パクパク日記14年12月3週

            東京で奥歯を抜かれた。京都の馴染みのホテルとお別れした

       京都新橋界隈 京都東寺弘法市

12月 15日(月) 晴れ 今日も寒い

朝 家食 「ポレポレファーム」ソーセージふすまドッグ、サラダ、オニオンスープ、「金の実」(栗)

   「金の実」(栗)だよん

昨日の衆議院議員選挙の結果はまぁ予想した通りだった。与党圧勝して共産党躍進、次世代の党(た

った2席)とか生活の党(ここも2席)の凋落が目立つ。元みんなの党党首渡辺喜美と民主党党首海江

田万里、次世代の石原慎太郎が落選。そうなって欲しいという人がそうなって納得。石原慎太郎は政

界引退するらしい。もっと早くそうして欲しかった。東京都知事になる前に!生活の党の小澤一郎と共

に昔ブリブリ言わせて威張っていた連中がいなくなってスッキリする。山形の「ポレポレファーム」の奥

山さんが手造りのソーセージを送ってくれた。茹でてふすまパンに2本も挟んでゼータクホットドッグ!

昼 無し!

午後のおやつ 「金の実」(栗)とお茶

夜 家食 どっさりキャベツと豚肉のスープ、玉子サラダふすまドッグ、ヨーグルト

  

午前中某社の営業ウーマンのO田さん。某所の会員制ホテルの退会手続きと某所会員制ホテル入会

手続き。何箇所にも住所と名前を書かねばならずメンドクサイ。それでも現住所は比較的簡単。長い住

所になる京都に住んでいたら飽き飽きしちゃうよなぁ。ドイツに行っている間、右下奥歯が時折りシクシ

クと痛んだ。週半ばから京都に出かけるので念のため歯医者に行った。アッサリ抜かれてしまってガッ

クリ。「今夜は酒は飲まないように!夜中出血するのがイヤならゼッタイ飲まないように!」と厳命され

た。仕方無い、今夜は無酒日だ。予定では、今夜は東京ドームで開催されるJXBの決勝戦で我がチー

ムが勝って社会人チャンピオン5連覇し、祝杯をあげるつもりだったが・・・準決勝で負けちゃったからな

ぁ。先日「酒月」で食べたスープがとても美味しかったので真似してみたがちょっと違ったわね。無酒日

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12月 16日(火) 雨  冬の嵐!

朝 家食 どっさりキャベツと豚肉のスープ、ふすまパン、「金の実」(栗)

昼 恵比須アトレ 「神座」(かむくら)ダイニング おいしいラーメン 680円+温泉玉子 100円

  

昨夜は今年初の無酒日にしたお陰で、夜中に抜歯した跡から出血しなかったが、代わりに3時まで眠

れなかった。今日は朝からドシャ降りだ。そんな中恵比須に出かけて行く。恵比須に行く度に前を通り

かかり、「いつか食べてみたい」と思っていた「神座」ダイニング。(かむくら)と読んで、大阪道頓堀発の

ラーメン店なのだそうだ。商品名が「おいしいラーメン」。これで美味しくなかったらどーするんだろ、と思

って注文してみた。脂っこくて甘いスープ。少なくても私には「あまりおいしくないラーメン」であったぞ!

夜 舟町 「おちあい」 おまかせ(大根と鶏そぼろ、イカ玉こんにゃく、刺身盛り合わせ、揚げ銀杏、和

風シュウマイ、ごぼう天、芋鍋、漬け物と雑炊)、ビール(小)、麦焼酎 @4600円

  

  

午後2時からアーユルベーダ。S戸さんのマジックハンドでドイツ旅と昨夜の寝不足の疲れを取って貰

った。京都の新幹線往復を「緑の窓口」でジパング倶楽部扱いで購入してから帰宅。夕食は「おちあ

い」で。いつも感心するのは、奥の座敷と小上がりに団体が入ると相当な客数になるのだが、「おちあ

い」のお父さんは慌てることなく1人でササッと料理を作ってしまう。段取りの良さの問題なのだろうね。

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12月 17日(水) 晴れ     爆弾低気圧の影響で各地に大雪

朝 家食 どっさりキャベツと豚肉のスープ、栗のお菓子

昼 新宿西口 「翠園」 翠園風担々麺 1200円、小籠包 400円、ウーロン茶 190円

  

月に一度の代々木の整体。以前は週一で行っていたこともあるのだが、今は忙しくて月一行くのがやっ

とだ。帰りのランチは小田急デパート上階の「翠園」で。翠園風担々麺だが、旨くも不味くも無い1杯だ。

夜 荒木町 「さかもと」(2人で) お任せ(ほうれん草のお浸し、氷頭なます、合鴨と蕪の摺り流し汁 

餅入り、お造り:マグロ・〆鯖・蛸・平目・鮭、助子と京野菜の炊き合わせ、寒鰤・牡蠣時雨煮・銀

       杏・卵焼き・チーズ西京漬け、白子とこのわた茶碗蒸し、蟹きぬた巻き・鰯とエリンギ・赤蕪酢の物、

       鶏と椎茸のちまき、りんごとキュウイ)、ビール 2本、吟香露(酒粕焼酎)3本 2人で2万130円

  

  

  

老いぼれナナちゃんパソコンの延命のため、夜A先生が来てくれた。必要な措置をしてナナちゃんが宿

題やっている間、夕食を食べに「さかもと」へ。A先生は初「さかもと」だ。コースの2品目に氷頭なます

が出た。氷頭は「ひず」と読む。鮭の鼻先の軟骨を薄く切って膾(なます)にすることが多い。合鴨と蕪

の摺り流し汁には焼き餅が入っていて「ちょっと早いけどお雑煮」だって。小さな金丸稲荷神社に隠れ

ているような「さかもと」だが、その日の予約でも、手間ひまかけた料理がささっと出て来て素晴らしい。

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12月 18日(木) 東京は晴れ 途中は吹雪 京都は晴れ

 ヨーグルト、栗のお菓子

昼 新幹線にて 「紀伊国屋」のオードブル、特茶、持参のふすまパン

    富士山の雄姿

この数日の大雪の被害が広がっている。北日本、北海道ばかりでなく名古屋にまで大雪をもたらしたら

しい。数十年ぶりの積雪だって。そんな日にたまたま新幹線で名古屋を通過する。東京駅を出発する

頃はポカポカ陽気。お日様が眩しい。やがて名古屋付近まで来ると一面雪景色。そして大垣・関が原を

通過する頃には吹雪となって車窓の外は何も見えない!ところが琵琶湖に近づいて来ると、何事もな

かったような晴天となって。冬の山陽新幹線で体験する不思議な景色の変化である。京都は晴れだ。

    あと2週間でクローズのホテル

夜 京都木屋町三条 「京都ネーゼ」 サラダと生ハム、ふぐ白子のソテー 1400円、山田農園の卵

オムレツと白トリュフ 2200円、きのこと和牛のラグーグラタン 1800円、タレッジョチーズソティ

800円、セコ蟹の手打ちパスタ 2000円、生ビール 1,5杯、赤ワイン(キャンティクラシコ)ボ

トル @2万230円

  

  

  

烏丸・丸太町のホテルチェックイン。長らく利用して来たホテルだが、宿泊するのはこれが最後だ。京都

最初の夕食は人気イタリアンの「京都ネーゼ」で。いつものオーナーシェフの森さんが料理する前のカ

ウンター席だ。毎日替わるメニューをジロジロと点検。よしよし、私の好物が並んでおるぞ。カロリーだ

のコレステロールだの脂肪だのと全く考慮することなく(おまけに炭水化物も!イカン!)、食べたいモノ、

好きなモノを注文。白子に白トリュフにグラタンに蟹のパスタ。赤ワインもボトルでグビッと。罰当るぞ!

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12月 19日(金) 京都は晴れ

朝 無し

昼 京都 縄手通新門前通 「Ryoukaku」 カレーチャーハンカレーがけ 1080円、粕汁+108円

  

    祇園白川新橋界隈が好きだ

今日も京都は良いお天気。こんな日ランチは是非カレーを食べたい。なーんちゃって。いつもの黒山椒

で有名な「原了郭」カレー店「Ryoukaku」に行く。ヒレカツカレー、とり天九条ネギカレー、カレーうどん

も食べたいが、カレーチャーハンカレーがけ。これまでカレーチャーハンは少な目でと注文していたの

に今日はうっかり忘れてしまった。というのはウソで黙っていた。えへへ。カレーをかけないのもあるよ。

午後のお茶1 祇園四条花見小路 「タリーズ」 コーヒー

夜 京都 祇園 「いふき」 2万円コース(先付け5品:鮑ふぐ白子ソース・琵琶湖鮎酢の物・煮蛸とほう

れん草・白和え・銀杏と蕪白味噌がけ、クエの炙り辛味大根、明石の鯛と生ウニ、ふぐ焼白子と胡

麻豆腐の白味噌椀、のどぐろの蒸し鮨カラスミがけ、海老芋こっぺ蟹餡かけ、焼きずわい蟹、のど

ぐろの塩焼き、和牛炙り焼き、野菜の胡桃和え、ふぐ唐揚げ 甘酢がけ、ふぐ雑炊と漬け物、洋梨

シャーベットと苺、アイス最中ココナッツアイス)、生ビール 2杯、「兼八」ロック 4杯 

@2万7860円

  

  

  

  

    大満足のコースだった!

ランチ後は、祇園の白川沿いを散歩し、四条花見小路にある「一力茶屋」を眺めながらお茶を飲む。

「一力茶屋」と言えば歌舞伎の人気芝居の一つ「仮名手本中心蔵」の七段目。ナンツタッテ「祇園一力

茶屋」の場と言うのだから。世の人々が主君の仇討ちすると期待しているのに、中心人物である元国

家老・大星由良之助(大石蔵之助)は一力茶屋に入り浸って豪遊三昧・・・そこに・・・なんていう場でね。

幕末には近藤勇や大久保利通、西郷隆盛も出入りしたと言われている。正式には「一力亭」と言うらし

い。赤壁に犬矢来が巡らされマコトに絵になる建物である。四条河原町にあるお気に入りの本屋で、お

気に入りの作家の著作を調べてドッサリ購入。重くて持てないので自宅に送る。夕食は、昼間行って来

たばかりの祇園にある「いふき」。今私が一番のご馳走と思っているお店だ。フンパツして2万円のコー

スを予約してある。どの料理も素晴らしく美味しかったが、中でもふぐ焼白子と胡麻豆腐の白味噌椀は

「お替り!」を10回叫びたい程の旨さだった。これまでいつも行っていた「弥す田」にはもう行かない。

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12月 20日(土) 京都は雨 夕刻から曇り

朝 無し

昼 京都 富小路四条上ル 「麺屋虎杖」 カレー胆々麺小海老天 1000円

  

東京築地にある「虎杖」(いたどり)裏店のカレーうどんが大好きである。以前歌舞伎座を抜け出してカ

レーうどんを食べ、また劇場に戻ったこともあった。京都にも「麺屋虎杖」という名前の「虎杖」の支店が

あり、カレー担々麺が人気である。激しく雨が降る中、それを食べに行く。目当てのカレー担々麺の他

に普通の担々麺、カレーつけ麺、それにご飯と唐揚げをセットにしたメニューもあるが、カレーうどんは

今お休みとか。小海老のトッピングを注文。ズルズル。ナルホド、担々麺でもあり、カレーでもあり・・・。

夜 京都 柳馬場通夷川通り 「はふう 御所南店」 2014ロイヤルクリスマスディナー8500円(つぶ貝

のブルギニョン風、焼き海老とほうれん草ムース フィアグラのブリュレ、白身魚とズワイ蟹クリーミ

ィパイ包み、クラムチャウダー、サラダ、極上フィレステーキ、ご飯、肉カレー、漬け物、味噌汁、ク

リスマスデザート)、生ビール 700円、赤ワインボトル(ボルドー・シャトーレイソン) 7000

  

  

  

雨は止まない。冷たい雨である。こんな日の京都の過ごし方は迷う。チラッと考えた末、ランチの後は

高島屋に行くことにした。お陰で散財した。夕食は肉!「はふう」の御所南店だ。近くに本店もあり、ホテ

ルから歩いて10分位。2度目なのに迷って予約時間に5分遅れてしまった。そんなつもりは無かったの

だが、勧められるままにクリスマスディナーコースを注文。サラダとステーキだけで良かったけど。カウ

ンターに座って赤ワイン飲んでいたら、女将さんに言われた。「つい先日夢子さんのこと主人と話してい

たんですよ。そしたら予約入っていてビックリしましたわぁ」って。たった1度一人で来ただけなのに、ど

うしてご主人夫婦が覚えていたのだろうか。ホテル夜勤のお二人の差し入れに揚げ立てのカツサンド。

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12月 21日(日) 京都は晴れ   アメリカがキューバと国交正常化へ

朝 無し

昼 京都 河原町二条 「鳳泉」 焼売 540円、炒麺 755円、スープ 165

  

国交を断絶していたアメリカとキューバが歩み寄って正常化するらしい。キューバには2度行ったこと

があるが、国交断絶だからアメリカ人は直接キューバに行くことは禁じられていた。どうしても行きたい

人はカナダ経由とかメキシコ経由で行くのだ。入管はパスポートにスタンプ押さないからバレない。そん

なキューバからアメリカ、特に距離的に近いマイアミなどは亡命して来たキューバ人だらけ。リトル・ハ

バナなんて街もある。マイアミの空港からはキューバ人限定でキューバ直行便が出ているという不思

議もある。カストロさんも疲れたのだろうか。ランチは「鳳泉」で中華。あれもこれもと今日も食べ過ぎ。

  

           毎月21日の東寺弘法市。12月の「終い弘法」はもの凄い人出だった!

毎月東寺境内で行われる弘法市。12月は「終い弘法」(しまいこうぼう)と呼ばれ、正月商品なども揃う

ことから凄い人出となる。焼売に入っている慈姑をシャキシャキ食べながら、気がつく。「今日21日じゃ

ないの!弘法市じゃないの!終い弘法じゃないの!」。東寺に近づくと恐ろしい光景が。もの凄い数の

人々が東寺から出て来て、同じくらいの数の人々が東寺に吸い込まれて行く。これはタイヘンだ。並ん

でようやく境内に入ったものの、あまりの混雑に身動き出来ない。ようやく動き出すものの、左右にある

店を覗くなんてムリ。さすがは「終い弘法」だわ。それでも耐えているとようやく奥の方に辿りついた。こ

こで偶然飛び込んだ店に気に入ったものがあり、4枚も買っちゃった。お参りを済ませて早々に退散。

夜 京都 御幸町三条上ル 「御幸町つばき」 (2人で) お任せコース(柚子釜の胡麻豆腐生ウニの

せ、寒ブリとマグロ刺身辛味大根、海老と百合根の蕪蒸しお椀、煮穴子の温かい鮨 半熟卵と青

さをかけて、のどぐろ塩焼き、牛肉カツと雲子クリームコロッケ チーズ入りポン酢ソース、揚げ海

老芋の蟹餡かけ、ふぐブツポン酢、鯛とカラスミの炊き込みご飯・赤出汁・香の物、牛蒡プリンとフ

ルーツ、柚子葛焼き)、生ビール 3杯、麦焼酎ロック 3杯  2人で35700

  

  

  

  

早くも京都最後の夕食となった。今夜は先月末で職場を去ったY子さんと一緒。まぁいろいろあったの

でしょうけど、とにかくお疲れさま!今夜も若き料理長は張り切ってご馳走を用意してくれていた。私の

好きなものばかり!のどぐろ脂のっていますねぇ。雲子クリームコロッケ何て美味しいんでしょ。揚げた

海老芋に蟹餡かけなんて3杯くらい食べたいぞ。2人で満腹になり、Y子さんの健闘祈ってお開きに。

                     _______________

『今週の振り返り』

烏丸通り丸太町にあるホテルの会員になったのは、平成8年3月のことだ。パクパク日記によると・・・。

それまでは日航プリンセスホテルやハイアットリージェンシー、ホテルオークラ、足を伸ばして比叡山に

ある「ロテル・ド・比叡」、一度は名旅館の「俵屋」などに、その都度探して予約して滞在した。ま、それも

ホテル好きには変化に富んで良くもあったが、馴染みのホテルが欲しいという気持にもなっていた。そ

んなことで軽井沢にあるホテルの会員に続き、京都のホテルの会員になった。

京都にシッカとした足場が出来たら、当然のように京都通いが始まった。それまでは年2,3回だったの

に、平成10年からは年6回、ここ2年は年7回京都に行っていた。年7回というと、1回で4泊するから

年間京都に28泊。約1ヶ月は京都に滞在していたことになる。通うからには目標が欲しい。「寺社仏閣

倒し」なんてことには決してならず、「京都喰い倒し」とするところが、いかにも私らしい。もっとも京都の

寺社仏閣有名どころは既に何度も行ってしまったということもあってね。

烏丸通り丸太町という立地は、いつも割り当てられる客室601号室や602号室から京都御所(京都御

苑というべきか)を見下ろすことが出来るのだ。ゼータクである。眺めも良いが、京都御苑がすぐ近くと

いうメリットは花見や散歩に最適ということだ。2月には御苑の梅園が見ごろとなる。蝋梅に続いて、白

梅、紅梅が満開になる。その梅が終われば、桃。濃いピンクが可愛い。そして次は桜!京都御苑に桜

は多いが、北側の近衛邸周辺にある枝垂れ桜が見事だ。桜の季節の京都は凄く混雑する。混雑を避

けて早めに京都行くなら、早咲きの桜を。その点、京都御苑や祇園白川沿いの桜は早く咲いてくれて

感心な桜なのである。

何年も何度も通ううちに、ホテルのスタッフとも顔馴染みになる。滞在する時は、必ず手土産を持って行

く。皆さんにゆき渡るよう数の多いお菓子を選ぶ。夜勤は2人。眠いのにタイヘンだから差し入れをする

よう心がけていた。夕食を摂った店によるが、炊き込みご飯やおにぎりやカツサンドなどね。揚げ立て

のカツサンドはことの他喜ばれた。

そんなホテルが、15年1月3日をもってクローズすることになった。涙。私だけでなく、ホテルを利用した

友人知人達が誰しも惜しんだ。「あんなに便利な場所にあって使い勝手が良かったのに」と。利用者が

そう嘆くのだから、スタッフの皆さんの寂しさはいかばかりか推測できる。今回の滞在中にスタッフの皆

さんの異動先が次々と明らかになった。半分の方々は京都鷹峰に出来た新しいホテルだが、残り半数

は伊豆の伊東や信州の蓼科、鬼怒川などバラバラ。関西を離れることになって不安だという人もいらし

た。ホテルクローズと見知らぬ勤務地への異動で皆さんタイヘンだ。チェックアウトは月曜日だが、厚い

感謝と共にホテルを去ろう。ありがとう、これまで!大涙。

祇園のお茶屋「Y」に初めて行ったのは、平成8年の1月だった。先斗町の「久」さんで食事をした後、

H社のO橋さんに連れて行って頂いたのが最初だ。以来、約7年京都に行く度に寄せて貰った。たい

がいは1人だったが、友人達とも一緒に行った。観光客に大人気の花見小路にあるお茶屋さんに出入

り出来るのは嬉しいことだ。絨毯が深々敷かれたカウンターバーも良いが、雪見障子がある四畳半の

炬燵も情緒満点だった。ところが。いつも「夢子はん、お帰りやす!!」と温かく迎えてくれたY子ママ

が11月末をもって「Y」を辞められた。詳しいことはよくわからないが、Y子ママがいない店には行きたく

ない。今後一切行かないことにした。10月末に大勢で行ったのが、「Y」の最後となった。これもとても

サビシイことであった。涙。

馴染みのホテルと馴染みのお茶屋。2つを同時に失って、これから私にとって「新しい京都」が始まるこ

とになる。さて、どうなるんやろ。

                  またおこしやすニャ

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