パクパク日記11年1月1週

         4度目のあけまして日本一!新年から美酒を呑み、さぁ長旅へ!

  ライスボウル   浅草仲見世

1月 3日(月) 晴れ

朝 家食 肉団子ときのこのスープ、鶏の唐揚げ、ブロッコリー、トマト、低糖ヨーグルト、ふすまパン

  

7時起床。今日は決戦の日だ。目が覚めて即、「よーし、今日はゼッタイ勝つぞ!」と力(リキ)が入る。

ベッドで思いっきり伸びをしたら、足が攣った・・・・。スープの肉団子とソーセージ、それに鶏唐揚げと朝

から肉多し。実際に戦うのは選手とコーチ、スタッフだが、こっちも気持ちの上では戦うつもりだからさ。

昼 四谷 「とんかつ 三金」 ヒレ勝つ(大) 150円、みそ汁 100円

     吉兆続きで・・・・

昨年暮のジャパンXボウルの「勝つモノ」はこの店で食べた。見事に逆転して勝った!ゲンが良い。そ

れならライスボウルも是非お願いしたい。仕事始めがいつか尋ねたら、「1月3日です。但し開店は正

午からとなります」とのことだった。いいねぇ、3日から営業開始なんて。で、11時56分1番に店の前に

着くべく家から歩いて行った。「三金」が入っているビルの前に白猫が座っていた!今日の試合は白星

ってこと?これは吉兆であるな。今年の1番客となってヒレ勝つの大を注文。芥子が指に丸く付いちゃっ

た。え?金星かぁ?食後四谷駅前でタクシーの空車を待つ。タクシーが止まった。日本交通の車だ。と

いうことは日本一?運転手は金子さんだった。金は黄金じゃ・・・。これじゃあ負ける訳ないな。勝つぞ!

  

午後1時東京ドームに到着。スタッフパスを受け取りに3塁側24ゲートに行くと、全国各地から選手

OB達がたくさん応援に来ていた。かつての名選手達も後輩の活躍が嬉しそう。カタカナ会社の先輩、

後輩達も応援に来てくれているねぇ。既に観客席はかなり埋まっている。出足が早い。関係者エレベー

ターでフィールドに下りる。ライスボウルに出場するのは5回目だが、5年ぶり。今日は最初から最後ま

でサイドラインで試合を見守ることにする。選手入場、国歌斉唱、試合前のコイントス。学生代表のR

大は先攻をこちらに譲った。いいのか?そんな余裕あるんかい、キミ等は。こんな調子で書いていると

いつ終わるかわからないので、ここより簡潔に。勝った!それも完封勝ち。24対0!4度目の日本一!

夜 舟町 「無門」  付き出し:なまこオロシ、牡蠣フライ 680円、豆腐の味噌漬け 500円、黒豚の豚

炎(ぶーひー)鍋 2900円、黒豚も野菜もお替り、クリームチーズの味噌漬け 480円、生ビール、

麦焼酎「佐藤」 ボトル6千円 @7500

  

  

  

結果は24対0の完封勝ちではあるが、当方の攻撃もいろいろ問題があった。学生側の守備も強かっ

たし。しかしそれより見事だったのはこちらの守備!学生諸君にプレイを全くさせなかった。最高齢37

歳のおじさん軍団が、ピッチピピチの若者を圧倒した。よくやったね!パチパチパチ。残り時間2分のと

ころで予め用意していたチャンピオンキャップが配られた。星が4つ。4回目の日本一という意味だ。祝

勝会は7時から東京ドームホテルで行われるとのことだったが、応援に来てくれたオジョーとカオリちゃ

ん夫婦と4人で祝勝会をやることに。「無門」の豚炎(ぶーひー)鍋食べながら。乾杯!おめでとう!!

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1月 4日(火) 晴れ

朝 家食 肉団子ときのこのスープ、鶏の唐揚げ、ブロッコリー、トマト、低糖ヨーグルト、ふすまパン

昨夜酔っ払って帰ってから、NHK教育テレビの実況放送録画を観始めた。しかし、途中で眠り始めて

最後は熟睡していたらしい。今夜にでもまた最初から観よう。マキちゃんに今日売り出しの松竹座チケ

ット申し込みを依頼してから隣のコンビニに一般誌&スポーツ紙を買いに行く。各紙とも昨日の試合を

写真入りで大きく扱っていた。朝日新聞「人」欄はK主将だった。読んでいる暇は無い。浅草に向かう。

昼 浅草公会堂の客席にて 持参のチキンとふすまパン、お茶

  

浅草公会堂に新春浅草歌舞伎を観に行く。亀治郎始め力のある若手が出演するので、この数年欠か

さず観ている。昼の部は「三人吉三巴白波」と舞踊の「独楽」。お嬢吉三:七之助、お坊吉三:亀治郎、

和尚吉三:愛之助、手代十三郎:亀鶴、おとせ:新吾。河竹黙阿弥作の、まぁカンタンに言えば江戸時

代の不良少年3人の友情物語とでも言おうか。いやいや白波は盗賊の意味で人殺しもするから不良よ

りはもっと悪いわな。この芝居は七之助、亀治郎、愛之助の力が互角という感じ。2つ目の「独楽」は亀

治郎の曾祖父・猿翁十種の内、澤潟屋の家の芸だけあって亀治郎の踊りが素晴らしい!酔いしれた。

午後のおやつ 浅草公会堂にて 抹茶アイス

  

第一部は2時10分に終わった。第二部まで50分あるので、浅草寺に初詣に行く。凄い人込みで歩くの

もタイヘンだ。ここでD介一家にバッタリ会う。D介は、昨日4度目の日本一になったアメフットチームの

かつてのQBだった。そうかそうか、キミの家はこの近所だったね。浅草からスカイツリーがよく見える。

第二部は3時から。「壺坂霊験記」と「黒手組曲輪達引」。「壺坂霊験記」は座頭沢市(愛之助)と女房お

里(七之助)の心温まる夫婦愛の物語。美しい夫婦を美しい役者が演じるのはいいなぁ。一方、「黒手

組曲輪達引」は市川猿之助四十八撰の内の芝居で、歌舞伎十八番「助六」のパロディである。いつか

書いたことがあるが、歌舞伎十八番は成田屋(團十郎と海老蔵)の芸であり、パロディのこの芝居は澤

潟屋の芸ということだ。亀治郎が伯父の猿之助の指導を受けて、番頭権九郎と牛若伝次、そして花川

戸助六の三役を早替わりで演じ、愛之助は紀伊国屋文左衛門役で、七之助は三浦屋揚巻役で盛り立

てる。新造白玉に春猿、三浦屋女房お仲に笑三郎が演じて厚みを増す。大詰は三浦屋裏手の水入り

の場。この寒中の正月にザンブと水の中に飛び込む亀治郎助六。やんややんやの大喝采であった!

夜 浅草 「ちんや亭」 ヒレステーキ定食(サラダ、ライス、みそ汁付き)、持参のふすまパン 4千円

     ジューシーなステーキ

7時前に芝居が終るというのは、夕食を浅草で摂ることが可能になる客にとってマコトに親切である。

上演前に必ずある口上で春猿丈が言っていたが、役者の皆さんにとってもそれは同じことで、「浅草で

夕食を摂るのが楽しみ」らしいよ。私はどこで楽しもうか。去年は「田佐久」であんこう肝鍋をA先生&

マキコの3人で食べたが、今年は一人だし・・・。あら?いつもは昼間だけの「ちんや亭」が正月とあって

夜もやっているじゃないか。ここなら、一人すき焼も一人しゃぶしゃぶも可能だ。でも一人鍋にするより

今夜はステーキの方が良かろう。決して安くは無いが4千円でジューシーなステーキを食べた。無酒日

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1月 5日(水) 晴れ

朝 家食 肉団子ときのこのスープ、鶏の唐揚げ、ブロッコリー、トマト、低糖ヨーグルト、ふすまパン

  

7時15分やっと起きた。昨日も帰ってからライスボウルの録画を観ていたのだが、昼夜の歌舞伎鑑賞

で疲れていたのか、またもや最後まで見終わらないうちに舟を漕いでしまった・・・。困ったものである。

昼 新宿・高島屋 「新宿中村屋オリーブハウス」 海老とチキンとたっぷり野菜のスープカレー 1365

円、紅茶(サービス券)

  

朝食後、朝風呂を浴びてから代々木へ。本年最初の整体で、カラダも整いましたー!整体後の昼食は

昨今高島屋の「新宿中村屋オリーブハウス」に決まり!のような感じになっておる。カレー好き夢子は、

ローカーボ以前「新宿中村屋」では必ずインドカリーを食べていた。しかし、ローカーボ以降は一度も食

べていない。よくも我慢しているものよ、と自分でも感心する。スープカレーならご飯が無くても食べや

すいからたまには良いってことにしてしまいましょう。味は札幌にあるスープカレーには及ばないけど。

高島屋ビルに入っているユニクロで、腹巻や靴下、シャツなどヒートテック製品を14点も買っちまった。

午後のおやつ 新宿 「シルエット」 コーヒーゼリー 600

    あれでは分煙にならんでしょうに・・・

1ヶ月前に偶然食べたコーヒーゼリーが気に入った。小腹が空いたのでそれを思い出して行ってみた。

甘さはガムシロを自分でかける仕組みだから、甘い物禁止の身でも罪は軽いような気がする。しかし、

底の方にちょっと珈琲味のアイスクリームが潜んでいる。むふふ。が、煙草の煙が困った店なんだよ。

夜 舟町 「仙水」 焼き白子、はかつおの刺し身 2000円、鮭のはらす焼き 1300円、ふぐ唐揚げ 

2400円、はた小鍋 3800円、生ビール、麦焼酎 @1万6千円

  

    応援ありがとう!!

帰宅してからスーツケースを作り始める。今回は気温差が40度(−5度〜35度)もあるし、カジュアル

からフォーマルまで幅が広いし、長期間だから持って良くものの選択が難しい。いつもなら2時間もあ

れば完成するのに今回はなかなか終わらない。続きは明日にしよう。12月5週パクパク日記の作成に

集中した。振り返りは明日に。午後8時半。空腹である。さて、今夜はどこで食べようか。そうだ、ライス

ボウルの応援に家族で来てくれた「仙水」にお礼がてら行こう。あけおめ&ことよろ。ほう、正月なのに

カツオですかぁ。あなたふぐの唐揚げ好きですなぁ。今日のメインははたの小鍋だった。豪華な鍋だ!

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1月 6日(木) 晴れ ムッチャ寒く、風強し

朝 家食 「仙水」のふぐ唐揚げ、肉団子ときのこのスープ、低糖ヨーグルト、ふすまパン

    午前中は女工になる

今日もまた7時半にやっと起きる。去年の夏は毎日4時、5時に起きていたじゃないか!明日出発だ

から忙しいのにさ、困るよ。出発前日の大事な仕事が残っているのじゃ!パン焼き&真空パック女工と

なる。今回の旅は22日間から66食分!!頭がクラクラしちゃう量である。熟練工夢子でも相当な時間

がかかる。これが終らないとスーツケースに入れられないしね。せっせせっせ・・・・。ようやく終ったぞ!

昼 無し!

どうしてなのか理由はわからないが、出発前日になると旅行の申し込みをしたくなる。そんなことで今

日は4月&5月の旅行の申し込みをした。2月、3月はもう決まっているし。やっと完成させたスーツケ

ースは5時半取りに来た福山通運に預けた。ヤレヤレだ。次は「今週の振り返り」を仕上げるのみだ。

夜 荒木町 「おく谷」 昆布と高野豆腐煮、たらの芽天ぷら 800円、和牛おろしポン酢 1200円、鶏

軟骨香味揚げ 600円、ゴーヤチャンプルー 600円、カレー大根 500円、生ビール、麦焼酎「吉

四六」 @4360円

  

  

パクパク日記12月5週をアップした。朝からずーっと気を張り詰めて働いたから疲れた。昼メシも抜い

てしまったし。当分日本食は食べられないのだから、今日も飲みに行ってしまおう。よし!「おく谷」に行

こう。キープしていた焼酎「吉四六」は残り少なかったのに、片付ける時手が滑って瓶が割れたとかで、

新品ボトルを頂いてしまった。何かとてもラッキーした気分。グビグビ飲んだ。この店の料理はどれも美

味しいが鶏軟骨香味揚げとカレー大根は特に好き。一番好きな塩辛チャーハンはガマンしたけどね。

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1月 7日(金) 晴れ 冷え込む!  ロスアンゼルスも晴れ   今日は24+1741時間!

第1食 家食 スパイシーチキン、ふすまパン、低糖ヨーグルト、みかん

今日はちゃんと早く起きて、チャキチャキ働いた。当り前だ、出かける日だもの。今年頂いた年賀状と寒

中見舞いの葉書を箱詰めして筆耕してくれる方に送る。留守中に寒中見舞いの住所書きが終了すると

いう仕組みを考え、数年前から実行している。頭いいっしょ?これなら住所録作る必要ないし、住所間

違いも無いのさ。友人のリクエストがあったので、マンションゲストルームの申し込みをする。カンタン掃

除をしてゴミ捨て。最後は手荷物の準備。スーツケースに入らなかったふすまパンもあるから重いぞ!

第2食 新宿 「シルエット」 コーヒーゼリー 600円、紅茶 500円

  

第3食 成田・ANAラウンジ イケナイものいろいろ

    好きなものには負けちまいます

3時集合だったのに145分に成田に着いてしまった。新宿ランチする予定が、最近嵌まっている例

のコーヒーゼリーだけで済ませてしまったのと道路が空いていたからだ。ANAラウンジには、食べては

イケナイ私の好物が並んでいる。たぬきうどんに稲荷寿司・・・。空腹だからガマン出来ない。ちょっと食

べちゃおうか。うどん3本と油揚げとおつゆね。稲荷寿司もご飯残したか許して。旨くて涙零れちまうよ。

第4食 ANA 成田=ロスアンゼルス ビジネスクラス機内食

  

第5食 ANA 成田=ロスアンゼルス ビジネスクラス機内食

    人気の栗原はるみプーレートだったが、好みに合わん・・・

17時05分発(NH006便)ANAロスアンゼルス行き。今回のツァーは6グループ115名もいるのだが、

この便に乗ったのは3グループ約60名らしい。ビジネス席に乗っている相当な人数も同じツァーのよう

だが、お互い顔を知らないからよくはわからない。上空では気圧の関係で酔い易いから酒の飲み過ぎ

には注意しろ!と言われる。しかし、私はグビグビ飲む。ビールの次は赤ワインを何杯もね。2食目に

人気の栗原はるみプレートを頼んだのだが、味が・・・・私の味覚には合わなかった。9時間でロスへ。  

第6食 ロスアンゼルス・ファーマーズマーケット 「ウィスパー」 シーフードとポテトのスープ、サン

     ドイ ッチの具(ターキーとアボガド野菜)、持参のふすまパン、(チョコムース)、紅茶

  

夕方5時に成田を出て9時間も飛行機に揺られて来たのに、到着したロスアンゼルスは同じ日の朝9

50分!時差が17時間もあるからこうなる。到着ラッシュらしく、あちこちのゲートから大勢の客が降

りて来てイミグレーションに殺到した。押すな押すなの大混乱。アメリかに入国する人だけでなく、トラン

ジット(乗換え)客まで入国審査させるからこうなる。しかし、その後はスムーズに進んで1時間でイミグ

レ通過。スーツケースを受け取ってバスに乗ったのは11時半だった。ファーマーズマーケットに行き、ラ

ンチ。サンドイッチは食べられないと伝えると、私には具のターキーとアボガド野菜が運ばれて来たよ。

    時間潰しにハリウッド観光             アカデミー賞授賞式が行われるコダックシアターなどに行く

     

         こんな人達がウロウロしている町         マリリン・モンローの手形とサイン       こっちはハリポタの3人組のだよ

ホテルにチェックイン出来る時間までテキトーに観光する。ロスアンゼルスは何度か来ているが、チョー

久しぶりだから、ランチを摂ったファーマーズマーケットもコダックシアターもチャイニーズシアター辺りも

記憶はオボロ。それに飛行機ではほとんど寝ていないから、眠たくて。夕方ようやくホテルに到着した。

第7食 ロスアンゼルス・マリオット・マリナ・デル・レイ チーズと胡桃のサラダ、サーモンフィレ、(フル

ーツタルト)、紅茶、ビールと赤・白ワインの3点セット 25ドル

  

デルタ航空でロスに到着したグループも含めて、このホテルには80名が泊まる。大きな宴会場を借り

ての夕食となった。サラダとサーモンの料理はまずまずだった。NHK海外観てから9時半には就寝。

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1月 8日(土) ロスアンゼルスは曇り

朝 ロスアンゼルス・マリオット・マリナ・デル・レイ 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

6時起床。昨夜は11時半と1時半に目が覚めた。シャワーを浴びてから朝食。朝食会場も昨日と同じ

宴会場だった。食べられるものが少ないぞ!今日のロスアンゼルスはどんよりと曇り、風もあってハダ

寒い。9時出発予定だったが、ホテルのスーツケース集荷作業が大幅に遅れ9時半になってしまった。

昼 ラン航空 ロスアンゼルス=リマ ビジネスクラス機内食

  

今日は一日移動日である。12時過ぎのラン航空でペルーの首都リマまで先ず行く。ラン航空は、ワン

ワールドに加盟しているチリ最大の航空会社である。昔はラン・チリと呼ばれていた。南アメリかの航空

会社が次々と縮小化していく中で、ランは次々と買収を進めて大きな会社となった。だから、チリの航

空会社なのに、アメリカ=ペルー、ペルー=アルゼンチンの移動もラン航空を使うことになる。ただ、ロ

ス空港でのラン航空チェックイン作業には皆呆れていた。作業は遅々として進まず、客を長く待たせる

のは困るよ。サービスと食事はまずまずとは思うが。機内で明日から乗る船の船室資料が配られた。

夜 ラン航空 ロスアンゼルス=リマ ビジネスクラス機内食

  

ロスアンゼルス=リマ間は約8時間。2度目の機内食はサンドイッチだったから中身をふすまパンに挟

み直す。1〜2時間ウトウトしただけでリマ到着。時差は3時間だから真夜中である。夏服に着替えた。

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1月 9日(日) アルゼンチン・ブエノスアイレスは晴れ

朝 ラン航空 リマ=ブエノスアイレス ビジネスクラス機内食

  

リマ発035分ブエノスアイレス行きのラン航空。南アメリカ大陸を横断する恰好で、4時間半のフラ

イトだ。ぐっすり寝るため赤ワインを貰って飲んだが結局一睡もせずに到着してしまった。時差2時間。

  

        1725年造られたカビルド              五月広場の風景                エビータがスピーチしたピンクハウス

  

        1827年完成した大聖堂内部            南米解放の父マルティン将軍の棺          ラバージュ広場の裁判所

  

                   ボカ地区のカミニート通りはタンゴのふるさと  いつも観光客で溢れている

ブエノスアイレスには朝の7時45分に到着した。イミグレーションはガラガラで助かったが、ここで6グ

ループ約120名が揃ったのでそれだけでもかなりの混雑だ。8時45分大型バスに乗り込んで観光開始。

ロス時間では真夜中の3時45分でほとんで寝ていないから眠くて仕方が無い。昼間は30度を超える

らしいが、朝の今は気温はさほど高くない。やけに道路が空いているなぁと思ったら今日は日曜日の朝

であった。町の中心五月広場もこの時間ガランとしている。五月広場では大聖堂、ピンクハウスを、ラ

バージュ広場に移ってコロン劇場やあ裁判所を眺めた。そしてブエノスアイレスといえば、ボカ地区の

カミニート通り。ここに来るのも3度目だ。日曜日の午前中からかタンゴダンサー達が殆どいなかった。

昼 スタープリンセス号 「ホライゾンコート」 ランチヴュッフェ

 14階のホライゾンコート

  

                これからこの部屋で私は過すのだよ。30uのミニ・スィートルーム

昼過ぎ、スタープリンセス号に乗船する。109000トンの大型船で最大乗客数は2600名だ。これだ

け大勢の客が荷物を持って乗り込むのだから、トーゼン時間はかかる。しかも手荷物検査は2回ある

し、クレジットカードの登録もすれば、「健康です!」という証明書も出すのだよ。それが全部終わったら

船まで運んでくれるシャトルバスの順番待ち。9階の客室を探し当てた頃にはクタクタに疲れて、荷物を

放り出しベッドに倒れ込んだ・・・・ムックリ起きる。お腹がペコペコだった。14階のレストランで昼食。3

時から日本人乗客のための説明会と避難訓練があった。10社の旅行社を通じ230名の日本人客が

乗り込んでいるんですって。多いなぁと思ったが、国別の乗客数では4番目とか。部屋で荷物の整理。

 スタープリンセス号 「アマルフィ」 ロブスターとシーフードのパテ、ポルチーニ茸のクリーミースー

プ、プライムリブビーフ特上ローストステーキ、フルーツ、アールグレイ、3点セット

  

  

夕食のレストランは6つある。その中でメインレストランは6階船尾にあるアマルフィ。2回制だが、私達

は午後6時からのファーストシッティングが割り当てられている。初日とあって今晩はスマートカジュア

ル。つまり、よほどヒドクなければ何着てもいいってことだ。前菜、スープかサラダ、メイン、デザート、お

茶という流れである。ふんふん、去年10月に乗ったドーン・プリンセスと同じような味であるな。不味く

は無いが、格段に美味しいわけでも無いってヤツね。8時に部屋に帰ると、船は予定より1時間遅れて

出港するところであった。街の灯が遠くなって行く。ラ・プラタ川は海のように広い。クルーズが始まる。

                    __________________

【今週の振り返り】

あれは1987年の暮れだったか、アメフットの同好会を本格的な企業チームにしたいから顧問になって

くれとNケンとIバさんが私に頼みに来たのは。ナゼに私か?当時役員の中でアメリカン・フットボール

が好きなのは私だけだったから。至極トーゼンな話でもあったのだ。その数年前、アメリカに出張した時

の日曜日、プロフットボールであるNFLの試合を観に行ったことがそもそもの始まりだった。ロスアンゼ

ルス郊外のアナハイムスタジアムで行われたロスアンゼルス・ラムズ(当時。現セントルイス・ラムズ)と

ニューオリンズ・セインツの試合だった。初めて観るのだから、ルールなど全くわからない。しかし、その

スポーツは私を魅了した。何て面白いんだろっ!ルールがわからなくてもこんなに楽しいんだから、憶

えたら何十倍も楽しいだろうなぁ。帰国して本を買い込み、深夜のNHKBSを観て勉強したのは言うま

でも無い。まぁ、そんなことでチームとの関係がこの時から始まったのだ。

2部から1部に昇格するまで2年かかったが、これが最短のスピードであった。念願の1部には上った

が、秋のリーグ戦5戦して1勝するのがやっとだった。2年続いた低迷を脱することが出来たのは、選

手の強化とコーチ陣の充実だった。1部昇格して6年目に悲願のリーグ優勝を果たしたが、社会人選手

権では大敗して準優勝に甘んじた。しかーし、Xリーグと名称を変更した翌年、初代Xリーグチャンピオ

ンになったは我がチームなのだよ。私は人生初めての胴上げをして貰った。東京ドームの天井が遠く

なったり近くなったりする体験はカンドー的だった。もっとも胴上げした選手の一人は「突き指した!もっ

と痩せて下さい!」と私を責めたが(笑)。翌年の1月3日にはライスボウルに初出場して学生代表を押

さえて初の日本一となった。そこでまた胴上げ!すっかり胴上げフェチとなり、胴上げされたい一心でチ

ーム運営にも熱心になった。単純な人間なのである。

その後、わがチームは社会人王者に3度、日本一に2度なった。そう書くと順調な歩みだったように思

えるが、実際はホントにタイヘンだった。2002年所属企業がスポーツ支援を止めてしまい、1年間チー

ムは「孤児」になった。財政的にも精神的にもツライ時期だったが、チームはそれでも社会人王者となっ

て、チームの母(私のことだよ。ふふふ)を喜ばせた。しかし、ライスボウルでは学生代表の立命館、今

年のライスボウルの相手に大敗した。「こんなハズでは無かった」と雨に濡れながら泣いて家路につい

た。学生選手達のカラダはゴムマリのように弾んでいて、その強さに圧倒された。しかし、翌年ようやく

スポンサー探しに成功し、新たなメインスポンサー契約が出来た。心底ホッとした。嬉しい日本一は今

年を含めて2度なったが、この時から私は「胴上げされない距離」にいることにしている。それはメイン

スポンサーの権利だと思うからだ。

企業チームからクラブチームとなって12年。職場は皆バラバラだ。選手であることに職場で理解が得ら

れているとは限らない。いや、理解など無いのが普通だろう。だから転勤もある。平日は仕事をして、練

習は週末だけ。地方転勤者は練習グランドのある千葉に毎週通って来る。金銭的にも体力的にもタイ

ヘンだ。家族持ちも多い。夫は、父親は、仕事とフットボールでいつも家を空けている。体力の衰えに怯

えながら、カラダを鍛えている。アマチュアだから、フットボールでは報酬はゼロ。好きでやっているのだ。

「日本一になる!」という目標を達成するために戦っている。そんな彼らと共に20年以上も来てしまっ

た。日本一の目標を達成できた今年は、嬉しくてたまらない正月だった。「胴上げ」を遠くから見ていて

も、嬉しくてたまらないのだ。来年も頼むぜ!

        せっかく痩せたのに胴上げニャしかぁ

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   長らく留守いたしました。11週お届けしますが、この後はボチボチと。

ところで、大きな船に乗って、これからどこに行くのでしょうね・・・・・。