パクパク日記5年3月4週

           あの大騒ぎの引越しから一年が経ちました・・・・春です

       

3月 21日(月・祝日) 晴れ

朝 家食 「玉屋」のお赤飯、茹で砂糖インゲンとプチトマトの胡麻ドレッシング、「和久伝」の鰯の福久

梅煮とアサリの雨煮、春キャベツと豆腐の味噌汁

  

昨日の地震は、マグニチュード7とかで、中でも玄海島の被害が大きかったらしい。この地方の地震は

107年ぶりと言うから、生まれて初めて経験する人ばかりだろう。「明日はわが身」と思っていないとイ

ケナイようだが、23階に住んでいる身では、ちと心細い。昨日食べた桜餅もぼた餅も「玉屋」のもの。

大正元年創業の老舗だが、あの苺大福を発明した店と言えばわかりやすいだろうか。すぐ近所にあっ

て、正月以外は年中無休、朝から営業している働き者の店である。何で朝から赤飯か? 好きだから。

昼 早稲田 「モスバーガー」 フィッシュバーガー(マヨ抜き)、グリーンサラダ、オニオンリング、クラム

チャウダー、コーヒー 1040

  

午前中から、溜まった古新聞、ダンボールを汗びっしょりになって片づける。台車で3回運んですっきり

した。早稲田のマンションの裏にある新江戸川公園に出かける。白梅、紅梅も見事だがこの公園にあ

る辛夷の大木が大好き。毎年開花しているか観察を続けていた。去年の開花は3月10日前後だった

のに、1週間前は未だ蕾だった。桜も今年は遅いらしいからね。行ってみると、5分の咲き。うーん、残

念。遅めのランチは「モスバーガー」で。クラムチャウダーは季節限定商品だから、今のうちに食べよ。

夜 家食 砂糖インゲンと玉葱の卵とじ、「加島屋」のサーモントラウトの味噌漬け焼き、ネギ納豆、豆

腐と青ネギの味噌汁、ご飯

  

今晩の食卓もジミーな「ジジババ食」です。でも、これが旨いんだな。名古屋弁ならどえりゃーうみゃー

でいかんわ?これなら何杯でもご飯を食べられると思うが、そうはしちゃアカン。節制だ!!!無酒日

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3月 22日(火) 曇りのち雨

朝 家食 「神戸 太平閣」の豚まん 2ヶ、「味のこころ」の卵スープ、砂糖インゲンと玉葱の卵とじ

  

M先輩から箱が届いた。中身は、わーい!神戸の豚まんだぁ!!それも10個も。レンジで温めるコツ

も書いてあったが、やっぱり20分かけて蒸す方が旨いっしょ。ほくほく。美味しいけど、豚になるような。

昼 家食 東洋水産・まるちゃんのカレーうどん(長ネギ、絹さや、卵入り)、葡萄ゼリー

  

日清食品のチキンラーメン、味噌ラーメン、東洋水産・まるちゃんのカレーうどん。何十年食べてるの?

夜 杉大門通り・舟町 「ハレルヤ亭」 チャンジャ 525円、揚げ昆布 525円、韓国海苔 525円、

      白 菜キムチ 420円、豆腐チョリム 1050円、チヂミ 1050円、ユッケ 1575円、サムゲタン 

      2625 円、生ビール 500円、冷酒(月桂冠) 800円  @7500

  

  

  

随分前からH川君とは飲みに行く約束をしていたが、やっと今晩飲むことに。店をあれこれ悩んだ末、

前回骨ごと全部食べられるサムゲタンを食べたくて「ハレルヤ亭」を予約した。揚げ昆布はこの店の名

物らしいが、ちょっと甘くて美味しい。これ酒のツマミにいいねぇ。豆腐チョリムも初めて頼んでみたが、

優しい豆腐に糸唐辛子がたっぷりで、これもいいですなぁ。H川君は生ビールのジョッキを6杯も飲む。

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3月 23日(水) 雨

昼 四谷三丁目 「無門」 ミニ鉄火丼と蕎麦(温)のセット 1100

  

午前中治療に行く。新しい悪いところも見つかって喜ぶ。ヘンな話だが、いつぞや「この治療院で悪い

箇所トップ3」と言われたので意地になったみたいね。良くなるところもあるから悪箇所が減るのよね。

アハハハ。小丼と蕎麦のセット。温かいのか冷たいのか?うーん鉄火丼は冷たいから蕎麦は温でね。

夜−1 新橋・ガード下 「謝謝」 お任せコース(干し豆腐、きゅうりのニンニク和え、野菜、ガツの

      ピリ 辛和え、鶏肉の辛味炒め、海老とブロッコリー、メレタス炒め、麻婆豆腐、蒸しパン、タピオカ

      杏仁、生ビール、紹興酒 @5千円

会社を早めに出て用事を2つ済ませる。7時半だ。Sブーに連絡すると「謝謝」に行こうと言う。以前はし

ょっちゅう行っていた「謝謝」に何と1年は行っていないぞ。お馴染みの加藤店長がびっくりして迎えてく

れたが、調理長が代わってしまったらしい。いつものお任せ料理。懐かしいなぁ。2人でお喋りしている

と隣の席に見たことのある2人が・・・・・・。彼らはエラク驚いていた。紹興酒の残りは彼らに進呈した。

夜―2 新橋 「バーアトリウム」 ジントニック

「アトリウム」は3階にあるのだが、今週金曜日から、同じビルの地下に姉妹店をオープンさせるのだそ

うだ。湯島の名バー「EST!」のご主人の息子さん2人が経営されているが、地下はお兄ちゃんの方。

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3月 24日(木) 曇り後晴れ 夜雨  

朝 家食 「太平閣」の豚まん 1ヶ

豚まんを送って下さったM先輩に「豚まん2個食べました。豚になっていく感じがします」とお礼メールを

書いたところ「一度に2個はブタ、じゃなくてタブーでっせ」という端的なお返事が来ましたぜ。グサッー。

昼 四谷三丁目 「北前そば 高田屋」 カレー丼と蕎麦(冷)のセット 700

  

数年前、新橋に出来たばかりの「高田屋」で昼食を食べたことがある。店に入るなり、店員が「いらっし

ゃいませー!!!」と怒鳴ると、店中の店員全員が「いらっしゃいませー!!!」と呼応する。歓迎する

つもりなのはわかるが、耳元で怒鳴られる客の身にもなってみろ、と不愉快だった。飲食業って、良い

サービスを心がけるのは当然としてもその方法が客にとって愉快か不愉快かを考えないとダメだよね。

以来その店には行かないことにした。四谷3丁目店はどうか。良かったぁ、2人が普通の声で言っただ

けだったのでホッとする。生の山葵がついて来るのは、ここや「そじ坊」など安い店が多いのが面白い。

夜 荒木町・柳しんみち通り「おく谷」 お通し:カボチャ、花山葵のお浸し 500円、空豆 500円、

      カレ ー大根 500円、新玉葱のつくね焼き 780円、ゴーヤーチャンプルー600円、春キャベツの

      海老 コロッケ 800円、生ビール、冷酒「〆張鶴」 @6700円

  

  

    どの料理も安くてうまい!

「おく谷」で「本日はタイヘンお世話になりまして」とケンイチさんと乾杯。いつもながらカレー大根は旨

いなぁ。本格的なカレールーを大根につけて食べるということを発明したところもエライ!新玉葱のつく

ね焼きも旨い!ケンイチさんはここのとこ日本酒の「開運」に凝っているがそれはここには無いのだよ。

ほろ酔い加減で帰宅し、設定やらHDDDVD焼き教室などをやって頂く。ホントお手間をかけます。

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3月 25日(金) 晴れ  愛・地球博開幕  W杯最終予選イラン戦 1−2で敗戦

朝 家食 味噌雑炊(春キャベツ、玉葱、シメジ、長ネギ、卵)

昼 四谷3丁目 喜多方ラーメン板内 「小法師」 胡麻味噌ラーメン、ご飯(ランチタイムサービス) 

     670円

    3末までの限定メニュー

先週初めて行った喜多方ラーメン「小法師」にまたもや行く。2月3月の限定メニューの胡麻味噌ラー

メンがあるうちに行こうと思ったのだ。そんなことだけ妙に覚えておるのだね。フツーの味だったけど。

夜 四谷3丁目 「金吹」 お任せコース(ハムとキャベツのマリネ)、湯葉 山葵醤油、鶏ガラと細

       うどん のスープ、カツオのニンニク醤油漬け、牛肉のソティと6Pチーズ 野菜添え、漬物と南高

      梅の盛り 合わせ、タタミイワシ、厚焼き卵、苺とパイナップルの特製デザート、ハートランドビール、

      凍結酒    @ 8000

  

  

  

愛画伯が処女作の単行本『東京デビュー』を上梓されたというので、お祝いすることになった。「先生、

ご上梓おめでとうございます」と乾杯してから、画伯はこうおっしゃった。「ジョーシって何です?」ゲゲゲ。

「愛先生、そ、そ、それはジョーシキでしょうに・・・」。昔彼女は下戸だったのに、突然強くなって凍結酒

がグビグビ。私の皿のハムや肉もパクパク。いつの間に逞しくおなりだ。愛ちゃんの北海道から東京に

出て来てオタオタする姿が可愛い『東京デビュー』(1000円)買ってあげてね。店主の匠ちゃんがお祝

いデザートを作ってくれた。3人で我が家に移り、気になるイラン戦を観る。あら、負けてる。後半になっ

て同点としたものの、また1点取られて・・・試合終了。ガックシ。愛画伯はぐっすり寝ていらしゃいます。

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3月 26日(土) 晴れ

朝 家食 味噌雑炊(春キャベツ、玉葱、シメジ、長ネギ、卵)、もずく酢

  

お腹をこわした時の楽しみはこの味噌雑炊ときしめんを食べること位しか無いが、元気な時も旨いよ。

昼 会社にて 「銀亭」のツナと野菜のサンドイッチ、カレーパン、お茶

    食事時間5分!

ランチのパンを持って午前中出社。誰もいない。何ってたって、休日出勤だかんね。メールも来ないし、

電話もかかって来ない(どこかで鳴っていたが無視)し、休日は仕事がはかどるねぇ。これだけ集中して

働いたのも珍しいぞ。約6時間でほぼ今日の予定は終了した。根気と力を使う仕事で頭はちょこっと。

夜 新宿・伊勢丹 「西櫻亭」 メンチカツレツ 1890円、サラダ・ライス・コーヒーセット 735円、苺

   のバ バロア 525

  

  

約6時間会社で過ごして、帰りは新宿へ。ビッグカメラ、紀ノ国屋、伊勢丹と買い物を済ませ、未だ早い

がお腹が空いたので夕食にする。「西櫻亭」は久々だ。メニューをシゲシゲ検討するも、やっぱりいつも

と同じようなものを頼んでしまうんですな。メンチカツ好きだから仕方ない。帰宅しても作業する。無酒日

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3月 27日(日) 晴れ  本日は引越し1周年!!!

朝 家食 「加島屋」のキングサーモンコロッケトースト、プチトマト

  

本日327日は、引越し一周年である。一年前の今日は、大阪から応援に来てくれた恭子と朝5

半にリーガロイヤルホテルで目覚め、早稲田から四谷3丁目の大引越しを開始した。新居には7人の

手伝いに来てくれて大騒ぎであった。翌日も2日目班の方々が手伝ってくれて。あれから1年かぁ・・・。

ホント大変だったよなー。延べ17名の皆々様、その折はお世話になりやしたー。で、今朝の朝食。瓶詰

めの鮭で有名な新潟の「加島屋」が、1週間限定(今週は限定づいておる)でキングサーモンコロッケと

いうのを発売していた。温めてトーストに挟んでパクリと食べてみると、サーモンの味が濃厚なんだわ。

昼 新宿御苑 「礼華」 季節野菜の塩味汁緬 1200円、杏仁豆腐 500

  

  

買いたてのカメラをしょって新宿御苑に練習に行く。その前に腹ごしらえ。1年前に出来たばかりなのに

早くも人気店になった「礼華」。ライカと読む。カメラの練習日のランチが「ライカ」なんて面白いよね。で

も私のカメラはライカではありません。ランチのラストオーダー2時前に入ったので席があったが、会計

する人の会話「待った甲斐がありました。とても美味しかった」という言葉が聞こえたので、昼ドキは混

むらしい。季節野菜の塩味汁緬というからタンメンが出てくると予想していたが、嬉しい誤算であった。

グリーンアスバラ、ヤングコーン、赤いパプリカ、白菜などちゃんと吟味した野菜が薄くトロリとした餡と

共にのっている。スープは野菜のあま味が出て実に旨い。その上サービスが良いので好きになった。

四谷三丁目 午後のお茶 「ドトール」 コーヒーM 230

新宿御苑で小一時間撮影しただけなのに、気がついたら180枚も撮ってしまった。シャッターを押すと

パシャッという振動が手に響いて気持ちいいんだ、これが。花の写真は望遠にして周囲をぼかすのね。

夜 家食 「加島屋」のキングサーモンコロッケ、生野菜、エノキ茸とニラの四川炒め、もずく酢、ネギ納

   豆、白菜と豆腐の味噌汁、ご飯、屋久島のタンカン

  

最近何かと忙しい。仕事で、というワケではないのだが何となく気忙しいのだ。あっ、あれやらなくっちゃ、

これ中途半端のままだった、そいつは何時やるんだ・・・・って感じ。だからご飯作りは素早くね。通常の

炊き方だと随分時間がかかるのに、急速炊飯モードにするとアッという間に炊けてしまった。オカズが

足りないかと思ったが並べてみれば多過ぎるじゃんね。昨日開幕戦で初勝利を得た楽天、ロッテに〇

―26で負けたんだって。新記録?それに比べ朝青龍は3場所連続11回目の優勝。エライ!無酒日

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【今週の振り返り】

私の父は下手な囲碁を打つことと草花の土いじりをたまにするくらいで、たいした趣味の無い人だった。

酒が好きで、というより溺れている状態だったから、趣味を楽しむような時間がなかったとも言える。給

料の半分以上飲んでしまうので母はヤリクリにタイヘンだった。多額な酒代は困ったことであったが、お

洒落には凡そ興味はな、あてがわれたものを着ていたし、何かを蒐集するようなこともなかった。酒代

以外は使わない。そんな父だったが、生涯で2つだけ高価な買い物をした。カメラと8ミリ映写機。カメラ

は蛇腹で、蓋を開けると蛇腹のレンズが飛び出した。父が撮ってやる、と言うので不動の姿勢を取るを

と、計測機みたいなものを出して「絞りがこれなら・・シャッタースピードが・・」となかなかシャッターを押

さない。そんな風に撮った写真だが出来はたいしたことなかった。8ミリ映写機は当時とても高価なもの

で、近所の人に映写会やりますよー、と声をかけると何軒もの家から人が集まった。白いシーツを箪笥

にかけてスクリーン代わりにし、電気を消す。真っ暗な部屋のシーツに、我が家の花見遠足の場などが

写し出される。近所の人は「あっ!夢子ちゃんだ!動いた!!」なんて歓声をあげるのである。家庭で

動画を記録して再生するということじたいが贅沢なことだったのだ。小学校の授業でも、映写機は高い

ので、幻燈を使っていた時代だからね。家族の中でカメラに興味をもった人間は誰もいなかったから、

父のカメラと8ミリ映写機は箪笥に長く仕舞われたままになった。

いつの頃からか、私はちょっとだけ撮影するのがキライじゃないな、と思い始めた。海外旅行に出かけ

ることが増えてくると、ニッポン人だからやはりカメラ持参でパシャパシャやる。銀盤カメラ、いわゆるフィ

ルムを入れて撮るカメラを何台か持っていた。3週間も海外を旅して、たくさんのフィルムをカメラ屋さん

に持って行く。出来上がる日をワクワクして待ち、紙焼きを受け取る。早く見たい!から家まで走る。待

ちきれずに玄関あたりで袋から紙焼きを取り出す。あぁ・・・真っ黒・・・・ピンぼけ・・・あぁ・・・。24枚撮り

なら7枚、36枚撮りなら12,13枚は失敗作でがっかりする。誰でも撮れるカメラのハズなのにねぇ。それ

でも懲りずに膨大な失敗作を撮り続けていた。

そんな下手ッピーが劇的に上手になったのはデジカメの出現だ。2000年の暮れ、ソニーのサイバーシ

ョットシリーズのDSC-F505(通称デカちゃん)を皮切りにDSC-P1(ピーちゃん)も買う。このデジカメを

毎日持ち歩き出したことから、この夢子倶楽部が始まった。ベトナムで愛機ピーちゃんが故障して入院

させた間に、テンちゃん(先日ケンイチさんちに養子に出した)、ブイちゃんも買った。4台も持っていた

んである。この4台はいずれもソニー家の一族だったが、この度ペンタックス家からも仲間を増やすこと

にした。PENTAX*@stDSっていうデジタル一眼レフカメラさ。えへへへ。デジタルの便利さに涙流す程

感謝しつつ、いつかは一眼レフを持ちたいと思い続けて来た。その一眼レフにデジタルが登場したこと

で夢が叶ったぞい。もうこれ持つとカメラマン気取りになるから不思議やね。手に響くシャッター音たまり

ませんわ。未だ1時間しか練習していないが、これからビシビシ腕を磨いて、みなさまにもペンタ君(と

いう名前にしたんよ)の作品見て貰おう思ってますねん。なんで急に関西弁やの?わからん。

   

             ピーちゃんやなくてペンタ君で撮ってえなぁ ニャー

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