パクパク日記7年12月4週

             謹賀新年だよ!さよなら2007年&よろしく2008年だよ!

    9月開業した  ペニンシュラ東京

12月 24日(月・振替休日) 晴れ                    今日はクリスマスイブだ

朝 家食 神戸「一貫楼」ちび豚まん、ワカメスープ、りんご、アロエヨーグルト、「谷井農園」極熟みかん

    朝からほかほかの豚まんだぁ

5時起床。このまま行くと、私はホントーに「早寝早起き老人」になっちまうのだ老化・・・。早起きはとも

かく、早寝は今までの私の生活習慣に全く馴染まないしなぁ。有馬温泉の帰りに、新神戸駅で「一貫

楼」のちび豚まんと焼売を買って来た。駅構内売店の中で餡を包んで蒸しているものだからついふらふ

らと。でも何だな、関西豚まん対決は「蓬莱551」に軍配があがるな。と言いながら3つも食べちゃう。

昼 四谷三丁目 「成都」 坦々麺 800円、茹で胡麻団子 400

  

昨夜、パクパク日記の作成を放棄して寝てしまったから、朝からずっとパソコンの前で作業をしている。

1週間7日のうち、6日も宴会(うち2日は一人宴会)だったから、写真の貼り付けに時間がかかってね。

ちょっと休憩して「成都」でランチ。いつだったかここで初めて坦々麺を食べて衝撃を受けた。「こんな坦

々麺食べたことない!」って。練り胡麻の代わりに油で熱した大量の胡麻、スープは澄んでいる。で、

辛くてちょっと酸っぱくて香ばしい。これが四川本場の坦々麺だと言う。辛い物好きにはお勧めの一杯。

夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 オニオングラタンスープ、ステーキサンド、ネギ

焼き、ネギトロ巻、ドライフルーツ盛り合わせ、生ビール、ジントニック、マルガリータ @7500

  

    どう?ゴーカなイブディナーでしょ?

午後4時40分に駒場東大近くのこまばエミナースで待ち合わせをしている。12月3週を更新して悠々

行くつもりが、途中でナナちゃんがフリーズしてしまい、大慌て。強制終了したため復旧に時間がかか

る。何とかアップして、飛ぶように現地に向かった。5時からカタカナ会社の混声合唱団のクリスマスコ

ンサートがある。1部:チルコット作曲のミサ「カンタータ」、2部:クリスマスソング・メドレー、3部:三好達

治作詞・多田武彦作曲 混声合唱組曲「わがふるき日のうた」。部員が減ったり仕事多忙で練習がまま

ならなかったりで、1年9ヶ月ぶりのコンサートとなった。みんな働きながら、よくこんなに難しい曲をモノ

にして暗譜するよなぁと感心したよ。最後の舞台では合唱団創設者の竹田君もステージに上がって歌

っていた。「わがふるき日のうた」の「鐘鳴りぬ」「雪はふる」は印象的な曲だった。彼らの歌声を聞いて

すっかり豊かなイブを過させて貰った。ありがとう!さてと、次は胃袋を豊かに。休日イブでは予約無し

でご馳走にありつけんだろうと、タクシーで「セラーバー」へ。バー飯イブディナーという趣向である。今

日はA先生夫妻と一緒だよ。先ずは全員でオニオングラタンスープ。これはオニグラ界の逸品でるぞ。

バー飯経験の少ないマキちゃんは大喜び。私は2人から可愛い猫のクリスマスプレゼントに大喜び!

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12月 25日(火) 今にも泣き出しそうな曇り                    クリスマス

朝 家食 野菜山盛りサッポロ一番塩ラーメン、アロエヨーグルト、「谷井農園」極熟みかん

    今日も大好き塩ラーメン

6時半起床。イカン、これでは寝坊だ。フツーのビジネスマンと同じ起床時間じゃないか!と早寝早起き

バーさんは大いに反省するのだった。明るくなってから起きるなんて!と自らを叱咤するのだから、世

の中変わったものだ。午前中消防設備の点検があるので、全室キレイにしておきたいところだが、余り

の荒れ様に却って開き直り「汚いままを見て貰おうじゃないか」と何もしないことにした。ただの怠け者。

昼 四谷三丁目 「天春」 ランチ天丼 1200円、知る人ぞ汁「しじみ汁」 700円、みかん

  

N原先生の治療院。デトックスでは意外に水が濁らない。先週7日のうち6日ご馳走食べたんだぜ?そ

れでも毒が無いってゆうの?無ければ無くていいけどさ。だからという訳ではないけど、昼は天丼を食

べに行った。目当ては天丼でなく知る人ぞ汁「しじみ汁」だけど。この蜆の量はスゴイ!これだけ食べれ

ば、どんな二日酔もコロッと治ると思う。しかし、しじみ汁だけはダメだから天丼も食べねばならないが。

丸正で買物、銀行、郵便局を回り、「カフェドール」でケーキとアップルパイを買う。4時H本さんが寒中

見舞いの葉書を届けて下さった。未だ年賀状作っていない人もいるというのに私は寒中見舞いだぜ?

夜 家食 自分で作った稲荷寿司、紅生姜、嬉野温泉温泉湯豆腐、神戸「一貫楼」の焼売、「カフェドー

ル」のいちごタルト

  

稲荷寿司を作る。実は初めて作るのじゃ。すし飯の作り方をいろいろ調べると、それが千差万別なので

すな。酢、砂糖、塩の加減が紹介する人で全然違う。ご飯に対するすし酢の割合も違うし。頭を抱えた

私は、市販のすし酢を買って来ることにした。へへへ。でも一番高いやつ。次は油揚げを煮なくては。あ

ら?ここに出来たものがあるわ。豆腐が美味しい「楽粋」の「稲荷油揚げ」があるじゃないの。ということ

でカンタンに出来てしまった。ところが。これが美味しくない。全く美味しくない。やっぱり手抜きでは美

味しいものは望めんということだろう。湯豆腐がとろとろで旨いぞ。いちごタルトも半分食べる。無酒日

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12月 26日(水) 晴れ

朝 家食 自分で作った稲荷寿司、紅生姜、豆乳スープ、「カフェドール」のいちごタルト

    豆乳スープは味が柔らか

6時半起床。朝風呂入って、昨夜の残りで朝食。クリスマスケーキを一人で一気に食べるって無理だよ

ねぇ。さて、今日は月に1度のパートの日。これで今年のお勤めも終わりだから嬉しいな。8時過ぎ、新

しいスーツケースが届いた。ガラパゴス洋上でスーツケースが割れていることに気がついたが、破損し

た犯人は不明だった。「通販生活」で購入した商品は3年間無償修理してくれることを帰国後思い出し

た。販売商社から連絡があり、破損品を送ったところ、「無料で新品と交換します」って。ラッキー!!!

昼 新橋・ヤクルトビル 「味里」 皿うどん(並) 900

    これが旨いんだな、皿うどん

会議は12時過ぎに終わった。新橋まで送って貰い、チョー久しぶりに「味里」の皿うどんを食べに行く。

20歳の時、長崎で皿うどんに目覚め、あちこちの店で皿うどんを食べて来た。しかし、東京で一番美味

しい店は「味里」だと思う。野菜がたっぷりの餡が多くて、麺がすぐペッチャリしてしまうが、とにかく旨い。

これに芥子と酢をたっぷりかけまわして食べるのが好き!堪能したぞ。29日に予約していた美容院を

急遽今日に変えて貰った。美容院では、1月3日浅草歌舞伎の後どこで食べるか雑誌で色々調べる。

夜のおやつ 歌舞伎座にて 小倉アイス 200円

歌舞伎座夜の部。「菅原伝授手習鑑」の寺子屋。源蔵に海老蔵、その妻戸波に勘太郎、松王丸に勘三

郎、その妻千代が福助。何度も見ている芝居なのに、いつも泣かされる。しかし、今回は源蔵&戸波の

夫婦が若手だったせいもあり、芝居に流れる重厚感のようなものが希薄だったのは仕方ないか。平成

14年の富十郎&傀春(当時松江)、吉右衛門&玉三郎も良かったし、平成16年の勘三郎(勘九郎)&

福助、仁左衛門&玉三郎の寺子屋は絶品であった。泣けて泣けて、ひとり歌舞伎座で号泣しそうにな

った。続いて舞踊演目の「粟餅」を三津五郎と橋之助が軽やかに舞う。あー腹減ったー!目が回るぞ。

夜 銀座・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル「光琳」 渡り蟹のスパゲッティ 1680円、ガー

      リック トースト 1050円、生ビール 1155円×2杯、ジントニック 1470円×2杯 @8778円

  

本年度最後の演目は、有吉佐和子作「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。文学座のために劇化され、芸者

お園は杉村春子の当り役となったが、その後坂東玉三郎公演で何度も取り上げられた。そして今回が

初の歌舞伎座公演。十二月公演の役者総出演で、勘三郎が岩亀楼の主人を演じれば、福助は唐人口

の遊女マリアを、台詞が2,3つしかない浪人役に海老蔵と豪華な顔ぶれだ。しかし、この芝居の主役

は何と言っても玉三郎が演じる廓芸者のお園。笑わせて、泣かせて、しんみりさせる演技が素晴らしい。

舞台がはねたのは午後9時40分だった。「おさき」はもう火を落としてしまったというのでホテルのバー

飯にするか。昔はただの銀座東武ホテルだったのに、その後、銀座東武ホテルネッサンス東京そして

今はコートヤード・マリオット銀座東武ホテルだってさ。歌舞伎座では空腹で目が回りそうだったが、10

時も過ぎると何だかどうでも良いような。スパゲティとガーリックトーストで十分満足してしまったのだ。

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12月 27日(木) 晴れ                   パキスタン元ブット首相暗殺される

朝 家食 ちらし寿司、あぐりこきつねうどん、りんご            

大寝坊してしまった。7時半!ちょっと前なら標準的な起床時間なのだが、早寝早起きバーさんにとっ

ては大寝坊だ。ところで、私はホントーに早寝早起きバーさんになったのだろうか。それともたまたま?

正月に向けて世の中の人々が忙しい日々を送っている頃、私も冷蔵庫の収容物をせっせと整理する

のに忙しい。今日は「楽粋」のうどん・蕎麦用の油揚げをやっつける。秋田のあぐりこ温うどんの上に乗

っけるだけ。うん、これ稲荷寿司用より味がしっかりしている。酢飯の残りはちらし風にして片づける。

昼 荒木町 「アンシャンンテ」 シーフードカレーランチ(クリームスープ、付け合せ野菜、シーフード

     カ レー、デザート、コーヒー) 1000

  

  

出かけるついでに、「アンシャンテ」でランチ。今日こそハンバーグ意外のメニューにしようと決心して行

ったら、ハンバーグは売り切れだった。シーフードカレー。魚介類がどっさり入っている。どれも旨いな。

夜 家食 「ポレポレファーム」の胡麻ソーセージと白菜の豆乳シチュウ、ポテトサラダ、「たじみや」の

金目鯛の粕漬け焼き、「中の坊瑞苑」の生海苔山葵、ご飯、「谷井農園」極熟みかん

  

    高カロリーの夕食だす

冷蔵庫カラッポ作戦は続く。山形月山にある「ポレポレファーム」から自家製ソーセージをたくさん頂い

た。白菜とのシチュウとポテサラにどっさり入れよう。夕飯の支度をしながら、フィギャアスケートの番組

をちらちら。浅田真央ちゃんの出番ではお玉片手にテレビの前に座る。真央ちゃん、ジャンプ高いねぇ、

決まったねぇ、可愛いねぇ・・・といつものように絶賛。今期苦手なSPで1位。ヨッシャ!「中の坊瑞苑」

で買って来た生海苔山葵をご飯に塗って食べるとバカ旨。今日の夕食どんと太りそうだよねぇ。無酒日

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12月 28日(金) 曇りのち雨

朝 家食 あぐりこきつねうどん、「ポレポレファーム」の胡麻ソーセージと白菜の豆乳シチュウ、ポテト

サラダ

    チュルチュルッと旨い!

6時半起床。昨夜は11時半にベッドに入ったのに、ちっとも眠れなかった。どうも夕食の後、慌てて黒

烏龍茶をガブ飲みしたのが、その原因と思える。カフェイン摂取は夕方6時までと決めているのに飲ん

だからなぁ。今日と明日は天気が崩れるらしい。チェッ!である。テレビや新聞は、日本時間の昨日暗

殺されたパキスタンの元ブット首相が暗殺されたニュースで持ちきり。イスラム圏で初の核保有国だけ

に、これ以上の政治混迷は世界を不安にさせちゃうよなぁ。それにしても、インドやパキスタンは国のリ

ーダーって世襲しか無いのか?この数日NHKの連ドラ「ちりとてちん」を7時半と8時15分と連続で観

ている。女流落語家を目指す若狭の物語だが、これが面白くってね。あぐりこうどんを食べてほっこり。

昼 代々木 「プロント」 スパゲティ、ドーナッツ、アイスコーヒー 1040

    結構いけるスパゲティ

今年最後の整体。今日は忙しいからランチは「プロント」で急いで食べる。味が安定していていいよね。

夜 日比谷・ザ・ペニュンシュラホテル「広東料理ヘイフンテラス」 (甘い胡桃)、クリスピーポーク、

      豆 腐の上海蟹煮込み、黄ニラと烏賊の味噌炒め、豚ひき肉のピリ辛四川茄子土鍋、海鮮とマンゴー

      のライスペーパー巻揚げ マヨネーズ山葵ソース、四川風坦々麺、揚枝甘露(ヤンチーガムロウ)、

      生ビール、紹興酒(500ml) @約1万5千円

  

  

    もう食べられまへん・・・

今年ラスマイ(最後から2番目)の旅に出る。タクシーに乗ったら10分で到着。ふふふ、目的地は日比

谷、今夜の宿泊ホテルはペニュンシュラ東京なのさ。今年9月にオープンしたが、開業時の混乱が収ま

るまで待っていた。もうよかろう、と。部屋は22階で皇居が見渡せる結構な景色。写真をパチパチ撮っ

て、香港のペニュンシュラとの違いを確認。なるほどね。次はプールだ。入会しているヘルスクラブには

滅多に行かないのに、初めてのホテルとなると偵察心が刺激される。プールからは日比谷交差点が丸

見え。おっ、左にあるビルには私が何度も参加している旅行会社が入っているのだったな。水中ウォー

キングをするつもりだったが、水深140センチもあって泳ぐことに・・・。あぁ疲れた。6時半、今年の仕

事納めをしたオジョーが訪ねて来た。ホテル見学&夕食を一緒にするため。2階の「ヘイフンテラス」は

広東料理でシェフもペニンシュラ香港から来た。コースもあるが、アラカルト。何せ1ヶ月前香港喰い倒

しの旅をして来たばかりの2人だからねぇ、評価は厳しいよ。結論から言えば、悪くはない。中華料理を

たまに食べる人なら満足するかも。でも私ら舌が肥えている。ついでにカラダも肥えている。トホホ。上

品な料理が続く中、黄ニラと烏賊の炒め物で烏賊がゴロンと入っていて笑った。付き出しの甘い胡麻は

とても美味しかった。マッサージの方にフィギャアスケートの結果を聞く。え?真央ちゃん逃げ切った?

           _________________________

12月 29日(土) 雨のち曇り 夜また小雨

朝 日比谷・ザ・ペニュンシュラホテル「広東料理ヘイフンテラス」

  

昨夜マッサージをお願いしたら、40分で7千円!もするのだった。高級ホテルだから宿泊料やレストラ

ンが高いのはわかるが、何でマッサージまでそんなに高いのよ!朝食は1階の「ザ・ロビー」でセットメ

ニューか、2階の「ヘイフンテラス」でヴュッフェかの選択になる。香港のアイランド・シャングリラのヴュ

ッフェが懐かしくてヴュッフェにする。和洋中と料理はあるが、どれも種類は少ない。腹八分目である。

昼 日比谷 「銀座アスター」 鹿児島黒豚とセロリの湯麺 1890円、揚枝甘露 735

  

11時半にチェックアウトする頃にはお腹がグーグーなっている。近くの「銀座アスター」のテーブルに座

ってハタと気がついた。朝も中華粥や点心も食べたから3食連続の中華になっちゃった。でも無問題、

私は中華が大好きだから。頼んだ料理は、悪くも無かったが値段のわりにはどーかねぇ。汁飲み干す。

午後のお茶 新宿 「但馬屋珈琲」 ブルーマウンティンbP  1260

1時に帰宅してすぐ新宿に向かう。ビッグカメラでA先生と待ち合わせをしている。パソコンのナナちゃ

ん危うし、ということで新しいパソコン&周辺機器&ソフトを買いに来た。たいして迷うことなく、A先生に

勧められるままVAIOを購入。ソフト売り場にいた若いオネーサンの商品知識が豊富で、どんな質問に

もスパスパと答えて気持ちがいい。「持って帰りますから包んで」とA先生に持って貰う生徒の夢子。

夜 四谷三丁目 「鮨処 某」 しったか貝、お任せつまみ(白子ポン酢、白子焼き、ミル貝と紐・貝柱・

      ミ ルした、まなカツオとめじマグロ、焼き立て卵焼、筆禍移動の大星小柱・青柳・醤油つけ焼き、握り

(小肌、穴子の白焼きとツメ焼き、ハダガリ巻)、生ビール、冷酒 「東北泉」 @1万4500

  

  

  

パソコン台を整理し、ナナちゃんの隣に新しいパソコンを並べた。A先生は新しいパソコンの初期化作

業に忙しい。私はすることが無いので、日比谷旅の片付けと大晦日からの旅の準備。去年の今日は小

S子さんと新橋演舞場でお芝居観たんだっけな。今夜はどこで食べよう。29日の土曜日営業している

店などあるだろうか。電話をかける。「松下」休み、「鮨処 某」、え?営業しているの?じゃ行きます!

勝手に作業している2台のパソコンを働かせてね。鮨を食べながらパソコンの名前を考えた。オックン。

             ____________________

12月 30日(日) 晴れ 昼頃雨と強風

朝 家食 「ザ・ペニュンシュラブティック」のクロワッサンとスコーンのポテサラサンド、「ポレポレファ

      ー ム」の胡麻ソーセージと白菜の豆乳シチュウ、りんご

    高級なパンにお惣菜挟み

7時起床。昨日ホテルで買って来たクロワッサンとスコーンを温め、ポテサラを挟んで食べる。新品と交

換してくれたは良いがサイズ違いだったスーツケースが届く。はい、間違った方は持って行ってねー。

昼 四谷三丁目 「尾張屋」 煮込みきしめん(漬け物、ご飯付き) 1000

    ご飯半分残した・・

「尾張屋」の煮込みきしめんは、野菜や油揚げ、鶏肉などがどっさり入った味噌味。「尾張屋」という店

名ではあるが、名古屋の「山本屋」のような味噌煮込みとは一線も二銭も画す別物である。「丸正」に行

くと、正月用の食料品を買い求める客でごった返している。搗き立て餅、鏡餅、数の子、蒲鉾、きんとん、

鮪、酢蛸、黒豆、牛肉・・・・。そんなものは一つも買わない。ちょっと豪華な正月用のお花を2束買った。

夜 家食 「縄文干し」吉次の焼き魚、ポテトサラダ、ネギ納豆、「中の坊瑞苑」の生海苔山葵、ご飯、キ

ャベツと豆腐の味噌汁、りんご

  

明日から出かけるので、年末らしいことを一つくらいはやろう。玄関がタイヘンなことになっている。まる

で宅配便会社の倉庫のようだ。開けていない箱がいくつも、開けた箱がいくつも積み上げられて広い玄

関が占領されている。未開封の箱を開ける度に、「ほう、こんなものが」と手を止めるので3時間もかか

ってしまった。これで私の大掃除はオシマイ。夕食はカンタンにしようっと。「縄文干し」が旨い。無酒日

               ________________________

【今年の振り返り】

2007年平成十九年もあと一日を残して暮れようとしている。地球をぐるぐる回ったお陰で、日本の四

季とは関係なく、あちこちの季節の国に飛んでいたから一年がとてつもなく長くも感じるし、逆に日本に

は半分位しかいなかったので、とても短く感じた一年間。我が家の衣装部屋(寝室兼ねる)と旅行部屋

(物置兼ねる)は、極寒用の厚手の靴下や帽子が転がる横で、虫刺され防止用のスプレーや蚊取り線

香が積み上げられている。水着の下には携帯カイロが埋まっているし、大小さまざまの帽子も散乱。出

かける国の気温によって、この膨大な山から必要なものを掘り出して出かけて行ったわけですな。

1月南極。アメリカ・アトランタとアルゼンチン・ブエノスアイレスに宿泊しながら15泊16日の船旅へ。英

領フォークランド諸島、チリにも寄った。大揺れの船での食事では、目の前の人が突然消える!という

事態もあってビックリしたが、南極の自然の雄大さに目が洗われるような感動を味わった。2月エジプト、

3月カナダとキューバ、4月南北キプロス、5月中国の黄山・屯渓・宏村、6月バラ祭で賑わうブルガリア

とルーマニア、7月パプアニューギニア、8月エジプト経由でサファリ三昧だったケニア、9月フィンランド、

10月初のオーロラ観測でアイスランド、11月イスラエルとパレスチナ自治区、後半は香港、そして12

月エクアドルとガラパゴス諸島。20の国と地域に行ったことになる。去年より国の数はちょっと少なかっ

たが、南極は23日間の大旅行だったしね。どの国も、どの旅行も面白かった。しかし敢えていうなら、

一番感動したのは南極、一番刺激的だったのはケニア、一番驚いたのはエジプト、一番感じ入ったの

はイスラエル、一番異文化を楽しんだのはパプアニューギニア、一番楽しかったのはフィンランド(ご一

緒した方々がその理由)。海外旅行での食事は期待しなくなって久しいが、ぶっちぎりの香港の次とな

ると、キプロスだろうか。あそこのパンはとっても旨かった。

日本の旅は、1月、2月軽井沢、3月山代温泉、4月宇和島と道後温泉、5月安比高原・盛岡と大沢温

泉、6月阿蘇・久住、7月稚内と礼文島、軽井沢、8月八甲田温泉と青森ねぶた祭と弘前、軽井沢、10

月またもや軽井沢、11月湯布院、12月大阪と有馬温泉。都内に住みながら、都内のホテルにも宿泊

した。ホテルオークラ、フォーシーズンズホテル東京椿山荘、ザ・ペニンシュラホテル。軽井沢と稚内を

除けば殆ど温泉ばかりじゃないか!自分では特に温泉好きとは思っていなかったが、こうしてみると結

構好きなのかも。

結果、本年の宿泊数は161泊、旅行日は190日、宿泊ホテル・旅館は71。一年の半分以上の日々を

旅していたのだなぁ。有馬温泉に行くために東京駅から新幹線に乗る時のこと。あら?セキリュティ検

査しなくて乗ったけどいいんだっけ?喫煙車両で煙草なんか吸っていいんだっけ・・・と飛行機ばかり乗

っていた人間の戸惑いを感じたのだ。この一年飛行機離着陸を何回したか数えてみた。何と77回!よ

くもよくも、である。ここまで数えるなら、移動総距離も出したいところだが、それはカンベンして。調べる

のタイヘンだしさ。相当の距離であることはマチガイナイ。こんなに地球を激しくウロウロしていてよくカ

ラダが持つね、と言われるが、これが元気なのですね、ホント。2週間ほどまえ、M井ちゃんに「それに

してもYUMEKOさん、ガンジョーですわぁ」と呆れられた。南極の揺れた15泊の船旅の後は、さすが

に数日船揺れが直らず往生したが、あとは時差ボケもなく元気そのもの。つくづく健康であることをあり

がたいと思う。

観劇・コンサートは37回とたいして多くはない。うち歌舞伎は28回で、これで歌舞伎会のゴールドメン

バーの資格を保持出来た。7月の「十二夜」は大河ドラマで信玄を演じた亀治郎が相変わらず笑わせ、

ニナガワ歌舞伎の完成品を観るようだった。9月の「熊谷陣屋」は、熊谷次郎直実を演じた吉右衛門の

演技に号泣させられ、10月の「牡丹灯篭」では仁左衛門と玉三郎の熱演に大いに唸ったものだ。今年

はバレエを2回観た。出産後復帰したニーナ・アナニアシビリの舞台は優美さで観客を熱狂させ、翌日

のアンヘル・コレーラは甘いマスクと高いジャンプで魅了。チャイコフスキーコンクールのヴァイオリン部

門で優勝した神尾真由子凱旋コンサートは、若さに似合わず重い低音を響かせ、見事なテクニックを

披露した。暫く感動が続き、ケンイチさんと隣のバーでガブ飲みしたっけ。ガブ飲みといえば、今年の無

酒日率はほぼ3割。長い間4割無酒日を誇って来たが、旅行中は飲んでしまうためにバーを下げた。3

割ならまあまあだろう。プールに行った回数は7回!これでもこの3年を考えてみると格段の進歩なん

だよーん。

読書は、長く続けていた「年間100冊」には届かないものの、まぁ読んだかという年。中でも塩野七生

著「ローマ人の物語」の文庫本に取り組み、30巻まで読んだ。去年の暮れあたりから読み始めた作家

のいしいしんじさんの著作も楽しんだ。「ぶらんこ乗り」や「麦ふみクーツェ」はまさに「いしいワールド」で

誰にもこの透明感のある世界は描けないだろうと感じ入った。直木賞を受賞した松井今朝子さんという

松竹出身の作家に出会えたことも今年の収穫だった。

今年もたくさんの方々が亡くなった。チェリスト&指揮者のロストロポーヴィッチ、三大テナーの一人パ

バロッティの逝去はクラッシック音楽界に大きな痛手であった。そして作詞家の阿久悠氏の訃報に、日

本中が悲嘆にくれた。彼の作品の長いリストが、「日本人の歌」であることを国民は改めて知り、誰しも

愕然とした。ロストロポーヴィッチもパバロッティもライブで演奏・歌唱は何度か聴いたことがある。阿久

悠氏の作品は歌っていることはもちろんだが、お話したこともあった。個人的には、カタカナ会社で6年

間一緒に仕事をしていたY路さんが亡くなったことに呆然とした。健康の大事さを痛感した。

そして今年何よりの思い出と言えば、○んれ○になったこと!そんなことにはなるまい、とずっと思って

いたのになっちゃった。9月下旬からお祝いの宴は始まり、10月2日の夜は、お台場のホテルで「夢子

と夢見る集い」の大パーティを開いて頂いた。仕事の傍ら長い間準備に当ってくれた皆さんと、当日お

祝いに来てくれた友人達にお礼を何度言っても足りない程だ。その翌々日お招き頂いたレストランは、

その後ミシュランの3つ星に輝いた。○んれ○になっても、毎月地球をうろうろ、日本をとぼとぼできるっ

てことは身心ともに健康であるということ。改めて「うれしー!」と思うのだ。来年も旅するぞ!おう!来

年も観劇するぞ!おう!来年も美味しいもの食べるぞ!おう!来年も酒飲むぞ!おう!最後までアホ

YUMEKOなのであった・・・。

【2007年YUMEKOが見た地球グラフィティ】

       上段左から南極、エジプト、キューバ、2段目左からキプロス、中国・黄山、ブルガリアバラ祭、3段目左からパプアニュー

       ギニア、ケニアの昼寝中のライオン、フィンランド、4段目左からアイスランド、イスラエル、ガラパゴス諸島

一年間、ご愛読ありがとうございました。来年も何となく続けるのかなぁ・・。現在パソコンをナナち

ゃんからオックンに移行しつつあります。HP用のソフトも変更する予定。そのうち、ちっとは新しい

夢子倶楽部になるかもよー。それではどなた様も良いお年をお迎えください。 2007年暮 夢子拝

            ネズミ年があるのに、どーして猫年がニャイ!

             バックナンバーのトップへ   夢子倶楽部のトップに戻る