海神夷様
パクパク日記１１年３月４週
加油！ニッポン！「救国の散財班」の私もがんばるんずや！
椿山荘の椿
海神夷様
３月 ２１日（月・春分の日祝日） 雨 福島第一原発で発煙
朝 早稲田・リーガロイヤルホテル東京 「コルベイユ」 朝食ヴュッフェ 2888円
涙と食欲に関連は無い
６時半起床。雨だ・・・・。部屋に届けられた日経新聞と朝日新聞。日経新聞の２０面文化面に作家の辺
見庸氏が「置きざりにされた記憶」の文章が掲載されていた。途中まで読んで涙が溢れ文字が滲んで
先を読むことが出来なかった。暫らく涙を流し顔を洗って朝食に行く。朝から泣いても腹は空くのです。
昼 早稲田 「モスバーガー」 フィッシュバーガーふすまパンリメイク 300円、オニオンフライ 230円、
コーンスープ 240円、アイスコーヒーM 270円
おーい、クラムチャウダー！
２泊したリーガロイヤルホテルをチェックアウト。雨は未だ止まない。その足で近所の「モスバーガー」へ
行く。６年前まで１８年住んでいた町だからね、知っているのこの辺。モスもガラガラ。春休み中の学生
街だからという理由だけでも無さそう。雨に濡れるのは怖いと思っているからではないか。東京の放射
能位なら大丈夫だと思うのだが。フィッシュバーガーのパンを外しふすまパンで中身を挟んで食べる。
お気に入りのクラムチャウダーは売っていないのが残念。冠木門から椿山荘の庭園に入り、ホテルの
１階からフロントのある３階に上がる。ホテル支援プロジェクト第２弾として今日からフォーシーズンズホ
テルに宿泊するのだ。チェックイン開始時間は３時だが、部屋の用意が出来ているからどうぞ、と１時な
のに受け付けてくれた。シティヴューの部屋（こっちの方が安い）を予約していたがいつものように通さ
れたのはガーデンヴューダブル。アメニティのフルーツと支配人からの手紙も入っていた。ありがとう！
夜―１ 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「イル・テアトロ」 アミューズ、ずわい蟹とカリ
フラワー
2200円、和牛フィレ肉
合わせ、カモミールティ、プチフール、持参のふすまパン、ドラフトビール、赤ワイン ３杯
＠２万３千円
食卓は春なのに・・・
夕刻福島第一原発で発煙があって一時騒然とした。菅総理がしなくても良い会見をして、「原発問題に
光明が見えた」なんて言った直後のことで何と言ってよいやら。このホテルに滞在する楽しみの一つに
スパがある。ひょうたん型のプールとプールサイドのジャグジー、伊豆伊東から運んで来るホンモノの
温泉・・・。しかし、全天井ガラスで覆われたプールは余震が収まらない期間は危険とクローズされてい
る。夕食はイタリアンの「イル・テアトロ」を予約した。普段では考えられないような手軽な（５千円）コー
スが用意され、集客のための懸命な努力が伝わって来る。でも私はホテル支援プロジェクトに来たのだ
からノーマルメニューから注文しますよ。どんどん食べますよ！ワインガンガン飲みますよ！この店自
慢のパンを食べられないのは残念だけど。前菜は素晴らしいもメイン料理もデザートも美味しかった。
夜―２ 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「ル・ジャルダン」 ジントニック ２杯、「グリコ」チーザ
チーザ、お替り下さい！
バー関連も節電対策特別営業で、夜９時までは「ル・ジャルダン」、それ以降は２階にあるメインバーの
「ル・マーキー」が引き継ぐ恰好でオープンするのだそうだ。８時過ぎなので「ル・ジャルダン」に行く。つ
まみに出されたスナックがムッチャ旨かったのでお替りした。グリコのチーザと言うのだそうだ。袋に「ま
るでチーズをカリカリに焼いたような濃厚おつまみスナック」とあり、チェダーチーズ、カマンベールチー
ズ、ゴルゴンゾーラチーズの３種類がある。フォーシーズンズで正式におつまみに採用されたそうだ。
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３月 ２２日（火） 曇り 夕方小雨
朝 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「イル・テアトロ」 和朝食「潮騒」 3000円、持参のふすま
パン、コーヒー 950円 計4345円
６時半起床。雨は止んだが曇りの天気だ。節電対策（宿泊者激減対応もあるのだろう）は朝食にも。朝
食会場はイタリアンの「イル・テアトロ」１ヶ所だけ。このホテルに泊まる時いつも食べている「みゆき」の
和朝食もここで注文出来るのだ。２階の厨房から運ぶ都合上料理はお重に入っていた。ご飯は要らん
よ、と言うつもりだったが焼き海苔を巻いて１００粒位食べちゃお。ここで和食を食べるのは雰囲気的に
ヘンだがコーヒーを頼めるのが便利だ。昨日都知事選に東国原前宮崎県知事が立候補したそうだ。石
原４選なんて断乎阻止しなくちゃならんが、投票したい候補者がいなくて困っている。ドクター中松か？
昼 華水橋 「新雅」 もやしそば（麺半分） チャーシュー乗せ 850円
何年ぶりだろう・・・
午前中散歩に行く。被災地では深刻なガソリン、燃料不足が続いていると言うが、東京でさえもこの間
ずっとガソリンスタンド前には行列があった。今日は１台も停まっていなかったから東京は解消に向か
っているのだろう。早稲田に住んでいた頃、バスに乗ってよく来ていた中華料理屋の「新雅」。Ｌ字型カ
ウンターにギチギチ座って１０名、それよりずっと狭い調理場に３人が入って料理を作り皿を洗う小さな
小さな店だ。そこにお嫁さんが来たらしく調理場には４人が入っていた。ローカーボ族としての違反は
最近かなりやっているが、中華麺は食べていない。麺を半分にして貰ってもやしそばを食べよう。動物
性蛋白質を摂取するためにチャーシューをトッピングに。このチャーシューが厚い！昔旨いと思ったも
やしそばだが、今日は特段そうも思わなかった。しかし、相変らずの繁盛ぶりだ。散歩１万歩超えた！
午後のお茶 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「ル・ジャルダン」 フレッシュハーブティー
1650円
阿亀桜（おかめざくら）
椿山荘に帰って、「ル・ジャルダン」でお茶。このホテルに来たら フレッシュハーブティーは必ず飲む。
レモングラス、レモンバーム、ローズマリー、フレッシュペパーミントが入った香り高いお茶である。プロ
野球セ・リーグの開幕日を巡ってゴタゴタが続いている。電力不足や大震災被災者への配慮、楽天本
拠地の被害などで、パ・リーグは４月１２日に開幕日の延長を決めていたが、セ・リーグが予定通り３月
２５日開幕を決めて選手会に伝えた。選手会はこれに反発してパに合わせた同時開幕を主張。じゃあ
４日延ばして３月２９日開幕にすればいいんだろ！って。たった４日ですかぁ？高木文科相や蓮舫節電
啓発担当相から、ナイターは止めてよ、電力消費するのは控えてよと要望されると「開幕お上が決める
のか」と滝鼻巨人オーナーは不満を露わにし、ナベツネ球団会長は「変える必要がない。東京２３区は
計画停電ないんだぞ！」なんてスゴンデいた。これが読売巨人の体質なんだよね、ファンも減るわな。
夜―１ 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「みゆき」 味めぐり３０撰（好きなものを好きなだけ）
7600円（前菜９種、水菜とカラスミサラダ、蟹爪天ぷらと竹の子はさみ揚げ、中トロと穴子鮨、米茄
子しぎ焼き、京漬け物、吸い物、葛切りと柚子シャーベット）、お造り３種盛り ２千円、茶碗蒸し
900円、生ビール、麦焼酎ボトル ＠１万８千円
６時半Ｒ子が帰宅途中ホテルに寄ってくれた。先週は２日間自宅待機があったが、今週は５時半退社
が義務づけられているとか。不夜城と言われたカタカナ会社でも、この大震災と電力不足にはエラク柔
軟に対処しているんだなぁとびっくりした。まぁ仕事が終わるなら早く帰るにこしたことは無い。はっきり
決めたわけではないが、二人とも「みゆき」でしゃぶしゃぶを大喰いするイメージだったのに、「余震の
可能性もあるのでしゃぶしゃぶ鍋だけはメニューから外させて頂いております、だって！その代わり３月
２１日から４月１日までの限定メニューの味めぐり３０撰を見つけたからいいや。好きなものを好きなだ
け、っていいでしょ？鮨もステーキも天ぷらも含む３０種の料理から選び、何度同じものを頼んでもいい
んだって。ただ、このコースだとたいして支援にならないので、３０撰以外のメニューからも刺し身や茶
碗蒸しを注文した。そうそう、３月３日はR子の誕生日。ちょっと遅くなったけど、これプレゼントだよ！
夜―２ 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「ル・マーキー」 ジントニック ５杯、チーザ どっさり！
チーザ、大盛りのお替り下さい！
「みゆき」を出ると「ル・マーキー」タイムになっていた。トニックウォーターは糖質を含むから大好きだっ
たジントニックはこの１年ほとんど飲んでいなかったが、昨日飲んだらエラク美味しかった。今日もジン
トニックをグビグビ、あのチーザを山盛りボリボリ。お酒とチーザのお陰で楽しい話で盛り上がりはした
が、R子の自宅も食器棚が倒れて、食器の半分以上が壊れてしまったそうだ。暗い照明の中の夜だ。
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３月 ２３日（水） 曇りのち晴れ エリザベス・テーラーさん死去享年７９歳
朝 無し！
朝7時台に余震が3回もあった。８時台になってもぐらぐらと揺れた。地震は怖いが、今はホテルの８
階にいるからまだいい。自宅だったら免震構造マンションの２３階で一人だから心細いことこの上ない。
ホテル支援に来たハズなのだが、ホテルにいる安心感に助けられている。しかし、エレベータに乗るの
はやっぱり怖い。レストランは３階だ。こうなったら朝食は抜いてしまおうか。二日酔い気味でもあるし。
昼 目白「椿山荘」庭園内 「無茶庵」 鶏竜田揚げ 600円、鴨南蛮蕎麦 1480円
酒を飲み過ぎた翌日は汁モノが欲しい。味噌汁とか汁そばとか。椿山荘の庭園内には手打ち蕎麦屋
の「無茶庵」がある。今日の昼食は、あそこで違反食の蕎麦食べちゃおうか。そうしようっと。その前に
庭園の散歩をしてちょっと運動。雪柳、馬酔木（あせび）、早咲きの河津桜、阿亀桜、そして椿山荘に相
応しいいろんな椿はあちこちで咲く。三重塔は昨年から平成の大修理に入っており、神田川沿いの石
焼き料理の木春堂も工事中だ。椿山荘建物横の大滝は電力消費を抑えるためだろうか止めてあった。
「無茶庵」まではゆったりした坂を上って行く。夜は営業を休んでいるそうだ。朝飯ヌキだからたくさん食
べたい。夜のメニューの鶏竜田揚げもやってくれると言う。これが旨い！実に旨い！これ１０割蕎麦？
午後のお茶 早稲田 「Ｕｎｉ Café１２５」 カプチーノ 370円
私のホテル支援プロジェクトは当初リーガロイヤルホテル東京２泊、フォーシーズンズホテル２泊の計４
泊の予定だった。だから今日チェックアウトするハズだったのだが、余りにホテル内が静かで心配にな
りもう１泊することにした。外国人が放射能に過剰反応して帰国してしまったことや来日しないことも響
いているのだろう。それでは今日も散歩に行きましょうか。目白方面にドンドン歩いて、途中で早稲田方
面に坂を下る。この坂がどこも急でどの坂にしようか迷う。神田川沿いから早稲田大学構内へ。構内の
カフェでお茶休憩。猫が大隈庭園に消えて行った・・・ほっこり。福島原発トラブルの影響で周辺の野菜
に出荷制限が出ていたが、今日追加品目があった。そこへ東京の水道水も乳児には飲ませるな、と。
夜―１ 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「シーズンズビストロ」 特製シーザーズサラダシュリン
プ（ハーフ） 1100円、フォアグラのパテ 2200円、オニオンスープ 1800円、国産牛サーロイン
ステーキ（180g） 6800円、ラズベリーとーパッションフルーツシャーベット、 ドラフトビール 1100
円、赤ワイン 1300円×３杯、持参のふすまパン ＠１万８千円
ホテル支援プロジェクト隊員としては、ホテル内レストランは平等に利用し支援することが望ましい、と
の方針に従い今夜は「シーズンズビストロ」に行くことにした。ここは「イル・テアトロ」の隣に位置し、予
約は必要ない。６時半に行ってみると、やっぱり静か。よーし、一杯食べて飲むからね。フォアグラのパ
テは小さな壺状の器に入って来たからちょっとびっくりしたが、ネットリと旨い。メイン料理は国産牛サー
ロインと豪華に行こうぞ。もうかなりのベテランらしい女性スタッフとお喋りして楽しいディナーとなった。
夜―２ 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「ル・ジャルダン」 ジントニック ３杯、「グリコ」チーザ
夕食が終わったのは８時４０分。急いで「ル・ジャルダン」に行く。ここは、ほら午後９時閉店だから。一
昨日の夜お喋りしたバーテンダー氏が待っていてくれた。２０分しか無いのにジントニック３杯飲んだ？
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３月 ２４日（木） 曇りのち晴れ
朝 目白・フォーシーズンズホテル椿山荘 「イル・テアトロ」 和朝食「潮騒」 3000円、コーヒー 950
円 計4345円
また賑わってね
計５泊したホテル支援プロジェクトも今日でオシマイ。最後の朝食はやっぱり和朝食にしよう。一昨日と
同じくイタリアンの「イル・テアトロ」で食べるのだが。今回泊まったリーガロイヤルホテル東京やフォー
シーズンズホテルに限らないが、お祝いのパーティや楽しい食事会、そして家族やカップルでの宿泊客
でホテルがまた賑わう時が来ることを願って帰宅に着いた。帰りに乗ったタクシーの運転手さんは、卒
業旅行で東北を旅していた姪御さんが、あの日から連絡が途絶えたと悲痛な表情で話してくれた・・・。
昼 四谷三丁目 「東京風月堂」 日替わりランチ：ハンバーグ（サラダ、飲み物付き） 945円
６日ぶりに四谷三丁目辺りを歩く。ホテルで全く見かけなかった外国人が数人買い物したり、自転車に
乗っていたりしてホッとした。この界隈は上智大学に近いからか外国人がたくさん住んでいるのだ。ラン
チを摂ろうと「東京風月堂」に入る。隣の席に小学校低学年と思われる女の子と母親が坐っていた。店
のスタッフが水を持って来ると「水なんか片づけてよ！！」とヒステリックに叫んだ。母親はどうしても神
経質になるのだろうが、もっと冷静にならなくっちゃ。スーパーに行くと、パンがズラリ陳列されていた。
夜 荒木町 「四谷うえ村」 お任せコース（のれそれの黄身酢がけ、蛸の柔らか煮、このこ蒸し、浜防
風の胡麻和え、本マグロ刺身 佐賀のはしり添え、新玉ねぎとすっぽん吸い物、生ウニと海苔、桜
鱒の味噌柚庵焼き、和牛ネギ巻きポン酢おろし、金目鯛と海老・菜の花の葛引き、白海老と芽独
活とこごみの天ぷら、鰯の梅煮、赤出汁、炊き立てご飯（ほんのちょっと）、クリュームブリュレ）、ビ
ール、焼酎 ＠１万５千円
ホテル支援プロジェクトは一旦終了したから、また地元飲食店支援プロジェクトを再開しなくては。私一
人では支援にも限界があるなぁと思っていたところにオジョーから心強い参加の表明があった。よし、そ
れなら今晩は「四谷うえ村」に行こう！予約の電話をした時は「夢子さんが来てくれたら貸し切りです」と
のことだったが、他に２組お客が来て「良かった、良かった」。他の料理でも同じだと思うが、日本料理
は仕込みに時間がかかる。震災直後は予約に合わせて食材を仕入れて仕込んだのに、キャンセルさ
れて料理も調理の努力も無駄になってしまった。それ以降は予約がゼロでも食材を仕入れて下処理を
する。そうしなければ突然の来客に対処出来ないからだ。だから飲食店支援は止められない。止めて
はイケナイ。今日の「うえ村」の料理だが、このこ蒸しが珍しくて旨いねぇ！胡麻和えは、これだけ胡麻
が美味しければ浜防風じゃなくても何でもイケる。アハハ。新玉ねぎとすっぽん吸い物も旨い！オジョ
ーは５杯食べたいと言っていた。こんなに美味しい料理を用意して誰も来てくれなかったら寂しいよね。
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３月 ２５日（金） 晴れ
朝 家食 鶏の唐揚げ、キャベツ、トマト、ワカメスープ、りんご
毎朝起きるとすぐ血圧と血糖値を測るのがこの１年の習慣である。血糖値は旅に行こうがホテルに泊
まろうが測っている。血糖値計持参するから。しかし血圧計はデカくて持参する気にはならない。だから
自宅にいる時だけ測る。で、久々に測ったみたら今朝の血圧は上160、下９０。これが３回目の数値だ
から結構ヤバイ。う～む、どうすっかなぁ。飲み始めたら一生、という血圧降下剤は飲む気がしないし。
昼 新宿・高島屋 「オリーブ中村屋」 和風ハンバーグランチセット（サラダ、ドリンク付き） 1480円、
持参のふすまパン
代々木の整体の後、タイムズスクエァの東急ハンズに行く。防災グッズを買おうと思うのだ。考えてみた
ら旅行用の懐中電灯があるきりで、これでは有事の際に困ると思って。しかし今日は３月２５日。大地
震があってから２週間も経ってそんなことを思い付く自分が恨めしい。しかし防災グッズ売り場には、私
と同じタイミングで思い当たったらしい「仲間」買い物客がたくさんいてホッとした。しかしとっくに普通の
懐中電灯は売り切れで、何だかよくわからないライトがあった。今日から「救国の散財班」班長も務める
ことを決心し、小田急ハルク、小田急百貨店の売り場を幾つか回りデパート支援活動をしたのだった。
午後のおやつ 新宿駅西口 「シルエット」 コーヒーゼリー 600円
元気出ます、これ食べると・・・言い訳・・・
２週間前の大震災から余震の回数は７３回に上ったそうだ。歩いていても自宅のパソコンの前に座って
いつでも揺れているような気がする。支援活動にもちょっとクタビレて休憩しながら違反オヤツ食べる。
夜 家食 RF１のチキンピリ辛炒め、キャベツ、ブロッコリー、トマト、実だくさん豚汁、りんご、ふすま
パン
久々の家食夕食だ。調べてみたら３月１３日の日曜日以来。酒を抜いたのも１３日振りということだ。そ
れだからか、就寝時の血糖値が高かった。酒を抜くと血糖値が高い傾向があるように思えるのだ。３月
２週のパクパクを作成したが、どうしても【今週の振り返り】で考え込んでしまって完成できず・・。無酒日
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３月 ２６日（土） 晴れ 風強し 福島第一原発４０周年
朝 家食 鶏の唐揚げ、ブロッコリー、トマト、実だくさん豚汁、低糖ヨーグルト
柚子胡椒をトッピング
今日も血圧が高い。エラク高い。１年前と同じ位に高い。ヤバイぞ。実だくさんの豚汁に亀の井別荘「鍵
屋」の柚子胡椒をたっぷり入れるとホントに旨い。大震災の死者・不明者は2万７千人を超えたと言う。
昼 四谷3丁目 「サイゼリア」 ベジセット（サラダ、シーフードチャウダー） 280円、牛挽き肉チーズカ
ツレツ 499円、ドリンクバー 180円
ベジセット復活！
午後1時過ぎ、ようやくパクパク日記の3月2週をアップした。ホッとして買い物がてらランチを摂りに
行く。一昨日だったか日経新聞に「サイゼリア」は生野菜の確保が困難ということでサラダメニューを外
すとあったが今日行ってみるとちゃんとサラダは復活。食材担当の方タイヘンですね。頭が下がるね。
午後のお茶 四谷三丁目 「ヴェローチェ」 コーヒーＬ 210円
丸正ではヨーグルト、水など数アイテムを除き、ほぼ商品が揃った。野菜などはふんだんにあった。コ
ンビニでは一人2本という限定付きだが水もある。冷たく強い風が吹きまくっているので、散歩も途中で
止めた。被災地の東北では気温が上らず雪も降っている地域多いらしい。コーヒーゼリーはガマン！
夜 四谷三丁目「炉辺焼き 喜怒哀楽」 お通し：鯛のカルパッチョ、クリームチーズの味噌漬け 400
円、新たけのこ 400円、ホタテ 8００円、イカの一夜干し ５００円、ジャンボしゅうまい 780円、
えぼ鯛 １０００円、生ビール、焼酎「香吟のささやき」ボトル ＠8360円
たくさん飲んで食べます！
今夜も地元飲食店支援プロジェクト。「炉辺焼き 喜怒哀楽」は私が通っている地元では一番新しい店
である。安さも「おちあい」と競っているかな。新宿通りに出した看板には「電気を消して営業していま
す」とケナゲな言葉が並ぶ。ということは真っ暗なのかと思った店内は存外明るかった。ここも例外に漏
れず、あの日から火が消えたような日々が続いたそうだ。しかしこの店のスタッフは皆明るく元気でい
いね。はーい、焼酎たくさん飲んでボトル入れまーす。炉辺焼きもたくさん注文しまーす。ジャンボしゅう
まいの皮剥いてゴメン！炭水化物だから。帰宅してから予約を２つした。白子の会と香港減量組のね。
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３月 ２７日（日） 晴れ ドバイWCで日本馬ワンツーフィニッシュ！！
朝 家食 ヒレカツバーガー、キャベツ、トマト、実だくさん豚汁、りんご
血圧下がった！
３日目にしてようやく血圧が下がった。上が１２０台ならOK。ほっとした。ほっとしたら急に食欲が出て
（いつもですあなたは！）、朝からヒレカツバーガーをモリモリ、豚汁もジルジル食べたのだった。はぁ。
昼 新宿 「肉の万世」 ハンバーグ（150g）とミニビーフシチュウランチセット（豚汁、ご飯は要らんよ）
1680円、アイスコーヒー 280円
♪ラビアン豚汁
デパート支援プロジェクト第２弾を実行するため日曜日なのに新宿にノコノコ出かけて行く。ご苦労さま
（自分に言っている）。その前に腹ごしらえ。「肉の万世」でハンバーグとミニビーフシチュウランチセット
を食べる。朝も豚汁、昼も豚汁、夜もたぶん豚汁。私は豚汁人生。さて、最初はA百貨店、次はB.ね。
午後のお茶 新宿 「素多亜」 ガテマラ 650円
支援散在したA百貨店でもB百貨店でもたいそう喜ばれた。また来てね、って。当り前だろ！もう1軒
喜んで貰うべく新宿西口から3丁目まで歩いて行く。C百貨店に行く前に「素多亜」でちょっと休憩した。
夜 家食 茹でた芝海老、オニオンスライス、トマト、ブロッコリー、パリパリサラダ、焼き海老湯豆腐、実
だくさん豚汁、ふすまパン
ドバイで２６日行われた競馬のドバイワールドカップで、ヴィクトワールピサが日本馬として初勝利し、ト
ランセンドが２着に入って何と何と日本勢のワンツーフィニッシュを遂げてそうだ。賞金総額は世界最高
の１０００万㌦（約８億１０００万円！）。涙を流さない日は無い日々が続く中で、嬉しいニュースだ。期待
されたブエナビスタは８位だったけど。それで思い出したが、私は20代から３０年近く競馬にかなりの
金額を競馬業界に注ぎこんで来た。トチ狂う程ではないけど。母は「せっかく働いたお金ドブに捨てるよ
う」ともったいながったが、あれでストレス発散させたいたのだから生きた散財だったのだよな。無酒日
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【今週の振り返り】
大震災の翌日だったと思う。大津波が根こそぎ持って行ってしまった町があった場所を見つめながら、
５０代と思われる男性がボソリとつぶやいた。「・・・家も・・職場も・・なぐなっでしまっだ・・・。母親も・・嫁
さもみんな流されでしまっだ・・・」。語り口調は静かだったが、失ったものの大きさはテレビを観ている私
にも襲うように伝わって来た。これほどの悲しみ、これほどの絶望感、これほどの孤独感を私は知ってい
るだろうか。こんなとてつもない悲劇を自分の人生では知らない。その夜、嗚咽が止まらず暫らく寝る
ことが出来なかった。
3月21日の日経新聞文化面に辺見庸氏の文章が掲載された。同氏は共同通信記者を経て作家にな
られた方で1991年「自動起床装置」で芥川賞、「もの食う人びと」で講談社ノンフィクション賞を受賞さ
れた方だ。辺見氏は宮城県石巻市南浜町の出身。生まれ育った自然豊かな南浜町での子供時代の
思い出が生き生きと描かれていて、辺見少年の石巻時代がそれは楽しかったことが伺い知れる。「家
に帰ると、母が台所でのびのびと歌っていたものだ。声のむこうでしおさいが低く野太く伴奏していた。
「われもまた 渚を枕 孤身の 浮寝の旅ぞ・・・・」。
これは「椰子の実」の歌詞ですねぇ。辺見家のお母さまの歌声が聞こえるようじゃないですか。綺麗な
ソプラノで。歌いながら作られたお料理は何だったのかなぁ。この時代ではお洒落なコロッケとかカレー
ライスとかだったのじゃあないかと私は思う。
「石巻南浜町。わたしの感官のあらかたをこしらえたところだ。先日テレビでみたら、昔と同じ鈍色の空
から、ちらほら雪が舞っていたのだ。と、海がもりもりともりあがり、全身をおもいきり広げて陸へとむか
い、息つぐまもなく、南浜町がCG映像みたいに怒とうの下になってきえた。わたしの家があったあたり
はみつけるまえに海になっていた。あーっと叫ぼうとしたのだが、喉がつまって声がでない。「椰子の
実」の歌声が、地軸が海底にこすれでもしているような絶大な海なりにのまれた・・・・」。
私もある意味で生まれ故郷を失ったと思っていたのだが、辺見氏始め今回被災された多くの方々の住
む村、町、市を、そして故郷を瞬時に失う衝撃はいかばかりだっただろうと思う。映画じゃあるまいし、
手品じゃあるまいし、故郷が一瞬で消えてしまうなどということを信じることが出来るのだろうか。
辺見氏は続ける。「・・・・南浜町は「なくなったよ」という。パソコンの画面じゃあるまいし、そんなことがあ
るものだろうか。毎日、親類、級友、知人、恩師らをおもう。どうしても連絡がつかない。つらい。・・・。も
っとあたたかくなったら石巻にいってみよう。南浜町にもいこう。「スナック南浜町」で酒をのもう。そう友
人と話していたのだ。友人は近年できたという「スナック南浜町」の、わびしくて店中磯臭くそうな写真を
送ってきたのだった。中学時代のクラスメイトがママさんをしているかもしれないし、いってみようや。は
じめて恋心をむけた梅川綾子さんは生きているだろうか。わたしの子分役をだまって耐えてくれたかつ
ひこちゃんは助かったのか。日和山から写生した海の絵をほめてくれた仙石先生はどうされているか。
みんなしてスナックにあつまって、あんだ老けたね、おらもうとすより（年寄り）だ、と笑いあいたかった
のに。スナックはまっさきに津波にのまれたろう・・・・・・。」
この日、自分より３つ年上の辺見氏の心に寄り添って私は涙を流し続けたのだ。同氏の慟哭を我がこ
とのように思えた。
それじゃあ、自分はどうするのか。何が出来るのか。私に出来ることは何なのか。震災直後、咄嗟に思
った「消費の火を消してはならぬ！」という信念で、地元飲食店、ホテル、百貨店の支援を続けて来た
が、それでいいのかという迷いは常に付き纏った。自分がゼータクをするいい訳しているだけだろうっ
て。そんな時、３月２２日朝日新聞の一面コラム「天声人語」を読んで、「そうだ、これだ！！」とハタと膝
を打った。余裕のある人は「救国の散財」をしなさい。義捐金、外食、買いだめ以外で何でもいいから散
財をすれば日本復興に役立つという内容だった。自粛ムードは関東地方の電力不足と相俟って過剰
自粛となり、日本経済は停滞に向かっている。東北、関東という地域の危機に、農業、牧畜、漁業の産
業危機が加わっているのだ。製造業も部品不足や生産拠点の被災などで大打撃を受けている。生産
も消費も滞っては、莫大な復興財源はどこから捻り出すのだ！これではイケナイ。余裕がある人は買
おう、使おう、食べよう、飲もう！それが日本を救うことになる！
犬も猫もたくさん死んでしまったニャア