パクパク日記5年11月3週
紀宮さまご成婚、黒田清子さんに。夢子は鹿児島で温泉浸かっとりもした
鹿児島
妙見温泉
11月 14日(月) どんよりした曇り
朝 家食 関西風おでん、「京都正法院」のややととおゆばと穴子茶漬け、キャベツ・えのき茸・豆腐の
味噌汁、ご飯
今日も元気だ、おんでが旨い!
カレーと同じでおでんも2日目も楽しみ。昨夜も十分に味が沁みていたが一晩置くと更に味が濃くなる。
K介から送って貰った「京都正法院」のややととおゆばも開ける。上品な味だが、ご飯が進みますえ。
午後のおやつ 三栄町 「野の花」 ワインチーズケーキ 400円、炭火焙煎ブレンドコーヒー 600円
今日も銀行と郵便局に用事があったので三栄町に。東京で一番好きな喫茶店「野の花」に寄った。い
つもお客が少なく、クラッシック音楽が微かに流れる静寂が魅力の一つだが、あら!今日は満席に近
いわ。昼飯代わりに、ここのワインチーズケーキを頂く。自家製のケーキは、ヒンヤリ冷たく美味しい。
夜―1 舟町 「仙水」 先付け:ふぐとクエ・水菜のみぞれ和え、造り盛り合わせ、もみいか、鰈の
焼物、イノシシのスペアリブ、海老芋とふぐの唐揚げ、鰯つみれ小鍋、もずく酢、生ビール、冷酒
「伯楽
Sイチロー氏と「仙水」で待ち合わせた。挨拶もそこそこに早速調べ事を依頼。それも「今すぐ電話で聞
いて!」というゴーイン振りである。結論を聞いてガックシ。S竹さん、是非改善を!先週も来た「仙水」
だが、鰈の焼物をお願いしたら、骨と身が分解されて焼いてあった。鰈の姿のまま焼かれて来ると思っ
たからびっくり。もう一つのびっくりは、イノシシのスペアリブ。イノシシと言えば、今の時期はぼたん鍋
か、フランス料理でのジビエとして登場する。野趣味があると言えばそれまでだが、独得の臭みもあっ
て調理も難しい。今晩のイノシシはカナダ産とのことでなーにも臭みが無い。噛む程に良い味がする。
夜―2 夢子「ラク」バー
お疲れモードのSイチロー氏を誘って夢子「ラク」バーへ。トルコの写真を見ながら、タツヤ君に貰ったラ
ベルの自作自演の「ボレロ」を聞く。作曲者はこんなゆったりしたリズムで「ボレロ」を作ったのだねぇ。
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11月 15日(火) 曇りの寒い日(東京) 快晴(鹿児島) 紀宮さまご成婚
朝 家食 味噌雑炊、関西風おでん
今日は紀宮清子さまと黒田さんの結婚の日だ。あいにく朝から曇ってエラク冷え込んだ。美智子皇后
は民間から皇族になり、娘は皇族を離れて民間人に。ヤンゴトナイご一家は何かとタイヘンだよね。午
前10時過ぎ紀宮さまは皇居を出発して帝国ホテルへ。近くていいなぁ。じゃ、私もそろそろ出かけよう。
昼 羽田空港にて 「さぼてん」のカツサンド 550円、濃いお茶 130円
羽田空港に第二ターミナルが出来てから、ことさら第一ターミナルに入っているレストランから魅力が失
せた。どうせ高くて不味いのであれば、空弁の方がいいや。羽田では○○サンド系は「万世」が牛じっ
ていると思ったら、その横に「さぼてん」のカツサンド。50円安い。食べた感想は・・やっぱ「万世」かな。
夕方のおやつ 鹿児島・妙見温泉 「石原荘」 黒酢と梨のジュース、自家製栗羊羹
飛行機でブーンと1時間50分飛ぶだけで鹿児島空港に着く。途中からぐんぐん天気は良くなり、眼下
に桜島が美しく見えた。せっかくの結婚式晴れれば良かったのにね。ここから迎えのタクシーに乗って
妙見温泉の「石原荘」へ。前回訪れてから2年半になるな。今日から2泊温泉三昧するんでごわんど。
夜 鹿児島・妙見温泉 「石原荘」 夕食コース(食前酒:久保田、座付温菜:南瓜・蕪の餡と焼き海
老、
と平
焼
赤芽芋・ほうれん草の霜煮、食事:むべ味噌詰焼きとさつま芋ご飯、伊勢海老の赤出汁、香の物、
リンゴと梨ミント煮)、ヱビス生ビール、「萬歳楽 花伝本醸造」 2合、「繁枡」 2合
天降川にせり出した貸切り露天風呂
「天降殿」に続くアプローチ 黄金湯「天降殿」の大浴場
「石原荘」には源泉が3つある。黄金湯「天降殿」の大浴場もとても気持ちが良いが、貸切り露天風呂も
チョー人気。チェックインするとすぐ露天風呂の予約した。浴衣に着替えて、天降川(あもりがわ)の川
沿いにある温泉に向かって石段を下りる。あらら!2つあった湯船が1つになったでごわす。台風で流
されたか?後刻聞いたところでは、川が増水すると川ぎりぎりにある湯船に川水が流れ込んで湯質上
も衛生上も問題があるということから2年前取り壊したのだそうでごわす。じゃっどん、代わりにもっと上
流に大きな「椋の木露天」を作ったげな。湯船1つになってしまった露天だが、1人占めして湯に浸かり
ゴーゴーと流れる川を見つめていると普段の疲れ(?)が取れて行くのでごわした。「天降殿」の温泉も
楽しむとすっかりお腹が空きもした。あんれ?前来た時といっと(ちょっと)味が違か。1年前調理長が
交替したげな。この宿では何と言っても自家製の柚子胡椒がうんめ。大隅牛ロースきのこ鍋がうんめ。
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11月 16日(水) 快晴(鹿児島は)
朝 鹿児島・妙見温泉 「石原荘」 朝食セット(グレープフルーツジュース、カツオたたきサラダ、湯
豆
と
昨夜夕食食べ過ぎでじっどれた(食べ疲れる)のに、朝ご飯は7時半にお願いすっけ?テーブルにずら
ーっと料理が並べられて壮観でごわす。ご飯は部屋毎に炊き立ての土鍋、お汁は黒豚入り薩摩汁が
鍋ごと。ご飯2杯、薩摩汁3杯鍋全部食べてしまい、だんべ(太った人)に向かってまっしぐらでごわす。
昼 鹿児島・妙見温泉 「石原荘」 地鶏の温かい蕎麦、白和え
大盛りがよかごわした
朝食後も露天風呂、天降殿でゆるいと(ゆっくり)ぬっか(温かい)温泉浸かって消化を促しておりもした。
ほんのこて呆れた人でごわす。料理長がわざわざ部屋に、2泊目の夕食の希望を聞きに来られた。あ
たいはお任せにしたが、洋食のコースば頼んだ老夫婦もいたげな。昼はぬっかそま(蕎麦)を頼んであ
る。ちゅるっちゅるっとうんめがじき無くなってしまいもした。いっとそのヘン出かけて腹ごなしさすっか?
夕方のおやつ 鹿児島・妙見温泉 「石原荘」 温かい芋まんじゅう、コーヒー
龍馬とおりょうも入浴したと伝えられる和気湯 天降川がとうとうと流れる妙見温泉
始めは川沿いをいっと(ちょっと)ブラブラしようと出かけたのだが、秋の山、野の花、色づき始めた木々
を眺めて歩いているうちに、和気湯、犬飼の滝まで遠出すっけ?という気分になる。汗かきかき和気湯
も犬飼の滝も見てじゃっど、その頃からマグルッ(道に迷う)。宿を出てから約3時間、いっぺこっぺさる
っもしたや、すったいだれもしたー(あちこち歩き廻ったので疲れたよ)。ほんのこて、だれもしたーー。
夜 鹿児島・妙見温泉「石原荘」夕食コース(食前酒:すもも酒、温石:車海老と水イカ酒盗漬けの石
焼、先附け:長芋利休寄せ 干し柿・銀杏・むかご、前菜:アボガド伝法寺焼き 帆立・エリンギ・舞
茸、中トロ 自然薯の山かけ、煮物椀:青汁仕込み 穴子真丈 きのこと水菜、焼き物:鰆の柚香
焼 松茸・栗・松葉蕎麦添え、炊き合わせ:伊勢海老と蕪、替り鉢:大隅牛ロース炭火焼き、食事:
鰻の炊き込みご飯、実だくさん汁、おまけ:薩摩地鶏の炭火焼き 柚子胡椒添え、水菓子:無花果
と柿のコンポート)、生ビール、冷酒 「萬歳楽」 5合
まぐれたあたいに和気神社近くのおじさんが近道を教えてくれたげな。ありがともさげもした。疲れたカ
ラダを温泉で癒して、さぁ2泊目の夕食だ。昨夜から食事の世話や蒲団を敷いてくれるよかおごじょとお
互い行った温泉宿などの話題で話しが盛り上がる。聞いてみれば、この宿の若女将見習の玉貴さんで
同じようによかおごじょの妹さんと見習い修行をしているげな。大隅牛ロース炭火焼きには、またもや
自家製柚子胡椒を注文してたーっぷり塗って食べる。うまかぁ。売店の冷蔵ケースに入っていた柚子胡
椒の瓶を11本も買ってしまったでごわす。釜で炊いた鰻の炊き込み飯を3杯食べて満腹の腹をさすっ
ていたところに「料理長がお好きな柚子胡椒に合う料理が少なかったのでこれも召し上がれ」と薩摩地
鶏の炭火焼きを持って来てくれた。そ、そんなぁ。もうじっどれ(食べ疲れ)たぁ。半分残したでごわす。
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11月 17日(木) 鹿児島も東京も晴れ
朝 鹿児島・妙見温泉 「石原荘」 朝食セット(グレープフルーツジュース、ベーコンと玉葱サラダ、揚
げ出汁豆腐、盛り籠:鴨・卵焼き・銀鱈の付け焼き、きのことリンゴの白和え、きんぴら、鯵とキュウ
リの酢のもの、白身魚の餡かけ、玉葱の味噌汁、漬物、炊き立てご飯、グレープフルーツとラ・フラ
ンス
6時半に起きて、7時過ぎに天降殿に行くと大勢の人が温泉に浸かっていた。15室の宿だが、一昨日
も昨日も満室。「この宿なら1泊ではもったいないわねぇ」と、風呂上りのレモン水やコーヒーを飲みなが
ら客が話している。風呂に入れば、朝から食欲モリモリ。今朝もご飯2杯お替りした。9時半にタクシー
を呼んで貰い、鹿児島空港に。高千穂の峰が美しい。妙見温泉、ありがともさげもした。また来もんで。
昼 浜松町 「PALATIN」 超激辛 コールマンカリー 1030円、アイスコーヒー 320円
これが結構辛かぁよ
東京も良いお天気だった。羽田でランチと思っていたが、どういうわけかお腹が空いていない。じゃっど
ん、モノレールに乗っているうちにちゃーんと空腹に。浜松町というのは、知らないだけかもしれないが
あの店に行きたい!あれを食べたい!というのが今のところ無い。いつも素通りしていた駅構内の店
に入る。なんと超激辛のコールマンカりーがあるではないか!食べた。目の下に汗かく程度辛かった。
夜−1 荒木町 「ます味」 お任せコース(前菜盛り合わせ:サザエ・穴子の肝煮・ワカサギのエス
カベ
小鍋
リーと
浜松町の駅構内にある大きな本屋の中を丹念に探し、日本地図帳や日本史年表、一番好きな作家P・
D・ジェイムズの最新作などを買う。夜は3人で「ます味」で待ち合わせ。ひらがな会社で、美味しいラン
チ情報を教えてくれていたU君は、2ヶ月前に父君を交通事故で亡くされた。私も両親の経験があるか
ら、仏事やその後の手続きのことなどが話題になった。食の細いSY子は、前菜盛り合わせで十分な
んて言っていたが、あまりの美味しさに最後まで食べ続けた。エライ!穴子の柳川小鍋仕立て。180匹
分の穴子の頭と中骨を丁寧に洗い、1日かけてことこと煮込んだ逸品で、しみじみ旨い。具を食べた頃
硬めに炊いたご飯を入れて温めると、和風リゾットのような感じになる。〆の穴子雑炊の2杯目に買っ
て来た「石原荘」の柚子胡椒をポトンと落とすと、また味が変わって美味である。3人とも大満足の夜。
夜―2 夢子お土産交換所
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11月 18日(金) 晴れ
朝 家食 オーストラリア・マギービアーのプラムジャムとトースト、「日清」の春雨 酸辣湯
秋から冬に移るこの頃、朝起きて窓の外を見るのが楽しみとなる。すっきり晴れた西の空に、富士山が
くっきりと見える。あぁ富士山はいいなぁ。昨夜、SY子から貰ったオーストラリアのジャムは、1本2千円
以上するとんでもない高価なもの。おそるおそるトーストに塗る。ムシャムシャ。うん、旨いけど2千円?
昼 四谷・しんみち通り 「洋食 エリーゼ」 牡蠣フライ定食 1000円
牡蠣復帰2弾目は6つ!
代々木で整体治療を受けた後は、急いで四谷へ。7年1ヵ月ぶりに牡蠣を食べたが、異常が無かった
ので、今日は復帰第2弾ランチをする予定だ。前回は、メンカキ定食で、牡蠣フライは3個だった。でも
今日は6個の牡蠣フライ定食にするんだもんね。半分芥子とソース、残りはタルタルソースで食べた。
夜―1 早稲田 「松下」 お任せコース:温かい京人参汁、白子の天ぷら松茸と昆布のあしらい、前
菜(ワカサギの南蛮漬け・鱧・里芋田楽・カラスミ)、香箱蟹と蟹酢ゼリー、太刀魚の握り鮨、北海
道蝦夷アワビの酒蒸し、鯛のちり蒸し ネギ胡麻ソース、北海道の鴨鍋、ふぐの薄造り 煮凝り添
え、飯田のトマトネギ油炒め 枝豆の香せんかけ、ムツの卵、明石の鯛の兜煮、鯖の藁燻し、(こ
こからは満腹で食べられなかったもの:ふぐの唐揚げ、トンガ芋の飴煮)、十割蕎麦の自然薯汁か
け、イチャンレモンの丸ごとゼリー、独歩ビール、冷酒 「三千盛」岐阜 @1万8千円
早稲田のマンションに住んでいた時代、度々パソコンを教えに来てくれたA先生のお礼は、ご馳走だけ
であった。亀吉寿司、リーガロイヤルホテルの鉄板焼、「セラーバー」、おでんの「志乃ぶ」など何度行っ
たことか。「松下って行ってみたいんですけどね」と時折A先生から希望を聞かされたが、指導や作業
が終るのは9時過ぎになるので諦めて貰っていた。いよいよ、今晩はその「松下」を予約。十年がかり
の熱意で「松下」に行くのだから、昼飯抜き?2品目でいきなりふぐの白子の天麩羅が出て来る。期待
が持てる。おっ!次は香箱蟹だ。大きな松葉もいいけど、味が凝縮されたようなメスの香箱いいよね。
上に載ったゼリーは、何と蟹酢を固めたものだ。これは旨い。そして温かい太刀魚の握り鮨。口の中で
ほろりと溶けるこれが太刀魚ですかい?鯛のちり蒸しにかかった特製のネギソースが相変わらず美味
しいね。北海道の鴨を使った鍋には、餅やきのこ、芹などと共に柔らかな肉厚の鴨が。今年初のふぐ
刺しも旨い。だんだんお腹が苦しくなり、最後まで行けるかと不安がよぎる。明石の鯛の兜煮を食べ終
わったところで、マキコと私は降参。一人A先生は、ふぐの唐揚げを「ケンタッキーフライドふぐって開発
できませんかねぇ」なんてモリモリ。美しい飴煮の芋を食べ、食事は、チャーハンオムライスを注文。A
先生の食欲恐るべし。女2人も頑張ってお蕎麦を頂くことに。2階には「松下」が経営する手打ち蕎麦の
「松庵」があるから、十割蕎麦もすぐ手に入る。温めた十割蕎麦に自然薯を載せて、料亭の出汁をそそ
ぐ。これで不味いわけはない。それにお土産で差し上げた「石原荘」の柚子胡椒も落として。万全であ
るぞ。最後のデザート、イチャンレモンの丸ごとゼリーの酸っぱさですっきり。降参したことが悔しいぞ。
夜―2 夢子冬ソナシアター
A先生&マキコの楽しみの一つは、夢子シアターで「冬ソナ」をすべて観ること。今夜は7話から。私は
3回目だが、久々に観るとやっぱり面白いね、このドラマ。そして、次の場面を絶対観たい!と思うとこ
ろで1話が終ってしまうのだ。明日は土曜日だから8話も観て行く?でも8話の終りも意味深なのよね。
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11月 19日(土) 晴れ
朝 家食 「エリーゼ」のメンチカツを挟んだトースト、キャベツ、「リケン」のヒジキスープ、りんご
豪華メンチカツトーストでごわす
日本列島は急速に冬に向かっている。北海道や東北では雪が積もっているようだ。わが家も先日購入
した一人電気絨毯や壁掛け温熱器がせっせと働いている。今朝のメンチサンドトーストはゴーカ版だぞ。
昨日昼に「エリーゼ」で買って来たメンチカツを温めてドカンと挟んだ。肉屋さんならメンチ100円位だけ
ど、これは550円だものね。その分デカイくて美味しい。昨夜あれだけ満腹だったにワシワシ食べる。
午後のおやつ 市ヶ谷「ゴンドラ」 パウンドケーキ、トルコのさくらんぼクキ茶
久々の美味でごわんど
今週はずーっと食べ過ぎ(他の週はどうのよ!)なので、ランチの替わりにおやつで済ませようかなぁ。
U君が「ゴンドラ」のパウンドケーキを買って来てくれた。私の好みを覚えていてくれてありがとねー。初
めてこれを食べた時の衝撃的旨さを忘れられない。何と言ったらいいか表現の難しい旨さなのだった。
夜 家食 「エリーゼ」のビーフトマト、キャベツ、ポテトサラダ、じゃが芋入り切り干し大根煮 「石原荘」
特製柚子胡椒添え、「ます味」自家製カラスミと玉葱サラダ、豆腐・エノキ茸・青さの味噌汁、ご飯
有能スタッフのように夕方までパソコンに向かってシャカシャカ事務処理をこなし、さあてと夕食を作る
か。今週は月曜日から金曜日まで和食のご馳走続きだったから、週末は粗食にしようと思った。しなけ
ればイカン!と思った。しかし、お皿を並べてみると、これはこれで家食としては立派じゃないの。「エリ
ーゼ」のビーフトマト美味しいなぁ。ご飯すすむ。じゃが芋入り切り干し大根煮は「石原荘」特製柚子胡
椒をつけると更にご飯すすむ。塩で晒して絞った玉葱とキュウリの上にはカラスミ。旨いなぁ。 無酒日
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11月 20日(日) 晴れ
朝 家食 青さの味噌雑炊、じゃが芋入り切り干し大根煮、もずく酢
食卓に潮の香りが
鹿児島で青さを買って来た。青さはやっぱり鹿児島のが一番ウマか。これをたっぷり入れた味噌雑炊。
青さは熱が通り過ぎると香りも飛ぶし色も悪くなる。さっと温めて食卓に。潮の香りがプンとする朝食。
午後のおやつ 市ヶ谷「ゴンドラ」 パウンドケーキ、トルコのさくらんぼクキ茶
今日は東京女子マラソンがある。2年前高橋尚子が39キロ地点で抜かれて2位になり、アテネオリン
ピックのチケットを掴みそこなった。35キロでQちゃんはスパートをかける。そうだ、家のすぐそこの四
谷3丁目は新宿通りから外苑東通りに左折するポイントだわ。急いでカメラを下げて交差点に急ぐ。既
に大勢の応援する人、黄色の上着と帽子姿の朝日新聞関係の整理員、警察の交通整理員でごった
が
うそ
んの
たる優勝だった。33歳でも元気に頑張ったね。2日続きで昼飯抜き「ゴンドラ」のパウンドケーキとお茶。
夜 家食 がんもどき・手綱こんにゃく・玉葱の煮物、銀鱈の西京焼、じゃが芋入り切り干し大根煮 ネ
ギ納豆、キャベツと豆腐の味噌汁、ご飯、柿
マラソンの後は、ガンバ大阪と名古屋グランパスの試合を見る。双方怒涛のような攻撃合戦をしかける
が2−1でグランバス勝利。グランパス、トップのガンバにこれほど立ち向かえるなら、どうして今期成
績悪いの?続いて男子ゴルフ。プレイオフの末、タイガー・ウッズが連覇。その後は大相撲中継。隆乃
里が水入りの後豊ノ島に勝つ。これでようやく1勝。そんなことをしていたら夕方になってしまい、新宿
御苑の撮影散歩は流れた。スポーツはやるより見ものだよね。え?地味だが旨い夕食だった。無酒日
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【今週の振り返り】
今週は、鹿児島も含めて秋らしい好天が続いた。子供の頃から好きな季節は秋だった。人気のある春
は、何だかうすらボケているようで苦手だった。しかし、長じて来ると、すべてが再生されるような春もい
いなぁと思い始めた。じゃっどん。一年の中で「暑くも寒くもない日」が一番好き。気温で言えば20度前
後だろうか。薄手の長袖を羽織っていて気持ちの良い「暑くも寒くもない日」。が、春と秋にそんな日は
いくらも無い。まっこと一期一会の気持ちで季節を楽しむしかないのだなぁ。
夢子倶楽部読者諸氏は既に気づいておいでだろうが、私の消化能力は高い。それもかなり高いと思う。
2週間前の香港のように、食べるためだけが目的の旅になると、満腹になるまで食べても次の食事ま
での数時間で消化し、かつ空腹になっていないとイケナイ過酷な条件の中で、義務(?)を果さねばな
らない苦労は相当なものだ。ウソ。苦労しなくても大丈夫なんだもーん。満腹になるまで食べる。食後
は、「あーぐるじー、お腹いっぱーい・・・」と唸る。何度も唸る。2時間くらい「あぁお腹いっぱい」と繰り返
す。ちょっとだけ何にも言わなくなる。暫くして「お腹が空き始めた」と言い出す。1時間も経つと「ねぇ、
私ペコペコなんだけど」と騒ぐ。異常な快復ぶりなのだ。つまり「満腹でも、空腹でもない時」が私の生活
にはいくらも無いのだよ。夕食で「いやー食べた、食べた」とマグロのようにゴロンと寝ても、朝起きると
もうちゃんと空腹の自分がいる。私の親しい女性の友人の中で、同じような消化力を持つのは、大S子
さんとイトミ位で、彼女達とは軽井沢や香港で一緒にグワシグワシと食べている。
これは消化力という話だ。一方食事量のキャパシティということになると別の話になる。残念だが、それ
は少し劣る。アハハハ。普通の人よりは多いけど、大S子さんには敵わない。それも加齢と共に、一度
に食べられる量はジワリジワリと減っている。金曜日の「松下」で、お任せコースの最後の2品を諦めた。
そんなことは一度も無かったので悔しさが募る。小S子さんやSY子は、消化力も量も両方少ない人た
だが、彼女達の悲しみ(!)がよくわかった。目は食べたいのに、胃が「もうダメだ」と降参しちゃうんだ
もん、そりゃー悔しいやね。ちょっと話がそれた。閑話休題。
20年程前の数年間、私の生活は異常であった。2ヶ月の予定表は、まず週末が埋まる。結婚式がほと
んどだったが、ゴルフしないのに接待でついていくだけの仕事も入る。次が夜。毎晩接待するか、され
るかの宴会だ。そして昼。ビジネスランチってのが入って昼からビールなぞ飲んでご馳走を食べる。そ
の後、午後と午前に会議や打ち合わせ、来客、面談、営業同行、取材などの予定が入っていく。夜の
宴会は、いわゆるギョーカイの人々が多く、7時から宴会、10頃から二次会、12時過ぎから3次会と続
いていく。あの頃は酒量と体力を誇り合うような時代で、3次会になってもシングルモルトのトリプル位
の濃い酒をグビグビと飲んでいた。3時頃よろよろと帰宅して3時間寝たらまた出社。トーゼン翌日は
二日酔である。一日中「うぅ、ーぎもじわりー」と唸っていた。そこに持ってきて昼もビールなんか飲むか
らなかなか快復しない。それがすっきりするのは、いつも夕方5時だった。7時からはその日の宴会が
始まる。つまり、私は一日で酔っていない時は、午後5時から7時までのたった2時間だったのである。
仕事で大事なことはその2時間に考えたり、ジャッジするようにしていた。今から考えてみると、何とも
バブリーで異常な生活であったことよのう。
せっかく仕事辞めたのだから、適度な食事、適度な飲酒で日々ゆったり過すのが望ましい。それはわ
かっているじゃっどん、そうも行かないのが夢子なのでごわすー。
アタイのようになっても知らんぜよ