パクパク日記14年8月2週

             インスブルック滞在2週目はハダ寒いほどの気温であった!

     レッヒからの眺め ザルツブルグ祝祭劇場

8月 11日(月) インスブルックは降ったり止んだり  寒い! 1ユーロ=約141円

ブランチ オーストリア・インスブルック 「ペンツホテル」 (4人で) 高級朝食ヴュフェ 27ユーロ

  

インスブルック滞在2週目に入り6日目となった。昨夜ホテルでの夕食時、「豪華な朝食を食べに行きま

しょう。但し27ユーロ(約3800円)と高いから遅い時間に行ってブランチにしましょう」という相談が4

人の間でまとまった。朝8時からは「花子とアン」を観る。どこで観てもJSテレビでは日本と同じ時刻に

放送するのが面白い。9時半ロビーで待ち合わせて市庁舎ビルに併設されている「ペンツホテル」に行

く。インスブルックでは、滞在しているホテル・オイローパチロルが唯一の5ツ星ホテルだが、朝食は「ペ

ンツホテル」最上階のレストランが一番豪華。眺めもいいしね。珍しい南国フルーツの品揃え、26種の

ジャム(私は食べないけど)、りんごジュースだけでも3種、ボイルしたホワイトソーセージなどがあって

迷ってしまうよ。温かい卵料理は注文するシステムだがもう食べられまへん。昨年より3ユーロ高いぞ。

夜-1 ゼーフェルト近郊・マーティンさんのお家 (大勢で) クヌーデルと杏茸のグヤーシュソース、ア

ップルシュヌーデル、白ビール、ピルスナービール、赤ワイン 3杯   参加費 16ユーロ

  

         マーティン家には日の丸も           マーティンさん夫妻           料理中のマーティンさん

  

ブランチ後は解散してそれぞれが好きなように過す。私は恒例となっているデパートでの買い物。私が

着ているボーター柄のTシャツはほぼ全部インスブルックで買ったものだよん。他の店にも寄って洗濯

ハサミとか折畳み傘とか。夕刻中央駅に集合してM山君とYナセさんと13人で汽車に乗る。ガイド兼シ

ェフのマーティンさんのお宅に遊びに行くのだ。2年前も行って楽しい一夜を過した。あの時も雨だった

が今日も雨だねぇ。マーティン家の最寄り駅は今年からバスのようにブザーを押さないと通過してしまう

ようになったそうだ。ブザーを押す。あれれ~!マーティンさんも出迎えに来たのに列車は通過してしま

った。仕方なく次ぎの駅で下りて逆方面の汽車を待つ。今度は停まった。5歳と3歳になった男の子達

はさぞや賑やかだろうと思ったら今日は調子が悪くて休んでいる由。有志が参加して手伝ったマーティ

ンさんの料理クヌーデルと杏茸のグヤーシュソース。私らは食べるだけ。杏茸がシャキシャキと旨い。

雨は止まないし、帰路は上り坂なので私は駅まで車で送って貰った。歩いた皆さん、ごめんなさいね!

                  ________________

8月 12日(火) 雨のち曇りのち晴れ

朝 インスブルック・ホテル・オイローパ「シュトゥーベル」 朝食ヴュッフェ

 

  州立博物館フェルディナンデウムは紀元前からモダンアートまで様々な展示があってお勧め

            エゴン・シーレとクリムトの作品が1点づつある               古楽器の展示もあって面白い

今日はJALの御巣鷹山墜落事故から29年目になる。父が亡くなってすぐの事故だったからよく覚えて

いる。ということは、父が亡くなって29年ということなのだな。今朝の朝食はゆっくり。H田・K山姉妹とご

一緒して楽しくお喋りした。Sイチロー氏は食が細くて朝ご飯は食べないのだそうだ。JSテレビで「オー

プン・ズー」として知られる「シンガポール動物園」を特集する番組があって引き込まれた。是非行って

みたい!雨が止まないが州立博物館に出かける。多彩な展示があって十分に楽しめる博物館だった。

昼 インスブルック 「masi」 (1人で)トマトクリームスープ 4,8ユーロ、リゾットマシ風(スモールポ

ーション) 11,5ユーロ、スティルウォーター 2,5ユーロ 計チップ込みで20ユーロ

  

博物館を出ると斜め前に「masi」がある。日曜日営業しているし、空いているので毎年来ているレストラ

ンだ。昼ドキだがガラガラと思って入ってみたらビックリ!広い店内がほぼ満席じゃないか。やっと空席

を見つけても、スタッフが忙しくてオーダーするまでがタイヘン。この店にも旅行会社がお願いして日本

語メニューが置いてあって便利。ラーメン丼のような大きな器に入ったトマトクリームスープを食べたら、

スモールポーションで頼んだもののリゾットは半分残すことに。チーズがたっぷりで美味しいんだけど。

午後のビール インスブルック 「チロラービーラー」 出来立て生ビール試飲

  

  

鳥の羽根の説明をするPター・Mラス氏     ライオンに乗る見学者もいた     Pター・Mラス氏の剥製作品

午後2時半中央駅に集合したのはつきそいのU野君とYナセさんと12人。地元のビール工場見学(も

ちろん試飲付き!)に集まった人達だ。4台のタクシーで工場へ。インスブルックで一番小さなチロルビ

ールの工場だ。ビールの材料は、麦芽とホップと良い水。ここでは何も加えずにビールを作る。だから

常に冷蔵状態でも1ヶ月しかもたない。製造工程を見学して、さぁ試飲だ。アルコール分4%にも関わら

ず、何とも味わい深い旨いビールだ。ここでは、ビール以外にビール酢、ビールシュナップス、300本の

シングルモルトウィスキーを造っていて、そちらも試飲させて貰った。そこへ「ミナサン、コンチワー」と流

暢な日本語を話すオーストリア人の紳士が登場。同じビルの3階で仕事をされているMラスさんの義理

のお父さんだった。16年間日本におられたPターさんは「仕事に疲れたらここにビール飲みに来るん

だ」って。剥製製作者としてはヨーロッパチャンピオンになったこともあるそうだ。Sイチロー氏「是非剥製

見せて下さい」とお願いして皆でゾロゾロ3階にお邪魔することに。いやー、面白いねぇ。皆ハシャグ。

夜 インスブルック・イタリアン 「サッポリ」 (2人で) トマトサラダ 3,15ユーロ、スパゲティラグー 

8ユーロ、スペックルッコラ(トマトとモッツァレラと燻製ハムと生ルッコラのピッツァ) 9,5ユーロ、

生ビール小 2,7ユーロ×3杯づつ @チップ込みで20ユーロ

  

インスブルックから汽車に乗れば北イタリアまで30分。だからイタリア人も多く住んでいるのだそうだ。

市内に美味しいイタリアンが多いのもその影響なのだろう。そのイタリア人が通う店といえば、私も大好

きな「サッポリ」。何と7月1ヶ月は夏休みで休業していた、というイタリアっぽい店である。白ビールが旨

いなぁ。同行者は小食だから、2人で3品食べるのがせいぜいだ。スパゲティラグーはラグーがどっさり

なのに8ユーロと安い。何と言っても旨い!そして生ルッコラを乗っけたスペックルッコラ。ピッツァ生地

は薄くてパリパリ。8切れにカットしてね、とお願いしたから私らにも食べやすい。白ビールも旨かった!  

                    ________________

8月 13日(水) レッヒは雨 昼から曇り

朝 ホテル・オイローパ部屋食 香港ジェニークッキー、バナナ、「タニタ食堂」の味噌汁

朝から雨だ。ガックリ。朝食は部屋で味噌汁とクッキー、バナナでカンタンに。「花子とアン」の息子歩君

が死んでしまった。疫痢だって。私が子供の頃も赤痢と並んで疫痢が流行っていた。終日エクスカーシ

ョンのレッヒ参加者は8時半ロビー集合。Y田グループは14名中12名が参加。小型貸切バスに乗り、

西に向かう。付き添いはS良さんとH田さんだ。バスの中で、オーストリア、中でもレッヒがいかにエコの

取り組みに熱心かという日本の民放番組のビデオを観る。3年連続観ているが、何度も何度もCMを飛

ばしているうちに眠くなり一度も全部観たことが無かった。H田さん、毎年見せるなら編集して下さい!

  

      日本語のハーブの手引き             42歳のシェフがハーブの先生        ハーブを齧ってワインを飲む

空いている道をノンストップで走ったせいか1時間45分でレッヒに到着してしまった。それは良いのだ

が雨は更に激しくなっている。いつもなら、ランチを頂くオーバーレッヒ名門5ツ星ホテルブルグ・ヴィタ

ルのシェフがガイド役となってハーブ摘み散歩に出かけるのだが、今日は雨でホテル内でのハーブ講

座になった。ハーブで味が変わることを実感するために池の辺りで飲むワインは3種類用意されてテー

ブルで頂くことに。「これはキャラウェイで、こっちはヤロウというハーブ。ハーブを口にしてからワインを

ちょっと口に含んでみて下さい。ほら、味が変わるでしょ・・・」。「すみませーん、ここワインおかわり!」

って。もしもし、お客さん、飲み会じゃないんですけど。ハーブ講座後ランチまで豪華なホテルを見学。

昼 オーバーレッヒ・ブルグ・ヴィタル 「グリッゲラー・シュトゥーバ」 ルーカスさんの畑の野菜サラダ

 サーモンマリネ添え、2姐のチキン料理(フライとソテー) ほうれん草添え、パンケーキとバニラと

ベリーソース、カプチーノ 4ユーロ

 

    豪華なブルグ・ヴィタル

ハーブ指南役のシェフは、2008年オーストリア年間最優秀シェフに選ばれてこともある実力者。3年前

に初めて頂いたランチはビックリする程の美味しさだった。今年は昨年とほぼ同じメニューで美味しさも

ほどほど。以前の味をもう一度!である。ランチを頂いているうちに雨が止んだ!山を下りてレッヒに。

午後のお茶 レッヒ 「アールベルクホテル」のラウンジ エスプレッソ 4ユーロ

  

    雨にシットリ濡れたレッヒの町            19912人の王子とアールベルクホテルに宿泊されたダイアナ王妃

ハイキングをしながら山を下りる10名はH田さんと歩き始めた。それ以外の人は例年はロープウェイで

下りていたが、今年は6名とS田さんがバスで下りる。レッヒは12年前ヨーロッパで最も美しい村に選

ばれたこともあり、ヨーロッパ王室から愛されることでも有名な場所だ。バス組はリューフィコブフバーン

のロープウェイに乗って山頂に行く。晴れはしないが、雨のお陰でシットリしたレッヒの美しい町を眺め

られて一同大喜び。山を下りてダイアナ王妃が幼い王子達と宿泊した「アールベルクホテル」のラウン

ジに行ってみるとハイキング組がお茶していた。例年宿泊組もいるのだが、今年は全員日帰りである。

夜 インスブルック ホテル・オイローパ 「バロックザール」 グリーンサラダハーゼルナッツドレッシン

グ、サーモンステーキ トマトバター添え 野菜スティックセサミライス、レモンのムース キウイ添

え、生ビール大 5ユーロ、白ワイン 5ユーロ、赤ワイン 5ユーロ×2杯

  

「テレジアン・イエロー」の「バロックザール」でYナセさんのミニコンサート

  

毎週水曜日と日曜日の夕食はホテルのレストランでグループの皆さんと頂く。ここホテル・オイローパ

はインスブルック唯一の5ツ星ホテルだから、エリザベス女王、スェーデン王室始め各国元首が宿泊す

る名門ホテルである。ということは、ホテル内に舞踏会や大きなパーティが開かれる立派なホールがあ

るということ。マリアテレジアが愛した「テレジアン・イエロー」の壁に囲まれた「バロックザール」である。

借りると3時間で50万円ということだが、今夜はホテルのご好意で無料で食事場所として提供して頂

いたそうだ。それなら、と現地コーディネイト会社代表のMラスさんの夫人でガイドも務めるYナセさんの

ミニコンサートも。いくつもの顔を持つYナセさんの本業はフルート奏者。素晴らしい演奏で酒が進む!

                    ________________

8月 14日(木) 雨のち晴れ

朝 インスブルック・ホテル・オイローパ 「シュトゥーベル」 朝食ヴュッフェ、

昼 インスブルック・イタリアン 「サッポリ」 (1人で) 本日のスープ(トマトクリームスープ) 4ユーロ、

スパゲティラグー 8ユーロ、スティルウォーター 2,5ユーロ @チップ込みで14ユーロ

  

今日は北イタリアのブレッサローネに行く予定であった。5時半に起きたものの、何だか疲労感があっ

て気が乗らない。どうすっかなぁ。窓の外を見ると雨が降っている。電話した。「どうする?足痛い?じゃ

ヤメヨウか」。Y田さんから頂いたウェイクアップコールで、ドタキャンを詫びる。バッタリお会いしたS尾さ

んとO和田さんと朝食を摂ってから、部屋で絵葉書を書いたり洗濯したり。テレビを点けると放送してい

た「グレート・トラヴァース~日本百名山一筆書き踏破」という番組に釘付け。アドベンチャーレーサー

田中陽希さんが人力で移動しながら7ヶ月間で一筆書きで日本百名山を登るという無謀な計画を実行

しているのだよ。人力ということは南の屋久島から北の利尻島(予定)まで、陸は走って、海はシーカヤ

ックで。余りの凄さにひれ伏したくなった。私に出来ることは何だ。食べること・・・情けないが。あそこも

いいな、ここもいいぞなんて思っていたのだが足は自然「サッポリ」へ。今日も美味しく食べたのだった。

午後のお茶とおやつ ホテル・オイローパ 宴会場 ザッハトルテとコーヒー 参加費 6ユーロ

    

「サッポリ」は満席だった。買い物をしてホテルに帰る途中、S尾さんとO和田さんにバッタリ。「歴史散

歩」にいかれるそうだ。次にI山さんにバッタリ。こうして街中を歩いているだけで、いろんな方にバッタ

リお会いする。3時からホテルでのお茶会に参加。インスブルックを紹介した2つの旅番組を観ながら。

1つはYナセさんが案内役で、もう一つは何とPター・Mラスさんが出演。PターMラスさんは60分の

予定が「面白いキャラだ」ということで前編後編と120分番組になったそうだ。Yナセさんも挨拶された。

夜-1 インスブルック 「ピアノバー」 (4人で) サラダ、フィレステーキ小サイズペッパークリームソ

ース レスティ添え 27,8ユーロ、ビール大 4ユーロ、赤ワイン 3ユーロ 

@チップ込みで38ユーロ 

  

   宮廷フェスティバル

同じグループのM谷ご夫婦と4人で「ピアノバー」に行く。「ピアノバー」と言ってもBARではなく、黄金

の小屋根近くのステーキレストランだ。行く途中で、Y田チエちゃんとバッタリ会った。彼女とはセイシェ

ル&モーリシャスの旅で初めて添乗して貰ったが、それから何度も会っている。一昨日2度目のインス

ブルック添乗に来てベアホテル宿泊だそうだ。「またよろしくね」。「ピアノバー」はタイヘンな混雑ぶりだ

った。ようやく注文した。ここの料理は旨い。サラダもステーキも。皆さんに喜んで貰ってお勧めした身と

してはホッとする。黄金の小屋根下では毎夏木曜日夜恒例の「宮廷フェスティバル」が開かれていた。

夜―2 ホテル・オイローパ「BAR」 赤ワイン 2杯 @チップ込みで10ユーロ

  

ホテルロビーにバーがある。「1杯飲みましょうよ」と誘われる。と言う彼は1杯で終わったことが無い。

                    ________________

8月 15日(金) 晴れのち曇り時々小雨  69回目の終戦記念日  聖マリア被昇天祭の祝日

朝 ホテル・オイローパ部屋食 日清カップヌードルライト、香港ジェニークッキー

昼 ベルクイーゼルジャンプ台 「BERGISEL」 (大勢で) トマトのクリームスープ、杏茸ソース和え

マカロニ、スティルウォーター @チップ込みで20ユーロ

  

           オーストリアナショナルチームが練習中であった              昔はこんなスタイルで飛んだことも

  

    今週3回目のトマトスープ              杏茸のパスタ               選手はあそこから滑るんだ

今日815日は日本では旧盆の中日であり、終戦記念日である。しかし、キリスト教の国では聖マリ

ア被昇天祭。つまりマリア様が亡くなった日の祝日である。となると町の商店もレストランもお休みとい

うことである。こんな日はランチ付きのエクスカーションに参加するに限る。町のあちこちから見えるベ

ルクイーゼルスキージャンプ台。一度は行って下さい、あそこのレストランはお勧めですよ、とずっと聞

きながら一度も行っていなかったしね。昨夜夕食をご一緒したM谷ご夫妻もお誘いして8名で2台のタ

クシーに分乗してジャンプ台に向った。着いてみると、Mラス氏のお母様や他のホテル宿泊の方々もい

らして賑やかになった。入場料とケーブルカー代で9,5ユーロ。ほぉ、これが間近で見るスキージャン

プ台かぁ。おっ!選手が飛んで来た。オーストリアナショナルチームが練習中なのだそうだ。とても小さ

な博物館があり、スキージャンプ競技の歴史的変遷の写真などが展示されている。現在の飛び方にな

るまで、いろんなスタイルで試行錯誤して来たんだなぁ。高梨沙羅ちゃんの2位の記録はあったが、昨

年の優勝の記録は未だ無かった。Sイチロー氏は熱狂的ファンである。ケーブルカーとエレベータでジ

ャンプ台の上へ。ここから選手達は滑りだすんだね、と見下ろして足が竦む。レストランでランチ。スー

プとパスタを食べ終わって頃後部に座っていた男性集団が突如歌い出した。男性3部合唱。素晴らし

いハーモニー。それもそのハズ聞いて貰ったらスイスのプロ合唱団だと言う。色んな意味で大満足だ。

夜-1 インスブルック 中華レストラン 「広東」 2人で)ワンタンスープ 4,9ユーロ、小籠包 4,9

ユーロ、麻婆豆腐 14,8ユーロ、小白飯、もやし炒め 9,5ユーロ、鶏肉入り焼きそば 9,8ユ

ーロ、生ビール大 3、5ユーロ×2杯づつ @チップ込みで32,5ユーロ

  

  

ベルクイーゼルスキージャンプ台の見学とランチを済ませた後は二手に別れた。今日行われているア

ンブラス城祭りに行く組と真っ直ぐ帰る組。Sイチロー氏はお祭りに行き、私は帰り組と一緒にタクシー

に乗った。ホテルの部屋で本を読んでいたら、余りに寒くて念のため持って来たスパッツとシャツを着込

んだ。夕食は、「全く面白くなかった」と帰って来た城のお祭り組と「広東」へ。こんな祝日は非キリスト教

国の料理屋に行けば良い。この店はインスブルックサマービレッジ参加者の中では一番のリピート店と

聞くが、特に美味しいワケでもないし値段も結構高い。でもまぁ箸で食べられる気楽な店ということか。

夜―2 ホテル・オイローパ「BAR」 赤ワイン 2杯 @チップ込みで10ユーロ

  

午後9時過ぎホテルに帰り今夜もまたバーに行く。そして今夜も1杯では決して終わらないのだった。

あのー額のシワですけど、気をつけないとすっごく深く刻まれていますよ」。ふん!余計なお世話だ!

                    ________________

8月 16日(土) トップオブチロルは曇ったり晴れたり雪降ったり

朝 インスブルック・ホテル・オイローパ「シュトゥーベル」 朝食ヴュッフェ

    

     2900㍍から3165㍍までのリフト        ここが3210㍍の山頂           ボクは寒いであります!

5時半に起きてホテルレストランで朝食。お天気は悪そうだが、良化することを祈って中央駅に行く。U

野君のつきそいで、トップオブチロルに参加するのは5名。3つのホテルからの参加だ。参加費50ユー

ロ支払う。8時35分のバスに乗り、1時間10分後終点で下車。ここまで来るまで車窓からは美しい風

景を見ることが出来た。パスポートを提示すると5ユーロ近く安くなるんだよ。年を取るのも悪くない。6

人乗りのリフトで20分間。結構寒いですなぁ。着いたのはEisgrat。標高2900㍍である。高地に慣れ

るためにここでトイレ休憩も含め15分休憩。8人乗りリフトに乗って「晴れて来たじゃないの」と喜んでい

たが3165㍍の頂上駅に着いたら吹雪いていた。寒い!ここからは数十㍍キツイ階段を登っていくしか

ない。息が切れるのでハァハァとゆっくり進む。濡れた階段で滑らないよう手摺を掴むと凍っているでは

ないか。指がカジカム。吹雪だもんねぇ。もう止めようかなぁと言う頃、ようやく頂上に着いた。3210

である、Sイチロー氏が震えていた。撮影!パチリ。苦労して登ったが、5分で下りることにした。寒ッ!

昼 トップオブチロル中腹Eisgrat駅 「EISGRAT」 トマトスープ 4,3ユーロ、ウィンナシュニッツェル

 12,9ユーロ、カプチーノ 3,8ユーロ @チップ込みで23ユーロ

  

    午後から晴れて来た!

頂上から一つ下りた標高2900㍍のEisgrat駅にはレストランがある。ここでランチすることに。今週4

回目となるトマトクリームスープとウィンナシュニッツェル。両方ともなかなかの味だ。ポテトフライの殆

どはU野君へ、ウィンナシュニッツェルの4分の1はご一緒した方に食べて頂いて助かった。晴れた!

夜 インスブルック近郊ナッターズ村 「ナッタラー・ボーデン」 チロルの夕べ ウエルカムドリンク:生

ビール、赤ワイン、ミックスサラダ、鶏胸肉のハーブ包みパブリカソース 公爵夫人のじゃが芋と野

菜添え、フルーツサラダとアイスクリーム、生ビール大 4ユーロ

  

           アペリチフは気持の良い芝生で        Mラスさんのママも参加        クラフト観光局長はS良さんと踊る   

  

目まぐるしく天候が変わったトップチロルであったが、何とか山の全景も見えたし良かった。午後3時前

にはインスブルックに戻った。ホテルの部屋で絵葉書を書く。夜は楽しみにしていた「チロルの夕べ」。

毎年インスブルック観光局が、サマービレッジ参加者をご招待して下さるのだ。現在、ストラスブールに

140名、インスブルックには90名が滞在しているのだとか。宿泊付きで出かけている人を除いて約

80名がこのお招きに参加した。丘の上にある郊外のナッターズ村にバスで向かう。村の音楽好きの男

3人のバンドがいつもながらに迎えてくれる。今年は兎や山羊などの動物園が充実したようだ。ウェ

ルカム・ドリンクとチロル音楽演奏に続いて夕食会。もう20年以上務めていらっしゃるクラフト観光局長

や旅行会社ベテラン駐在員からの挨拶の後ようやく乾杯。民族衣装を着た若手添乗員の踊りや地元

バンドヨーデルを楽しんで夜は更けて行った。昨年、ナオさんのエアヨーデルがエラク受けたんだった。

                    ________________

8月 17日(日) インスブルックもザルツブルクも快晴!

朝 ホテル・オイローパ部屋食 日清カップヌードルライトカレー味、香港ジェニークッキー

5時起床。シャワーを浴びてから、部屋でそそくさと朝食。今日はザルツブルクまで遠出するのだよ。6

時半送ってくれるY田さんも一緒に3人で中央駅へ。付き添いは昨年と同じY田チエちゃんだ。彼女はド

イツ語が得意だから安心だ。同じホテルからはS尾さんとO和田さんの4人、総勢12人がザルツブル

グ音楽祭を聴きに行く。開演は11時だから昨年などは8時の特急で行けば間に合うのだが、今年は

工事中のため違うルートを通過する。普段の2時間が3時間かかるっていうワケ。7時05分発の列車。

  

  ザルツブルグ音楽祭は祝祭劇場大ホールで        ウィーンフィルハーモニー管弦楽団と指揮者リッカルド・ムーティ

長いトンネルを抜けると左右の車窓の景色が一変した。聳える山々、緑が美しい田園風景、大きな湖

もあってまさにチロルの世界を列車が走り抜けるのである。普段は4時間かかる各駅停車しか走らな

い南のルートらしいが、1時間余分にかかった分素晴らしい風景を楽しめた。予定より15分早くザルツ

ブルグに着くと、1汽車早く到着していたN田君とチエちゃんが手際良くタクシーに乗せてくれた。程なく

祝祭劇場大ホールへ。劇場の前でチケットは籤引き。6列目の左側の席だった。本日のマチネーの演

目はシューベルト「交響曲第4番・悲劇的」と生誕190周年を迎えているブルックナーの「交響曲第6

番」。演奏はウィーンフィルハーモニー管弦楽団、指揮者は昨年と同じリッカルド・ムーティである。昨年

は気がつかなかったが、今日は男女とも民族衣装でお洒落している人達が目立った。満席である。11

時開演。シューベルトはやや小さな編成である。シューベルトと言えば「魔王」とか「冬の旅」とか歌曲が

有名で、交響曲は「未完成」くらいしか知らないなぁという人もいるけど、ベートーヴェンを人生の師とし

ていたから作ったんですね、交響曲を結構たくさん。副題の「悲劇的」はシューベルトが自分で付けたそ

うだ。20分の休憩中にオケは大編成になり、ブルックナーが始まった。今年3月はアムステルダムのコ

ンセルトヘボウでブルックナーの7番をマリス・ヤンソンスの指揮で聴いたが、今日は6番だ。60分を超

えるエネルギッシュな演奏が終わると劇場内は大きな拍手に包まれるのだが、一方でさっさと帰ってし

まう数十人もいて「はぁ~」って驚いてしまう。こっちはそうなのよね。日本では決して見かけない風景。

昼 ザルツブルグ 「STIFTSKELLER」 人参と生姜のクリームスープ 6,5ユーロ、鮭を添えた杏と

ナッツのリゾット 19,9ユーロ、スティルウォーター 3,5ユーロ @チップ込みで32ユーロ

  

  

     美しい朝日が快晴を約束         インスブルック=ザルツブルグの南のルートは美しい眺め

コンサート後、素晴らしい晴天のザルツブルグの町を歩いて、修道院を改修したヨーロッパ最古のレス

トランに行く。昨年も同じ店だった。人参と生姜のスープと鮭を添えた杏とナッツのリゾットを選ぶと、S

イチローと同じチョイスでちょっとなんだった。S尾&O和田お姉様方はウィンナシュニッツェル。昨年私

が注文したウィンナシュニッツェルは食べられたモノでは無かったが、今年は改良したらしく美味しそう

だった。フリータイムはモーツアルトの生家やお菓子屋に行かれた方々と私のように本でも読んでブラ

ブラした人と。タクシーでザルツブルグ駅に戻り4時の特急列車に押し合い圧し合いでようやく乗った。

夜 インスブルック ホテル・オイローパ「シュトゥーベル」 人参と生姜のスープ、ボイルドビーフ クリ

ームほうれん草アサツキソース、コーヒーパフェ チェリー入れ、生ビール大5ユーロ、白ワイン 5

ユーロ、赤ワイン 5ユーロ×2杯

  

帰りの特急は指定席満席の上立っている人も大勢いて行き苦しい程だった。それでもO和田さんとず

っとお喋りして有意義な移動時間だった。午後7時10分インスブルックに到着すると、今日もY田さん

の出迎えがあった。夕食はホテルで7時45分から。音楽祭参加組4人でY田さんに今日の感想をお伝

えするカタチとなった。明日エクスカーションのアッヘンゼーは私パスしてホフガーデンに行こうっかな。

                    ________________

【今週の振り返り】

3回目の「ワールドサマービレッジーインスブルック長期滞在」は、3週目に入る来週水曜日に帰国の

途に着くから未だ2日ある。いま頃マトメに入るのはちと早過ぎるとは思うが、ここまでの感想をちょいと

記してみたい。

驚いたことが3つある。先ずは天候のこと。今日で12日滞在しているが、「晴れ~~!」って日はわず

か2日しか無かった。何ということでしょう、である。晴れることの多い夏のインスブルックで、イン川に

沿って散歩し、カフェでお茶を飲みながら北に聳えるノルトケッテや、対向するようなパーッチャーコー

ヘルの山々を眺め、ホフガーデン(宮廷公園)で黄色に塗られたベンチで本を読んだりうたた寝した

り・・・こんな過し方が気に入っていたのに、今年は雨が降る日が実に多いのだ。かと言って一日中降る

わけでもなく、朝晴れていたかと思うと昼過ぎから曇って小雨が降って来たり、逆に午前中は雨だった

のが午後から晴れたり。天気がくるくると変わる。そして寒い。これまでの夏は日向に出れば暑くて汗も

かいた。何度も洗濯したし、ホテルのランドリーサービスも利用した。それでも足りなくてデパートでT

ャツを何枚も買ったりもした。ところが。今年はどうだ。気温が低くて汗などかかない。洗濯はたまにす

れば良い。高い山用に持って来た厚手の長袖を毎日着ている。8月15日からはそれでも足りずにスパ

ッツと冬用の長袖シャツを着込んだ。こんな天気のお陰で、お気に入りのホフガーデンには一度も行っ

たことが無い。黄色のベンチに一度も座っていないのだ。

20年もインスブルックの観光局長を務めているクラフト局長は、「チロルの夕べ」に集まった皆さんの挨

拶に今年の悪天候の謝罪を織り込んだ。彼が悪いわけでも無いけどねぇ。クラフトさんは、傘を膝で折

って「こんなもん、こんなもん、明日から絶対必要ない天気にしてやるぅ!」というパフォーマンス(フリだ

けど)さえしてくれたのだよ。すると、翌日の8月17日の日曜日は、インスブルックもザルツブルグさえ

快晴!いま頃クラフト局長は胸をなでおろしているだろうなぁ。残りの数日も晴れておくれ!インスブル

ックらしい晴れた日々を取り戻しておくれ!

次のビックリは中東の人がどっと増えたこと。インスブルック中央駅や宿泊しているホテル・オイローパ

のロビーやレストランには髭を生やした中東の男性、頭髪を隠すヒジャブや背中まで隠すヒマールをつ

けた女性に毎日会うし、街中を歩いている時など目だけ出した真っ黒なアバヤを纏った女性を見かけ

ることもあるのだ。Mラス氏に伺ったところ、カタール、アラブ首長国連邦、サウジアラビアからお金持

ちの人々が長期滞在で訪れているのだそうだ。目的はズバリ「避暑」。ふ~んそうかぁ、避暑ってわか

るなぁ、あの辺ムッチャ暑いしね、と豚肉ソーセージを齧りながら、隣のテーブルで朝食を摂る中東家

族をぼんやり見たりするのだ。

カラダの線や髪や顔まで隠すあの禁欲的な布を脱いでしまえば、自宅で寛ぐ中東の女性はド派手な服

装を好むと聞いた。どんなに美人でもグラマラスなボディでもぜーんぶ隠しているのだから、そりゃぁい

ろんなものが溜まりますわな。家族しか見ていないのなら思いッキリ大胆なデザインで、目も眩むような

鮮やかな色彩のファッションを楽しんでいるのかもしれない。そう言えば、イスラム圏の大都会で見かけ

る女性下着の店のショーウィンドウは凄い光景だった。赤、ピンク、黄色、緑、紫、黒・・・原色の下着を

着るマネキンがずらーっと並んでいたよなぁ。あぁゆうの着ているのかなぁ。避暑に来ているインスブル

ックのホテルでは彼女達はどうしているのだろう。え?滞在しているホテル最上階廊下は自分の客室

の庭扱いらしい?目撃したことを決して言ってはならない?

3つ目はアジア最大国の更なるパワー。一部の国を除けば海外どこに行ってもアジア最大国からの大

グループと遭遇する。床に座ってお弁当食べる人がいたり、行列に並んでいても割り込まれたり、どこ

に行ってもトランプしていたり、大量に高級品を買い漁られるから日本人は店の人に相手にされなかっ

たり、まぁいろいろとあるのだが、インスブルックにももちろん大勢いらっしゃる。しかし、大勢いらっしゃ

るわりにチロル料理やイタリアンレストランで見かけたり、町を歩いていて出会ったりということはあまり

無い。その理由は、アジア最大国の方々がインスブルックに来られる目的が、どうもスワロフスキーだ

けあるようなのだ。インスブルック旧市街にはスワロフスキーの本店があるし、郊外にはスワロフスキ

ーの工場とテーマパーク・クリスタルワールド(ショップも併設)がある。旧市街の本店付近に午前中行

けば、「ここはアジア最大国か?」って感じの錯覚を覚える。それ程大勢の方々が買い漁る、モトイ大量

に買い物にいらっしゃるのだ。インスブルックのスワロフスキー売上げの4割はかの国の人々だと聞い

たことがある。ある一日の日程。早朝ドイツ・ミュンヘンを出発し、スワロフスキーで買い物、その後イタ

リアベネツィアに行って宿泊。これがよくあるアジア最大国の方々の旅だそうだ。彼らにとってここは「イ

ンスブルック」ではなく「スワロフスキー」なのである。「ワタシインスブルック行ったコトナイヨ。行ったノ

はスワロフスキーだよ」ってことだね。ついでに言えば、私が楽しみにしていたインスブルックのヴィル

テン少年合唱団は、現在かの国に招待されてアジア最大国公演旅行中であった・・・。え~ん。

                 ボクラも一緒に泣いたげる  え~ん!

             バックナンバーのトップへ         夢子倶楽部のトップに戻る

      インスブルック滞在の始まりは 8月 1週 をご覧ください。

      未だインスブルックにいることになっておりますが、ちょっと別の場所に

出かけて参ります。インスブルックの最後の週は帰国後9月18日には

更新予定です。