パクパク日記8年1月1週
2008年平成20年が良い一年になりますようにと祈ります
軽井沢万平ホテル
浅草の新年
12月 31日(月) 東京は晴れ 軽井沢は雪 今年最大の寒波
朝 家食 味噌雑炊、ペニンシュラのスコーンとポテトサラダ、りんご
昨夜珍しくTBSのレコ大の音を聴いていた。今年の大賞はコブクロだな、と思ったらその通りになった。
「ほらね」。10日程前タレント千秋はココリコ遠藤と離婚しないのか、と思ったら、また「ほらね」になる。
6時半起床。未だ外は薄暗いが、良い天気になりそう。ポッカリと月が浮んでいる。大晦日のテレビは
今年一年を振り返る特集が多い。そんなこともあったね、あれ?それも今年だっけ?こうしてみると、タ
イヘンな一年だったなぁとつくづく思う。7時には朝食。温かい雑炊がいいね。美味しいな。さて洗濯だ。
昼 東京駅大丸 「イノダコーヒー」 ミックスサンド 1050円、アラビアの真珠 630円
ハムがうんまい!
年末年始の留守を仏壇の両親と熊のクーちゃんにいつもの通りお願いして出かける。このところ東京
都心には次々と新名所が誕生している。新丸ビル、東京ミッドタウン、有楽町、そして東京駅八重洲口。
南北の高いサウスタワーとノウスタワーが完成し、ノウスタワーの前には大丸の新館が出来た。そこの
8階に京都の珈琲の名店「イノダコーヒー」が進出。ミックスサンドのハムの旨さをしみじみ感じたのだ。
午後のおやつ 軽井沢万平ホテルの客室にて 京都 「末富」のお菓子、神田 「亀澤堂」のかの字、
お茶
外はピューピュー雪模様
新幹線で軽井沢へ。群馬県の高崎までウラウラとした晴天だったのに、長いトンネルを抜けるとそこは
まさに雪国であった。あれは新潟の話だけどね。長い行列の末タクシーに乗ると、「今日から急に寒く
なりましてね、雪も今日からです」と運転手さんが言っていた。万平ホテルの部屋でおやつを食べる。
夜―1 軽井沢万平ホテル 「ダイニング」 神戸牛ディナーコース(前菜:キャビア・信州蕎麦粉ク
レー
1万8千円 生ビール、赤ワイン 「バローロ 2002年」 8670円 計2万7500円
万平ホテルの年末年始の夕食は、2回制。午後7時45分からの遅い方を予約している。これで5回目
の万平ホテルでの年越し。食べる料理は、神戸牛ディナーと決めている。いつもと同じオニオングラタ
ンスープ、ヒレ肉のミディアムレア、ソースは山葵醤油を選ぶ。ワインは去年と同じイタリアのバローロ。
一人で大晦日の食事寂しい?ううん、全然。食事していても全く会話の無い夫婦もいるしね。ハハハ。
夜―2 軽井沢万平ホテル 「バー」 ジントニック 2杯
デザートはバーに運んでね、といつものようにお願いしてバーに行く。「小澤さん、どうもー!」と挨拶し
ながら。しかし既にかなり酔っている。軽井沢の1泊目はどうしてこう酔うのが早いのか。N原説の高地
に順応していないからか。マッサージと年越し蕎麦を3つ入れてね、と小澤さんに頼んで引き上げる。
夜―3 軽井沢万平ホテル客室にて 年越し蕎麦
大晦日外は雪
あんなに「蕎麦は3つね」とお願いしたのに10時過ぎ届けられた蕎麦は1つきり。泣くぞ!マッサージで
一年の疲れを取っているうちにいつの間にか年越ししてしまった。蕎麦1つでは無念が残った。阿呆!
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【2008年】
1月 1日(火) 軽井沢は晴れたり曇ったり雪が降ったり
朝 軽井沢万平ホテル 「熊魚庵」 新春特別定食 雑煮、お節料理付き 3200円
元旦の朝である。昨夜降っていた雪は未だちらちら舞っているが、美しい青空が広がっている。清々し
い朝、と言いたいところだが、ぎもぢわりー。二日酔いである。元旦から・・・・。万平ホテルの元旦の朝
食は午前8時半から。時間前に行って、ロビーで演奏される琴の演奏でも聞きながら開店を待つという
習慣が今年は出来ない。ぎもぢわりーから。9時15分順番待ちにエントリーしてテーブルに座ったのは
10時だった。元旦の和定食にはお節料理とお雑煮が付く。それにご飯を2杯もお替りする二日酔者。
昼 軽井沢万平ホテル 「カフェテラス」 グリルサンドイッチセット(ホットサンド、コーヒー) 1600円、
ラ・フランス(サービス)
10時から恒例の餅つき大会が始まった。10時半に朝食を食べ終えたばかりだから、搗き立てとはいえ
餅には手が出ない。今日はどこにも行かずにホテルにいる予定。ナゼなら雪国用に新しく買った靴が
合わず、既に左足の踵には豆が出来ているから。元旦のテレビと言えば、実業団駅伝だ。昔名門と呼
ばれたチームの弱体ぶりや廃部に複雑な思いもよぎる。彼らの力走を見ているうちに、「私もがんばら
なくっちゃ!」というような気がして「カフェテラス」に行く。今12時半だよ?朝食を食べて未だ2時間だ
よ?ホットサンドから溶けたチーズが飛び出してアヂアヂ。食べ切れんかった。精進が必要であるな。
夜 軽井沢万平ホテル 「バー」 中華オードブル、海老のカクテル、焼売、坦々麺(黒胡麻)、生ビ
ール、ジントニック 3杯 @7500円
元旦の夕食はバーで食べるのだ
朝晴れていたのに、途中から曇って雪が降り始めた。しかし、それも午後には晴れて。3時からあたご
館に出来たエステを予約している。ボディ&フェイシャル100分コース。「お客さま、首特に後ろの方が
非常に焼けていらっしゃいますが」、「あぁ、それはガラパゴス焼けよ」「はぁ」。元旦の夕食は、いつもバ
ーで摂ることに決めている。開店は6時だが、5時59分に入店。「今年のバーの一番客は私だよ!」。
そしていつものように中華レストランから出前を取るのだ。〆は黒胡麻の坦々麺。これが旨いのだね。
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1月 2日(水) 軽井沢も東京も快晴
朝 軽井沢万平ホテル 「ダイニング」 新春アメリカン・ブレックファースト(お節料理付き) 3200円
今日はすっきりと起きる。はて、初夢は何だったか。冨士・鷹・茄子で無いことは確かだ。イマドキ、そん
な夢を見るって至難のワザだわなぁ。今朝は「ダイニング」で洋食にしよう。万平ホテルの社員は長く勤
務している人が多く、何年も通っていると殆どの人の顔を覚えてしまう。アメリカン・ブレックファーストに
も正月はお節料理が付く。ナゼか元旦より2日目のお節料理の方が美味しいのだ。雪景色が美しい。
昼 四谷三丁目 「東京風月堂」 海老と帆立のドリア 819円、サラダとアイスコーヒーセット +315
円
11時チェックアウト、11時42分の新幹線に乗ると、午後1時前には東京駅に着いてしまう。東京も素
晴らしい晴天だ。東京駅は八重洲口も丸の内口も人で溢れていたので、四三まで戻ってランチを摂る。
夜 家食 「おぎのや」の峠の釜飯、もずく酢、酒粕入りの三平汁、グレープフルーツ
夕食に母直伝の酒粕入り三平汁を作る。バックナンバーで去年の1月2日を調べたら、同じメニューで
笑った。ホテルで年末年始を過すようになってから、これも母の味である越後雑煮を作っていない。もう
5年も。越後雑煮は醤油味で三平汁は味噌味の違いはあるが、大根、塩鮭、豆腐を入れるところは一
緒。雑煮のつもりで作って食べた。珍しいことに釜飯を完食できずご飯半分残す。NHKのプロフェッシ
ョナルはイチローだった。こんなに自分に厳しい彼はやっぱり「求道者」だなぁと改めて思った。留守中
どーっさり届いた年賀状を読み始める。自分は出さないのに頂いた賀状を読むのは楽しいよ。無酒日
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1月 3日(木) 晴れ
朝 家食 ネギの卵焼き、ネギ納豆、「中の坊」生海苔山葵、酒粕入り三平汁、ご飯
きれいな卵焼きが焼けた!
晴天の西の空には今日も富士山がくっきり。青空と真っ白な雄姿が美しいコントラストだ。昨年の同じ
頃のメニューをチェックしたら、1月3日は卵焼きを焼いていた。今年もそうしようっと。よしよし、なかな
かきれいに焼けたな。ネギ納豆も同じ。1月3日正しいニッポンの朝食を頂くのは気持ちがいい。旨っ!
昼 浅草 「喫茶アモール」 ナポリタン 900円、アイスコーヒー 650円
箱根駅伝往路。昨日軽井沢から帰宅すると、何と早稲田大学が優勝していた。12年ぶり?昨年総合
優勝した順天堂大学は途中棄権。駅伝はいろいろあるね。今年は関東学生選抜チームが大健闘して
いる。9区に後輩が出るというので、その姿を確認したところで浅草に向かう。地下鉄で45分。雷門か
ら仲見世、浅草寺まではエライことになっていた。人、人、人の渦・・・。こんなにたくさんの人を見たの
はインドに行って以来じゃないか?初詣は諦めて、裏通りへ。それでも人の行列は絶えず、旨そうな
飲食店の前は長蛇の列なのだ。こんな時は、喫茶店だな。まずくも無いがナポリタンが900円かい!!
午後のお茶 浅草 「アンジェリーナ」 コーヒー 525円
このところ浅草と言えば、夜あんこう鍋やら蕎麦やら食べに来るだけで、昼間遊びに来たのはえーっと
えーっと・・・数十年ぶりだぁ。げへっ!だから、この壮絶な人並みにタマゲてしまい、ウロウロしている
だけで疲れ果ててしまった。浅草に何しに来たか。午後3時から新春浅草歌舞伎の第二部を観るため。
市川亀治郎、中村勘太郎、七之助、片岡愛之助などの若手が、もう8年も浅草公会堂で正月公演をや
っているのだ。去年良い席が取れたのに、風邪気味で欠席した。今年は小S子さんと一緒である。出し
物は、「金閣寺」と「与話情浮世横櫛」。大河ドラマで武田信玄を演じた亀治郎が雪姫。「本朝二廿四
孝」の八重垣姫、「鎌倉三代記」の時姫と並んで「三姫役」のひとつである。お館さまが浅草で雪姫を演
じていることを知ったら、山本勘助はどう思うであろーか。むふふふ。此下東吉役の勘太郎、松永大膳
役の中村獅童などは、大役を懸命に努めるも「20年早い?」って感じ。その中で亀治郎はいいかも。
「与話情浮世横櫛」の与三郎は愛之助、お富は七之助、蝙蝠安は亀鶴、和泉屋多左衛門に男女蔵。お
富の七之助は、玉三郎のお富を手本にしたらしく、それなり。亀鶴の安を観て、勘三郎の安は巧かった
なぁとしみじみ。初役愛之助は義理の叔父・仁左衛門にそっくりで不思議な感じ。益々期待大である。
夜 浅草・食通街 「田佐久」 あんこう肝鍋コース(煮凝り、あんこう肝鍋、白菜漬け、雑炊)、ビール、
冷酒 @6200円
浅草公会堂で歌舞伎見物
浅草の夜は早仕舞いが多い。そのためか芝居が終わったのは6時40分。さんざん迷った挙句、今晩
は「田佐久」のあんこう肝鍋を予約した。あん胆が既に擂り潰されて出汁に入っている。だから出汁は
真っ白。これが濃厚でしてね。うんまいの何の!少食の小S子さんも今日はよく召し上がっているわ。
芝居話や世界のあちこち話で話題は尽きない。さて、最後は雑炊。これまた超濃厚で鼻血出そうだよ。
帰宅すると、信州のマユミちゃんから電話があった。一昨年のブラジル、去年のキューバとアイスランド
の旅でバッタリ会った彼女。ブラジルとアイスランドご一緒したお父さんが12月19日急死されたと聞い
てビックリ!足が痛いと入院されたのに、どうして亡くなるのかと諦めきれない彼女。そうだよね。黙祷。
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1月 4日(金) 晴れ
朝 家食 「たじみや」の鮭の粕漬け、ネギの卵焼き、「中の坊」生海苔山葵、酒粕入り三平汁、ご飯、
「長命寺」のさくら餅
5時半目が覚める。小S子さんは今朝5時半に起きて日帰りの山歩きに行くと言っていた。私は山には
行かないので、もう一度寝ることに。7日からと思っていた「ちりとてちん」の放送があった。ふーん、そう
いうことで1月3日の挙式となったのね。ちゃっちゃと朝食を済ませて録画した試合や映画鑑賞開始。
昼 家食 セリ・海苔・卵入り日清のチキンラーメン、「山本や」長命寺桜もち、加賀棒茶
今日から仕事始めの人もいる。タイヘンだね。年明けNYで原油が1バレル100ドルになったということ
で年明けの市場は混乱、株価も大幅に値を下げた。米国某州でヒラリーが3位になったと言っている。
昨日開催されたライスボウルの試合を観る。ホントはここに我がチームが出るつもりだったのにね、社
会人代表チームに準決勝で惜敗した。試合結果は知っていたが、前半劣勢だった大学代表が後半息
を吹き返し猛攻を続ける。社会人チームの勝利となったが、良い試合だった。続いて、宮沢りえ主演の
「父と暮らせば」の映画。途中で挫折。「アド街っく天国」の都電・荒川線特集。あら?これ去年の春の番
組だったわ。HDDが一杯なのでせっせと観て消すのじゃ!小S子さんに昨日「長命寺」の桜もちをた
くさん頂いた。塩漬けの桜の葉3枚でアンコ入り餅を包んである。桜葉の香りがいいねぇ。美味しい!
夜 家食 鶏団子と野菜の鍋、崩し肉団子の雑炊
栄養バランスも良い鍋
今日一日はテレビの前に座っている、というのが計画であった。一年に1日位そんな日があってもよい
じゃないか。ピンポーン!何か来た。卓上IHヒーターと対応土鍋が届く。今晩は計画を変更して鍋にし
ようぞ。早速買い物に行く。鍋と言ってもいろいろあるしなぁ。何鍋にしよう。鶏団子作るかな。それがい
い。白菜、しめじ、豆腐、もやし、水菜、マロニーちゃん、そして長ネギと生姜たっぷりの鶏団子。他のお
かずも用意しようと思ったが、食べ出すとこれでマンプク。途中インタバルを挟んで、軽く茶碗一杯の雑
炊で、動けない位になってしもた。鍋は楽チンで良い。「のだめカンタービレ」の正月特番を観る。原作
がマンガだからドラマもマンガチックでいいでしゅねぇ。クラッシックファンも大いに楽しめましゅねぇとこ
ちらも上野樹里のだめ言葉になってしゅまいましたぁ。明日も放送あるんでしゅよね?楽しみ。無酒日
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1月 5日(土) 曇りのち晴れ
朝 家食 酒粕入り三平汁の雑炊、もずく酢、グレープフルーツ
ぜーたくな雑炊だす
珍しく東京は曇り空だ。モーリタリアでの安全が保障できないということで、パリ=ダカレースが全面
中止になったと言っている。穏かな一年に、と願っても年明けから世界も日本も大騒ぎだね。鍋たっぷ
り作った三平汁もオシマイ。ご飯を入れて雑炊にして食べる。正月の休日2日目。さてと今日は何する?
昼 新宿・末広亭隣 「洋食あづま」 お好みセット(ハンバーグ&蟹クリームコロッケ)、ライス、スープ
950円
この盛りの良さと味が気に入った!
午後1時、買い物がてら近所に昼食を食べに行く。新宿通りを越えたところで、ふと新宿でランチにしよ
うかと地下鉄に乗った。新宿3丁目から要町辺りをぶらぶら歩いて、末広亭の前。実は寄席には入った
ことの無い私なのであった。入ってみる?イヤ、空腹だから今度ね。その隣「あづま」という店に入ると
大盛りの美味しそうな料理を先客が食べている。単品にすれば良いのに盛り合わせ。また来ようっと。
昼のお茶 新宿 「プロント」 アイスコーヒー 220円
ハンバーグは良いとして、蟹クリームコロッケを食べたのはイカンかったなぁ。気のせいだとは思うが、
揚げ物を食べた後アイスコーヒーを飲むと洗い流してくれるように思える。さて、これからどうする?そう
いえば、伊勢丹で大きなサイズのバーゲンやっているのではなかった?薄手のコートとセーター以外
ゼッタイ買わんぞ!と決心して売り場へ。おぅおぅいるねぇ、東京中のデブ女が汗びっしょりで商品を探
しているぞ。それから30分。決心通りコートとセーター以外は買わなかった。エライぞ、夢子!コート5
枚、セーター5枚だけにした。重くて持てないので配送してね。デパ地下で食料品買ってようやく帰宅。
夜 家食 カレーライス、鯵フライ、ハムときゅうりサラダ、ブロッコローのグリーンサラダ、白菜と油揚げ
の味噌汁、黒烏龍茶
4時半帰宅。そのヘンにちょいと出かけるつもりだったから、ダブルロックは1つしか掛けていないし、パ
ソコンも点けっぱなしであった。心配症の家族なんかいたら、捜索願いを出されてしまったかもな。今日
鑑賞するのは、ジャック・ペランプロデュース総監督の「WATARIDORI」。4年の歳月と20億円の制作
費をかけ、世界中の渡り鳥を追った作品である。渡り鳥達の雄々しい姿に何度も涙ぐんだり恥じたり。
夕食を並べてみて、「こうゆうメニューはメタボ的にいけないでありましゅ」。で、慌てて冷蔵庫から黒烏
龍茶を取り出した。「コロ!頼みましゅよ!」。YUMEKO完食できずに良かったでしゅ。9時からの「の
だめカンタービレ」第2夜が始まる前から、すっかり上野樹里ちゃん・のだめ言葉になっていましゅ。半
分笑って半分音楽を楽しむ2時間半だった。私も「変態の森」の住人になりたくなったでしゅよ。無酒日
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1月 6日(日) 晴れ
朝 家食 RFGのグリーンカツトースト、味噌雑炊、ハムときゅうりサラダ、黒烏龍茶
グリーンカツの中身は野菜
今日はとても暖かいでしゅねぇ。いい加減にその喋り方はヤメロ!千秋先輩に叱られてしまいまし
た。
って迷ってしまう。結果、トーストも雑炊も、というメタボ朝食になる。9時半から早速DVD鑑賞を開始する。
昼 四谷三丁目 「陳麻家」 酸辣湯麺 720円、小籠包 350円
このメニューはもう頼まんぞ
昨日観た「WATARIDORI」のおまけ版。メーキング、未使用フィルム、渡り鳥クイズ、音楽メーキング
などとても面白い。そうだったのかぁ。運動不足もいいところなので、ランチに行く。失敗した。この店の
陳麻飯は好きだが、違うメニュー頼んでしまったから。酸辣湯麺はどこの店とも違うぞ。三分の一残し
たよ。帰宅して、昨日までに届いた年賀状と寒中見舞いハガキを段ボールに入れて筆耕の方に送る。
夜 家食 鶏団子と野菜の鍋、仕舞い稲庭うどん
カタナカ会社同期のSK子から頂いた年賀状に「卓上IHヒーターを買ってから我が家は鍋ばかり」とあ
った。そうゆう私も今日も鍋!鶏団子はちょっと多かったが、豆腐ときのこと野菜の鍋物は栄養バラン
スもいいし、ダイエットになるかもね。これから毎晩鍋にしたら年末には「9号サイズ」になったりして。ア
ハハ。食後は、のだめカンタービレの第1巻から観るか。実は未だちゃんと観ていないのだめ。無酒日
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【今週の振り返り】
今年程のんびりした正月は無かった。大晦日から軽井沢に出かけたとはいえ、万平ホテルから一歩も
出ずに部屋でゴロゴロ、レストランでムシャムシャ、バーでグビグビやっていただけだ。3日は人込みに
うんざりしながらも久々の浅草と歌舞伎を楽しんだ。そして4日から3日間を「正月休暇」と決めて、何の
予定も入れていなかった。3日だよ!休暇だよ!嬉しいなぁ。たまに1日の休みがあっても、嬉しい嬉し
いと騒いでいるうちに何もせずに終わってしまうが、3日もあればたっぷり楽しめるだろう。2年9ヶ月前
仕事を辞めた時、これからはこんな日ばかりかと思い込んでいた。今日は何しようかなぁ・・・・そうだ!
お天気がいいから川越なんか行ってしまうか、とか、単館映画館で朝一番の上映を観るとか、何の目
的もなく下町を散策して迷子になったり・・・・。でも、実際はそんな日々ではなかった。働いている時より
忙しくて、過労死ではない過遊死しそうな過密スケジュール。こんなハズでは無かったのに、と何度も
思ったが、そうゆう性分なのだから仕方ない。
で、3日間何していたかと言えば、ほとんどテレビの前に座っていた。普段、リビングにある50インチの
プラズマテレビは朝のニュースを見る位で、書斎のパソコン横においた小さな「台所テレビ」の音を聞い
ているだけだ。HDDに録画しても、せっせとDVDを買っても観ないのだから宝の持ち腐れさ。挙句は
同じDVDを買ったことも何度もあった。それをまとめて観ようじゃないか、が休暇の主な過ごし方となっ
た。
昔から好んで歌う曲に「空を飛べたら」がある。加藤登紀子が歌ったが、作詞作曲は中島みゆきである。
「♪ 空を飛ぼうなんて悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然戻ったらなんて いつまで
考えているのさ (略) あぁ人は昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにもこんなにも空が恋しい
♪」。そうかぁ、人間は海から来たと思っていたが、鳥だったのかぁ、中島みゆきさんが言っているの
だからマチガイナイと信じてしまう(信じてないって!)。それはともかく、私にとって鳥という存在は別に
どーということは無かった。ヒッチコック監督の「鳥」を観てから鳥嫌いになったという女性達が昔けっこ
ういたが、私はキライにもならなかった。かと言って野鳥の会に入るつもりも、バードウォッチングの趣
味もなく、山科鳥類研究所に就職しようと思ったこともない。日常の生活では、23階の家にも飛んで来
る土鳩とカラスをベランダから追い出すくらいしか鳥との「ふれあい」は無い。それが、海外旅行の回数
が増えるごとに鳥に対する関心がぐんぐん増して来た。モロッコでは、コウノトリの巣を間近で見ること
が出来た。ボツワナのチョベでは鵜が濡れた翼を広げて乾かしていた。南極ではトウゾクカモメが親を
失ったペンギンの赤ん坊をギラギラと狙っていた。パプアニューギニアでは極楽鳥を見逃したが、ケニ
アでは百万羽以上のフラミンゴをいっぺんに見て腰を抜かしかけた。ガラパゴスでは人を恐れないアオ
アシカツオドリ、マスクカツオドリ、カッショクペリカン、アメリカンアオウドリ、アカメカモメなど、イグアナ
に負けず劣らずたくさんの鳥達がイキイキと飛んでいた。ペンギンとコバネウは飛べないけど。鳥って
面白い、美しいと思い出した。私も飛びたいと思ったりして。アハハ。
映画「WATARIDORI」を観て、ショックを受けた。一年に2回春と秋、渡り鳥は長距離の渡りをする。そ
の距離は短くて1000キロ、アジサシは南極と北極の2万7千キロ!を往復する。天気の良い日ばかり
ではない。雷が轟く嵐の日もあるし、吹き飛ばされそうな強風もある。鳥によって渡るルートは決まって
いて、高度9000メートル零下45度のネパールの山も越えるし、アフリカやアメリカ西部の砂漠地帯だ
って飛んで行く。厳しい自然だけが危険なのではない。狩猟者に撃ち落されてしまう鳥もいるし、産業
廃棄で排出された鉛を飲んだり、ヘドロの沼に沈む鳥もいるのだ。結論。鳥(渡り鳥)は気楽な生き物で
はないのだな。ギターを背負って港から港に酒と女を求め歩く小林旭のようでは全くないのだな。日夜
羽根を動かして飛び続けねばならないのだな。うーん、飛んではみたいと思ったが、そんな絶えること
のない努力をつづけねばならいのは無理だわ。やっぱり飛ばんでもいい。人間でいい。YUMEKOの
ままでいい。でも「WATARIDORI」は素晴らしいので、ご覧になっていない方オススメです。
YUMEKOさんに伺いましゅ。休暇ってハシャいでおられましたが、いつもの生活は何なのでしゅか?
うーむ、難しいなぁ。そうねぇ・・・・ま、遊び仕事ってとこかな? ゲゲゲ、のだめ怒りましゅよー!
あーぁ、新年なのにボケ過ぎでしゅニャア