パクパク日記7年8月4週
ジャンボー!(こんにちは) カリブー!(ようこそ) ケニア!
マサイの女性達
ナセル湖のフラミンゴ
8月 20日(月) 東京は晴れ(暑いぞ) エジプト・カイロはちょっと涼しい
朝 家食 野菜スープ、コロッケパンと卵パン、アロエヨーグルト
家食も暫く食べられない
6時半起床。新しい1週間の始まりは旅の出発日でもある。そそくさとシャワーと朝ご飯、準備を済ませ
10時前にはパソコンの前に。10月新橋演舞場のゴールド会員のチケット売り出し日が今日なのだ。あ
ら?1番にログインしたハズなのに、7列目と8列目?ムム、中村屋のファンクラブが売り出し前に前列
を買い占めたのか!プンプン。暑い中コロコロ引っ張って皮膚科へ。時間無いので薬だけ下さーい!
午後のお茶 成田空港・サクララウンジ コーヒーとクッキー
そのまま地下鉄で新宿に向かい、11時20分発のリムジンバスに乗り込む。後方席に3世代家族が乗
っており2人の子供が90分騒ぎまくっているのにパパ&ママ、ジジ&ババも誰も注意しない。ったく、も
う!!成田のカウンターで添乗員のI原氏と再会。彼とは2年2ヶ月前一緒にバルト三国に行った以来。
ビジネスラウンジに行くと今度はT遠夫妻に会う。ご夫妻とは5月の中国・黄山以来だ。煙草スパスパ。
遅――い昼 エジプト航空成田=カイロ フォーストクラス機内食
エジプト航空は遅れることが多い。まぁ、この会社に限らず、日本(特に成田は)は駐機代がドエリャー
高いから、外国の飛行機会社は飛んで来たら急いで掃除と給油を済ませ、すぐ次のフライトとなる。つ
まり到着が遅れるとその後の出発も遅れ・・・という悪い連鎖になるっつうことだ。今回参加者10人で全
員ビジネス。で、A木さんと私がファーストクラス。まぁエジプト航空のファーストは、値段も知れているか
らサービスもそれなりでしてね。乗客は2人きりで、あとは機長が交代でグーグー寝るいつもの光景。
朝ご飯のような夕食 エジプト航空成田=カイロ ファーストクラス機内食
2回目もたっぷりの食事
エジプトはイスラムの国。宗教上の理由で機内サービスにアルコールは無し!それは今年2月経験し
たから、今回は免税店でウィスキーを3本買い込んで来た。そうそう、お気に入りのグレンフィディックの
500mlが店頭から消えていた。もう入らないかもしれない?ガックリ。持参のウィスキーに水を貰ってガ
ブガブ飲んだら酔っ払って4時間位寝る。2回目の食事もボリュームたっぷりで殆ど残してしまったぞ。
深夜のおやつ カイロ・ラムセス・ヒルトンにて 鮭のおにぎり、ウィスキー水割り
深夜23時半(日本時間午前5時半)カイロ着。深夜だからかカイロは結構涼しい。カイロの中心街のホ
テル付近は、午前1時過ぎなのに、昼間のように人が溢れかえっている。真夜中に何してんのよ、この
人達。それはホテルのロビーも同じでごったがえす。機内で貰った鮭のおにぎりを酒で流し込み寝る。
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8月 21日(火) カイロは晴れて暑い
朝 カイロ・ラムセス・ヒルトン「テラスカフェ」 朝食ヴュッフェ
ご飯に味噌汁かけて猫マンマも食べた
昨夜は2時半に寝たが7時起床。今日は夕方までホテルにいられるからゆっくりしていてもいいんだけ
どね。希望者はギザのピラミッドに行くと言う。私は半年前に来たからパス。4人暑い中出かけられた。
昼 カイロ・ラムセス・ヒルトン「テラスカフェ」 オニオンスープ、カルボナーラスパゲティ、ミネラルウォ
ーター 20ドル
部屋からナイル川を眺める。2月のエジプトもかなり暑かったが、夏にも来るとは思わなかった。ナイル
上流のアスワンあたりでは40度を軽く超えて50度も珍しくないらしいよ。シャワーを浴びたり、NHK海
外放送を観たり、資料を読んだりで午前中を過ごす。ランチは暑いからホテルにしましょ。これから向か
うケニアのポレポレ(ゆっくり)は覚悟して来たが、カイロも負けじとポレポレだ。1時間半もかかったぞ。
夜 カイロ 船上レストラン「シシカバブ」 サラダ、シシカバブと野菜のワンプレート、フルーツ
6時半チェックアウトして夕食のレストランへ。南米やアフリカといった遠い国に行く時、こうして乗り継ぎ
地点でカラダを休められるととてもラクチン。どうということも無い夕食を食べて再び空港へ。ナイロビ行
きの便は30分遅れて23時45分離陸。眠い!ジュースもイラン、メシもイラン。私は寝るぞー。無酒日
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8月 22日(水) ケニア・ナイロビとアンボセリは曇り ケニアはKシリングですがUSドル表示します
朝 ケニア・ナイロビ 「SOMAK」本社ラウンジにて 朝食ヴュッフェ
これある会社で食べています
意気込んで寝たのに、実はほとんど眠れなかった。4時ナイロビ着。未だ真っ暗。ナイロビは標高が高
いから、早朝などエラク寒い。2台の4駆に分乗し、これからずっとお世話になる「SOMAK」社の本社
へ。こんな早くから朝食出してくれるとこ無いもの。「SOMAK」社は日本人女性が経営されているケニ
ア最大の手配会社だそうでガイド兼ドライバー300人抱えているという。ラウンジで朝食を頂きました。
昼 アンボセリ・オル・トゥカイ・ロッジ ランチヴュッフェ
いきなり4頭のキリンがお出迎え キリマンジャロ(今は見えないが)を背にサバンナが広がるロッジである
これから最終日までお世話になるスルーガイド兼ドライバー2人を紹介される。ジョナさんとジェームズ
さん。ジョナさんは、スワヒリ語、英語、日本語を操る。参加者の10名はご夫婦3組6名、一人参加女
性4名。女性組はジェームズ号に乗る。これからアンボセリまで5時間かけてのドライブだ。道が悪いと
は聞いていたが、途中からの悪路は笑うしかないような揺れよう。これなら、今人気のロデオボーイも
ロデオクィーンもロデオキングも要らんね。移動しながらダイエット、凄いじゃないか。アンボセリ国立公
園の手前で、突然キリンの家族が間近に!車内は大興奮だよん。12時ロッジ着。あぁ、疲れたビー。
湿地帯に象の家族がのんびり草を食む 仲間外れになったオスは淋しそう
♂のダチョウ そばに♀もいたよ
水場には、いろんな動物が集まって来る これがサバンナだ!!!
道路を横切るカンムリツルの親子
昼食後は、各自ロッジで荷物の整理や休憩。サファリは、野生動物が活動する日の出時間の6時半か
らと、夕刻4時からの2回となることが多い。日没後のサファリは禁止されている。さぁ、今回の旅の第
1回サファリドライブに出かけよう。暫く走ると、いきなり雄の象が暴れているではないか!何だか仲間
割れしたみたいよ。暴れた象は淋しそうに沼地をトボトボ歩いて行った。バッファロ、ヌー、シマウマ、カ
ンヌリツル、ライラックニシブッポウソウ、イボイノシシ、番いのダチョウ、カバ・・・。そうだ、これがサバン
ナだった。これがサファリドライブだった。目の前に見えるハズのキリマンジャロは厚い雲で見えない。
夜 アンボセリ・オル・トゥカイ・ロッジ バーベキューヴュッフェ、ビール 5ドル、白ワインと赤ワイン
@6ドル
約2時間のサファリを終えてロッジへ。木造のまぁ快適なロッジだが、シャワーのみ。しかもチョロチョロ
のお湯しか出ず苦労する。節電のため午後2時から5時までは停電になる。大自然の中にいるのだか
らゼータクは言わん。初体験の方は感動されていたが今日のサファリは60点かな?これから毎日食
事はヴュッフェ、ヴュッフェ。このことにもゼータクは言わん。3点セットをグビッと飲む。満点の星最高!
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8月 23日(木) アンボセリは午前くもり、午後晴れ!
沼地にはまっているバッファロに白鷺3羽 これがオブザベーションヒル テリムクドリはたくさんいるよ
アフリカの朝は早い。5時起床。ロッジには電話は無いから、添乗員のI原氏はモーニングノックをしてく
れる。起きてますよー。日の出と共に6時半朝のサファリに出発。メスライオン4頭を発見。しかし、遠い
なぁ。続いてチーターの親子3匹。同じ方向に行ったぞ。ライオンとチーターは同じ餌を狙うので遭遇す
ると闘うことになる場合も。イボイノシシの家族がいる。I原氏の解説によると、イボイノシシは記憶力が
悪くてライオンからやっと逃げて来たのに、すぐそのことを忘れてライオンの方向に走ってゆくそうよ。ド
キッ!他人事には聞こえん。サバンナのある場所にこんもり盛り土をしたような丘があり、朝食場所だ。
朝 アンボセリ・オブザベーションヒルにて シャンパンブレックファースト
今朝の朝食は、サバンナを見渡す丘で「シャンパンブレックファースト」。サバンナのど真ん中にちょっと
したオブザベーションヒルという丘がある。人工の丘で高さもたいしたことないが、それでも上るには息
が切れる。まぁ、何てこと!頂上には人数分のテーブルと椅子、そして朝食用のセッティングがされて
いるではないか。その近くのテーブルにはスタッフ3名がヴュッフェ用の料理をサーブしようと待ち構え
ている。国立公園のサバンナの中でゼータクやねぇ。勢いよくシャンパンが抜かれて乾杯!明るいうち
は飲まない主義だから口をつけただけだけど、雰囲気がいいじゃないか。ただ、酒の甘さにつられて蜂
がぶんぶん寄って来て蜂退治に忙しい。四方八方遮るものが無い広大なサバンナ。これでキリマンジ
ャロが見えたら最高なんだけど。ヘミングウェイはこの近くで「キリマンジャロの雪」を書いたのだった。
サファリカーのすぐ前を象の家族が静かに通ってドキドキ・・・・ 彼は28歳でマサイの長老
村人総出で歓迎の歌を歌ってくれる 高く飛べる男がエライ! カラフルなマサイの女性達
アクセサリーも凄いよ! おんぶされた男の子 牛の糞で作ったマサイの家
マサイの村に訪問する途中で象の家族に会う。アンボセリの魅力は、キリマンジャロと象がたくさん棲
息していること。左手の水辺に彼らは行きたいらしい。私達2台は車を止めて息を凝らして象達を見守
る。先頭の雄象は暫く立ち止まった後家族を連れて車の直前を静かに横切った。私も息をはぁと吐く。
マサイの村が近づくと、彼らの飼う牛の群れがあちこちに。そして凄い悪路となる。この辺りはキリマン
ジャロが噴火した時の火山岩がゴロゴロしているのだ。茨が取り囲む丸い村がマサイの特徴と言う。背
の高い28歳の長老(!)が出迎えてくれた。彼は妻2人、子供2人持ち、この村には2家族150人(!)
が住むという。マサイ族は、農耕も狩猟もしない。ただただ牛と山羊を放牧し、その肉と乳と血を飲むだ
け。背が高く手足が長い人達だ。ぞろぞろと村から男女が出て来ると歓迎の歌の大合唱。続いて祈り
の歌を客人はしゃがんで聞く。村に入って、男女に分かれてジャンピング。どう役に立つのかは不明だ
が、高く飛べる男こそ勇敢な男と認められるらしいよ。近くには彼らの学校があり、勉強に励んでいた。
昼 アンボセリ・オル・トゥカイ・ロッジ ランチヴュッフェ
ようやく姿を現わしたキリマンジャロ! 道路に若い雄ライオンが立っていた アンボセリは象の宝庫だ!
サバンナも一日の終わりを迎える 夕陽を浴びたキリマンジャロがロッジから見える
昼食を済ませ休憩し4時から夕方のサファリ。ハイエナの家族が穴の中で暮らしていた。暫く走ると雄
ライオンが道にこちらを向いて立っているではないか。未だ若い雄でタテガミは短い。目の前にいるの
だから一堂大コーフン!そして、晴天なのにそこだけ厚い雲がかかっていたキリマンジャロが徐々に姿
を現わす。ワーイ!ここまで来たのだからウレピーぞー!キリマンジャロは「光る山」という意味で5895
メートルのアフリカの最高峰だ。大満足のサファリを終えての帰り道、夕陽が皆の顔を照らしていたよ。
夜 アンボセリ・オル・トゥカイ・ロッジ サラダバー、パン、カリフラワークリームスープ、パスタ、フル
ーツ、アップルタルト、ビール 5ドル、白ワインと赤ワイン @6ドル
ヴュッフェばかりの食事だったが、今晩はセットメニュー。と言っても料理は大差ないけどね。この頃か
ら体調崩す人が数人いらして食事を欠席される方、何も食べない方も。私は?元気モリモリだなもし。
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8月 24日(金) アンボセリは曇り ナイバシャも曇り
朝 アンボセリ・オル・トゥカイ・ロッジ 朝食ヴュッフェ
5時起床。今日は大移動日だから出発も早い。昨日の夕方あれだけ美しく見えたキリマンジャロは厚い
雲に覆われてしまった。見える確率は3割と聞いた。朝食を済ませ、ナイロビに向けて7時半出発。悪
路をガタガタと走っている時、乗っていたジェームズ号に異変があって急停車。先行していたジョナ号も
戻って来る。車の下にもぐって大きな鉄板を外して修理終了。5時間半かかってようやくナイロビ到着。
昼 ナイロビ 「チャイナ・カフェ」 チキンヌードルスープ、野菜の春巻、焼そば、チキンと野菜の炒め
物、酢豚、八宝菜、白飯、アイスクリーム(写真は11人分だす)
具合の悪い3名のうち2名の方は念のため病院に行かれた。よっ!今日のランチは中華だって。嬉し
いな、ルンルン(古い!)。ムードルスープってラーメンってこと?野菜がぎっしり入った春巻旨い。色は
真赤だが酢豚も旨い。元気組モリモリ食べた。ここは高級な店らしくビジネスマンランチがあちこちで。
ロッジの裏庭には網目キリンが2頭 ナイバシャ湖のペリカン 翌日の朝日を浴びるロッジの庭
ナイロビからナイバシャに向かう。途中でグレートリフトバレー(大地溝帯)を山の上から見渡す。アフリ
カを2分する巨大な地溝帯で、南に接するタンザニアを含めて人類誕生の地と推測される地帯である。
遠い将来、ここが割れてアフリカ大陸が分離されるという見方もあるそうだ。ナイバシャ近くになると、柱
サボテンのようなユーフォルピア・インゲルスという植物が目立つようになる。花の栽培も盛んで、ビニ
ールハウスがあちこちに。ナイバシャ・シンバ・ロッジ着。シンバはスワヒリ語で「ライオン」。ロッジの裏
庭は広く、たくさんの木々の間にウォーターバッグの群れがいる。その上網目キリンまで2頭いてびっく
り。ナイバシャ湖のボートサファリに出かける。2千頭いると言うカバ、ペリカン、川鵜、黒トキを見たよ。
夜 ナイバシャ 「ナイバシャ・シンバ・ロッジ」 ディナーヴュッフェ、ビール 5ドル、白ワインと赤
ワイン
ホテルが変わっても相変わらず食事はビュッフェだし、料理も変わり栄えはしないなぁ。いつものビール
と白&赤ワインの3点セットで流しこむ。日が落ちても蛙と野鳥の鳴き声が大きく響いて煩いのだった。
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8月 25日(土) ナイバシャもナクル湖も快晴
朝 ナイバシャ 「ナイバシャ・シンバ・ロッジ」 朝食ヴュッフェ
アフリカの卵の黄身は薄い色
5時半起床。寒い。鼻水垂らしていると気付いてクシャミ3連発。風邪薬を朝食後飲む。朝食はオムレツ
を焼いて貰う。こちらの卵の黄身は色が薄くオムレツが黄色に見えないのだよ。フルーツ豊富でグッド。
これから西に向かってナクル湖に行く。悪路には慣れたハズだが、この道は更に凄まじい。土ホコリが
もうもう、車ガタガタ。2時間の道程で、パンクや故障でエンコした車を5台見かけた。ようやく到着だ。
湖の端から端まで見渡す限り、ピンクピンクピンク!!! これ全部レッサーフラミンゴだよん
ナクル湖・フラミンゴ・バッファロの群れ・ガゼルの絵 希少な白サイの親子 シマウマの親子
湖が公園の木々の間から見える。ピンクだ。近づくにつれてピンクの割合が増えて、目に入るものすべ
てがピンクになる。100万羽以上のピンクフラミンゴ(レッサーフラミンゴ)の大群が湖を染める。余りの
数の多さに圧倒され、カメラを構えてもどうしてよいかわからず、ウロタエル。フラミンゴはソーダ性の湖
にしか棲まず、湖の岸辺には糞と一緒に塩の塊が見える。ジッとしているかと思えば、全体が忙しく歩
き回ってプランクトンを食べているようだ。水にフラミンゴの姿が映って2倍に見えるよ。いやー、ここま
で来て良かったぁ。フラミンゴに酔った後は、サイを探しに。いた!白サイの親子だ。デカイねぇ。この地
の白サイは乱獲で絶滅し、南アフリカから連れて来た白サイがいるばかりとか。丘の上から湖を見下ろ
すと、フラミンゴは水に散った桜の花びらのよう。湖の岸に沿ってピンクベルト地帯が延々と続くのだ。
昼 ナクル 「レイクナクル・ロッジ」 ランチヴュッフェ、マンゴジュース 5ドル
これはフラミンゴの羽だよ
ナクル湖国立公園内にあるロッジでランチ。ロッジに向かう途中、バッファロの群れ、ペリカンの群れ、
ウォーターバッグ、昼寝中の雌ライオンなどを見る。食卓にはフラミンゴの羽で作った花束が飾ってあっ
たが、ピンクでなく真赤だ。これがどうしてピンクに見えるのか不思議だ。売店で絵葉書を20枚買った。
夜 ナイバシャ 「ナイバシャ・シンバ・ロッジ」 ディナーヴュッフェ
ヴュッフェにはカレーがあって嬉しい。私にはビールとカレーがあればOK。早めに部屋に戻り、荷物を
2つに分ける。明日マサイマラまで飛行機で移動するのだが、小型飛行機なので大きなトランクは搭載
不可。それで日本でコロコロを買って来た訳さ。4日分の荷物とそれ以外に分け、10時過ぎには就寝。
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8月 26日(日) ナイバシャは曇り マサイマラは晴れ
朝 ナイバシャ 「ナイバシャ・シンバ・ロッジ」 朝食ヴュッフェ
4時半起床。2つのスーツケースのパッキングを済ませて5時にはバゲジダウン。早いだろ?普段の私
は朝グズグズしているのに、旅に出ると突然有能な秘書みたいになっちゃう。7時出発。SOMAK社か
ら別の車とドライバーが迎えに来てくれた。ジョナとジェイムズは、飛行機に乗る私達に負けないよう、
朝3時頃車でマサイマラに向かったらしい。1時間45分でナイロビの国内専用空港着。50人乗りの飛
行機で3つ目、キーコロック空港(というか)到着。するとジョナとジェイムズが迎えてくれた!カリブー!
昼 マサイマラ 「マラ・シンバ・ロッジ」 ランチヴュッフェ
ジョナとジェイムズの2人組は、グレートリフトバレーの悪路をすっ飛ばしてそれでも8時間かかったと
言う。お疲れさまでした。キーコロック空港から40分、今日から4泊するマラ・シンバ・ロッジ着。ナイバ
シャと同じグループのロッジだ。ナイバシャのロッジは2004年オープンで新しく、町が近いせいもあって
電話もテレビもあったがここは不便生活逆戻り。もう慣れたから全然気にはならない。昼はまたカレー。
わぁー!チーターが食事中だぁ。すぐ近くを通って大興奮!
昼寝中のライオンがひょこっと起きて
4時からマサイマラ初めてのサファリドライブに出かける。59ヶ所あるというケニアの国立公園、保護区
の中で野生動物の多さでは別格と評されるマサイマラだから期待も膨らむ。ところが、ヌーやシマウマ
はたくさんいるものの大物が見つからん。S倉さんのご主人は爆睡している。その時ジョナ号の無線が
慌しく鳴り、車はスピードを上げる。チーターが血まみれの獲物に喰らいついているぞ!ムシャムシャ
食べて、暫く周囲をゆっくり見回しまた食べる。満腹になると悠々としなやかに去って行った。うーむ、
凄
ね。向こうの平原に数百頭のヌーが縦一列で歩いている。シマウマが絨毯のように埋め尽くす。脚と
眉
夜 マサイマラ 「マラ・シンバ・ロッジ」 ディナーヴュッフェ、ビール 5ドル、赤ワイン 6ドル
チーズとクラッカーをビール飲みながら食べ、カレーとゼリーを食べて夕食はオシマイだ。明日は超早
起きする必要があるので、アルコールは2点セットで抑える。部屋でウィスキー飲むしね。9時半就寝。
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【今週の振り返り】
去年の9月30日、南アフリカの空の玄関口ヨハネスブルグ空港に降り立った時、感じた「風」が問題だ
だった。言葉では表現できない程の爽やかさをその風は運んで来た。ムシムシした東京に住んでいる
人間には、感じたことが無い乾いた涼しさ。その風を感じた一瞬でアフリカが好きになってしまったの
だ。因みに私の「風ベスト3」の他の2つは、ハワイ・カハラの風、スイス・グルンデルワルトの風。この風
に吹かれるために毎年アフリカに来ようと私は心に決めた。
同じ旅で10月3日、ボツワナのチョベ国立公園で初めてのサファリを経験した。早朝のサバンナをサフ
ァリカーで野生動物を求めて走る醍醐味。視力5,0のガイド兼ドライバーが、落ちている糞を触って目
当ての動物を追っかける。目の前に迫る大きなアフリカ象の群れ、大蛇に睨みつけられて立ち竦むジ
ャッカル、尻尾をピンと立てて子供連れで走るイボイノシシの親、次の犠牲者を木の上で待つ禿げ鷲の
群れ、弱い代わりにジャンプ力とスピードに秀でるインパラ・・・・・。ボートサファリでは、黒いボートが転
覆していると近づいたらカバの背中だと気付いたり、濡れた羽を思いっきり太陽に翳して乾かす川鵜の
姿に思わず笑ったり、沈みゆく真赤な太陽に象のシルエットに感激したり、サファリって何と楽しいのだ
とカンドーした。その時、毎年アフリカに来てサファリの楽しさを満喫しようと決心した。
となれば、来るしか無いじゃないっすか。今回観光は要らないから、サファリだけしたいなぁ。おぉ、そん
なツァーを見つけた象。「ビジネスクラスで行く夏のケニア・サファリ満喫の旅」。ピッタリだ。サファリ満
喫ってのがいい。ケニアには国立公園・保護区が59ヶ所あるが、キリマンジャロと象が魅力のアンボセ
リ湖国立公園、ピンクのレッサーフラミンゴとサイを見ることが出来るナクル湖国立公園、そして野生動
物の多彩さ、数の多さで群を抜くマサイマラ国立保護区を連泊しながらサファリを楽しむ。13日の日程
のうち11回もサファリの機会があるってのがいいじゃないか。そうして訪ねたケニアで過している。ここ
までのところ、ほぼ満点。キリマンジャロはその雄姿を見せてくれたし、天気はいいし、野生動物ビッグ
5のうち、象、ライオン、バッファロ、サイは見たし。あとは豹を見ることが出来れば達成だ。さて、来週
はのっけから、凄いことが待っている。今からドッキドキであるぞよ。乞うご期待!
ケニアにも猫はおるんニャ。山羊メ、邪魔すんニャ!
*8月5週も近々アップ予定。楽しみにしててニャアー