パクパク日記11年11月4週

         第8回香港喰い倒し美味しく終了!体重激増!週末プチ絶食!

   上海蟹  リッツカールトンホテル

11月 21日(月) 香港は曇ったり晴れたり           香港j(HK$)=約10円強

朝 香港・中環(セントラル) 「羅富記」 下の店 ピータン入り痩肉粥 26香港$、油条 7HK$

  

日本では8時に始まる連ドラ「カーネーション」は、香港では時差1時間で午前7時に始まる。オジョーも

私もそれまでには起きるって感じで朝を迎えている。8時には大S子とR子が早くもホテルに到着。彼女

達は、コーズウェイベイのタイムズスクエァ近くのホテルに泊まっている。これから香港で一番美味しい

(と私達は信じている)お粥を「羅富記」に食べに行くのだ。みんな好きなトラムに乗る。長年2HK$(20

円!)だった運賃が2,3HKドルに値上げされていた。3円ね。日曜日なら上の店に行くが、今日は月曜

だから下の店。下の店は久し振りだがやけに愛想がいい。う〜ん、この味!やっぱりこの粥うんまい!

午前中のお茶 中環(セントラル) 「スターバックス」  コーヒー

 残る看板が哀しい

「羅富記」の次に粥を食べるなら、セントラルの「黄枝記」だった。ところが、その「黄枝記」が閉店してし

まったというショックな出来事があった。行ってみる。ファッションの店になったのか、シャッターが下りて

いる。看板は残っていた。ついでに「黄枝記」に来たら、いつも行く喫茶店も無くなっていた・・・。いいも

ん、スタバ見つけたから。お茶を飲みながら4人で来年の「喰い倒し」の日程を決めた。すんなり決定。

昼 香港・フォーシーズンズホテル「龍景軒」LungKingHeen (4人で)飲茶:春巻き 52HK$、ロブ

スターと帆立餃子 38HK$、海老と椎茸の焼売 56HK$、蟹肉小籠包 56HK$、わんたん入

      り酸辣スープ 170HK$×2、海鮮炒麺 300HK$、揚枝甘露(マンゴプリン入り) 56HK$×4、

      プーアール茶 @370HK$

  

   

←この揚枝甘露最高!

K岩は月曜日から仕事だ。そう、数年前から彼女は日本企業の香港支店(のような)に勤務するように

なったのだ。逞しいね。ということで、予約はしてくれたものの、ランチの飲茶は東京組4人で行く。店は

フォーシーズンズホテル「龍景軒」。6年前完成したばかりのこのホテルにオジョーと2人で泊まりました

ね。でも4泊したのに、ここではお茶一つも飲まず、もちろん喰わずであったのだ。トイレに行ってそれな

りの服装に。R子は靴持参だ。5分前に行ったら「12時開店です」と待たされた。予約取るのがタイヘン

らしいね。日本語メニューは無いけど、日本語喋るスタッフがいるので安心しろ、と言われる。春巻きと

ロブスターと帆立餃子はフツーかな。海老と椎茸の焼売はかなり旨い。洒落た籠に入った蟹肉小籠包

の旨いこと!これ、3つ食べたいぞ。お奨めと言われた海鮮炒麺上品で旨いですなぁ。そして本日一番

歓声が上ったのが揚枝甘露。何とマンゴプリンが下に沈んでいるのだよ。一堂感動。来年も来たい!

夕方のお茶 湾仔・中環広場「パシフィックカフェ」 アイスコーヒー 35HK$

タクシーでアイシャン(私達はアイランドシャングリラをそう呼んでいる)に戻り、夕方まで各自が自由に

過すことに。大S子&R子は大学テニス部の先輩を訪ねるオジョーについて行った。私は部屋で日経

新聞と本を読み、ホテルに隣接している「パシフィックプレイス」に行ってみると、3人にバッタリ。銀行に

勤める先輩のオフィスで話をしているところにアイシャンの女性マネージャーが営業に来られたそうだ。

39階になったこと文句言った?「言いましたよ。ANAの羽田発便が出来てから日本人客のチェックイン

が早くなり、良い部屋を取るのが難しいんですって。で、値段は高くなるけどクラブフロアどうですかって

営業されました」。ふ〜ん。クラブフロアねぇ。あまり興味ないな。夕方はK岩の会社が入るビルに行く。

夜 鯉魚門(レイユウモン) 「興龍」 5人で)小海老スチーム、蝦蛄ガーリック揚げ、マテ貝ガーリック

蒸し、魚蒸し、上海蟹、青菜、活イカのディープフライ、フルーツ、ビール、紹興酒8年 400HK$ 

850HK$

  

  

  

  

5時半にオフィスを抜け出す予定だったK岩だが、会議が延びたらしく20分程遅刻。5人でタクシーに

乗り、鯉魚門(レイユウモン)に行く。端っこだが、九龍(カオルーン)側だ。昔は大好きだった鯉魚門だっ

たがそのうちすっかり観光化されて大型バスも乗り付けるようになったと聞いて行かなくなったのだ。も

15年は行っていないだろうか。久々に行ってみると、「人買いに売り飛ばされるのでは・・・」と不安い

っぱいで乗り込んだ艀(はしけ)は無くなって、歩いて行けるようになっていた。K岩は何度か来ているら

しく、お気に入りの魚屋も料理屋あるから話が早い。そう鯉魚門は魚屋で魚介類を買って、好きな料理

屋を選び料理方法を決めて調理をして貰う仕組み。「興龍」という店で「魚介類は魚屋が届けてくれるよ。

小海老は蒸して、蝦蛄はガーリック揚げね。マテ貝は・・・・・」というように流暢に注文していくK岩がか

っこいい!英語も北京語も出来るからね。以前香港は広東語オンリーで北京語は外国語のようだった

が、今はそうは言っておられないらしい。確かに、確かに、この店味がいいわ。そのわりに空いている

のはナゼだろう。毎回上海蟹を1回は食べるが、今回はここで食べることにした。サービスが悪い店も

多い中、ここは浅野温子似(それほどでもないけど)のお姉さんが全員分を丁寧にパチパチと処理して

くれて食べやすい!最後にチップ(たいした額ではないけどね)を差し上げたら、ずっと送ってくれたよ。

                 _________________

11月 22日(火) 香港は曇ったり晴れたり

朝 金鐘(アドミラリティ) 「DELIFRANCE」 チーズ卵トーストとジャンボソーセージ+コーヒー

   29HK$、ヨーグルト 8HK$

    37HK$で済んだ

昨夜は鯉魚門からフェリーに乗って香港島に渡り、そこからタクシーでホテルに帰った。さて、オジョー

と私は今朝の朝食で迷っている。「羅富記」の次に気に入っていた粥屋の「黄枝記」が無くなってしまっ

たので行く場所が無いのだ。「正斗」は旨いが、朝は営業していないし。じゃぁ粥は諦めて、ホテル6

にある「アイランドグルメ」で軽く行く?と行ってみると・・・ジュース、果物、パン、お茶で200HK$もする

のだ!ちょっと用事を思い出しましたと出る。じゃあそのへんの店でモーニングサービスでも食べる?

昼 九龍(カオルーン)・リッツカールトン102階 「天龍軒」 5人で)飲茶:トンポーロー、ラー湯ワ

       ンタン、春巻き、ガチョウ入り揚げ餃子、松茸入り海老しゅうまい、フカヒレ餃子スープ、イベリコ豚チャ

ーシュー冬瓜添え、モヤシと鶏の焼きそば、カスタード入り胡麻団子、揚枝甘露 58HK$×4、プ

ーアール茶 合計 @1750HK$(私がご馳走します!)

  

  

  

  

昨日のフォーシーズンズホテルの飲茶ランチに続いて、今日はリッツカールトン飲茶ランチである。何

てゼータクなんだ。K岩はそれに合わせて午後から半休を取った。オジョーと2人でトラムに乗って、ち

ょっと歩いて香港駅に行き、そこから東桶(さんずいです)線で九龍駅へ。海底トンネルを潜って1駅目

だ。九龍駅で降りると、目ぼしいブランドショップ勢揃いという感じのショッピングモールがあって、欲し

い財布を探して歩くも一つも無いのだった。大S子&R子と合流して、リッツカールトンのエレベーター

に乗る。ピューっと一気に103階まで上ってしまう。1階下りた102階にK岩が予約してくれた「天龍軒」

がある。程なく彼女も駆けつけてメニューと格闘。ちょっと前ディナーに来た時美味しかったものをアン

コールしながらの注文だ。102階からの景色はスゴイが、曇っているからどんよりした下界で残念ね。

最初のトンポーローと最後の揚枝甘露は良い。他も美味しいが、特筆すべきものでもないか。昨日のフ

ォーシーズンズの味が頭に残っているので、ワリを喰った恰好だね。ここは私がご馳走しますですよ!

  

    いかにもイカガワシイ(笑)女人街             九龍湾駅から歩いて行った食器屋           何度も行った「大桶屋」 

また103階からピューっとエレベーターを下りてタクシーに乗ると、それまでとガラッと変わった街を目

指した。油麻地駅近くで下りて、えぇっ?というようなビルの2階にあるクッキー屋。そして女人街(ノイ

ヤンガイ)へ。約1`チープというかヤバイというかバッタモンがずら〜っとね、売ってます。欧米人の観

光客も多くいて面白そうに眺めている。次は旺角駅から地下鉄で7つ目の九龍湾駅へ。K岩が香港に

来てから9年間ずっと行きたかったという食器屋に行った。と言っても店というより倉庫のよう。少し買っ

た人とドーンと買った人、何も買わなかった人。ここから香港島に帰るのが難しい。九龍側から香港島

にタクシーではなかなか行ってくれない。そこで一旦ホンハムまで行き、そこで香港島に行ってくれるタ

クシーに乗り換えた。歩き疲れたから「大桶屋」の足マッサージが気持ちいいこと!熟睡してしまった。  

夜―1 湾仔(ワンチャイ) 「益新美食館」 (5人で) (らっきょ)、カニ肉のミルク炒め 105HK$、貝

柱とチキンのスープ 110HK$、酢豚 98HK$、レモンチキン 320HK$、豆みょうと椎茸、海老

の揚げケーキ、トーチ牛肉 98HK$、楊州炒飯、ビール、紹興酒 @460HK$

  

  

香港最後の夜は湾仔の「益新美食館」である。今晩はK岩の長女・万里ちゃんも合流することになって

いる。ここのレモンチキンが美味しいのだと。K岩はランチに1人で来て、チキンを半羽食べちまったら

しいよ。らっきょがツマミで出て来たのが面白い。カニ肉のミルク炒めが上品で何とも美味しいではない

か。なるほど、レモンチキンイケマス。豆みょうと椎茸も好評である。このアタリまではこの店、極めて評

価は高かったのだが・・・。海老の揚げケーキの注文に違う料理が来たので「違いますよ。頼んだのは

コレよ」と指摘したことからゴチャゴチャして・・・そこに出て来たフロアマネージャー風のオジサンが、「そ

んな料理はおいていない!」と誤魔化したことからK岩が怒る、怒る。そのまま帰ろうという勢いだった

が喰い倒し隊と娘・万里ちゃんが「まぁまぁ」となだめて楊州炒飯を頼んだ。もう来ないそうだ、K岩は。

夜―2 金鐘(アドミラリティ) 「UpperHouse」 ジントニック 私の負担は650HK$

  

マンダリンホテルの隣に入り口のあるホテル「UpperHouse」の49階にステキなバーがある。最後の

夜だから香港の夜景を眺めながら酒を飲もう。2日前の夜一緒に食事した中年サッカー小僧MMとた

またま香港に遊びに来ていたその夫人ジェニファー(日本人だけど・・・)が途中で合流。MMは今年の

4月から香港を足場に働いているのだ。美しい夜景とはウラハラに、MMが香港のマンションでパンツ

いっちょで6時間ロックアウトされた話に皆涙流して笑い転げた。このご夫婦はホントに面白過ぎるよ。

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11月 23日(水・勤労感謝の日祝日) 香港は曇り 東京は?      21日立川談志氏死去

朝 無し!!!

 亜実画伯の展覧会招待状

今日は帰国する日。この日私は自分らしくない決断をしてオジョーに告げた。「今日朝ご飯は抜こう」。

昼―1 香港空港 「クリスタルジェイド」 (4人で) 辣ワンタン 38HK$、四川坦々麺 42HK$、麻

婆豆腐 48HK$、小ライス、小籠包 30HK$×2、豚挽肉ときくらげ焼きそば 62HK$ 

100HK$

   

  

10時半チェックアウトしてタクシーで空港に向かう。11時チェックアウトでも十分間に合うのだが、空腹

だから早めにね。去年と同じように、東京帰国組4人は、空港内にある「クリスタルジェイド」で早めの昼

食を食べることにしている。連絡してみると、大S子&R子も既に空港に来ているって。じゃ、食べよ、

食べよ。シンガポールに本店があるこの店、結構辛くて、辛いモノ苦手なR子は敬遠し、3人は喜ぶ料

理もある。辣ワンタンとか四川坦々麺とか麻婆豆腐とかね。坦々麺のスープ旨いなぁ。麻婆豆腐は豆

腐自体がエラク旨い。ご飯がよく合うよ。でも、ちょっとだけね。小籠包は2つ注文して2個づつ食べた。  

昼のおやつ 香港空港 「許留山」 マンゴプリン入り揚枝 42HK$

    お腹いっぱいでござる!

去年と同じように、「クリスタルジェイド」の後は隣の隣にある「許留山」でデザート。悩んでこれにした。

昼−2 ANA 香港=羽田ビジネスクラス機内食

出国手続きを終えてから、フードコートの「正斗」で全員「TO GO」モノを買う。私は醤油焼きそばにし

た。以前ここにあった「皇府」に較べると、携帯容器が格段にいいね。NH1172便1425分発羽田

行きに乗り込んで、約3時間超のフライトで羽田に着いた。お世話になりました〜!また来年ね〜!!

夜 四谷三丁目 「炉端焼き 喜怒哀楽」 付きだし:鶏と長芋、あん肝ポン酢 700円、エリンギ焼き

 430円、安納芋バター 430円、穴子白焼き 880円、葱シラスちぢみ 500円、丸十コロッケ、生ビ

ール×2杯、麦焼酎ボトル @8210

  

  

羽田からタクシーに乗るつもりだったが、オジョーが車で自宅まで送ってくれた。これから会社に行くの

だそうだ。ありがとね!8時前には自宅にいた。やっぱり羽田空港は近くていいわ。それでは、早速飲

みに行きましょうか。「喜怒哀楽」で「今日はどこからお帰りで?」と言われた。「香港でーす!」。さんざ

ん美味しいもの食べて来たのにそれでも日本の居酒屋料理と焼酎もいいんです。丸十コロッケ旨し!

                 _________________

11月 24日(木) 晴れ

朝のおやつ 香港「エクセルシオールホテル」のエッグタルト

昼 家食 香港「正斗」の醤油焼きそば、「アスザックフーズ」のコーンとたまごの中華スープ、ヘルシア茶

    あぁ、うんまぁ・・・・

朝食は、大S子&R子から貰った「エクセルシオールホテル」のエッグタルトを食べた。確かにここのエ

ッグタルト旨いね。2人は毎年たくさん買って来る。香港から帰って来たばかりなのに、朝から作ってい

るパクパク日記は韓国編だ。何か調子出無いぞ。昼は香港空港で買って来た「正斗」の醤油焼きそば

を半分。何て美味しいんでしょ。パクパクを作成を一休みして、今年のお歳暮の手配をする。もう四半

世紀も送っている和歌山のみかんが、今年は不作で例年の半分以下しか収獲出来ないという。ガッカ

リする人多いと思うけど仕方ない。来年に期待しますよ!ようやく韓国編完成してアップした。ほっ・・・。

夜 荒木町 「おく谷」 付き出し:切り干し大根煮、まぐろシューマイ 500円、大根カレー 500円、赤

天 650円、秋刀魚の肝漬焼き 850円、漬物、塩辛チャーハン(小)、生ビール2杯、麦焼酎「吉

四六」ボトル @1820

今週の21日に落語家の立川談志師匠が亡くなっていたことが公表された。既に親族で送られたのだ

とか。天才とも風雲児とも呼ばれた人だが、噺家にとって唯一とも言うべき商売道具の声を失ってどん

なに無念だったか。まぁ私らは想像するだけで、ご本人でえ無ければその悔しさはわかるまい。わから

ないから飲みに行くか。はっ?ま、いいじゃないの。部屋着を着替えて、ギョッとなった。パンツのボタン

がかなりキツイ。パンパンだ・・・やっと穿いた。かなりヤバイ・・・。香港でどんだけ太って来たのだ。実

は体重を計っていないのだよ。怖くて。そんなこともあって「おく谷」に行っても注文料理は少なめである。

秋刀魚の肝漬焼き旨い!塩辛チャーハンはいつもながら涙ものの旨さである。これで止めておこう。

               _______________

11月 25日(金) 快晴 冷える      九州場所は白鵬が21回目の優勝決める

朝 家食 香港「正斗」の醤油焼きそば、「アスザックフーズ」のザク切りキャベツとトマトのスープ、ヨー

グルト、ヘルシア茶

    来年また食べたい!

西の方向に富士山のくっきりと美しいお姿が見られる季節となった。ということはまさに冬である。秋も

好きだが冬も好きだ。ただし東京のね。昨日半分残した「正斗」の醤油焼きそばを食べる。今日も唸る。

昼 新橋演舞場の客席にて 「升本」の弁当「香月」 1100円、持参のふすまパン、お茶

    ご飯は食べずにおかずだけ!

11月新橋演舞場昼の部。演目は「傾城反魂香」、「道行初音旅 吉野山」」、「魚屋宗五郎」。「傾城反魂

香」は浮世又平に三津五郎、又平女房おとくに時蔵。「道行初音旅 吉野山」」は佐藤忠信に松緑、静

御前に菊五郎。最後「魚屋宗五郎」は、宗五郎に菊五郎、その女房おはまに時蔵、三吉に松緑、おな

ぎに菊之助。松緑の幼い息子・藤間大河が酒屋丁稚の役で小さいながら立派に務めてやんやの喝采。

それに較べて父親の松緑はカツゼツがイマイチのせいか、どうもすっきりしない。菊五郎の宗五郎も時

蔵のおはまも手馴れた演技で安心感がある。三越で「升本」の弁当を買って来た。ご飯残せばいいね。

夜 家食 プロティン

歌舞伎がはねてもお茶ひとつ飲まず、買い物もせずに真っ直ぐ帰るストイック夢子。だって、いろいろや

らないとならないことが溜まっているんだもん。パクパク12週を作り始め、連句作品集の原稿も書か

ねば!はぁ・・・。水干さんはもう提出したと言うし焦る。夕食はプロティンで済ませて夜なべ。無酒日

                    _______________

11月 26日(土) 快晴   浅田真央ちゃん3年ぶりGPシリーズ優勝!

 家食 プロティン

今日も富士山が美しい。連句作品集の原稿を昼までにようやく仕上げ、ファイル転送して森林に入稿し

た。紙の受け渡しが無くても入稿出来るって昔に較べて何て楽チンなんだろう。昼前に体重測定。ドキ

ドキ・・・+2、7`増!昨夜と今朝プロティン断食しているから、多分4泊5日の香港喰い倒しの旅で3

`は増えた模様である・・・・恐ろしい。たった4泊5日で3`も太ってしまうのだね。昼もプロティンだぁ!

昼 六本木・東京ミッドタウン「マンハッタンデリ」 ハンバーグカレー 1000円、アイスコーヒー+200円、

      持参のふすまパン

     これ、カレーですかい?

タクシーで東京ミッドタウン「マンハッタンデリ」に行く。カレーってこんなだっけ?ご飯は10粒程食べる。

O本先生の治療院。「膵臓が弱っていますねぇ」。「膵臓が弱る原因は?」「暴飲暴食ですね。覚えはあ

りますか?」「あ、あります・・・」。腰がずっと痛かったのだが、「右の腰が外れていましたよ」。腰って外

れるのですかぁ。帰り道、四谷3丁目交差点近くにある「魚久」で切り落としを買った。ここに引っ越して

7年弱、初めて買うことが出来たので嬉しくて2袋買った。明日A先生が来てくれるから、A家用にもね。

夜 家食 プロティン

夕方帰宅してからはひたすらパクパク日記を作っていた。旅ばかり行っている自分がイケナイんだけど

いったいリアルタイムに戻ることなんてあるだろうか。はなはだ懐疑的だ。長時間パソコンの前に座って

画面を見つめてキーボードを打つって疲れるね。深夜12時から1時半まで録画見てリラックス。無酒日

                  _________________

11月 27日(日) 曇りのち晴れ      大阪府知事・市長ダブル選挙行われる

 家食 プロティン

朝5時にトイレに起きて次に目が覚めたらもう9時近かった。無業者でも日曜日だと知っているらしい。

「アラブの春」でチェニジアに続き2番目に長期政権を倒したエジプトで、またもやキナクサイ騒動が起

きている。ツァー催行を控えていた各旅行会社も「エジプトの旅再開!」と募集始めた途端のことだ。長

らく絶対的な力を誇示して来たムバラク政権が倒れ、暫定的に政権を預かったハズの軍部がそのまま

居座ってしまいそうな振る舞いを見せたことに国民が強い警戒感を見せたのだ。エジプト国民にしても

ようやくムバラクを倒したのにその代わりに軍部に強権を持たれてはタマラナイ。春というより浅春か。

 家食 プロティン

ほぅ、浅田真央ちゃんだけでなく、男子スケートの羽生君も頑張ったのだね。未だ16歳。楽しみである。  

午前中でパクパク11月2週を完成させた。アップは来週にするけどね。夕方までに11月3週も出来る

だけやってしまいたいが、たぶんムリ。そうだ!寒中見舞いの原稿も作らねばならんのだったよ。焦る。

夜 荒木町 「三櫂屋」 豚しゃぶをいれたお任せコース(栗の出汁煮、湯葉刺し身、カンパチとメジ鮪

刺身、椎茸焼き、小さいノドグロ焼き、ふつうのトマト、豚しゃぶ、豚と葱お替り、佐平次うどん)、漬

け物、生ビール 2杯、麦焼酎「常徳屋」ボトル @11190

  

  

  

日曜日なのに夕方A先生が来てくれた。2台あるパソコンの情報共有のためにね。作業はすぐ終わっ

たので、ご飯食べに行きますか。鮨?あぁ「のがみ」は最終日曜日は定休日なのよね。じゃぁ、豚しゃぶ

はどう?「三櫂屋」で。最近このパターンが多い。いつものように、豚しゃぶを含むお任せコースにした。

あら、この栗甘くないのね。出汁で煮たんですって。さて、群馬県の豚でしゃぶしゃぶだ。豚肉を鍋に入

れて後白髪葱をパラリと入れ、熱が通った豚肉で白髪葱を包みこむようにし、ポン酢につけて食べる。

旨い!で、肉も葱もお替り。麦焼酎のボトルもお替り。日曜日の夜、こんなに食べて飲んでいいのか!

                         _________________

【今週の振り返り】

1997年、中国北京から香港に飛んだ。北京も香港もどっちも仕事である。1997年といえば、香港の

主権がイギリスから中国に返還された年である。しかし、それは7月1日の出来事であって、私が行っ

た時は未だイギリスの統治下にあった。香港企業代表と私が会話するとこうなる。私は日本語しか話さ

ない。香港企業代表は広東語しか話さない。日本語と北京語が出来る人が私の言葉を北京語に訳す。

北京語と広東語が出来る人が広東語に訳す。こうやって、間に2人入ってようやく、私が言った「腹が空

きましたねぇ、そろそろ旨いもの食べさせて下さいよ、社長!」という言葉が香港企業代表に伝わるわ

けである。で、彼が「それでは鮑とフカヒレの豪華広東料理と、私しか知らない秘密の旨い海鮮料理と

どっちがいいですか?」と私に問う言葉が、北京語になり、日本語になって私に届く。「う〜ん、迷うな

ぁ。え〜っとねぇ・・・どっちも!」が、北京語になり、広東語になる。まことにややっこしいのである。当時

は香港で北京語は外国語のようであった。それよりもっと前の時代は英語が大いに幅を効かせていた

ように思う。英語を解することが賃金の高い仕事に就ける条件のようでもあった。

香港が返還されてから早14年。ケ小平の提案で「一国ニ制度」を元に、50年間(2047年まで)は中

国と同じ社会主義政策を実施しないことを約束したことから目に見えるほどの変化は無い。現地に住

んでいる人に言わせると、大陸の人間が増えて街が汚くなったと言う。「一国ニ制度」でも、ジリジリとは

変わっているんだろうなぁ。今回気がついたのは、北京語が市民権を得ていることだ。K岩の話す北京

語に対して、以前香港人は「オマエ何イウテンネン」的態度だったが、「ハイ、マダムそうですね」っぽい

顔をする。判っている顔だ。中国になったのだから、北京語ワカラナイとダメあります、という雰囲気に

なったんだろうな。イギリスの下では英語も、イギリスがいなくなりそうだと広東語で、中国になったのだ

から北京語も、と使い分けできる香港人って賢いなぁと思うのである。

市民権と言えば、K岩一家は7年以上居住したから香港の永住権を得た。香港は金持ちで、成人香港

市民に6000HK$も配ったのだそうだ。ギリシャやアイルランドやポルトガルやイタリアで、「金が無

い!」コールが喧しい中、予算が余ったから市民に金を!ってね、すごいよね。しかし、最近話題になっ

たフィリピン人アマ(家政婦・メイド)さんの永住権訴訟は、「アマにも権利あり」という判決が出て、香港

は大騒ぎ。7年以上居住しても永住権権利を除外されている代わりに、香港政府は賃金や帰国費用な

ど様々な保護をアマに与えている。もし、29万人もいるアマさんが、本国から家族を呼び寄せたら、香

港政府は大幅な社会保障コストを負担せねばならない。そうなれば、余ったから・・・なんて言ってはお

られんわな。それかどうか、香港市民はこの判決に「NO!」をつきつけているらしい。

香港は水問題が深刻。イギリスが香港の統治延長を強く望みながらも最後に諦めたのは、中国政府

から「そんなに駄々こねると水の供給を止めるからな!」と言われたからでもあるらしい。水が不足して

いるのに加えて、水の質が悪い。K岩の9年間観察した結果は「香港の水は、男を禿げにする」のだそ

うだ。それにしても、今年の「喰い倒し」は一つの外れ無しの満点であった。来年も楽しみ!

               うちの父ちゃんも禿げるのかニャア

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    香港喰い倒しの旅は 11月3週 をご覧下さい

     帰国後の予定でしたが、ぐあんばって11月4週も作りましたぁ。エヘン!

ということで、次回更新は12月18日か19日ね。2週分読んで待っててね。