パクパク日記5年6月4週

      木金土曜日となぁ、関西に行って来ましてん。今年はこのぶんやと空梅雨でっか?

          

6月 20日(月) 晴れ あっちゃー

朝 無し!

帰って来てから、朝食を食べようという意欲が低い。どうして旅に出ると、あれだけモリモリ食べるのに

家にいると食べたくないのだろう。不思議だ。次の旅のために某国のビザを取得する必要があるのだ

が、ヴェトナムに行っていたので待って貰っていた。速達簡易書留で郵送する。パスポートも大活躍。

昼 白山下 「洋食屋」 パスタランチ(真カジキとレタスのマリネスパッゲティ、サラダ、パン、アイス

       コー ヒー) 950

  

月一の病院「えー血圧はと。おっ、120−72。理想的だねぇ」と先生に褒められる。へへん、どんなも

んだい。「洋食屋」という変わった店名の前を今まで何度通っただろう。今日初めて入ってみた。地元の

客で店内は満員。メニューの数も多いが、料理の量を誇る店のようだ。味は旨くもないが不味くもない。

夜 渋谷 「TOKYO MAIN DINING ナムル盛り合わせ、ピッツァ、パスタ2種、チキンローストと

フライドポテト&ショートパスタ、生ビール、黒生ビール、ジントニック 2杯 【料理は5人分】

  

    5人前ですからね、写真は

白山から一旦帰宅し、午後は別の治療院。今日3回目の出陣で渋谷に行く。もう長年常任理事をして

いる団体の理事会がある。隠居になってから、難しいことで頭を使ったことが無いから、会議について

行けないのでは、という不安もあったが、始まってみればお喋りばかり。9時に終えて5人で食事に行

く。酒が入ると大胆なアイデアもドンドン出て「これから会議はいつも酒入りにしませんか」なんて動議も。

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6月 21日(火) 晴れ 今日は夏至

朝 家食 山盛りキャベツのサッポロ味噌ラーメン、もずく酢

    ほんま山盛りやぁ

帰って来てから、一度も雨が降っていない。長い梅雨の中休みなのだね。今日は夏至。夏はこれから

なのに、既に昼間の時間が少なくなるのか。キャベツ約4分1を入れた巨大なキャベツラーメンです。

昼 無し!!

撮影した写真からプリントするものを選んでいたら、2時間も費やしてしまった。イカン!銀行とヘルスク

ラブに行かねばならないのに。えーい!昼は抜きだ。ヘルスクラブをサボらないようエステを予約する

ようになったのだが、今日はエステのみで運動は無し。ご褒美だけ頂いて義務を果さないってダメよ。

夜 渋谷シアターコクーンにて カツサンド 700円

  

6時半から渋谷のシアターコクーンで「桜姫」を観る。コクーン歌舞伎といえば、勘九郎(現勘三郎)が一

座を率いて奮闘していたが、今回は親分はお休み。南北の作品「桜姫」を串田和美の演出で、義兄弟

にあたる中村福助、橋之助、息子の勘太郎、七之助、中村扇雀、弥十郎などが演じた。主演の福助は

熱演であるが、玉三郎を超えてはいまい。橋之助は釣鐘の権助役では進歩。一番ウケテいたのは扇

雀で、彼が演じた局長浦が出るとヤンヤの喝采。口上役のあさひ7おゆきは、余りの下手さ加減に彼

の出番には目をつぶることにした。15分の休憩を挟んで、3時間15分の上演。あぁ、疲れてしまった。

夜―2 渋谷 「Seagafredo」 チェリータルト 300円、アイスコーヒー 340円

芝居小屋を出て時計を見ると、もう10時を随分過ぎている。渋谷は、今やガキの街になってしまって、

大人が今から落ち着いて食事をするような店は数少ない。劇場でマズイカツサンドを食べてことでもあ

るし、甘いものと飲み物だけで夕食とすることにしちゃおう。タルトは余りに不味くて半分残した。無酒日

    もう10時半です

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6月 22日(水)  雨のち曇り

朝 無し!

昨夜眠れずに午前4時頃まで悶々と過ごした。右目と左膝に異変を感じる。それでも8時には起きた。

こんな感じでは私はいつも旅に出かけていた方が健康的ということなのか。私はそれでもいいけどね。

昼 歌舞伎座にて おでん定食(おでん、茶飯、漬物) 1200円−歌舞伎会割引き100円=

      1100 , 茹で上げ豆と抹茶アイスクリーム 300

  

ようやく雨が降った。土曜日の朝帰国してから、梅雨だというのに雨は降らないし、と思っていた。心で

は安心しながらも、やっぱり雨はイヤだね。昨夜も歌舞伎、今日の昼も歌舞伎。今月は歌舞伎3回目

なのだ。演目は、『信州川中島合戦』の輝虎配膳、『素襖落』、『恋飛脚大和往来』の封印切と新口村。

『素襖落』の太郎冠者は吉右衛門、『恋飛脚大和往来』の亀屋忠兵衛は染五郎、八右衛門と父の孫右

衛門は仁左衛門の二役。染五郎は最近上方モノも積極的やけど、前半の軽い上方若者ぶりがなかな

か良くでけてたでー。傾城梅川の孝太郎さんはなぁ、彼の容姿ではどうしても傾城には思えへんのや。

夜 東銀座 「おさき」 お任せコース(スズキの酢醤油がけと生ウニ、鱧の湯引き梅酢かけ、湯葉豆

      腐、イサキとアオリイカのお造り、鱧と小芋のとろみお碗、カマスの塩焼き、海老の新蓮根の挟み揚

      げ、イサキの白子焼、生姜煮、煮麺、ビール、冷酒 「白鶴生酒」 @1万3千円

  

  

  

Sイチローと飲む。昼の部歌舞伎座で約5時間過ごし、代々木の整体に行って、また東銀座に戻った。

ヴェトナム、カンボジアで撮影した写真が今朝出来上がり、お茶を飲みながらニマニマニマと笑ってい

たのだが、彼にも見せる。デジタル一眼レフを買ってから、写真の出来を自慢できるということは実に嬉

しいことである。帰ってからロクなものを食べていなかったから「おさき」のお任せコースは有り難い。飛

騨高山出身のご主人が、時々の食材を美味しく調理してくれて、どれも美味しい。酒飲み過ぎですか?

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6月 23日(木) 朝小雨 のち曇り

昼 目黒 「陳府」 塩味鶏麺と半チャーハンのセット 900

    今日の昼飯はちょっと・・・

大荷物を持って家を出る。小雨がパラついているが、これ以上傘ももてないので雨は無視して目黒へ。

初めての中華料理屋で昼飯。何だか味がよくわからん。付け合せのような半チャーハンの胡椒が効く。

夜−1 神戸三宮 「レストラン オルフェ」 フレンチコース:アミューズ、中トロのタルタル風 温泉

       卵と キャビア添え、バゲット、米茄子とフレッシュフォアグラ トリュフソース、手長海老のソティのリ

       ゾッ ト、イベルコ豚のソティ 滑らかポテト添え、マンゴーのミルフィーユ仕立てバニラアイスクリー

       ム、 ハーブティ、シャンパン、白ワイン、赤ワイン

  

  

  

午後の飛行機で伊丹空港に着き、バスとタクシーを乗り継いで六甲アイランドのホテルへ。また三宮に

タクシーで取って返して千賀社長の会社へ。ふーん、結構広々したオフィスなのだわね。20数年ぶりに

ミーちゃんとも再会。近くのフレンチレストランにご招待頂いた。私は無事決算を終えた千賀社長の慰

労をしようと思ったのに、彼女は私の引退記念のお祝いを企画してくれていた。シャンパンで「お疲れ様

でしたー」「ありがとう!」と乾杯。料理の皿数が多くて、メインディッシュの前に既に満腹に近い。選ん

で頂いた赤ワインが「ちょっと軽い」と正直に感想を言うと別の瓶に代えてくれた。ラッキー。ご馳走様。

夜―2 六甲アイランド・神戸ベイシェラトン 「トップ・オブ・シェラトン」 ジントニック

    六甲の夜景がキレイ!

千賀社長お祝いにはホテルの用意というものも入っており、彼女も隣部屋に泊まることになっていた。

帰る必要が無ければジックリ飲もうと21階のラウンジへ。でも12時に閉店。じゃあ、続きは部屋でね。

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6月 24日(金) 晴れ 大阪も31度超え

朝 六甲アイランド・神戸ベイシェラトン 「ガーデン・カフェ」 朝食ヴュッフェ 2400

  

隣の部屋のドアが閉まる音。千賀社長は早くもご出勤だ。私は隠居なので、部屋でゆっくり。旅の途中

なのだから朝食も食べねば。大きなホテルのヴュッフェのわりに料理の数が少ないか。今朝は和食で

まとめよう。神戸のホテルらしく、明石焼もあるよ。小さな蛸が入っていて、味はたいしたことないけど。

昼 大阪中之島・リーガロイヤルホテル 「鉄板焼 なにわ」 ハンバーグランチ:サラダ、ハンバー

     グ、ライス、味噌汁、漬物、レモンシャーベット 3000

  

ホテルの2階に直結している六甲ライナーに乗ってJRの住吉駅まで行く。淡路・神戸大震災から1週

間後、住吉まで来たことがある。JRはこの駅で折り返し運転をしていた。小1時間歩き回って、筋1つ

違うだけで崩壊した家々、割れた道路などを目の当たりにして震えたことを思い出した。JRに乗って暫

くすると尼崎駅。線こそ違え、やっぱり緊張する。梅田のヒルトンホテルで恭子と待ち合わせ、リーガロ

イヤルホテル。「好きなものをどーぞ」と言うと彼女は鉄板焼を選んだ。私は歯が痛いのでハンバーグ。

昼のお茶 大阪中之島・リーガロイヤルホテル「メインラウンジ」 コーヒー プチケーキ付き 1000

    ↑ ↓ 

7月末、恭子一家は7泊の予定でヴェトナムに旅行するという。それならば、とヴェトナムの写真を見せ

ながら、ホテルでお茶。しかし、アンコール遺跡の写真の方が多くて、つい解説もそっちへ。イカン、イカ

ン。夕方、ホテルのプールで運動。あぁ、ぢがれたー。部屋に差し入れられた和菓子をパクリと食べる。

夜のおやつ 大阪中之島・リーガロイヤルホテル客室にて 「鶴屋八幡」の和菓子「草の露」、日

      本茶

夜 大阪南森町 「焼肉 万両」 焼肉あれこれ、生ビール、冷酒

  

  

夜8時過ぎ、南森町の焼肉屋。かつて、カタカナ会社の某事業部の栄養補給所だった店だ。彼らも夜

中に疲れたカラダに肉を詰め込んで生き返り、店長も彼らのお陰で大いに稼いで店を大きくした。「夏を

あきらめた戦士達」と言われた時から11年が過ぎた。お世話になった支店長が昨日の株主総会で退

任され、その慰労会もあっての宴会である。約40人が乾杯をしたのは午後9時。遠くは栃木から、半

は東京から駆けつけて来た。あの頃の若手が今は責任者になって頼もしく育っている。スピーチあり、

プレゼントあり、手拍子あり、万歳あり。濛濛と煙が立ち込める店内で、熱い夜は12時まで続いた。

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6月 25日(土) 晴れ 大阪も東京も31度超えたぞー

朝 大阪中之島・リーガロイヤルホテル 「なだ万」 和朝食セット 2300

    結構混むんですわ

帰国して1週間なのに、雨が降ったのはたったの半日。ねー、今梅雨なんでしょ?違うの?天気予報で

は場所によって37度を超えるところも出ると言う。水甕が底を尽きかけ、渇水が深刻になりつつあるよ

うだ。ロイヤルでは、朝食は4ヵ所から選べる。考えた結果またもや和食。それ程美味しくは無いけど。

昼 羽田第二ターミナル 「新宿 アカシア」 帆立貝のクリームコロッケとロールキャベツシチュー、

      ア イスコーヒー 1250

  

「アカシア」は昔からロールキャベツが有名。しかし、恐ろしく感じの悪い店だとも本に書いてあった。「ロ

ールキャベツくらいを店員に叱られながら喰いたかねーや」と敬遠していたのだが、羽田の新しい第二

ターミナルにその支店が出来たというので行ってみた。若いスタッフばかりで意地悪そうな人がいなくて

一安心。人気があるからか、ロールキャベツとセットにしたメニューが多い。そのロールキャベツはたっ

ぷりのトロミのついたスープに入って出て来た。うん、まぁ美味しい。でも、名物になる程のものかなぁ。

午後のお茶 新橋 「ビッグカフェ」 アイスコーヒー 160円

新橋駅につくと、暑くて暑くて汗がびっちょり。美容院に行く前に、ちょっと一服休憩させておくんなまし。

夜 四谷3丁目 「メーヤウ村」 トムヤムクンスープ 840円、カーウバイカパオ(挽肉辛味炒めのせ

      ご 飯) 735

  

美容院でカット&カラーをして貰って帰宅すると仕事が山積み。3時間また大汗かいて励む。7時半に

夕飯でもと四谷3丁目の交差点まで来ると、見たことのある女性と目があう。R子。お祖母ちゃんとお母

さんと女3代で杉大門通りの韓国料理屋に食事に来てのだと。明日の宴会で会う予定なのにオカシイ

ね。「メーヤウ村」で辛いご飯とトムヤムクン。このスープを1人で飲むの結構大変だと思った。 無酒日

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6月 26日(日) 今日も晴れだ 東京33

朝 家食 卵と炒めキャベツをサンドしたトースト、焼きトマト、豆乳ヨーグルト

  

この1週間起きるのが遅い。寝るもの遅いからとは思うが、これではイカン。日曜日だが(今の私に曜

日はカンケーないんだけどさ)、6時半起床。朝の1時間で手紙7通したためる。手紙を書くなら朝がい

いかも、と思った。続いて連句作品集の原稿書き。仕事が捗る朝だ。食事はキャベツを炒めてトースト。

遅い昼 A先生&啄木鳥マキコ家のホームパーティ セロリと鶏ササミの山葵風味サラダ、アボガ

       ドと マグロのタルタル 海苔佃煮とイクラをのせて、グリーンアスパラと蟹マヨソース、鯛のカルパッ

       チョ  エスニック風、プチトマトの香味焼き、ウナギとニンニクの芽の炒め物、茄子と豚バラ肉の含

      め煮  ホワイトソースを添えて、海老と鶏肉の卵グラタン、ガーリックトースト、オニオントースト、魚

      介類た っぷりのパエリア カステーリャ風、クッキーとチョコレート、(ゴディバのアイスクリーム)、コ

       ーヒー

  

  

  

今日はA先生と啄木鳥マキコ夫妻の新居でパーティ。新居と言っても完成したのは14ヶ月前なの

だが。白金台にほど近い新居の前に立って、啄木鳥マキコの異名を貰うことになった被害者の玄関ド

アのキズを早速見つける。こんな高いところまで、どうやって蹴飛ばしたんだろ。新居を見学。3階建て

お洒落なインテリアで住みやすそう。夫妻のホームパーティは2度目だが、新婚間もない頃に比べて、

マキちゃんは料理の腕をグンと上げた。ドアを蹴ってばかりでなく、料理の勉強もしたんだね。最後の

パエリアはA先生の担当。以前はダッチオーブンで鶏の丸焼きを美味しく焼き上げてくれた。みんなは

ビール、シャンペン、白ワイン、赤ワインとじゃんじゃん飲んでいたが、私はずっとウーロン茶。旅行が

多いと無酒日の確保が難しいんですわ。酔っ払っての失態の数々を告白しあって笑う。十数回財布を

無くした人、携帯を2度無くした人、原宿駅前のマンションの植込みで寝ていた人、裸で寝ていた人、

バス停の前でつっぷして寝ていた人・・。ホント酔っ払いは失敗ばかり。ご馳走さまでした。楽しかった。

夜 無し!

パーティは午後2時から6時半まで。大S子さんはその後も飲むと残った。夕食なしではちょっと寂し

いけど、ちゃんと食べるにはお腹がいっぱい。タマのことだから、夕食抜いてしまいますかね。 無酒日

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【今週の振り返り】

若い頃から、各社の社長や役員とお会いする機会が多かったせいか、先輩方のお話をよく伺った。特

にリタイアに関する話題が多かったように思う。そんな時聞いた話の一つに、ある会社のオーナー社長

さんの引退話があった。常々地位に固執しない、62歳でスパっと辞めて、オーストラリアの別荘で悠々

自適に暮らすのだ、と宣言されていたそうだ。そして62歳で引退し、ご夫婦でオーストラリアに行かれ

た。ヨットとゴルフが大好きで、最初は「天国だ」と電話があったそうだ。ところが3ヶ月が過ぎた頃、突然

帰国して仕事に復帰された。驚く周囲に、「最初は良かった。しかし、毎日ヨットとゴルフでは飽きる。ヨ

ットとゴルフが仕事に思えて来た。それに誰も遊びに来てくれないし・・・やっぱり仕事していないと老け

込むわ」というのが、帰国と仕事復帰の弁だったそうだ。この社長のケースに限らず、男性の引退に纏

わるものには同じような話がある。

3月末で退社し、約3ヶ月が経った。仕事の無い生活に飽きたか?ノン!仕事の無い生活が寂しい

か?ノンノン!仕事の無い生活は退屈か?ノンノンノン!!! 正直、忙しくて過労気味。辞めた後の

生活は、もっと余裕のあるものとイメージしていたのに、今の忙しさはどーだ。ロクに家にもいないから

掃除なんて全然やってないぞ。ご飯もロクに家で作って食べていないぞ。せっかくデッカイテレビを買っ

たのに、ロクに見たことないぞ。溜まった郵便物なんで2、3週間溜めて一度に開封しているぞ。帰宅す

ると留守電が山のように入っているぞ。メールを開けると、未読メールガ100通もあるぞ。大学時代の

友人達を招いてパーティをやろうと頭では思っていたが、やる日がなかったぞ。オランダ&ベルギーの

旅日記を書かないうちに、ベトナム&カンボジアに出かけ、その旅日記を書くヒマもなく、次の旅が迫っ

ているぞ。こんなことで、過労死したらどうするんだ!え?過労といは言わん?そうね、遊んでいるんだ

から過遊死? 同情はされんな。アハハハ。

忙しさの原因は、海外旅行をたくさん入れたことが大きい。こんな状態が来るのを、何十年も待ってい

たんだから、今のところ海外熱は収まりそうにない。しかし、海外だけではこれほど多忙にはならない。

そもそも3月末に辞めたのは、体調を崩したからだった。辞めてから表面上はとても元気になった。しか

し、万全ではないのだ。長い間働いて来たカラダはあちこちガタがきている。現在週に1度通院している

ところが4ヶ所ある。月に1回が1ヶ所。時々行くところが2ヶ所。普段の生活は、この治療が中心。ま、

私のことだから、通院のついでに色々な所に行きますけどね。その甲斐あって、徐々に良い方向に向

かっていると先生に褒められると、嬉しくなる。それを励みに通院する。

18年間、6月は大キライな月だった。毎年6月の下旬にユーウツな総会がある。月が変わると、会社

全体が「総会準備ムード」になる。長い出張や、週末旅行に行く気にはなれない。こんな質問が出るか

も、と想定問題集なんてのも作る。総会で質問されて、「わかんない」とは言えんもんな。学生時代の一

夜漬けのような勉強をすると、いよいよ当日が来る。15分で終わったこともあれば、壇上に3時間も座

っていたこともある。名指しで質問を受けたこともある。しかし、辞めたお陰で、ひな壇に登る必要は無く

なった。カタカナ会社もひらがな会社も今週総会は終わった。私はその間、ウハウハと関西で遊んでい

た。19年間で初めての気楽な6月であった。ホント辞めてよかったぞ。

              こんなカッコウで喜んでおるんだニャア

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