パクパク日記6年8月2週

         スリランカから帰って、週末は踊るアホウに見るアホウ・・・阿波踊り

       

8月 7日(月) 東京は晴れ

朝というか夜というか スリランカ航空 モルジブ=成田ビジネスクラス機内食

  

  

スリランカ・コロンボからモルジブを経由して成田へ。夕食は現地時間で零時を越えてしまった。日本食

を頼んだら「売り切れです」って。18席のビジネス席にはスリランカ旅行でご一緒した方々で10席を占

めているが、私は最後に注文聞かれたからなぁ。でもここの和食は不味いから諦めもつく。旨いガーリ

ックトーストと前菜の後には味噌汁が出て、その後カレーという不思議な献立であったぞ。日本の新聞

は産経新聞しか無い。多分初めて読む。北陸製紙(+三菱商事)×王子製紙の戦いに新たに日本製

紙が加わったの?これじゃあ泥沼じゃん。たくさん飲んだ酒の〆は椰子原料のアラック。コロっと寝た。

昼というか朝というか スリランカ航空 モルジブ=成田ビジネスクラス機内食

  

機内眠り下手の私だが、何と5時間も寝てしまった。スゴイことだ。夕食の日本食が売り切れたことをス

マナイと思ったのか、お粥の注文は一番に聞きに来てくれた。お粥はまぁいいけど、他の料理の不味さ

は何だ!ほとんど食べなかった。定刻の午前11時50分成田着。カンタンな解散式をして、タクシーで

帰宅。午後1時40分に帰って、そのまま洗濯作業。一度も洗濯しなかったんですのよ、ホホホ、臭い!

夜 舟町 「おちあい」 お任せ(ぬた、とろろ汁、大トロと赤身の刺身、豆腐の味噌漬け、和風しゅうま

い、芋鍋、おじや)、ビール、冷酒 5合 @5千円

  

  

田中長野県知事が8万票差で選挙に負けたらしい。いい気味。「何となくクリスタル」でデヴューした彼

って「何となくハチュウ類」という感じで本能が受け付けない。爬虫類と好んでつきあっている女性はど

ういう気持ちなのだろうね。亀田長男の試合は1回でダウンしたものの辛勝してチャンピオンになった

が抗議が殺到しているとか。後刻私も試合のダイジェストを観たけど、これはホームタウンディシジョン

の行き過ぎだわなぁ・・・・。スリランカで撮影した写真をパソコンに取り込みながらテレビをつけっぱなし

にして留守中の出来事を知る。今回デジカメに初めて「2Gギガ」のメディアを使用したのだが、これだ

といつものカードリーダーでは読み込めない。カメラ師匠ケンイチさんを探し回るが行方不明。A先生に

容量が大きい時はカメラから直接取り込むべしとアドバイスされようやく実行できた。8時半だ。帰国日

お約束夕食ソーメンは明日にして、飲みに行っちゃおうか。今晩は空いている「おちあい」で、お父さん

相手におしゃべり。冷たいとろろ汁がすーっと胸を通り過ぎて行く。マイウー!汗かいて鍋を食べ、やっ

ぱり日本の食事はいいですなぁ。かなり酔っ払っているのに、帰宅して7月4週分を作成して更新した。

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8月 8日(火) 小雨 午後から曇り 夕方美しい夕焼け

 無し

昨夜2時半に寝たが、7時半にはすっきり起きた。やっぱり飛行機で5時間眠ることが出来たのが勝因

かな。シャワーを浴びてから、スカイデッキの椅子3脚を家の中に避難させる。7号台風が関東地方に

も上陸する恐れもあるし。N原先生の治療院。「ほう、今度の旅では腰から下が疲れましたなぁ」って。

昼 四谷4丁目 「フレッシュネス・バーガー」 メンチバーガー、野菜スープ、オニオンリング、アイ

     スコ ーヒー

    これは私の味覚に合いません!

近所の「福屋パン」で買い物してぶらぶら歩いている時、ふと魔がさすように 「フレッシュネス・バーガ

ー」に入ってしまう。これが大間違いの始まり。注文済ませてテーブルで待っていると、隣の2人がけの

席に子供2人が来た。いきなり「ママー、オレンジジュースとハンバーガー、オレンジジュースとハンバ

ーガー、オレンジジュースとハンバーガー・・・・」と150デシベルの大声高音で叫び続ける。妹も加わっ

2人で叫び続ける。ママは注意しないのか!ヤンママ風の若い母親は子供に注意するどころか、私

の席の椅子まで黙って移して行く。不愉快なので私は席を代わる。ゴメンもアリガトも言わん。その上、

やっと来たメンチバーガーも野菜スープもオニオンリングも全部不味くて2口食べてあとは全部残す。

午後のおやつ 「福屋パン」のカレーパン

もう絶対来ないからな、と店を出る。不愉快な原因の大半はあの無作法な親子連れなんだけどね。千

円以上も払って殆ど食べなかったのですぐ空腹となる。パクパク日記81週を作りながパンを齧る。

夜 家食 ソーメン、薬味(きゅうり、油揚げ、長ネギ、茗荷、大葉)、かき揚げ めんつゆと胡麻だれ

  

  

切りの良いところで終わりにして、夕食の支度。でもソーメンだから30分もあれば食卓は整う。保守的

というか、工夫が足りないというか、ソーメン夕食といえば、何から何まで同じ内容になっちゃう。無酒日

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8月 9日(水) 台風7号の影響の風雨 でも弱い 午後晴れ 夜雨

 無し

6日の広島に続き、今日は長崎に原爆が投下されて61年目となる記念日である。久々に観た朝の連

ドラは、どうも達彦さんが戦死したかもしれないというという場面であった。桜子ちゃんどうする!親の

世代はこの戦争を戦い、亡くなった伯父も2人いる。今レバノンでは激しい戦闘状態が続いて胸が痛く

なるが、日本は平和だ。シャワーを浴びて、代々木に整体治療に行く。台風の影響で時折強い風雨。

昼 新宿 「墨絵」 パスタランチ(前菜、パン、ミネストローネのパスタ、フルーツみつ豆抹茶アイスク

       リ ーム添え +320円、コーヒー) 1260円+320円=1580

  

    パンが一番美味しかった

「すみのえ」というこのレストランは、いつも店の前に長い行列が出来ている。美味しいのかどうか知ら

んがいっつも行列がある。前を通りかかると2人しかいなかったので入ってみた。客は「お一人様女性」

が多い。最初に出て来るパンが大きくて美味しい。お替りどうぞ、と張り紙されている。白ワインと合い

そうなちっちゃな前菜。今日のパスタは明太子ソースだったが、ミネストローネに替えて貰う。味はフツ

ー。デザートのシャーベットに320円追加してフルーツみつ豆抹茶アイスクリム添えを注文。フツー。

夜 家食 「ポレポレファーム」のピリ辛ソーセージとキャベツを「福屋」のパンに挟んだホットドッグ、か

き揚げ入り煮麺

  

午後はひたすらパクパク日記の作成に取り組み、75081週更新終了!これでやっとスリラン

カ旅行が終った感じ。7時からオシム・ジャパンの初陣戦であるトリニダード・トバコとの親善試合が始

まった。三都主が2ゴールして2−0で前半を折り返す。書斎を出てリビングに行くと、窓から見える国

立競技場にはライトが赤々と点き、スタンドも満員だ。あぁ、そこでやっているんだ、この試合。隣の神

宮球場もライトで明るいが、こちらは満員ではないようだなぁ。家から見えるってスゴイっしょ?夕食は、

今朝食べようと思っていたものをそっくり作る。だから朝ご飯のような夕食。昨日、映画「ホテルハイビス

カス」の主役・仲宗根みえこちゃんの口真似を思い出していたら、何と民放のBSでその映画をやって

いた。こんな偶然ってあるんですね。「お母ちゃん、お帰リンゴ」。そうそう、この語り口です与論島。ほっ

こりした気分でアップした81週を見てがっくリス。変換マチガイ多く、文章も下手ッピーマン。無酒日

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8月 10日(木) 晴れ 暑いぞー!!

朝 家食 野菜どっさりサッポロ一番塩ラーメン、アロエヨーグルト

    あぁ日本に帰って来たって感じ

たまには朝ご飯も食べないと茄子。旅に出ればガツガツ食べるのニンニク。イカン!仲宗根みえこの

り方未だ続いている象。ここはお気に入りの野菜どっさりサッポロ一番塩ラーメンにしようっ父ちゃん。

午前中は、スリランカのプリントする写真選びに没頭する。週末徳島に出かける前に、ご一緒した方々

にお送りするには、今日写真を仕上げる必要がある。今回は2500枚位しか無いから3時間で終る。

昼 新橋 「スマトラ」 スマトラカレー(ルーのみ大盛り) 600円、らっきょ 60

    日本のスマトラカレーも旨い!

写真屋にプリント依頼をしてから新橋へ。美容院の前のランチはスマトラカレーと決めている。大盛りの

ルーをご飯にかけながら、ふと思い出した。私は8日間スリランカで毎日カレーを食べて来たばかりだ

って。でもいいの。あれとこれはカレーでも違うものだから。このカレーを食べ続けて、30年になるなぁ。

午後のお茶 銀座 「ドトール」 アイスコーヒー 180

美容院でカットとヘアダイを済ませて銀座。そろそろ行かないと、「MATSUYA」の若林さんに叱られち

ゃう。でも、彼女はいなかった。4月に別の店に異動になったのだとか。それでは帰ります、と言うと、せ

っかくいらしたのですから見て行って下さいとお願いされる。お願いには弱い。たった20分いただけだ

が、その店で7点、隣の店で6点合計13点も買ってしまった。買い物はキライだから、一度にたくさん

買うクセがある。こんなに買ってどこに収納するのだ廊下。「ドトール」好きは、銀座でも「ドトール」に行

く。いつの間にか、1階も禁煙席になっていた。こうして喫煙者は社会から厄介者扱いを受けるのだよ。

夜 無し!!!!

出かける前にお願いしていたプリントを受け取って帰宅すると6時半だった。そのまま写真を取り出し、

人別に整理して行く。多い人、少ない人、全くない人。枚数の多い人にはアルバムを作る。宛名書きを

する。次はA5の挨拶文を作って封入すれば完成というところまで来た。5分で文章を作り、プリンター

を動かすと・・・・黒のインク部分(つまり文章ほとんどってことです)が何度やっても印刷されない。黒イ

ンクはこの前新しいのと交換したばかりだ・・・うーむ・・・。そうだ!赤と青は出るから紺の文字にしちゃ

おう。やっと出来た。これを封筒に入れてオシマイ!ゲッ?もう10時?寝食忘れるなんてことは滅多に

ない私。「寝」は忘れても「食」は忘れたことはない。じゃあ、今夜は夕食抜きってことで。驚愕。無酒日

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8月 11日(金) 曇り

朝 無し!!

昨夜夕食を抜いたから、空腹で目覚めるだとうと思っていたのに、そんなこともなく9時まで寝ていた。

どうした訳かお腹空いていないのよ。夏バテで食欲不振?そんなバカな。これで24時間の断食だね。

昼 荒木町 「宮さわ」 宮さわ定食(カツオの刺身、鯖の味噌煮、茶碗蒸し、生野菜、小鉢2つ、味

    噌汁、漬物、ご飯) 1000

  

これ以上食事を抜いては痩せてしまう。開店と同時に「宮さわ」に行く。ランチは宮さわ定食、魚定食、

天麩羅定食と3つあるが、メインが変わるだけで他は同じ。たった千円でこの品数は良心的ではある。

昼のお茶 三栄町「ドトール」 コーヒー 180

ランチの後郵便局に写真を出しに行く。よく行く郵便局なので、職員の方々も顔馴染みが多い。月曜日

の昼に帰国して金曜日投函は最短記録かもしれない。今回に限り全員には出さず(撮影した写真がな

かったので)、10通だからカンタンだった。隣の「ほっかほか亭」では弁当を求める長い行列があった。

夜―1 大京町 「スペッキオ」 チェナプリモコース(パン、アンティパスト:オマール海老と帆立のテ

   ィエ ピドサラダ 焼きとうもろこしのブリュフェ添え、プリモピアット:トマトソースのショートパスタ、セ

   コン ドプリモピアット:トロフィエ ゴルゴンゾーラと鴨肉の燻製ソース、冷たいズッパディペッシュ(冷

    魚介のスープ)、ドルチェ:桃のムースと温かいパイ、カフェ:ミントティー プチフール)、ドラフトビ

ール、白ワイン:GABI PIRINI 赤ワイン:、IRPINIA @1万6千円

  

  

    結構なお料理でございました

よく会っていた人と何だか最近会っていないような・・・誰だっけ・・・そうそう、A先生とマキコに最近ぜー

んぜん会っていないことを思い出した。で、メールを出すと2人も同じように思っていたらしい。マキちゃ

んの希望で、近所のイタリアン「スペッキオ」で6時(!)から食事。1年ぶりに来たが、店内は改装され

出入り口も交差点よりに移ってマゴマゴした。3つのコースがあり今までの経験では一番軽いコースで

もボリュームは十分だ。ほぼプリフィックス制。アンティパストに添えられた焼きとうもろこしのブリュフェ

添えは、とうもろこしの甘さがふわっと口中に広がって何とも美味。「これをお腹一杯食べたい!」と言う

とギャルソンに「その位の量になさるのがよろしいのです」と窘められた。プリモピアットで2種のパスタ

を食べることが出来るのが嬉しい。ここのパスタは自家製で、しかも初めてお目にかかる珍しいパスタ

が多いんよ。A先生は2皿目にリゾットを食べている。メインは何にすっかなぁ。2人はビールと白金豚、

私は魚だな。冷たいズッパディペッシュはキンキンに冷した器で供された。夏の冷たいスープといえば、

フレンチのビシソワーズかスペインのガスパチョスープしか知らなかったが、この魚介スープはゼータク

ですなぁ。ドルチェの桃のムースに添えられた温かいパイがサクッと旨い。このコース6千円。白と赤ワ

インは合計3万円だったから、お酒を余り飲まなければお安くも済む。A先生もマキコも叉来るそうよ。

夜−2 夢子韓流シアター ゼリー、従兄弟の雪江夫人特製紫蘇ジュース

このご夫妻は何年かかっても必ず私の家で「冬ソナ」を全巻観ると固い決心をしておいでだ。この前ど

こまで観たっけ?じゃ9巻からね。マキコは涙を流しながら観ている。全部終るにはあと4年かかるね。

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8月 12日(土)  全国各地で雷さま大暴れ 徳島は晴れ

朝 無し

東京は雨の予報が出ている。目的地は・・・・晴れね。今日の飛行機は午後便だ。午前中ゆっくり準備。

昼 浜松町 「PANATIN」 コーンクリームスープ(カップ) 260円、超激辛コールマンカレー 1030

  

昼食を済ませて羽田に午後1時集合のこと、R子からの指令。新しい第2ターミナルなら行ってみたい

店もあるが、第1ではほぼ不味いしなぁ。じゃ浜松町で食べていこう。「PANATIN」は駅ビルにありがち

なフツーのレストランだが、ここに超激辛のカレーがあるのだよ。コールマンカレー。激辛カレーを食べ

る時はヨーグルトドリンクであるラッシーを一緒に飲むと絶対お腹を壊さないのだが、この店にラッシー

はない。代わりになるかわからんが、コーンスープも頼もう。カレーは・・・・実に辛いっす。ヒリヒリじゃ。 

夜 徳島 「くし伝」 ゲソ揚げ、枝豆、豆腐サラダ、各種串揚げ、イカの塩辛、焼豚とレタスのチャーハ

ン、ビール中ジョッキ 2杯、ジントニック 2杯 @2260

   

   

   

               瀬戸内寂聴さん           コンちゃんこと大村昆氏                高橋英樹氏

ヒースロー空港でのテロ未遂事件を受けて安全チェックは厳しい。小S子さんは通過時ピーピーなって

捕まっている。215分発のJAL徳島行きは、上空に積乱雲があるとかで、1時間出発が遅れて離陸。

揺れる。ガクンと機体が揺れる。今日は・・・JALの御巣鷹山事故と同じ8月12日。そのJALに乗って

ガクンガクン揺れるのだから気持ちが良いハズはない。それでも何とか徳島空港に着いた。翌日ニュ

ースで知ったのだが、各地で落雷のため成田空港は停電し中部国際空港や関空に着陸したとか、山

手線が3時間止まったとかトラブル続出した。1時間遅れただだから運が良かった。徳島駅までのバス

も渋滞で、指定席を買った市役所前演舞場に着いた時には既に踊りは始まっていた。110メートルの

演舞場で、有名人が踊る会場としても有名なせいか取材陣も多い。老いも若きも子供も外国人も盲導

犬も有名人も下手も名人も、踊る人はみなニカニカ顔だ。♪踊るアホウに見るアホウ 同じアホなら踊

らにゃそんそん・・・鳴り物は鉦、絞太鼓、大太鼓、鼓、三味線、笛・・・。指定席の高さでは写真を撮るの

に不便なので、一番前の通路階段にドッカと座って撮影に専念することに。瀬戸内寂聴さんが踊ってい

る。横尾忠則さん、林家正蔵さん、ミッキー・カーチスさん、大村昆夫妻、高橋英樹夫妻・・・有名人も嬉

し恥かしって感じ。下手な連、まぁまぁの連、名人級の連、楽しいねぇ。第1部は午後8時に終ったよ。

  

今回は私以外の3人が頑張ってくれて夕食の店も予約してあった。駅近くの串揚げの店。蓮根、玉葱、

じゃが芋、アスパラなど野菜中心の串揚げを食べる。「ホットペッパー」のクーポンを使ったこともあり、

お勘定は4人で何と9040円。昨夜のワイン1本より安いじゃないか!JRの鳴門行きで宿に行く。

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8月 13日(日) 鳴門と淡路島はピーカン

朝 徳島・鳴門 「割烹旅館 富久美」 朝食セット(かます干物、出汁巻卵、茄子・里芋の冷たい

   煮物、 冷奴、海苔、漬け物、若布の味噌汁、ご飯) 1000

  

鳴門駅から徒歩5分の「割烹旅館 富久美」に昨夜辿り着いたのは午後11時半だった。汗びっしょりで

座敷にへたり込む。疲れ果ててそのまま眠ってしまった。ところが午前2時に目が覚めてからほとんど

眠れない。明るくなり始めた午前5時半フロントに下りて行くと、宿のお婆ちゃんがパジャマ姿で玄関の

ガラス戸を開け放っているところだった。「あんたさん、昨夜寝てしもうてお風呂入らんかったお客さん

やろ?入り、入り」と勧められて熱いお風呂を頂いた。素泊まり6500円に千円プラスすれば朝食付きと

いうことだったが、その朝食が旨い!名産の若布がたっぷり入った味噌汁、茄子の煮物は冷たく冷さ

れてよく味が沁みている。おかずが多いから、ご飯3杯も食べてしまいましたー。8時半チェックアウト。

昼 鳴門 「大塚美術館レストラン」 鰻重(吸い物、漬け物付き) 1000円

  

  

観潮船乗り場のショップで若布、鳴門金時など土産を買い、大塚美術館へ。1999年のクリスマスに1

人でこの美術館に来た。その規模の大きさと充実ぶりに感心し「鳴門に行くなら大塚美術館は必見!」

と皆に勧めた。大塚製薬の創業75周年を記念して作ったもので、1074点の世界の美術品の陶版画

が展示されている。中でもユニークなのは環境展示と言われるもので古代遺跡や教会などの壁画をそ

のまま立体展示している。バチカンのシスティーナ礼拝堂、スクロヴェーニ礼拝堂、ポンペイの秘儀の

間など、まさにその場にいるような錯覚を覚える。特筆すべきは幾つかの美術館に散らばってしまった

エル・グレコの祭壇衝立の復元は陶版画だからこそ実現できたもの。入場料は3150円と高いけど、絶

対損はしないから、徳島に行かれたら是非どうぞ。但しレストランは全く満足できないので覚悟してね。

夕方のいっぱい 缶ビール、スリランカ土産のカシューナッツ、関西薄醤油味ポテチ

お気づきのことかと思うが、「不美子の会」の旅行である。2泊のうち1泊はゼータクしようじゃないか、

という取り決めがあり、今年はホテルウェスティン淡路島とした。3人はプールなどのスパ施設、私は足

の治療もあってエステ。夕刻また集まって、ビールを飲む。「日の高いうちは絶対アルコールは摂取し

ない」と固辞したが、もう日も沈もうとしているからいいか。スリランカ土産のカシューナッツが旨いぞ。

夜 淡路島 ・ホテルウェスティン淡路島 「コッコラーレ」 3品7千円コース(アミューズ:メロン

   のジ ュレと生ハム、前菜:岩屋港で揚がったカワハギのカルパッチョ 東浦野菜添え、冬瓜の冷

   製スー プ、パン、淡路牛のステーキ +1800円、デザート:ケーキとアイスクリーム、ミントティ)

   生ビー ル、白ワイン「シャブリ ロッシュ」 7392円、赤ワイン「シャトーレイソン99 ACオー・メ

   ドック」  9240円

  

  

  

このホテルはずっと前から泊まろうと狙っていた。「大人の高級シー・リゾートホテル」というイメージを抱

いていたのだが、お盆休みだからか、家族連れでグチャグチャに混んでいる。TDLのホテルに泊まって

いるような感じと言ったらいいのか。セットメニューの豪華なディナーを、というつもりでレストランに行っ

たのだが、隣のヴッフェコーナーからは幼児の叫び声、その上「ママー、オシッコー」と叫び続ける女の

子の声が聞こえて・・・。コースは悪くもないが、特筆する程のこともなかった。2002年の日韓W杯の時、

イングランドチームが1ヶ月宿泊したホテルとしても知られているが、彼らもこの料理を食べたわけね。

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【今週の振り返り】

更新が1日遅れて失礼しました。土曜日から月曜まで、阿波踊りと淡路島&神戸の旅は決まっていた

のだが、スリランカから帰って来た週だったので、つい1日遅れを記すこと忘れちまって。それはともか

く、日本のちょっと変わったというか、気軽には行くことができない踊りや祭を訪ねる「不美子の会の旅」

は今年徳島・阿波踊りを選んだ。富山・八尾おわら風の盆、岐阜・郡上八幡郡上踊りの徹夜踊り、そし

て昨年の秋田・西馬音内(にしもない)盆踊りと続き、さて2006年はどこに行くか、4人は頭を悩ませた。

「日本の奇祭」というのも調べてみた。でも奇祭を観たいってわけでもないし・・・。じゃあ、日本の三大盆

踊りは何だろうと調べた。郡上踊り、西馬音内盆踊り、それに徳島・阿波踊り。そうかぁ、2つ行ったんだ

から、阿波踊りを見て、日本三大盆踊りを制覇するか。ということで2006年の目標は決定した。

翌年の目的地は1年前に決める。人気のあるものは早めに手配をしなければならないからだ。昨年の

8月下旬、私は徳島の高級ホテルに予約の電話を入れた。「来年の8月12日から15日までで1泊ツ

インを2部屋予約したいのですが」。「申し訳ありませんが、阿波踊りの期間中は全室旅行代理店に委

託しておりますので、予約は一切受け付けることはできません。そんなことしたら電話が殺到して仕事

になりませんから。どこかの旅行代理店でお申し込みください」と言われた。何ということだ!しかも、こ

れはこのホテルに限ったことでなく、市内のホテル、旅館はこんな感じ。では、と旅行代理店に行くと、

そんな先の予約は出来ないし、宿だけのバラ売りはしない。ある時期になったらツァーの商品を作るか

らそれに申し込んでくれ、と言う。国内旅行で、自由度のきかないツァーなんて行かないもんねー。それ

にしても、踊りの期間中の部屋をすべて旅行代理店に出してしまうって、どういうことなのだろう。電話

が殺到して仕事にならん?全く客を無視した態度だよなぁ。代理店もその部屋をツァーという商品に組

み入れてしまう。客の希望なんて「聞かん」ってことなのか。ここまで動いて、徳島市内の宿泊すること

は諦め、近郊というべき鳴門市の旅館を抑えることにした。

数年前から4つある有料演舞場の観覧席は、夜6時からと8時半からの2部制となった。見学する時間

が短くなった代わりに、単純に席数は倍になった。7月1日からインターネット、コンビニ店頭、電話で全

国とこからでも買うことができるので便利である。前半の踊りを見物する人はその後で、後半の人は事

前に食事をすることになったので、地元の店も潤うと好評のようだ。観覧席の改良が出来たのなら、宿

の方も何とかならないものか。

初めて体験した阿波踊りは、2月に見たブラジル・リオのカーニバルとは比較にならない程小規模なもの

ではあるが、実に楽しかった。リオの場合は、14チームが審査される緊張感もあってまさに真剣勝負の

パレードであったが、阿波踊りは踊り手が心の底から楽しんでいることが見る方にも伝わってくる。職場

ごとの出場で強制されたらしい管理職風のオジサンの踊りは悲惨というほどの下手さ加減で失笑も買う

が、同じ下手くそでも外国人の皆さんの笑顔ははちきれそうだ。目の不自由な方も盲導犬に引かれて踊

っている。車椅子での参加もある。時折、目を見張る程の踊りと演奏を披露する連も出て来る。ねじり鉢巻

をキリリと巻いた子供の踊りも愛らしい。上半身を全く動かさずに巧みに踊る男踊りの名手、女ながらに男

踊りを踊るお姉さん達の色っぽさ、浅い編み笠を被る女踊りのうなじも美しい。踊り手はみんな笑っている。

嬉しそうに笑っている。その幸福感が観覧席にも伝わって来る。この熱狂の2時間があれば、1年間から準

備した甲斐があるというものだ。旅行中、来年の目標を討議。決まったよ。さぁどこでしょう。

         私もねぇ、うなじが色っぽいって言われるんだニャア

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