パクパク日記14年10月4週

           8泊9日の国内大旅行初日。大阪で転倒し大きなダメージ(涙)

     京都鷹峰 インターコンチネンタル大阪

10月 20日(月) 晴れ午後から降ったり止んだり       女性閣僚2名辞任

朝 無し

昼 銀座 「成富」 天ぬき 1080円、辛味大根付きせいろ(大盛り) 1080円+324

  

テレビでは朝から小渕優子経済産業大臣の辞任を巡っての報道ばかりでうんざり。「観劇会辞任」だな。

家を出てアイパッドの愛ちゃんでニュースをチェックしたら松島みどり法務大臣まで辞任。いわゆる「う

ちわ辞任」だわね。女性閣僚を4人と威張っていた安倍首相だが、こんなに早く2人が辞任するって任

命責任が問われるってやつだ。演舞場の昼の部に来たのだが、最初の市川右近の「俊寛」は観たくな

いので蕎麦屋の「成富」に直行。温かい蕎麦も冷たい蕎麦もどっちも食べたい私は妙案を考えついた。

温かい蕎麦種モノを天ぬきにすれば解決するではないか。それほどは食べ過ぎにならんし。昼の蕎麦

屋で2500円は高いランチだなぁと思っていたが初老男3人が酒盛りしていたのでいいことにしちゃう。

夜−1 荒木町 「ちゃわんぶ」 柿の白和え、鯖鮨、牡蠣のトリュフと太白胡麻油漬け  揚げ銀杏添

え、揚げ海老芋・自家製カラスミ・春菊の煮浸し、北海道ズワイ香箱、鱈の白子の吸い物、京揚げ

       の煮びたし、宮城A5黒毛和牛カツ、京揚げ味噌汁、握り鮨:〆鯖・スミイカ・コハダ・鰯・関鯵・巻き物・

       卵焼き、わらび餅)、生ビール、麦焼酎ダブルロック 4杯 2人で5万5600円

  

 

  

  

今夜はH社のHさん(こう書くと凄い!H社のHさん!ハハハ)と「ちゃわんぶ」で待ち合わせしてい

る。荒木町の細い路地を2つ越えて店の前に行くと、ちょうどHさんが店に入るところだった。2人目の

お子さんを出産して復帰された奥様とは1年ぶりかしら。荒木町界隈で人気ナンバー1の「ちゃわんぶ」

が「前半割烹&後半鮨屋」の2階制(というか何と表現して良いかわからない)になって2度目の訪問だ。

香箱の解禁は福井では11月6日。でも北海道ではもうOK.らしくて、生の香箱が出た。もうそうゆう季

節なんだなぁ。A5黒毛和牛カツと京揚げが入った美味しい味噌汁の後は、鮨屋に変身。「鮨処 のが

み」に行っても鮨は2〜3貫くらいいしか食べない私なのにこの日は4貫も食べてしまった。喰いすぎ!

夜―2 荒木町 「よつやこくている」 (5人で)ポテトサラダ、ナポリタンなど少しずつ、焼酎

食事の終わり頃、H口さんの携帯がウルサイ。元上司のO橋さんがこの辺りで飲んでいるらしくて2次

会の誘いが頻頻と。ってことで、O橋さんが待つ「よつやこくている」の別館へ顔を出すと、部下の方々

とご機嫌なO橋さんが。「ちゃわんぶ」であれだけ食べて来たというのに、夜中の酔っ払いは恐ろしい。

唐揚げやらポテサラやらはたまたナポリタンまで注文しているではないか!で食べちゃって。合掌・・・。

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10月 21日(火) 雨のち曇

朝 無し

昼 家食 卵とツナのトーストサンド、低脂肪ヨーグルト

遅い夜−1 銀座三越 老四川「飄香 ピャオシャン」 秋の飄香ディナー芙蓉コース1万800円(前菜

       6種盛り、上海蟹味噌入りフカヒレの姿煮、秋野菜と天使のえびの甘酢炒め 焦し唐辛子風味、帆

        立貝と白霊茸の煎り焼き 四川青山椒葱ソース、(蝦夷鹿スネ肉とジャガイモの煮込み→陳麻婆

        豆腐+小白飯に変更)、刻み唐辛子とカラカラ牛肉の和え麺、チョイスデザート3種から、中国茶、

        生ビール 2杯、紹興酒ボトル 5040円×2本 3人で4万6200円

昨夜の食べ過ぎ、飲み過ぎのツケは翌日の今朝ドカーンとおいでになった。お陰で午前中は極めて体

調悪し。真夜中のナポリタンはイカン!ヨッパラってからの焼酎ガブ飲みはイカン!反省しろ!はい。そ

れでも昼食は何とか食べて、午後は歌舞伎座に行った。歌舞伎座に入った途端、大S子さんとよく似

た後姿を発見。今日平日だし、よく似ただけの人かな。ダメ元で呼んでみる。振り向いたのはまさに大S

子さんだった。ガンバって3時で仕事を終えてお母さまと歌舞伎見物とか。お母さまとは初対面。いつも

お世話になっておりまして・・・。開幕ギリギリでマキ子が隣の席に滑り込みセーフ。1つめは「寺小屋」。

仁左衛門の松王丸、玉三郎の千代、勘九郎の武部源蔵、戸浪は七之助。仁左衛門の松王丸は今年7

月大阪松竹座で観たばかりだが、あの時よりずっと良い。7月は長い休演から復帰間もなかったから

かもしれない。この芝居泣かずに観れる人いるのだろうか。ボタボタと涙こぼれる。次は「道行初音旅

吉野山」の舞踊で、藤十郎の静御前と梅玉の佐藤忠信。ぐっすり眠れた。最後は先々代、先代勘三郎

が共に得意としていた「鰯売恋曳網」。鰯売猿源氏を勘九郎、傾城蛍火を七之助。勘九郎は先代勘三

郎のビデオを百回は観たのではないか。父が息子に乗り移ったような鰯売猿源氏で大いに笑った。舞

台がはねて大満足のマキ子と先月に続き三越に向う。今夜は老四川「飄香 ピャオシャン」。NHK「朝

イチ」でもお馴染みの井桁良樹オーナーシェフの店だ。今日はロクなものを食べていないし、気分が良

くなったから芙蓉コースを食べよう。前菜6種盛りからテンションが上る。上海蟹味噌入りフカヒレの姿

煮はちょっと肩すかしって感じだったが。メインは蝦夷鹿スネ肉とジャガイモの煮込みだったが、辛いモ

ノ好きの3人は麻婆豆腐が食べたい。変更して貰った。あっ、白いご飯んもね。三越最後の客となる。

夜―2 荒木町 「BAR NOTTE 生ビール

四谷3丁目でタクシーを下りて交差点を歩いているところで、「和食こんどう」の近藤さんとバッタリ。寝

るにはちょっと早いから1杯飲みに行きましょうよ、と「BAR NOTTE」へ。ちっとも反省していないよ!

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10月 22日(水) 雨

朝 家食 メンチ勝つふすまドッグ、オニオンスープ

昼 荒木町 「私の隠れ家」 おぼんのごはん(かりんとうとコーヒー付き) 1000円

朝から雨がじゃんじゃん降っている。どうも一日降るつもりのようだ。そんな中ランチを食べに外に出る。

一度だけ行ったことのある「私の隠れ家」に行く。ちょっと遅い時間であったが、カウンター1席を除いて

満席。狭い席にムリに座った。野菜中心小鉢が7つ8つ。それに味噌汁とご飯という構成のランチだ。

夜 荒木町 「松庵」 7千円の匠コース(熊本の栗と銀杏、金目鯛鮨と水茄子、昆布〆牡蠣の酒盗和

え、渡り蟹の寄せと松茸の吸い物、粕漬け白イカとカラスミ、鯖とカマスの焼き霜、アンガス牛鉄板

焼き、牛肉しぐれ煮と蓮根揚げ、松茸蕎麦、盛り蕎麦、和三盆の栗餡栗包み、お薄)、生ビール 2

杯、麦焼酎ボトル 2陣で2万4400円

  

  

  

  

夜になっても雨が止まない。夜はオジョーと「松庵」で待ち合わせている。前回A先生と食べたコースを

パクパクで見て「私も松庵に行きたい!」ってことで。今夜もご主人松丸さんは張り切っておられ、次々

と美味しいものが登場する。金目鯛鮨と水茄子なんて旨いの何の!吸い物の渡り蟹は真丈ではなく、

軽くまとめた「寄せ」。煮え花の蟹を歯でそっと食むとハラリと口の中で広がって蟹をしみじみ味わえる

のだよ。吸い地はやや濃い口か。箸休めのイカとカラスミ。白イカは粕に漬けてある。芸コマ。熟成され

たアンガス牛も食べ応えあり。今日の料理のテーマは「煮え花」と「熟成」でお菓子とお薄まで大満足!

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10月 23日(木) 東京も大阪も曇り

朝 無し

昼 舟町 「大陸」 野菜ラーメン 700円、味卵 100円

四谷3丁目に引っ越して11年半。この間、たくさんの店が無くなり、たくさんの店が出来た。住んでいる

マンションの真ん前にラーメン屋が2軒並んでいる。うち1軒は以前うどんを中心にした居酒屋だった。

少し北に行ったところには3軒のラーメン屋が並んでいる。その斜め前にあった人気ラーメン店の前に

はいつも行列が出来ていたが、数年前立ち退いた。そんな環境の中、一番地味なラーメン屋は真ん前

の「大陸」。特に美味しくも無い。なのに、ツブレルことなく、しっかり営業しているから不思議だ。何で?

夜 大阪・南森町 「焼肉万両」 あるパーティで 焼肉いろいろ、ビール、麦焼酎 会費 5千円

  

  

パクパク日記9月4週をアップしてから、ちょこちょこと旅支度。国内旅行の場合は10分以内で準備は

終了するが、今回は国内とはいえ、8泊9日の大旅行。しかも3地域、4ホテル、気温差もかなりある。

そんなことで旅支度には20分かかり、いつもリュックなのに今回は珍しくキャリーバッグを転がして行く

ことに。ANAで伊丹空港。空港から梅田に移動。梅田の新しい玄関口「うめきた」のグランフロント大阪

に昨年春オープンしたインターコンチネンタルホテル大阪にチェックインした。ロビーは20階だ。日本語

ペラペラのロシア人女性が部屋に案内してくれた。6時から南森町の焼き肉屋「万両」で某誌関西版創

刊20周年記念パーティが開かれた。あの頃の中心メンバーは全員東京が本拠地だが、この会のため

大阪に集まった。あらっ支社長だったクラちゃん久し振り!F井君相変らず痩せているねぇ。子供はもう

そんな年?病気はもういいの?起業して今は数十億円の会社に?あの夏はクソ暑かったっけ・・・席を

変え、お喋り相手を替えてアチコチで話が盛り上がっている。ふと携帯を開けてみると、明後日貸切を

お願いしている京都のお店から何度も電話貰っていることに気づいた。ご主人が倒れたとか、営業は

出来ないなんてことになったらタイヘン!慌てて賑やかな会場を出た。右手に携帯を持ったまま。入口

の段差が高かった。でも視線は携帯画面にあって足元を見ていなかったため、たたらを踏んで、そのま

ま歩道から車道に落ちて転倒!右半身、特に胸を強打し、右手は激しく摺りむいた。外にいた数人が

助け起してくれたが、手に握っていた携帯電話はまっぷたつに割れて、SIMカードなどは道路に散らば

った。転んだショックと痛みと急いで電話を掛けねばという焦りで暫く頭がパープリンに。助けてくれた

人がSIMカードを自分の携帯に入れて電話をするよう渡してくれた。え?明後日の確認だけ?がくっ。

    真っ二つの携帯。コードは千切れた。データ喪失。

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10月 24日(金) 

朝 インターコンチネンタル大阪 「NOKA」  朝食ヴュッフェ  

  

昨夜はあまりの痛みにロクに眠れなかった。8泊9日の国内旅行の初日に怪我をし、携帯電話が壊れ

てしまうという最悪の状態に頭も混乱。今日から「白子の会」の2年に一度の大人の修学旅行2泊3日

が始まるのだ。東京から今日4人が、明朝3人が京都にやって来る。私はその旅行の幹事なのだよ。

食欲ゼロながら、初ホテルだからと朝ご飯を食べに行く。食べたものは、スープとかお粥とか豆腐なん

てのばかりだけど。携帯を失って誰にも連絡出来ないと呆然とした頭にピカッと光るものが。アイパッド

持って来たじゃないか。マキ子にメールで事態を伝え、大人の修学旅行メンバーにも伝言を依頼した。

シャワーを浴びるのが一苦労だった。荷物持てないから、どうやって京都に行くか。電車は絶対ムリ!

昼 京都 「カレーカフェ Ryoukaku」 とり天九条ネギカレー 1188円、味噌汁、持参のふすまパ

      ン、アイスコーヒー 286

  

                     チョー調子悪いので、いつもの美味しさは無い     さよならピンクちゃん、白ガラケーに

大阪から京都までタクシーで移動するしかないという結論に達した。ちょっと息を吸うだけで、激痛が胸

に走る。肋骨ヒビが入ったかもなぁ。肋骨骨折の敬虔もあるが、折れてはいないだろう。ホテルに付け

ているKMタクシーの若ドライバーは「京都行ったことないです」。京都に着いたら病院行くか、携帯の

病院(ビックカメラとかDOCOMOショップとか)に行くか考える。病院に行ってもレントゲン撮って湿布

薬くれて「骨くっつくまで安静にね」と言われるのがオチだ。じゃ携帯優先。「スイッチが入らなければデ

ータを移行することは不可能です。機種変更で同じ番号とメアドは使用できます」。あぁ〜〜。涙。午後

1時に大S子さんと待ち合わせている「カレーカフェ Ryoukaku」に向う。「大丈夫ですかぁ。おケガさ

れたそうですけど」。「大丈夫じゃない」。それでもとり天九条ネギカレーと味噌汁を食べる私。自分でも

恐ろしい。荷物は全部大S子さんに持って貰って薬局へ。鎮痛剤入りの湿布を購入。次は四条河原町

DOCOMOショップ。この際スマホにするか考えたが、タブレットがあるからまたガラケーでいいや。  

夜 京都鷹峰・しょうざんリゾート 「わかどり」 (5人で) わかどり御膳特別コース(5130円) 前菜

盛り合わせ、鶏のスープ、お造り:鮭・イカ・鯛、松茸と鱧の一人鍋、名物鶏の唐揚げ、五穀まんじ

ゅう、焼き鳥2本、じゃこ飯・赤出汁・漬け物、マロンババロアと抹茶わらび餅(、生ビール、「兼八」

ボトル 2本 5人で4万3700円

  

  

  

今月4日にオープンした京都鷹峰ハーヴェストクラブまでタクシーで移動。洛北のしょうざんリゾートの

敷地内にあり、金閣寺より1`ほど北西にある。入口でポンちゃんと擦れ違う。徒歩で大徳寺まで散歩

に出たそうだ。部屋で大S子さんに買って来たばかりの携帯の登録などを手伝って貰っているうちに、

A先生とマキ子が到着した。千メートル掘ったら出たという温泉が自慢らしいが、こんなケガのカラダを

温めちゃあイカンね。温泉諦める。しょうざんリゾートの広い庭を歩いて、6時半予約している「わかど

り」に行く。掘り炬燵式のテーブルでも座るのにも一苦労。御膳特別コースは鶏のスープや唐揚げなど

味もなかなかで値段もリーズナブルなのだが、スタッフの応対のチグハグぶりには唖然。何を聞いても

即答出来ない。どこの鶏か聞くと、ちょっと待って下さいと聞きに行き、「兵庫県だそうです」・・・・。酒呑

み5人が集まったので、生ビールの後「兼八」ボトル2本を開けた。こんなに痛んでも酒は飲めるのね。

                     _________________

10月 25日(土) 快晴

朝 京都鷹峰ハーヴェストクラブ 「紙屋川」 朝食ヴュッフェ

    充実した朝食ヴュッフェ

昨夜はポンちゃんの部屋で2次会をやった。胸が痛くても「イテテ」と言いながら一緒に飲むんだ。途中

でマキ子が「眠い」と落ちて部屋に帰った。5時50分に起きて大S子は大浴場に、私は部屋でシャワー

を浴び、7時から朝食。なかなか充実したヴュッフェだった。早く寝たマキ子は寝ていたいと朝食抜き!

昼 京都 柳馬場通夷川 「プチレストランないとう」 豚の生姜焼きランチ(前菜:無花果フライと栗素

揚げ 蕪ソース、サラダ、メイン料理:豚の生姜焼き200g、豚汁、漬け物、ご飯、デザート、カプチ

ーノ) 2500円

  

  

チェックアウトまで自由時間。それぞれが、しょうざんリゾート内庭園の北庭や近くの源光庵に行ったよ

うだが、私は動けないので携帯の電話帳作成をしていた。タクシーを2台呼び、烏丸丸太町のハーヴェ

ストアーバンホテルに向かう。ベテラン運転手さんのガイドぶりが実に面白かった。「全国で一番お寺は

んが多い県どこか知ってはるぅ?愛知県や」。途中「めしや宮本むなし」の大看板を見て皆で笑う。運転

手さん「この店あちこちぎょうさんあるよ。旨いか?マズイ!」。アハハ。イテテ。ホテル着。おうおう、ホ

ーリー親子がいるではいか。真央ちゃん、久し振りね。ホテルのロビーにはR子が。これで8人全員集

合。これより「白子の会第4回大人の修学旅行」始まり、始まり。11時半予約している「プチレストランな

いとう」へ。民家を移築した蔵の大きなテーブルに座ると8人がピッタリ座れる。今日はご主人の内藤さ

ん近所のカジュアル店にお出掛けで不在だった。たくさんのメニューからチョイスに大いに悩んで2人

以外全部違う料理となった。私はやっぱり食欲がなくてね。ここまで歩いて来るのでやっとだったし。一

番ボリュームが少ないと思ったしょうが焼きが200gもあって、大きな豚肉が5切れもあった。2切れや

っと食べて、あとはホーリーと大S子さんに食べて貰う。10歳の真央ちゃん美味しい美味しいと完食。

夜−1 京都先斗町 「くしかんざし久」 お任せコース(大羽鰯の蒸し玉葱がけ、サロマ湖の牡蠣、渡り

蟹と鮑と天然もずくりんごシードル、自家製塩辛と生ウニ、焼き茄子と子持ち鮎の佃煮、名残りの

鱧、天然シマ鯵とゴーヤ・パイナップル・胡桃・玉葱など、宍道湖天然うなぎ蒲焼、原種海老芋の

       天ぷら、生湯葉と百合根すりおろし蒸し、鮑とウニ・うなぎ入りオム丼、漬け物、無花果コンポート)、

       ビール、麦焼酎ダブルロック 3杯 @2万3500円

  

  

  

  

午後私以外のメンバーは清水寺、二年坂、産寧坂の観光に行かれた。当初は5年生の真央ちゃんに

考慮して「京都映画村太秦」に行く予定にしていたのだが、真央ちゃんはずっと大人。そんなテーマパ

ークっぽいところではなく、京都らしい場所に行きたいというご希望で・・らしいよ。私はソロソロと胸に傷

に響かないようホテルまで戻り、3時チェックインのところ1時半には部屋に入れて貰えた。しかも預け

ていたキャリーバックや荷物は支配人が部屋まで運んでくれて。スンマセン。清水寺辺りはタイヘンな

人込みで、坂の上り下りも激しかったから「夢子さん、行かれなくて良かったです」って。夕食は先斗町

「くしかんざし久」を貸切予約している。一昨日この店から何度も電話があり、焦った私が転んでしまっ

たというあの店だ。久さんは実に手の込んだ料理を時間をじっくりかけて作る創作料理が多い。食材も

現地から直接取り寄せる逸品ばかり。そしてどれも酒が進む料理だ。こういった料理を果たして10歳

の真央ちゃんは食べるだろうか。なんてことは杞憂でありまして。例えば酒の友といえる自家製塩辛と

生ウニを「ふえっ!美味しい!」と目を瞑って味わう。りんごジュース飲みながら。しかも、「この爽やか

な感じは何を入れているんですか?」なんて隠し味を久さんに質問。久さんが繰り出す料理と共に、真

央ちゃんの反応が楽しくて進んでいく一夜になったのである。かぶら蒸しをお替りする程好きな私のた

めに時期的に早過ぎて作れないからと生湯葉と百合根すりおろし蒸しで代替料理が用意されていた。

夜―2 祇園 「弥す田」 焼酎など

    紗矢佳姐さんと真央ちゃん 

2次会は祇園の「弥す田」へ。皆で飲んでいると、そこへ芸妓の紗矢佳さんが登場すると、一気に盛り

上がった。小学生に祇園のお茶屋さんは芸妓さんは如何なものjかと、チラッと心配したのだが、これも

杞憂。全くモノオジしない彼女は取材メモを片手に紗矢佳さんから目一杯吸収していた。「正座の仕方

を教えてください」、「キレイなお辞儀の仕方を教えてください」・・・ここでも話の輪の中心は真央ちゃん

だった。紗矢佳さんも素直な方でこの場を心から楽しんでいるようで来て頂いて良かった。皆楽しそう。

                     _________________

10月 26日(日) くもり

朝 ホテル客室にて ランチパックとヨーグルト

昼 京都姉小路高倉 「ルナールブルー」 お勧めコースA(前菜、マッシュルームのクリームスープ、

岐阜産ローストポーク、アプリコットのタルトとマンゴシャーベット、アイスコーヒー、プチフール) 

@2700円

  

  

午前11時15分集合まで朝食を含めてフリータイム。早起きして京都御所の周囲を全部歩いた人もい

れば、朝食もホテル隣の「ガスト」だったり、真ん前の「マック」だったり。9時過ぎには歩いて二条城見

学に行かれた。私は食事以外はどこにも行けない。寝るという姿勢が痛むので、硬い椅子に姿勢よく

腰掛けるのが一番楽だ。お陰で随分電話帳が出来て来た。タクシー2台でランチを予約している「ルナ

ールブルー」に行く。一番客となった。ランチは2700円、4200円、5800円と3コースあるが、2700

のAコースでも十分にボリュームがある。スープとメイン料理、食後の飲み物はチョイス出来る。温めて

供されるバゲットが美味しいと皆バカバカ食べてお替り。私は食べないけど。R子は用件があってこの

まま東京に帰り他のメンバーは京都観光第3弾として伏見稲荷と東福寺に出かけられた。これで第4

回大人の修学旅行共通編終了。楽しかったね。私はアクシデントで食事以外つきあい出来んかった。

夜 御幸町三条上ル 「御幸町つばき」 1万2千円のわびすけコース(胡桃お粥玉〆いくら醤油漬け入

      り、鰆焼き霜・マグロ・生ウニ、松茸と鱧の吸い物、ほうれん草と柿ぶなシメジ胡麻ソース和え蕎麦

      の実がけ、鯖鮨と子持ち鮎焼き 酢ばす添え、のど黒小蕪金時味噌仕立て炊き合わせ、グジの皮

      揚げと新銀杏、百合根豆腐・鮑・とんぶり・菊花・もずく酢の物、(三重の秋刀魚馴れ鮨30年ものと

      豆腐の味噌漬け)、地鶏と松茸の炊き込みご飯、漬け物、赤出汁、アーモンドババロアとザクロ・シ

       ャインマスカット、栗きんとん)、生ビール2杯、麦焼酎ダブル 3杯 2人で35800

  

  

  

  

京都駅に行くR子のタクシーに乗せて貰って、大丸に行く。お礼の品をデパ地下で買って送った。それ

が終わったらまっすぐホテルに帰って大人しくしている。あ〜あである。皆帰ってしまったな。大S子さん

以外は。彼女は明日有休を取っているからもう1泊するのだ。彼女には金曜日のランチからお世話に

なりっぱなしだ。彼女がいなかったら、携帯の機種変更など出来なかったし、荷物を持って貰って本当

に助けて貰った。S子さん、ありがとねー!夕食は「御幸町つばき」へ。二番手の料理人が辞められて

調理場は料理長N村さん一人。オーナーの奥様がホールを手伝ってくれているが、てんてこ舞いの忙

しさらしい。11月の超多忙期までに誰か入ってもらわないとね。カタカナ会社時代の人もこの店に来ら

れているようだ。N村さん若いのにセンスも腕もいい。胡麻ソース和え大好きな味。グジの皮揚げ。パリ

パリした皮としっとりした身が旨いねぇ。地鶏と松茸の炊き込みご飯も最後の菓子まで十分な旨さだ!

                     _________________

【今週の振り返り】

年寄りにとって、転倒ほど怖いものは無いと言う。転んで大腿骨複雑骨折→長期入院→筋肉衰え運動

能力低下→寝たきり老人・・・って図式になるケースが多いらしい。足が悪いうえに、視力も衰えて足元

がよく見えないというのも老人が転ぶ原因になるようだ。私の親しい方も、それだけでは無かったが、

自宅で転ばれて骨折し、長く寝込んでおられるうちにどんどん衰弱されて行った。

そんなことを書いてから言いずらいが、私はこの8年半の間に3回も転んだ。それもかなり派手に。8

半前は、世界一の滝、イグアスの滝のアルゼンチン側ですっ転んだ。有名な「悪魔の喉笛」の近くだ。

滝に向うトロッコ列車に乗った途端激しいスコールに見舞われ、最後は雹ひょうまで降って来た。ようや

く雨は上がったが、トロッコを降りて滝まで歩く1、7`は鉄製の歩道は雨に濡れて極めて滑り易い。ず

っと十分に気をつけて歩いていたのだが、滝のゴーっという音が聞こえて興奮した私は、つい足元から

目を離してふり向いた。その途端にツルッと派手に転んだのだ。痛さに息が出来なかった。助け起して

下さった方が、何と日赤病院のドクターだったというのが不幸中の幸いで、「あぁ、これは肋骨折れまし

たねぇ」。長い旅の3日目の出来事で、肋骨骨折した上3日後には気管支炎も患い、地獄のような苦し

みを背負ってサンパウロ、アマゾン、ブラジリア、リオデジャネイロを旅したのだ。リオデジャネイロでは

リオのカーニバル決勝を数時間かけて一眼レフで写真撮りまくっていた。しかし、ムリに無理を重ねて

旅していたから、帰路カナダのバンクーバーに着いた途端に倒れてしまった。YUMEKO力尽きるって

感じであった。

2年数ヶ月前は、ベルリンですっ転んだ。ベルリンのリッツカールトンのロビーで。しかも「ユーロ2012」

のサッカー試合を観るための大型スクリーンを取り囲むように特別に作られたコーナーの横で。大勢の

人が横にいた。この時は両掌と両膝を大理石の床に強く打ち付けた。この時も痛さの余りに起き上が

れなかったが、大男のドイツ人が、軽々と私を助け起した。いらぬお世話だ!ほっといてくれ!ってドイ

ツ語で何と言うんだ。救急車来ても医者が来ても困るので、痛むカラダにバチバチと鞭打ってエレベー

ターに乗り込んだら腕を取って部屋まで連れて行ってくれた優しいおっちゃんもいた。ダンケシェーン。

私はこれしか喋れまシェーン。明日は観光なんて行けまシェーン。痛くて痛くて、数日足を引き摺って歩

いた。何で転んだのか?私もサッカー中継早く観たくて急いだから、柱の足が出っ張っているのに気が

つかなったわけよ。そう、私が馬鹿なわけよ。わかってまーす!

そして、今回の大阪。「悪魔の喉笛」転倒の経験があったから、肋骨だ、折れてはいない。たぶんヒビな

んてことも体験的にわかる。そんなこと知らなくてもいいのにね。

4回目が無いよう、十分に気をつけたいと思っております。何と言っても痛いのは自分だから。

    こんニャ感じで転んだわけよ

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    【私的なご連絡】

   そんなことで、私の携帯電話に入っていたデータがすべて消えました。涙。

携帯だけでやり取りしていた方には連絡の取りようがありません。

そんな方、私のメアドに携帯電話番号を添えてメールください。

よろしくお願いします。