パクパク日記9年7月5週
週の前半はプールひとり合宿をし、後半からアフリカの長旅にでかけた
ナミブ砂漠
デューン45に登る人々
7月 28日(日) 晴れ むっちゃ暑っ! 九州北部は豪雨
朝 家食 関根式焼きカレーパン、ポテサラトースト、ピリ辛ネギスープ、アロエヨーグルト、黒烏龍茶
わーい!またメロンだぁ
7時起床。昨日に続き晴れ。東京で青空を見るなんて久し振り。もっとも私はあまり東京にはいないけ
ど。でも好天気なのは関東地方だけで他の地方は悪いらしい。特に西日本は豪雨も予想され、この頃
の天候には目が離せない。日本は温帯でなく、亜熱帯、いや熱帯になっちまったんじゃないの?近所
にセブンイレブンが出来た。昨日関根式焼きカレーパンを買って来た。うーん、たいしたことはないな。
昨夜宅配便で北海道メロンがやって来た!しかも2個!!早く熟れてよー!1個一度に食べちゃう?
昼 新宿駅 「メゾン・デュ・カレールー」 三色カツカレーセット(辛口) サラダ、ドリンク付き 1260円
全く辛くない辛口だす!
3週間連続パクパクは土曜更新した。有名なランプの宿に泊まったはいいが、ガッカリした話を書いた
ら、石川県の方から早速メールを頂く。地元でも高飛車な経営に疑問を持つ人が多いという話だった。
またもや新宿西口のビックカメラ。定期作ろうかしら。還暦祝いに自分に買ったリコちゃん(リコー製)を
入院させ、一昨日買ったオリンパスE―P1用のカメラケースを取り替えて貰う。ちょっと小さ過ぎたから。
これだけメーカーの違うカメラがたくさんあると、携帯電話も含めて充電器がいろいろでタイヘンじゃあ。
ランチは同じビル(小田急ハルク)の地下2階にあるカレー屋で。辛口を頼んだが、全く辛くなかったよ。
夜―1 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「皇家龍鳳」 龍美コース6千円(前菜、蟹味噌入りふか
ひれスープ、オプション:北京ダッグ好きなだけ +2千円、和牛ガーリックスパイス揚げ、帆立の
葱生姜蒸し、青菜入りワンタン麺、タピオカココナッツ)、生ビール×2杯、古越龍山8年 300ml
@1万3200円(宿泊者15周年記念15%割引!)
今日からリーガロイヤルホテル東京に2泊する。早稲田には18年住んでいたが、近所のホテルとして
朝昼晩と活用していた。ヘルスクラブの会員でもあるし。そのリーガロイヤルも、この5月で開業15周
年ですってよ。で何しに泊まりに来たの?「プールひとり合宿」です。ヘルスクラブに全く通わないチョー
不良会員だから、そうでもしないとね。ミットを両手に嵌めての水中歩行40分!ぐだびれだ〜。ぢがれ
だ〜。カラダ中が重いぞ。夕食はバー飯の予定だったが、客室で中華レストランの「皇家龍鳳」のコー
スに「北京ダッグ好きなだけ」の一文を見つけて気が変わった。たった2千円プラスするだけで「北京ダ
ッグ好きなだけ」。素晴らしい!福岡のホテルオークラで北京ダッグ半羽(8個)頼んで食べ切れなかっ
たしなぁ、悔しかったなぁ。良し、今晩は龍美コースに北京ダッグのオプション付けよう。「皇家龍鳳」は
以前フレンチレストランの「ガーデン」だった。大好きだった。Sブーと何度も来たね。内装も飾り皿も「ガ
ーデン」の時と同じで懐かしい。結局北京ダッグ4個食べて満足した。蟹味噌ふかひれスープも旨い。
夜―2 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 マルガリータ、ジントニック 2杯
こんばんわー!宿泊者ですよー!15%割引してくださいなー!といつもの「セラーバー」へ。この前は
6月25日仕事人間卒業の夜、喜び組と一緒に来たんだったわ。お腹がいっぱいでたくさん飲めんぞ!
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7月 27日(月) 晴れ 夕方から雨 宮里藍ちゃん、米女子ゴルフツァーで初優勝!!
朝 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「コルベーユ」 朝食ヴュッフェ
和食充実のヴュッフェ
今朝一番のニュースは宮崎藍ちゃんが、フランスで開かれた米女子ゴルフツァーで初優勝した話。国
内には敵はいないとアメリカに渡って早4年。苦節4年だった。プレイオフの末優勝が決まった時、藍ち
ゃん思わず顔を隠した。ジンと来るね。朝ご飯は「コルベーユ」のヴュッフェ。和食が充実している。ちゃ
んと和食の板前さんが仕事していることがわかる。成田某ホテルの朝食ヴュッフェとはエライ違いだ。
昼 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「コルベーユ」 オニオングラタンスープ 1200円、ミック
スサン
このオニグラがスンバラシイ!
昨日の突然運動でカラダ中が痛いのに、午前中もプールに行ったのだ。プール合宿だから。水中歩行
10分でもう疲れる。15分、あぁ、もうヤメダ。午後の指圧を予約。さてランチだ。オニオングラタンスープ、
略してオニグラ好きだ。このホテルの「コルベーユ」のオニグラは素晴らしく美味しい。私はいつも「セラ
ーバー」のカウンターで出前して貰って食べているが。明るいうちにここで食べるのは初めて!旨い!
午後のおやつ 客室にて 総支配人からの差し入れ(アメニティ)フルーツ盛り合わせ
総支配人さん、フルーツ頂きましたぁ!
4時から客室に指圧の方に来て貰う。このホテルのヘルスクラブ(客室も担当)には昔から浪越式指圧
が入っていて、これまで何度もお世話になって来た。一番の思い出は、当時50肩で腕が上に上がらず
困っていたのだが、男性の指圧師の方に2回施術して頂いただけで治ってしまったのである。あれは感
動的な出来事だった。しかし、あの方はどこかに行ってしまったのだ・・・今日はHさんという女性の方。
昨日、今日と急な運動をして筋肉がゴリゴリになっていたが、丁寧に揉みほぐして貰って天国さ行っだ。
夜―1 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「なにわ 鉄板焼きコーナー」 銘柄和牛セット(付き出
し、サラダ、前沢牛140グラブ、ニンニクチップ、野菜焼き、ガーリックライス、漬け物、赤出汁、抹
茶アイスクリーム、(茶))、生ビール、冷酒「都の西北」 @1万4千円(宿泊者15周年記念15%
割引!)
結構なコースで・・・
午後7時ロビーでS木Y子と待ち合わせ。彼女は、今私の早稲田のマンションに住んでいるからすぐ
近所にいるのだ。Y子ちゃんの希望で鉄板焼きを予約してある。昔はよく来たが引っ越してからご無沙
汰。彼女は私の友人の中で珍しい「少食の人」2人のうちの一人だ。銘柄和牛のヒレは前沢牛だそうだ
が、私は140グラム、彼女は100グラム。でも頑張ってガーリックライスを含めて完食したからエライ!
夜―2 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 ジントニック 2杯
Y子ちゃん、Sブー、オジョーと酒を飲まない人達は「セラーバー」が大好き。彼女達は「今日のフルーツ
は何があるの?」なんて鮨屋にいるつもりでバーマンに質問する。フルーツを使ったノンアルコールカク
テルが嬉しいんだって。カクテル上手なF君が桃やマンゴーで美味しそうなカクテルを作ってくれたぞ。
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7月 28日(火) 曇り
朝 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「コルベーユ」 朝食ヴュッフェ
昨日とほぼ同じ朝食
ヘルスクラブがオープンする午前7時にはプールに行って朝一の運動をして・・・というのは計画倒れと
なり、その代わり「コルベーユ」で朝食ヴュッフェを食べていた。和食洋食両方あるのだから、今日は洋
食にすればいいのに、またもや和食にする。朝ご飯は和食の方が美味しいもん、と考える人間だから。
昼 早稲田 徳島ラーメン 「うだつ食堂」 青ネギラーメン(大) 700円
久々に食べたが、味は・・・・だった
11時半チェックアウト。ホテル近くでランチを摂るため、お腹が空くのを待っていた。生活のリズムはほ
とんど食べることを中心に構成される我が人生。それでいいのだ。ホテルの近所で食べるなら候補店
は3つ。徳島ラーメン「うだつ食堂」に行ってみたら以前と味が大きく変わっていた。マズイ!がっかり。
夜 新富町 「麹也」 お通し:茶豆、鯵のピリ辛和え 850円、鰯の生姜煮 500円、栃尾揚げの葱味
噌焼き 500円、(蛸ぶつ 900円)、手打ち蕎麦+お替り蕎麦 800円+600円、ビール、日本酒
「亀の尾」などいろいろ @7千円
旨い肴と旨い蕎麦と旨い酒
4時半から新橋の美容院。、ここで月に1度カットとヘアダイして貰いながら、「おとなの週末」を読み、ご
主人のH塚さんに肩を揉んで貰うのが楽しみ。いつも2時間かかるのに今日は1時間半で出来てし
まった。今晩は歌舞伎座の裏手、新富町にある小料理屋でM井ちゃんと待ち合わせしている。「麹也」
は「きくや」と読ませ、カタカナ会社OGのY子さんが一人で切り盛りする店だ。店名から想像するのは
日本酒だが、その酒と女将の手による手打ち蕎麦が売り。若手の歌舞伎俳優と結婚されたので、歌舞
伎の話、俳優の話、蕎麦の話、酒の話、カタカナ会社の話と花が咲く。蕎麦が旨くて、つい「お替り!」。
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7月 29日(水) 曇りのち晴れ
朝 家食 「日清」のチキンラーメン(卵、長ネギ、刻み海苔入り)、枇杷ゼリー、黒烏龍茶
この食欲は突然に・・・
膝の具合がどーも悪い。昨夜「麹也」で気持ち良く酔い、M井ちゃんとタクシーに乗ろうとした時、痛め
ている右膝がギクッと来てイテテ。寝る前チック塗ったのだが、どうも具合が悪い。出発は明後日なの
に困ったなぁ。朝食は突然食べたくなる「日清」のチキンラーメン。何十年も食べているのに飽きない。
昼 荒木町 「味里」 うな重(味) 2200円
その整形外科はどこに?
右膝にサポーターをして「味里」に行く。緩やかな坂でも右膝に痛みがズンズン来てツライ。ホントこん
な状態で3週間の海外なんか行ってもいいのか!「味里」の女将さんは膝痛持ちだそうで、近所の病院
を紹介して貰う。助かるぅ。今日のうなぎは今年食べた中で一番美味しかった。31日は2度目の土用
の丑の日ね。2時半からN原先生治療院。D助先生の丁寧な治療を受けた後、「味里」の女将さん
に紹介して貰った病院に行く。膝のレントゲン写真を見ると・・・なるほど、そこが痛みの原因ですね・・・
で、旅行は行っていい?今日注射して痛み止めと杖を買って持って行くのですね、はい、わかりました。
で次は膝に注射をブスッ!ギャオーーッ!!!イデーッ!初めて行った病院はドエリャー親切だった。
夜 家食 すし盛り合わせ、野菜サラダ、豚汁風味噌汁、メロン、黒烏龍茶
やっぱり、アフリカに行くことにしましたぁ
夕方行った病院は、愉快な家族が営んでいるような雰囲気だった。会計して帰る頃には先生も含めて
皆受け付けに来てお喋り。私も一緒に大笑いなんかしたのだった。朝は「アフリカ旅行ドタキャン」の言
葉が何度も頭をよぎったが、この愉快な病院のお陰で私も楽天的になって来た。「何とかならーね」。夕
食は買って来たもの中心にカンタンなものばかり。明日夕方までにはスーツケース作らねばな。無酒日
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7月 30日(木) 晴れ あぢぢぢ
朝 家食 三色サンドトースト、野菜サラダ、豚汁風味噌汁、メロン、黒烏龍茶
豚汁風味噌汁おいちい!
6時から起きていたが、何となくベッドの中で考えごと。7時に起き上がってそのまま旅支度に取り掛か
る。ギリギリまでやらないのに、起床と共に始める自分を「あんたどうゆう性格してんの?」と聞いてみ
たが、返事はない。無口なのかもしれない。なんちゃって。ぷふっ。洋服の部終了してからいつもの朝。
昼 舟町 「竹の子」 鯖塩焼き定食(蕎麦、小鉢、漬け物) 900円
ご飯一杯だけでがまんした
「不美子の会」の旅写真のプリント依頼、銀行、郵便物の投函、ある人の誕生日プレゼントの依頼をし
てからランチ。1時過ぎていたが「竹の子」は未だやっていた。この店の鯖塩焼きをご飯1杯で食べるの
は至難の業だ。帰宅と同時にディスポーザー修理の方が見える。昨夜から調子が悪くて困っていた。
壊れていたわけではなかったのですぐ正常になったが、使い方が悪い、もっとゴミを小さくする心使いを
持て、月に一度はとことん掃除しろ・・・・と叱られっぱなし。ごもっともではあるが、私は忙しいのじゃぁ。
夜 荒木町 「おく谷」 お通し、ゴーヤの味噌炒め 600円、薬味たっぷり冷奴 500円、赤天(島根
名
550円×2杯、冷酒「開運」 700円×2杯 @6250円
午後5時半、いつものF山通運のオジサンがスーツケースを受け取りに来た。やれやれ。じゃ、今晩は
飲みに行こうかな。プリント依頼していた写真を取りに行ってから「おく谷」へ。今晩も満席だった。島根
名物の赤天を初めて食べた。魚の擂り身の天ぷらだから薩摩揚げのようなものだが、大昔食べたマル
ハの魚肉ソーセージのよう。赤い色だけにピリっと辛い。塩辛チャーハンが今夜も私を泣かせるのだ。
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7月 31日(金) 雨のち曇り 今日はちと涼しい
朝 家食 札幌「山桜桃」の辛みそラーメン、メロン半分!、ヨーグルト、黒烏龍茶
これで北海道ものはオシマイ
6時に目が覚めたのに、今朝もベッドの上でゴロゴロすること1時間。今日出発というのに困った人で
す。外は雨。うーむである。私が出掛ける昼過ぎまでには止んでよねー。新千歳空港で買って来た札
幌「山桜桃」辛みそラーメンとメロンが半分残っている。全部食べちゃう。一人暮らしはいいなぁと思う。
昼 舟町 「みついし」 鯖焼定食 850円、アイスコーヒー 150円
私、鯖好きってわかる?
2日連続で鯖塩焼き定食。魚好きでも人によって好みの魚は違う。友人のSブーなら銀鱈を選ぶし、鮭
好きの人もいる。同じ鯖でも鯖味噌派は男性に多い。私は断然鯖塩焼き派だじょー。今日の夕方から
長い海外に出掛けるので、噛み締めるように食べた。丼のご飯は優に2杯分はあったなぁ。えへへへ。
夜 日本航空・成田=香港 ビジネスクラス機内食(和食)
夢子さん、飲み過ぎですって!
「スーツケースはナミビアのウィントフックまでお願いします!」成田のJALカウンターで言うこと3回!
「ウィントフックぅ?それはいったいどこじゃい!」って顔しているお姉さんに叫んだ。成田からJALで香
港まで、香港から南アフリカのヨハネスブルグまで南アフリカ航空で、更にナミビアの首都ウィントフック
までスーツケースはスルーで預けたのだよ。18時40分離陸。ジントニック、日本酒、ワイングビグビ。
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8月 1日(土) ヨハネスブルグは朝大雨、ナミビアは晴天 ランド=R=約14円
朝 南アフリカ航空・香港=ヨハネスブルグ ビジネスクラス機内食
夕食はパスして朝食のみ
香港時間(時差−1時間)で夜9時半着。南ア航空のチェックインをして、夜中にヨハネスブルグ行きに
乗り込む。JALで飲んだ酒が回って来てエラク眠いぞ。この飛行機のビジネス席は倒せばフルフラット
になる。その点とっても楽ちんだわね。ウェルカムドリンクも断ってヒタスラ目を瞑って寝ることに専念。
12時間のフライトで5時間は眠ったかな。お腹空きましたよー!15時間以上食べてないんだじょー!
午前中の軽食 南アフリカ・ヨハネスブルグ空港にて ブレックファーストマフィン、コーヒー 36R
現地時間の朝6時過ぎ(時差−7時間)、南アフリカの玄関口ヨハネスブルグに到着。真っ暗な上、大
雨で寒いのなんの。日本が真夏だったなんて、もう忘れちゃったもんね。寒いから温かいものを飲みた
い!空港のカフェでマフィンとコーヒー。このマフィンの外側がカリカリで旨いのなんの!あたたまった。
昼 南アフリカ航空・ヨハネスブルグ=ウィントフック機内食
これで機内食は何度めだぁ?
成田からこんなにたくさん飛行機に乗って来たのに未だ乗るのだよ。今日の目的地は、アフリカ大陸の
南西部にあるナミビア。南ア航空で首都のウィントフックまで2時間の距離だ。時差は更に1時間遅く、
日本とは8時間差になる。午前10時45分飛行機から降りると、快晴!染まってしまいそうな青空だ。
空気も澄んでいるし、素晴らしい気候である。成田で預けたスーツケースが出て来てホッとしたが、ベ
ルトコンベアからピックアップした途端に取っ手がもげたぞ!ギョエッ!旅は今からなのにぃ!エーン!
こんな景色の中をぶっ飛ばしていたら、バスの前輪がパンクした!
小さな青い花が咲いていた
空港から370キロ走って、ようやく今晩の宿「ナミブ・デザートロッジ」に到着。6時には夕暮れ
ナミビアに来るのは2度目だ。前回一番印象的だったのは、「ゴミ一つ落ちていない清潔な国」というこ
とであった。アフリカに限らないが、ゴミだらけの町、国はたくさんあるのに、ナミビアは実に清潔。それ
がとても驚きであり、感心したのだ。国土は日本の2,2倍もあるのに、人口は札幌ほどの180万人ほ
どしかいない。セスリウムまでの370キロをぶっ飛ばしても、ほとんど対向車に会わないような国なの
だ。長い移動で疲れていて景色を見ていても、いつの間にうつらうつら・・・・午後5時ようやく到着した。
夜 ナミビア・セスリウム 「ナミブ・デザートロッジ」 ディナーヴュッフェ 3点セット(ビール大
18R、白ワイン18R、赤ワイン18R)
6時半夕食。ヴュッフェかぁ。チェッ!サーブされたマッシュルームスープはまぁ悪くない。これからの長
旅、私にとっては飲み物代が最大の出費になるが、添乗員のI間さんが「I間銀行」を開設してくれること
になった。南アフリカ通貨でナミビアでも流通するランドを預けた。世界中どこに行っても体調が悪くな
ければいつも注文する3点セット(ビール、赤白ワイン)をグビグビ飲んで、アフリカに来たなぁと実感。
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8月 2日(日) ナミビアは晴天
朝 ナミビア・ナミブナウクルフト公園入り口にて 朝のお弁当
夜明け前はエラク寒いぞ!! 夜明けまで公園の門は開かない これがお弁当朝食ボックスです
ナミブ砂漠のアプリコット色
ナミブ砂漠は世界最古の砂漠のひとつ
朝の光りは陰影がくっきり!
長い移動の末、ようやくベッドで寝たのに4時には起きた。シャワー&シャンプーをした上で、出発が何
と5時半!なのだ。5時にスーツケースをドアの外に出す。もちろん未だ真っ暗。黒のビロードのような
夜空に星が煌いている。水平線のちょっと上の星まで見える。去年マダガスカルの電気も無い地方で
見た星空と一緒だ。寒い!とにかく寒い。ガタガタ震えながらバスでナミブナウクルフト公園を目指す。
公園が開くのは夜明けから日没まで。たくさんの車が太陽が昇るのを行列作って待っていた。6時半ち
ょっと前、無事太陽は昇って公園に入る。お腹ペコペコ。早速お弁当を広げて、腹ごしらえをしようぞ。
昼 ナミブナウクルフト公園内にて 昼のお弁当(朝とほとんど同じじゃんよ)
ランチボックス。朝と何が違う?
人気のデューン45は登山者が多い
どこを見てもこんな景色
公園の最奥部にはソッサスブレイ
砂漠が描く美しい模様 セスリウムキャニオン
ナミブ砂漠は世界で最古の砂漠の一つと言う。ナミビアの南東部、南アフリカ、ボツアナにまたがるカラ
ハリ砂漠の砂がオレンジ川によって大西洋に運ばれ、それが海流と風によってナミビアに運ばれたらし
いよ。こんな自然の営みが500万年前から行われていたんだってさ。赤い砂丘で一番高いものは300
m近いものもある。公園入り口から45キロ地点にあるデューン45は美しい砂丘で有名。希望者は砂
丘を登ることになった。私?希望しません!撮影班だからさ、アハハ。登った人に伺うと、とにかく途中
から目を開けていられないほど強風が吹き荒れていて、立っているのがやっとだったそうよ。お疲れさ
までした。ジープに乗り換えて最奥部のソッサスブレイまで行ったものの、ここは砂嵐が舞っていたよ。
夜 ウィントフック 「カラハリ・サンズ」 ディナーヴュッフェ 3点セット(ビール大 22R、白ワイン
35R、赤ワイン35R)
セスリウムキャニオンを見学し、途中車を止めて朝とほとんど同じお弁当を食べた後は、ひたすらウィ
ントフックに向かってバスは走った。以前ドイツの植民地であったこの国は、海の中からダイヤモンドが
発見され、53カ国あるアフリカの中で7番目に豊かな国である。とはいえ、人口の10%に過ぎない白
人が国土の70%を保有するなど富は極めて偏っているのが実態だ。バスの左右に広がる土地には
延々とフェンスが施されて「白人の土地だぞ!入るんじゃないぞ!」と誇示しているようだった。午後5
時、ウィントフックのランドマークとも言えるホテルカラハリサンズ着。3年前もこのホテルに泊まった。シ
ョッピングセンターやカジノも併設されている超便利な立地である。夕食はまたもやヴュッフェ。しかし、
ここのレストランには魚介類、肉類、麺類、野菜など自分の好きなものを焼いて貰う鉄板焼きサービス
があるから許す。焼そばのようで旨かった。明日は2番目の訪問国南アフリカに向かう。9時就寝!!
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【今週の振り返り】
2006年の9月末、ヨハネスブルグの空港から1歩歩み出した時、私の頬を一陣の風が吹き抜けて行っ
た。余りの爽やかさに思わず目を瞑ってしまう程の風だった。宮部みゆきが「夢にも思わない」という作
品で「・・・・風の神さまはクールミントガムを噛んでいた・・・」と書いているが、まさにそんな表現がピッタ
リの風だった。ヨハネスブルグは標高1763メートル。堂々たる高原だ。その瞬間、「私、アフリカが好き
になりそう!」と思った。私はとにかく風に惚れっぽいのだ。だからだろうか、今回のアフリカ行きは9回
目になるのだよ。
アフリカに行くと言うと、アフリカのどの国に行くのかを問おうともせずに、「日本も暑いのにもっと暑いア
フリカに行くの?」と言われる。次には「アフリカってすごく危険なんでしょ?」といった言葉が返って来て
ゲンナリさせられる。結構高学歴の人を含めて、アフリカ大陸の大きさや、従って気候の多様さや、国
の多さに全く頓着しないことに呆れてしまう。<アフリカ=赤道=暑い=危険>というムッチャクチャ誤
ったイメージがたくさんの人々の頭に沁み込んでいるようなのだ。何でやねん!アフリカってマダガスカ
ルなどの島を含めて53カ国もあるんだぜ?チェニジアやエジプトなど北アフリカ諸国は地中海に面し
ていて、古代ローマ人はカルタゴ(チェニジア)のハンニバルと戦い、ユリウス・カエサルはアントニオと
エジプトの女王クレオパトラを争ったりしたのだよ。アフリカ大陸の南端・南アのケープタウンは、南緯
33度55分に位置し、日本の南極観測船はここから出航したのになぁ。しかもケープタウン近辺は地中
海性気候と似ているということで、レベルの高いワインを収穫しているし。ここまで説明しても、「アフリ
カ?暑いんでしょ?」としか言わないのなら、もう絶交だからな。そんな頭悪いヤツとはもう付き合わん
ぞ!
ただ、危ないということに関しては「全くその通り!」という場所は残念ながらある。ケニアの首都ナイロ
ビの中心街とか、南アフリカのヨハネスブルグ、ケープタウンにも極めて怖い地域がある。人種差別の
アパルトヘイトが無くなったことは本当に良かったのだが、貧しい地方から大都会にどっと押し寄せたも
のの、仕事もなく巨大なスラム街が形成されることになった。一家で一日1ドルしか稼げない人々が数
百万人いると聞いた。来年の6月にはサッカーのワールドカップが開催される南アフリカ。こういう事情
を調べもせずに南アに乗り込むフーリガンの運命は如何?!
9回目のアフリカになる今回の旅は長い。帰国は8月19日だから、未だ17日間もある。そして訪問す
る国がとにかく多い。どんな国々を訪問するのか、全部当てた人がいたら、豪華景品を差し上げたい位
だ。気持ちだけだけどね。えへへ。でも絶対当らないと思うよ。まぁ、謎解きを楽しみながら、次と、次の
次と、次の次の次のパクパク日記をお読みくだされ。旅の始まり、始まり。
え?アフリカ?あたいも誘ってよニャーン
* 次週もなる早で作成するつもりでーす。お楽しみにねー!