ丼定食 900

    ソースカツ丼好きですねん

そもそも「味香村」に通い出したのは、メニューに「ソースカツ丼」の文字を見たからだった。信州で育っ

た人間には、ソースカツ丼の方が良いのだ。子供時代を懐かしく思い出すから。この丼に蓋をして、ちょ

っとでも蒸すとキャベツがシンナリしてもっと美味しいんだけどね。満腹を約束してくれる良心的な店。

夜―1  早稲田・都バス停留所前「亀吉寿司」 お任せコース(つまみ:スミイカ・小肌、シマ鯵・

        ウニ、 大トロの炙り、握り:鯵、海老、穴子、沢庵漬け、ビール、冷酒

  

  

SY子と虎スミと女3人で亀吉寿司。2人は酒は飲まないので、上がり2杯とビール1杯で乾杯。普段は

木曜日が定休日なので、普段はなるべく水曜日は避けているのだが、予約したら定休日を変えてくれ

てドッサリ新鮮なネタを仕入れてくれた。去年から、旨いスミイカとシマ鯵が途切れなく仕入れられて不

思議なんだそうだ。逆にコハダがキロ1万円を超えるバカ値とか。どうゆうことになっているんだろうね。

夜―2 リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 枝付き干し葡萄と干し無花果、ジントニック

Sブーと来た時と同じように、酒ダメ2人はフレッシュなフルーツ使用のノンアルコールカクテルをお飲み

になられた。私はいつもと同じように安いジントニックを飲んでおる。カクテル2杯で3杯以上は飲める。

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3月 17日(木) 雨

昼 九段南 「らいむらいと」 100%ビーフハンバーグ(250グラム)、サラダ、ご飯、コーヒー 1380

  

お気に入りランチの1つ「らいむらいと」のハンバーグ。他にもメニューはたくさんあるのだが、これ以外

食べたことがない。ステーキランチを食べた人は、どうもね・・・・・・と言っていた。ハンバーグは200g

250g、300gの三種。一度くらい300gとは思ったが250gにした。相変わらずご飯がうまいんだよね。

夜−1 名古屋 「芋んちゅ」 地鶏の三品盛り合わせ、さつま揚げ、有機野菜のカラスミサラダ、ゴ

       ー ヤーチャンプルー、ウナギオムレツ、黒豚の串勝つ、豆腐とジャコのサラダ、つくね青竹 温泉

       卵 添え、生ビール、冷酒 「翔雲」 @7千円

  

  

雨の中を名古屋に向かう。花粉症の人にはひとごこちだろう。名古屋支局のメンバーと初めて飲んだ

店は北海道料理屋。そして今晩は沖縄料理中心の店だった。名古屋グルメが好きなのに、ちょっと拍

子抜けだがね。3人で飲み始め1人また1人と増えて最後は8人になった。賑やかな夜になったがや。

夜―2 名古屋マリオットアソシアホテル 「メインバー エストマーレ」 ジントニック

店を出る頃には雨は上がっていた。明日晴れてほしいなも。宿泊先のホテルのバーでもう1杯飲もう。

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3月 18日(金) 雨が降ったり、晴れたり、曇ったり、しかも風は強いし

朝 名古屋マリオットアソシアホテル 「華雲」 朝定食 2300

  

6時半起床。昨夜の酒がちょっと残っているが、しっかり朝飯を食べよう。18階の「華雲」で和朝食を食

べる。ご飯も味噌汁もお替り自由だが、朝からこんなにおかずを食べたらお替りはイカンな。やめたよ。

昼 愛・地球博 長久手会場 「クィーン・アリス」 一皿のごちそう (空豆のポタージュスープ、白

      身魚 のフリッター フライドポテト添え、パン2種、デザート:洋梨のタルトとムース、コーヒー) 3500

  

  

名鉄バスセンターからシャトルバスに乗って、愛・地球博の長久手会場に向かう。終点近くで、地下鉄

藤ヶ丘から走って来たリニモを見かける。東ゲートについた。325日の開幕に先駆けて、今日から3

日間、出展者及び報道関係者の内覧会が始まる。受付をしてゲートを潜るまでに要した時間は45分。

後で聞いた話で、この日の入場者は11千人強だったというから、開幕してからタイヘンだ。もっとも

初日ということで、セキュリティーチェックなども慣れていないせいもあるとは思うが。風が強い。午前中

に人気のあるパビリオン4つ見てから食事。レストランはたくさんあるようだが「クィーン・アリス」に行く。

なぜか開店は午後1時半と言われ、中に入って食べ出すまでに45分もかかった。お詫びにと、白樺の

樹液や白ワインをご馳走して貰ったけどね。男性陣は肉コースでチキンのローストを食べていたが、半

羽分もあって、ナイフとフォークでは収まらず、手づかみで悪戦苦闘していた。これで3500円は高い!

 名古屋マリオットアソシアホテル 「那古亭」 金襴コース(ホタルイカの酢味噌和え、フランス

       産フォ アグラのポアレ、鰆と車海老、特撰和牛フィレステーキ(120グラム)、旬の野菜焼:砂糖隠

       元・新じ ゃが・玉葱・もやし、季節の野菜サラダ、ガーリックライス、赤だし、漬物、デザート:マスクメ

       ロン、コ ーヒー) 1万5千円、生ビール 900円、冷酒「白鷹」 1300円×3  @約2万円

  

  

  

9時過ぎに会場について、帰りのバスに乗ったのは440分だった。8時間弱ほとんどの時間を歩く

か立っていたので、足が痺れてジンジンする。膝も痛い。足の裏にはマメまで出来て・・。1時間後ホテ

ルのバスに身を沈めて、大きな溜め息。「あぁ、万博は楽しいけど、ちかれるーびー」。このホテルのレ

ストランは、当日いきなり行こうと思っても満席の場合が多い。鉄板焼の「那古亭」の昨日のうちに予約

しておいた。写真の金襴コースが一番安い。両隣では、いかにも「費用は会社持ちでーす」ってカンジ

のグループが思いっきり贅沢な食材、伊勢海老とかアワビなどを食べていたけど別に羨ましくもない。

食事は自分のお金で食べてこそ、価値があるかどうかわかるかんね。1時間ちょっとで食事を終えて、

マッサージを60分頼む。「お客さーん、今日何して来たが?あちこち腫っているが・・」。もう寝てますぅ。

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3月 19日(土) 晴れ

朝 名古屋マリオットアソシアホテル 「コーヒーショップ パーゴラ」 朝食ブッフェ 2300

  

昨夜11時前には寝てしまったので、朝5時過ぎ目が覚める。あれだけ疲れていたのに、マッサージと

睡眠のお陰か、カラダは軽い(気持ちの上で、って意味です)。今朝のご飯は洋食にすっかな。イマドキ

朝食と昼食時間は殆どのレストランが全面禁煙なのに、ここは少しだけ喫煙席があるのが嬉しいぞ。

午前中のお茶 一宮 「ドトール」 コーヒー 180円

32日に亡くなったアンタミさんのご自宅にお悔やみに行く。仕事の都合でご葬儀には参列できなか

った。岐阜行きの名鉄で一宮乗り換えで岩刀という駅で降りる。お天気が良く眩しい位の日差しだ。こう

いう景色を眺めながらアンタミさんは散歩していたのね。奥様が「人は短い生涯だったと思われるでしょ

うが、主人は凝縮した人生を送ったので思い残すことは無い、と旅立って逝きました」と仰る。奥様が一

宮まで車で送って下さり、車中でアンタミさんの思い出を語りあった。お互い、涙がこぼれそうになると

別の話題にして。「奥様に感謝している、お料理が美味しいと手紙にありました」と言う。無言の車内。

昼 名古屋・エスカ商店街 「稲生」 上櫃まぶし 1850

  

ひつまぶしは、今やすっかり名古屋グルメの1つとして有名になった。名古屋人と話していて、ひつま

ぶしと言えば、熱田神宮近くの「あつた蓬莱軒」か、栄の「いば昇」かで言い合いになる。「蓬莱軒がひ

つまぶしの商標登録している」、「いや、いば昇の三代目が戦前に考案しただがね、こっちの方が好き

だがや」・・・・。そういえば、元祖争いといえば、味噌煮込みうどんの「山本屋」も2つあって、本店とか元

祖とかあるらしいだがや。私はどっちゃでもいいので、カンケーない「稲生」に行く。普通の1450円を頼

むなら、400円プラスして上を頼んだ方がお得。うなぎの量が全然違うだがや。1杯目はそのまま、2杯

目は薬味をかけて、3杯目(実は4杯目もあった)は、薬味と出汁をかけてお茶漬けでね。あぁ、満腹。

夜 家食 「山本屋本店」の味噌煮込みうどん 600円、具セット(名古屋コーチン、鶏卵、ネギ、かまぼ

こ 840円)、ピリ辛ポテトサンドイッチ(半分)

  

夕方帰宅して治療に行く。ストレスは随分減っていると思っていたのだが、診て貰うと未だあっちゃこっ

ちゃが悪いようだ。「気長に治しましょ」とのことだ。どっちが元祖かは不明だが「山本屋本店」の方の味

噌煮込みうどんを買って来た。1600+税だ。しかも、名古屋コーチン、ネギ、卵、蒲鉾の具のセット

800+税もして、11500円位の仕入れ値になる。「あんまりだがね」と文句言いたいが、買った

責任があるだがね」と言い返されたら黙る。ちっとも辛くないピリ辛ポテトサンドを半分食べる。無酒日

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3月 20日(日) 曇り 地下鉄サリン事件から10年  福岡地方中心に地震

朝 家食 ピリ辛ポテトサンドイッチのトースト、「クノール」のアサリクリームスープ、屋久島のタンカン

  

ここのところ早起きをしていたせいか、日曜日でも7時起床。張り切って山のように洗濯。朝飯も旨い。

昼 四谷三丁目 「喜多方ラーメン板内・小法師」 板菜そば(野菜ラーメン)690円、焼き餃子 360

    水菜シャキシャキラーメン

お彼岸である。仏壇にお供えする花などの買い物に出たついでに昼飯。近くに喜多方ラーメン屋があ

るのは知っていたが、行くのは初めて。中華麺は平打ちちぢれ麺が一番好きだが喜多方ラーメンがこ

の麺に近い。板菜そばは麺の上に水菜とほうれん草、揚げたにんにくがたっぷりのっている。味濃い。

午後のおやつ 「玉屋」の道明寺、桜餅、八女茶

    桜の花もついた和菓子

夜 家食 「玉屋」のぼた餅(つぶ餡、こし餡、きなこ、胡麻)、春キャベツと豆腐の味噌汁、モヤシとニラ

の四川炒め、「和久伝」鰯の富久梅煮、きくらげの佃煮

  

福岡を中心にした地震は、震度5+。時間の経過に従って被害状況が明らかになって来る。九州は地

震とは無縁だと思っていたので驚いた。今年は良い年になる予定だったじゃないの!!お彼岸なので

夕食はぼた餅にする。春はぼた餅、秋はおはぎですよね?昔我が家ではお彼岸というと母がぼた餅、

おはぎを作った。もち米を半殺しにして、大きなぼた餅にする。つぶ餡とこし餡と両方作った。私は子供

の頃甘いものが苦手だったが、長兄などはその大きなぼた餅を6つも7つも食べていた。甘いものが主

食の時は、辛いものや塩からいおかずが欲しい。四川炒めと鰯の富久梅煮が箸休めになった。無酒日

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【今週の振り返り】

1970年昭和453月25日、大阪国際博覧会が始まった。昭和39年の東京オリンピックから6年後

の大阪万博は、戦後日本の国家的大事業であった。大阪の郊外にある千里丘陵が切り開かれ、「芸

術は爆発だー!!」の岡本太郎氏の太陽の塔が完成した。アポロが持ち帰った月の石が展示されると

言う。テレビやラジオから、三波春夫の「♪ こんにちわー、こんにちわー、世界の国から・・・・・・♪」の

歌が流れ、日本国中がワクワクして開会式を待っていた。私も大阪万博に行った。その時、何歳だった

かは言わんが。ふふふ。池田市の知人宅に何泊かして、阪急池田線、地下鉄御堂筋線を乗り継いで

会場に行ったのだったか。その時、誰かと待ち合わせて一緒に回ったのに、それが誰だったかどうして

も思い出せない。それはともかく、私の万博目的は、太陽の塔でも、月の石でもなく、各国館に併設さ

れるご当地料理レストランで食べることだった。人間の性格は変わらん。

その頃、外国料理は中華やカンタンな洋食位しか日本には無かった。世界の人がどんなものを食べて

いるのか、それを知りたい。というか、それを食べたい。いっぱい食べたい!!!○歳の私の胸はその

思いでいっぱいだった。フランス館、イタリア館などは長蛇の行列。一番行列の少なかったのがソ連館

(当時はソ連)だったので、そこでロシア料理を食べた。ボルシチに入っている赤い蕪みたいのがビーツ

という野菜であることを知った位でさほど旨いものではなかった。ピロシキは揚げパンのようであった。

その2ヶ月後に、もう一度万博に行った。その時も人気国のレストランを諦めて、えー・・・どこだった

か・・・そうだ、カナダ館に行ったのだ。何を食べたのかは忘れてしまったが。

あれから35年が経って、3月25日から愛・地球博が始まる。金曜日に幸運にも内覧会に行って来たの

で、ちょっとその報告を。名古屋東部丘陵の長久手町、豊田市、瀬戸市に跨った会場は広々している。

ゲートは東、北、西の3つあるが、藤ヶ丘駅から10数分リニモで来ると北ゲートから入ることになる。荷

物チェック。ドームなどで既にお馴染みになったが、ペットボトルの持ち込み禁止、何とお弁当も持ち込

み禁止!!ここで揉めそうな予感。金属探知機のゲートを潜るが、予め検知されそうなものを別にして

おけ、と指摘されている物の中にベルトも入っていて、ウームと唸る。入るまでに時間がかかりそうだ。

会場が広いことと、時間が無かったので、人気の出そうな企業館をいくつか回った。

日立グループ館:巨大な滝の流れる建物の入り口で、最小クラスのICチップが内臓されている入館チ

ケットの登録や、顔写真などを撮られて入場。「ネイチャービュアー」というものを渡されて、世界の希少

動物情報を得る。でも、これって次のメインショウ、ライドに乗ってMR体験する順番待ちのヒマ潰しの

ようでもある。ライドに乗るには、どこに誰が乗るかを登録する。これが重要。ジオラマと3DCGを組み

合わせた複合現実感を味わえる。何が見えるかは内緒。とても楽しい。子供には大受け間違いなし。

でも、楽しいからってアホ顔していると、あとで赤面することになるんだよー。

トヨタグループ館:ここも大人気になること間違い無しね。「MOVE LIVE」のタイトルで繰り広げられる

メインショーは、楽器演奏ロボットが登場。二足歩行をしながら、トランペット吹くんですわ。チューバや

ドラムスのロボットも。このロボットの凄いところは、人間が楽器を演奏する時と同じように唇の動き、指

の動きを同様にして、ホントに吹いているところ。カンドーである。ロボットが惜しまれて去ると、1人乗り

未来コンセプトビーグル「@−un@t」をメインにしたショーに移る。ちょっと長いけどね。

  

三井・東芝館:長い待ち時間必至のパビリオンだが、是非体験したい。「グランドオデッセイ」と言うのだ

が、観客全員が映画の出演者となって、加山雄三船長率いる宇宙船鑑のクルーになるのだよ。「フュー

チャーキャストシステム」という技術を使っているのだそうだが、そんな訳で観客の顔写真を全員撮影し

なくっちゃアカン。ということで待ち時間は我慢するのだ。私に振り当てられた役は「ブレーン」。しかし、

一緒に入ったメンバーの中でもS口さんは大活躍して、彼がスクリーンに出て来る度に全員で大笑いし

た。会場の仕組みも、最後に明らかになる。お楽しみに。

グローバルハウス:全体が3つに分かれている。オレンジホールとブルーホール、そしてマンモスラボ。

オレンジホールは600インチのスーパーハイビジョンシアター、ブルーホールは幅50メートルのシーム

レススクリーンのあるレーザードリームシアターであるが、入り口が別になっているので注意。両方とも

ホールを経てから、隣接されたマンモスラボに初めて行くことができる。25メートルのゆっくり動く歩道

に乗って約1分間呼び物のマンモスを見るってわけ。シベリアの永久凍土で発見された1億8千年前の

ユカギルマンモスね。集中して見ないと、すぐ出口に着きます。

バイオラング、中日新聞プロデュース共同館組織委員会の「夢みる山」なども見た。他にも三菱未来館

「もしも月がなかったら」、「さつきとメイの家」(一日800名限定で完全日時指定制です。毎月1日にコ

ンビニのローソンで翌月の予約をしないといけないそうよ)、日本ゾーン、各国館など見たいものはいっ

ぱいある。しかし、足が痺れて膝がガクガク。もう歩けん、ということであとは諦めた。ショップでモリゾー

とキッコロ人形など買って、万博会場を後にした。大阪万博は国民の半分以上が行ったことになる

6400万人、愛・地球博の予想来場数は1600万人。さてさて、9月25日までに、何人がこの万博を楽し

むのだろう。会場の地名が長久手なのでというワケではありませんが、行列が長久手も、待ち時間が

長久手も覚悟を決めて楽しんでください。

  

      これは再現したマンモス             ここから長い行列です       歩道が動いているからうまく撮れず

                               私も万博に連れて行ってー、ニャー!!

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