パクパク日記15年3月3週

       前半は熱海、後半は由布院。温泉週間はポカポカ陽気

 

   熱海 s_IMG_4079.jpgs_IMG_4127.jpg 由布院

 

3月 16日(月) 熱海は曇り午後から雨

朝 熱海・東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山「オリーヴァ」 朝食ヴュッフェ @2052

 

  s_RIMG8324.jpgs_RIMG8328.jpg 納豆カレー梅干し添え

 

昨日から熱海伊豆山一昨年夏オープンした東急ハーヴェストクラブに滞在している。ロビーフロア

にあるヴュッフェレストラン「オリーヴァ」での朝食は7時から。もちろん一番に行く。わぁ〜、

料理が一杯あって選ぶのに苦労する。カレーもあるだがねぇ、困るぞなもし。海を見ながら食べる。

昼 熱海市内 「さぬきや」 合い盛りうな重 2000

 

  s_RIMG8329.jpg盛り蕎麦+うな重=合い盛りうな重!(一緒の器だよ)

 

黄金週間、夏季、年末年始のピーク以外、ハーヴェストにランチサービスは無い。だから食べに行

かねばならない。事前にいろいろ調べて「わんたんや」に行こうと決める。ホテルの送迎バスも

あるが、それは熱海駅まで。店は駅からでもかなりの距離がある。ならばタクシーを呼ぼう。と

ころが行ってみたら「わんたんや」は臨時休業。隣が有名な洋食屋の「スコット」だが、頭の中は

わんたんめんと餃子が溢れていて、いまさら海老フライやビーフシチュウに変更はきかない。

運転手さんに「ここと同じ位人気のある中華料理屋に行って」。坂をぐんぐん上って着いたのが

「中国菜室 壹番」。既に行列で「今並ぶと40分後」と言われた。私はすぐ食べたい!近所いろ

いろ探したが旨そうな店が見当たらない。いいやここで、と入った店が大間違いであった・・・。

合い盛りうな重って何?蕎麦もうなぎも大量に残す。往復タクシー代入れて高価な昼飯(涙)。

夜 東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山「Cote&Cielメイユールコース1260円(アミュー

ズ:鶏ささみマリネとホワイトアスパラムース、パン3種&バターとタプナード、シェーブルチ

ーズと野菜のプレッセ、フォア・グラのポワレ ビガラード風、菜の花のポタージュ、ソイのポ

ワレ グリーンアスパラガスのクーリ、グラニテ、ふじやま和牛(+1000円)のフィレステー

キ(60g100g)、ワゴンデザート、カモミールティ)、サッポロ黒ラベル(小瓶)、赤ワイン:ク

ロ・デュ・ヴァル カベルネソーヴィニヨン2011 1800

 

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昼半分以上残した合い盛りうな重は、タクシー代入れると5500円だったことになる。そんなに

急いだのも、実は2時からエステを予約していたからなんさ。「急いてはコトを仕損じる」っ

て昔の人は言った。グリルフレンチ「Cote&Ciel」。メイユールコースを予約している。

カウンター席に通されたが、そこはグリルの真ん前。鉄板焼き屋に来たみたいだなぁ。前菜に出

て来た山羊のシェーブルチーズと野菜のプレッセがとても旨くてワインが進む。メインのステー

キは相州牛だったが、プラス千円で富士山和牛に変更出来るというので注文。これが美味しく

ってねぇ。デザートとお茶は別室に案内されて頂くことに。なかなか満足のゆく夕食になった。

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3月 17日(火) 熱海も東京も快晴! 20度超えのポカポカ陽気

朝 東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山「㐂らく」 うどん膳 2052円、特製野菜ジュース 

 324円 

 

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           2013年オープンした東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山

 

昨日は夕方から雨が降ってきたが、今朝は素晴らしい晴天!空は青く海がキラキラ光っている

ぞ!最後の朝食は和食の「㐂らく」で。珍しいことにヴュッフェでも和朝食膳でもなく、魚の干

物膳とかうどん膳とか4種類の中から選択するのだよ。うどん好き夢子はうどん膳ね。ところが

うどん膳でも小ぶりな鯵の干物もシラスと桜海老の小丼もサラダも卵焼きも付くゴーカ版だ!

昼 東京駅新丸ビル 「レストラン大宮」 今日のスープ(野菜のポタージュスープ)930円、

  ハンバーグステーキ(ドミグラスソース)1740円、ライス 310円、アイスコーヒー520円 

3500

 

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チェックアウトしてタクシーを待っている時、総支配人から挨拶を受けた。会員の初回訪問には

挨拶するキマリなのだろう。朝食であれほど食べたのに、東京駅に着く頃にはちゃんと空腹にな

る驚異の消化力を持っている。そうだ、以前から行きたいと思っていた「レストラン大宮」に行

ってみよう。本店は浅草で、髭のご主人が昔はよくメディアに出ていた。ことにハンバーグが有

名で一度食べてみたかったのだ。しかし、私の好みの味とは違った。ポタージュは旨かったが。

遅い夜 銀座・三越 「中国菜 老四川 飄香」3人で)芙蓉コース1800円(前菜6種盛り、

蛤とフカヒレの煮込み あおさ海苔の酸味ソース、桜鱒の煎り焼き 四川ピクルスソース、

天使の海老スパイシー炒め、牛バラ肉とアキレス腱の紅麹煮に代えて麻婆豆腐(大辛)と白

飯、成都の汁無し坦々麺、杏仁豆腐(チョイス)、プーアール茶)、生ビール 750円×2杯、

無濾過紅琥珀ボトル 5040円×2本 3人で4万6230

 

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  s_RIMG8431.jpg 歌舞伎の後の四川料理

 

一度帰宅して、歌舞伎座夜の部に行く。3月歌舞伎座は「菅原伝授手習鑑」の通し狂言。「仮名手

本忠臣蔵」と「義経千本桜」と並んで、歌舞伎三大狂言の一つである。ってことは、昼夜の順に

観るのが自然で良いのだが、あいにくスケジュールの都合で夜の部が先となる。まぁ何度も観

ている芝居だから、私はいいんだけどね。夜の部は仁左衛門丈演じる菅丞相(菅原道真)は大

宰府に左遷された後の話だから私的には寂しいが、若手が頑張る「車引」、「賀の祝」「寺小屋」

の3本だ。梅王丸は愛之助、松王丸は染五郎、桜丸は菊之助。「車引」の芝居はいつだって退屈

してしまうのでコメントパスして「賀の祝」。梅王丸女房春に新悟、松王丸女房千代に孝太郎、桜

丸女房に梅枝、白太夫に左團次。愛之助の梅王丸と染五郎の松王丸が力強い見せ場を作った。

愛之助の顔のつくりに愛嬌があって面白い梅王丸となった。女房3人は、千代役の孝太郎がさ

すがの貫禄をみせた。梅松桜の前に正坐する新悟の足の形がみっともない。最後の「寺子屋」。

武部源蔵は松緑、女房戸浪に壱太郎。染五郎の松王丸では重味が足りないだろうと危惧したが

何とかみえるってところか。この芝居誰がやっても涙無くしては見られないのが困るのだよ。

芝居後は一緒に観たマキコと三越の「中国菜 老四川 飄香ピャオシャン」。既にA先生がビー

ルを飲みながら待っていた。「飄香」は、麻布十番に本店があり「朝イチ」にも出演される井桁シ

ェフの店だ。四川好きの私のアンコール。前回と同じコースを注文し、メイン料理を麻婆豆腐(大

辛)と白飯に変更して貰うのも前回通り。3人ともパターン化しているのだ(笑)。辛くて旨い!

         ______________

 

3月 18日(水) 晴れ  今日もあたたか

朝 無し

昼 代々木 「STREET PASTA COMPANY」 ミートソースパスタ(タリアテッレ200g、野

菜ジュースつき) 900

 

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午前中代々木の整体。ここのタク先生は次から次へと新しい治療法を考案する方で、新作は全

身が挟まれる器具。猫じゃあるまいし、と思いながら挟まれた。ぐるじ〜よ〜!代々木ランチは

「danchu」に紹介されたパスタ屋「STREET PASTA COMPANY」に。手打ち

パスタは数種類から選べる。ひらべったい物好きだからタリアテッレのソースはミートソース。パ

スタ量は150グラムが標準だが少なくも多くも出来るって。じゃ200g!食べ過ぎでござる。

夜 舟町 「仙水」(2人で) 先付:白菜とこんにゃくの白和え・ホタルイカの沖漬け、茹

で立て天豆 1000円、ぼたん海老 1200円、ゲソ唐揚げ、昆布大根 600円、牡

蠣フライ 1800円、新たまねぎ丸ごとホイル焼き 800円、若竹煮 2000円、牡

蠣の炊き込みご飯、赤出汁、香の物、生ビール 2杯、麦焼酎 2人で2万5900円

 

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夕方新しいパソコンがドカーンと到着した。夜A先生が来てくれて、婆ちゃんPCナナちゃんを取

り外し、一度も使わなかった2年前の2台モニターPC名前を付けていない)も外しておニューの

PC(テンちゃんと命名左テンと右テン)をバイ男クンの横に設置(A先生が)。テンちゃん起動さ

せてバイ男クンからデータを送る作業。今夜はここまで。じゃ、ご飯食べに行きましょう。「仙水」

で名残りの牡蠣フライや春到来の竹の子、新たまねぎを頂いたのだ。牡蠣炊き込みご飯も!

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3月 19日(木) 曇り午後から雨

朝 家食 ローストビーフサラダ、ふすまパン、コーンスープ

昼 歌舞伎座にて 持参したローストビーフふすまドッグ、お茶

 

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火曜日に引き続き、歌舞伎座で「菅原伝授手習鑑」の通し狂言。昼の部は、大きな悲劇のそもそ

もの発端となる「加茂堤」から芝居は始まる。「そして「筆法伝授」と「道明寺」と進んでいくわけ

だが、この20年間というもの菅丞相(菅原道真)を演じているのは仁左衛門だけだ。祖父十一

世、父十三世も当たり芸としてきただけに、松嶋屋にとって「菅原伝授手習鑑」の通し狂言は神

聖で大事な狂言とされている(らしい)。私にとっては菅丞相(菅原道真)=仁左衛門であって、

演じている姿は神々しくさえ見える。「道明寺」の最後、別れを惜しむ義娘を置いて配所の太宰

府に向かう菅丞相の目からは涙が流れている。いつだってそうだ。こっちは号泣してしまうぜ。

夜 舟町 「舟町一期」2人で) お通し:あん肝豆腐の揚げ出し、豚しゃぶコース(イベリコ豚

と焼き天豆、お造り:タコ・〆鯖・鯛・平目・金目鯛、桜鱒の塩麹焼きと竹の子、海老しんじょサ

ンド揚げ、豚しゃぶ(ロースとバラ肉、野菜、豆腐)、稲庭うどん、大葉シャーベット)、生ビー

ル 2杯、麦焼酎ボトル 2人で1万7660

 

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夜昨夜に引き続きA先生が来てくれた。3台のモニターを前にいろいろやって頂いたが、ハッキ

リ言って私には何が何だかわからない。必要になったら「座ってください」とパソコンの前の椅

子に座るが、今日は出番無さそうだ。作業後の食事は「舟町一期」に行った。最新のミシュラン

でビブグルマンになったことから予約が殺到し、4回続けて「満席」と断られていたのだ。A先生

は初めてだ。2人ならお得な豚しゃぶコースにしようかな。お造りや料理が何品かと、人気の海

老しんじょサンド揚げが付いて、次が豚しゃぶ鍋だからねぇ、ボリュームもたっぷり。こちらのご

主人、海老しんじょサンド揚げにはカットしたミミの部分を必ず付けてくれる。私はカリカリした

ミミがとっても好きなのだ。ロースとバラ肉と野菜の豚しゃぶに稲庭うどん。大満足のコース。

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3月 20日(金) 由布院は晴れ!

朝 無し

昼 羽田空港 「パスタ&カレー」 ロースカツカレー1060円、サラダとウーロン茶330

 

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今日から九州大分だ。夢子はん、ホント大分県お好きですなぁ。いつもなら早目の飛行機で大分

に向かい、県庁近くの「こつこつ庵」でとり天やだんご汁、琉球など大分郷土料理を食べること

から旅をスタートさせることが多いのだが、今回は飛行機が混んでいて、一番早い便が羽田発

昼過ぎだった・・・。空港でテキトーに入って食べたロースカツカレー悪くなかったのでラッキー。

午後のおやつ 由布院・山荘 無量塔(むらた) ゼリーとお茶

 

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  s_RIMG8503.jpgs_RIMG8496.jpg 客室「楽」の内部

 

一緒に旅するオジョーとはゲートで待ち合わせた。以前彼女と大分に向かう飛行機機材が故障

して数時間遅れ、「こつこつ庵」のランチが消えてしまったことがあったっけ。大分空港でレンタ

カーを借りて、一路由布院へ。今日の宿は「無量塔」(むらた)。由布院高級旅館ご三家の一つで

コレマデ「タンズバー」や美術館などには何度も行ったことはあるが、泊るのは初めてだ。客室

は敷地に点在する13の独立家屋。その多くは古民家を再生したものである。私ら二人は一番こ

じんまりした客室「楽」。それでもリビングと寝室、茶室風の食事室がある。風呂は内風呂だけ。

夜 由布院・無量塔(むらた) 部屋食 コース(先付け:冠地鶏の温サラダ、鶯仕立てのつくし

  椀、向附八寸(才巻海老、桜鯛など)、凌ぎ:クリームチーズご飯のトマト巻、春野菜の酒粕

汁、ヤマメの桜花焼き、豊後牛のグリル、釜炊きご飯、漬物、止め椀)、ビール、麦焼酎「兼八」

 

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大風呂が無いので自分の部屋以外で行く場所というと、売店「蔵拙」と併設された小さな談話

室だけだ。まぁ、お茶とお酒を飲む「タンズバー」(トーゼン有料)はあるが。売店で陶器を選んだ

後、談話室でお茶を勧められたが、韓国から来られた家族連れの子供達が走りまわっていて、

ゆっくり談話する雰囲気ではないわな。フロントで借りたバッハのCDを聞きながら部屋で本な

ど読んで過ごす。夕食は部屋食。昔メンバーだったフジイ君によく似た若者がサーブしてくれ

た。いろいろご馳走が並んだが、一番印象に残ったのは春野菜の酒粕汁!「兼八」ボトル飲む。

夜―2 無量塔・タンズバー デザート(イチゴムースとシュー)、水割り

 

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1930年代のアメリカ劇場用スピーカーWE16Aホーンがドカーンと据えられたタンズバーは、明

治中期の古民家を移築した建物にある。以前は外来者をバータイムでも受け入れてくれたが、

今は宿泊者のみ。ならば、デザートはタンズバーに運んで貰って、即二次会といたしましょうぞ。

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3月 21日(土) 由布院は今日も快晴

朝 無量塔 「茶寮 柴扉堂」 和朝食膳

 

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実は昨日私は温泉に一度も入っていない。内湯だし、温泉大好きのオジョーに譲りましょうって

ね。その代わり、今朝は私が、ぽちゃんと2分程入浴。水をじゃんじゃん入れたが熱くて入ってお

れん。朝食も部屋食に出来るのだが、雰囲気を変えて「茶寮 柴扉堂」に準備して貰った。1室だ

けある洋卓にね。オジョーは洋食、私は和食を注文したが、オジョーが悔しがっていた。和食の

方が断然有利(?)。しかしなぁ、こんなにおかずが多くても食べ切れんよ。湯豆腐が一番かな。 

 

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2人とも大好な長湯の「ラムネ温泉」   オンリーワン氏   「ラムネ温泉」は丸大旅館の外湯

 

10時チェックアウトして長湯へ向かう。良い天気だ。往復ドライブの景色が余りに素晴らしくて

オジョーが運転する車のスピードが憎らしい位だ。一面の菜の花や連堯の黄色に桃や桜のピンク、

そして背景は青い空。約1時間で竹田にある長湯のラムネ温泉に到着。土曜日だから混んでいる

かなぁと恐る恐る湯船を覗くと7,8人の先客。ぬる〜〜い炭酸泉にカラダを浸すと、たちまち

身体中に泡が出来る。この泡を育てて大きくするのが長湯入浴の楽しみだ。50分浸かったよ。

昼 由布院 「麺一」 とり天・温泉卵うどん 950円、稲荷寿司 250

 

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長湯付近にも食堂はあるのだが、どうも「ここ!」という店に出会っていない。それならば由布

院まで帰って食べよう。とはいえ、好きな店は2店しか無いんだけどね。以前、亀の井別荘で長

く総料理長を務められた方が独立して開いたうどんの「麺一」。とり天・温泉卵うどんを食べた。

午後のお茶 由布院 「ことことや」 コーヒー 500

 

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     由布院の象徴由布岳         すっかり春の由布院盆地

 

今夜から2泊は亀の井別荘に宿泊する。チェックインには未だ時間があるので、ここも亀の井別

荘の縁戚「ことことや」でお茶を飲むことに。宿の売店「鍵屋」で売っているたくさんのジャムは

ここで作っている。ガラス窓から見える由布岳や田園風景は何とも油断に満ちていてほっこり。

午後のおやつ 亀の井別荘 小さな牡丹餅とお茶

 

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つい「ただいま〜」と言ってしまいたくなる懐かしい「亀の井別荘」     牡丹餅食べちゃいました

 

亀の井別荘にチェックイン。私が日本で一番好きな旅館・ホテルはここだ!「ただいま〜」と言

ってしまうさ。変わらぬスタッフもいれば、今回初対面のスタッフも。よろしくね。お彼岸だから今

日のおやつは、小さめの牡丹餅が出た。オジョー大喜び。客室に行く前に「鍵屋」で買い物する。     

夜−1 由布院・亀の井別荘 「蛍光園」 しゃぶしゃぶコース(竹の子の菜の花餡がけ、クレソン

と子持ち昆布お浸し、蕨白酢と焼きみる貝のぬた和え、豊後水道の平目、蛤真丈の椀、一

寸豆の飯蒸し、由布院椎茸の揚げものと蕗のとう、黒毛和牛のしゃぶしゃぶ、手打ち蕎麦、

琉球、味噌汁、カボスゼリーと赤ワイン林檎コンポート、水出しコーヒー)、生ビール 2杯、

麦焼酎「二階堂」ボトル

 

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本館洋室宿泊者の夕食は本館1階の「蛍光園」で。フツー1晩目は会席コースで、連泊2晩目から

数種の鍋から選べるのだが、明日帰るオジョーが順番をひっくり返して、今晩しゃぶしゃぶ食べ

たい!とムチャぶり。そろそろとお願すると快諾して頂いた。しかも、肉は大盛りで!って(笑)。

宿は大損だよね。しかししゃぶしゃぶコースと言っても肉に辿りつくまでにお料理が8品も出る。

小食の人ならここで「ご馳走さま」だ。部位の違う2種の黒毛和牛がこんもり盛られて登場。こ

れこれ!ポン酢もいいし、ごまだれもいい。大盛り和牛をさらっと平らげて食事は手打ち蕎麦を

啜る。デザートは昔からのお約束の3品だ。料理長が松浦氏に交代した由。センスが楽しみ!

夜―2 亀の井別荘 客室にて 兼八と梅酒

            ______________

 

3月 22日(日) 由布院は快晴

朝 亀の井別荘 「蛍光園」 和朝食膳とコーヒー・デザート

 

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今朝はオジョーも和朝食膳にした。昨日の朝「無量塔」で洋朝食を選んでちょっと悔しそうだっ

たから良かったね。焼き魚はずっと甘鯛と決まっていたのに、料理長が代わったら、のどぐろに

なった。生野菜もたっぷりあって嬉しい。味噌汁用に「鍵屋」の柚子胡椒貰ってたっぷり入れる。

昼 由布院 「陽だまり食堂」 陽だまり定食(とり天・ごぼうコロッケ・だんご汁) 1080円

 

  s_RIMG8644.jpgs_RIMG8649.jpg 由布院名物の馬車

 

オジョーは仕事があるので、今日の夕方の便で帰京する。帰りたくない!由布院にいたい!由

布院に住んでもいいや!なんてお気持ちがどんどん高ぶられちゃったりしてね。一緒に帰るの

ならともかく、楽園のようなほっこり由布院に私は残るわけでぐやじ〜わなぁ。仕事もめんどく

さいしね。まぁまぁランチでも行きましょうとJA経営の「陽だまり食堂」に行く。ふたりのお気に

入りの食堂だ。昔は地元客だけだったのに、今や観光客で行列が出来ている。びっくりである。

午後のお茶とおやつ 亀の井別荘・談話室 コーヒー、饅頭

 

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 由布院名所の金鱗湖は亀の井別荘の隣にある       亀の井別荘・談話室はお気に入りの場所

 

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    男湯女湯は朝晩で入れ替わる。露天風呂も丸と四角の2つ         客室には私専用の梅酒が

 

後ろ髪引かれながら、オジョーは大分空港に向かってビューンと帰って行った。歩いて帰るから

送らなくてもいいよ、とオジョーに言ったものの、今日は暑くてねぇ。それに、メインロードは原

宿の竹下通りか!って程の混雑でげんなり。宿までタクシー乗りましたよん。亀の井別荘に帰っ

て談話室に行く。あちこち居心地の良い場所が多い亀の井別荘だが、中でも談話室は一番落

ち着く。ここで音楽聴きながらコーヒーを飲み、暖炉に燃える炎をぼんやり・・・なんてね。今夜の

客室は私の好きな「奥由布」に移動。連泊客しかいない3時過ぎの露天風呂で温泉を楽しんだ。

夜−1 由布院・亀の井別荘 「蛍光園」 会席コース(竹の子焼き雲丹のせ、椎茸と新じゃがお

浸し、新玉ねぎのかき揚げとクリームチーズの味噌漬け揚げ、茶巾卵のお椀、関サバと車

海老のお造り、エンガワとこのわたのちらし寿司、鰻の蒲焼、ヤマメと蕗炊き合わせ、豊後 

牛フィレステーキ、手打ち蕎麦、味噌汁、カボスシャーベットと水出しコーヒー)、生ビール

  2杯、麦焼酎「二階堂」ボトル、「兼八」1合

 

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2日間オジョーがいたから賑やかな夕食だったが、今夜は一人。新任の松浦料理長のお料理を

じっくり味わおうじゃないか。竹の子、新じゃが、新たまねぎと季節を感じる食材の料理から始ま

り、エンガワとこのわたのちらし寿司にピカッとしたセンスを感じた。次がうなぎ!うなぎ好き

が大喜びする蒲焼きであったぞ。これからが楽しみな人だ。それにしても夢子さんの飲み過ぎ

には呆れます。夕食後、昨年から社長に就任された太郎さんにお会いした。期待していますよ!

夜―2 亀の井別荘 客室・奥由布にて 兼八と梅酒

 

  s_RIMG8700.jpg 呆れる酒飲み婆

 

           _______________

【今週の振り返り】

「温泉は好きか」と問われれば「はい」と答える。しかしさらに「どの位好きか。ホントーに温泉

を愛しているのか」とつっこまれたら、「すんません、ほどほどに好きって程度です」と正直に告

白することになる。だいたい、混浴なんてゼッタイイヤだし、スコップ持って山登って行って、こ

こ掘れば自分だけの温泉出来るよ、なんていう超秘境温泉もダメ。「あの湯気が出ている川の

底辺りから温泉湧いているんですわぁ」と川の中腹を指さされても、私は行かない。「むこう岸

から丸見えですけど、ここの露天の気持ち良さはハンパじゃないっすよ」なんて勧められても、

見られてまで温泉入るか!ってクチなのだ。だから、温泉好きの風上にも置けないヤツと言わ

れても「悪かったな」とうそぶく他ない。

それと私には、温泉狂になれない根本的な欠点があるのだ。ひとことで言えば「カラスの行水」

である。長くお湯に入っていられない。温泉に全身を浸し、ぷっは〜〜と大きなため息を吐き、

泉質を確かめるように両手で腕を撫でまわしたら、「さてと上がるか」。ざばーっ!ここまで、長

くて3分。短くて1分。平均2分。これがどんな秘境に行こうと、飛行機に乗り、タクシーに乗り、

各駅停車の電車に乗り、バスに乗り換え、トボトボ歩いて計8時間かかって到着した宿の温泉だろ

うが、同じである。長くて3分。短くて1分。平均2分。

「もう上がるんですか? 今入ったばかりじゃないですか」と一緒に行った友人は呆れる。「だ

ってもうやることないもん」と私は答える。カラダを洗う、洗髪するといった洗い系の作業を除

けば、温泉に浸かってやることは無い。みんな長々と入っているが、いったい何しているんだろ

う。飽きないのか?のぼせないのか?気持ち悪かないか?何度も一緒に温泉に行ったSブー

なんて朝から2時間も入っている。朝飯前にだよ?食事時間になっても帰って来ないので、お

湯に裏返しになって浮いているんじゃないかと心配し、湯船を覗きに行ったこともある。浮いて

いなかったが(当り前だ!)。子供の頃、親と一緒に風呂に入ると、肩までお湯に浸かって20ま

で数えないと出てはイケナイ!なんて命令されて、イチ、ニィ、サン、シィ・・・・と数えたツライ思

い出あったなぁ。あの頃からイヤだったんだ、長く浸かるの。例外は今週も行った大分県の炭酸

泉の長湯。あそこだけは、30分でも1時間でも入っていたい。だいたいぬるくて寒くて出られな

いんだけどね。

その割に、北は北海道から南は九州まで人気温泉地も秘湯も含めてあっちゃこっちゃ行ってい

るのよねぇ、私。「じゃらん」人気温泉地ランキングによると、トップの箱根に続いて由布院は堂々

の2位(熱海は11位)。いっぽう「楽天」の年間人気温泉地ランキングでは、熱海が1位!別府が2

位で由布院は12位だった。温泉地ランキングをシゲシゲと見ていると、行った、行った、行った、

行った・・・・・・・・ところばかりで、行ったことが無いのは岐阜の下呂温泉くらい。ハハハ。

なんでだよ!不思議な自分である。

その熱海と由布院にゼータクにも両方行ってどうだったのよ、えっ?

とても楽しい1週間でした!

 

       s_RIMG4307.jpg 風呂好きの猫もいるのニャ

 

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    パクパク日記3月2週の写真がアップされないという事態となりました。

そりゃないだろ、と言うことで、私自身も何度もやり直しをし、

A先生も来てくれて復旧に努めてくれました。しかし、努力の甲斐なく

文章と写真説明のコピーだけという間抜けな日記となりました。涙!

すんません。でも原因もわからないからねぇ。困っとるんじゃ。

これもダメかもしれないけど、3月3週アップしてみます。祈!

いつかわかりませんが、回復したら3月2週の写真も見て下さいね。