パクパク日記7年4月3週
今週はホントいろいろなことがありましてねぇ・・・・
「花月」
「岸澤屋」
4月 16日(月) 曇りのち雨
朝 家食 広島の牡蠣炊き込みご飯、寒鯖の一夜干し、大根おろし、味噌汁、バナナ
朝風呂、朝食済ませて出かけようか、あららー雨が降って来た。働いていた頃、起きて雨だと必ず「会
社休みたい!」とずっと思っていた。ごくタマにホントに休んでしまったこともあったけど(けへへ)、だい
たいは出社したよ(当たり前だ!)。N原先生の治療。今日も毒は余り出ず。どうしただべか、私。数日
前から左胸の横あたりに違和感があり「人間ドッグ終わったばかりだけど乳がんとちゃうか」と心配して
いた。でも違うんだって。脾臓が弱っているらしいよ。脾臓かぁ。銀行、郵便局が済んだところに電話。
昼のおやつ 「玉屋」のコロッケ饅頭、「新潟味のれん」のおせんべい、加賀棒茶
これがコロッケ饅頭だぁ!
電話は姪のカオルだった。海外に行っている時、時々留守番に来てくれる。今年度から月曜日の午前
中は本郷の大学でゼミがあり、夜のバイトまで時間が空くので私のマンションで勉強したいって。どうぞ、
どうぞ。国内にいても、家にはどーせほとんどいないんだし。彼女と食べようと「玉屋」で和菓子を買う。
この店、この前からコロッケ饅頭を売り出している。コロッケの饅頭?怖いもの見たさに買ってみた。
なんだ、ポテトは入っていない。饅頭にパン粉をつけて油で揚げてある。揚げ饅頭じゃない。まぁイケル。
夕方の軽食 歌舞伎座にて 「プロント」の一口サンドイッチ、烏龍茶
「お客さま、切符を見せて頂けますか?」 「ギクッ」
雨の中、大荷物を持って銀座へ。松坂屋で指定されたモノを渡して歌舞伎座へ。お昼ご飯食べていな
かったので、2列目13番に座るなり、サンドイッチをパクリ。そこに客室係が。「お客様、切符を見せて
頂けますか?そこはこちらのお客様のお席ですが・・・」。また?1階と2階と間違えた?切符を探すが、
焦っているから見つからない。そのうち開演時間が近づいて。とりあえずロビーに出て確認すると、1列
目13番だった。私ってホント阿呆やねー。2列13番は5月の席だったわい。夜の部の演目は、「源平
布引滝 実盛物語」、「口上」、「双蝶々曲輪日記 角力場」、「魚屋宗五郎」。「実盛物語」は、斎藤別当
実盛に扮した仁左衛門に最前列でただただ見惚れる。待ってました、二代目中村錦之助襲名披露の
口上。大勢の歌舞伎役者が揃う口上大好き。信二郎改め二代目中村錦之助した本人が正面に座り、
向かって右側に後見人役の富十郎が襲名のご挨拶を申し上げ、右隣の最高齢の雀右衛門、仁左衛門、
秀太郎、福助・・・と続き、左側に移る。左側は家族、縁戚などの関係者、播磨屋、萬屋、中村屋の面々。
はとこの吉右衛門、従兄弟の歌六、歌昇、獅童・・・・はとこの勘三郎、兄の時蔵とご挨拶が終わると本
人の挨拶。22人もの祝いを受けるのは、若くして映画の世界に移ったが、初代中村錦之助(萬屋)の
功績と人柄によるのだろう。「角力場」は、襲名した二代目錦之助の二役に、師匠の富十郎が絡む。最
後の「魚屋宗五郎」は、2年間の襲名披露公演が続いた十八代勘三郎の久々に取り組む歌舞伎座で
の芝居だ。殺された妹の仇を討とうと禁酒していた宗五郎が大酒を飲んで酔っ払っていく場面が見せ
所。これって、落語家の故こさん師匠の飲みっぷりを思い出す。勘三郎はもちろん良かったが、女房の
おはまを演じた時蔵が実にいい。弟思いの人らしいが弟の襲名披露を盛りたてたい気持ちが伝わる。
夜 銀座 「BAR LAMP」 フレッシュチーズ盛り合わせ(小)、バゲット、チョリソ、生ビール、ジント
ニ
芝居がはねても外は未だ雨。その中を重い荷物を持って「LAMP」に急ぐ。N山さんに頼まれたラム酒
「VIGIA」を届けるためだ。海外で酒を買って来てと頼まれると、持ち帰るのもタイヘンだし、デリバリー
に金も時間もかかってタイヘンだよ。お礼に「VIGIA」を1杯飲ませて貰う。ふーん、こうゆう味なんだ。
________________________
4月 17日(火) 曇り 時々小雨
朝 家食 広島の牡蠣炊き込みご飯、オジョーママ特製イカナゴ釘煮、味噌汁、アロエヨーグルト、
熊本
釘煮は数ヶ月持つ
最後の牡蠣ご飯を食べる。炊き込みご飯って最初は美味しいが、だんだん飽きて来るのが難。さて、
歯
昼 赤坂 「萬寿庵」 Bランチ 手打ちせいろ蕎麦と芝海老かき揚げ 940円
フォーの予定が蕎麦になった
乃木坂の歯医者で、三代目義歯の「美津子」が優秀であると褒められた。歯石を取って貰って下の歯も
ぴっかぴか。赤坂までぶらぶら歩く。今日はエラク寒いんだね。お茶しようと思った店が、改装のため閉
店していた。チェッ!そこにSブーから電話。ギョエーッ!!Y路さんが亡くなったぁ??カタカナ会社で
ある役職を一緒にやっていた方だ。私しか3歳しか年上ではないのに、しかも元気一杯の人だった・・。
「ヴェトナムアリス」でランチを摂ろうとヴェルビーの2階に行くと「閉店しました」の張り紙。次に当てにし
ていた店は「改装のため休業」の張り紙・・。今日っていったい何なのだ。蕎麦を淋しく食べたのだった。
夜―1 荒木町 「二○家」 お通し、空豆炭火焼き 980円、かまぼこ天 735円、地鶏のたたき
二○
(21個)、
昼過ぎからまた雨が降り出す。夜になるとザーザー降りとなり、悲しい雨になった。待ち合わせしている
「二○家」に15分前到着。店の人が「T澤さんという方が20分か30分遅れるそうです」。そこに携帯が
鳴り森林が「すみませーん、今タクシーに乗っていますが、15分位遅れます」。「ふん!私、帰るから」。
今晩は森林がお礼の会をやりたいというので、店の予約までしてあげたのに、2人とも遅刻って何なん
だ!今日はY路さんが亡くなり、店が潰れたりで機嫌が悪い所にこれだからプンプンである。まぁ帰り
ませんでしたけどね。今夜T澤クンと私は現金で出資金を支払い、森林の会社の株主となった。出資
金は3200円だったけど。さぁ、株主接待をしなさい!とすっかりご馳走になったことは言うまでもない。
夜―2 荒木町 「リヨン」 ビール、水割り
大昔、新宿2丁目のカラオケスナックで開かれた某社との歌合戦で、我がチームが圧勝した。個人賞で
YUMEKO1位、T澤君2位、森林3位という結果だった。しかし、本当はT澤君が圧倒的に上手い。こ
の声で何千人の女を騙して来たのだ!と思わせる程の美声の持ち主。金を払っても彼の歌は聴きたい。
そんなことで3人は歌いに行ったのです。但し、私は優秀な美津子とはいえ、「義歯子」になっちゃった
から昔のようには歌えん。最初15分は聞き役に回る。ちょっとハモってみる?あら出来た。そこに近所
のZM社の方々がみえて。皆さん私のこと知っているんだってさ。気がついたら2時だった。楽しい夜。
_______________________
4月 18日(水) 曇ったり降ったり 今日も寒いぞ 熊本では季節外れの雪!
朝 無し
昨夜ひさびさに深酒したせいか、起きてもボーっとしている。働いている時なら、二日酔であろうが、雨
であろうが出勤しなければならなかったけど、隠居はいいなぁ、と改めて思う。「辞めて良かった会社と
仕事。やらねばならないダイエット」ってね。アハハ。今週は街中がウルサイ。選挙カーが走り回ってい
る。区議選なんだって。どっかヨソでやっとくれ!って言いたいけど区議となるとここが地元だからなぁ。
昼 白山 「レザン」 カレースパゲティセット(サラダ、アイスコーヒー付き) 780円
今日はカレースパゲティです
隠居は月1回病院に行く。先週貰った人間ドッグの成績表を持って。「先生、これが今年の結果なん
ですわ。昨年と今年の比較表があるでしょ?無い?おかしいなぁ。あら?これ2006年と書いてある。
すみませーん、昨年の持って来てしまいましたー。来月今年の持って来ますね」。こんなことは私の
人生でよくあることだからビックリもしない。ビックリは食事中にかかって来た携帯電話だ。それはとも
かく、「レザン」でカレースパゲティを頼むと、次にオバアさんがカレーライスを頼み、次に来たオジイさん
がイングラを注文。これでカレーソースを使った全メニューが揃ったことになる。食後あちこち走りまわった。
夜 舟町I尾氏邸にて ギターパーティ ご馳走いろいろ
先月大学時代のクラブの先輩から電話を貰った。今夜何人か集まってギターの練習するから来ない?
って。その時は亀吉寿司に行く途中だったのでお断りした。4月の集まりは今晩と連絡を貰い、雨の中
でかけて行く。2本のワインが重い。3分で到着。先輩がセカンドハウスとして保有されている部屋は、
我が家からすぐなのだ。まぁお懐かしい!何十年ぶりでしょう。3年先輩、2年先輩ばかりだから、私も
低姿勢でっせ。先輩のご友人お二人が台所でご馳走を作られている。「あなたベースで参加しない?
ベースがイヤならギターでサード弾かない?」。じょ、じょ、ジョーダンでしょ?コントラバスを自宅に保有
しているなんてプロだけで、卒業以来触ったこともない。ギターもダメ。許してちょんまげ。「じゃ、料理班
やって」。三崎の鮪や焼きサザエ、焼き天豆、竹の子とがんもどきの煮物などがテーブルに並べられ、
最後はスープをかけた鶏飯。ご馳走さま。先輩方は食後も練習に励まれておられましたです。無酒日
_______________________
4月 19日(木) 雨のち曇り
朝 家食 「peltier」のカレーパン、野菜パン、「日清」の春雨酸辣湯スープ、アロエヨーグルト
フォーの復活を!
ひところ「丸正」の棚に、「日清」の各種カップフォーが並べられていた。大のお気に入りだった「丸美屋」
のカップフォーが姿を消し(あくまでも丸正の棚ってことです)た後だったから、嬉しかった。しかし、数種
あったフォーが徐々に消え、今は酸辣湯味の春雨しかおいていない。どうして私の好物は消えるのか。
遅い昼 新宿ハルク 「メゾン デ カレールー」 桜海老と蛤と春野菜のリングイネ、サラダ、アイスコ
―ヒー付き 1260円
新宿の「ビッグカメラ」に入院していたご飯カメラのPちゃんを迎えに行く。病弱な子で、入院することも
シバシバ、しかもレンズ交換というやたらと金がかかる大手術となる。それでも、私はPちゃんを大事に
するのだ。春らしいスパゲティを注文したのは午後2時過ぎ。早稲田の銀行に3時までに行かねばなら
ぬ。急いでくれー。タクシーで早稲田に行き、3時までに何とか用事を済ます。そして信じられらないだ
ろうが、この後ヘルスクラブに行ったのですよ。3年で2回目?3回目?久々で過度な運動はよくないと
30分プールで歩いて終了。それでも、「ヘルスクラブで運動したもんね!」と本人は自慢げなのである。
店を閉めた亀吉寿司は静かに佇んでいた。ゲゲ、スーパーの稲毛屋も閉店?愛用した店だったのに。
夜−1 荒木町 「ます味」 お任せコース(前菜盛り合わせ:穴子の煮凝り・サイマキ海老・昆布巻・
の
桜葉挟み揚げ、穴子のしゃぶしゃぶ、穴子の蜆の味噌仕立てソーメン、香の物、フルーツ、生ビー
冷酒 「立山」 @1万4千円
6時半に懐かしい顔が揃った。昔仕事でご一緒したH社の方々とアッコちゃん(♂)と私の5人。本来な
らここにKさんも加わるのだが、ヨンドコロナイ仕事で欠席。会社は違えど、共通点がある。「うまい物を
食べたい!」と全員が強く思っていること。カタカナ会社を退社して4ヶ月続いた送別会というかお疲れ
さま会の最後を飾ったのは、この方々が開いてくれた京都・先斗町の「くしかんざし 久」の豪華宴会。
美味しい料理と楽しい会話に酔いしれて、その後も飲み歩き、翌日重症の二日酔いになったのだった。
関西からいらしたO橋さんは、関西の穴子の本場・高砂と比べて東京の穴子が圧倒的に上だと評価を
くだされた。Kさん未だ仕事中なの?お気の毒にねぇ。それでは、次回は本郷の蕎麦屋にしますか?
夜―2 「Blue Sanya」 ジントニック 2杯
二次会で行った「Blue Sanya」の前身「ワインライト」に連れて行ってくれたのはO橋さん。彼の東京
の家は四谷だから詳しいの。この会はいつでも楽しい。時間を忘れてハシャイでしまって。ご馳走さま。
_________________________
4月 20日(金) 久々の晴れ
朝 武蔵浦和 「ドトール」 一口サンドイッチ 220円、コーヒー 180円
告別式にはまだ時間があるなぁ・・・
昨夜飲んだ酒量はかなりのものだったが、緊張していたせいか7時にパッと目が覚めた。今日は月曜
日の深夜急死されたY路さんの告別式に行くのだ。初めて行く場所だし、遅れてはイカンので早めに
家を出る。埼京線なんて初めて乗ったぞ。武蔵浦和に着いたのは9時。ここからタクシーに乗るが、あ
まり早く着いても所在ないので、軽く腹ごしらえ。ゆっくりコーヒー飲む。ちょっと早いけど行くか。げげげ、
タクシー乗り場には長蛇の列。しかもタクシーが全然来ない。焦る。前から2番目にいるのはS念さんじ
ゃないか。一緒に乗せて貰おう。結局10分遅刻してしまった。昨夜の通夜には700人以上が参列した
と聞く。ピンピンしていた人の微笑む遺影を見ても亡くなったとは思えない。ホントに死んじゃったの?
昼 新宿 「樓外樓」 素菜湯麺 1260円、小籠包 840円、杏仁豆腐(サービス)
杏仁豆腐が一番旨い
告別式が滞りなく進み、最後のお別れの時間となった。私はここで帰る。亡くなったY路さんのお棺に
花を入れてお別れするなんてイヤだ。武蔵浦和の駅で埼京線を待つ。今朝人身事故があったとかで、
ダイヤは大幅に遅れている。新宿に戻って「樓外樓」で昼食。「樓外樓」は昔赤坂にも店があって、そこ
で酔っ払い蟹(渡り蟹の老酒漬け)を初めて食べた。素菜湯麺は、フクロ茸、干し椎茸、根曲がり竹、ベ
ビーコーン、慈姑、銀杏など高級食材が入っているが、味は私好みではない。杏仁豆腐が一番旨い。
夜−1 舟町 「おちあい」 お任せコース(醤油豆、もずく酢、刺身盛り合わせ、山形こんにゃく、畳
イワ
冷酒 5合 @6500円
今晩は「やつがしらの会」。年に一度、4月に「おちあい」で開くようになってから3回目だ。カタカナ会社
時代、ある事業部を一緒にやった仲間+タローの7人。話題は、今朝葬儀が行われたY路さんの話か
ら始まり、幹事なのに遅刻しているO江君の話へ。私の海外旅話の後は9時になっても未だ現われな
いO江君の話。最近のカタカナ会社の話題の次は最年少なのに1時間半も遅れているO江君の話に
戻る。O江君は某雑誌の編集長なのだが、最年少で幹事なのに責任感に欠ける、手際が悪いからこう
遅くなるのだ・・・と先輩方はキビシー。ようやくO江君登場。たちまち先輩達の愛のムチが飛び交うぞ。
夜―2 「Blue Sanya」 ジントニック 3杯 3000円
今朝4時まで飲んでいたというホーリーだけ帰り、昨夜と同じ「Blue Sanya」へ。自動車を自転車と言
い間違えたO江君はここでも兄貴達のバッシングに合うのだった。本人はイジメられて嬉しそうだった。
_________________________
4月 21日(土) 晴れ
朝 無し
朝大荷物が届くことになっている。重い段ボールがしめて10個。これを物置の所定の場所に入れて貰
うためには、エレベータの前で待っていて、別の入り口に誘導しなければならない。料理なんぞしてい
る最中に荷物が来てもなぁと待っているうちに朝飯を食べ損なう。荷物は11時半に来て無事納まった。
昼 家食 具だくさんうどん、グレープフルーツ、アロエヨーグルト
海外を旅している時、うどんを食べたいと思うことが度々ある。ラーメンでなくうどん。先週キプロスから
帰って来て日本食を食べていても、何か足りないと思っていた。そうだ、うどんだよ。ツルツルと旨いな。
午後のおやつ 「アマンド」のキッフェル、「ディアール」のダージリン茶
来年O江君が遅刻するとまた貰えるかも
昨夜宴会に1時間半遅刻したO江君は「お詫びに」と「アマンド」のお菓子を全員に買って来た。1年目
は無断欠席した彼も2年経ったら少しは成長したのだ。パソコンで疲れたので甘い物で疲れを癒そう。
夜 家食 健康夕食(子持ちカレイの煮付け、野菜ふんだんスープ、冷奴、蕪の浅漬けレモン風味、ネ
ギ納豆、大阪「岸澤屋」の黒豆甘煮、ご飯
ふっくら甘い岸澤屋の黒豆甘煮
思うところあり、今晩は「健康メニュー」にしようと思う。ホントは「今後は」と書きたいけど、私のことだか
らいつまで続くか自信が無い。健康メニューかぁ。野菜と魚と大豆製品で構成しよっかな。プラス油と塩
分も控えよう。ということで上記の夕食となる。野菜ふんだんスープはキャベツ、玉葱、蕪、セロリ、人参、
プチトマト、蕪の葉。これにパプリカ、ピーマン、キノコを入れる予定だったが、鍋に入り切らないので止
めた。油は、ニンニクと生姜のみじん切りを炒める時使った2グラムの葡萄オイルのみ。味付けもコンソ
メスープキューブと塩・胡椒のみ。野菜から甘味も出てこれでいい。でもスープというより野菜のスープ
煮みたいだ。じゃが芋好きだがガマンして蕪。残りの蕪は薄く切って浅漬けにし、レモンで味つけ。冷奴
も醤油を使わず、山代温泉のなんば味噌と九州の柚子胡椒。子持ちカレイとネギ納豆で野菜と魚と大
豆製品の夕食完成である。パチパチパチ。ちょっとお楽しみもということで、O橋さんから頂いた「岸澤
屋」の黒豆甘煮も食べよう。シワが全くないふっくらした黒豆で味わい深い甘さだ。満足の食事。無酒日
_________________________
4月 22日(日) 晴れたり曇ったり
朝 家食 たっぷり野菜のスープ煮、ネギ納豆、ご飯、グレープフルーツ、アロエヨーグルト
起きると同時に洗濯開始。家中走り回って洗濯物を探すのは楽しい。あれも洗っちゃる、これも洗っち
ゃお、ってね。朝食を食べる頃、テレビをつけると、大沢親分が「喝!」とか「アッパレ!」とやり始める。
昼 家食 じゃこ天うどん、蕪の浅漬け レモン風味、湯島「花月」のかりんとう
明日から西方面に出かけるのに、天気予報はあまり良いことは言っておらん。手ブレ防止つきデジタル
一眼レフの新顔・テブちゃんを担いで行くのだから、青空を願いたいが、それがダメでもせめて降らんで
欲しいぞ。昨日の昼に食べて美味しかったので、今日のお昼もうどん。四国のじゃこ天たくさん入れて。
湯島「花月」のかりんとうをアッコちゃんから頂いた。「花月」のかりんとうと、銀座「たちばな」のかりんと
うはそっくりである。見た目も味も缶も。以前銀座の店で聞いたことがある。「湯島のお店とは暖簾分け
とか親類とかそうゆうご関係ですか?」と。「は?花月さん?聞いたことありませんねぇ」と答えられてオ
カシイとは思っていた。でも、先日その疑念が解けた。やっぱりね、それなら同じ味だよねと納得した。
夜 家食 変身野菜カレーとご飯、子持ちカレイの煮付け、パプリカとエノキ茸の炒め物、冷奴、大阪
「岸澤屋」の黒豆甘煮
ふんだん野菜のスープ煮は変身させることにした。え?もうわかったの?そうカレーだす。先週肉じゃ
がだってカレーにしちゃった私だから、スープならカレーに決まっておる。肉も魚介類も何も入っていな
い純粋野菜カレー。なかなかだ。食事の片付けをしながら気がつく。ギクッ!クギの選挙行くの忘れち
ゃった。旅していて都知事選も行かなかったし、悪い都民・区民だ。さてと、旅の支度をしましょ。無酒日
_______________________
【今週の振り返り】
キプロスでご一緒したU家さんという男性は、食事に極端な制限をつけていた。肉類はゼッタイ食べな
い、チーズ要らん、甘いものダメ、油っこいものは避ける、酒は飲まん・・・・。従って、野菜少々、パン
少々、フルーツ位で食事終了。それが毎食続く。そのストイックな姿勢を驚きの目で見ていた私は伺っ
てみた。「好き嫌いが多いのですか?嫌いじゃないけど事情があって食べないのですか?」。答えは中
性脂肪やコレステロールの数値が高い高脂血症なので医者から注意を受けたのだと。なーんだ、それ
だけのことで、こんな禁欲的な食事を?私なんてずーーと前から高脂血症だけど、何でも食べますよ。
だいたいそんな食事をしていて、別の病気や事故で死んだら、余りに悲しいじゃないですかぁ。医者に
言われたことをそんなに厳密に守るこたぁないっすよ、なんてムシャムシャ食べながら私は反撃。そん
なU家さんは小肉中背、私は多肉中背である。
今週月曜日の深夜、カタナカ会社の先輩Y路さんが亡くなった。月曜日の昼間は、創業者の事務所を
訪ねて、「今度ゴルフやりましょうよ」と楽しげだったそうだ。帰路、ダイエーでお刺身を買って、家族み
んなでいつものように夕食。「この刺身うまいなぁ、ご飯お替りしよか」と食欲もあった。その夜10時頃、
急に胸が苦しいと苦しみ出し、救急車で運ばれた病院で2時間も経たないうちに亡くなったという。急
性心筋梗塞だった。来週は仲良しと四国でゴルフに行く約束もしていたくらいだから、ご自分が病気に
なることも、まさか突然亡くなることも全く予期していなかっただろう。ご家族の方々は告別式で、「今で
も亡くなったとは信じられません」と驚きを隠さなかった。一番びっくりしているのはY路さんではなかっ
たか。
Y路さんは関西コテコテのおっさんタイプの方だった。大阪の大学を出て証券業界に入り、40歳の頃
請われてカタカナ会社に入られた。接待が多い職場だった。酒を飲めない上司と接待に出かけ、二次
会では上司の2曲しかない持ち歌を先に歌って叱られていた。モノオジしない人で、大会社の経営者で
も、伝説的な経営者でも気軽に訪ねて行ってしまう。そして可愛がられた。私と同時期にある役職を退
任した時、会社から記念品の希望を聞かれた。私はパソコンを頂くことにしたが、彼は自宅玄関のドア
を欲しいと言った。関西人らしく現実的で、店選びの条件は一にも二にも「リーズナブル」であった。Y路
さんと一緒に接待をした時、彼が選んだ店は都心からかなり遠い越後料理の店。冬季そこで出すふぐ
のコースがリーズナブルだというのが理由だった。ドシャ降りの中、お招きした4人の方々がずぶ濡れ
になって店に到着。食事中、「どや、うまいでっしゃろ?このコース1人前○○○円なんですわ、リーズ
ナブルでっしゃろ?」とアッケラカンと聞くのはY路さんだ。楽しいこと、部下とワイワイやることが大好き
な人だった。初春は観梅会、春は観桜会、秋は観葉会・・・大勢の部下に囲まれてはしゃぐ。でもすぐ酔
っ払ってしまうから、Y路さんをご自宅まで送る役も部下の間では決まっていた。日本沈没したとしても
「何や、生き残ったのはワシだけかいな」と呟くのはY路さんだと思っていた。それなのに、こんなに早く
逝ってしまうなんて。心よりご冥福をお祈りします。
元気いっぱいだったY路さんも突然亡くなったのに、私は何年も前から、中性脂肪もコレステロールも
高いのに、全然気にしない!って言い続けていていーのだろーか。酒を飲む、不規則にたくさん食べる、
煙草を吸う、睡眠不足、運動しない・・・・なんて不健康を絵に描いたような生活を続けていていーのだ
ろーか。キプロスでご一緒したU家さんだけでなく、2人の兄も大病した後は、酒(次兄はワインを飲む
が)も煙草もやめ、超健康的な食事をしてすっかり痩せた。社会全体もメタボブームで、やたらとダイエ
ットを始め出した。このままでは私だけが取り残される。どうする、YUMEKO・・・・・。
今週は、長崎市長が殺され、アメリカ・バージニア工科大学では32名の学生が射殺されるというアメリ
カ史上最悪の銃撃事件があった。命はいつまでかわからない、と実感させられることでいっぱいの1週
間であった。こんな1週間はもういい。どうか明るい次週でありますよう。そして私の健康的生活はどう
なるのでしょうか。
え?痩せて運動すればいいニャン それが難しいんだよ!