コナコーストの夕陽 パクパク日記１２年５月１週
ビッグアイランド（ハワイ島）の時の流れは実にゆるやかなのだった
高校生のフラ
コナコーストの夕陽
４月 ３０日（月） ハワイ島は晴れ 北部は一時小雨 １㌦＝約８０円
朝 ハワイ島 「デニーズ」 究極のＳｋｉｌｌｅｔ 12.39㌦、持参のふすまパン、コーヒー
先週の金曜日、オジョーとそのママ瞳さんと３人でハワイ島に来たから今日で４日目になる。楽しい
日々はあっという間に過ぎるなぁ。今日はちょっと遠出してワイピオ渓谷までドライブする。よって朝食
は「デニーズ」で。母娘は私にとっては禁断の大きなパンケーキなんかパクついている。パンケーキと
ホットケーキは違うのか。答え→同じらしいですよ。わたしが注文したのは究極のＳｋｉｌｌｅｔ。「Ｓｋｉｌｌｅｔ」っ
ていうバンドもあるけど、フツーはフライパンだろ？料理の意味はわからんけど、糖尿病患者向けね。
昼 ハワイ島ワイピオ渓谷 ピクニックランチ（ターキー、チキン、大根ニンニク味噌、ブロッコリー卵
サラダ、持参のふすまパンなど
キラウエア火山の影響か、このところコナ側の天気はパッとしない。朝は晴れていても、次第に雲が出
て来てどんよりした曇りになる。「恥かしがり屋」のフアラライ山なで一度も姿を見せていない。でも今日
は天気がいいねぇ。晴天が続いているねぇ。１番北にあるコハラ山。山頂に雲を乗っけているけど、ほ
ぼ山の姿が見えるぞ。東京23区の１．５倍あるパーカー牧場を通リ過ぎ、ホノカア・タウンの手前を左
折して暫く進むとワイピオ渓谷に到着。午後１時の渓谷シャトルを申し込み、展望台でピクニックランチ。
バーガー型のふすまパンにこれでもか！というくらいターキーを挟んでパクパク。カージナルがいるね。
かつて王達の楽園だったワイピオ渓谷。300ｍの断崖に守られた豊かな地だ
ワイピオとは曲がりくねった水の意でいたるところに川が流れる 野性化した馬がたくさんいる
崖から流れ落ちる滝も何本か ピカケの花 この渓谷には60人が住んでいる
本人曰く「ハワイ＋フィリピン＋日本」のお喋りガイドが運転する４ＷＤで出発！余りに急な坂なので４
ＷＤ以外の車は進入禁止なのだ。車に乗っていてもまっさかさまに落ちて行くようで怖い！こんな急坂
を歩いて登って来る人達もいる。汗だくだくで恨めしそうに車を見つめる。「乗りたい！」と顔に書いてあ
る。ようやく渓谷の下に着いた。ワイは水、ピオは曲るという意味だそうだからワイピオは「曲がりくねっ
た水」。周囲を３００ｍの断崖が取り囲み、東は海という地形から、かつて王達の要塞だったらしい。こ
の地はマナ（霊力）に守られていると言われ、1946年津波に襲われた時も死者は一人も出なかったそ
うだ。その時置き去りにされた馬が野性化してそのヘンを自由に走り回っている。野性豚もいるらしい。
この渓谷の先（西方向）にあるカパアウは、かのカメハメハ大王の生誕地と伝えられているんだってさ。
午後のおやつ ワイコロア「ＫＯＮＡ ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＦＦＥＥ」 マンゴスムージー ５㌦
どこかでお茶を、と言いながらワイコロアまで戻って来てしまった。小腹も空いて来ちゃったから、スム
ージーでも吸っちゃいますか。チュー！チュー！ホッペが疲れる。先日買った商品の一部を返品すべく
「ＲＯＳＳ」に行く。「リターンプリーズ」と言って品物とレシートを出せばそれでいい。お金が戻って来た
ので３点買った。結局この時買ったシャツ２点はちょっとキツクてオジョー母娘に着て貰うことに・・・涙。
夜 ハワイ島コナコーストリゾート「ビストロ瞳201」 グヤーシュ、チキンアスパラサラダ、ブロッコリー、
マッシュルーム、セロリと大根の浅漬け、リゾット、ふすまパン、バニラコーヒーゼリー、ビール２缶
ゴルフ場から海に沈む太陽を撮影した後は「ビストロ瞳201」で夕食。オジョー母娘はリゾットがメインだ
が、私はグヤーシュ。煮込む程にじゃが芋がとけてトロトロ加減が実に旨い！漬物もあるよ。香港在住
K岩家でトイプードル犬を飼い始めたそうだ。フェイスブックにアップされた写真をみるとぬいぐるみの
ような可愛い茶色のワンちゃんだった。名前を募集中？そりゃ、ワン子か茶子（チャコ）あたりでどう？
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５月 １日（火） 晴れ オジョー誕生日
朝 ハワイ島コナコーストリゾート「ケータリング瞳１０４」 クラムチャウダー、ヨーグルト、ふすまパン、
アールグレイ
朝６時、枕元の携帯が鳴った。香港在住K岩からメールが来た。「名付け親」のタイトル。K岩家にやっ
て来た茶色のトイプードル犬の名前が「チャコ」に決まったそうだ。ってことは私が名付け親かぁ。命名
方法は本人（犬）の意思を尊重したらしい。家族や友人からの名前案を順を呼んでみて、１番反応した
のが「チャコ」だったらしいよ。因みに「ワン子」には微動だにしなかったそう。昨夜夕食をご馳走になっ
た後、今日の朝食はケータリングで貰って来た。オジョーは早朝から運動系レッスンを受けるんだって。
昼 ハワイ島コナコーストリゾート「ケータリング瞳１０４」 クラムチャウダー、ふすまパン
オジョーは７時半から１時間マンツーマンのテニスレッスン、９時から生まれて初めてのサーフィンに挑
戦している。実は今日５月１日は彼女の誕生日。〇〇歳になった記念に新しいことに挑戦！それがサ
ーフィンってわけね。教室に入ったら生徒は彼女１人でこれもマンツーマンになったんですって。私も数
十年前やったことがあるが、板には乗っても立ち上がることが出来なかった。バランス崩して海にボッ
チャン。こればかりだった。でもスポーツマンのオジョーはちゃんと立ったらしいよ、何度か。その瞬間瞳
ママは撮影したようなのだが余りに人物が小さくてね、わからんかった。午後からマウナラニ・スパへ。
マウナラニ・スパの屋外の小屋でロミロミマッサージ。ロミロミはヒジを使うからセラピストの力量の差が
目立たない。そよそよと吹く風が頬にあたり、鳥のさえずり以外何も聞こえない静寂の午後。楽園であ
る・・・・しかし、フットバスタイムと移動時間も入れて60分は短過ぎるぞ！実働65分にしちくれい！！
シャワーを浴び、髪も洗って着替え終了。スパ近くの猫の餌場に行くと、雉トラ猫が9匹も出て来たよ。
夜 ワイコロア「トミーバハマ」 ココナッツラステッドクラブケーキ（ハーフ） １１㌦、クラブビスク（カップ）
9.5㌦、ジャークチキン 26.5㌦、シェアラ・ネバダビール ６㌦×２杯、赤ワイン １３㌦
計７５㌦＋チップ１０㌦
オジョーのバースディ・ディナーは「トミーバハマ」レストランで。6時半に予約していたのに、3人とも腹
ペコで5時50分に早めて貰った。未だ夕陽は沈んでいないから眩しくてね。オジョーはママからご馳走
になるんですって。いいなぁ。私も日本からプレゼント持って来ましたよ。たいした物では無いけど、覚
えていたことエライでしょ？クラブビスクは期待した程では無かった。メインにはジャマイカで嵌ったジャ
ークチキンを注文。う～ん、ジャマイカの方が旨いか。バースデーケーキはオジョーの明日の朝食にな
るらしい。車に乗る前空を見上げると星空が美しかった。嵐山光三郎の「文人悪妻」を読む。面白い！
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５月 ２日（水） 晴れのち曇り
朝 ハワイ島コナコーストリゾート「ケータリング瞳１０４」 グヤーシュ、ふすまパン、ヨーグルト、バナ
ナ、アールグレイ
7時に起きて、昨夜帰ってからオジョーが届けてくれたグヤーシュやヨーグルトで朝食。ベランダで食べ
ていると、たくさんの小鳥が物欲しげにやって来る。ふすまパンを少しだけ千切って投げるとピーピー煩
いわい。大型の洗濯機と乾燥機があるから毎日のように洗濯をしている。さて、ウォーキングに行こう。
ホテル敷地にいる猫3匹に名前をつけた。茶トラは楓ちゃん、雉トラはケースケ君、灰黒はアンクルね。
昼 ハワイ島コナコーストリゾート「ケータリング瞳１０４」 豚汁うどん、マンナン雑炊、ふすまパン、コー
ヒーゼリー
昼過ぎ近くのアウトリガーホテルの中庭でフラの集いみたいなのをやっているから行かないかとオジョ
ーから誘われた。行ってみると平日の午後というのに、たくさんのテントが出て手作り商品を売っている。
舞台では地元の高校生チームやスイス、日本など各国代表みたいなチームがかわるがわるフラダンス
を披露していた。本来フラとは宗教儀式と緊密に結びついたもので、女神に捧げるものだったようだ。
夜 ハワイ島 「クレイグ＆ショー子さん宅」 おつまみ各種、瞳ママ特製だんご汁、アスパラの胡麻よ
ごし、茶碗蒸し、アボガドとロメインレタスのサラダ、グレイグが焼いた絶品ステーキ、玄米ガーリッ
クライス、苺とブルーベリーヨーグルト和え）、「ブーブクリコ」、赤ワイン
今夜はハワイ島でのオジョーの友人ショー子さん＆グレイグのお宅にお招きいただいている。6時前、
素晴らしい景色が広がるお宅に到着。実は2年前もこの家には来たことがある。お留守中にお邪魔し
て庭のテーブルを借りて朝ご飯を食べさせて貰ったのだ。あの時家の中で吼えていたクノとコオが早速
玄関先まで出迎えてくれた。ショー子さんもご主人のグレイグも私は初対面だ。ショー子さんは平野レミ
っぽい秋田女性だ。広々したリビングでクノとコオは興奮して走り回っている。寝室に行ってみるとベッ
ドの下に猫のカポが、広いトイレには猫のミントが坐っていた。他に客用寝室が２つ、仕事部屋もあって
チョー住み心地が良さそう。「ブーブクリコ」で乾杯！瞳ママは今朝から作られた鍋いっぱいの大分郷
土料理だんご汁、それにアスパラの胡麻よごしや茶碗蒸しも持参された。ショー子さんもサラダや玄米
ガーリックライスを作ってくれた。肉焼き名人のグレイグが大きな牛肉を焼いてくれる。これが柔らかくて
ジューシーで実に旨い！料理が旨い、酒も旨い、犬は可愛い、猫も可愛い、心地良い家であることよ。
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５月 ３日（木） 晴れのち曇り 一時雨
朝 ハワイ島コナコーストリゾート「瞳‘sカフェ201」 オムレツ、ターキー、野菜、ふすまパン、コーヒー
昨夜は遅く帰宅したから今朝はちょっと寝坊。とはいえ7時半には起きる。6泊したから今日がハワイ
島の最後の一日となる。アッという間であるなぁ。3日ぶりに「瞳‘sカフェ201」で朝食。あれだけ大量に
買い込んだ食材もいろんな料理で登場したからほぼ無くなった由。今朝も美味しく頂いた。ご馳走様！
氷川きよしなどが所属する芸能事務所の社長がオアフ島でゴルフしていて事故で亡くなったらしい。カ
ートの下敷きになったと。フリーになった羽鳥アナが離婚して自分の番組で発表したのだそうだ。へぇ。
昼 ハワイ島コナコーストリゾート「ケータリング瞳１０４」 ヨーグルト、バナナ、紅茶など
8日間私の家があった18号棟 自室で朝食を摂る時はベランダのテーブルで。こんな鳥がやって来る
部屋で過す時は、８枚持って行ったCDを聴きながら本を読むことが多い。好きなピアニストの一人、マ
レイ・ペライアの25周年を記念して発売されたアルバムからスカルラッティのソナタが流れている。ペラ
イアならではの繊細で丸い音が真珠のように零れ落ちるようだ。読む本は道尾秀介の不思議な世界。
ピーッ。おっ、乾燥が終わったようだ。ふわふわの洗濯物を畳む。これじゃ帰国しても洗うもの無いぞ。
夜 コナ 「Ｔｈｅ Ｆｉｓｈ Ｈｏｐｐｅｒ」 クリスピーイカフライ、直火焼き霜降りステーキ、シェアラ・ネバダビ
ール ２杯、赤ワイン （瞳ママにご馳走になった！）
ハワイ島フェアウェルディナーはコナの「Ｔｈｅ Ｆｉｓｈ Ｈｏｐｐｅｒ」に行くことにした。その前に、地元のフラ
チームに入っているショー子さんの練習を覗きに行く。レストランのすぐ近くで週２回練習しているとか。
ところが今日は大会に向けての準備らしく写真撮影がずっと続いていたので失礼することに。この辺り
にはハワイ州で1番古い教会や小さな宮殿跡もあるが、去年の東日本大震災の津波で堤防の一部が
崩壊していた。グビグビグビ・・・ぷっは～！お気に入りになったシェアラ・ネバダビールはほぼ毎晩のよ
うに飲んだなぁ。イカフライをつまみにしながらグビグビ。ステーキムシャムシャ。え、ご馳走になるの？
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５月 ４日（金） ハワイ島もオアフ島も晴れ
朝 ハワイ島コナコーストリゾート「ケータリング瞳１０４」 ターキーふすまバーガー、ヨーグルト
８日間過したハワイ島とも今朝でお別れ。5時半に起きてシャワーを浴び、朝食。パッキングしたが、こ
れでは50ポンド（23㌔）はるかに超えていそう。オアフ島まではハワイアン航空のエコノミークラスだか
ら50ポンドは超えられない。オジョーの部屋に秤を借りに行く。８㌔分位をリュックに詰め替えて測ると
４８ポンドになった。ふぅ～。朝から汗かく。ホテルのチェックアウトはすぐ済む。猫の楓ちゃんバイバイ。
８時４０分コナ空港着。ゲゲゲ！ハワイアン航空は荷物機内預けすると１個１７㌦取られる！オジョー
母娘は２個づつだから34㌦支払っている。５０ポンドをオーバーすると70㌦支払うんだって。背中に背
負って正解だった。ベンチで待っていると隣に乳飲み子を含む4人の娘を連れた若い夫婦がいた。娘4
人かぁ、息子4人よりずっといいな。10時定刻離陸、35分でホノルル空港に到着。タクシーでアラモア
ナホテルに行き、荷物を預けて隣のアラモアナ・ショッピングセンターへ。途中港に大きなクルーズ船が
停泊していた。スター・プリンセス号。あぁ、去年1月2度目の南極とパタゴニアを回った時乗った船だ。
ベラ・ブラッドリーで買い物。2年前もそうだったが、ホノルルに１泊するのはこの店に来るためなのだ。
昼 オアフ島ホノルル・アラモアナ 「ＭＡＲＩＰＯＳＡ」 コンソメスープと大きなシューパンセット、コーン
チャウダー（カップ） ５㌦、キングクラブサラダ ２３㌦、アイスティ、カプチーノ （オジョーにご馳走
になった！）
オジョーがホノルルランチ人気ナンバー１という「ＭＡＲＩＰＯＳＡ」を午後1時に予約してくれた。予約無し
だと数時間待ちになっちゃうらしいよ。注文する前に、大きく膨らんだ焼き立てパンとコンソメスープが運
ばれて来る。パンは空洞でカリッと旨い。ふすまパンは無くなったから半分位食べちゃうぞ。その代わり
クラムチャウダーに入っているクルトンは全部残したし、料理もキングクラブサラダだけにした。母娘が
注文したデザートにはパピヨン蝶々のお菓子が乗っかっていたよ。オジョーにご馳走になった。ゴチ！
夜 ホノルル・アラモアナ 「タナカオブトーキョー」 ロブスターとサーロインステーキのコース（サラダ、
海老、野菜鉄板焼き、ガーリックライス、味噌汁、デザート） ３７,９５㌦、生ビール ２杯、赤ワイン
３人合計１５６㌦（ここは私が）
いよいよハワイの休日もオシマイ。何度もシツコイが、楽しい時はすぐ過ぎちゃうのだ。瞳ママの推薦で
「タナカオブトーキョー」に行くことに。その昔、海外での日本式鉄板焼きと言えば「BENIHANA」だっ
た。ロッキー青木氏と両親と兄弟が創業したチェーン店で、塩入れや胡椒入れの背の高い調味料入れ
をシェフ達がまるで奇術のように放り投げたりキャッチしたりのパフォーマンスが北米で人気になった。
この「タナカオブトーキョー」もパフォーマンスはその流れを汲んでいてガーリックライスが空を飛んでい
た。山盛りガーリックライスは表面の一列を頂いた。右隣は幸福家族、左隣は不幸家族が坐っていた。
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５月５日（土）＆６日（日） ホノルルは晴れちょっとシャワー
東京は晴れ一時雷雨と突風 北関東に大きな竜巻！
第１食 ホノルル「バーガーキング」とユナイテッドクラブ ハッシュドポテト、コーヒー、ヨーグルト
5時45分起床。フジテレビが映るので昨夜も今朝もテレビ観るのだが、ほとんど同じ内容を繰り返すば
かり。しかも殆んどがCMっぽい内容でつまらないこと夥しい。こんなの止めればいいのに。シャワーを
浴びて再びパッキングし、7時過ぎにはチェックアウト。ロビーで母娘も待っていた。タクシーに乗ると、
大きな虹がかかっていた。それも２つ。「またハワイに来てね」と見送っているようであった。勝手解釈。
第２食 ユナイテッド航空 ホノルル＝成田ビジネスクラス機内食
ユナイテッド航空チェックイン。窓側になっていたので通路側に変更した。今度は逆向きの座席じゃぁな
くてホッとする。ほう、これが最新鋭のセキリュティチェック機か。透明な試着室のような場所でバンザイ
させられるとカメラがグルッと回って360度からチェックされるのだ。9時59分発成田行き。中学3年
生の時観た映画「ティファニーで朝食を」観る。こうゆう筋だったっけなぁ。ジョージ・ペパード若いなぁ。
第３食 ユナイテッド航空 ホノルル＝成田ビジネスクラス機内食
いつの間にか日付変更線を超え6日日曜日になった。行く時は24時間＋19時間で1日が43時間も
あったのに、帰りは2日で48時間－19時間で29時間しか無い。東周りはそれが疲れる。機内食の2
食目は、ご飯にトンカツ、その上にカレーをかけたものだった。午後1時半過ぎ成田着。27度？暑い！
第４食 舟町 「Ｍｕｂｕ」 付きだし：アサリとアスパラ、自家製ピクルス 500円、鮪カルパッチョ 8００
円、プチポワフランセ 800円、オイルサーディン 500円、生ビール ２杯、白ワインシャブリ 800円、
赤ワイン 900円 ＠5920円
空港で瞳ママとオジョーにお礼とお別れ。タクシーで帰宅した。溜まった郵便物の中に人間ドッグの検
査結果があった。ぶ厚い書類を広げて読み始めて・・・・バラバラバラ・・・何の音だ！外を見ると、スカイ
デッキに霰がバラバラと落ちて来ているではないか。成田ではあんなに天気が良かったのに、今空は
真っ暗で空から霰が落ちている。テレビを慌ててつけると、それどころか茨城県では竜巻が起こって大
きな被害が出たらしいよ。何て天気だ！夜は「Ｍｕｂｕ」で。プチポワフランセが優しい甘さで旨かった。
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【今週の振り返り】
何度か書いたことがあるかと思うが、初めてハワイに行ったのは昭和４８年のことであった。それが最
初で最後の海外旅行だと思っていたから、１回ポッキリしか使えないパスポート単次旅券を持ってね。
現在は５年間有効か１０年間有効の２種類しか無いけど、当時は「たぶん最初で最後の海外旅行」だと
思うから、多くの人が単次旅券を３千円の印紙を貼って作ったものだった。今から39年前のことである。
私が生まれた翌年「憧れのハワイ航路」という歌謡曲を岡晴夫が歌って大ヒットした。
♪ 晴れた空 そよぐ風 ♪ 波の背を バラ色に ♪とこ夏の 黄金月
港出船の ドラの音愉し 染めて真っ赤な夕日が沈む 夜のキャビンの小窓を照らす
別れテープを笑顔で切れば 一人デッキでウクレレ弾けば 夢も通うよ あのホノルルの
希望はてない 遥かな潮路 歌もなつかし あのアロハオエ 椰子の並木路 ホワイトホテル
あぁ 憧れの ハワイ航路 あぁ 憧れの ハワイ航路 あぁ 憧れの ハワイ航路
ラジオからこんな曲が毎日のように流れて来て、山深い地の爺さまも、海草採るおばちゃんも、「・・・♪
ウクレレ弾けば・・・・あのアロハオエ・・」と口ずさめば、周りにいる人も「あぁ～憧れーのハワイ航路～」
と声を合わせたものだ。ハワイはその頃から憧れの地であった。
初心者にとってのハワイは、まずはホノルルである。そしてダイヤモンドヘッドが見えるワイキキなので
ある。つまりオアフ島だ。パンチボールの丘やヌアヌパリ展望台を見学し、カメハメハ大王の像を拝み、
目抜き通りのカラカイア通リを行ったり来たり。アラモアナショッピングセンターで買い物をして遠出して
もハナウマベイくらいまでか。それでも十分に満足して３泊５日か４泊６日のハワイの日々を終える。２
度、３度目は「今度はオアフ島の裏の方に行ってみようよ」ということになる。しかし、タートルベイ辺りに
滞在しても、サーファーなら波の荒いノースショアは人気だが、フツーの観光客にはやや退屈。店は少
ないし、静か過ぎる・・・・と。そんな客の５度目６度目は「滞在するならワイキキじゃなくってカハラよ」。
なんてことになる。ダイヤモンドヘッドの裏（東側）にある高級住宅地などがある土地である。高級なゴ
ルフ場もあるし、高級なカハラモールもある。「ハワイ通はカハラにキマリ！」なんて機嫌良く過していて
も、そのうち、やっぱり何だか物足りなくなって、バスやタクシーでワイキキに毎日通う人も出て来る。で
「あっちこっち行ってみたけど、やっぱりワイキキ。でも高級ホテルじゃないとね～」なんてことになって、
８度目９度目のハワイは、ハレクラニやロイヤルハワイアン、モアナサーフライダーなんて若い頃憧れ
ていたホテルに泊まったりしてさ。アハハハ。
しかし。オアフ島はもういいから、別の島で過そう！という人もいる。何と言ってもハワイ州には大きな
島だけでもオアフ島の他に、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島、カホ
オラウェ島の８島があり、小さな島も入れたら１００を超える。８つの島には愛称があって、カウアイ島は
「庭園の島」、ラナイ島は「パイナップルの島」、マウイ島は「バレーの島」、ニイハウ島は「禁断の島」だ。
私達が今回過したハワイ島はその名も「ビッグアイランド」。他の７島の面積を全部足しても、ハワイ島
の大きさには遥かに及ばない。それほどハワイ島はデカイ。
２年前の7月ハワイ島を訪れた時は、JALの直行便がコナ空港まで飛んでいた。１９９６年から始まっ
たハワイ島コナ空港への直行便は年間７万人弱の客を日本から運んでいたらしい。しかし、２010年の
9月JALはコナ空港から撤退してしまった・・・。ハワイ島への経済的な打撃も結構あっただろうと思わ
れる。ハワイ島在住日本人は一応にガックリしていた。ところが。先日発表された日本航空の前期決算
は史上最高益を出したそうだ。だったら、コナ直行便復活しません？しないでしょうね・・・・。コナ直行便
など採算に合わない（たぶん）便を止めたり、従業員のレイオフなんかビシバシやって得た利益だろう
から。じゃ、ハワイアン航空の羽田発着便が実現する可能性ってどう？そうすれば、直行便ならずとも
ホノルル＝コナ（あるいはヒロ）の乗り継ぎ便がグンと便利になりそうだ。
ハワイ島〇島巡りなんて小さなセスナで降り立ったことも合わせれば、ハワイ島は４回目となる。オジョ
ー母娘は１５年前からハワイ島のホテルのタイムシェア権を購入して毎年ハワイ島を訪れていたそうだ。
特にオジョーは仕事を中断した間は４週間も滞在したこともあるそうで、まるでハワイ島が２ッ目の故郷
のようでもある。そんなハワイ島を熟知した彼女の案内で、この島に滞在することは至極心地良い。オ
アフ島で感じたチョコマカしたことはどーでもよろしいという気分の大自然がある。時間がゆったり流れ
る。そんなゆるやかな空間に誘ってくれたオジョーに、そして美味しいご飯を作って下さる瞳ママに感謝
しながらハワイ島の休日は終わった。
ところで。18世紀終わりにヨーロッパでは、ハワイを「サンドイッチ諸島」と呼んでいたことご存知だろう
か？あそこが「サンドイッチ諸島」ですよ！う～ん、似合わん！ま、それだけの話だけど。１０年前の数
字ではあるが、ハワイ州の平均余命はアメリカ５０州の中で１番なんですってさ。これも、それだけの話
だけどね。それではみなさま、アロハ～！
何言いたかったのかニャア さぁ・・・・
＊ ハワイ島の始まりは ４月 ４週 をご覧ください。