パクパク日記15年10月1週

          私と夢子倶楽部の誕生ウィークは結婚とラグビーで大騒ぎさ

 

    箱根彫刻美術館  バースディーケーキ!

 

9月 28日(月) 箱根は晴れ   福山雅治と吹石一恵結婚!

朝 箱根・強羅花壇客室にて 朝食膳(和食)

 

 朝食は和洋から選べる

 

昨日から箱根の「強羅花壇」に泊まっている。早く起きて散歩後ゆっくり温泉に、なんて書きたいと

ころであるが、オジョーと私はベッドでゴロゴロしてなかなか起きない。朝食は今日から始まる朝ド

ラ「あさが来た」を観終わった時間を伝えてある。しかし準備というものがあるんだね、部屋係のY

かりさんが来てしまった。じゃぁ起きよう。初のちょんまげ朝ドラ「あさが来た」なかなか楽しみだ。

さて、強羅花壇の朝食はどうか。和と洋から選べるが、ご飯好きだから2人とも和食。小鉢や小皿

に気の利いた一品が多く、それぞれでご飯一膳食べてしまえそうだ。温められた海苔もパリッとし

ていてね。こんなご馳走おかずでご飯一膳に済ませるのが難しくてね。ご馳走さまでございました。

午前のお茶 箱根・強羅花壇「ラウンジ」コーヒー

  

  

 

満腹感が少しこなれるまで待って、オジョーは大浴場に、私は内湯に入った。大浴場の洗い場の椅子が

低過ぎて座れない(膝が痛い)ことと、湯船に手摺が無いので入ることが出来ないのだよ。手摺のある

露天風呂は大丈夫だけどね。玄関ロビーから客室に行くまでの大階段と大浴場はバリアフリーの対策が

欲しいところだ。その大階段を下りたところにある「ラウンジ」でお茶を頂く。見晴らし良く風がいい。

昼 箱根強羅「手打ち蕎麦金春」天ぷら蕎麦 1600円(オジョーにゴチになった)

 

  

 

オジョーは今日一日有休を取ったのでチェックアウト。荷物と昨夜残して彼女のオミヤにする松茸は

売店の冷蔵庫で預かって貰うことに。オジョー号で箱根ドライブ。どこでランチを摂って良いものや

らと車を走らせる。ハイアットリージェンシーも行ってみたが案外こじんまりしているのね。大涌谷

に行くロープウェイは当然ながら休止中。小涌園とユネッサンスはここかぁ。そんなドライブ中に良

さげな蕎麦屋発見。入ってみると、な〜んだって感じだったが。良い年した男6人が昼間っからビー

ルガンガン飲んで騒いでみっともない!オジョーにご馳走になった天ぷら蕎麦はフツーだった。箱根

彫刻森美術館に行く。宿のすぐ傍なのだった。起伏の多い園内を歩く膝の負担を考えてオジョーが車

椅子を借りてくれたが、流石に乗る気持ちにはならず、押して歩くことにした。これが大正解。ホン

トここはアップダウンが激しいうねるような地形だ。その起伏を活かした作品の陳列が素晴らしい!

午後のお茶 箱根強羅・彫刻の森美術館「箱根オープンエアミュージアムカフェ」アイスコーヒ

ー(オジョーにゴチになった)

 

  

 

夜 箱根・強羅花壇客室にて しゃぶしゃぶコース(先付:焼き茄子と無花果の胡麻だれ、凌ぎ:

サーモンと蓮根・椎茸寿司、八寸:焼き栗・枝豆・松茸揚げ・和牛アスパラ巻・酢取り茗荷・太

刀魚雲丹焼き、椀:菊花すり流し海老真丈と蓮芋、お造り:カンパチの薄作りと雲丹、和牛しゃ

ぶしゃぶと季節野菜、食事:白飯、赤味噌仕立て、香の物、水菓子:葡萄ベリー寄せ)、ビール、

赤ワイン(ガヤ・ブルネッロ・モンタルチーノ・レイニーナ2007 3万円)

 

 

夕方早くオジョーは車で帰って行った。その直後メールが来た。「福山雅治と吹石一恵が結婚したって。

すぐにも香港のファンに知らせなくちゃ」という内容だった。彼らの電撃的結婚が発表されて以来、日

本も台湾も中国も韓国も香港も大騒ぎさ。オジョーが言っていた香港のファンとはK岩のことだった。

そのちょっと前に千石ジュニアも一般女性との結婚を発表したそうだけど、それは報道されなかったか

ら翌日まで知らなんだ。興味無いし。一人になる今夜の夕食はしゃぶしゃぶを注文している。一人しゃ

ぶしゃぶである。昨夜入れた焼酎ボトルは1人で飲み切って部屋係のYかりさんに驚かれたが、今夜は

赤ワインのボトルにしよう。もうすぐ誕生日だし、気張っちゃったよ。この宿のお料理、美味しい上に

量もたっぷりでしゃぶしゃぶに辿りつく頃腹八分。援軍はいないから自分で何とかしなくちゃ。う〜ん、

必死の思いで完食したぞ!旨かった!昨日の中秋の名月は雲がかかったが、見事なスーパームーンだ!

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9月 29日(火) 箱根も東京も曇り

朝 箱根・強羅花壇客室にて 和朝食膳

 

 今朝は梅干し攻めじゃぁ〜!

 

朝一番でお茶受けに出されたのは、もの凄くしょっぱい梅干しと砂糖!この地域はこんな風にして食べる

そうだが、塩も砂糖もカラダに毒だろうに、と一口で勘弁して貰った。すると違う漬け方の梅干しが3種

も!もう勘弁しておくれよ!その他は美味しい朝食膳だった。お腹がこなれたら、もう一度温泉入ろうぞ。

午前のお茶 箱根・強羅花壇「ラウンジ」コーヒー

昼 小田急ロマンスカーにて 駅弁(はこね弁当)と特茶

 

  

 

夜 家食 ミックスサンドイッチ、つぶつぶコーンと野菜の上野さんちのカレー、オニオンスープ

 

  

 

お名残惜しいが、午前11時「強羅花壇」チェックアウト。2泊3日なんてアッという間だなぁ。タク

シーで箱根湯本へ。ここで昼食を摂ろうかとも思ったが、重いリュック背負って店を探し回るのも気が

重い。ならば駅弁だな。これがねぇ、外れで・・半分以上残したよ。帰宅して考える。この数日の罰当

たりとも言えるご馳走&カロリー摂取。反動と言いましょうか、反省と言いましょうか、今夜はチョー

粗食にしようかと。かつ家食で無酒日にしなさい!へ〜い、わかりやしたぁ。このカレー結構旨いぞ!

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9月 30日(水)秋晴れ〜!

朝のおやつ マロンケーキ

 

  

   9月末なのに我が家から富士山が見えた!    東京ミッドタウン周辺開発中

 

昼 赤坂「アオザイ」日替わりAランチ(豚と野菜の生姜炒め、チキンフォーハーフサイズ、ライス、

漬物、マンゴプリン)980

 

  

 

何て気持ちの良いお天気だ。湿度は20%くらい「秋の爽やかさ」ってこうゆう日を言うのだろう。で、

そんな日にどこに行ったかと言うと歯医者。トホホ。あと何度かは通わねばならん。さて、ランチだ。

強い鎮痛剤が効いているからゆっくりなら歩ける。赤坂まで歩くことにした。スープカレー店は随分

前撤退したっけ。中華という手もあるな。そうだ!ヴェトナム料理「アオザイ」に行こう。もう十年

は行っていないけど。日替わりAランチを食べた。炒めものもハーフサイズフォーもイマイチだった。

夜 荒木町「四谷うえ村」(3人で)お任せコース(浜中の生雲丹と筋子醤油漬け、穴子の湯葉蒸し、

新銀杏とハモ煎餅、房州アワビと肝醤油、お造り:本鮪・鯨尾のみ・海老・ハモ、ハモ松茸しゃ

ぶ鍋、萩の甘鯛油焼き、琵琶湖子持ち鮎、万願寺唐辛子と焼き無花果・和牛・山科茄子かんずり

入り胡麻味噌がけ、サニーショコラとうもろこしのかき揚げ、ハモと本シメジの炊き込みご飯、

マンゴーとバニラ最中)、ビール、麦焼酎 3人で73千円

 

 

7時「四谷うえ村」へ。昨日と明日は満席なのに、今夜は静かなのだと言う。それなら誰か呼ぼうか。

オジョーはこれから会議だって。大S子さんの仕事は月末月初が忙しいんだった。もう帰宅していた

マキコはお弁当買って来たというのに「すぐ行きま〜す!」。白金台からタクシー飛ばして4品目には

到着。浜中の生雲丹と筋子醤油漬けから始まった今日の料理どれも美味しいですなぁ。ハモ松茸しゃ

ぶ鍋の出汁が何とも言えずに旨い!萩の甘鯛油焼きも贅沢な一品だ。小食マキコがほぼ全部食べたよ!

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10月 1日(木)曇り のち雨 風強し!

朝 家食 「四谷うえ村」の鱧天然しめじ炊き込みご飯、しじみの味噌汁

昼 曙橋「Coco壱番屋」野菜サラダ 185円、パリパリチキン野菜カレー3辛小ライス(100g)

971円、アイスコーヒー103

 

  

 

午前プラズマ治療に行く。左膝の痛みが出てからもう1ヶ月になるなぁ。治療後はココイチカレー。

お気に入りのココイチの株をハウス食品が20%弱保有している。カレー粉で一番好きなのは「ジャ

ワカレー」辛口で、あれもハウス食品だ。ってことは良い組み合わせ。ココイチの気に入っている

トッピングはパリパリチキンと野菜。野菜はほぼシャガイモだけど。それが好きなんさ。3辛で!

夜 荒木町「松庵」(8人で・誕生会の貸し切り)お任せ特別コース(シャンパンで乾杯、赤ウニ

  入り胡麻豆腐、シャラン産鴨のロース、箸休め:水茄子と山形赤蕪漬け、黒トリュフ入り卵か

けご飯、くずし渡り蟹と松茸のお椀、湯引きカツオと鯛のお造り、栃木牛A5いちぼのロース

ト、松茸蕎麦(温)、手造りバースディーケーキ)、生ビール、麦焼酎 

◎皆さまにご馳走になりました!

 

 

今日10月1日は私と「夢子倶楽部」の誕生日である。私は○8歳に「夢子倶楽部」は14歳で15

目に突入した。誕生日には私も会員の「白子の会」と「不美子の会」と「イケナイ会」「香港喰い倒し

会東京支部」合同のみんながお祝いしてくれる。有難いことである。今年のお店は近所の「松庵」貸

切り!店の前には「貨切」の紙が。似ているけど「貸」「貨」は違うよ。ま、それはともかく8人で

賑々しい食事会が開かれたのであります。「松庵」のご主人松丸さん、張り切られてシャラン産鴨あり、

黒トリュフあり、渡り蟹に松茸、A5牛いちぼ肉と高級食材がずらり。〆蕎麦は細く切った松茸をど

っさり載せた温かい蕎麦!コースの仕上げは手造りのバースディーケーキまで登場して恐縮しちゃい

ますなぁ。皆さまからは猫物や帽子などのプレゼントをたくさん頂きました。雨が強くなり、散会!

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10月 2日(金)早朝まで雨強し 爆弾低気圧一過の晴天

朝 無し

昼 新橋「末げん」 かま定食(小)1080

 

  

 

昨夜は楽しい夜だった。それにしても、一年で1日しか無い誕生日なのに爆弾低気圧なんてのが当日

来るなんてねぇ。私は近所だから良いものの、皆さん帰りは大丈夫だったかなぁ。その大雨も、日が

上がるとパッと晴れて良い天気となった。新橋の大好き「末げん」のかま定食を食べてから美容院へ。

遅い夜 銀座「麹也」お通し:茄子ときのこの煮浸し、とりあえずの3点盛り:秋鮭南蛮漬け・ほう

れん草お浸し・タラモサラダ800円、納豆袋焼き600円、秋刀魚の腸醤油漬け焼き850円、冷奴

500円、手打ち蕎麦800円、ビール中、麦焼酎15合 @6600

 

 

美容院から歌舞伎座へ。昨日が初日の十月歌舞伎座は二世尾上松緑27回忌追善公演。夜の部は「檀

浦兜軍記 阿古屋」と「髪結新三」。阿古屋は琴、三味線、胡弓の3つもの楽器が達者でなければ務ま

らない超難度の役。昭和33年からこの阿古屋を務めたのは歌右衛門と玉三郎の2人だけだ。つまり

現在阿古屋を演じられるのは玉三郎だけで、これから出て来るかどうか悲観的な見方をする人が多い。

重忠を演じた菊之助が演奏する玉三郎をじーっと見つめていたがあの笑顔には意味があるのか。玉三

郎に続く阿古屋役者誰か出てくれ!「髪結新三」の新三は二世松緑の孫当世松緑。驚くことに手代忠

七が時蔵で息子の梅枝と恋人同士だった。忌追善公演のご馳走として仁左衛門が仲人役の加賀屋藤兵

衛を、菊五郎が肴売新吉を演じたが、魚の荷が重そうで菊五郎が気の毒だった。2日目だからか家主

長兵衛の左團次に台詞が入っておらず、相対している松禄がブツブツと呟いた台詞に頼る場面が何度

もあって鼻白む。左團次さん、家主の長兵衛は4度目でしょ。忘れないで下さいよ。こっちは最前列

に座っているから全部聞こえちゃうよ。芝居がはねたら「麹也」へ。秋刀魚の腸醤油漬け焼きが旨い。

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10月 3日(土)晴れ  ラグビー日本代表サモアに26対5で勝利!2勝目!

朝 無し

昼 無し

夜―1 虎ノ門・霞山会館 スパゲティミートソース(一口)、ビール1杯

 

  

   乾杯の音頭は最年長のE口さん           I親ビンご夫妻       I親ビンのご挨拶が楽しかった

 

われらがI親ビンの喜寿のお祝いパーティが虎ノ門の霞山会館で賑々しく開かれた。人望があっておつ

きあいの世界が広いI親ビンだけあって、いろんな分野の老若男女(若は少しだけどね笑)がお祝いに

駆け付けた。純粋なお祝いの気持ちに加えて、この機会に懐かしい顔に会いたい人たちが会場のあちこ

ちで歓声を上げる。私も四六時中あちこちから話しかけられて、5メートル先にいる先輩に挨拶に行く

のが難しい程だった。会社創業時代活躍された方々の何人かは亡くなられたが、こうしてお元気な先輩

のお姿を観るのは嬉しいことだ。I親ビンのお礼の言葉の挨拶が昔の記憶の扉を開いてくれたのだった。

夜―2 舟町「舟町一期」(2人で)豚しゃぶコース(煮穴子・鯖燻製・銀杏、お造り:カツオ・秋刀

魚・〆鯖・鯛昆布〆、秋刀魚の肝醤油焼き、海老真丈の挟みサンド揚げ、豚しゃぶ、稲庭うどん、

大葉シャーベット)、生ビール、麦焼酎 2人で1万2300

 

 

神戸のチカ女性社長と2人でしっぽり荒木町ご飯(正確には舟町だけど)。朝から何も食べていなかった

上、パーティでもパスタを一口食べただけ。空腹でふらふらだった。彼女も空腹というので2人ともパー

ティ帰りとは思えない豚しゃぶコースを注文。チカちゃんと飲むのも実に久しぶり。5年前三宮「栄太郎」

という店で羽ばたき鍋を食べて以来だ。会社を作る前から相談に乗って来たがよくここまで来たねぇ。エ

ライよ!来期も黒字だったら・・ね。帰宅するとちょうどラグビーW杯日本対サモアの闘いが始まるとこ

ろだった。日本チームはクレバーだ。審判もいい。人気急上昇五郎丸は恰好いいなぁ。26対5で快勝!

           ________________

 

10月 4日(日)晴れ

朝のおめざ 「夢のまた夢」の栗の宝石箱

 

   旨い!

 

昨日のI親ビンの喜寿のお祝いパーティで頂いた引きで物のお菓子は、「夢のまた夢」の栗の宝石箱で

あった。I親ビンの弟さんが経営されているお店の商品で、甘いモノ苦手の私でもう〜むと唸る旨さ。

昼 銀座「ナイルレストラン」ムルギーランチ1500円、ラッシー650

 

  

  

「ムルギーランチにする?うちの定番よ、名物よ、有名だよ」と畳みかけるように言われるのがイヤ

で1回食べた以外は違うカレーやスープなどを食べていた私。歌舞伎座に行く前に「ナイルレストラ

ン」に行った私。メニューを持って来た若いインド人兄ちゃんは何も言わない。気になって「ムルギ

ーランチ下さい」なんて言ってしまう私。ばっかだねぇ!たいして美味しくもないのにラッシー入れ

2100円は高過ぎ。2軒隣の「俺の揚子江」では開店12時前40人程の行列が出来ていた。歌舞伎

座の昼の部は「音羽嶽だんまり」と「矢の根」は失礼したので「一條大蔵譚」と「人情噺文七元結」。

「一條大蔵譚」は一條大蔵長成に仁左衛門、常盤御前に時蔵、吉岡鬼次郎は菊之助、お京に孝太郎。

仁左衛門の作り阿呆ぶりはあどけなくて可愛ゆげで真の姿は品があって凛々しい。時蔵の常盤御前

も貫禄が感じられた。最後「人情噺文七元結」は大好きな芝居だ。左官の長兵衛は何人かの人が演じ

ているが、十八代勘三郎と菊五郎が極め付けだね。ってことは今音羽屋だけってこと。女房お兼の時

蔵との息もぴったり。お久尾上右近は匂ふばかりだ。角海老お駒の玉三郎の台詞が異様にゆっくりで。

夜 舟町「峨眉山」2人で) 5000円の峨眉山スペシャルディナーコース(ピータン柿包み・ウー

ロン叉焼・クラゲ頭・川海老、紋甲イカと待つのみ入り辛子炒め、牛肉オイスターソース炒め、フ

カヒレ煮込み鶏肉ブラックビーンズ入り辛子蒸し、生海苔湯葉添え、麻婆チャーハン、金木犀のプ

リン)、生ビール2杯、「いいちこ」ボトル3800円 

 

 

以前は日曜日にも飲みに行くことなど無かったのだが、数年前から全曜日飲み歩くようになっちゃった

んだよなぁ。よっ、不良婆さん!この近所で日曜日営業している店は何軒か。それも年々日曜日営業店

は少なくなっている。店レパートリーを拡大しなくちゃ。そうだ、ランチにたまに行く四川料理「峨眉

山」は日曜日営業していたわ。電話して5000円の峨眉山スペシャルディナーコースを予約した。前菜

からデザートの金木犀のプリンまで8品で料理もなかなかだ。ご飯物の麻婆チャーハンは量たっぷり!

           ________________

【今週の振り返り】

いつの頃からか、旅館やホテルに泊まるのが大好きになった。旅館・ホテルに「名」」とか「高級」とか

「豪華」なんて付くと、もっと心が躍った。若い頃からお小遣いを貯めてはそんなホテルや旅館に泊まり

歩いた記録が、「夢子倶楽部」内の「夢子のホテル大好きシリーズ」で、高級とは言えない民宿(笑)も

含めて40弱の宿を紹介している。しかし、ご存じのような多忙な生活となり、パクパク日記を作るの

がやっと(それも1ヶ月、2ヶ月遅れで、毎度すんません)で、ホテル日記やら旅日記にはとても手が

回らなくなった。すんません。

 

ホテル日記で最新アップしたのが20076月の「界ASO」。その「界ASO」は、どうゆう事情があっ

たのかは知らないが、今では「星野リゾート界 阿蘇」になってしまい星野リゾートの一員なのである。

だけにとどまらず、星野リゾートは「界」という文字を取り上げて(という言い方が良いのかどうかわか

らんが)、最大限に活用。「界シリーズ」なんて宿群を作ってしまい、今や13軒もあるのだよ。そのうち

の「界 熱海」はかつての老舗名旅館の「蓬莱」である。「蓬莱」は1849年嘉永2年創業。その4年後の

嘉永6年には下田沖にペリー提督が黒船に乗ってやって来た時代だ。別館のヴィラ・デル・ソルにも歴史

的建築物の「南葵文庫」がレストランになっていたりしてね。6年前行った時は、ほぉ〜と感心しまくり、

お年を召しても凛とした女将さんに憧れたものだ。それがいまや「星野リゾート界 熱海」だもんなぁ。

後継者がいない女将さんが星野にお願いしたと聞いたが、何だかなぁって感じがする。「界 松本」は6

年前に泊まった時には浅間温泉「貴祥庵」だった。十数年前デザイナー建築にリニューアルした宿でその

時星野グループに入ったばかりだった。先日気づいたのだが何度か泊まったことがある比叡山の「ロテル

ド比叡」も星野の傘下に下ったと知って「あぁ、お前もか」と深い溜息をついた。確かに「蓬莱」の例の

ように後継者不足や老朽化と資金不足で廃業や倒産やの危機に陥っている老舗も多いと聞くが、こんな調

子では、日本の高級な宿が軒並み「星野印」になるのではないかと大げさでなく心配になる。それはご勘

弁いただきたいと思うのである。宿にはそれぞれの個性を!

 

さて先週から泊まっている「強羅花壇」。閑院宮栽仁親王の避暑用の別邸跡に1952年開業し、現在の建物

1989年建て替えたもの。1991年には世界的名誉でもある「ルレ・エ・シャトー」にも選ばれている。

そんな結構なお宿に今回2泊しての感想は、さすが〜半分、あれれ〜半分いうところか。日本旅館であり

ながら、開放的な室内温水プール、エステサロンも備え、外国人客には英語やイタリア語で館内を案内す

る。基本の客室は和室だが、畳み敷きにツインベッドを備えた部屋も2部屋ある。もっと増やした方が良

いと思うけどね。部屋係がお茶や浴衣、食事、寝具のサービスまで担当するのは他の日本旅館と同じだが、

私の担当だった方は所謂仲居臭くない品の良い女性だった。採用のレベルが高そうだ。夕食、朝食とも味

も供されるペースも量(ちょっと多過ぎかな)も十分なものだった。膝が悪い私などにはベッドと共に部

屋食ではテーブルが必須。それも叶ったので二重丸。部屋は広々として寛げる。建物の象徴ともいうべき

ガラス渡り廊下を進むと左手にラウンジ「花影」とサロン「青嵐」、右手に男女大浴場、そして突き当りに

は月見台がある。宿泊した二夜が偶然中秋の名月とスーパームーンに当たり、月見団子や薄などが備えら

れた演出はとても気が利いていた。

 

あれれ〜はまずバリアフリーの気遣いが不十分と思えること。雇われ若女将も含めた大勢のお出迎え(こ

れも私は苦手)を受けると、すぐに部屋係が挨拶に来て部屋に案内してくれるのだが、イキナリ大階段!

そこをヨロヨロと降りねばならない。聞けば車椅子対応もあるにはあるらしいのだが、ステッキを使って

いても「エレベータを使われますか」とは言われない。大浴場の湯船には手摺りバーの類は無し。足元が

不安な人間には怖くて入れない。結局2泊して一度も大浴場の湯船には入れなかった。露天風呂に手摺が

あったのは救いだったが。洗い場の台が低くて小さいのも配慮が欲しい。客室内の内湯の台も似たりよっ

たりであった。クローゼットの中の貸金庫が床ギリギリの低さで屈まないと数字も読めない。使わないこ

とにした。これから高齢化はズンズン進む。どうかバリアフリーの観点で宿の設備の総点検をお願いした

いところだ。国際化が進むのは結構なことだが、バスタオルを何枚もカラダに巻き付けて入って来る某国

の女性客は不愉快極まりない。大浴場のスタッフが注意しても「OK.OK」と聞く耳持たないし。益々

増えていくマナーを守らない(あるいは異なる)外国人客に「強羅花壇」はどう対処していくのか注目し

ているよ。そうそう、大事なことを忘れていた。この宿はとても料金がお高い。高い宿泊料を払っても、

それに見合う満足感が得られれば文句は言わない。その点で考えると・・・かなり良い線行っているが、

もう少しがんばりましょう、かな。

 

10月1日に誕生日を迎え、母親より長生きすることになった。

 

                 その宿どーせ猫はダメにゃんだろ zzzz

 

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