パクパク日記11月1週
11月になると早くも街はもうクリスマス気分。木枯らし1号が吹いた
11月5日(月)晴れ夕刻から雨
昼 銀座ナイン 讃岐うどん「四五久」きのこうどん800円
メニューに舞茸、しめじ、なめこ、えのき茸入りと記されていたが、探すのに苦労する程ほん
のちょびっとしか入っていない。全部人工栽培ものだから値段も知れているのに、ケチくさい
なぁ。高いぞ。うどんは讃岐だけどね。
夜 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 マグロのタルタル、フランス産鴨肉
とアンディーブのポワレ 蜂蜜ソース、ロックフォールチーズ、パン、ギネス、デュベル、
ジントニック
マグロのタルタルソース
11日ぶりのプール。夜プールで歩いて泳いだ後ノンアルコールで帰るってやっぱり難しいねぇ。
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11月6日(火)雨のち曇り
昼 銀座「梅林」 特製ヒレカツ丼 1890円
今日の夜は大事な決勝戦がある。大事な試合だからこそ「一番効き目のあるカツもの」をと梅
林の特製ヒレカツ丼。熱心に写真を撮る私を梅林の人達が笑って見ていた。勝利は欲しい、
でもダイエットも続けなくっちゃ、ということで、ご飯半分とカツの半分コロモを残して
ツジツマを合わせる。
夜 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 野菜スティック、マグロのタルタル、
フランス産鴨肉とアンディーブのポワレ 蜂蜜ソース、牡蠣フライ(私は食べなかった)、
枝つき干しぶどう、ギネス、デュベル、ジントニック
3分の1食べた
野菜のアンディーブだけ食べた 見ていただけ
4分の1食べた
試合が終わった。今シーズンは薄氷を踏むような試合ばかりだったが、今日は片足が氷水に5
センチ浸かったような勝利。1点差だもん。残り5秒にドラマがあった。ま、それでも勝ちは
勝ちだし全勝優勝である。ゆうべと同じバーで、同じ酒、同じ料理を3人で取りながら祝杯。
ビールをグビグビ・・・・。キ〜〜〜キクゥ〜! でもこれからのトーナメントが大変なんだ
けどね。東京では今年初めての木枯らし1号吹く。例年より19日遅いとか。
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11月7日(水)晴れ
昼 銀座 新台北菜館 牛肉辛味角煮湯麺 900円
角煮に入れた八角の匂いがプンとする。辛く味付けられた牛肉は歯が要らないほど柔らかく、
胡麻のたっぷり入った高菜漬けも入って豪華。ご飯とザーサイも付くのでボリュームもあるし。
辛いモノ好きの私には特段辛くもないが、弱い人には十分に辛い湯麺だ。
夜 早稲田都バス車庫前「亀吉寿司」 イカと新子の刺し身、干瓢煮、アワビ酒蒸し、握り(カ
ツオ、新子、平目、穴子)ビール、冷酒
11月に入っても、未だ新子がある。今年は出回ったのも遅かったけど長くあって嬉しいね。戻
りカツオは脂が乗っているので、タタキでたくさん食べるより、握りで2つくらいが丁度良い。
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11月8日(木)曇り
昼 新橋「丸屋」 カレーそば 750円
丸屋は量が多い。夜に備えてあっさりそばを、というつもりで来てもこんなに量があってはな
ぁ。昔は大喜びだったのにね。残そう、もうヤメよう、と思っているうちにそば丼の底が見え
て来てしまった。気持ちだけ、ということでそば2本残す。
夜−1 大塚「なべ家」 ふぐコース(板山葵、うるめ、銀杏、ふぐ汁、ふぐの刺し身、ふぐ
唐揚げ、まつやの蕎麦、ふぐちり、雑炊、香の物、庄内柿、玲ロウ豆腐黒蜜がけ、ビ
ール,黄鮒(栃木の日本酒)、鰭酒
玲ロウ豆腐
結構なコースでございました。店名の「な」という字をパソコンでは出せなかったが、くずし
字の「な」。ついでに玲ロウ豆腐のロウの字は王偏に竜と聞いたのだが、それも変換できずに残
念。ここ「なべ家」さんのご主人福田さんは江戸前料理の研究家でもいらして、多数の著書が
あるそうよ。江戸時代の古文書資料を読み込んで料理を再現し本に記録して後世に残す。良い
ことをされている。玲ロウ豆腐も江戸前料理だそうで、寒天の中に豆腐が入っていて、それに
黒蜜をかけて食べるのだが、寒天が濃厚な黒蜜に負けたフリをしてしっかり自分を失っていな
い。江戸時代の人はこんなに手の込んだ美味しいものを食べていたのだ。ふぐ汁は、俳句や時
代小説に出てくる「ふくとじる」のことかしら。味噌汁の中にふぐが入っている。刺し身、唐
揚げ、ちり鍋、雑炊などふぐのコースは派手そうでいて、オーケストラの通奏低音のような働
きをしているんじゃないか。無ければ全体が成立しないし、独奏は感性に訴える。ご馳走さま。
夜―2 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 デュベル、ジントニック
美味しい夜をしっかり記憶に残すために、2〜3杯冷たいお酒を。
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11月9日(金)冷たい雨
朝 家食 ゆで卵と牛タンのサンドイッチ、オリーブ新漬、りんご、ピリ辛葱スープ
オリーブの新漬
小豆島からオリーブの新漬が、朝早くドンと届いた。1年前に小豆島に行ってそのうまさに目覚
めた。今年の正月、真新しい手帖にしっかり「11月上旬オリーブ漬注文のこと」と書いた。塩
水漬けだが、濃いダシに漬けたかと思う程うま味がある。残念だが生のオリーブは季節が短い。
昼 ラ・フランス、村上開新堂のクッキー、千草28
村上開新堂のクッキー
夜 家食 子持ち鰈の煮つけ、アサリと小松菜の煮浸し、若鶏の肉団子入り白菜くたくたスー
プ、揚げだし豆腐、ご飯
こんな感じで鰈を煮始める 鍋いっぱい白菜のくたくたスープ 色鮮やかな小松菜の煮浸し
夜は張り切って食事作り。寒くなって白菜が美味しい季節だし、白菜のスープを作ろうか。1
ヶ月程前に作った肉じゃがならぬ「肉団子じゃが」の記憶がずっと残っている。若鶏の挽肉に
微塵切りの長ネギと生姜をたっぷりと入れ、水と塩と片栗粉を入れてよく混ぜる肉団子。噛む
とふわ〜っと生姜の尖った甘さと香りが際立つ。それを入れるというのもいいかもしれない。
という訳で作ったら、くたくたにスープで煮た白菜の甘みに溶け込んではふはふでありました。
子持ち鰈も卵が大きくてぷりっぷり。今晩からついにガスストーブが登場。 無酒日
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11月10日(土) 雨
昼 家食 金目鯛の粕漬け焼き、葱納豆、アサリと小松菜の煮浸し、若鶏の肉団子入り白菜く
たくたスープ、ご飯
午後のお茶 庄内柿、村上開新堂のクッキー、千草28
庄内柿はこれでおしまい
夜 家食 子持ち鰈の煮つけ、スナップエンドウと椎茸炒め、茹でトマトと卵、若鶏の肉団子
入り白菜くたくたスープ、小茄子漬け、がっくら漬け、ご飯
スナップエンドウは塩茹でして椎茸と一緒に炒める。「燻味塩」と胡椒で薄めに味付けてから行
者にんにく醤油で味を調える。うまい!「燻味塩」はくたくたスープにも使ったが、良い味出
すのよね。金曜日から、味の素だっけ、CFソング「♪ ごはんがごはんがすすむすむ」状態で
困る。しかも料理が美味しいから(?)「♪ おかずもおかずもすすむすむ」なのである。
困ったねぇ。明日もあるというのにさ。
無酒日
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11月11日(日)晴れ
朝 家食 山本屋の味噌煮込みうどん、りんご
昼 村上開新堂のクッキーと千草28
夜 家食 トマトと鰯のピリ辛カレー、半丁豆腐の味噌汁、茹トマトとスナップエンドウの胡
麻ドレッシング
半丁豆腐の味噌汁とは? おでんの豆腐の要領で味噌汁を作ってみたら、と思ってやってみ
ました。豆腐を半丁そのままダシで15分〜20分静かに温める。決して煮立たせない。若布(何
でも良いのだ)を途中で入れて、薄い味噌仕立てにし、器に盛って葱を散らす。で、食べてみた。
うまいですよ。難しいのは器によそう時、豆腐をコワサナイようにそっとやること。 無酒日
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【今週の振り返り】
パクパク日記読者と飲みに行くことがある。よくある。夢子の毎週の摂取カロリーを計算する
人、1週間の食費を計算する人達がいて面白い。摂取カロリーは残すこともあれば(たまにね)、
お替りもする(わりとある)ので正確なカロリーは出て来ない。食費も、ご馳走になる日もあ
るし、逆も(その方が多いです)あるから、これもわからん。私もわからないんだから。
秋も盛り。読書の秋は全くしていない。スポーツの秋はたまにしている。食欲の秋は毎日毎食
している。こんなに食欲があるのに、ダイエットするのはつらい。(ってバクバク食べているの
にね)
う、うまいにゃ〜