札幌・時計台 パクパク日記６年１１月３週
北国の枯れ葉かさこそ軽き頃スープカレーの大盛り喰らう
お久しぶり！富士山
札幌・時計台
１１月 １３日（月） 晴れ 今日も富士山キレイだよ
朝 家食 けんちん仕立て味噌雑炊、ザーサイとニラの和え物、O田さん特製ちりめん山椒、アロエヨ
ーグルト
朝一番に洗濯、続いて朝食。前の夜、味噌汁をたっぷり作った日は、味噌雑炊を食べられるからウキ
ウキする。それにしても、味噌汁もご飯もたくさんあったので、量はたーーぷり。朝から食べ過ぎだぞ！
昼 無し！
バタバタ忙しい。これだけ動いても朝食べ過ぎでお腹が空かん。そうこうするうちに、NPOの理事会に
出かける時間になってしまった。場所は表参道。折角お洒落な場所に来たのに食べる時間ないよー。
この頃には空腹なのにさ。３時半にミーティングを終えたら、夕方の打ち合わせのために急いで帰宅。
夜 家食 「アンデルセン」のシーフードグラタンとサンドイッチ、野菜サラダ、ワカメスープ、ラ・フランス
K村税理士さんと打ち合わせ。個人事務所の件に続き、何と本年度の確定申告の書類を大半渡した
のだよ。日本で私が一番早い？もっとも、未だ入手できないものは結構あるのだけど。７時からN原先
生の治療院。先生はワイハから帰ったばかりだ。ゲゲゲ！デトックスの機械が壊れちゃったの？明日
直る？がっくし。夕食は表参道「アンデルセン」で買って来たもの。これで３日続けて無酒日。エライ！
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１1月 １４日（火） 東京は晴れ 札幌は晴れたり曇ったり
朝 家食 「アンデルセン」のカレーパン、菓子パン、スープ、アロエヨーグルト、ラ・フランス
辛いパン甘いパン食べ富士の山
今日で３日続けて西の空に富士山がくっきりと見えた。晩秋から冬の晴れた日は富士山が美しく見える
のに、春になると空気が澱んでほとんどお姿が見えなくなっちまうのだよ。さて、今日は北海道に行く。
昼―１ ANA 羽田＝新千歳 スーパーシート機内食 仙台「東洋館」のお弁当、味噌汁、お茶
食べまいと思う心は負けにけり
11時発ANA新千歳行き。今日の昼食は札幌のスープカレーのつもりだったのに、時分ドキなのでお
弁当が出てしまった。「要らない」と言うつもりがうっかり受け取ってしまい、折角だから中身を見るだけ
見ようかと箱を開けたら美味しそう！仙台「東洋館」の帆立飯弁当だって。カレーは食べるにしても、お
かずだけならいいかなぁ、ご飯の上の帆立も食べていいかなぁ。あぁ・・食べちゃった。ご飯は残したよ。
昼―２ 札幌南６西１４ 「ピッキーヌ」 野菜スープカレー 720円 トッピング：スパイス卵 ＋110円、
辛さ６番＋100円、スープ大盛り ＋200円、ラッシー 240円
機内食のおかずを食べて2時間後、お気に入りのスープカレー屋「ピッキーヌ」に着いた。トーゼン空腹
ではないが、食べられないことも無い。せっかく来たのだから、スープは大盛りね。カレーが大盛りとな
ると、ご飯普通盛りではバランスが悪いわなぁ。じゃ、ご飯も大盛り。辛さの段階が増えたのね。じゃ６
番の辛さにしてちょ。辛いカレーにはラッシーは欠かせないね。というわけで２回目の昼食もたっぷり！
夕方のお茶 札幌・ホテルオークラ札幌 「ラウンジ」 コーヒー 735円
もう空気を吸うだけでも気持ちわりー程満腹となり、そのままホテルにチェックイン。今日からホテルオ
ークラ札幌に２泊する。以前「アルファ札幌」というホテルだった時泊まったことはあるが、その後内部を
改装してオークラになったのだ。テレビをつけるとBSで大相撲九州場所をやっていた。力士を見ている
と、「そんなに食べていると、いずれあぁなる」と言われているようで、キマリ悪かった。それにしても九
州場所の不入りはどうしたものか。若貴引退後一気に人気の落ちた大相撲だが、先場所あたりは客足
が戻りつつあると安堵していたのに。半分以上空席の土俵で相撲を取る力士達も張り合いないよね。
夜 札幌ススキノ 南６西５ 「くまさん」 付きだし、たち（鱈の白子）ポン酢、たちの味噌焼き、松川
鰈と
ハタ
出掛けるまで忙しく、札幌の誰にも連絡せずに来てしまった。ナーニ一人で飲むのならそれもまた良し
である。念のためケンちゃんに電話してみると「今夜？OKっすよ」。7時半にホテルに迎えに来て貰い
「くまさん」に行く。鮨屋のようにカウンターの前のケースには旨そうな魚介類がズラリ。聞けば鮨屋にも
なるし、小料理屋にもなるのだそうで。たくさんある色紙はプロ野球界のチョー大物がズラリ。ふーん、
そうゆうお店なのだね。たち（鱈の白子）の味噌焼きがうんまい！初めて食べた松川鰈。何でもこの鰈
松川鰈にも立派なエンガワがあるのだ。昨今高級鮪といえば「大間」ブランドが全盛期だが、実は「戸
井」の鮪もスゴイのだ。戸井は大間と海峡を挟んだ北海道側にある。佐賀関で獲れた関鯖・関鯵と同じ
ものが、対岸の愛媛・佐多岬では岬鯖・岬鯵（はなさば・はなあじ）といってちょっと安くなるのと同じだ
ね。最後にケンちゃんが注文した「まぜまぜ」。鮪、白身、烏賊、納豆、ネギ、いくら、うになど贅沢に細
かく切りまぜまぜする。それをご飯にたっぷり乗っけてまぜまぜする。何たる旨さよ！！ゼータクした。
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１1月 １５日（水） 札幌晴れたり曇ったり
朝 札幌・ホテルオークラ札幌 「杉ノ目」 和朝食 2000円
北国の朝も空腹覚えけり
7時起床。昨夜は満腹で２軒目に行く気持ちもなく、ホテルに真っ直ぐ帰って寝てしまった。今朝は和朝
食にしよう。地下に中華料理と和食の店がある。「ご飯とお粥がありますが」と尋ねられると、ほとんど
の客は「ご飯」と答える。私もそう。お粥も好きだが、あれはすぐ空腹になるからね。だからって、朝から
３杯食べるのは恥かしいしさ。ご飯は２杯なら恥かしくない。ホント？納豆が紙容器ってのはどうだろ。
昼 札幌・南２西７ 「ベンベラネットワーク・カンパニー」 ＢｅｒａＢｅｒａNo５ いろいろお豆とたっぷりベ
ジタブル 950円、大辛 ＋150円、ラッシー 200円
東京で見て来た天気予報では札幌は今日雪が降ることになっていた。然るに青空が美しい良い天気。
こういう外れ方は許すよ。食べてばかりではマズイので、ちょっと寒い札幌の町を散歩。以前は札幌の
会社の仕事もあったから、2ヶ月に１度は札幌に来ていた。今さら観光する気持ちにもならないから、た
だただ歩くだけ。疲れたら、喫茶店で本を読む。そしてまた散歩。これでしっかりお腹が空いた。満を持
して、スープカレーの名店「ベンベラネットワーク・カンパニー」へ。13席の小さな店で、カレーを作るに
も時間がかかるから、開店直後に店に入れないと1時間近く待たねばならない。運良く１巡目の客にな
った。「エピローグ」も魅力的だけど、サラサラスープにタイ麺の入ったメニューにしようか。美味しいな。
夜 札幌ススキノ 南５西５ 「酒倶楽部 都瑠」 付き出し：カスベ煮、肉じゃが 600円、烏賊生干
し
シューマイ 700円、牡蠣フライ 900円、漬け物盛り合わせ、蜆汁（サービス）、生ビール、冷酒 「田
酒」特別純米 たくさん ＠840０円
昼カレーを待っている間にケンちゃんから電話があった。「今夜のメンツが決まりました」。彼はこういう
仕切りが昔から上手。店は1年前に出来た「酒倶楽部 都瑠」（つる）。単身赴任セット（3500円）など
も
が
そこにO田君の携帯が鳴る。「え？今オホーツク海でマグニチュード8,1の地震があって津波警報が広
範囲で出ているんですか？こっちは全く揺れませんでしたよ」なんて言っている。まさか札幌まで津波
が押し寄せることは無いだろうが、太平洋沿岸は心配だねぇ。それはともかく「久しぶり」と乾杯。O田
君は本社の後、九州、名古屋を経て、GOちゃんは九州、仙台、広島を経て札幌に来た。「みんな中年
になったというか、エラクなったというかね、アハハ」なんて。いつの間にか12時。今日は奢りますよ。
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１１月 １６日（木） 札幌も東京も晴れ
朝 札幌・ホテルオークラ札幌 「コンチネンタル」 朝食ヴュッフェ 2000円
6時５０分起床。今日は1階のレストランで洋食のヴュッフェ。ホテルの朝食では断然和食が好きだが、
洋食の場合はヨーグルトとコーヒーがあるのがいい。野菜たっぷりのスープも飲んでしまおう。満腹。
昼 新千歳空港・北海道ラーメン道場 「函館 あじさい」 塩味わんたん麺 920円
苫小牧十勝函館札幌も
当初、昼にもう一度スープカレーを食べて帰るつもりであったが、気が変わって飛行機の便を早めた。
だからランチは空港で。空港のレストランにもスープカレーを出す店が２軒あったが、美味しいとは思え
ん。どうするか考えているうちに、「北海道ラーメン道場」なるものがあることを発見。聞けば4年前に出
来たのだそう。苫小牧、旭川、十勝、函館、札幌とご当地ラーメン店がズラリと並ぶ。スープカレーに嵌
ってからラーメンを無視して来たが、たまには食べてみるか。選んだのは函館の塩ラーメン。それだけ
ではサビシーから塩味のわんたん麺にする。あっさりした味だが、塩味は濃い。スープは殆ど残した。
夜 家食 赤飯おにぎり、ジンギスカンメンチカツとキャベツ、春雨中華サラダ、味噌汁
帰宅を早めたのは、明日に備えるため。客人が来られる予定で、「荒れ果てた」我が家の大掃除をしな
かければならないのだ。早速やる気にはなったのだが、ここをやっていると、そうそうあっちの部屋はも
っと汚いぞ、いや待てよ、そっちの方が先だと家の中をグルグル回っているうちに、夜になっちまった。
いいや、明日で。子供の頃からこうゆう困った性格なのだ。イヤなことはトコトン後に回す性格。夕食は
味噌汁を作った以外は、空港でいろいろ買って来たものを並べるだけ。それにしても赤飯好き。無酒日
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１1月 １７日（金） 晴れ
朝 家食 おにぎり（いくらと紅鮭）、コロッケとキャベツ、卵焼き、味噌汁、マンゴーヨーグルト
昨日段ボールを１０個以上ツブした。今日の午後も幾つか来る予定なので、捨てに行くのはそれも一緒
にしよう。昨日北海道で買ったおにぎり２つ。一つパクリと食べたらいくらがこぼれ出る程入っていた。
昼 西新宿 「笹陣」 チキンカツ丼 880円
せめてもと肉変えただけダイエット
午前中代々木の整体へ。家に帰る途中で区役所に行かねばならないので、西新宿で昼食。豚のカツ
丼は何となく後ろめたいので、せめてもとチキンカツ丼にする。これが旨くない。カツまでちょっと残す。
夜−１ 舟町 「おちあい」 お任せコース（醤油大豆、ぬた、アラ汁、お造り盛り合わせ：中トロ・平目・
鯛、揚げ銀杏、和風蟹しゅうまい、手羽先、出汁巻卵・イカフライ・畳鰯、芋鍋、白菜漬け、おじや）、
ビール、冷酒 5合 ＠6000円
区役所で印鑑証明を貰う。火災保険の証書を無くした（というか見つからない）ので、必要になった。私
は「モノを無くす」ということにかけては絶対的な自信がある。この２年だけでも無くした（或いは必要な
時までに見つけられない）ものは、銀行のカード、生保の証書、それに印鑑証明用のカード・・・・。そん
な性格なので、銀行に貸し金庫まで借りているのに、やっぱり無くしてしまう。その関係における「禁治
産者」かもしれない。昨日サボった分、待ったなしだから遮二無二ガンバって掃除をする。この家に引っ
越す時買ったドイツ製の掃除機。引っ張り出すのは２回目だ。アハハ。あんまり久しぶりなので、作動
のスイッチがどこかわからず５分間、あっち押したりこっち押したり。家はキレイになったが、腰が痛い。
夕方５時半、スリランカでご一緒したI浦ご夫妻、F谷夫人がお見えになる。近所の「おちあい」の小上
がりを予約している。いやいやお久しぶりです、その折はお世話になりまして・・・ほうほう、あれからお
出掛けになった国は・・ブルートレインは豪華でしたか・・ジャガランダをたっぷり見られなかったのです
か・・全日本のテニス大会で優勝された？スゴイ！こんな風に穏かな料理を食べながら話題も穏かに。
夜―２ 夢子思い出倶楽部 美味しい水、「紫雲石」
早く宴会を始めたのでお開きも早い。荒木町界隈は初めてと仰るので、ちょいとご案内して我が家へ。I
浦さんのモロッコと南アフリカの日記を拝見する。写真がドッサリ添付された素晴らしい旅日記だった。
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１１月 １８日（土） 晴れのち曇り
朝のおめざ 「北菓楼」のバームクーヘン、大分の「かいぞくかりんとう」、加賀棒茶
あちこちの名産集めお茶を飲み
お腹も空くが時間がないのでお菓子とお茶。北海道で買って来た「北菓楼」のバームクーヘンに大分の
「かいぞくかりんとう」にお茶は石川県の加賀棒茶。地方のお菓子やお茶が楽しめるのも旅行のお陰。
昼 白山 「レザン」 ドライカレー プレーンオムレツ乗せ（通称45番）セット（サラダ、味噌汁、福神漬
け、飲み物付き） 940円
朝１０時乃木坂の歯医者へ。いよいよ今日は優秀だった「次子」を卒業し、長い間飲食を共にする「美
津子」と対面する。三番目の歯だから「三ツ子」かもしれないが、これでは双子に三つ子みたいだし。そ
れに１００万円近くする高価な歯でピカピカ光っているから、「美津子」と名付けよう。熱伝導性の高い白
金加金床なのだそうで、極めて薄い。F野先生が「これで食べ物の味もグンと上がるハズですよ」って。
乃木坂から我が家のマンションを素通りして白山へ。月１の病院だが、待合室で名前を呼ばれたので
「はい」と答えると、隣の男性も「はい」と立ち上がった。字は違うが同じ苗字なのですってさ。ランチは
いつもの「レザン」。先月は夕方来たので２ヶ月ぶりだ。オムレツ乗っけたドライカレーは旨いであるよ。
午後のお茶 曙橋 「コロンビア」 コーヒー 390円
２０年も通っている病院は、ほぼタクシーに乗って行き来している。タマには電車で帰るかと地下鉄を乗
り継いで曙橋で降りた。何度か来ている曙橋でも、商店街を歩いたことがない。ふーん、こうゆう通りな
のだね。近くのフジテレビがお台場に移転してから元気が無いと聞いたけど結構人通りも多い。飲食店
はチェーン店ばかりだけど。本屋で雑誌を２冊買い、気持ちのよさげな店で美味しいコーヒーを飲む。
夜 家食 クラムチャウダー、卵とチーズサンドイッチ、ラ・フランス
大昔ボストンに行った。ハーバード大学ではライシャワー元駐日本アメリカ大使、MITでは近代経済学
の大家サミュエルソン教授の有り難いお話を伺ったのだが、内容は何も覚えていない。まさに豚に真珠
だった。その代わりボストンで覚えていることと言えば、クラムチャウダーが美味しかったこと！アメリカ
では元祖だからね。そのボストンに松坂大輔投手が行くらしい。そうなると、突然クラムチャウダーが食
べたくなる。すぐ食べたい！たくさん食べたい！じゃ作るか。大きなボウルで３杯食べたぞ！！無酒日
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１1月 １９日（日） 東京は曇りのち雨 大阪は雨
朝 家食 クラムチャウダー、卵とチーズトースト、朝食みかんのヨーグルト
ハマグリもアサリもクラムと言うのだよ
6時半起床。今日はこれから大阪に行くので朝から忙しい。まずは朝風呂に入ってと、次は朝食。昨夜
のクラムチャウダーが残っているから嬉しいな。ルンルン。問題はお天気。雨の試合はタイヘンだから。
昼 大阪・長居公園駐車場にて 勝つサンドとお茶
小雨が降り出した羽田から大阪の伊丹空港へ。空港にはキョーコが迎えに来てくれているハズだ。携
帯で連絡を取ろうと思ったら、何と自宅に忘れて来ちゃった。不携帯電話である。キョーコとは無事会え
て、ベンツで長居公園へ。駐車場はエライ混みようで、ようやく南駐車場に入れることが出来た。雨が
降っているから、車の中で勝つモノ。キョーコ曰く「千里中央一の勝つサンド」だそうでホンマに旨いわ。
え？これ作っているの喫茶店？600円？毎日食べても良いくらい旨かったぞ！勝つモノ儀式を終えて
から長居球技場へ。今日は決勝トーナメントの第１戦で、当方は１０回連続なのに対し、相手は初めて
の進出である。その代わり、あっちは地元とあって応援団は数倍いた。ポンチョを被ってサイドラインに
立つ。晩秋の雨の試合は寒いよ。その上、決勝トーナメントなので普段の１Ｑ１２分が１５分となる。つ
まりいつもの試合の５Ｑ分戦わねばならない。寒い長い試合の結果は７４：１３。翌日の新聞によると決
勝トーナメントで７４得点と得失点差６１点は記録なのだそう。東京も大阪の試合も２位チームが勝利。
夜−１ 大阪・帝国ホテル 「鉄板焼 嘉門」 玉造門コース（先付け：ずわい蟹の蓮根饅頭、前菜盛
り
ニクチップ、宮崎牛のフィレとサーロイン、ガーリックライス、赤出汁、漬け物、デザート：アイスクリ
ーム）、生ビール×２杯、冷酒 「玉の光」大吟醸 300ml×２本 ＠２万円（宿泊者は２割引き）
試合後は、今晩宿泊する帝国ホテルの「鉄板焼 嘉門」で祝杯を上げる。もっともドライバーキョーコは
烏龍茶だったが。＠１万９９５０円の玉造門コースにはフォアグラが付く。しかし伊勢海老もつく。伊勢海
老はあまり食べたくないので、魚に代えて貰う。フォアグラの余りの美味しさに２人で随喜の涙を流しそ
うになる。魚も旨いじゃないか。「ニンニクは大丈夫ですか？」、「山ほど下さい！」と２人揃って言う。キ
ョーコはこの１ヵ月風邪を拗らせて点滴を打ち、おまけに喘息にまでなったが、今晩のご馳走のために
「気合い」で治したのだそう。彼女の喰い意地には私もタジタジである。快気祝いも兼ねて、私の肉は半
分彼女に上げた。白いご飯をガーリックライスにして貰うとオコゲを作って上に乗せてくれた。その上に
残しておいたガーリックチップを乗っけて食べる。ウンマイ！日曜日の夜とあって静かな「嘉門」である。
夜―２ 大阪・帝国ホテル 「オールドインペリアルバー」 ジントニック ３杯
鉄板焼のコースを食べ終わっても、未だ７時半である。留守宅では旦那と子供２人は大好きな宅配ピ
ザを食べているだろうから、もうちょっとゆっくりしようか。彼女はフレッシュフルーツのオレンジや柿など
を使ったカクテルを３杯飲んだ。試合にも大勝ちしたし、美味しい料理とお酒で満ち足りた気分やねぇ。
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【今週の振り返り】
3年前札幌に本拠地を移した日本ハムファイターズがパリーグで優勝、そして44年ぶりに日本一とな
った。続いてアジア大会でも優勝。元気のない北海道に元気をくれたと、地元では大騒ぎ。マスコミもコ
メンテーターも「北海道に久々の朗報ですね。元気が無かったから」とコメントする。確かに、北海道の
この十数年はタイヘンだった。ぼんやり覚えているだけでも、北海道拓殖銀行の破綻や雪印の大不祥
事、酪農・漁業の低迷が長引き、最近では夕張市の破産が暗いニュースとして話題となった。北海道
にとって観光は大きな柱だが、オーストラリア観光客増加でニセコが潤っているという明るい話題もある
ものの、スキー人口の減少には歯止めがかからない。平日の昼間、札幌の町を歩くと人通りが少なく、
「祝日本一！日本ハムファイターズ！」の看板が妙に寂しく見える。そんな札幌では、今週の１８日土曜
日には日ハムの優勝パレードに大勢のファンが集まり、紙吹雪が派手に舞い散る光景を見て、ちょっと
ホッとした。
ところで、札幌には何しに行ったかって？もちろん、スープカレーを食べるためですよ。数十回も行って
いる札幌だが、最初の頃はごタブンニもれず、札幌ラーメンばかり食べていた。２泊して５杯食べたこと
もあった。とうもろこし、じゃが芋を経て次は蟹や鮨。しかし、この数年はスープカレーばかりだ。昨今は
東京にもスープカレーの店が徐々に出来始めたが、やっぱり本場はの札幌は百花繚乱のごとくスープ
カレーの店がひしめく。わざわざスープカレーを食べるために札幌に行く私は少数派だろうが、それでも
町の魅力に美味しいものは欠かせない。
四谷3丁目の近所にあった「浅野屋」が10月下旬移転した。移転先は自由が丘だってさ。軽井沢が本
店の人気パン屋がどうしてこの町にあるのか不思議ではあったが、去られてしまうとはねぇ。この町に
引っ越して2年8ヶ月近くなるが、その間だけでも気に入った店がいくつも姿を消して寂しい思いをいて
いる。マンションの下見に来た時風情のある店構えが魅力的だった「万世」は、入居した時には既に閉
店していた。私のお気に入り喫茶店３店のうち、何と２店が姿を消した。今は「野の花」があるだけ。「浅
野屋」近くにあった「ハイチ」の四谷店が無くなった。あそこのドライカレーがとても好物だったのに。サク
ッと揚げられたトンカツが大盛りが売りの「あらい」も無くなった。近所のステーキ屋「木の実」は、夜の
ステーキを一度も食べないまま店を閉じた。ランチも夜も安くて美味しいタイ料理を食べさせてくれた「メ
ーヤウ村」はビル建て直しでどこに移転したか不明である。モチッとした水餃子が美味しかった「上海飯
店」が店をたたみ、その後に出来た「よつや菜館」まで1年半ちょっとで早々に姿を消して、また新しい
中華料理店が登場したのにはびっくりした。無くなるばかりじゃ寂し過ぎるから、次に出来る店に期待す
るしかないよね。とはいえ、四谷3丁目界隈には、一生かかっても周り切れない程の魅力的な飲み屋さ
んがグチャグチャとたくさんあるのだよ。
僅かな期間に、店の浮沈をこうも見せつけられると、「変わらぬ味を江戸時代から」とか、「創業百数十
年」なんて店や宿が燦然と光って見えてくる。後継者問題だって決して小さなことではないし、常に同じ
味やサービスを提供することもなまなかな努力で出来るものではない。それが、大手企業が経営する
チェーン店ではない、個人が経営する店なら、なおさら貴重となる。「変えること」ばかりが進歩ではな
い。「変えないこと」、「維持すること」の進歩を買いたい。
マジメぶる話の中身ニャアも無い