パクパク日記11年10月1週

           3ヶ月お休み頂いた京都に「秋」を食べに行って来ましたえ

   秋空と伏見稲荷 エリオット・アーウィット展

10月 3日(月) 東京は晴れ 京都も晴れ

朝 家食 RF1の豆腐ハンバーグ、イカのマリネ、プチトマト、味噌汁、ジャージーヨーグルト、りんご

    椎名林檎の歌がいい

7時起床。今日から新しい連ドラ「カーネーション」が始まった。「おひさま」が終わって「はぁ〜」と気が抜

けて期待もしていなかったのだが、これが結構面白そう。特に子役の女の子(ニ宮星にのみやあかり)

の破天荒とも言える名演技。そしてスタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」を思い起こさせるタイト

ルバッグとちょっと哀愁を帯びた伸びのある椎名林檎の歌声がとても素敵だ。さてと、今日から京都に

出かける。いつもなら4泊するが、海外旅行も迫っているから今回は3泊。朝食食べながらパンを焼く。

昼 新幹線にて 「分とく山 津軽景色」駅弁(1400円)とふすまパン、「おーいお茶の深蒸し茶」

    「分とく山」の駅弁

東京駅にはロクな駅弁が無いと、かなり昔JRのエライ人にクレームをつけたことがある。大手老舗2社

がのんべんだらりと工夫の無い駅弁を作っていたような記憶がある。地方では少しでも売上げを上げ

ようと地元の食材を使ったりして努力の様子は伺われたが。ちょっと前工事していた東京駅ノースコー

トが新しく生まれ変わった。紀伊国屋もある。特に駅弁の取り揃えがよろしい。有名店特製の駅弁もあ

るし。まるで京王デパート駅弁祭りのミニ版であるな。いろいろ迷った末、「分とく山」の津軽景色を選ん

だ。しかし、食べてみると味の濃いオカズが多く、ご飯を食べない私にはちょっとキツイ。ヨード類も禁止

になったから昆布もワカメも残すと量が少なくって。伊藤園の「深蒸し茶」は、蓋を捻るとポトンとお茶が

ボトルに落ちるので新鮮という作りだ。旨い?うーん。爆発的なヒットとなるような予感は・・・・全く無い。

夜―1 京都・御幸町三条下ル東側 「点邑」 懐石と天ぷらコース(すっぽん茶碗蒸し、鱸のあらい

 梅と山葵添え、子持ち鮎の唐揚げ生姜あんかけ、天ぷら:車海老・銀杏・生麩・生ウニと海苔・舞

茸・ハゼ・山科唐辛子・穴子・コーンかき揚げ、海老天かき揚げ天丼としじみ汁と香の物、グレープ

フルーツとペパーミントゼリーがけ)、ビール 630円、焼酎「いいちこ」520円ダブル×4杯 

@1万6950

京都駅には3時前に到着し、地下鉄でホテルに向かった。毎月のように宿泊するホテルだが、夏3ヶ月

はお休み(?)していたから久し振り。「また通って下さい」と言われる。今夜は天ぷら屋の「点邑」。ホテ

ルからぶらぶら歩いて30分で到着した。この店は、京都の老舗旅館「俵屋」の経営。ずい分前に宿泊

した時、「2泊されて旅館のお料理では飽きる場合は天ぷらのコースをご案内します」と言われた。天ぷ

らだけのコースと懐石と天ぷらコースがあり、欲張りの私はもちろん後者を予約した。天ぷらコースの

前に先ずお料理が3品供される。すっぽん茶碗蒸しと鱸のあらいそして子持ち鮎の唐揚げ生姜あんか

け。この3品とも実に旨い。茶碗蒸しなぞ「5つ下さい」と冗談めかしてお願いしたが、本心でもあるのだ。

天ぷらは関西だから綿実油。関東では胡麻油も使うから揚りの色が少し赤くなるけどね。舞茸、ハゼ、

山科唐辛子、穴子、コーンかき揚げと後半になる程天ぷらは美味しくなった。食事は、天茶、天丼、白

飯から選べるが、私は天丼を注文。でもご飯は残しましたえ。10席ほどのカウンターは2階に、3階に

は個室があると聞く。最近俳優のNK一さんが3階で天ぷらを召し上がったようだ。満腹になった。

夜―2 京都・寺町通り三条 「京都サンボア」  青カビチーズ、ジントニック 2杯 @3100

    扉を開けたら「昭和」だった

コースが終わっても未だ8時前だ。今日は月曜日だから、よく行く先斗町のバーは定休日だ。それじゃ

あ、あそこに行く?いつか入ってみたいと思っていた「京都サンボア」である。アーケードの寺町通りに

あって、そこだけ時代から取り残されたような店だ。中に入ってみてもやっぱり昭和初期。火曜日定休

                  _________________

10月 4日(火) 京都は快晴!

朝 無し!

朝食を抜くことにしたので朝はやたらヒマだ。昨日始まった連ドラの「カーネーション」が可笑しい。子役

のニ宮星ちゃんの爆発するような演技に今朝も笑わせて貰った。主役の糸よ、子供のままでいてくれ。

昼 京都・岡崎 「山元麺蔵」 牛と土ごぼうの温かいうどん 945円、香味油入り +80円、土ごぼ

   うの天ぷら 265円、小さな杏仁豆腐(サービス)

  

今日の京都は素晴らしいお天気だ。ホテル客室のカーテンを開けると、京都御所南側の京都御苑の上

に見える空は真っ青!そんな素晴らしいお天気というのに、私はタクシーで岡崎に向かう。うどん食べ

にな。1058分到着すると行列は6番目だった。11時開店と同時に入店し、いつものように牛と土ご

ぼうの温かいうどんと土ごぼうの天ぷらを注文。季節限定で特製香味油のトッピングが出来るというの

でそれも頼んだ。香油油は長ネギにニンニクや生姜などを加えたもので、確かに香ばしいアクセントに

なる。でも1回だけでいいかな。店を出たのが1140分。38人並んでいた!恐るべし「山元麺蔵」。

  

    京都市美術館ではワシントンナショナルギャラリー展が始まっていた。 右端はメアリー・カサットの「麦わら帽子の子供」

満腹のお腹が抱えながら、「たくさん歩かねばなぁ」と思っていたのに、いくらも歩かないうちに、気持ち

は俄か美術ファンになってしまった。京都市美術館では、フェルメール展と併せてワシントンナショナル

ギャラリー展が始まっていた。フェルメールは40分待ちに対してナショナルギャラリーは待ち時間ゼロ。

じゃ、早く入れる方にしよ。勝村政信さんの音声ガイドを借りた。印象派中心の展示である。ドガの「ア

イロンをかける女性」、モネの「日傘の女性 モネ夫人と息子」、セザンヌの「レヴェヌマン紙を読む画家

の父」とか好きだな。女流画家のメアリー・カザットの「麦わら帽子の子供」、絵の中の女の子、どこかで

見たことがあるなぁ、と考えてみたら、「カーネーション」で暴れている子役のニ宮星ちゃんに似ている!

    

  

            今年で鎮座1300年を迎えた伏見稲荷大社は朱色の千本鳥居がことに有名だ

あんまりお天気が良いので、ちょっと遠出になるが伏見稲荷に行こうか。好天気と伏見稲荷の関係で

すか?えーっとですねぇ、青空に鳥居の朱色が映えると思うからでーす。紅葉の名所として知られる東

福寺のまだ先だ。全国に3万社あるお稲荷さんの総本宮。和銅4年(711年)に稲荷山に鎮められたと

伝えられており、今年がちょうと1300年になる。今週末にはその行事がいろいろ行われるとあった。伏

見稲荷と言えば千本鳥居がことに有名だが、実際は千本どころか5千基あるらしいよ。稲荷山全体が

伏見稲荷大社で、5千基の鳥居をくぐって山を上って下りると2時間かかるの?じゃ途中までだわね。

午後のおやつ 京都・四条河原町 「Holly‘s Cafe」 コーヒーゼリー 350円、コーヒー 280

京都に来ると必ず行く店がある。100円ショップ。正確に言えば105円ショップだ。何しに?お気に入り

のマニキュアを探しに。ここ1年近くそのマニキュアが姿を消してしまい諦めかけてはいるが、それでも

毎回チェックに行く感心な私。ところが今日はあったぞ!ただあったのは4本。また入れておいてやー。

夜―1 京都・木屋町三条 「京都ネーゼ」 生ハムと京都産いちじく、琵琶湖天然うなぎの炭焼き、フレ

ッシュポルチーニ茸のソテー、チーズの盛り合わせ、甘鯛の揚げ焼き、生ビール 2杯、赤ワイン

「ラパ カベルネソーヴィニヨン 2008」 ガーディアンピーク 南アフリカ @15120

  

  

    美味しいものを少しずつ

今夜は木屋町三条まで歩く。運動嫌いな私でも、京都に来た時だけはよく歩く。1万歩は軽い。どうも、

うどんや京都スィーツを食べたいから罪ほろぼしのつもりらしい。6月の京都は暑くて参ったけどね。開

店直後に「京都ネーゼ」のカウンターに座る。ご無沙汰してまーす。そろそろオシマイの京都産いちじく

に生ハムをのっけて食べながら、生ビールをグビグビっと2杯飲む。脂が濃い琵琶湖天然うなぎの炭焼

きには、南アフリカの赤ワインのボトルにするか。ポルチーニ茸のフレッシュがあるの?まぁ、何とデカ

イポルチーニ。松茸もいいけど、私はこっちの方が好きだな。フレッシュは11月初旬まであるそうだ。チ

ーズ盛り合わせ。バサヨというイタリア山羊のチーズに、京都・宮津のイナガキさんのハチミツをつけて

食べると何という旨さか!最後は甘鯛の揚げ焼き。ウロコがカリカリと旨い。ボトルはもうカラッポやぁ。

夜―2 京都・祇園花見小路 「弥す田」 ウィスキー

  

木屋町三条から祇園花見小路までは歩く。わざと道に迷ったりして、知恩院経由で行ったから時間が

かかった。「弥す田」にようやく到着。「夢子はん、お帰りやす!」とY子ママが迎えてくれる。連れて行っ

て貰ってからこのお店とも親しくなったが、でなければ祇園のお茶屋さんは敷居が高くて行けしまへん。

                    ________________

10月 5日(水) 京都は一日雨   アップル社創業者ジョブズ氏56歳で死去

朝 無し!

昼 京都・祇園切通し 「権兵衛」 けいらんうどん 930

  

              祇園・切り通しにある権兵衛とけいらんうどん            親子丼は1400円しますねん

  

              エリオット・アーウィットの作品にはユーモアや温かさを感じる。作品集も買った

朝はちーっと宿酔だった。生ビール2杯、赤ワイン1本、ウィスキーW2杯、ホテルに帰って更にウィス

キートリプル2杯・・・・まぁ、どう考えても飲み過ぎだわな。しかも、昨日はあれだけの晴天だったのに、

今日は朝から雨が降っている。昼食は権兵衛のうどんにしよう。激しい雨の中タクシーで行く。入り口近

くはテーブル席だが、奥は全部小上がり座敷。数年前「danchue」が日本一の親子丼にこの店を選ん

でいた。まぁ確かに美味しい丼だが果たして日本一だろうか、と私はちょいと首を傾げていた。1400

もするのに漬け物一つつかないし。今日はけいらんうどん。うどんに添えた、おろし生姜が好きなんよ。

「権兵衛」入り口の横にポスターが貼ってあった。カメラマンの「エリオット・アーウィット展」。すぐ近くの

「何必館」でやっている。行くべ、行くべ。今年83歳のエリオット・アーウィットはロシア人の両親を持ち

パリで生まれ、のちにアメリカに渡ってカメラマンとなる。「一瞬の劇場」、「小さな隣人」、「日常のドラ

マ」、「モノクロームの記憶」のテーマに分けて展示されていた。この人の作品好きだなぁ。思わず笑み

が浮んじゃう。彼の作品で一番有名なものは地下鉄の空気孔の上で撮ったマリリン・モンローである。

午後のおやつ 京都・祇園四条 「都路里」 都路里氷(白玉抜き、抹茶蜜とミルク蜜) 882

    舞妓はんも氷どうどす?

昼のうどんの量が少なかったし、良い作品を観ているうちに小腹が空いた。もう暑いという季節ではな

いが、「都路里」では今週まで氷メニューがあるそうだ。ほな夏の名残りに頂きまひょか。甘味処に入る

のは京都に来た時くらいだが、若い男子達がドデカイパフェなんぞパクついていてびっくりさせられる。

夜 京都・木屋町御池 「やました」 先付け、菊の吸い物、おこぜの造り 3675円、肉葱巻南蛮焼き 

3150円、生ウニと海苔 1890円、野菜てっぱい 800円、おこぜアラの赤出汁、生ビール 2杯、

麦焼酎「みがき」ダブル×4杯 @14410

  

  

  

今日はほぼ一日雨が降っていた。書店を3軒覗き、何冊か本や雑誌を買う。あとはお茶を飲みながら

本を読んでいた。一旦ホテルに帰ってシャワーを浴び、着替えて夕食へ。木屋町御池の「やました」は、

冬場毎回のように来ていたが、今日は4ヶ月ぶりか。予約した6時半に行ったらビリ。1階の15人以

上座れる大カウンター席の一番手前の席が1つ空いているだけだった。カウンターの前には、中央にご

主人の山下さん、左右に計5人の板さんがズラリと並んで壮観だ。水槽では大きなクエやふぐ、長くて

太い鱧などが泳いでいる。その水槽を眺めていた私はおこぜに目をつけた。それ刺身!アラは後で赤

出汁にしてね。お隣の客は、お祖母ちゃん、お母さん、お嬢さんの3代揃い踏み。お話してみたら自宅

がすぐ近いことがわかり、「世の中狭いですね」と。食欲旺盛な皆さんで、次々と美味しそうなものを注

文される。彼女達に運ばれて来た肉葱巻南蛮焼きが美味しそうだったので、私も注文。うん、なかなか

柔らかな肉で旨い。ただ、今晩は調子が今一つでたくさん食べられない。次回は体調整えて来ますね。

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10月 6日(木) 京都は晴れ 東京は曇り   小沢一郎氏初公判

朝のおやつ 京都・六角高倉 「大極殿 栖園」 琥珀流し 630

  

昨夜は11時半にベッドに入ったのに、しかも眠れないと困るので誘眠剤半錠飲んだのに、何と4時ま

で眠れなかった。8月は、札幌でもブラジルでも軽井沢でもこんなことが度々あって参ったが、最近は眠

れていた。それでも7時には起きた。だって今日は東京に帰る日だから。いつも京都では4泊するのだ

が、来週月曜日から海外に行くので3泊にしたのだ。京都で買ったものは段ボールに入れて宅配便で

送り、10時チェックアウトしてそのまま歩いて六角高倉に行く。昨日来たかった「大極殿 栖園」は毎週

水曜日が定休日。どうしても琥珀流しを食べたいから、昼食の前にデザートを食べるんさ。月変わりの

琥珀流し、10月は栗であった。このふっくらツルリの寒天が何とも美味しい。TVの取材が入っていた。

昼―1 京都・四条麩屋町 「権太呂」 けいらんうどん 1000

    好きどす、このおうどん

デザートを食べ終わったら、そのまま錦市場で買い物。以前はいろんな店で引っ掛かったが、今は買う

ものを絞っているからすぐ終わる。次は昼食だ。「権太呂」も水曜日定休日だった。開店の11時前に行

き、門の前で待つ。1番!この店のけいらんうどんは、たっぷりとした朱の塗り物椀に容れられ蓋付き

で供される。昨日行った「権兵衛」とは親類筋の店で「権」の文字を貰った方だが、こっちの方が旨い。

夜 家食 京都「平野屋」の鯖味噌煮、もやし和え物、「打田」の水茄子漬け、味噌汁、ふすまパン、梨

  

新幹線の予定を早めて乗ったので、午後3時半には帰宅した。留守の間に誕生日プレゼントが届いて

いた。来週月曜日の夕方出かけるまでにあと2週分のパクパク日記を更新するつもりだから、早速9

4週に取り掛かる。夕食は、錦市場で買って来たお惣菜と味噌汁でカンタンにね。ノーベル文学賞の

候補に何度かなりながら受賞ならなかった村上春樹氏。今年こそはと呼び声が高かったが、結局スウ

ェーデンの詩人が受賞。ノーベル化学賞も日本人からの受賞が噂されたけど、これもダメだったしねぇ、

ちょっとガッカリ。夕食後テレビ観て少し休憩し、夜遅くに94週ようやくアップしてホッとする。無酒日

                     ___________________

10月 7日(金) 晴れ 風強し!     W杯予選ベトナム戦1−0で辛勝

朝 家食 京都「平野屋」のヒレカツ、野菜サラダ、プチトマト、ふすまパン、味噌汁、梨、ヨーグルト

  

昼の軽食 四谷駅アトレ「スープストックTOKYO オマール海老のビスク(大) 770円、アイスコーヒ

ー 250円、持参のふすまパン 

    夜に備えて、昼は軽くね

イテテ系エステが終わって、遅いランチを食べようと四谷駅アトレの「スープストックTOKYO」に到着し

たのは午後2時近かった。今晩は6時半からご馳走を食べることになっている。たっぷり食べては、夜

が不味くなる。じゃぁ、「スープストック」でスープ(大を頼んじゃったけど)とふすまパンだけにしようっと。

夜−1 荒木町 「ます味」 穴子コース:先付け:姫さざえ・穴子肝煮・鴨・穴子煮凝り・はじかみ等、穴

子の薄造りとカツオ・イカの刺身、江戸前穴子の小鍋、穴子の白焼き、変わり揚げ:穴子・松茸・水

茄子・穴子の隠元巻、穴子ご飯とシジミ汁、漬け物、デザート)、生ビール、麦焼酎ボトル2本(3人

で) @1万5千円

  

  

  

6時半からA〇夫妻と待ち合わせている。「ます味」もずい分久し振りである。A〇夫妻と書いたが、結

婚式&披露宴は3週間後の28日である。私は1度もしていないのに、A〇は2度目の結婚だ。奥さん

のY子さんとは初対面。A〇君より一回り大きな堂々とした体格で、酒井和歌子似の美人だ。某飲食店

の常連同士で知り合ったというだけあって、彼女もかなり酒はイケル。生ビールの後、焼酎のボトルは

2本空けた。二人とも穴子のコースは初めての由。私は久々に食べるがやっぱり旨い。特に江戸前穴

子の小鍋はご主人が手間ひまかけて作られるだけあって、実にいい味だ。余ったスープにご飯をちょっ

と貰いオジヤにして食べる。白焼きも香ばしい。今年も3年連続でミシュランの星一つ獲得したそうだ。

夜―2 荒木町 「よつやこくている」 ピーナッツ、海苔チーズ、ビール、麦焼酎 (ご馳走になりました)

   ご馳走になった

3人とも酒飲みだから、トーゼン2軒目にも行く。「よつやこくている」。Y子さんとは初対面のハズなのに

ドッシリした性格だからか気を遣わずに過せるのがいいね。A〇君も新郎というより、その父に間違えら

れるような年齢だけどY子さんとのんびり気楽な人生を送って欲しいですよ。ここご馳走してくれるの?

                      __________________

10月 8日(土) 晴れ

朝 家食 アミノライスの味噌雑炊、牛肉の八幡巻、プチトマト

注文していたふすまパンと薬の荷物が届く。今日が9日だとカン違いして、10時前からパソコンの前で

待機。あら?10時になっても画面が変わらん!何で!松竹に電話しようか・・・・・今日は8日だったぁ。

昼 無し!

今日は忙しい。午前中届いたふすまパンのミニ食パン15袋を8等分にカットして冷凍する。次は来週

の海外旅行中の薬準備。朝、昼、夜と揃える薬が違うのだよ。その次は海外旅行の荷作り。結構寒い

と思うけど添乗員は電話で「日本と同じ位の気温」と言っていたなぁ。忙しくて昼メシは抜いたのだった。

夕方のおやつ 新宿西口 「シルエット」 コーヒーゼリー 600

    600円もするけど、好き!

ビッグカメラ新宿西口店に入院させていたカメラのニコンちゃんを迎えに行った。ここ暫らくはカメラを含

めて電化製品等買う時、「5年保証」制度で買うことにしている。どうも故障というのは、普通の保証期

間の1年を過ぎた頃起きることが多いような気がするから。それに「日本製品は壊れない!」というジン

クスも、最近では「いやいや結構壊れるじゃん」と思っているし。そういうわけでやっぱり5年保証で買っ

たニコンの一眼レフは13ヶ月目に故障。修理に出して暫らくしてニコンから電話があった。「お客様の

カメラを直すには14800円かかります」と。「5年保証コースに入っていますから、その修理代はビッ

グカメラが支払うのでは?」と答えた。結果はもちろん無料でした。カメラを受け取ってから伊勢丹へ。

10月下旬誕生日を迎える人にプレゼントを送り、自分への誕生日プレゼントを贈ってくれた方にはお礼

をお送りした。例の「夢子倶楽部10周年記念ハンカチ」も同封。このハンカチはこの世に50枚しか無

いから、かなりのレアモノである。有り難く思えよ!って自分もプレゼントして貰ったのにね。ヌハハハ。

夜 家食 海老のカクテル、オニオンスライス、プチトマト、「まい泉」の牡蠣フライとキャベツ、京都「打

田」の漬け物、味噌汁、ふすまパン

  

帰宅すると、もう7時半だった。もっとも出かけたのは4時過ぎだったけど。夕食は買って来たものと作

ったものをテキトーに並べる。「まい泉」の牡蠣フライ旨い。夕食後もひたすらパソコンに向かい、夜遅く

パクパク日記9月5週はようやく完成した。アップは海外に出かける明後日の10日にしようぞ。無酒日

                      __________________

10月 9日(日) 晴れのち曇り一時小雨

朝 家食 「まい泉」のメンチカツ、キャベツ、プチトマト、京都「打田」の漬け物、味噌汁、ふすまパン、

低糖ヨーグルト

    試合の朝は応援組も気合い十分!

7時半に起きてシャキシャキ働く。朝食の準備をしながら、2人分の弁当作り作業も。アメフットチームの

応援に行くのだから、弁当は当然の勝つモノである。シャワーを浴びて、パソコンに向かっていたら、11

時半に迎えに来るハズのオジョーが携帯から連絡して来た。「予定より早く到着しそう・・・今マンション

の裏に着いた」。ゲゲッ、未だ11時だよ!大慌てで23階から下りて行く。早く準備していて良かった。

昼  QVCマリンフィールドスタンドにて 持参の勝つ海老バーガー、お茶

  

今日の試合会場は千葉のQVCマリンフィールド。幕張のマリンスタジアムですよ。ロッテの本拠地の。

このスタジアムが出来たての頃、2,3回来たことがあるが、それ以来だから20年近くのご無沙汰だ。

対戦相手も千葉の八千代が本拠地、我がチームも習志野ということで、今日の試合は「千葉ダービー」

と名付けられ、午前中はジュニアチームのタッチフットの試合があり、スタジアム外には屋台が並ぶ。

試合前のイベントには習志野高校ブラスバンドチームの見事な演奏があり、千葉県のゆるキャラチー

バ君も出演と、いつものリーグ戦に較べるとエラク賑やかだ。1時半試合開始。いきなりDL選手が相手

QBにタックルしてボールをファンブルさせ、そのボールを拾ってタッチダウン!その後もずんずん攻め

て、46:10で大勝した。スタジアム近所のコストコ会員オジョーの買出しに付き合って、都内に戻った。

夜 四谷・舟町 「三櫂屋」 豚しゃぶを入れたお任せコース5800円(イクラの醤油漬け・生湯葉刺身・

ぶりの刺身、椎茸の焼き物、のど黒焼き物、豚しゃぶ、冷たいうどん)、豚追加、生ビール 2杯、

麦焼酎 「常徳屋」(大分・宇佐) 4000円  @9500

  

  

  

近所の荒木町界隈日曜日営業している店は数軒しか無い。オジョーの第一希望は先週月1回休みに

当ってしまった「鮨処のがみ」。ところが、電話してみると今日も休み・・・。3連休だからかなぁ。それで

はってことで、豚しゃぶで有名な「三櫂屋」にした。先日この店に「渡鬼」メンバーが訪れたらしい。外国

人に「わたおにメンバー」だけで、どんな人達か顔を思い浮かべられる日本人って不思議に思われるか

もね。豚しゃぶを入れたお任せコースは何度か食べているが、豚しゃぶ鍋の前に出される料理は、はっ

きり言ってどうということは無い。やっぱりお楽しみは豚しゃぶだ。群馬産の豚をしゃぶしゃぶしてたっぷ

りの葱を巻いて食べる。旨い!肉をお替りした。1人前だけだけど。食事は鍋に関係ないつけうどん。

                       __________________

【今週の振り返り】

JR東海の新幹線グリーン車に乗る時、「ひととき」という車内誌を読むことも楽しみの一つだ。無料の

車内誌にしてはよく出来ているといつも感心していたら、1470円、年間購読料5600円の有料誌で

あると後ろの方のページに書いてあった。その上、車内誌ではなく、「旅の月刊誌」なのだそうで、重ね

て失礼した。しかし、発行元の潟Eェッジ社のメイン雑誌(だと思う)「ウェッジ」は、全く私の関心を惹か

ず、無料であっても手に取ることも無い。

話を戻して「ひととき」だが、ことに千宗室氏の「京都の路地まわり道」のエッセイがお気に入りで、いつ

も真っ先に読む。24回目の今月は「夜が近づく」というタイトルだった。少し長いが、冒頭からの一部を

引用させて頂く。

「天空から居丈高にこの盆地を見下ろしていた入道雲も力を入れ続けることに飽いたか急速にしぼみ

だし、細かくちぎれ、そうして夏は完全に過ぎていった。

秋は脆い季節だ。つかみどころに乏しい。揶揄しているのではない。非難しているのでもない。それは

弱点ではない。薄の穂先にたまっている太陽のしずくのように儚いが、だからこそ思い出もたくさん詰ま

っている。そうして後ろ髪を引く。秋は入り口も出口も判りにくい。いつ入ったか、いつ出たのか、定めか

ねる。その曖昧さが秋の魅力である。」

お茶の家元は文章もきわめてお上手だ。原発事故で節電を義務づけられた今年の夏は、「節電15%」

以上に暑い!という思い込みを呼んだ。記録的な昨年に較べれば、暑さはだいぶマシだったのだが、

やれクーラーより扇風機にしよう、窓際にゴーヤを植えて涼を取り入れよう、どうしてもクーラーをつけ

るなら28度以上にしよう、冷蔵庫は開けたらすぐ閉めて冷気を逃すな・・・・なんてワーワー言われてい

るうちに捨て鉢な気分にもなってね。「暑いぞ!」と言ってしまったわけです。やがて大きな台風がいく

つかやって来て、急に気温が下がったかと思うと、また夏日の暑さ・・・。しかし、千氏が書かれているよ

うに、いつ入ったのか入り口は見かけなかったが、いつの間にか秋になっていた。

ここ数年、「毎月のように京都に行く」ことを標榜しているが、7月から9月までの3ヶ月はお休みしてい

た。こんなことゆうたらきつう叱られますんやろけど、「夏の京都はカンニンしておくやす」なのである。

秋になったから、「京都通い」再開である。こう度々訪れる京都だから、寺社仏閣名所巡りは、1滞在で

せいぜい1、2ヶ所。私の数日前に京都を訪れた税理士のK村夫妻の「旅のしおり」(発行部数2部!)

を見せて貰って仰天した。初日6時過ぎの電車で東京駅に向かい、午前9時には京都駅着。すぐ観光

開始して、清水寺、産寧坂、二年坂、八坂の塔、高台寺、八坂神社、知恩院、南禅寺、銀閣寺・・・・・・・

えぇ!!初日一日だけでこれだけ回るのぉ!!!くらくら〜、目が回る〜。2日目、3日目の予定は見

る気がしない、結構です。乗る予定のバスの時刻表も添付されていて、バスと徒歩で回られるのだそう

だ。45日で1,2箇所しか行かない超ナマケモノと23日で宇治も含めて京都制覇のK村夫妻。

「それ極端じゃないの!」と互いを笑い合った。

今回私が訪ねた寺社仏閣名所巡りは、伏見稲荷だけ(笑)。伏見稲荷は711年に稲荷山に鎮められた

とあるから、今年で鎮座1300年ということだった。そういえば、今年は法然没後800年大遠忌で一昨

日の102日からその法要が始まったそうだし、親鸞750年御遠忌でもあったのだ。知恩院はんも本

願寺はんもこの記念すべき今年、大々的に行事を予定していたのだが、311日の大震災と原発事

故があって、延期したり縮小したりと対応におおわらわのようだった。3つの記念すべき年だったのに、

まさにオオゴトが起きてしまったのは、何とも皮肉なことであった。    

                ♪コーンときつねが〜鳴きゃあせぬか〜ぁ

               バックナンバーのトップへ      夢子倶楽部のトップに戻る