パクパク日記5年7月3週

       久々に1週間東京で、良いもの観て、旨いもん食べて。そこへグラッ!!

        

7月 18日(月・海の日の祝日) 晴れ 今日梅雨明け

朝 無し!

だって起きたら12時前だったんだもーん。というのも昨夜どうしたことか全く眠れず、仕方なく全英オー

プンを見たり、本なぞ読んでいたら外は明るくなってしまって。結局寝たのは朝の5時半過ぎだった。隠

居だから良いようなものの。それにしても、旅の間こんな時間に起きていたのかと思うと不思議だった。

昼 家食 キャベツと人参炒め、口福コロッケのトーストサンド、ジャージーヨーグルト

    揚げ立てを挟んで

腹が空いた。たっぷり食べたい!贅沢にも口福コロッケを揚げて焼いたパンに挟んで食す。うまいぞ

午後のおやつ 「ゴディバ」のチョコチップアイスクリーム、「土佐の日曜市」のすももゼリー、「フォショ

ン」のアップルティー

    器はロシアのもの

K岩千賀が送ってくれた「土佐の日曜市」というゼリーの詰め合わせからすももを選ぶ。「ゴディバ」のチ

ョコチップアイスクリームとアップルティー。ベルギー、フランス、ロシアと土佐がおやつに集合したね。

夜 家食 豆腐のとろとろリゾット、白身魚の粕漬け焼き、もずく酢

  

大物の洗濯をしたり、膨大な写真からプリントするものを選んだり、だらだら家の片付けをしていたら夜

になってしまう。今日梅雨明け。今年は海外に行っていたからロクに梅雨も感じなかったけど。 無酒日

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7月 19日(火) 晴れ

朝 家食 口福コロッケとつけ合わせ野菜、ネギ納豆、もずくスープ、ご飯

  

今日は朝から食欲モリモリ。納豆もネバネバ、3日続きの口福コロッケもハフハフといただきました。

昼 日本橋コリン「古奈屋」 香り竹の子とコラーゲン牛肉のカレーうどん 1350円、小飯 100

    カレーうどんで1350円?

午前中治療に行くと「未だお疲れですね」と言われた。海外の疲れなんて普段ほとんど無いのにどーし

たんでしょーね。昔日本橋の白木屋があった場所に、大きな複合ビルが出来たことは知っていたが、行

く機会がなかった。ちょっと行ってみっか。飲食店はかなりの数入っているが、どうも食指が動かんな。

手軽と思って入った「古奈屋」で季節限定のうどんを頼んだら1350円もした。ご飯つけて1500円近い。

牛乳を入れたスープはマイルドだしうどんも透き通ったツルツルした麺でいいんだけど、やっぱ高いよ。

お昼のお茶 日本橋コリン 「上島珈琲」 アイスコーヒー 320

全席禁煙のランチを摂ると一服場所を求めて彷徨う。地下1階の喫茶店にようやく発見。プワー旨い。

午後のお茶 茅場町 「ルノアール」 コーヒー

いつも打ち合わせは四谷本店(私の家じゃ)で行うのだが、久々にK村先生の事務所近くの喫茶店で

打ち合わせ。「4月から取材費がグンと増えて良い傾向ですが、売上がね・・」。そう今期も利子だけだ。

夜のおやつ 歌舞伎座 「檜」 抹茶ババロアと珈琲 900円−会員割引き100円=800

  

今年の7月歌舞伎座は、菊五郎劇団がシェークスピアの『十ニ夜』に挑戦している。例年7月は市川猿

之助一座が公演していたのだが、猿之助丈の病気で明け渡した格好。菊之助の強い要望で、歌舞伎

演出初めてとなる蜷川幸雄を口説いて『NINAGAWA十ニ夜』となったようだ。蜷川さんにとって、シェ

ークスピアは11作目となるが、「英国でシェークスピアを演出する方がずっと楽」と言わしめたように、

引き受けるに当っては随分緊張したとのこと。幕が開くと、舞台は全面鏡で歌舞伎座の観客席が舞台

の鏡に映って観客がドヨメく。歌舞伎座には似合わないチェンバロの音色が響き・・・。蜷川演出の始ま

りである。菊之助は、男女双子役の二役、親父の菊之助も二役。『十ニ夜』とは、キリストが誕生してか

ら12夜目に東方から賢者が訪れたことを信者がお祝いした日を指す。役柄は日本語に変えられオー

シーノ公爵は大篠左大臣、オリヴィエは織笛姫、キューリオは久利男。菊之助は大役を懸命に努め、

左團次は蜷川演出だからかいつもと違って大真面目。一番受けていたのは、父親段四郎と猿之助一

座から2人参加している亀治郎で、あざとい計略を巡らせる腰元の麻阿を達者に演じた。成長著しい。

夜 銀座 「Bar Lump」 乾燥野菜、ムール貝のワイン蒸し、フランス直輸入のフォアグラ パン、

      ビール 2杯、ボンベイサファイアトニック 3杯

  

    ムール貝はぷっくり、フォアグラはねっとり

芝居がはねて、さて今晩はどうしよう。銀座4丁目方面にブラブラ歩いていくと、バーに行きたくなる。そ

んな時は中山さんの店 「Lump」ね。念入りに夢子倶楽部をチェックされていて「前半はロシアの豪華

絢爛な写真が続いてスゴイと思ったのに、帰国してからのあのプアな食事はナンですかぁ!」と注意さ

れた。だってロシアの写真をたくさん掲載するために粗食にしていたんだもん。ムール貝は、ベルギー

で食べた程の数はないが、身がぷっくりと太ってとても旨い。フォアグラを食べて、あら?ここは外国?

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7月 20日(水) 曇り ちょっと涼しー

朝 無し

午前中代々木の整体に行くと、R祖母子とY本ユーコがいた。患者全員カタカナ会社の元社員じゃよ。

昼 新橋 「末げん」 かま定食(小鉢、漬物、吸い物付き) 1050

  

「今度末げんに行ったら、絶対竜田揚げを食べるぞ!!」と強く決意していたのに、今日も口から出た

言葉は「かま定食」。いつかもこうなってしまったな。「普通盛りですね」と聞かれて「いえ、大盛り」と言

いそうになったが堪えた。エライだろ?親子丼はもちろん旨いが、生姜の香りのするお吸い物が好き。

来週の新幹線切符を買い、ジャンボ宝くじを大当たり名所で買い(前回の宝くじを調べて貰ったら合計

6千円戻って来た)、銀行で手続きをし、京都のお香屋さんで高級なるお線香に買い、あぁ忙しいのう。

夜―1 代々木上原「老四川 飄香」  お任せコース(4品の冷菜、山城口水土鶏(四川よだれ鶏)、

      菜炒魷花(四川ピクルスとアオリイカの炒め、酸辣魚翅(フカヒレと海鼠の四川煮スープ)、飄香

      王骨(悪大王のスペアリブ)、扇貝蒙葵花菜(帆立貝の摺り身とつるむらさきの貝柱ソースかけ)、 

      牛肉豆花(牛スネ肉と豆花の激辣)、千焼鮮魚麺(金目鯛の四川煮麺添え)、即日点心(本日の点 

      心)、金元宝茶、生ビール、紹興酒ロック(5年 2本、8年)  @1万円

  

  

  

    料理人の腕を堪能する

7ヶ月ぶりの「麻の会」。辛くないものも食べる「非麻の会」も2月だったから、ホント久々。K介は創業者

の社葬会議で泣く泣く欠席。こちらのご主人は、四川省の成都に修行にいかれた方で、幹事のグルマ

Tさんは予約する時、「成都を運んでください」とおっしゃったとか。4種の前菜の後、四川よだれ鶏の

登場。タレが辛くて旨く「これご飯にかけて喰いたい!」などと会員は叫ぶ。悪大王のスペアリブは、辛

さは抑えられているが、料理として実にレベルが高い。あぁ、旨いぞ。牛スネ肉と豆花の激辣は、水煮

牛肉と同じような料理で、肉の下には豆腐が。ご飯を注文して一緒に混ぜて食べたら泣けて来た。最

後はドドーンと金目鯛の四川煮麺添え。K介の代わりに出席されたH本さんも大満足のピャオシャン。

夜―2 代々木上原 「カエサリオン」 マルガリータ、ジントニック

前回、最初から白飯を貰って食べ過ぎ、みな満腹で空を見上げながらマッスグ帰った。今晩はその失

敗を回避できたので、バーに行く余裕がある。バルト三国とロシアの写真を皆さんにお見せしながら。

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7月 21日(木) 曇り

朝 無し

昼 目黒 「ラクシュミー」 インドカレーランチ)(4種のカレー、ナン、ライス、イエローライス、サラダ食

    べ放題、ラッシー) 940

  

6月末急死された目黒の先生にお線香を上げお参りをさせて頂く。跡はお嬢さんが引き継がれ安心。

最近目黒でお気に入りのインド料理屋「Maya」に行くつもりだったのだが、途中で「カレー食べ放題」の

文字に吸い寄せられ「ラクシュミー」という店に入った。同じビルには、もう1軒インド料理屋があるようだ

が、どうして目黒はインドなのかレー。お客にもインドの人が多いのはナゼなのかレー。カレーはちょっ

と辛いチキン、少し辛い野菜、辛く無い卵、甘い豆の4種。カレーはナンだが、焼きたてのナンが旨い。

昼のお茶 目黒 「ITOHya」 森ミックス 450

午後のお茶 新橋 ナンという店か忘れたわい  コーヒー 450円

新橋の駅に降り立つと、SL広場は人だかりがしている。暑さしのぎに打ち水をしましょう、と小池百合子

大臣が壇上で演説している。ま、それはいいわ、と皮膚科に行く。ここ数年、右腕にだけ湿疹が出て困

っているのだ。痒いしね。皮膚科の先生がぶ厚い医学書を持ち出し「これです」と言われたが、忘れた。

夕方の軽食 上野・東京文化会館 「精養軒」 ミックスサンド、ウーロン茶 745

    パンが固くてマズイ

上野の西洋美術館で開かれている「ドリスデン国立美術館展」に行く。閉館35分前で走って観た。目

玉は、ナンと言ってもフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」と、レンブラントの「ガニュメデスの誘

拐」。それにしても、今年は良い絵を観る機会が多くて嬉しい。フェルメールは、オランダで何枚も観たし

レンブラントはオランダでもサンクト・ペテルブルグのエルミタージュでもたくさん観た。エルミタージュが

収蔵するレンブラントは24点もあったぞ。名画を観た後は、バレエだよ。今日から待ちに待ったアメリカ

ンバレエシアター(ABT)の公演が始まるのだ。ちょっと小腹を満たそうと「精養軒」へ。味は・・・・・・・。

夜 上野 「音音」 「夏の涼風」コース4500円+飲み放題コース1200円(女性 男性は1500円) 

      盛り込み前菜、冷し碗、お造り盛り合わせ、出来たて豆腐、焼物、九条葱のぶっかけ冷し白寿蕎

      麦、 パンナコッタ

ABTの公演は今日と明日はオールスター・ガラ。演目は「テーマとヴァリエーション」、「ロミオとジュリエ

ット」パ・ド・ドゥ、「白鳥の湖」の黒鳥のパ・ド・ドゥ、「海賊」パ・ド・ドゥ、「ソンフォニエッタ」。私のお目当て

は、アンヘル・コレーラだよーん。今日彼は、ジュリー・ケントとロミジュリを踊った。黒鳥のジリアン・マー

フィーが名手フリオ・ボッカと円熟した踊りを見せて場内を唸らせる。それにしてもABTってアメリカ人は

少なく、中南米、ヨーロッパ、ロシア出身が多いなぁ。キューバ、アルゼンチンが目立つ。因みにアンヘ

ル・コレーラはスペイン人で、お姉さんのカルメン・コレーラもソリスト。舞台が終わって叶妹の席近くにミ

サちゃんとトミちゃん発見。そのまま一緒に飲みに行く。バンブーガーデンなんていつの間に出来たの

ね。女性は1200円で飲み放題?私でもいいの?飲むよ?生ビール、冷酒6合も1人で飲んじゃった。

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7月 22日(金) 曇り 今日もちょっとは過ごしやすい

朝 無し

昼 白山 「レザン」 カレースパゲッティミニハンバーグ添え、サラダ、ダッチ式水だしコーヒー 890

  

月1の病院。先月は別の店に行ったが、やっぱ白山では「レザン」が好き。ミニハンバーグものっけてね

ー。渋滞やら薬局で待たされるやらで、ヘルスクラブ到着が大幅に遅れる。よってプールにも行かず、

お風呂だけ入ってアーユルヴェーダ90分。ナンと今日だけで900グラムを汗をかいたのだよ。凄い!

夜 上野 「音音」 弐のごはんコース6000円、飲み放題コース1200円(女性 男性は1500円)前

       菜 3種盛り、茶わん蒸し、冷し碗、出来たて豆腐、お造り盛り合わせ、銀鱈の焼物、天麩羅、冷し

       物、鰻の炊き込みご飯、赤だし、デザート

  

  

  

  

高田馬場から上野にむけて山手線に乗る。疲れていて座るとすぐ寝てしまった。途中「しぶやー、しぶ

やー」と声が聞こえてヘンだと思った。外周りと内回りを間違えて40分も乗っていたことになる。ABT

のオールスター・ガラ2日目。今日はね、アンヘル・コレーラが、あの「海賊」の奴隷を踊るんだよん。そ

の前に、引退を表明したフリオ・ボッカとジュリー・ケントが「マノン」で、前から2列目のど真ん中の席で

目を覆わないとマズイな、とアタフタする程官能的バレエを披露した。イケナイヨー、公衆の面前でそん

な色っぽいのは!踊っている2人は完全に2人の世界に没入している。バレエも凄い人が踊るとここま

で来るのね、うーん。私のバレエの先生ケンイチさんの先生M崎さんは、この舞台が終わった途端涙

が溢れて止まらなかったそうだ。さて、次は「海賊」。フリオが超技巧派としたら、アンヘル・コレーラは、

超体育会系。その回転の速さ、ジャンプの高さはピカ一で、甘いマスクも手伝って女性ファンの心をギ

ュッと掴んでしまうのだな。カーテンコールの回数も一番だった。こんな舞台を生で観られたことに感謝

しなくっちゃね。4人で昨夜も行った「音音」へ。食べ応え、飲み応えのある店で、これからも来ようっと。

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7月 23日(土) 曇り エラク涼しーぞー   と、ホッとしたらそこにドドーンと地震

朝 無し

昼 四谷三丁目 「大戸屋」 焼魚鯖定食、冷奴、鳴門ワカメと小松菜のお浸し 845

  

今日も暑いのか、と窓を開けるとナンとヒヤリ。な、な、なんだ、この涼しさは。涼しいのはあり難いけど

ナンか無いといいけどな。「今日はどんな気分?」とかつて昼飯メイトだった虎スミによく尋ねた。「そう

ですね、うーん今日は汁緬の気分でーす」、「じゃ坦々麺屋」って感じで店を選んでいた。その段でいくと

今日は焼き魚の気分。それも鯖ね。ということで「大戸屋」。私は冷奴と小松菜のお浸しという優等生の

ようなサイドオーダーをしたが、隣の兄ちゃんは冷し中華食べながらアイスコーヒー、前のアンちゃんは

味噌カツ丼にうどんの大盛りを注文。人のことをとやかく言うことも無いが、食事の好みは色々ですな。 

夜 家食 特製胡麻だれ大トロ丼、細切りじゃが芋とピーマンのカレー炒め、もずく酢、キャベツと豆腐

の味噌汁、幸水梨

  

  

今日の私は「働き者」になっても良い気分。メッタにこういう気分にならないのだが。貴重な機会だから、

せっせと働いて貰いましょ。買い物してから、花を活け、タオルケットや台所マットなど大物洗濯2回、4

ヶ月分の古新聞、雑誌、DMカタログを山にして縛り上げる。6個出来た。家中のゴミを纏め、ダンボー

ルの箱をいくつも潰して・・・・・そこにグラグラグラー!!!な、な、なんですかーこの揺れはー!!!

こりゃ地震だわ。立っておられん。どこかの部屋でモノが落ちる音。ドアにしがみついているんだけど、

そのドアも揺れるからね。随分長いぞ。ちょっと収まったところでテレビをつける。大相撲の実況アナウ

ンサーが地震のニュースを読んでいてナンかヘン。千葉が震源地でこのヘンは震度5−らしい。でも

23階にいると5+くらいの揺れがあったんじゃないか。館内放送で、エレベーターが全部止まったと言

っている。電車も地下鉄も新幹線もモノレールも全部止まっているって。都内でこの揺れは13年ぶりと

か。ホント恐かったぞ。さて、働き者は仕事を再開。夕飯もちゃんと作った。じゃが芋2つを細かく切って

ピーマンとカレー炒めにする。2個なのに細かく切ったので山のように出来上がった。あと2回分ある。

久々に胡麻だれ大トロ丼。ご飯と大トロの間には、サラダほうれん草と海苔が挟まっている。 無酒日

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7月 24日(日) 曇り

朝 家食 細切りじゃが芋とピーマンのカレー炒め、味噌雑炊、桃、ジャージーヨーグルト

  

4年に1度位しか来ない私の「働き者」気分は、今朝になっても未だ少し残っていた。不思議なことだ。

昨日の地震で止まってしまったエレベーターは、夜9時近くなって復旧したと館内放送が伝えていた。4

時間以上も止まっていたことになる。それじゃあ昨日作ったゴミの山をゴミ倉庫に運びますか。大きな

台車(自分の家にちゃーんとあるの)にうず高く積み上げて2回に分けて運んだ。昨日大好物の桃と梨

を送って頂いた。桃って美味しいね。半分はそのまま、残りはヨーグルトと一緒にたべる。うん、旨い。

昼 家食 ほうれん草と卵入り「サッポロ塩ラーメン」、幸水梨

  

働き者気分があるうちに、いろいろな家事をやってしまおうと昼も家で食べる。サッポロ塩ラーメンにほ

うれん草と卵を入れてみたら、まぁお上品な味ですこと。銀座でも出せるかもね。さて、次は何すんの?

夜 家食 豆と彩り野菜のスープ、めんめ(きんき)の一夜干し、納豆、もずく酢、ご飯

  

数ヶ月間やらなくっちゃと思っただけで、全くやらなかったことを働き者はやり遂げた。こんなに働くと、

次にこんな気分になるのは6年後かなぁ。その気分のまま夕食の支度。釧路から大きな大きなめんめ

が送られて来た。こっちではきんきというけど。焼くのにも、皿に盛り付けるにも一苦労。脂が乗って美

味しいでーす。じゃが芋、玉葱、トマトやピーマンなどと豆を入れた具だくさんのスープも旨い。 無酒日

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【今週の振り返り】

木曜、金曜日と2晩続けて、東京文化会館でアメリカン・バレエ・シアターのオールスター・ガラを観た。

舞台については各日の日記を参照して頂きたいが、満員の客席はいつものように男性は少ない。それ

でも「今日は男性が目立ちますね」と印象を話し合ったが、15%と言ったところか。いつものバレエなら

9割以上が女性の観客で占められる。休憩時間の度に女性トイレは長い長い行列。それはバレエだか

ら?いえいえ、そうとも言えんのよ。このところ月に2回行く歌舞伎座でも女性比率は高く、50代、60代、

70代の女性で溢れている。そして、休憩時間の女性トイレに長い行列ができる。

4月から隠居生活に入って、3度海外旅行のツァーに参加した。どのツァーグループも女性比率が高い

ことは言うまでもない。今回のバルト三国&サンクト・ペテルブルグは22名中、男性参加者は5名。17

対5である。どの国も公衆トイレ、ドライブイン、レストランなどトイレの個室の数が少なく、トイレ休憩す

る度に長い時間を要する。どこだったか男女共通で個室が1つしか無いトイレでは、添乗員2名の方も

含めて24名が一人づつ使用するのだから、タイヘンである。旅で仲良しになった方が前回参加した旅

行では、20人全員女性だったと伺う。

今週トイレの話をしようと思っているのではない。男女の好奇心と行動力の差についてである。若い時

はともかく、中年を過ぎるとカルチャーセンターなどの教養系も、演劇・音楽などのエンタティンメント系

も、国内・海外の旅行系も、女性が溢れる。「オトコはどこにいるんじゃい!」と言う程、女性ばかりだ。

ちょっと高級なレストランに昼行ってみれば、奥様方が優雅なランチを摂っておいでだ。高級な旅館や

ホテルに行っても・・・・・状況は同じ。私は女性だし率先して愉しんでいるから、こういう状況に文句をつ

けつつもりは無い。しかし、不思議なのだ。女が「こんな世界があったのか」と感動に打ち震えている時、

「こんな愉しみを味わって生きていて良かった」と感涙に咽いでいる時、見て、聞いて、読んで、歩いて、

学んでいる時、オトコはナニをしているんだろ。ま、仕事はともかく、夜は新橋の焼き鳥屋で一杯です

か?外で飲まない日は、風呂上りに発泡酒を飲みながらプロ野球ですか?週末はゴルフしてんの?そ

れとも釣り?

非難しているのではない。人生1回しか無いのだから、オトコもオンナも、知らないことを知り、知らない

土地・国を旅し、知らないものを食べ、知らない人と会い、知らない楽しみを味わいましょうよ。せっかく

地球に生まれてきたんだから。ねっ?

             ニャに?歌舞伎と旅に行け?オスだから?

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