アンブレラ革命ポスター パクパク日記１４年１１月３週
今年の「香港喰い倒し隊」はクリーム兄貴やテント村を訪ねた
クリスマス色の香港
アンブレラ革命ポスター
１１月 １７日（月） 晴れ
朝のおやつ 福岡・フランス菓子「１６区」のマロンパイ、お茶
昼 東銀座 「樹の花」 今日の特撰カレー：茄子とキーマカレー 1100円、季節のミニサラダとドリンク
セット ５００円
昨日「やくみや」さんで差し入れのお裾分けを頂いた。福岡にあるフランス菓子「１６区」のマロンパイ。
甘いものは好きではない私だが、これがメチャンコ旨い。ズシンと来た。ご馳走さまでした！歌舞伎座
昼の部最初の演目は失礼して、近所の喫茶店「樹の花」でランチ。この店はかつてジョン・レノンとオノ
ヨーコが来た店として知られている。特撰カレー：茄子とキーマカレーは辛くもなく、味もフツー。２つめ
は「井伊大老」。井伊直弼役は三十三回忌を迎えた松本白鸚が得意として役だが、今は息子の吉右衛
門が演じる。吉右衛門は映画「石榴坂の仇討」でも井伊直弼を演じている。お静の方を芝雀、昌子の方
菊之助。吉右衛門の娘婿やねぇ。昼最後は「熊谷陣屋」。熊谷次郎直実は幸四郎なので帰ることに。
夜－１ 荒木町 「の弥七」 ９０００円のお任せコース（焼きゴマ豆腐、自家製カラスミ餅、博多白イカ揚
げ、三段前菜：よだれ鶏・梨と腸詰め・白ハイ貝・さつま芋の飴煮・チャーシューなど、もずくのｌお椀、氷
見の寒鰤 辛味大根とねぎ巻、鯛のけんちん姿蒸し、黒酢酢豚とざくろ、自家製カラスミ茶漬け、漬物、
杏仁豆腐）、生ビール ２杯、麦焼酎「河童九千坊」 ２人で２万５６６０円
歌舞伎座を早めに後にして銀座「たちばな」に寄る。お見舞いを送り、香港のお土産を買う。帰宅して
からお歳暮の送付手続き。今年は３種類を送り分けした。現役時代１番多い頃は中元・歳暮それぞれ
１００件以上来て、週末しか家食しないひとり暮らしの身には有り難いより悩みの種でもあった。今はグ
ンと減ったけど、それでも一人では食べられないんだ。夜はSイチローと「の弥七」に行く。彼は飲み仲
間だが、会うのは何と８月のインスブルック以来である。あれからもう３ヶ月。あの旅行で会った人や行
った場所、食べたものなどちょっと懐かしく思い出しながら。６年振りの海外、行って良かったよね。今
夜の「の弥七」は自家製からすみが主役のようだった。餅に挟まれて、最後はお茶漬けの具として登場
した。辛味大根とねぎ巻と鯛のけんちん姿蒸しは「立派！」の一言である。黒酢酢豚とざくろが旨いね。
夜―２ 荒木町 「よつやこくている」 レーズンバター、焼酎
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１１月 １８日（火） 晴れ 高倉健氏１１月１０日死去 享年８３歳
朝 家食 「やくみや」ポテサラふすまドッグ、ミニわんたん、バナナ
昼 無し
夜―１ 荒木町 「四谷うえ村」 （３人で） お任せコース（生湯葉のこのわた蒸し、蒸しアワビの炙り、
あん肝ゼリーと奈良漬け、神奈川走水の鯖鮨、お造り：生うに・本マグロ・鯛・ボタン海老、白子と
松茸の吸い物、紅瞳（のど黒）の塩焼き、甘鯛聖護院蕪吹き寄せイクラのせ、海老芋と鴨と小松菜
の白味噌仕立て、せいこ蟹の浜茹で ジュレがけ、すっぽん雑炊、漬物、おこげ、アイス最中パッ
ションフルーツ、）、ビール、麦焼酎 ３人で７万５千円
俳優の高倉健さんが亡くなっていたことが発表されて大騒ぎになった。今日１８日だが、亡くなったのは
１１月１０日。既に告別式も終わっていると言う。１１月１０日と言えば、５年前の２００９年の同じ日森繁
久弥さんが、その３年後には森光子さんと元クレージーキャッツの桜井センリさんも亡くなっている。民
放のニュース、情報番組はもちろん、NHKも大々的に健さんの死を伝えていた。今夜は「四谷うえ村」
のコースを３人で。K之園さんとN尾さんとマンションロビーで待ち合わせて店に向う。東京に住んでい
る方でも「荒木町」の存在をご存知ない方かなりいらしてもったいないと思う。ここは飲食のラビリンスだ
ぜ。ビールの後、お二人は日本酒を、私はいつもの原酒に近い麦焼酎濃～い水割り。３つ目に出て来
たあん肝ゼリーには薄く切った奈良漬けが貼り付けてあった。何とも旨い。「植村さん、これお替り」と言
うと「これから他にも美味しいもの出しますんで暫くご辛抱を」。錦織クンの好物だとわかって更にブレー
クしたのど黒にもブランドがあるそうで、今夜は「紅瞳」という超高級ブランドだ。塩焼きにすると、脂がじ
わっと出て何とも旨い。海老芋と鴨と小松菜の白味噌仕立てはオリジナル料理だそうだ。満腹になる。
夜―２ 荒木町 「BAR NOTTE」 生ビール
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１１月 １９日（水） 快晴！ 昨夜安倍首相解散宣言
朝 家食 「やくみや」ポテサラふすまバーガー、コーンスープ、低脂肪ヨーグルト
昼 四谷三丁目 「サイゼリア」 とろとろ玉ねぎのスープ ２９９円、ほうれん草のソティ １９９円、青豆
のリゾット（スープ、サラダ付き） ５００円、ランチドリンクバー １０８円 計１１０６円
歌う猫ドラミちゃんの映像を観た。ホントーのところはわからないけど、そう言われてみれば、その曲の
ようにも聞こえる。こんな猫がいたら楽しくて旅行になんか行かれないな。昨日に引き続き健さん特集。
発表から時間が経過したせいか番組としても充実して来た。いかに愛されていた俳優だったかがよくわ
かる。ランチは「サイゼリア」。えっ、青豆のリゾットってスープ（お替り自由）とサラダついて５００円な
の！それだけじゃ足りなそうだから季節限定のとろとろ玉ねぎのスープとほうれん草のソティも食べる。
遅い夜 舟町 「おちあい」 おまかせ（醤油豆、こんにゃく煮、刺身盛り合わせ、揚げ銀杏、和風しゅう
まい、イカとごぼう天、いも鍋、うどん）、ビール（小）、麦焼酎 ＠４５００円
明日早朝家を出て香港に行く。旅支度（荷物の半分以上はお土産です。米、かりんとうとか）を終えたら
パクパク日記の作成に集中する。何とか１０月４週を今夜中に作り上げてアップしてから出発したい。
午後９時頃完成し、続いてアップ作業。ヨシヨシ順調。あとリンクを張ってと・・・・あら、あら、パソコンの
ナナちゃんの調子が・・・。５回ほど再起動したが事態変わらず。ックソ～～！！夕食抜き覚悟でここま
でガンバッタのに最後の最後で・・・ックゥ！もう１０時だが、腹立ちまぎれに「おちあい」で遅い夕食だ。
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１１月 ２０日（木） 香港は晴れ １香港ドルHK㌦＝約１１８円
朝―１ 羽田空港ANAスィートラウンジ きつねうどん、お稲荷さん、サラダ、ウーロン茶
朝－２ ANA羽田＝香港 ビジネスクラス機内食
昼 香港空港 「クリスタルジェイド空港店」 （３人で） 四季豆 ７５HK㌦、上海小籠包 ３８HK㌦、
紅油抄手 ４８HK㌦、担々麺 ５４HK㌦、きゅうりと山芋の和え物 ５２HK㌦、紅焼獅子頭 ７６
HK㌦、お茶 計３４０HK㌦（約６１００円） ＠２０４０円
前奏曲は軽めに
４時半起床。オジョーに「起きたからウェイクアップコールは要らんよ」とメールする。自分で起きられる
なら人に頼むなよ！って思うのですが、お願いしたということが安心感になりましてね、それで安心して
眠るから起きられるのであって・・・。予約した定額タクシーで羽田空港に向う。明日から３連泊だからか
羽田は大混雑。でも、この前からスターアライアンスのダイヤモンド会員に復帰したからチェックインは
スムーズだった。香港㌦への両替。ひえ～！３千香港㌦は５万４２２０円だって！去年は１５円以下だっ
たのに、今年は手数料入れたら１８円！ラウンジできつねうどんを食べていると、遅れていたオジョー
ようやく到着。自宅駐車場で愛車当て逃げされバックミラーがもげちゃったんだって。ひえ～！である。
香港までの機内食は和食を頼んだが、到着してすぐランチにする予定なのでつついただけ。去年より
食事の内容が良くなったような。フライト５時間、時差１時間、時間通り１２時５５分香港着。中部国際空
港から飛んで来るタカミちゃんと待ち合わせて「クリスタルジェイド空港店」で遅いランチ。今年正月ライ
スボウル祝勝会以来かしらね。夜もあるから昼は軽めに。上海小籠包空港店でもさすがに旨いわぁ。
夜 香港・コーズウェイベイ 「四川 雲陽 YUNYAN」 （５人で） 雲陽四式、口水鳥鶏、辛いワン
タン、海老チリ、水煮魚、乾煎鶏、麻婆豆腐、胆々麺、ホタテと干し貝柱炒飯、胡桃ケーキの餡子クレー
プ、ビール、紹興酒１０年３８０HK㌦ ５人で２０９０HK㌦（JCBで１０％引き） ここは私が
新人隊員と現地駐在員
空港からタクシーで香港島のアイランドシャグリラホテルへ。いつもよりタクシー代安かったような。日本
人女性マネージャーにご挨拶などして４８階へ。タカミとは隣同士だ。お茶を飲みながらお喋りした後タ
クシーで湾仔に向う。待ち合わせまで未だ時間があるのでタイムズスクェア１８階のバザールを覗いて
みる。タカミがエスカレータに乗りながらキョロキョロ。「いや～、今朝までいた山羊なんかいる環境とあ
まりに違うので戸惑っているんですぅ」って。山羊！午後７時待ち合わせの店「四川 雲陽」。いました！
いました！現地駐在員K岩と、今回から喰い倒し隊に「入隊」した若きM里ちゃん！去年のタカミちゃ
んに続く大型新人（カラダはスリムだけど）だ。明日やって来るR子は辛いものがからきし苦手。じゃ四
川料理は初日に食べよう、というのがここ数年のパターンだ。今夜は５人で四川料理を頂く。この店以
前は尖沙阻にあって、２００５年行ったことがあるぞ。確か陳健一さんの叔父さんが経営していたんだっ
た。辛くない料理から徐々に辛い料理へ。乾煎鶏なんか唐辛子の山の中から小さな鶏肉を捜して食べ
る。辛いものたくさん食べてヒリヒリする口の中は紹興酒のロックがジーンと染みる。喰い倒し始まる。
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１１月 ２１日（金） 香港は晴れ 長野県北部で震度６弱の地震
朝 金鐘 アイランドシャングリラ 「CAFÉ TOO」 朝食ヴュッフェ ３５０HK㌦（６３００円）
昨夜は夕食の後、M里ちゃんが運転するK岩号でホテルに送って貰い、スーツケースにお土産を積み
込んでオジョーと共に去った。オジョーは去年に続き、K岩邸に居候を決め込んだ。６時に起きてシャワ
ーを浴び、アイシャン宿泊組のタカミと私は午前７時から「CAFÉ TOO」の朝食ヴュッフェ。どうしてそん
なに早い時間からって思うかもしれないが、今日のランチはフォーシーズンズホテル 「龍景軒」だから
ね、早く食べてお腹空かせないとね。洋中日印韓の料理も魅力的だけど、何と言っても麺類の屋台！
昼 中環・フォーシーズンズホテル 「龍景軒」 （５人で） マッシュルーム入り蒸し餃子 ６９HK㌦、蟹
肉シュウマイ ６９HK㌦、海老ニラガーリックの春巻き ６９HK㌦、小籠包 ６９HK㌦、蒸しロブ
スターとスカロップの無視餃子 ５０HK㌦、アバロンとチキンのパイ ６０HK㌦、酸辣海老ワンタ
ンスープ １９０HK㌦、もやしと細切り野菜炒め １６０HK㌦、海鮮硬焼きそば、マンゴプリン揚
枝甘露 ６８HK㌦、ゼリーとお茶 ５人で３３００HK㌦ 皆さんは５００HK㌦、私は１３００HK㌦
フォーシーズンズホテル「龍景軒」はずっとミュシュランの三つ星を誇っている。土日の予約を取るなら
３ヶ月先でも取れない程の人気である。そんな事情もあって昨日私が乗って来た便で東京からやって
来る大S子さんとR子は泣く泣く「龍景軒」を諦めたのだ。１２時の待ち合わせなのに、道路がメチャ混
みでタカミと２人１５分遅刻してしまった。今日午前中仕事だったK岩も大幅遅刻。彼女を待つ間メニュ
ーを検討。以前より飲茶料理の数が減った。じゃ、端から端まで頼んでしまおうか、なんてランボーな結
論になりそうな時、ホテルマンは言う。「お客様、それもよろしいかと存じますが、１弾、２弾と分けてご
注文なさってはいかがでしょう」。さすがである。アドバイスに従ってそうしよう。春巻きはニラの香りが
「ん？」と感じだが、海老がギッチリ詰まってカリカリと旨い。小籠包も美味しいなぁ。アバロンとチキンの
パイは甘くてデザートのようだった。酸辣海老ワンタンスープは酸味が立ちボリュームがある。去年夜
食べて好評だったもやしと細切り野菜炒めは別モノのようで肩すかしだった。決めているわけでもない
のに食事はいつも海鮮硬焼きそばだ。マンゴプリン揚枝甘露は２階建てになっているからズルイ旨さ。
これが話題の看板猫「クリーム兄貴」。見物人が絶えない
これまでフォーシーズンズホテル「龍景軒」のランチは何度か食べて来たが、人数で割ると、アイシャン
の「CAFÉ TOO」の朝食ヴュッフェより安いのだよ。それは無いじゃないか。アイシャンも超一流ホテル
だけど、ランチが朝ご飯に負けちゃアカン！そう思って今回はたくさん注文した。その甲斐あって、よう
やく昼メシが朝ご飯に勝った！パチパチパチ。香港で最近人気の紅茶専門店TWGで買い物をしてか
ら、私一人だけタクシーでホテルへ。学生の座り混みやテント村の影響で迂回していいか、とは事前に
言われたが、その運ちゃん香港島の山の上まで行っちゃったよ。４５分８５HK㌦もかかったぞ！銅羅
湾に買い物に行ったタカミから電話。最近香港で入手困難なジェニークッキー今なら買える。直営店で
無いから高いけどどうする！買って買って。夜１人で尖沙阻まで一人で行くつもりだったが、オジョーが
迎えに来てくれた。ありがとう！「ホテルアイコン」近くのコンビニに行くと人だかり。人だかりの向こうに
クリーム兄貴寝ていましたよ！香港で大人気のコンビニ看板猫クリーム兄貴目当ての観光客が引きも
切らない。そうだ、大Ｓ子、R子こんにちは！香港にお先してます。これで喰い倒し隊フルメンバーだ！
夜 尖沙阻・ホテルアイコン 「天外天」 （１０人で） 海老真丈揚げ スィートチリソース、クラゲときゅう
り貝柱和え、海老胡麻付きレモンソース、クリスピーポークとチャーシュー、湯葉とちんげん菜銀杏
煮込み、白菜とパルマハム煮込み、チキンクリスピー焼き、スペアリブ梅と黒酢漬け、豚ミンチと塩
魚の蒸しもの、麻婆豆腐、白飯、卵白と貝柱の炒飯、揚枝甘露、ビール、白ワイン（ボルドー）２本
１０人で６２００HK㌦ ワインは私が ＠５５５HK㌦＋１２００HK㌦
クリーム兄貴の写真やビデオを存分に撮って気が済んだので、今夜のレストランに行く。レストランが
入る「ホテルアイコン」は香港理工大学が経営するというユニークなホテルで、ホテル学科、旅行学科、
デザイン学科などの学生が実習も出来るのだ。今夜はK岩の母校で最近皇族のお姫さまが通うK大
の同窓生ベンちゃん夫妻も一緒だ。夫人のユミちゃんは某女子美出身の超天然女子で楽しい人。ご飯
カメラの「りこさん」が入院中なので、代役のジーちゃん（GR）とアイパッド２台で料理を撮影し、料理をメ
モし、飲み、食べ、喋って・・・忙しい！昨今は皆さん料理の写真を撮る。今夜は４人カメラマンがいた。
K岩家の次女A実ちゃんも遅れて参加。ここの料理は蛋白でクセがなく上品だ。チキンクリスピー焼き
とチャーハンが美味しい。この店からの夜景は素晴らしい。帰りはベンちゃん夫婦と４人で帰って来た。
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１１月 ２２日（土） 香港は晴れ
朝 中環 「羅富記」 痩せ肉とピータンのお粥、油条
開店前から長い行列のジェニークッキー
PMQ中庭で真剣に打ち合わせ
中環の「羅富記」下の店前で９時前集合。７人でドヤドヤと「羅富記」に入って座り、全員同じ痩せ肉とピ
ータンのお粥と油条を注文。「痩せ肉」とは脂身がない肉という意味だそうだ。私も痩せ肉体質になりた
いな！やっぱり中華粥はこの店が１番だ！大Ｓ子とR子は近くのジェニークッキーの行列後ろに並んだ。
数えてみたら、開店３０分前なのに５０人近くが並んでいる。開店前からこんなに並んでも、人気の８ミ
ックスは品切れであるのは４ミックスだけ。しかも１人２個までという制限つきだったそうだ。その間私ら
はスタバでコーヒー飲んでほっこりしていた。全員揃ったところで徒歩組とタクシー組に分かれてPMQ
元創方へ。去年行った文武廟善徳宮のすぐ近くで、急な坂道途中にある。その昔孫文も通ったという
「中央書院」跡地で、警察の既婚者向けの官舎として使用されていた建物。それが近頃アート系クリエ
ーター達の情報発信スポットPMQ元創方として生まれ変わったのだそうだ。トイレも借りて有り難い。
昼 中環 「Ｃｈａｉｎａ Ｃｌｕｂ」 （７人で） 干し海老とニラの腸粉、春巻、焼き餃子、大根餅、小籠包、
海老餃子、紅手餃子（大きなニラの蒸し餃子）、ガイラン炒め、卵白と貝柱炒飯、揚枝甘露、お茶
７人で１７５０HK㌦ （ここは私が持ちましょう）
今日の昼１番良いものを着ろ！とK岩から指令がかかった。「上海灘」が経営する会員制の「Ｃｈａｉｎ
ａ Ｃｌｕｂ」でランチを摂るのだ。古い中国銀行のビルにある。入会金は１５万HK㌦（約２８０万円）だそ
うだが、私が宿泊しているアイシャンが法人会員。そのコンシェルジェから予約して貰うという賢い手を
K岩は使ったのだそうだ。あったまいい！食事場所まではエレベータを降りてから階段でえっちらおっ
ちら上って行かねばならない。昔、ここのバーに来たことがあったな。毛沢東の写真がドカーンとあった
りして食欲を失う。レストランの中は空いているし、「上海灘」らしい配色できれいだ。飲茶料理は特にど
うということもなく、フツーの旨さか。焼き餃子は珍しいと頼んでみたが、これもフツー。量が少ないから
満腹にならないのではと危惧したが後半の紅手餃子やガイラン炒めと炒飯のラストスパートが効いた。
午前９雇
夕方のおやつ ホライゾンプラザ 「Sift」 カップケーキ半分とコーヒー ２８HK㌦
夜 尖沙阻 「南海一号」 （１０人で） ポテト細切りフライ甘辛さソース、トマトときゅうりとクラゲ、カラ尖沙阻
リ唐揚げ、牡蠣かき揚げ、湯葉ロール、海老チリ、辛いチキン、レモンチキン、蟹と油条、麻婆豆腐、アスパ
ラ炒め、ロブスタースープの楊貴妃おじや、ビール、紹興酒 ３８０HK㌦×２本
＠６１０HK㌦＋７６０HK㌦ （紹興酒代は私が）
「Ｃｈａｉｎａ Ｃｌｕｂ」からエレベータで１階まで下りて来ると、その場で全員着替え。靴代えたり、上着脱い
だり（笑）。さーてと、次は香港島の反対側にあるホライゾンプラザのアウトレットだ。K岩号は金鐘パシ
フィックプレイスに駐車している。徒歩組４人とタクシー組３人に分かれたが、そのタクシーがいっこうに
来ない。３０分以上待っても来ないので、迎えに来て貰うことに。お手数おかけしました！大騒ぎで向っ
たホライゾンプラザだったが、皆なかなか買わない。私も買わない。円安で香港のアウトレットでも安い
と思えないというのが１番の理由のようだ。それほど欲しいものも無いし、ということで。今晩は尖沙阻
「南海一号」で大勢での夕食だ。ハンドルを取るK岩も大陸側の尖沙阻は不案内だから不安そうだ。苦
労してようやく到着。更に駐車場を探しに行かれた。エレベータの中でオジョーのテニス仲間N村君に
バッタリ。一年ぶりですね。窓側テーブルには、普段上海にいるK崎君。彼とも一年ぶりですね。ようや
く１０人集合して「かんぱーい！」。K崎一家勢揃いだ。この店は去年までミシュラン１つ星だったとか。
揚げ物が多いメニュー構成だったせいかあまり量は食べられなかった。８時からレーザーショーが始ま
ったが、今夜は曇り空のせいか美しく見えずに残念。ロブスタースープ楊貴妃おじや熱かったらな・・・。
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１１月 ２３日（日） 香港は曇り
朝 金鐘 アイランドシャングリラ 「CAFÉ TOO」 （７人で）朝食ヴュッフェ ３５０HK㌦×７
よく召し上がりました！「CAFÉ
TOO」 で元を取ったかもしれない６人
ホテル近く金鐘の官公庁の前のテント村は最大の規模。ゴミ一つない清潔さで観光名所化している
今日の朝食は、初の試みとして「アイシャン「CAFÉ TOO」で全員朝ご飯」。８時半集合だが、宿泊者が
遅れるわけに行かないので、タカミと私は１０分前に行って７人分の席を確保。もちろん、麺類屋台のす
ぐ近くだ。８時半全員集合！よーし、戦闘開始！と言いながら私は一番に音を上げて脱落。７位が決定
した。R子とオジョーもこのメンバーでは「少食」ということになっていて、箸が止まった。大方の見るとこ
ろ、タカミと大S子さんの決戦が繰り広げられると思っていたのだが、思わぬ伏兵が。新入隊員のM里
ちゃんが底無し胃を披露したのだ。汁緬野菜入り２杯、野菜と汁３杯！他にもいろいろ食べてぶっち切
りの優勝。タカミと大S子は、タカミがフレンチトースト３枚分を平らげて凄いラストスパートで２位となっ
た。タカミと大S子３位、K岩は４位だった。え？いつから食べ比べ競争になったかって。違ったっけ。
朝食で２５００HK㌦（４万５千円）払ったのは初めてだよ。それにしても満腹ですなぁ。腹ごなしに近くの
テント村まで行きましょう。行政長官選挙制度改革を要求して学生が中心に９月下旬から抗議の占拠
を続けている。今は香港各地に占拠場所があるが、最大のテント村はホテルのすぐ近くだ。学生は昼
間大学に行っているとかでテント村は静かだ。ゴミひとつ落ちていないし、臭いもしない。テント村の中
でレクチャーを行っている人もいるようだ。道路占拠しているからバスの運行などには支障はあろうが、
キチンとしたテント村を運営しているんだなぁ。今や観光名所ともなっていて観光客（私らも）がいたよ。
昼 無し！
午後のおやつ コーズウェイベイ 「満記」 胡麻汁粉あずき入り ２４HK㌦（Ｋ岩にゴチになる）
あれも食べたいこれも食いたいの満記スィーツ
当然の帰結だと思うが、今日の「池記」でのランチは無しとなった。あれだけ食べちゃあね。アハハ。そ
の代わりに皆大好きな香港スィーツの「満記」でおやつはどう？ということで午後２時フードコートに集
合。何とか何とか席を確保して「満記」スィーツを堪能。のち大丸のバーゲン組と足ツボ組に分かれた。
夕方のお茶 コーズウェイベイ 「COVA CAFÉ」 アメリカンコーヒー ６０HK㌦
夜 湾仔 「利苑」 （７人で） キュウリとニンニク和え ４３HK㌦、クリスピーポーク １７７HK㌦、北京
ダッグ３７６HK㌦、（上海蟹の味噌）、ミル貝のスープ １３２０HK㌦、海老と野菜炒め ３２２HK
㌦、ダッグ肉炒めとレタス １０８HK㌦、豆苗のガーリック炒め ２５２HK㌦、楊州炒飯 １７７HK
㌦、揚枝甘露 ３２HK㌦、温かい胡麻団子 ５６HK㌦、ビール、紹興酒 ３２０HK㌦×２本
＠５３７HK㌦＋６４０HK㌦（紹興酒は私が）
足ツボ組の私。これまで至福の時を過していたのだが、あまりの痛さに身をよじる。イタッ！イタッ！イ
タ～イ！！特に膝下はアーユルベーダでも痛くて泣いているが、ここの痛さも相当であるな。今夜の夕
食は何と何と第１１回香港喰い倒し隊の最後の晩餐となってしまった。来たばっかりじゃないの！って
思うけど既に４日もパクパクしたのだなぁ。ま、明日の朝食と昼食が残っているけど。今夜はゲストを交
えず、喰い倒し隊総勢７名である。混乱を避けるためか、K岩は既にコースを組んで貰っていた。やる
ね！好きなものばかりが出て来る。いいね！北京ダッグは豪華なわりに意外と安い。替わりしようか。
いいね！ところがダッグは売り切れだそうだ。ダッグが出て来たタイミングで、どうしても上海蟹（１９８
HK㌦）食べるぞ３人組は大いに焦っていた。タカミに上海蟹の味噌だけ貰った。いいね！大S子さん
は驚異のスピードで蟹を平らげてダッグ戦線に復帰した。今度一人１羽北京ダッグはどう？と提案して
みたが、｢他の料理が食べられないから｣とあえなく却下された。「利苑」は旨い。この店で唯一英語が
話せて頭の良いコニーさんが退社してしまい、以降はトンチンカンなサービスで困っていたのだが、ファ
ニーさんとトビーさんというかなり気が利く女性が入って現地駐在員K岩以下隊員は安堵したのだった。
だって、いろんな店に行ったが、隊員が一番好きな店は「利苑」湾仔店だから。香港喰い倒し、楽しい！
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【今週の振り返り】
初めて中国に行ったのは、３０年以上も前のことだったと思う。当時は、宿泊するホテルは現地に行っ
て初めて当局から指定されるという信じられない仕組みだったｊから、留守宅に残すメモも、〇日広州市
のどこかとか、〇日桂林のどこかなんて表現になっていた。入国する時は、カメラやビデオ、双眼鏡な
ど高そうな品物はすべて申請しなければならない。出国する時、その数がピタリと合わねばならないの
だ。少なければ「中国のどこの誰にやったんだ」と、多ければ「中国のどこの誰から託されたのだ」と厳
しく追及された。一緒に行った若い男子がぼーっとしていて申請しなかったために長い時間追及されま
くった。その間待たされる私らはいい迷惑だった。また、外国人観光客は人民元を使えず、現地の数十
倍もする値段をつけた品薄の専門店でしか買い物は出来なかった。トイレはドアが無いどころか、動物
園では青空の下浅い溝が掘られているだけで、溝にチョロチョロ水が流れていた・・・・。女子は夕食の
時しか水分は取らなくなった。昼のビール？とんでもない！
まぁそんな中国ではあったが、異文化に触れるという魅力はあったし、ジャイアントパンダに触れたり、
本場の中国料理を味わったりで楽しい旅だった。その時だ、当局の指定で我々グループのスルーガイ
ドになった国家公務員の女性が言った言葉。「あなた方、高倉健知っていますか。中野良子を知ってい
ますか」。「高倉健、中国で英雄です！！中野良子中国男性全員好きです！！」。ちょっと前の日本で
もはやった芹洋子の「四季の歌」。♪ 春を愛する人は心清きひと・・・を５番まで空で覚えて歌い、日本
語ペラペラの才女のガイド嬢であったが、その彼女が私達日本人に何度も熱を入れて話したのが、高
倉健さんと中野良子の話だったのだ。私達はカタカナ会社の２０数名のグループだったが、誰ひとり彼
女の熱弁の背景を理解できなった。
帰国してから、ガイドの熱弁は西村寿行原作の映画「君よ憤怒の河を渡れ」の影響だということがわか
った。この映画の主演は高倉健さんで、東映退社後の第一作だった。他に原田芳雄や中野良子も出
演していた。1976年に公開された映画は１９７９年中国でも「追捕」のタイトルで公開されて熱狂的な人
気を博した。あの文化革命後に公開された最初の外国映画であったという背景も人気に火をつけた大
きな理由でもあったと思われる。その映画を観て高倉健さんのファンになった張芸謀が監督をつとめた
「単騎、千里を走る」で高倉健さんは主演し、２００６年日本でも公開された。
高倉健さんを惜しむ声が絶えない。彼の人生や出演映画、人となりについての論評も多い。多くの映
画に出演した高倉健さんだが、私は東映時代の作品を一つも観ていない。どうしても任侠映画が好き
になれない。観る気にならないのだ。だから、「網走番外地」や「唐獅子牡丹」の歌も聴かなかった。退
社してからの健さんは良かった。私は「八甲田山」が好きだ。原稿〆切り日の夜中、健さんの台詞を真
似しながら雪中行軍歩きをして、メンバーの笑いを誘ったりもした。そんな健さんに一度だけ会ったこと
がある。まぁ偶然ということだが。大阪出張の帰りだったと思う。東京駅に着いて何かしていて最後の乗
客になったと立ち上がった時、帽子を真深に被った男性がグリーン車の後方からゆっくり歩いて来られ
た。高倉健さんだった。一瞬のことだったが、私の前をすーっと歩いて行かれた。渋さが滲みでたイイ男
だなぁとしみじみ思った。高倉健さん、本名小田剛一さん、ありがとう。享年８３歳。合掌。
香港喰い倒しのことは来週書きます。
俺クリーム兄貴もイイ男じゃにゃい？