11月4週パクパク日記
いよいよ今週土曜日は大阪で準決勝
リーガロイヤルホテル大阪
清水寺
11月26日(月) 寒い曇り
朝 白山「プラス」 モーニングセットB(サラダ、茹で卵、ジャムトースト) 450円
これも大昔の話だが、10年ほど喫茶店のモーニングセットに凝った。茹で卵とトーストの組
み合わせが好きなのだ。トーストはよ〜く焼いて。じゃ家でよく食べるかと言うと、余り食べ
ない。つまり、朝の喫茶店で食べるから美味しいのだ。
昼 新橋駅前ビル1号館「八京」 わかめラーメン500円
ビルを入ってすぐ右にある小さなラーメン屋さん。6〜7人座れば満席になる小さな店。12年程
前までは時々食べていた。ラーメンは450円だが、50円プラスするとこんなにわかめが。○○
うどんなんて言っていて、ちょっぴりしか具を入れない店は見習いなさい!
夜 中野「大よう里」 車麩の煮付け、刺し身盛合わせ、鮪の大カマ焼き、野菜煮、中華粽、
ビール、日本酒
オーチャドホール
「大よう里」と書いて「たいようむら」と読む。オーチャドホールで行われた「古澤巌&アサ
ド兄弟 ブラジルの風」のコンサートがはねてから、一緒に行った友人夫妻のご近所のこの店
に。噂には聞いていたが、長年築地で働いていらしたご主人だけあって、出て来る魚が違う。
刺し身盛り合わせには、本鮪のかまの大トロやぼたん海老、中トロ、こち、鯛、炙り大トロな
どがズラリと並ぶ。次に登場した鮪のカマの大きさに仰天。こんなに素晴らしい魚を食べて、
申し訳ない値段に又もや仰天。店名の由来は、ご主人の出身地、茨城の鹿島郡「大洋村」から。
ギターデュオの最高峰と言われるブラジル出身のアサド兄弟のうまさに仰天した後で、この料
理で今晩は仰天続きだった。それにしても兄さんのセルジオ・アサドさん、30億円の賞金が
出ているある男によく似ている。古澤さんは人マチガイが心配で成田まで迎えに行ったそうだ。
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11月27日(火) 晴れ
昼 銀座「タイ料理 レモングラス」タイ風カレーそば 1050円、野菜ジュース400円
夢に見る程、このタイ風カレーそばが好き。昔は大盛りを食べていた。大盛りは洗面器のよう
な大きな器で出てくる。夢子の食べ方:平べったいビーフンのような麺と一緒にスープもせっ
せと飲む。麺があらかたなくなり、スープが全体の3分の1程度になったところで、ご飯を投
入。簡易雑炊にして、丼がカラッポになるまでキレイに食べる。ココナツの白に激辛の赤が混
じった濃厚なスープ。真夏に食べるとマゾっぽくなる。はぁ〜うまい!
夜−1 南長崎「菜る瀬」煮凝り、刺し身盛合わせ(カンパチ・生鯖・飛び魚・アオリイカ)、
天然とらふぐ刺し身、白子焼き、ふぐ唐揚げ、ふぐちり鍋、皮しゃぶ、雑炊、香の物、
柿、生ビール2杯、日本酒(扶桑鶴(福岡)、大手門 杜の蔵(福岡)、山廃純米生酒 ラ
ベル無し、阿部亀冶 亀の尾100%生原酒、東条泉 雲 山田錦)
「菜る瀬」オリジナルメニューの皮しゃぶ 雑炊がしみじみうまい
現在「菜る瀬」では、ふぐ料理のお披露目期間中。何度もふぐは食しているが、この刺し身の
歯応えはただものではない。何でも天然とらふぐはさばいてから3日置かないと、歯応えが出
ないそうで、常に3日先を考えて、仕入れと下拵えをしているのだとか。歯応えのあるふぐの
身を噛み締めているうちに、ふぐ本来のうまさがジワッと感じられる。この時期の白子の大き
さに先週驚いたが、今日の白子は更にデカイ。仕入れ値で1キロ3万円。1つ5千円というこ
とだ。それも原価ね。恍惚の表情で白子を食べていたら、女将さんに写真を撮られてしまった。
皮しゃぶは、「菜る瀬」オリジナルで、これもさっぱりとうまいのである。それにしても、ふぐ
コースには、ここの絶品「ちり酢」が大活躍する。ちり酢もうまくて、どんどん進んでしまっ
てイケナイ。今日は当「夢子倶楽部」開設に多大な尽力を頂いた家庭教師のA先生に「感謝す
る会」であった。長い間、ありがとうございます。これからもよろしく。
夜―2 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 ジントニック、グレンリベット、オレ
ンジピールチョコレート
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11月28日(水)晴れ
昼 代々木「大戸屋」 さんま定食650円(ご飯小−20円、とろろ+60円)、小松菜のおひ
たし、ひじき煮 各100円
夜 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 鮪のタルタルソース、マルゲリータピッツ
ァ、ギネス、デュベル、ジントニック、グレンリベット
遅くまで会社にいたが、初志貫徹プールへ。ヘルスクラブの最後の客になった。
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11月29日(木)晴れ
昼 新橋「ととや」 ぶり大根定食 1050円(ご馳走になりました)
ここの定食は、小鉢もたくさん付いて充実している。魚の種類も豊富で、満足感が高い。
夜−1 銀座「オザミデヴァン」 岩手産三陸牡蠣(私は食べなかったけど)、とろーりとろけ
る甘海老のブラマンジェ、オリーブ盛り合わせ、鴨レバーのなめらかフォンダン フ
ランス産グリオット添え、鴨・仔牛・フォアグラのテリーヌ ポルト酒のゼリー添え、
イワシのソテーとトマトのサラダ バルサミコ風味、ゴルゴンゾーラのペンネ、シャ
サーニュ・モンラッシュ・レカイコレ(シャンパン)、エルミタージュ1987 シカ
ンルイシャーブ(ボトル)、シャトーカノン1988(ボトル)
エルミタージュは、荒れ地で生まれ育ったじゃじゃ馬娘が、規律の厳しい寄宿舎に入れられて
十数年。すっかり淑女に変身した彼女だが、時折気性の荒さが見え隠れするようなワイン。一
方カノンの方は、生まれながらの優等生で、学級委員、卒業生総代に選ばれ続けたようなエリ
ートって感じのバランスの取れたワイン。のような気がした。でもこの印象は、あくまでもド
シロウトの私が言うことだから、決して信用しないよーに。甘海老のブラマンジェと鴨レバー
のフォンダンは絶品でした。
夜―2 ワインバー「グッドドール」 ワイン3種、チーズ3種
6時間近くワインだけ飲んだって初めてじゃないか。ウィ〜! 前の店では何度聞いてもワイン
の名前を覚えられない身には、身に過ぎたワインを飲んでしまった。ヒック!
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11月30日(金)晴れ
昼 駅弁「出陣弁当」1050円
いざ、出陣!という時に、ぴったりの駅弁があった。数年前まで、東京駅で売っている駅弁に
深川飯くらいしかうまい弁当が無いことを嘆いていたが、これはイケル。何でも東海道新幹線
の21世紀私の食べたい駅弁コンテストの大人の部でグランプリ受賞した弁当だそうだ。勝ち栗
(勝って)や昆布(喜ぶ)、ホラ貝に見立てたバイ貝や串こんにゃくは出陣旗を模していて、い
かにも縁起が良さげ。でも今日は仕事だったっけね。厳密には出陣ではないけど。
夜−1 リーガロイヤルホテル大阪「セラーバー」オニオングラタンスープ、チャプチエ(春雨
のピリ辛炒め)、おしんこサラダ、大根ステーキ、揚げじゃこと永源寺豆腐、ペペロン
チーノスパゲッティ、ギネス、デュベル、ジントニック
フードメニューが実に豊富な大阪の「セラーバー」。でも今日頼んだ料理は、大半メニューには
出ていない。夢子は暗記して来た裏メニューを注文していた。裏の裏もね。てへっ。男性のシ
ャンソン歌手が弾き語りするグランドピアノを取り囲む席には、親衛隊のおばちゃんがズラリ。
夜―2 リーガロイヤルホテル大阪「リーチバー」ジンフィズ、ジントニック
このホテルのメンバー「リーチバー」はBGMも含めて、音は一切ない。落ち着いた雰囲気。
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12月1日(土)晴れ
朝 リーガロイヤルホテル大阪「ガーデン」 和朝食 2400円
7時の開店の5分後「なだ万」に行ったのに、既に満席で長い行列。「和食を召し上がりたい方
は30階か1階へどうぞ!」とマネージャー氏は交通整理。USJオープンから、大阪には団体
客がどっと押し寄せる⇒団体には年輩者が多い⇒年輩者は和食が好きで早起き⇒ホテルの和食
堂は早朝から混雑する、という図式があるんですね。ホテルは嬉しいだろうが、個人客は大変。
昼 リーガロイヤルホテル大阪「リーチバー」 「セラーバー」の牛ヒレ肉ノカツサンドイッ
チ2500円、ウーロン茶
「リーチバー」は午前11時から開店。ここのカツサンドイッチは5千円もするので、夕方5時
開店の「セラーバー」のカツサンドを予約しておいた。肉が厚い上に、パンもサンドイッチ用
ではない厚さで、凄いボリューム。早めに朝ご飯を食べ、食後プールで泳いだとはいえ、これ
はキツイ。でも今日は準決勝だから食べなくては。4つにカットされた1つずつを、これは1
クォター用、2クォターはこれ・・・という具合に4つ食べた。これで4クォターまでは大丈夫
な筈である。勝てよ〜。
夜−1 日航ホテル大阪 鉄板焼「銀杏」織部コース、生ビール、赤ワイン
リーガロイヤルホテル大阪が土曜日満室ということで連泊叶わずホテルをハシゴ。一緒に食事
したK子は2日後ハワイへ。旅行の無事も祈りながら、今日の試合のヤケ喰いを2人で。鱸も
美味しかったし、別注文したガーリックライスのうまさが痛む胸にしみた。
夜―2 日航ホテル大阪「バー夜間飛行」 ジンフィズ、ボンペイサファイアジントニック、
ワイルドターキー12年ストレート
今日の午後、皇太子殿下夫妻に内親王が誕生した。K子は車で来たので酒を飲まず。ほっ。
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12月2日(日)晴れ
朝 日航ホテル大阪「源氏」和定食 2500円
昨日の朝に学んで、開店後30分の7時半に行くと、丁度第1陣が店を出るところだった。
昼 京都 清水寺 お好み焼き「風雅屋」天ぷらうどん700円
おやつ 新幹線社内 バナナケーキ、おーいお茶
夜 家食 季節の特選詰め合わせ鮨 950円、わかめスープ、葉付きりんご(青森)
京都駅で買い求めた鮨の弁当で。今週の食事内容を考えれば懺悔しなくっちゃね。鯖、鮭、秋
刀魚、錦糸玉子に穴子と手の込んだ鮨なのだが、ご飯が柔らか過ぎてマズイ。チェッ。葉付き
リンゴは収穫するまで袋も被せず葉も残しておくのだとか。すると蜜に満ちた種の少ないりん
ごができるのだそうです。甘く酸っぱく歯応え抜群。 無酒日
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【今週の振り返り】
土曜日の試合は負けた。試合終了2分前に敵陣4ヤードに迫ってファーストダウン。ジリジリ
とランプレイで時間を費やし、タッチダウンかダメでもフィールドゴールで勝ち越しの場面だ
った。心はすっかり決勝戦に飛んでいた。ところがミスというか相手の好守でターンオーバー。
4クォター終わって7−7の同点。タイブレーク方式による延長戦の突入。勝てると思った。
味方のフィールドゴールはゴールポストのバーに当たって外れた。でも守ればもう1回攻撃が
出来る。相手のフィールドゴールも外れた。よし!次の攻撃だ、と思った瞬間黄色の旗がフィ
ールドに落ちていた。我がチームの反則で15ヤード進まれ、ファーストダウン。相手のフィー
ルドゴールが入って試合終了。勝利の女神が、こっちにしようか、あっちにしようかと何度も
何度も迷っているうちに、ハックションとクシャミをしたハズミで、勝ちがあちらに行ってし
まったような試合。どっちが勝ってもおかしくなかった。昼のカツサンドが4Q分しか無かった
からか、などと頭をかすめる。反則した選手が試合終了と同時に地面につっぷして号泣してい
る。申し訳ないと泣いている。応援団に挨拶するE主将は途中で言葉を詰まらせた。チアリー
ダーは涙声で観客に御礼を言っている。観客の目にも涙、涙。しかし不思議と私に涙はない。
これで3年連続準決勝で敗退したが、去年と一昨年の準決勝の負け方はショックだった。今年
はぎりぎりまでやった。手につかみかけた。2度経験した日本一だが、どっちの年も運もあった。
実力と運。その運が少しだけ足りなかった。敗戦はミスをした選手のせいではない。勝つ時も
全員で勝利したのであり、負ける時も全員が負けたのだ。チームはそうゆうものだ。夕暮れの
迫った長居球技場を後にしながら、1月3日まで続いていると思った道が突然遮断されて、気
持ちの行き場が見つからない寂しさが襲う。今年のチームは本当に苦労しながら、良くやった。
心から「お疲れさま」と言いたい。翌日、心にぶら下がった小さな鉛を感じながら帰路京都の
清水寺に行った。境内の一角に、アテルイの碑があって飛び上がる程驚いた。清水寺が坂之上
田村麻呂が開基した寺とは知らなかったが、その縁でアテルイと母礼の碑を建てたのだとか。
少しだけ鉛が軽くなった。
今週の食事内容を思い出して、暫く体重は測らないことにする。
清水寺とアテルイの碑
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えっ?負けたの? 来年に期待だニャ〜