パクパク日記13年3月1週
金曜日カタール航空の夜便でタンザニアに向けて出発するハズが・・・
マック尻のインパラ
バブーン(ヒヒ)
3月 4日(月) 晴れ 夜小雨
朝 無し!
昨日昼京都から帰って来てからゼッフチョウが続いている。生涯初の胃痛に悩まされ、かつ下痢も。つ
まり「胃腸」ともにダメってことだ。一夜明けて痛みは弱くなったが、下痢は治らん。昨日の昼・夜・今朝
と3食抜いたら、1.5`痩せた。なーんだ、痩せるなんてカンタンじゃないか。食べなければいいんだぁ。
昼 六本木 「大戸屋」 温蕎麦 370円、大戸屋風ばくだん小鉢 370円、じゃこおろし 160円×2
タイミング良く午前中プラズマ治療院を予約していた。生涯初めての胃痛に動顚する私に向かって、O
本先生は「う〜む、でも胃はそれほど悪くはありませんよ。慌てて病院で検査しなくても良いと思います
けど」と言われて少しホッとする。最近、馴染みルールになりつつある六本木交差点近くの「大戸屋」。
「消化の良さそうなもの」で考えてメニューが上記3点。大戸屋風ばくだん小鉢とは納豆、山芋、おくら、
生たまごなどネバネバ尽くしに鮪を入れたもの。何となく胃腸にやさしい気がする。温蕎麦はたいして
旨くも無いので半分だけ食べた。大好きなじゃこおろしは2つ頼む。1日絶食後の食事はこんなだった。
夜 銀座 「鮨からく」 特別お任せコース(カツオ、鮪と蟹のミルフィユ、ふぐ熟成刺身、極楽丼(いくらと
うにを載せた鯛飯)、竹の子と菜の花の吸い物、ふぐの唐揚げ霙がけ、トロのステーキアンチョビ
ソース、貝割れときゅうりの胡麻サラダ、握り:平目昆布〆、鯛の胡麻醤油、鮪づけ、コハダ、大ト
ロ炙り、(鯛の皮炙り、海老とおぼろ、中トロ赤身の間、鯵、鯖、うに、いくら、鉄火巻、かんぴょう
巻・・・・)、たまご焼きとべったら漬け、シャンパン(ポンちゃん差し入れ)、生ビール2杯、麦焼酎
@3万1千円 *私が食べたお鮨は4貫だけです!
あれから既に2ヶ月が経ってしまった。1月3日東京ドームで行われたライスボウル。我らがアメフットチ
ームはこのライスボウルで3連覇を果たした。タイヘンな偉業であるが、もうかなり昔のことのように思
える。全員超多忙でこんなに遅くなってしまったが、やっぱりお祝いをしましょうよ、とチーム運営会社社
長兼GMのNケン、O橋ヘッドコーチ、W部事務局長、Y永ヘッドトレーナーのチーム幹部4名を招待
した。会場は去年に続いて銀座「鮨からく」。昨年は遅刻者続出して全員揃ったのが午後9時過ぎだっ
たが、今年は7時27分に到着した私がビリだった。カウンター付き堀りごたつ個室。ポンちゃんが差し
入れてくれたシャンパンで乾杯。「次もやるってことで!」。特別お任せコースは料理が次々と出てくる。
2つ目に出て来た鮪と蟹のミルフィユ。ぎっしり蟹の円柱の上に鮪とイクラとキャビアが載って・・・あぁな
んて旨いんだ!鯛飯の上にいくらとうにが載っかった極楽丼も贅沢極まりない。Nケンはトロのステー
キアンチョビソースが「今日一」と叫んでいる。延々と出て来る握り。私は4貫で打ち止めにして隣のO
橋君に全部横流し。よく食べるよねぇ、逞しくていいわ、ホント。ナベちゃんとY永さん「これを食べるた
めなら今年もがんばっちゃう」ってことだった。大枚失っても、日本一になるカンドーには代えられない。
____________
3月 5日(火) 晴れ 啓蟄 ぽっかぽか陽気
朝 無し
昼 四谷三丁目 「Kokocara」 選べるランチ:豆腐のもずく餡かけ、3種のおかず、持参のふすま
パン、コーヒーゼリー、コーヒー 900円
握りは4貫でガマンしたが、昨夜は「胃腸壊れ」後なのに生モノたくさん食べたので心配していた。でも
結果は大丈夫だった。しかし、ランチは「Kokocara」で消化の良さそうな料理を選んで。豆腐のもずく餡
かけならいいっしょ。午後パクパク日記を作っていると、激しい空腹を覚えてお腹がグゥ〜〜と鳴った。
夜 荒木町 「羅無櫓」(2人で) 3点付き出し:カボチャ煮・ブロッコリー・メカブのりんご酢漬け)、ポテ
トサラダ、煮卵、手羽先、焼き餃子、トマト、エイヒレ、お茶椀カレーとらっきょ、生ビール 2杯、芋
焼酎お湯割り @6500円
空腹と戦いながら、夕刻2月2週の作成を終えてアップした。A先生来宅。1月に購入したばかりのPC
ディスプレイは早々に壊れてしまい修理に出していた。1ヶ月以上経ってから、「修理出来ず」ということ
で新品を送って来た。そのセッティングやら、消えてしまった「夢子倶楽部」表紙のカウンター復活など
をお願いした。「出来ましたよー」「ありがとう!じゃ、ご飯食べにいきましょう」。A先生とは2度目になる
「羅無櫓」へ。煙草の煙対策のため、一番奥の席に座っていたお客さんに移って(すんまへん!)頂い
た。2人でシェアするから手羽先も焼き餃子も食べちゃおう。お茶椀カレーはA先生にも大好評だった。
_______________
3月 6日(水) 晴れ 18度! ベネズエラ・チャベス大統領死去
朝 アーモンド
昼 代々木「火の国」 小ちゃんぽん 630円、野菜倍盛り +150円
考えてみれば、明後日からタンザニアに出かけるのだった。そろそろ旅支度もしないとなぁ。行き先はタ
ンザニア。セスナ機で移動する日があるから、3泊分の荷物を別に作る必要もあるな。午前中代々木
の整体。もうかなり回復したが、「生涯初の胃痛」を起こしたことをタク先生に話すと大喜びされた。「胃
を治すのなら任せて!意のツボたくさんあるんだよ」と鍼やりまくり。イテテテ!もう治ったってばぁ!痛
めつけられた可哀想だった私にご褒美をあげよう。野菜倍盛りの小ちゃんぽん。これ好きなんだなぁ。
夜 荒木町 「和食 こんどう」 (2人で) 付き出し:ふぐの煮凝り、お造り:金目鯛(下田) 1300円、
関イサキ焼き 1300円、竹の子木の芽焼き 1100円、天豆塩茹で 600円、飛騨牛薄焼き お
ろしポン酢 1500円、飛騨牛八丁味噌 (サービス)大山地撮龍田揚げ 800円、生ビール2杯、
麦焼酎 @9000円
ケンイチさんにお願いしていたペンタックスカメラの私仕様操作が出来上がっている。ずっと前から。し
かし、いろいろあって受け取りが遅れた。5時、そのペンタックスカメラを持ってケンイチさん来宅。使い
方のレクチャーを受ける。ええっ!そんな難しいこと覚えられるかなぁ。「大丈夫です!ほら、図入りの
取説作って来ましたから」。ケンイチさんには教わることが多いが、こうゆう細かいことにも使う身になっ
て作ってくれるから感謝×5乗である。ありがとうございます!但し、明後日出発のタンザニアには使い
慣れたNIKKON持って行くけど。6時過ぎ「和食処こんどう」に行く。この店も昨年の6月開店して暫く
はヒマそうだったが、最近は馴染み客も出来て賑やかになって来た。結構なことである。いつも注文す
る飛騨牛八丁味噌を今日は止めておいたのだが、「ちょうど仕込んだところだから」とサービスで出して
貰った。ケンイチさんは「これでご飯たくさん食べられる!」。今日の話題はナゼか「民族と宗教」だった。
帰宅後、大学時代のギタークラブから依頼を受けていた原稿をヤッツケで書いて送る。ホロ酔いでね。
________________
3月 7日(木) 晴れ 今日も暖か
朝 アーモンド
今日は明日の出発に備えてパン焼きやら新歌舞伎座チケット売り出し(一番早いボーナス会員だよん)
やらがあるので、早く起きて備える。ちょっと待てよ。今回はコロコロのキャリーバッグもって行くから、
パン焼きは出発する明日でいいのか。そうしよう。午前中、昨日さぼった荷造り。何しろ今日の夕方宅
配会社が集荷に来てしまうから。関東地方にもPM2.5が来ているらしくて、空はどんより霞んでいる。
遅い昼 四谷アトレ 「TIKYO SOUP STOCK」 カレースープセット(チキンとトマトカレー、桜海老
とキャベツのクリームスープ、アイスコーヒー) 1100円
スーツケースを作り終わったら、パクパク日記2月3週の作成に取り掛かる。明日出発するまでに完成
させてアップしよう。明日は夜便なのでリムジンバスは止めて成田エクスプレスで行くか。全席指定とい
うのが厄介である。ランチ兼ねて四谷駅まで指定を買いに行く。ランチは久々のスープストックでーす。
夜 荒木町 「やくみや」 お通し:大豆とひじき煮、蕪サラダ 白トリュフ塩添え 700円、牡蠣フライ
9000円、スナップえんどうと独活のぬた 600円、茶碗蒸し湯葉餡かけ 800円、温麺 600円、
生ビール2、麦焼酎 数杯 @6千円
パクパクをほぼ作り終えたらもう8時過ぎだった。「やくみや」に行く。私がお勧めした「おちあい」に先日
行って満腹になられた由。レレレ、白トリュフ塩が商品化されている!蕪サラダに添えて食べるのか、
良さそうね、じゃそれ下さい。新鮮な蕪からイタリア・ピエモンテ州の香りがふわっとするわ。牡蠣も終盤
だからフライにしてもらおう。スナップえんどうと独活のぬたからは春を感じ、茶碗蒸し湯葉餡かけから
は名残りの冬。食べ物も冬と春を行ったり来たりだ。今日は疲れ過ぎているのか焼酎いつもの半分!
_________________
3月 8日(金) 晴れ 今日はもっと暖かい
朝 アーモンド
昼 四谷3丁目 「ガスト」 サラダ&コーンポタージュスープセット 313円、海老マカロニグラタン 418
円、ドリンクバー 208円
今日は出発日。朝からふすまパン焼き。ふすまパン焼きと言っても最初からパンを焼くわけじゃあない。
パンなんて作れないし。そうゆうの向いてないし。まとめて買って冷凍保存していたふすまパンをオーブ
ントースターで何度か裏返しながら焼いて水分を飛ばす。カビさせないために水分を飛ばすことが眼目
である。焼いたパン冷ましてから1日分纏めて真空パックする。その際には乾燥剤も入れてね。パン焼
き&真空パックを終えて「ガスト」でランチ。胃痛は治まったが、下痢は続いている。引き続き消化の良
いものを食べよう。メニュー見ながら悩み、サラダとスープ、グラタンという3点にする。すぐ空腹となる。
夜―1 成田空港・ANAラウンジ たぬきうどん(小)、稲荷寿司、ビール
パクパク2月3週無事アップし、6時に出発して東京駅へ。改札口の前でハッと気付く。昨日四谷駅まで
買いに行った成田エクスプレス指定席、家に忘れて来た!!!ガックシ!!! もう一度買い直した。家に
忘れて来ましてね、と呟くと売り場のお姉さんが、「それなら払い戻しできますよ・・・こうすればいいんで
す」。なるほど、帰国後にそうさせて貰おう。集合時間の約1時間前、午後7時40分成田空港第一ター
ミナル南ウィング着。カタール航空のシステムが故障したとかでチェックイン作業はすべて手書き、手作
業で行われていた。ANAと共同運行便だからラウンジもANAラウンジ。好物うどんチュルチュルっと。
夜―2 カタール航空 成田=ドーハ ビジネスクラス機内食(軽食) シャンパン、ステーキ、赤ワイン
搭乗開始時間は9時30分だったが、システム障害の影響かチェックイン作業も大幅に遅れているらし
い。37番ゲートで随分待たされ、飛行機に乗ったのは10時15分。離陸予定は10時半だから、テンヤ
ワンヤの騒ぎで搭乗が行われていく。2E席。パジャマが配られたので、早速着替え。ウエルカムドリン
クのシャンパンを飲みながら、隣席のビジネスマンと「出発しませんねぇ。成田空港って午後11時に閉
鎖されちゃうんでしょ?早く飛ばないと閉鎖されちゃいますよね」なんて心配しながら話す。そして11時
が過ぎた。アチャッである。これはダメそうと、アナウンスが無いうちにトイレでパジャマ姿から洋服にま
た着替える。ダメそうよ、飛ばないらしい・・・・あちこちで心配の声広がる。そんな中、客室CAがメニュ
ーを持って来て「夕食は何にしますか?」って。おいおい飛行機飛ばないらしいのに、食事ってどうゆう
こと?そんな時ようやくアナウンスが。残念だが飛べない。成田空港近くのホテル手配しているからそ
こに泊まってくれ。明日午後飛ぶつもりだ。すまん。食事して午前1時飛行機を降りる。イミグレにパス
ポートに「出国中止」のスタンプ。ビジネス席客は日航ホテルに連れて行かれる。馴染みホテルじゃん。
________________
3月 9日(土) 成田は晴れ
第1食 成田 日航ホテル成田「セリーヌ」 朝食ヴュッフェ
深夜チェックインして寝たのは午前2時半だった。エコノミー席客はエクセル東急ホテルに泊まったらし
い。6時に足が攣り、「ツムラ」の68を飲んでまた寝る。8時に起きてシャワーを浴び、8時半朝食へ。
今日はちゃんと食べよ。うどんがあったので、カレーをかけて食べる。ちょっとだけね。10時送迎バス。
第2食 成田空港・ANAラウンジ カレーうどん(小)、稲荷寿司
10時半集合してカタール航空チェックイン。昨夜直したらしく、システムは復旧していた。昨夜は13時
離陸と聞いていたが、14時に変更になった。昨日に続いてANAラウンジ。かき揚げ、山菜、きつねの3
種にカレーが加わった蕎麦うどんコーナー。昨日「今度着たらカレーうどんを食べよう」と決めた。まさか
翌日になるとは思わなんだが。カタール航空に乗ってみると、一夜できれいに掃除はされていたが、ス
リッパもパジャマもアメニティバッグも日本の雑誌もきれいに消えていた。ったくもう!って感じである。
第3食 カタール航空 成田=ドーハ ビジネスクラス機内食、持参のふすまパン
14時半テイクオフ。朝刊を読む。WBCで日本は台湾に逆転勝ちしたのか。日本アカデミー賞の主演
男優賞は阿部寛、女優賞は希木樹林。予想通りだ。世界のNOBU」が監修したというピリ辛スープや
チキンソティは今ニつの味であった。映画を2本観る。先ずは「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227
日」。ベストセラー小説の映画化で、乗っていた貨物船が難破して救命ボートでよりによってベンガル虎
と漂流することになった少年パイの物語だ。アカデミー賞では、監督賞(アン・リー)、音楽賞、撮影賞、
視覚効果賞の4部門を受賞しただけあって、見応え十分。多くの客が観ていた。「任侠減るバー」。テレ
ビドラマでもやっていたらしい。その劇場版で、どっちも主人公は草なぎ剛。評価が高い作品と聞いた
が全く面白くない。香川照之はこんな映画に出ないでほしいな。フルフラットになるからちょっと寝よう。
第4食 カタール航空 成田=ドーハ ビジネスクラス機内食、持参のふすまパン
第5食 ドーハ カタール航空ビジネスクラスラウンジ ジンジャーティとクッキー
2時間ほどトロトロと寝た。フライト時間約12時間、時差6時間。午後8時カタールの首都ドーハにトゥ
着した。夜のせいか存外気温は低く20度だった。カタール航空は、ビジネス客とエコノミー客をはっきり
過ぎる程差をつける。ビジネス客専用のバスでビジネスラウンジに連れて行かれ、エコノミー席に乗っ
ている添乗員には全く会えない。ま、会わなくてもいいんだけど。翌日の午前1時半キリマンジャロ行き
の連絡バスに乗るまでビジネスラウンジで過ごす。トイレに行ったり、着替えたり、本を読んだりしてね。
_______________
3月 10日(日) タンザニアは曇り 夜激しいスコール
朝−1 カタール航空 ドーハ=ダルエスサラーム ビジネスクラス機内食
カタール航空のダルエスサラーム経由のキリマンジェロ行き午前2時20分離陸。ビジネス席に座った
11名のうち7名が日本人客だった。食事?要らん。でも赤ワイン2杯チョーダイ。眠いのに眠れない。
ちっとも。寒いし。眠れないまま午前6時機内食食べる。メインはパスタにした。あら、美味しいじゃん。
朝―2 カタール航空 ダルエスサラーム=キリマンジェロ ビジネスクラス機内食
午前8時ダルエスサラーム着。以前の首都で、法律上の首都ドドマはあるものの、実質的な首都機能
はここにある。51人の客が降りて行った。他の客は待機。1時間後離陸してキリマンジェロへ。僅か1
時間のフライトだが、ここでも機内食。食べましたよ。パイの中身だけね。午前10時要約到着したぞ!
昼 アリューシ・ピクニックエリアにて ランチボックス
TIYOTAランドクルーザー・ジョン号
考えてみれば長い移動であった。一昨日の午後6時に家を出て、今日は早くも3日目の3月10日午前
中である。しかも時差6時間あるからね。でも、そんな感慨に浸る時間は無い。飛行機をタラップで降り
ると湿気を帯びたムッとする暑さ。しかもキリマンジャロは晴れているのにけむっていて見えない。イミ
グレではナゼか私だけ指紋照合が無かった。TOYOTAのランドクルーザー2台がお迎え。サファリの
ガイド兼ドライバーはジョン。2台のランクルに3人ずつ分乗。1時間ほどで昨夜宿泊予定だったアルー
シャのホテルに到着。ここでランチボックスをピックアップしがてらトイレ休憩。関空組2名は既にホテル
を出発してレイクマニヤラに向かっているらしい。暫く行ったキャンプでランチボックスを広げる。ここ以
前も来たことあるなぁ、4年前か。で、同じテーブルに座ると足元に猫が2匹いて狂喜乱舞。与え過ぎ。
インパラのオス ヒヒ(バブーン)の親子 マサイキリン
歌を歌ってくれるタンザニアの少年達 プールの向こうはマニヤラ湖 セレナロッジの客室
1時間ほどでマニヤラ湖を見下ろす「レイク・マニヤラ・セレナ・サファリ・ロッジ」に到着。ここで関空経由で来
られた札幌の新婚夫婦(と言ってもアラフォーに近いが)と合流。「すみませんねぇ、成田組昨夜到着出
来なくって」。3時半から今回の旅第1回のサファリドライブ。マニヤラ湖国立公園に入ると、ソーセージ
ツリーが出迎えてくれる。見ることが出来たのは、ヒヒ(バブーン)、インパラ、マサイキリン、イボイノシ
シなど地味系(本人が聞いたら怒る?)の動物ばかり。バッファローはかなり遠くにいたし。1回目はこ
んなんでいいでしょ。日暮れも近いし今日はこれくらいで帰りましょう。ホテルに帰ると激しいスコール!
夜 マニヤラ湖 「レイク・マニヤラ・セレナ・サファリ・ロッジ」 ディナーヴュッフェ、ビール(大) 5j、白ワイ
ン 6j、赤ワイン 6j
部屋近くのプール。プールサイドで賑やかなに演奏されていた音楽も激しいスコールで静かになった。
シャワーを浴び、蚊取り線香を焚いてから夕食へ。未だ雨が降っていて、部屋備え付けの大きな傘をさ
してレストランに向かう。真っ暗だから懐中電灯は必須。サファリは楽しいが、食事はどのホテルもヴュ
ッフェとほぼ決まっていて贅沢言えない。チーズとサラダをつつきながら、ビールをぐびぐび。インド料理
のサモサに被りついきながらワイン。部屋に帰って持参したウィスキーを飲んでいたら、うたた寝した。
_______________
【今週の振り返り】
先週日曜日から生涯初の胃痛を経験して動顚したが、今週になって何とか落ち着いた。金曜日からタ
ンザニアへの旅を控えていたのでハラハラしたが、何とか無事出発することが出来た。無事出発。のハ
ズだった。飛行機に乗ってカタール航空のビジネス席に座った。手荷物を収納し、アメニティのソックス
を履き、スリッパにも履き替えた。配られたパジャマ(Sサイズよ!Sサイズ)にも着替えて、シャンパン
に続いて赤ワインも飲んだ。ステーキも食べた。なのに、飛ばなかった・・・・。システム障害でチェックイ
ンに手間取っているうちに成田空港に閉鎖時間(午後11時)を過ぎてしまったということらしいのだが、
何ともオソマツな話ではないか。カタール航空はこの大幅な遅れ(15時間半!)のために、全乗客の朝
食付きのホテル代を負担することになった。乗客もほぼ1日遅れたために仕事や旅行やその他の用事
の予定が大幅に狂ってしまった。私達は旅程の2日目が無くなり、宿泊予定だったアルーシャホテルも
ドタキャンにガッカリしたハズだ。
長く飛行機で旅しているから、いろんな目に遇っている。最初のアクシデントはカナダのトロント空港だ
った。1974年のことである。当時ニューヨークの出版社に出向していた次兄とカナディアンロッキーの
ツァーに参加した。ニューヨーク・マンハッタンに事務所を構える日本人客相手の小さな旅行会社の主
催旅行だった。雄大なカナディアンロッキーの景色を楽しんで、あとはトロントでニューヨーク行きの飛
行機に乗り換えるだけになった時だ。エアカナダのオーバブックで大幅に席数が足りないことが判明。
20名いるのに、入手出来たのは僅か5席。仕事などでどうしても予定通り帰らねばならない人に5席
を譲り、他の人は翌日の午後便に乗ることになった。多くの客は諦めて空港内のベンチや床で仮眠し
始めたが、旅行会社の日本人社長は諦めない。エアカナダ職員を相手に、理路整然(かどうかは、エ
ヘヘ私英語わかんないんだけどさ)と激しく、しかしあくまでも紳士的に説明し、説得し、2時間(!)後
には、ホテルまでのリムジン代、その夜の軽食、ホテル代、翌日の朝食、空港までのリムジン代をエア
カナダ持ちで全員分獲得したのだ。タフネゴシエーションってあぁやるんだぁ!と若い私は深く感銘を覚
えた記憶がある。
ネパールから香港経由で帰る日、市内のレストランでサヨナラパーティをし、カトマンズの空港に向かっ
た。空港まであと5分という時添乗員の電話が鳴り、私達が乗る飛行機が来ていないことがわかった。
空港に行ってみると、カトマンズどころか、香港にも香港ドラゴン航空は着いていない。バングラデシュ
の首都ダッカから飛んでいないということがわかった。夕方チェックアウトしたばかりのホテルにそのま
ま戻って泊まり、翌日午後便で香港へ。香港でもスッタモンダの混乱が続いて香港空港近くのホテルに
もう1泊。結局成田には2日遅れで帰って来たなんてこともあったなぁ。
パプアニューギニアのポートモレスビーでは、早朝から空港で待ち、2時間遅れの飛行機にようやく乗
り込んでシートベルトを締めて暫く経った頃、機長からアナウンスがあった。「コンピューターが故障した
ので降りてね」。おいおい、暑い中飛行機までトボトボ歩いて乗ったのに、またあの暑い中歩いて空港
ビルに帰るのかい・・・はぁ。マウントハーゲン行きは7時間半遅れたので、その日予定していた観光は
パーになってしまった。村中の人が到着する飛行機を見に来ていたのが印象的だった。
他にも航空機に関するトラブル、アクシデントはたくさんあった。しかし、事故には遭っていないことを幸
運と考え、良しとしよう。さて、いよいよ明日から本格的なサファリが始まる。私の初サファリはボツアナ
のチョベだった。以来、サファリの魅力に引きつけられた。2度目のタンザニア。サファリの様子は次週
をお楽しみに。
もっとチキンくんちゃいニャ
* 未だ 2月 4週 を読んでいない方はここをクリックね