パクパク日記１５年２月１週

　　　　　　　　　４代目鴈治郎はん襲名披露を観て帰京。週末南の島に行くハズが・・・

大阪松竹座大阪道頓堀

２月　２日（月）　京都と大阪は曇り

朝　京都・ハーヴェストクラブ京都鷹峰　「紙屋川」　朝食ヴュッフェ　２０５２円

　　

　　

　　　鷹峰は花札の8月絵札「芒」のモデル　　　　　　VIALAは全室露店風呂付き　　　　　　　本館の広々したラウンジ

高台の本館と南館を繋ぐ斜行エレベーター　　月の満ち干模様のエレベーター内部　　　　　　温泉大浴場横の南館水景

先々週から罹ったインフルエンザも癒えて、先週水曜日から京都に来ている。京都市内に4泊し、昨日

日曜日京都北西部の鷹峰に来ている。去年10月オープンしたハーヴェストクラブ京都鷹峰。京都市街

を見渡せる（ちょっとだけだけど）高台の本館にはVIALA館が、鷹峰の麓に3万５千坪の敷地に広が

る「しょうざんリゾート京都」敷地内にあるハーヴェスト館の２棟ある。２棟の高低差は斜行エレベーター

（スロープカー）あるいは遊歩道で結ばれている。今回は本館のVIALA館に泊まったので、温泉に入

ったり、２つある朝食会場の一つ「紙屋川」に行ったり、「しょうざんリゾート」にあるレストランに行く時は

この斜行エレベーターに乗るから楽しい。朝一番で温泉大浴場に行き、朝食も南館の「紙屋川」に行っ

た。昨夜ホテルのイタリアンでバッタリ会ったポンちゃん夫妻本館の「オルティーボ」の朝食なのかな。

チェックアウトの手続きをしてくれたのは市内丸太町にあったハーヴェストのスタッフ。6人が鷹峰に異

動したのだそうだ。新しい職場環境で緊張の中顔なじみの私のような客に会うとついホッとするらしい。

昼　大阪・道頓堀　「はり重　カレーショップ」　ビーフカツカレー　９７２円、赤出汁　１６２円

　　

タクシーで京都駅に出てJRに乗る。時間はたっぷりあるのに、混んでいて座れない新快速に乗ってし

まった。慣れない乗り物に乗る時の判断力無いなぁ、私は。高槻で下車してホーム向かい側の各駅停

車に乗り換える。ガラガラ。座った途端眠りモードに入る。大阪駅に到着するまで３０分位かと思うが、

熟睡したらしい。始めから普通列車に乗っていれば、もっと眠れたのにね。ブラブラ歩き「うめきた」のイ

ンターコンチネンタルホテルへ。フロントは２０階にある。チェックイン手続きだけして、リュックは部屋に

入れておいて貰うよう依頼して道頓堀の松竹座に向かう。先月今月と2ヶ月連続で、中村翫雀丈の四

代目中村鴈治郎襲名披露が行われている。1月は失礼したが、今月は猿之助出演もあり、関西滞在を

延長して観劇に来た。席は最前列だ。昼の部は「嫗山姥」（こもちやまばんば）、「京人形」、「口上」そし

て「傾城反魂香」の４つ。「嫗山姥」では坂田時行演じる門之助が扇雀演じる女房の八重桐に飲み込ま

れるのだよ。荒唐無稽だが面白かった。25分の休憩時間に隣にある「はり重　カレーショップ」でビーフ

カツカレーのランチ。ご飯は半分以上残したのでパッと食べたが赤出汁が熱くて5分遅刻してしまった。

「京人形」の甚五郎に松緑、京人形の精に新鴈治郎の長男壱太郎。壱太郎は観ていて楽しい。口上。

梅玉の仕切りで弥十郎や猿之助などがお祝いを述べた。身内は3人。父親の藤十郎と弟の扇雀、長

男壱太郎。昼最後の「傾城反魂香」は披露演目で、又平に鴈治郎、女房おとくに猿之助。主人公の絵

描き又平が吃音であることからこの芝居は「ども又」（どもりの叉平の略）と呼ばれている人気演目。純

朴な又平につきそう猿之助のおとくの世話女房ぶりが「やり過ぎだろ！」って感じのキメ細やかさでね。

夕方のおやつ　大阪・戎橋商店街　「サンマルクカフェ」　エスプレッソゼリー抹茶アイス添え　４６０円

　　

昼の部が終わった。このまま劇場にいて夜の部開始を待っても良いが、気分転換したい。休憩した

い！心斎橋筋は道頓堀橋を渡ると戎橋筋と名前を変えるのだね。中国や韓国からの観光客でいっぱ

いだ。運動兼ねて行ったり来たりした後、「サンマルクカフェ」でメールチェックしながら甘いモノを少々。

ついでにサイトなどを見ているうちに、うっかり夜の部最初の演目「曽根崎心中」が始まってしまった。

昨年4月歌舞伎座にて「もうこれが最後です！」という意味の「一世一代公演」は観たのでナゼと思った

ら、アンコールにお応えしてなんですってさ。それでは2番目「連獅子」から観よう。親獅子に鴈治郎、

子獅子は壱太郎。狂言師が獅子に替わるまでの場繋ぎ場面で僧蓮念に猿之助、僧遍念に松緑が登

場したのは襲名披露ならではのご馳走だ。壱太郎の毛振りは若いだけあって迫力満点。最後は猿之

助の「義経千本桜　川連法眼館の場」。いわゆる「四の切」である。襲名以来公演回数は200回を超え

たようだ。私も数回観ているが、「出があるよ！」と花道の奥で声がすると振り返る人がいて気の毒だ

（笑）。源九郎狐が階段途中から出て来るところを見逃しちゃって。今回猿之助の出演は2年半前の襲

名披露の際、藤十郎が口上や披露演目で何度も引き立てて貰ったことへのお礼の意味もあるようだ。

遅い夜　大阪・インターコンチネンタルホテル大阪　「KANO」　バッファロモツァレラチーズと季節のト

マト　２１００円、ロブスタービスク　タラゴンガーニッシュ添え　１４００円、関西うどん（薄揚げと温

泉卵）　１６００円、ドラフトビール　９８０円×２杯　＠７７６６円

　　

　　

芝居が終ったは午後8時50分だった。急いでタクシーでホテルに帰る。ホテルのレストランで夕食を摂

るには午後9時半のラストオーダーだからだ。何とか20分前にフロントフロアにある「KANO」に飛び

込む。ヴッフェディナーは終了したところで、アラカルトを注文。バッファロモツァレラとトマトをつまみな

がら生ビールをゴクゴクッ。プッハ〜！あぁ疲れた。あぁ旨い。一日観ているだけでもこんなに疲れるの

だから、演じる方の疲労はいかばかりか、ってところだね。スープの次はうどんですかい、夢子さん！

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２月　３日（火）　大阪は曇り東京は快晴　　今日は節分　　　アギーレ監督解任！

朝　大阪・インターコンチネンタルホテル　「CLUBラウンジ」　朝食ヴュッフェ

　　

そういえば泊まっているフロアはＣＬＵＢフロアだった。ＣＬＵＢフロアだと専用フロアでチェックインアウト

が出来、ティータイムやディナータイムに「CLUBラウンジ」でスィーツや飲み物サービスがあるんだっ

て。と翌日の朝知ってもねぇ。それに大阪には歌舞伎観に来たんだから仕方ない。せめて朝食くらいは

「CLUBラウンジ」で頂きましょう。卵料理とご飯は注文するが、あとは和洋ヴュッフェ。料理数はそれ

ほど多くはないが、まぁこれくらいでいい。納豆と湯豆腐があったから嬉しいぞ。さぁ、チェックアウトだ。　　

昼　ANA　伊丹＝羽田　プレミアムクラスお弁当

　　

夜　舟町　「おちあい」（６人で　連句まんぼうの会新年会）　大根の鶏そぼろ煮、イカ玉こんにゃく、刺身

盛り合わせ、和風しゅうまい、丸干しと豆鯵開き、ごぼう天とイカ天、白菜漬け、名物芋鍋、梅干し

と雑炊）、ビール、麦焼酎　＠７２００円

　　

　　

　　

午前11時伊丹空港発のANAで帰京。伊丹空港で今夜お会いする連句の会の皆さんの手土産に「蓬

莱５５１」のチルド焼売を買ったので荷物は預けた。国内線で荷物預けるなんてめったに無いことだ。7

日ぶりの帰宅となる。新聞は海外に行く時と同じように販売店に留め置きの連絡をしておいたから良い

が、メールボックスは郵便物でいっぱいだった。荷物もいくつか受け取らないといけないな。と言ってい

るうちに、京都のホテルから送った段ボールが届く。洗濯物を洗濯機に放り込んでと。さーて、「おちあ

い」に行こうかな。今夜連句の会の新年会が開かれるのだ。10分前に到着したのに、既に友游こと宗

匠と森林さんが奥の座敷で談笑中。続いて雅房、水干、最後になった酔猿が奥座敷に顔を見せる。も

う２０年もやっている連句で、この６人のメンバーになってからも長いから宴会の集まり方や役割分担な

どは言わずともお互いよくわかっている。私の発句で始めた「まっすぐに」の巻もあと１句で満尾（まん

び）。最後の句・挙句の水干は「新年会までになんて出来ませーん」。昨日だもんね、言われたの。メン

バーも同じなら宴会はいつも「おちあい」の奥座敷。お料理もほぼ同じだ。みな長く元気でいましょうね。

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２月　４日（水）　晴れ　　　ヨルダン人パイロット殺害明らかとなる

朝　家食　「蓬莱５５１」の焼売、酸辣春雨スープ、ふすまドッグパン

昼　荒木町　「宇な米」　うな重（特上）　４２００円

　　

伊丹空港にある「蓬莱５５１」でチルド焼売を買って来た。電子レンジで温めることも出来るが、蒸し器を

使った方がダンゼン美味しい。ほかほか焼売にたっぷり辛し醤油をつけてふすまドッグパンに挟んでガ

ブリ！旨い！近所のM医院に血液検査と薬を貰いに行く。結構混んでいる。血圧が上は１６５下が９３

と高かった。長い関西旅行でお疲れってことでしょうか。血液検査は、糖尿病の数値HBA１Cや血糖

値を見るため自主的に行っている。糖尿病薬を３種から１種に減らしたし、炭水化物摂取が激増（すん

ません・・）しているから結果を見るが怖いぞ。もう検査したからうな重食べちゃお。今日も特上にした。

夜　荒木町　「和食　こんどう」　（５人の会新年会）　５４００円のお任せコース（ウルイと数の子の松前

漬け、蟹とアボガドのサラダ、奄美大島の本マグロと宮津の平目・エンガワ、桜鱒の粕汁、対馬の

ノド黒　蟹と芹の和え物、イイダコと里芋の炊き合わせ、甘鯛の酒蒸し、湯葉のあんかけうどん、

抹茶プリン）、生ビール　２杯、麦焼酎ロック　＠１万円

　　

　　

　　　　お造りの写真撮り忘れた！

短い間だが、私は営業課長をしていた時代があった。ブフッでしょ。自分でもそう思う。その時代のメン

バーで「４人の会」を結成して、ってことでもないな、時々「行こうか」と飲んで食べる会が続いていた。そ

こに「ボクも入れて」とI親ビンが加わって「５人の会」となった。オトボケMMが東北支社長だった時は

「慰めに」奥遠刈田温泉に行ったこともあった。オトボケMMに「慰め」なんて全くの杞憂で、「東京には

暫く帰りたくない！東北バンザイ！」なんて言っていた。な〜んだ、って感じだった。誠実でいつも幹事

をしてくれるクワちゃんは大病したし、いい年して悪戯っ子っぽいクマちゃんは離婚も経験した。その息

子さんも去年結婚された由。それぞれいろいろあったが、こうして年に１度顔を会わせるのが楽しい。

毎年荒木町の「鈴なり」でやって来たが、今年は「こんどう」のコース料理。みなさん大満足だったよ。去

年は４月になってしまったので、ただの飲み会になってしまったが、今年は何とか「新年会」ってことで。

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２月　５日（木）　雨ときどきみぞれ　夜止む

朝　家食　「蓬莱５５１」の焼売、卵粥

昼　新橋　「末げん」　かま定食（ご飯少）　１０８０円

　　　大盛り時代もあった・・・

今日は歌舞伎座の夜の部に行くから、美容院の予約時間は・・・ちょと待てよ、その前に新橋ランチす

るなら・・・私の行動計画はすべてこんな風に決める。そうゆうことで逆算して午後１時に新橋の「末げ

ん」に到着。座敷席は膝が痛くてNGだからテーブル＆椅子席コーナーへ。う〜ん、あったかいんだか

ら〜。床暖房が入っていてポカポカ気持ち良い。大好物のかま定食。「ご飯少なく」って言いたくないけ

どこの店では残さないから言いました！昔はご飯大盛りでと言ったのに。だから糖尿病になったって？

午後のお茶　銀座歌舞伎座地下　「タリーズ」　コーヒー　３１０円

　　　木挽町広場のお雛様

歌舞伎座地下の木挽町広場にある「タリーズ」でお茶。空席を見つけるのに苦労するね、ここ。歌舞伎

座二月夜の部は、「一谷嫩軍記」と「神田祭」、そして「水天宮利生深川　筆屋幸兵衛」の３本。「一谷嫩

軍記」は陣門・組打の場で、「熊谷陣屋」の前段となる芝居である。熊谷次郎直実は吉右衛門、熊谷小

次郎直家と無官太夫敦盛に菊之助、玉織姫に芝雀。「熊谷陣屋」は涙１升必要だが、この芝居も涙なく

しては観られない。平家のプリンス敦盛を助けるために、ほぼ同じ年齢の我が子を殺すことになる熊谷

次郎直実。芝居の上ではあくまでも敦盛として演じているが、実は・・・ということに思いをいたすと涙ボ

ロボロ。「人間熊谷」を演じる吉右衛門がとにかく巧い。１６歳敦盛の菊之助は初々しく匂い立つようだ。

この２人義理の親子なんだった。「神田祭」はパーッと賑やかに。「筆屋幸兵衛」の幸兵衛は先代の１７

世勘三郎の当り役だった。２人の娘に児太郎と染五郎長男の金太郎。下手だった児太郎も成長中ね。

遅い夜　銀座　「麹也」　（３人で）　お通し：きのこと小松菜お浸し、わかさぎ南蛮漬け　６００円、実山椒

入りつくね焼き　９００円、鮭の粕煮小鍋立て　１０００円、野菜小鉢３点盛り奈の花お浸し・ブロッコ

リー胡麻マヨ・人参の中華和え　７００円、蕎麦味噌　５００円、手打ち蕎麦　８００円、ビール、麦焼

酎　３人で１万９２００円

　　

　　

　　

芝居ははねて、一緒に観ていたマキコと「麹也」に向かう。A先生は今到着したところだと言う。歌舞伎

のゴールド会員売り出しが私の旅行中だった場合、マキコが替わりにチケットを申し込んでくれる。最

前列が好き、最前列でない場合は通路側が好き・・・など座席の好みを理解してくれていないと勤まら

ない。そんな風に買って貰った時は、一緒に観劇するのだ。歌舞伎を観た回数も増えて来たからマキコ

歌舞伎の知識増えたかな。この時期、鮭の粕汁を頂くのを楽しみにしているが、今日は鮭の粕煮小鍋

立てですって。これも美味しいね。〆の手打ち蕎麦を頂くのも楽しみ。マキコの分も半分以上貰ったぞ。

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２月　６日（金）　晴れ

朝　家食　「蓬莱５５１」の焼売、オニオンスープ、ふすまパン　

昼　恵比須　「新宿中村屋」　チキンと１０種野菜のスープカレー　1188円、小ライス−５４円、サラダと

ドリンク（アイスコーヒー）セット　432円、持参のふすまパン

　　

月１回ペースの恵比須ランチ。カレー好きの私は「新宿中村屋」。ま、他の店は行列があるけどここなら

すぐ入れる。他のスープカレー２種は「マイルド」と書いてあるが私が注文したものには書いていない。

ということは相当な辛さだろうか・・・パクパク・・・そうでもない。アーユルヴェーダは、インフルエンザでド

タキャンした前回の代わりに今日の午後予約した。ところが施術が始まってすぐ右脇腹に痛みが。すぐ

治ると思っていたのに、ついに終わるまで痛みは続いた。歩いても響くし、タクシーで帰宅することに。

遅い夜　舟町　「仙水」　先付け：百合根と小柱の茶碗蒸し、ふぐの皮（サービス）、めばる焼き　２４００

円、白魚の玉〆め　１６００円、牡蠣フライ　１８００円、蟹おじや（小）、生ビール、麦焼酎ボトル

＠１万７８２０円

　　

　　

痛む右脇腹を押さえながら、ようやくスーツケースは８割型出来上がった。久し振りの暑い国行きだか

ら、夏モノ衣服とか日焼け止めとか蚊取線香とかムヒとか水着（！）とかを探すのに手間取りましてな。

パクパク日記1月2週をアップしてから、脇腹に響かないようそろそろと歩いて「仙水」へ。珍しく（失

礼！）大入り満員だった。百合根と小柱の茶碗蒸しの先付けを食べてからはずっと待ちんぼ。「これ食

べて飲んでて」ってふぐの皮の小鉢を差し出すご主人の小林さん。お気に入りの店が繁盛しているの

を見るのは嬉しい。牡蠣フライがある季節は嬉しいね。お品書きにあるだけで「あるある」とニマニマ！

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2月　７日（土）　晴れ夜一時雨　　　８日からの海外旅行キャンセル！

朝　家食　「まるちゃん」のスープカレーわんたん（ミニ）、ふすまパン、バナナ

スーツケースを完成させ、手荷物準備もOK。すっかり準備も整った。夏服に上着を重ねる「暑い国行

き冬季服装」をしてプラズマ治療に向かう。昨日の午後から突然痛み出した右脇腹の原因と治療をお

願いするためだ。「う〜ん、腎臓と肝臓から反応出ていますねぇ。腎臓と肝臓が腫れて腹膜を圧迫して

痛みが発生しているのではないでしょうか」。ゲ？肝臓に腎臓？そんなの腫れんのかよ！それにしても

この痛みはハンバじゃない。ちょっと触っただけでヒィ〜！と叫び声を上げてしまう程だ。「今日成田前

泊して南の島に旅行に行くんですけど行ってもいいですかね？」「それはご自分が決めることでしょう」

昼　曙橋　「Coco壱番屋」　野菜サラダ　185円、グランドマザーカレー802円小ライス（１００g）＋パリ

パリチキン258円、２辛、アイスコーヒー　

　　

結局行かないことにした。もし症状が悪化しても病院どころか医者だっていないような島々に行くのだ、

泣くに泣けない。添乗員やご一緒した方々にご迷惑をかけるかもしれない。それに行ったとしても観光

には全く参加せず、ホテルで安静にする、なんてのはもう飽きた。秋田あぎだ。よってドタキャン。大金

は失うが、それも仕方ないべさ。そんなことを考えながら、私は「Coco壱番屋」のテーブルに座ってメニ

ューを検討していた。ハッ！ここで初めて気づく。腎臓と肝臓が痛いほど腫れている人間がカレーを食

すっていんだべか。あまり良い感じはしないがなぁ。もう座っちゃったし。いつもの３辛を２辛にしとくか。　

夜　四谷三丁目　「鮨処　のがみ」　お通し：菜花のお浸し、のれそれ（愛媛）　６５０円、ヤリイカ活〆（小

田原）　９７０円、春子（かすご）鯛（大洗）　１２９０円、ノドグロ半身塩焼き　１０８０円、白子焼き　

９７０円、焼き立て卵焼き、紫ウニと馬ふんウニの軍艦巻き、このわた　６０円、江戸前生海苔味噌

汁　４３０円、生ビール　２杯、麦焼酎ボトル　＠１万１３５０円

　　

　　

　　

　　

旅行会社にはすぐ連絡した。添乗予定のK子さんゴメンね。ご一緒出来ること楽しみにしていたのにね。

帰宅してから今夜宿泊する予定だったホテルをキャンセル。当日なので１万７千円全額取られた（涙）。

もしやと思って予約していたスーツケースの宅配をキャンセルして定額タクシー予約に切り替えていた。

それもキャンセル。そうそう、新聞の留め置きキャンセルして配達して貰わなくては。留守宅連絡先にし

ている次兄に事情説明の連絡・・・。いろいろあるなぁ、ドタキャンすると。今頃成田ヒルトンの中国料理

か日本料理屋でしゃぶしゃぶでも食べていた頃だよなぁ。じゃ、鮨屋に行こうか。電話すると、１席だけ

空いていた。穴子の稚魚のれそれがあった！のれそれ大好き！ゴメンね、こんなちっちゃなうちに食べ

ちゃって。紫ウニと馬ふんウニの軍艦巻きの食べ比べ。どっちも美味しいけど私は紫ウニの方が好き。

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２月　８日（日）　曇り

朝　家食　「まるちゃん」のホットワンタン、モンキーバナナ

昼　家食　ベーコンとどっさり野菜スープ、「鮨処　のがみ」卵焼きふすまドッグ

　　

そのつもりでコトをナスから、それを止めた時の連絡の多さに昨日は驚いた。旅行会社、ホテル、迎え

の定額タクシー、留守宅（次兄宅）連絡、新聞配達所、留守番の・・・あっ！マキ子に今朝売り出しの歌

舞伎チケットを頼んでいたんだった。でも今から自分でやるからと連絡するのも混乱させちゃうよなぁ。

そのままお願いしてしまおうか。家食のランチに昨夜行った「鮨処　のがみ」の卵焼きを食べる。ふすま

ドッグパンに山葵をたっぷり塗り、ドカドカと卵焼きを挟み、その上にガリをのっけてガブリ！旨い。野上

さんは、私がお店で卵焼きを食べる時、山葵を塗ってガリと一緒に食べるのを見て、お土産の時もしっ

かり山葵とガリを丁寧に笹の葉で刳るんで付けてくれる。こうした細やかなな心遣いが凄いよなと思う。

夜　家食　ベーコンとどっさり野菜スープ、骨付きチキン唐揚げ、野菜サラダ。ふすまパン、りんご

　　　今年だけで無酒日８日だよ！

行く予定だった南の島々ツァーの皆さん、今朝成田空港から無事飛び立ったのだろうなぁ。今頃はあそ

こに１泊して明日早朝には・・・なんて、旅のスケジュールをつい考えてしまう。ナゼに私はこの寒い東

京におるの！イテテテ！そう、この右脇腹の痛みだった。原因はなんなんだろう。「消えた旅」の代わり

に現われたのは「全く予定が入っていない時間」！それはそれで嬉しいじゃないか。問題はこの時間を

使って何をするかだな。たまにはボーっとゆっくりしろって？とりあえずパクパク作ります（笑）。無酒日

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【今週の振り返り】

先週は京都市内でリッツカールトン京都とホテルオークラ京都に泊まった。続いて洛北のハーヴェスト

クラブ京都鷹峰で１泊した。今週になって大阪に移動して、インターコンチネンタル大阪に宿泊。海外旅

行の周遊型ツァーに参加すれば、国や都市を移動する度にいくつものホテルに泊まることになる。忙し

い旅になると、連泊無しで毎日違うホテルにチェックインとチェックアウトを繰り返すこともある。１０月下

旬にも大阪・京都・札幌と３都市で４ホテルに泊まった８泊９日の国内旅行を敢行したが、今回は京都・

大阪で４ホテル６泊７日だった。

今回は毎日朝ご飯を食べた。６回！全部違うレストランだった。まるで「ホテル朝食食べ比べ」のような

旅でもあったなぁ。リッツカールトン京都「水暉」の和朝食膳、ホテルオークラ京都「オリゾンテ」の和洋

ヴュッフェ、「入船」の和朝食膳、「桃季」の洋中華ヴュッフェ、ハーヴェストクラブ京都鷹峰「紙屋川」の

和洋ヴュッフェ、そしてインターコンチネンタル「CLUBラウンジ」でハーフヴュッフェ。どこもどれも美味

しかった。普段は自宅で食べたり食べなかったりで、食べてもたいしたものは食べていない。やっぱり

「食事の主人公」は絶対夕食と思っている人間なのだが、こうしてみると、私って朝食好きかもね、と思

うよ。どこの朝食が一番だったかって？う〜ん、それは難しい質問だ。それぞれに魅力があるしなぁ、う

〜ん、う〜ん、悩ましいなぁ。はい、決めました。ホテルオークラ京都「桃季」の洋中華ヴュッフェです。

炭水化物を禁じられている人間ならシチテンバットウして悩む料理がずらっと・・・。中華粥、焼きビーフ

ン、汁緬、点心・・・ゴクリ。次点はリッツカールトン京都「水暉」の和朝食膳です！

出発寸前で海外旅行を止めたのは、これで２回目だ。１度は、４年前の３月。そう、東日本大震災が起

こった３月１１日直後に某国に出かけることになっていた。キャンセルした。マンションの高層用エレベ

ーターが地震で故障して止まってしまっていることも理由の一つだが、日本という国ゼンタイを揺るがす

ような巨大な災害が起きている中で、海外旅行でもないだろう、そんな気分になれない、というのが最

大の理由だった。キャンセルチャージは取られたが今でも「あの時行かなくて良かった」と思っている。

で、行くハズだった某国は、その後も行かないことに決めた。某国には何の咎も無いのだが。

そして今回の旅のドタキャン。予想もしないアクシデントだった。ずっとこの日記を読んでいらっしゃる方

は覚えておられようが、私はここ数ヶ月ご難続きなのである。昨年１０月下旬、楽しみにしていた８泊９

日国内旅行初日に大阪の焼肉屋の前で転倒して胸を強打。肋骨にヒビが入り、その時持っていた携帯

電話は大破してデータをすべて失った。肋骨の痛みは深呼吸する毎にひえ〜と叫ぶほど。痛みが走っ

て歩くのもままならないので、長い旅行の間観光はゼロ。食事する時以外は、ただただホテルの硬い

椅子に座って姿勢を正していた。年末年始のフランス旅行。豪華なホテルと豪華なレストラン。素敵な

年末年始を過すぞ！と張り切って出かけて行ったのだが、３日目シードル街道のある村で、バスから降

りる時ギックリ腰になった。はぁ〜ってな感じである。その夜からパリ滞在だったのに腰の痛みはピーク

に。翌日は大晦日。セーヌ川カウントダウンクルーズの船に乗ろうにも、激痛が走って船着き場まで下

りられない。大勢の方に手伝って頂いてようやく船に乗った。ヴェルサイユのトリアノン宮殿も王妃の村

里もオランジェリー美術館も参加を諦めてただただ豪華ホテルの硬い椅子に座って姿勢を正していた。

楽しいポルトガル旅行から帰ってすぐ十数年ぶりにインフルエンザに罹った。やっと治ったと思ったら、

今回の右脇腹の痛みで南の島々の休暇が吹っ飛んだ。

「好事、魔多し」ということわざがある。良いことには邪魔が入りやすい、モノゴトがうまく進んでいる時

ほど意外なところに落とし穴がある、という意味だ。若かりし頃、当時の上司に言われたことがある。

「あなたにはどうも「好事、魔多し」の面がある。良い時ほど有頂天にならないように」と。あれから４０年

近く経ったが、「その通り！」と実感しているYUMEKOであった。

　コージマオオシって言うんだニャ

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※ 更新が早過ぎて着いていけない？ヌハハ、言ってみたかった！

突然出来たフリーな1週間で、かなーり追いつきました。

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