パクパク日記12年1月3週

        常夏のタヒチ島と「南海の宝石」ボラボラ島で大汗かいて蚊に刺された。

   ボラボラ島 タヒチヌイ島

1月 16日(月) 東京は曇り タヒチは雨        1CFP(パシフィックフラン)=約1円

第1食 家食 「喜怒哀楽」の牛すじコロッケバーガー、スープ

7時起床。今日はまた寒いですなぁ・・・ぶるぶるっ。でも、これから私が行くのは常夏の国ですわ、ホン

マやで。イタリアで大型客船コスタ・コンコルディアが座礁・転覆して死者5人の事故があったそうだ。未

だ安否がわからない人もいると言う。数年前、私もコスタシリーズに乗ったことがある。豪華客船なんて

テレビでは言っているが、あれはカジュアル船だ。船長が客より先に逃げたって本当なのだろうか!?

第2食 成田空港・カンタス航空ビジネスラウンジ 

第3食 エアタヒチ・ヌイ 成田=パペーテ ビジネスクラス機内食

  

11時半出発して新宿駅へ。12時発の成田行きリムジンはガラガラに空いていた。道路も空き空きで70

分で成田第2ターミナルに到着。未だ旅行会社の受付けが始まっていない。エアタヒチ・ヌイにチェック

イン。数年前に乗った時は関空経由だったが、今はパペーテ直通便で週2便飛んでいる。エアタヒチ・

ヌイは独自のマイレージだけで、所謂3大グループに入っていないから何だかつまらないね。ビジネス

ラウンジはカンタス航空を使わせて貰っていた。以前乗った時は意外と快適な航空会社だと思った記

憶があるが、久々に乗ってみると機材のボロさが目立つのう。今は航空各社ピカピカの機材導入して

いるからね、やっぱり。インスタントの味噌汁が結構旨い。日本の新聞、雑誌があるのはアメリカ系飛

行機会社に較べればずっといいと思うけど。11時間のフライトだが、寝苦しくてほとんど眠れなかった。

第4食 エアタヒチ・ヌイ 成田=パペーテ ビジネスクラス機内食

  

現地時間の朝方飛行機は大きく揺れた。6時に2回目の機内食を食べて午前820分フレンチポリ

ネシアンの首都パペーテに到着。パペーテと日本の時差は19時間。116日午後4時過ぎ出発して

11時間も飛行機に乗っていたのにまた16日の朝なんだよねぇ。どうも東方向に移動する旅は疲れる。

  

              ゴーギャン博物館は蚊が多いのだ         フレンチポリネシアンの国花・ティアレタヒチ

着陸前に美しい海が見えるハズだったのだが、どんより曇っていて全然見えんかった。ガッカリだ。バ

スで島内観光。アラホホの潮吹き穴へ。雨がポツポツ降って来た。タヒチって、真っ青な海と空が売りな

のに、雨じゃあダメじゃんねぇ。そのかわりにタヒチ独得の蒸し暑さが、今日は少しマシだったので助か

るが。日本が寒い時、こうゆう常夏の国に旅行する時の苦労は、どこで「冬支度」から「夏支度」に着替

えるかである。成田空港のラウンジで半分脱いで、飛行機で残り脱いで、飛行機を降りる時は半袖T

ャツ+夏ズボン姿になった。「ゴーギャン博物館」。高温多湿の島だから、トーゼン本物作品など保管す

るわけは無くコピーばかりだが、ゴーギャンとタヒチの関係はよくわかる展示になっている。蚊が多い。

第5食 タヒチ 「ゴーギャン美術館レストラン」  ランチヴュッフェ、持参のふすまパン

  

       タヒチ料理のヴュッフェ            アラフラフのマラエ(神殿)           マラエにあるティキ像

ランチは博物館から車で数分のゴーギャンレストランで。タヒチ料理のヴュッフェが並べられていた。私

の経験では、東南アジアを除けば暑い国に旨いものは無いのだ。飛行機でほとんど寝ていないので眠

くて仕方ないのだが、ホテルチェックイン時間まではムリヤリでも観光をせねばならないのが、早朝着

日のツライところだ。そうして行った小さな植物園を1周する間に5ヶ所蚊に刺された。腫れて痒い。添

乗員のIさんは10ヶ所刺された。ポリネシアの大事な儀式を行なった神殿のマラエに行って観光終了。                 

第6食 パペーテ・マナバ・スィート「ヴァイトイ」 自由食:シーザーズサラダ(海老)小 1520CFP,牛フ

ィレカネロニ添え 3550 CFP、持参のふすまパンヒナノビール 600 CFP、白ワイン1040 CFP

赤ワイン 940 CFP

  

午後3時半、ようやくホテルにチェックイン。プールと海とその向こうにモーレア島が見える2階の部屋

だった。クタクタだぁ。眠くて蚊に刺された腕が痒い。眠い&痒い。今晩はどうゆう訳か自由食。自由と

言われても、ここじゃあホテルのレストランで食べるしか無いっしょ。やはり一人参加のS藤さんと一緒

にレストランに行った。シーザーズサラダは隣客の量を見てハーフポーションを注文、あとは牛肉だな。

ビール、白、赤ワインのアルコール3点セットを飲んでサービス料なども取られると8千円を超えた。自

由食ってのも金がかかるものだ。今日は24時間+19時間=43時間あった。「1日はどうして24時間

なの?倍あったらいいのに」なんて芝居の台詞があったが、とんでも無い、それじゃぁ疲れて堪らんよ。

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1月 17日(火) タヒチとモーレア島は晴れ

 パペーテ・マナバ・スィート「ヴァイトイ」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

    部屋から見える景色

  

      モーレア島の美しい海岸            ハアピディのカトリック教会はイースター島移住者が建てた   

今日希望者はモーレア島観光に出かける。希望しない人は1人だけだったので、ツァー参加者22名中

21名とほぼ全員が行くことになった。タヒチは今日から学校が長い休暇から新学期が始まるそうで、通

勤&通学のラッシュを考慮して早めにホテルを出る。案外スイスイ進んで915分発のフェリー乗船

時間のだいぶ前に港に着いた。ここからモーレア島まで順調なら30分強。昨年9月行ったセーシェル

島からブララン島までのフェリーがエラク揺れて船酔い者続出だったことを思い出して酔い止め薬を飲

んで行ったが、海は終始穏かで全く揺れなかった。モーレア島は人口7千人の島だが、島民の69%が

パペーテに通勤している。意外なことに日本人も5%住んでいてその多くはホテルに勤務しているらし

いよ。昨日天気が悪かったので、皆さんモーレア島の青い海にカンドー。これってフツーなんだけどね。  

昼 モーレア島「Tikiビレッジ」 ランチヴュッフェ、持参のふすまパン、ミックスフルーツジュース 

600CFP

   古代ポリネシアの暮らしを再現したティキビレッジでは食事をしながらタヒチアンダンスを楽しめる

パレオの着方のショー   これがモーレア島のシンボルバリハイ山  トアテア展望台から見たソフィテルホテル

古代ポリネシアの暮らしを再現した小さなテーマパークのティキビレッジに行く。カラフルなパレや島の

特産品などの売店や展示コーナーがあり、広場ではパレオ染色体験なども行なわれた。ランチはティ

キビレッジ内のヴュッフェレストランで。食事が終わる頃には、先ほどまで食事のサーブをしていたスタ

ッフが踊り子に変身してタヒチアンダンスを披露。踊りながらパレオの着方を披露するショーが楽しい。

午後はベルベデール展望台からモーレア島のシンボルとも言うべきバリハイ山や899mのロツィ山、

クック湾を見学。ロツィとはパイナップルのこと。バリハイ山はミュージカル映画「南太平洋」で有名に。

 パペーテ・マナバ・スィート「ヴァイトイ」 自由食:(ツナ)小 1520CFP,牛肉のク

リーム煮タリアッテレ添え、持参のふすまパン、ヒナノビール 600 CFP、白ワイン 1040 CFP

赤ワイン 940 CFP

画家のゴーギャンはモーレア島のことを「古城のような島」と評したそうだ。440分のフェリーに乗っ

てパペーテに帰る。希望者は港近くの屋台で夕食を摂るため残られたが、私はまっすぐ帰ってホテル

のレストランで一人ディナー。またもやシーザーズサラダで変り映えしない夕食になってしまったけど。

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1月 18日(水) タヒチ島は晴れ  ボラボラ島は嵐のような雨

 パペーテ・マナバ・スィート「ヴァイトイ」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

6時起床。今日からボラボラ島に行く。ボラボラ島まではプロペラ飛行機で移動するので、荷物はキッ

チリ20`以内にしなければならない。それを超えそうなら、小さなバッグに収納すれば4日間ホテルで

預かって貰える。一応チェックアウト。タヒチでは、島の環境保護のため強制的に1泊200 CFP徴集さ

れる。強制寄付である。空港でスーツケース重量を測ると19.4`だった。セーフ!エア・タヒチ国内線

は自由席。景色が良いと聞いた左窓側席を確保したが、徐々に天候が悪くなってボラボラ上空ではぶ

厚い雲が。何だか今回上空からの絶景から見離されているようだ。ホテル専用ボートが迎えに来た。

昼 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「タムレグリル」 自由食:タイ風チキンと野菜 2100

CFP、持参のふすまパン、カフェオレ 650 CFP

 

         ヒルトンボラボラヌイリゾートの入口              ウェルカムドリンク               タイ風チキンのランチ

  

       3泊私の家となったのは左コテージ          天蓋付きのダブルベッド              広々とした室内

  

  水上コテージの魅力は広い水上デッキ           デッキから直接海へ           ポリネシアンスタイルの水上コテージ

空港からホテルのある島に向かう。振り出した雨は益々激しくなり、20分後ヒルトンボラボラヌイリゾー

トに到着する頃にはドシャ降りに。日本人女性スタッフからホテルについての説明があったが、声が小

さい上、雨の音が激しくて殆ど聞こえないのだった。こんな日の昼食も自由食。ヘンだよねぇ。水上コテ

ージが敷地に分散して建っている上、レストランやフロント&ロビーも別々に離れて建っている。強い雨

に加えて風も吹き出した。こんな嵐の移動はどうすんの!ホテルが特製のポンチョをどうぞというので

被ってみたら、ペラペラのビニール合羽だった。嵐の中を5分歩いただけで、膝から下のズボン、肩か

ら先のシャツはびしょ濡れ。あぁ、これが夢の楽園ボラボラ島の出迎えかぁ・・・。あまり美味しくないラン

チを食べて、また塗れてロビーに戻り、雨が小降りになるのを待つ。送りのカートでそれぞれのコテージ

に向かう。私は305号のコテージ。手前にリビング、奥に天蓋付きのダブルベッドがある寝室。左側に

大きな洗面室・バスルーム・シャワー室、トイレ。右側は広い水上デッキで、そのまま海に入れるよう作

られている。ソファの両側にも、水上デッキ1ヶ所にも嵌められたガラスを通して海に泳ぐ魚を見ること

が出来る。この日は悪天候だったので翌日以降晴れた日に撮影した写真を使用したので悪しからず。

夜 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「イリアタイ」 (サーモンのセビ−チェとニシンのキャ

   ビア、ハムとチーズを挟んだ鶏の香草蒸し焼き、持参のふすまパン、メロンのパンナコッタとアイス

   クリーム)、ヒナノビール 、白ワイン、赤ワイン

     こんな大きなカジキ鮪を釣った客も         映画「南太平洋」の一場面        シャンパンに夕陽が沈む

夕方になってようやく雨が止んだ。依頼したカートは迎えに来ないので、集合場所のレセプションまで歩

くことに。激しい雨の後であちこちに大きな水溜りが。15分かかった。夕陽までの時間は添乗員Iさん

が用意した「南太平洋」のビデオを見ながらシャンパンで乾杯。あれ〜、「バリハイ」を歌う場面ってこん

なだったっけなぁ・・・数十年ぶりに観た映画は記憶とはかなり違っていた。あれほどの嵐だったのに、

何とか海に沈む夕陽を見ることが出来た。さて、次は夕食だ。メインレストランの「イリアタイ」。前菜もメ

インも2種類から撰ぶ。それほど美味しくも無いが不味くも無い。照明が暗くて写真が撮れないよー!

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1月 19日(木) ボラボラ島は晴れ 風強し

 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「タムレグリル」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

昨夜は夕食が終えて各自の水上コテージに帰ったのだが、あちこちで迷子客がウロウロ。数人の方を

コテージまでお連れした。6時起床。昨日の嵐がウソのような晴天でホッとしたが、風が強い。今日は船

に乗ってラグナリウム(天然水族館)で鮫の餌付けを見たり、シュノーケリングを楽しんだりする予定だ

が、起きてから何だか具合が悪いというか、気分がパッとしない。う〜む、どうしよう・・・・・10分歩いて

昨日嵐の中ランチを摂った「タムレグリル」で朝食を食べながら考える・・・・止める!体調すぐれない中

海に入るのはよくないよね。今日はゆっくりしていよう。こんなところで忙しく遊ぶことは無いのだから。

昼  コテージにて 自由食:持参のスープ

  

午前中は水上コテージでずっと本を読んでいた。ふと本から目を上げると、真っ青な海。しばらくの間、

「美しい海やねぇ」と見惚れる。デッキに出ると風が強過ぎてアカンな。出かけた皆さん、船で酔わなか

っただろうか。昼食はお湯を沸かしてスープだけで済ませ、午後1時半から丘の上のスパで「マオヒ・ヌ

イ」    という古いタヒチと新しいタヒチのマッサージをミックスしたマッサージ。担当してくれたたぶんフラン

ス人女性にこのヘンは強くやってね!「シルブープレ」とお願いしたら、「ウィ!マダム」。期待していた

のだが、ただ優しくさするだけ・・・はぁ、つまんないの。だが丘の上からの景色は素晴らしいのだった。

 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「イリアタイ」 (仔牛のカルパッチョ ツナのソースヴィテロ

トナトスタイル ミックスサラダ、ポークテンダーロインステーキ、持参のふすまパン、洋梨のバリエ

ーションとリコリスアイスクリーム)、ヒナノビール 、白ワイン、赤ワイン

  

  

スパは丘の上にあるから、行きも帰りもカートで送ってくれる。写メ付きで送ったメールの返事が続々と

戻って来た。香港在住のK岩は20代の頃、真田広之のような男と結婚してボラボラ島にハネムーンに

行くのが夢だったそうだ。人生とは、往々にして夢のようにはならないものでして・・・アハハ。夕食会場

に行くと、今日一日ですっかり日焼けした皆さんがいらした。アクアサファリが楽しかったそうだ。でも中

には、日焼けというより「火傷」のような方もいらして気の毒なくらい。仔牛のカルパッチョは悪くないか。

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1月 20日(金) ボラボラ島は晴れ

朝 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「タムレグリル」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

いつものように6時に目が覚めたが、7時過ぎまでベッドでゴロゴロしていた。水上コテージで過ごすと

いうことは海の上にいるわけだから、絶えず波の音が聞こえる。それを気にする人はウルサイかもね。

部屋の中の覗き窓から海の様子を眺めたり、デッキから海に入るのを楽しんだりする人には便利だけ

ど、私のようにたまに海見て「きれいだわ」と思うだけで本読んでいる人には不要なゼータクかもしれな

い。朝ホテル所有の無人島に出かける人もいたが、朝食をゆっくり食べて部屋で絵葉書書いて過した。

昼 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「タムレグリル」 自由食:イカ墨スパゲッティ 2200CFP

  

     

   ボラボラ本島の「ブラディ・マリー」    ソフィテルホテルの水上コテージ         アメリカ軍が残した大砲

ボラボラ島は、本島を中心にいくつかのモトゥ(小島)からなる。我々が滞在しているヒルトンボラボラヌ

イリゾートも、モトゥ・トゥープアという小島にある。今日は午後から船で本島に渡ってジープサファリを

する。小型トラックの荷台を改造した車3台に分乗し、いざ出発。老舗レストランバーという「ブラディ・マ

リー」の店の前の看板には、世界のセレブや芸能人の名前が。日本人の名前を探したら、浅野ゆう子

とか時任三郎、島田陽子とかあった。傾斜43度もあるデコボコ坂道を上る時は、振り落とされないよう

必死で車に掴まる。丘から見る景色は素晴らしい。他の丘の上にはアメリカ軍が残した大砲もあった。

 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「タムレグリル」 トマトとモッツァレラのカプレーゼとガ

  スパチョ、ロブスターのグリル 野菜のココナッツミルク風味添え、持参のふすまパン、バニラサンデー、

  カモミールティ、ヒナノビール 、白ワイン、赤ワイン

  

今日の夕陽はダメだった。初日は嵐だったのだから、一昨日と昨日見ることが出来ただけでも良しとし

よう。今晩は、普段なら夜営業していない「タムレグリル」を借り切っての夕食である。メイン料理はロブ

スターね。昔、結婚式の料理と言えば、伊勢海老だったことを思い出した。それにしても、ホテルスタッ

フのあまりにゆったりした(というか愚図というか)サービスには、イライラしてしまう日本人ではあるな。

                   _______________

1月 21日(土)  ボラボラ島は晴れ タヒチ島は小雨

朝 ボラボラ島・ヒルトンボラボラヌイリゾート「タムレグリル」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

          別れの音楽を演奏するスタッフに見送られて、ヒルトンボラボラヌイリゾートとお別れする

  

  飛行機右側窓から見たボラボラ島の美しい景色。帰りの日に晴れてくれて感謝!      これはモーレア島です

今日で3泊したボラボラ島とお別れだ。到着した日は嵐で、飛行機で上空からも迎えの船からもボラボ

ラ島の自慢の海を見ることが出来なかった。だから、今日は何としても晴れて欲しい!そぉっとカーテン

を開けてみると・・・やったね!晴れだ!チェックアウトを済ませ、10時の船で空港に向かう。ウクレレ2

本の演奏と日本人女性の太鼓が別れの音楽。「さいなら〜!また来る・・・かもね〜」。船の2階から海

を眺める。コバルトブルーのラグーンが美しかねぇ。ボラボラ島のシンボル的なオテマヌ山(727m)が

最後まで姿を見せてくれた。早く到着し過ぎて空港で待つこと1時間半。1145分発パペーテ行きは

やっぱり自由席だったので一番に乗り込み、美しい景色は多分こっち!と予想して右側窓側に坐る。

果たして予想は「アタリ!」。プロペラ機から、岩礁に囲まれたラグーンと島々がバッチリ見えてカンドー

したぞ。ついでに、2日目に行ったモーレア島までバッチリ見えて、大感激のフライトになったのである。

 パペーテ・マナバ・スィート「ヴァイトイ」 自由食:シーザーズサラダ(チキン)小 1520CFP,ヒナノビ

ール 600CFP

  

1235分パペーテ着。マルシェでショッピングする人とホテル直接に行くグループに分かれる。私は

いつだって、「何もしない組」だからホテルね。チェックインまで時間があったので、福岡から参加したM

下さんと二人でランチを摂る。またあのシーザーズサラダ。しかしこのサラダにはトッピングが3種類あ

って海老、鮪、チキンと替えて来たから少しはいいか。昼間は飲まない主義だが、ビールならいいか。

夜 パペーテ・マナバ・スィート「ヴァイトイ」 ヤギチーズのフライとサラダ、鴨肉のコンフィ ポテト添え

え、ココナッツケーキとアイスクリーム、持参のふすまパン、ヒナノビール 、白ワイン、赤ワイン

今夜はさよならパーティ。ご夫婦3組、姉妹1組、同級生3人組、旅友22組、1人参加女性7人、

計男3、女1922人の参加者だった。タヒチやボラボラ島だから、若い参加者が多いのではと思って

いたのだが、何の何の私が下から3番目だった。海に入らなかったのはM下さんと私だけ。あとの皆さ

んは、真っ赤の人、早くも真っ黒になった方とよく焼けていらっしゃる。中には火傷状態で、痛がってい

る人も。楽しかったようで良かったですね。明日はチョー早朝出発なのだ。酒切り上げて眠らないとね。

                       _______________

1月 22日(日) タヒチはたぶん晴れ     時差の関係で今日はとても短い!

朝 エアタヒチ・ヌイ パペーテ=成田 ビジネスクラス機内食、持参のふすまパン

  

何と今朝(というか夜中)は250分に起きた。早く起きねば!と思って緊張していたから、ほんのちょ

っとウトウトしただけで起きることになってしまった。睡眠不足は飛行機の中で取り戻せばいいさ。4

でいいのに、320分にはバゲジダウンして、集合までの時間は本を読んで過ごす。5時過ぎには空

港に着き、ビジネスラウンジのトイレで、スパッツを1枚穿く。行きと違って、真夏スタイルから徐々に冬

スタイルにせねばならない。エア・タヒチ・ヌイ航空パペーテ6時半発成田行き。離陸して、何だか息苦

しいなぁと思ったら、通路を隔てた席に元プロ野球投手S木が巨大なカラダがあった。彼って現役の頃

は「大魔神」と言われていたのだっけ。隣に座る少女のように華奢な女性は、再婚した元タレントね。そ

れにしてもS木元投手の大きいこと!坐ったまま、頭上のモノ入れを開けて荷物を取り出していた!!

昼も夜も無し 日付変更線を越えて、もう翌日になってしまうのでした。

                      ________________

【今週の振り返り】

今年の日本は記録的な大雪に見舞われている。そんな時に申し訳ないのだが、タヒチ島とボラボラ島

に出かけた。避寒とは言うものの、タヒチの30度を越える蒸し暑さと蚊の多さを考えると、それはそれ

で苦労もありまして・・・。今回はボラボラ島が楽しみだった。

ボラボラ島は、タヒチ島から北西に260`に位置するフランス領ポリネシア・ソシエテ諸島にある島で

ある。ボラボラ島は、一周32`mの本島と、その周囲を約40`mのリーフ(岩礁)が取り囲み、モトゥと

呼ばれるいくつかの小島で成り立っている。タヒチ島パペーテから飛び立った飛行機は、約45分後モト

ゥ・ムテにある空港に着陸する。そこから、本島で一番賑やかな(と言ってもごくこじんまりしているけど)

バイタペやホテルのあるモトゥ(小島)に船で向かうことになる。現在ボラボラ島の人口は9千人と聞い

たが、10年前のそれは4500人。人口減が深刻な問題となっている世界の国々には羨まし過ぎる増

え方、10年間で倍増である。察するところ、リゾート地としての人気が高まる中で、観光関連の就業者

が増えたのではないだろうか。

ボラボラ島は、1722年ルーゲンベーンに、続いてキャプテン・クックによって「発見」された。1818年に

プロテスタントに改宗はしたものの、植民地になることにはガンとして抵抗を続けた。しかし、1888年遂

にフランスに屈服し、征服されてしまう。1942年第二次世界大戦&太平洋戦争で戦うアメリカ軍は、戦

艦の補給基地としてボラボラ島に目をつけた。日本軍をやっつけに行くための補給基地ね・・・・涙。「こ

こがいい。この島に滑走路を造ろう」と決めた。そしてモトゥ・ムテに2000メートルの滑走路が建設され

ることになった。戦争の間、ボラボラ島には5千人のアメリカ軍人が駐屯した。以来、タヒチ島にファア

ア国際空港が出来るまで、ボラボラ島がフレンチポリネシアンの玄関口になってしまったのである。こ

の美しい島の自然破壊が行なわれたことは言うまでも無い・・・また涙。

ボラボラ島には、このところ7年に1度位の割合で大きな台風が押し寄せている。エルニーニョと関係が

あるらしい。 2年前の2009年に襲った台風によってボラボラ島は大被害を受けた。滞在したホテルと

同じ島の北東にあるボラボラ・ラグーン・リゾート&スパは壊滅的な被害を受けて、2年経た今でも営業

されないまま放置されている。

しかし、ボラボラ島の人々は、島の自然を守ることに非情に熱心だ。ボラボラ島が世界で最も美しいラ

グーンを誇るためには、美しい海を残す努力は必須である。その第一は排水を海に流さないこと。宿泊

したヒルトンボラボラヌイリゾートホテルの船着き場には、「フランス領で最も美しい海」と認められた土

地だけが掲げる権利を持つ旗がはためき、この10年間この旗はかざされたままと言う話だ。

この海の美しさがいつまで続けられるのか。期待しながら心配もしている。「南海の宝石」と言われるボ

ラボラ島の信じられない美しい海を見たいなら、急いだ方がいいかもしれない。新婚旅行あるいは、1

周年紙婚式、2周年藁婚式、3周年皮婚式、4周年花婚式、5周年木婚式、6周年鉄婚式、7周年銅婚

式、8周年青銅婚式、9周年陶器婚式、10周年アルミ婚式、11周年鋼鉄婚式、12周年絹婚式、13

年レース婚式、14周年象牙婚式、15周年水晶婚式、20周年磁器婚式、25周年銀婚式、30周年真珠

婚式、35周年珊瑚婚式、40周年ルビー婚式、45周年サファイア婚式、50周年金婚式、60周年ダイ

ヤモンド婚式、75周年プラチナ婚式のどれかでいかがでしょうか。結婚していない方は・・・・そうねぇ、

私のように水着も持たずに、ただ本を読みに行くとか・・・・。人生ボラボラ生きましょう。

             アタイはいつもボラボラ生きてるニャア

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      更新の遅れは取り戻せていませんが、11日からちょっと出かけて参ります。

その前にもう1週アップしたいとは思っているのですが、どうなりますやら。

北国では大雪が続いている上、インフルエンザも流行している由。

みなさまもどうぞご自愛されてくださいまし。

次回は23日頃かなぁ・・・。