パクパク日記6年12月4週

          アディオス!戌年2006年  アニハセヨー!亥年2007年

         間人蟹(たいざがに)

12月 25日(月) 晴れ 夜半小雨  今日はクリスマス

朝 家食 味噌雑炊、ポテトサラダ、「カフェドール」のアップルパイ、「谷井農園」の完熟みかん

  

昨日は冬至であった。6月の夏至からどんどん日が短くなって、秋の釣瓶落としは哀しい位に日暮れが

早い。しかし冬至を境に日はどんどん長くなる。残念ながら、昨日は柚子湯には入らなかったが、先人

が築きあげて来た「教え」のようなものは大事だと思っている。朝食は雑炊とアップルパイ。美味しい。

昼 愛住町 「大陸」 野菜ラーメン 700円

    卵入り野菜ラーメン珍しい

N原先生の治療院。今日のデトックス(毒出し)は、存外毒が少なく周囲も私がガッカリ。もう毒を出し

切ったのか?それとも、カラダが毒を抱いて排出しないようにしているのか。今日のランチは軽くね。マ

ンション前の中華食堂の「大陸」。ここにはタンメンの代わりに野菜ラーメンがある。素朴な味であるな。

夜―1 早稲田 都バス車庫前 「亀吉寿司」 おまかせコース(肴:すみイカ刺身、うに、車海老の

     踊り、アワビ、シマアジの漬け、ゲソ)、はだがり巻、潮汁、握り:穴子、ビール、冷酒 @1万3300

  

  

    今年また鮨屋で過すクリスマス

昨日オジョーから携帯メール(もうちゃーんと出来るようになったんよ)で「鮨屋に行く前、運動しません

か?」という提案があった。断り文句を色々考えたが、思いつかない。仕方なく一緒に行くことにした。プ

ールでみっちり50分!疲れたぞー。遅い昼飯も何のその、ちゃんと空腹になった。7時の約束を少し早

めて亀吉寿司で集合。香港在中K岩が所望したのは「亀吉寿司」であった。そうゆうことで、今年も「鮨

屋でクリスマス」である。亀のオヤジも頑張ってご馳走を並べる。それが過ぎてつまみだけで、私はほ

ぼ満腹。香港の食戦争で激戦を戦い抜いて来た仲間2人が「普段あれほど食べるのに、どうして夢子

さんは鮨屋に来ると急に小食になるのですかぁ?」と聞く。わからん。私もわからん。でもそうなのだよ。

夜―2 リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 「メリッサ」の生チーズケーキ、マルガリータ、ジ

     ント ニック 2杯

    クリスマスケーキ貰って酒を飲み

このバーでソルティドッグを飲むのも1年半ぶり東京のK岩のリクエストである。クリスマス・デコレーシ

ョンが華やかなロビーを抜けて「セラーバー」に入って行くと、カウンターにはいつもの顔馴染み。その

お一方が私達3人にケーキをプレゼントして下さった。ご馳走さまでした。オジョーに送って貰い帰宅。

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12月 26日(火) 東京は12月として史上最多の大雨降る

朝 家食 「カフェドール」のアップルパイ、ポテサラトースト、「クノール」のつぶつぶコーンスープ、ア

      ロ エヨーグルト

  

6時50分起床。アチャーッ、雨だよ。今日は月2時間のパートの日。1ヶ月でたった1日、それも2時間

の会議なのに、前日はとてもキンチョーする。出かける日は、お風呂に入ったり、朝食を食べて忙しい。

昼 家食 卵と竹の子とハムのチャーハン、「日清」の牛肉と香菜のフォー、「新井製菓」の黒胡椒せん

  

会議は1時間半で終った。いつも、そこからどこかに出かけるのだが、今日は真っ直ぐに帰宅して昼飯

を作った。フツーに美味しい。昨日オジョーから貰った黒胡椒せんを食べた。衝撃の旨さと辛さ。凄い!

夜 赤坂 「バー タートヴァン」 フォアグラソティ メルバトースト添え、ジャーマンポテト、牡蠣のグ

      ラタ ン、チョリソとキャベツの蒸し煮、ギネスビール、ビール、ジントニック 5杯、ハバナクラブ15年 

9250

  

   バー食は2次会兼ねて便利だな

どしゃぶりの中を赤坂に向かう。ちょっと変わった忘年会。「タートヴァン」でやると1次会も2次会も連

続出来て便利。特にこんな荒れた天候では何より。話題はカメラから、旅行の話になり、そして国内か

ら海外に飛んだ。キューバの話題は、カストロ、葉巻、そしてラム。「ハバナクラブ15年ちょっと飲んで

みますか?」とマスター。濃厚な香りと芳醇な味!なんて旨いのだ!いくつになっても好奇心が大事。

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12月 27日(水) 強風なれど素晴らしい晴天  東北地方では爆発低気圧大暴れ

朝 家食 ポテサラトースト、アロエヨーグルト

夜中まで激しく降っていた雨は止んだ。大雨が街を洗い、強風汚いものを吹き飛ばして東京の空は飛

びっきりの美しさ。23階の我が家からは富士山はもちろん近隣の山々がすべて見える。爆発低気圧は

東北地方に移って暴れているらしい。昨年の大雪から一転雪不足に困っていたスキー場は雪乞いの

儀式をやっていたが、この大雪でホッとしたのではないか。たくさん作ったポテトサラダこれでお終い。

昼 代々木 「Voo Doo 梅しそロールカツランチ(サラダ、味噌汁、コーヒー) 950

    旨くなく不味くもないランチなり

「本年はお世話になりました。良いお年を!」と代々木で今年最後の整体。今日はこの後忙しいので、

隣の「Voo Doo」で久々のランチ。日替わりランチは梅しそロールカツ。不味くもないけど、旨くもない。

帰路、新宿の伊勢丹で買い物をして四谷三丁目駅に着く。煙草を買おうと売店によると、商品がエラク

少ない。聞いてみると明日で店を閉め取り壊されるのだと。防火上、店があるとマズイという理由とか。

夜 間人蟹忘年パーティ 間人(たいざ)蟹の生と炙り、数の子、丹波の黒豆、「小豆島」の塩漬け

    オリ ーブ、オジョー特製かぶらと焼き椎茸の酢の物、海ぶどう、豆腐のとろとろリゾット、(口福コロ

    ッケ と野菜)、「銀座ピエスモンテ」のアップルパイとオジョー特製タピオカプリン

  

  

  

去年から恒例となった我が家での間人蟹パーティは27日開催なので忘年会も兼ねる。「間人蟹」と書

いて「たいざがに」。京都府の日本海側にある間人港で水揚げされる蟹の収穫量は少なく、その殆どが

高級料亭に行ってしまうから、一般に入手することは困難な幻系の超高級蟹である。蟹提供者のN

先生七輪と蟹の箱を持って登場。早速オジョーを助手に蟹を捌き始める。蟹捌きは専門職だが、昨年

その技術を体得したA先生がそれを引き継ぐ。炭を熾して、炙り蟹の担当は私。何だか火力が弱くてう

まく焼けないぞ。それはともかく、6人揃って「かんぱーい!」。先ず生のまま頂く。ネットリとして甘い蟹

だ。炙るとその甘さが倍加するのだよ。間人蟹初体験のSブーが「幸せ!」と目を細めておる。蟹はカラ

ダを冷やすので、生姜モノを作らねば。前回は生姜をたくさん入れた白菜とベーコンのスープを作った

が、今日は豆腐のとろとろリゾット。オジョーが「これでは少ない」とブーたれる。「それは食事じゃない

の!生姜モノなの!」。そして、このパーティの料理は「口福コロッケ」で〆ることになっておる。私は明

日からたくさん食べるので、今日は止めておこ。デザートは「銀座ピエスモンテ」のアップルパイとオジョ

ー特製のタピオカプリンの2種。何から何までゼータクである。パーティの間にインドの写真を送った

方々のお二人からお電話を頂戴した。それにしても、この会、話題はどーしていつも女話になるのぉ?

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12月 28日(木) 晴れ

朝 家食 間人蟹雑炊、オジョー特製かぶらと焼き椎茸の酢の物、「銀座ピエスモンテ」のアップルパイ、

      アロエヨーグルト

  

昨夜のパーティは零時近くにお開きとなった。A先生がパソコンのナナちゃんのセッティングをしてくれ

たが、その作業が終ったのが午前2時。その上、蟹を焼いた炭がなかなか消えずに深夜まで待ってい

た。その間、男子フィギャアスケート日本選手権の男子のショートプログラムを見る。世界の大会でいろ

んな国の選手の演技を見るもの楽しいが、日本選手権ではたくさんの知らない選手の演技を見ること

が出来ていいねぇ。高橋、織田以外にも才能豊かな選手がたくさんいる。いつの間にか日本は男女共

にフィギャアスケート王国になるつつあるのだな。協会はだらし無かったけど。でも、高橋が採用したチ

ャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトに手拍子はヤメテほしいぞ。蟹足の細いところを鍋にたくさん

入れてスープを作った。それで間人蟹雑炊。柔らかな上品なスープで朝からうーん、と唸って食べた。

昼 四谷三丁目 「尾張屋」 カレー南蛮きしめん 780

    きしめんにカレー汁かけ食べるなり

昨夜の後片付けをした。一番時間がかかるのは炭の処理。燃えカスを拾ったり、灰を集めたり、洗った

りでね。それに油の処理。これがイヤで揚げ物は自宅で一切しないという人さえいる。昔母の世代は古

新聞に油を沁み込ませていたが、今は油を固める便利なものもある。でも、固まった油を鍋から出すの

に手間どってたりね。昼は「尾張屋」でカレーきしめん。年越し蕎麦には早いが、お店は繁昌していた。

午後のお茶 三栄町 「野の花」 野の花ブレンド 600

1月の旅行の準備をしているところへ、突然宅急便が来てビーフシチュー1人前と、衝撃の旨さの「黒

胡椒せん」をたくさん届けてくれた。こんなに頂いては申し訳ないし、夕方まで時間があるという話だっ

たので、一緒にお茶。どこの宅配便かって?オジョーですよ。ビーフシチューはママ特製の半生とか。

夜 家食 口福コロッケと野菜、オジョー特製かぶらと焼き椎茸の酢の物、もずく酢、間人蟹の味噌

     汁、タピオカプリン

  

旅行準備の続き。1月の旅行は気温差40度(零下5度から30度まで!)に備えた服装、かつパーティ

用のフォーマルとまで行かなくてもお洒落着も必要だし、膝丈までの長靴、防水パンツ、なのに水着も

なんて何かワケわからないものも持って行くのでタイヘンだ。酔い止めも誘眠剤もね。フィギャアスケー

トは昨日の男子に続いて今晩は女子のショートプログラム。安藤美姫もノーミスなら真央ちゃんもカン

ペキでトップ。真央ちゃん可愛いねぇ。それを見ながら夕食の準備。昨夜ガマンした口福コロッケを3つ

も揚げちゃおう。間人蟹の足で取ったスープで味噌汁も作っちゃおっかなぁ。どれもこれも旨いでありま

す。夜遅く男子のフりーを見る。織田君転倒しちゃって、高橋君が堂々の優勝。インタビューで織田君

が泣いている。この人、勝っても負けても無く。泣き顔も可愛いがそれでは天下取りできんぞ!無酒日

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12月 29日(金)  晴れ ようやく寒くなって来た

朝 家食 間人蟹味噌雑炊、口福コロッケ、もずく酢、アロエヨーグルト

  

チョー暖冬の今年。それでもようやく冬らしくなって来たので、昨夜寝室にデロンギヒーターを引っ張り

出してつけて寝た。ほんわかと部屋が暖かかった。今日は蟹味噌雑炊だ。蟹は何度も楽しめていい。

昼 四谷三丁目 「東京風月堂」 帆立と海老のドリア 819円、サラダとコーヒーセット 315

  

29日の昼ともなると、午前中で仕事納めをした人たちがホッとした表情で歩いているが、あとは年末の

買い物客ばかり。今日から年末年始休みとなったお父さんが、荷物持ち係を命じられて、大きなレジ袋

を運んでいる。今年もあと2日なのだなぁ。1年の半分旅に出ていると、そんな実感無いのだけれど。ラ

ンチは軽くいきたい。「東京風月堂」では帆立と海老のドリアばかり注文する。食後、N原先生の知慮

院で、デトックス。ダブルでやって今年分の毒を全部出した。ヒヒヒ。その後は新橋の美容院に行った。

夜の軽食 新橋演舞場にて サンドイッチ1切れ、クッキー2口

劇団☆新感線+市川染五郎の公演、「朧の森に棲む鬼」の舞台。通称「新感染」と言う。今日と明日の

夜がプレビュー、31日大晦日は年をまたがってのカウントダウン公演、そして初日は1月2日という変

則公演である。今日は小S子さんと一緒。いつも演舞場はお年寄りに占領されているが、この「新感

染」となると若者で溢れる。「朧の森に棲む鬼」は作中島かずき、演出いのうえひでのりのいつものコン

ビで、主役のライ:染五郎、キンタ:阿部サダヲ、シキブ:高田聖子、イチノオオキミ:田山涼成、マダレ:

古田新太。うーむ、面白いのだけれど、話がちょっと平坦な感じがするなぁ。でも、稀代の嘘つきの悪党

ライに扮した染ちゃんの美しいこと!花道近くの席で、彼が走り去るとサァーッと風が吹く。いい男!!

夜 銀座 「おさき」 お通し煮イカ、ぶり大根、鱈の白子焼き、海老芋の揚げ出し、蓮根の挟み揚げ、

黒豆、生ビール、冷酒 「白鷹」 @8250

  

  

舞台がはねたのは9時40分。プレビューと言っているが、実質初日だから時間は多少延びるものだ。

この前歌舞伎座の後で寄った時「おさき」のご主人が29日まで営業すると言っていた。もう遅いよなぁ

と思いつつ電話すると「どうぞ、どうぞ」と。嬉しい。小S子さんと一緒だったお陰で、ご主人が山好きで

あることを初めて知った。正月用の黒豆の味見をさせて貰う。遅くまで申し訳ありません。良いお年を!

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12月 30日(土) 晴れ  フセイン前イラク大統領死刑執行される

朝 無し

火曜日のあのドシャ降り以来、東京は毎日素晴らしい晴天が続いている。年末で車が少なくなったせ

いか、空もきれいだし、何より富士山や山々を眺められるのが嬉しい。忙しいのに、テレビなんか見る。

昼 家食 セータク口福コロッケトースト、間人蟹の味噌汁、アロエヨーグルト

    なんてゼータクな食事!

口福コロッケが2つ残っている。冷凍するとグンと味が落ちる。ゼータクだけど、2つともトーストサンドに

してしまおう。揚げたてをトーストに挟んでガブリ。旨い!日本広しと言えど、こんな食べ方ないだろう?

夜 家食 オジョー&ママとの合作ビーフシチュー、もずく酢、ネギ納豆、キャベツと豆腐の味噌汁、ご

  

午後はずっと1月の旅行の準備をしていた。今度乗るアメリカの飛行機はビジネスクラスでも1つのス

ーツケースに入れられるのは23キロまで。しかし2つまで預けられる。今日は大きい荷物を作る。重量

が心配なので、一旦ヘルスメーターに乗って体重を測り(!!)、次にスーツケースを持って測って差を

計算する。21キロ、良し。小さい方は来年やろう。一昨日オジョーが持って来てくれたビーフシチューに

チョイチョイ色んなモノを入れて煮込む。鍋を焦がしそうになる程煮込で食す。旨いじゃないか。無酒日

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12月 31日(日) ついに大晦日 2006年平成18年さよならー

朝 家食 味噌雑炊、オジョー&ママとの合作ビーフシチュー第2弾

  

目が覚めてびっくり。午前10時!!大晦日なのにとんだ朝寝坊をしてしまった。まぁここのところ寝不

足が続いていたからカラダが「休ませて」って叫んでいたのだろう。ガバッと起きて早速戦闘開始。先ず

は朝食。昨夜残ったビーフシチューをリメイクしたら一段と美味しくなった。食後はゴミを捨て、軽井沢行

きの準備。年賀状も書かない、おせちも作らない、もちろん大掃除もしない。世間の主婦から袋叩きに

されそうな私だがそれも気楽な一人暮らしのゼータク。信州は雪が降って寒いらしい。毛糸のパンツ?

大晦日の昼と夜は来年11週のパクパクで見てね。

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【今年の振り返り】

軽井沢万平ホテルで目を覚まし、最初の食事を「エルミタージュドタムラ」で摂った2006年も暮れようと

している。毎年年末になると、テレビも新聞も今年の総括があり、一年で起ったことをダイジェストで振り

返ることが出来る。ホントに色々なことがあったなぁ。色々なスポーツが行われ、多くの人や馬が引退し

たなぁ。多くの惜しい方が逝かれたなぁ。そんなカンジで、夢子の一年をざっと振り返ってみようと思う。

2006年、ホテルや旅館、飛行機に150泊した。旅行回数を足してみると180日。一年の半分は旅に

出ていたことになる。泊まったホテル・旅館を数えたら76。アハハーである。その中で印象的なホテル

を挙げてみると、ギリシャのアテネ・グランドブルターニュホテル、オーストリア・ザルツブルグのホテル

ザッハー、スリランカのマウント・ラヴィニアホテル、ペルー・マチュピチュのサンクチュアル・ロッジ、南

アフリカ・ケープタウンのヴィンヤードホテル、そしてホテルではないが、一番ゴージャスだったのは南

アフリカの豪華列車・ロボスレイルのローヤルスィートキャビンであった。

海外には毎月出かけた。つまり12回だ。訪れた国は24ヶ国に上る。イヤハヤである。チェニジア、マ

ルタ、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、イタリア、ギリシャ、スロヴェニア、クロアチア、ボツニアヘルツェ

ゴビナ、セルビア・モンテネグロ、オーストリア、アイルランド、スイス、フランス、スリランカ、ペルー、南

アフリカ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、香港(中国)、インド。海外はヨーロッパという方も

いらっしゃるが、南アメリカ大陸2回、アフリカ大陸2回、アジアにも行ってバランスの良い旅先であった

と、ちょっと自負している。どの国もそれぞれに魅力があり、どこが一番と言われても返答に窮す。敢え

てコメントするなら、住むならマルタ、再訪したいのはクロアチア、アイルランド、南アフリカだろうか。

ま、香港は毎年のように行くつもりだけど。たくさんの花々を見、たくさんの動物を見、たくさんの世界遺

産を見、たくさんの人々の写真を撮り、世界の旨いもの、不味いものも食べて来た。逆に、国内旅行は

9県しか行っておらず課題を残した。なんてね。

芝居&コンサートは35回。そのうち歌舞伎だけで31回も行ってしまった。歌舞伎会では14回から27

回まで観劇した人を特別会員、28回以上をゴールド会員として優遇しているが、昨年は26回で涙を飲

んだ。しかーしだ、今年は31回だから堂々のゴールド会員となる。どんな特典があるかといえば、チケ

ットを早く買うことが出来る。それだけ。でも、ファンにはこれが大きいのだわ。特に、私のように最前列

のかぶり付きで観たい人にはね。歌舞伎が31回となると、その他が少ないということだ。芝居が3回、

コンサートはたったの2回!バレエもゼロであった。以前の私の生活では考えられない程の音楽の少

ない一年であった。ハンセー。

次は健康面チェック。もう20年以上前から「無酒日」と称して酒を飲まない日を設けている。オンオフを

はっきりさせて、飲まん日は小さい缶ビールでも何でも1滴も飲まない代わりに、飲む日はいっぱい飲

む。長く無酒日目標は40%=146日と定め、ほぼ達成していた。しかし、海外旅行が増えてくると飲む

日が増える。しかし深酒はしないから昨年からバーを下げて35%に目標を下げることにした。今年の無

酒日は129日だから35,3%。ふふふ、目標達成だーい!じゃ、運動もしたのね?・・・・・・ヘルスクラブ

に行ったのは2回。でも去年はゼロだったからちょっとはマシだ。旅行中に2回プールでバシャバシャし

たこともあったけど、まぁ運動は去年に続き惨敗ですわ。大ハンセー。

本も数十冊読んだ。数十年達成していた「年間100冊」には及ばないが、復調気味である。印象的な

本は、久世光彦著「粛々館日記」、橋本忍著「複眼の映像」、嵐山光三郎著「文人悪食」、「文人暴食」、

いしいしんじ著「東京夜話」などかなぁ。演出家としてもすご腕であったが、作家としての久世さんが大

好きだったので、亡くなられたと知った時は深い深い溜め息をついて嘆いた。

年を取るごとに一年の過ぎ方が早くなると言われる。確かにそんなカンジを持っていた。しかし、旅ばか

りしていると、逆に長くも感じる。中身がギッシリ詰まっているせいだろうか。チェニジア&マルタ、アル

ゼンチン&ブラジル旅行って今年行ったの?と遥か昔のことのように感じるのだ。となると、今のような

過ごし方をしていれば、実際の年数よりずっと生きた気がするってこと?残り少ない、とまでは言いたく

ないが、私の人生の「これから」は「これまで」より短いことは確かだ。それならば、来年も今年のような

生活をしようかなぁ。除夜の鐘を聴きながら、ゆっくり考えよっと。

そんなこんなで、夢子倶楽部の2006年もこれにておしまい。一年間ご愛読ありがとうございました。

年も何となくやりますので、よろしくお願いします。皆さま、良いお年をお迎えください。 夢子拝  

          来年はイノシシ年?猫年いつ来るのかニャア

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